JP2000324029A - 無線機および無線機のスイッチ構成方法 - Google Patents

無線機および無線機のスイッチ構成方法

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JP2000324029A
JP2000324029A JP11131854A JP13185499A JP2000324029A JP 2000324029 A JP2000324029 A JP 2000324029A JP 11131854 A JP11131854 A JP 11131854A JP 13185499 A JP13185499 A JP 13185499A JP 2000324029 A JP2000324029 A JP 2000324029A
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antenna
wireless device
changeover switch
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circuit
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Koichi Taketomi
浩一 武富
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非選択アンテナに乗った電流が整合回路と終
端回路との合成抵抗により消費されて無効電力となら
ず、広帯域を使用する無線機に対しても効果があり、小
型化を図ることができる無線機および無線機のスイッチ
構成方法を提供する。 【解決手段】 非選択アンテナが選択アンテナの場合と
異なり、整合回路を経由せず切替スイッチを介して直接
に終端回路を経由して終端されているため、非選択アン
テナには電流がほとんど流れることが無く、このため無
効電力が発生することがない。終端回路の位相を使用す
る周波数に応じて変化させることにより、常に最適な終
端条件を維持することができるので、広帯域の周波数を
用いる無線機に対しても適用することができる。アンテ
ナ切り替えスイッチ部の内部に終端回路または整合回路
を設けることにより、無線機の小型化を図ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナ切り替え
ダイバーシチを用いた無線機および無線機のスイッチ構
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、アンテナ切り替えダイバーシチ
方式を用いた従来の無線機を示す。図7において、符号
1はTRXアンテナ(TRXアンテナ)、2はRXアンテ
ナ(RXアンテナ)、3はアンテナ切替スイッチ部、4
および5はアンテナ切替スイッチ部3の外部に接続さ
れ、インダクタ、コンデンサまたは同軸線路等を用いた
固定型の終端回路、6はTRXアンテナ1に接続された
TRXアンテナ用整合回路、7はRXアンテナ2とアン
テナ切替スイッチ部3との間であって、アンテナ切替ス
イッチ部3の外部に接続されたRXアンテナ用整合回
路、8はアンテナ切替スイッチ部3に接続された受信
部、9はアンテナ切替スイッチ部3に接続された送信
部、10、11ないし17はアンテナ切替スイッチ部3
の内部に設けられたスイッチ、28はRXアンテナ2へ
のアンテナ給電点である。図7に示されるように、アン
テナ切替スイッチ部3の内部にある切替スイッチ10、
13、15、16および18は開、切替スイッチ14お
よび17は閉の状態となっている。
【0003】アンテナ切り替えダイバーシチ方式を用い
た従来の無線機においては、TRXアンテナ1およびR
Xアンテナ2のようにアンテナが複数本存在する時に生
じるアンテナ間結合によるロスを減らすため、受信信号
強度が他のアンテナと比較して強くなかったため選択さ
れなかった非選択アンテナの終端条件を最適にする必要
があった。この場合、例えば特開平10―75192号
公報に示されるように、伝送線路長調整回路または終端
回路等を入れて調節していた。この伝送線路長調整回路
または終端回路の位相を最適に設定することにより、非
選択アンテナは選択アンテナから見て電気的に存在しな
くなり、選択アンテナの性能に影響を与えなくさせるよ
うにしていた。
【0004】しかし、上述のアンテナ切り替えダイバー
シチ方式を用いた従来の無線機の構成においては、図7
に示されるように、TRXアンテナ1が選択アンテナ
で、RXアンテナ2が非選択アンテナの場合、RXアン
テナ2が終端される時には必ず整合回路7を通ることに
なる。このため、アンテナ給電点28からアンテナ切り
替えスイッチ3側を観測すると、RXアンテナ用整合回
路7により、インピーダンスがスミスチャート上で内側
(50Ωに近くなる)に入り込む可能性があった。この
ような状態では、非選択アンテナであるRXアンテナ2
に乗った電流が整合回路7と終端回路5との合成抵抗に
より消費されてしまい、無効電力となってしまうという
問題があった。
【0005】さらに、インダクタ、コンデンサまたは同
軸線路等を用いた固定型終端回路5では、最適な終端条
件は一周波数のみに対して有効であるため、広帯域を使
用する無線機では効果が薄いという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、アンテ
ナ切り替えダイバーシチ方式を用いた従来の無線機の構
成においては、非選択アンテナが終端される時には必ず
整合回路を通っていたため、非選択アンテナに乗った電
流が整合回路と終端回路との合成抵抗により消費されて
しまい、無効電力となってしまうという問題があった。
さらに、インダクタ、コンデンサまたは同軸線路等を用
いた固定型終端回路では、最適な終端条件は一周波数の
みに対して有効であるため、広帯域を使用する無線機で
は効果が薄いという問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
するためになされたものであり、非選択アンテナが終端
される時には整合回路を通さずに終端させることによ
り、非選択アンテナに乗った電流が整合回路と終端回路
との合成抵抗により消費されて無効電力とならない無線
機および無線機のスイッチ構成方法を提供することにあ
る。本発明の別の目的は、使用する周波数により位相が
変化する終端回路を用いることにより、広帯域を使用す
る無線機に対しても効果がある無線機および無線機のス
イッチ構成方法を提供することにある。さらに本発明の
目的は、終端回路または整合回路をアンテナ切替スイッ
チ部の内部に設置することにより、無線機の小型化を図
ることができる無線機および無線機のスイッチ構成方法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の無線機は、受
信信号強度に応じて複数のアンテナを選択する切り替え
ダイバーシチを用いた無線機であって、選択されなかっ
た非選択アンテナに接続された、複数のアンテナを切り
替えるアンテナ切り替えスイッチ部と、前記アンテナ切
り替えスイッチ部に接続された終端回路部と、前記アン
テナ切り替えスイッチ部に接続された整合回路部とを備
え、前記非選択アンテナは、前記整合回路を経由せずに
前記アンテナ切り替えスイッチ部および前記終端回路部
を介して終端されたものである。
【0009】この発明の無線機は、受信信号強度に応じ
て複数のアンテナを選択する切り替えダイバーシチを用
いた無線機であって、選択されなかった非選択アンテナ
に接続された、複数のアンテナを切り替えるアンテナ切
り替えスイッチ部と、前記アンテナ切り替えスイッチ部
に内蔵された終端回路部と、前記アンテナ切り替えスイ
ッチ部に接続された整合回路部とを備え、前記非選択ア
ンテナは、前記整合回路を経由せずに前記アンテナ切り
替えスイッチ部および前記終端回路部を介して終端され
たものである。
【0010】この発明の無線機は、受信信号強度に応じ
て複数のアンテナを選択する切り替えダイバーシチを用
いた無線機であって、選択されなかった非選択アンテナ
に接続された、複数のアンテナを切り替えるアンテナ切
り替えスイッチ部と、前記アンテナ切り替えスイッチ部
に内蔵された終端回路部と、前記アンテナ切り替えスイ
ッチ部に内蔵された整合回路部とを備え、前記非選択ア
ンテナは、前記整合回路を経由せずに前記アンテナ切り
替えスイッチ部および前記終端回路部を介して終端され
たものである。
【0011】ここで、この発明の無線機において、前記
終端回路部は、該終端回路の位相を使用周波数に応じて
変化させて終端条件を作ることができるものである。
【0012】ここで、この発明の無線機において、前記
終端回路部は、バリキャップダイオードを用いて該終端
回路の位相を使用周波数に応じて変化させて終端条件を
作ることができるものである。
【0013】この発明の無線機のスイッチ構成方法は、
切り替えダイバーシチを用いた無線機のスイッチ構成方
法であって、受信信号強度により選択されなかった非選
択アンテナは整合回路を経由せずに終端回路部を介して
終端されるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0015】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1における無線機および無線機のスイッチ構成方法を
示す。図1において、符号1はアンテナ選択(切替)ダ
イバーシチのアンテナであるTRXアンテナ、2はアン
テナ切替ダイバーシチのアンテナであるRXアンテナ、
3はアンテナ切替スイッチ部、4および5はアンテナ切
替スイッチ部3の外部に接続され、インダクタ、コンデ
ンサまたは同軸線路等を用いた固定型の終端回路、6は
TRXアンテナ1に接続されたTRXアンテナ用整合回
路、7はRXアンテナ2とアンテナ切替スイッチ部3と
の間であって、アンテナ切替スイッチ部3の外部に接続
されたRXアンテナ用整合回路、8はアンテナ切替スイ
ッチ部3に接続された受信部、9はアンテナ切替スイッ
チ部3に接続された送信部、10ないし19はアンテナ
切替スイッチ部3の内部に設けられた切替スイッチ、2
9はRXアンテナ2へのアンテナ給電点である。
【0016】以下の実施の形態では、例としてTRXア
ンテナ1が選択アンテナ、RXアンテナ2が非選択アン
テナである場合について述べる。図1に例示されるよう
に、選択アンテナであるTRXアンテナ1は、切替スイ
ッチ11および整合回路6を経由して、さらに切替スイ
ッチ12および14を介して受信部8に接続されてい
る。切替スイッチ10、13、15および16は開とな
っている。非選択アンテナであるRXアンテナ2は、選
択アンテナ1の場合と異なり、整合回路7を経由せず切
替スイッチ17を介して直接に終端回路5を経由して終
端されている。切替スイッチ18および19は開となっ
ている。終端回路5はRXアンテナ2の電気長により最
適な位相に調整されているので、非選択アンテナである
RXアンテナ2には電流がほとんど流れることが無く、
このため無効電力が発生することがない。従って、選択
アンテナであるTRXアンテナ1の性能に対して、非選
択アンテナであるRXアンテナ2のカップリング(アン
テナ間結合)による悪影響を与えることをなくすことが
できる。
【0017】以上より、実施の形態1によれば、非選択
アンテナが選択アンテナの場合と異なり、整合回路を経
由せず切替スイッチを介して直接に終端回路を経由して
終端されているので、非選択アンテナには電流がほとん
ど流れることが無く、このため無効電力が発生すること
がない。従って、選択アンテナの性能に対して、非選択
アンテナのカップリング(アンテナ間結合)による悪影
響を与えることをなくすことができる。
【0018】実施の形態2.図2は、本発明の実施の形
態2における無線機および無線機のスイッチ構成方法を
示す。図2で図1と同じ符号を付したものは同じ機能を
有するものであるため、説明は省略する。特に明示され
ない限り、切替スイッチの開閉状態は図1に例示された
開閉状態と同じである。図2において、終端回路23
は、アンテナ切替スイッチ部3に接続されたチョークコ
イル21、チョークコイル21と並列に接続され片側が
接地されたキャパシタ22、アンテナ切替スイッチ部3
に接続され片側が接地されたバリキャップダイオード2
0およびDCカット用コンデンサ36から構成されてお
り、終端回路27は、アンテナ切替スイッチ部3に接続
されたチョークコイル25、チョークコイル25と並列
に接続され片側が接地されたキャパシタ26、アンテナ
切替スイッチ部3に接続され片側が接地されたバリキャ
ップダイオード24およびDCカット用コンデンサ35
から構成されている。
【0019】図2に示されるように、広帯域の周波数を
用いる無線機の場合、非選択アンテナであるRXアンテ
ナ2の終端回路27は、使用周波数に応じて電圧印加点
30の電圧を変化させることによりバリキャップダイオ
ード24の容量を変化させ、位相を変化させて常に最適
終端条件とすることができる。すなわち、使用する周波
数により変化して常に最適な終端条件を維持することが
できる。インダクタとスイッチを組み合わせても同様の
効果を得ることが可能である。
【0020】以上より、実施の形態2によれば、終端回
路の位相を使用する周波数に応じて変化させることによ
り、常に最適な終端条件を維持することができるので、
広帯域の周波数を用いる無線機に対しても本発明の無線
機および無線機のスイッチ構成方法を適用することがで
きる。
【0021】実施の形態3.図3は、本発明の実施の形
態3における無線機および無線機のスイッチ構成方法を
示す。図3で図1または図2と同じ符号を付したものは
同じ機能を有するものであるため、説明は省略する。特
に明示されない限り、切替スイッチの開閉状態は図1に
例示された開閉状態と同じである。図3に示されるよう
に、アンテナ選択(切替)ダイバーシチにおいて、非選
択アンテナの最適終端条件を作り出す位相は、非選択ア
ンテナであるRXアンテナ2の電気長、RXアンテナ2
とアンテナ切り替えスイッチ部3との間の線路長等によ
って決定されるため、それら電気長等を固定した無線機
においてはアンテナ切り替えスイッチ部3の内部に終端
回路4および5を設けることができる。これにより無線
機の小型化を図ることもできる。
【0022】以上より、実施の形態3によれば、アンテ
ナ切り替えスイッチ部の内部に終端回路を設けることに
より、無線機の小型化を図ることができる。
【0023】実施の形態4.図4は、本発明の実施の形
態4における無線機および無線機のスイッチ構成方法を
示す。図4で図1ないし図3と同じ符号を付したものは
同じ機能を有するものであるため、説明は省略する。特
に明示されない限り、切替スイッチの開閉状態は図1に
例示された開閉状態と同じである。
【0024】図4において、終端回路23は、切替スイ
ッチ10に接続されたチョークコイル21、チョークコ
イル21と並列に接続され片側が接地されたキャパシタ
22、切替スイッチ10に接続され片側が接地されたバ
リキャップダイオード20およびDCカット用コンデン
サ36から構成されており、終端回路27は、切替スイ
ッチ17に接続されたチョークコイル25、チョークコ
イル25と並列に接続され片側が接地されたキャパシタ
26、切替スイッチ17に接続され片側が接地されたバ
リキャップダイオード24およびDCカット用コンデン
サ35から構成されている。図4に示されるように、広
帯域の周波数を用いる無線機の場合、非選択アンテナで
あるRXアンテナ2の終端回路27は、使用周波数に応
じて電圧印加点30の電圧を変化させることによりバリ
キャップダイオード24の容量を変化させ、位相を変化
させて常に最適終端条件とすることができる。すなわ
ち、使用する周波数により終端回路27の位相の調整を
可能とし、常に最適な終端条件を維持することができ
る。インダクタとスイッチを組み合わせても同様の効果
を得ることが可能である。
【0025】以上より、実施の形態4によれば、終端回
路の位相を使用する周波数に応じて変化させることによ
り、常に最適な終端条件を維持することができるので、
広帯域の周波数を用いる無線機に対しても本発明の無線
機および無線機のスイッチ構成方法を適用することがで
きる。
【0026】実施の形態5.図5は、本発明の実施の形
態5における無線機および無線機のスイッチ構成方法を
示す。図5で図1ないし図4と同じ符号を付したものは
同じ機能を有するものであるため、説明は省略する。特
に明示されない限り、切替スイッチの開閉状態は図1に
例示された開閉状態と同じである。上述の実施の形態3
において、アンテナ切り替えスイッチ部3の内部に終端
回路4および5を設けることにより、無線機の小型化を
図った。本実施の形態5においてはさらに無線機を小型
化するために、TRXアンテナ用整合回路6およびRX
アンテナ用整合回路7をアンテナ切り替えスイッチ部3
内に設けることができる。
【0027】以上より、実施の形態5によれば、TRX
アンテナ用整合回路およびRXアンテナ用整合回路をア
ンテナ切り替えスイッチ部内に設けることにより、さら
に無線機を小型化することができる。
【0028】実施の形態6.図6は、本発明の実施の形
態6における無線機および無線機のスイッチ構成方法を
示す。図6で図1ないし図5と同じ符号を付したものは
同じ機能を有するものであるため、説明は省略する。特
に明示されない限り、切替スイッチの開閉状態は図1に
例示された開閉状態と同じである。
【0029】図6において、終端回路23は、オン時の
切替スイッチ10に接続されたチョークコイル21、チ
ョークコイル21と並列に接続され片側が接地されたキ
ャパシタ22、切替スイッチ10に接続され片側が接地
されたバリキャップダイオード20およびDCカット用
コンデンサ36から構成されており、終端回路27は、
切替スイッチ17に接続されたチョークコイル25、チ
ョークコイル25と並列に接続され片側が接地されたキ
ャパシタ26、切替スイッチ17に接続され片側が接地
されたバリキャップダイオード24およびDCカット用
コンデンサ35から構成されている。図6に示されるよ
うに、広帯域の周波数を用いる無線機の場合、非選択ア
ンテナであるRXアンテナ2の終端回路27は、使用周
波数に応じて電圧印加点30の電圧を変化させることに
よりバリキャップダイオード24の容量を変化させ、位
相を変化させて常に最適終端条件とすることができる。
すなわち、使用する周波数により終端回路27の位相の
調整を可能とし、常に最適な終端条件を維持することが
できる。インダクタとスイッチを組み合わせても同様の
効果を得ることが可能である。
【0030】以上より、実施の形態6によれば、終端回
路の位相を使用する周波数に応じて変化させることによ
り、常に最適な終端条件を維持することができるので、
広帯域の周波数を用いる無線機に対しても本発明の無線
機および無線機のスイッチ構成方法を適用することがで
きる。
【0031】上述の実施の形態1、3または5と異な
り、終端回路23および27をアンテナ切り替えスイッ
チ部3の外部に接続し、アンテナ切り替えスイッチ部3
内部に整合回路6、7等を設置することもできる。これ
により、無線機の小型化を図ることもできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線機お
よび無線機のスイッチ構成方法によれば、非選択アンテ
ナが終端される時には整合回路を通さずに終端させるこ
とにより、非選択アンテナに乗った電流が整合回路と終
端回路との合成抵抗により消費されて無効電力とならな
い無線機および無線機のスイッチ構成方法を提供するこ
とができる。さらに、本発明の無線機および無線機のス
イッチ構成方法によれば、使用する周波数により位相が
変化する終端回路を用いることにより、広帯域を使用す
る無線機に対しても効果がある無線機および無線機のス
イッチ構成方法を提供することができる。さらにまた、
本発明の無線機および無線機のスイッチ構成方法によれ
ば、終端回路または整合回路をアンテナ切替スイッチ部
の内部に設置することにより、無線機の小型化を図るこ
とができる無線機および無線機のスイッチ構成方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における無線機および
無線機のスイッチ構成方法を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態2における無線機および
無線機のスイッチ構成方法を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態3における無線機および
無線機のスイッチ構成方法を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態4における無線機および
無線機のスイッチ構成方法を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態5における無線機および
無線機のスイッチ構成方法を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態6における無線機および
無線機のスイッチ構成方法を示す図である。
【図7】 アンテナ切り替えダイバーシチ方式を用いた
従来の無線機を示す図である。
【符号の説明】
1 TRXアンテナ、 2 RXアンテナ、 3 アン
テナ切替スイッチ部、4、5 固定型の終端回路、 6
TRXアンテナ用整合回路、 7 RXアンテナ用整
合回路、 8 受信部、 9 送信部、 10ないし1
9 切替スイッチ、 20、24 バリキャップダイオ
ード、 21、25 チョークコイル、 22、26
キャパシタ、 28、29 アンテナ給電点、 30、
31電圧印加点、 35、36 DCカット用コンデン
サ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA02 CA04 CA06 DB05 FA03 FA04 FA06 FA11 FA31 HA06 JA02 JA03 JA07 5K059 CC03 DD02 DD07 DD27 EE03 5K062 AA01 AB14 AC01 AE02 AE05 AG01 BA01 BB03 BB09 BB13 BD02 BE00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号強度に応じて複数のアンテナを
    選択する切り替えダイバーシチを用いた無線機であっ
    て、 選択されなかった非選択アンテナに接続された、複数の
    アンテナを切り替えるアンテナ切り替えスイッチ部と、 前記アンテナ切り替えスイッチ部に接続された終端回路
    部と、 前記アンテナ切り替えスイッチ部に接続された整合回路
    部とを備え、前記非選択アンテナは、前記整合回路を経
    由せずに前記アンテナ切り替えスイッチ部および前記終
    端回路部を介して終端されたことを特徴とする無線機。
  2. 【請求項2】 受信信号強度に応じて複数のアンテナを
    選択する切り替えダイバーシチを用いた無線機であっ
    て、 選択されなかった非選択アンテナに接続された、複数の
    アンテナを切り替えるアンテナ切り替えスイッチ部と、 前記アンテナ切り替えスイッチ部に内蔵された終端回路
    部と、 前記アンテナ切り替えスイッチ部に接続された整合回路
    部とを備え、前記非選択アンテナは、前記整合回路を経
    由せずに前記アンテナ切り替えスイッチ部および前記終
    端回路部を介して終端されたことを特徴とする無線機。
  3. 【請求項3】 受信信号強度に応じて複数のアンテナを
    選択する切り替えダイバーシチを用いた無線機であっ
    て、 選択されなかった非選択アンテナに接続された、複数の
    アンテナを切り替えるアンテナ切り替えスイッチ部と、 前記アンテナ切り替えスイッチ部に内蔵された終端回路
    部と、 前記アンテナ切り替えスイッチ部に内蔵された整合回路
    部とを備え、前記非選択アンテナは、前記整合回路を経
    由せずに前記アンテナ切り替えスイッチ部および前記終
    端回路部を介して終端されたことを特徴とする無線機。
  4. 【請求項4】 前記終端回路部は、該終端回路の位相を
    使用周波数に応じて変化させて終端条件を作ることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の無線機。
  5. 【請求項5】 前記終端回路部は、バリキャップダイオ
    ードを用いて該終端回路の位相を使用周波数に応じて変
    化させて終端条件を作ることを特徴とする請求項4記載
    の無線機。
  6. 【請求項6】 切り替えダイバーシチを用いた無線機の
    スイッチ構成方法であって、受信信号強度により選択さ
    れなかった非選択アンテナは整合回路を経由せずに終端
    回路部を介して終端されることを特徴とする無線機のス
    イッチ構成方法。
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