JP2000317533A - 触媒コンバータ容器及びその製造方法 - Google Patents
触媒コンバータ容器及びその製造方法Info
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Abstract
接合して触媒コンバータ容器を形成する従来の方法に代
えて、断面が楕円又はレーストラック形状のワークの端
部をスピニング加工することにより、触媒を収納した本
体部の両側にコーン部を形成することである。 【解決手段】軸直角方向の断面形状がレーストラック形
状又は楕円形状で管状のワーク10の少なくとも一端部
を開放した状態でワーク10を保持装置20により保持
しつつ、外周側からワークの一端部と当接する状態でロ
ーラ30をワーク10に対して相対回転させるとともに
その回転半径を徐々に縮少させる。保持装置20はワー
ク10におけるローラ30と当接しない範囲を支持する
治具24を有し、治具24の内面には軸直角方向の断面
形状が楕円またはレーストラック形状をなす支持面25
が形成されている。
Description
排気系中に設置されて排気ガスを浄化するために使用さ
れる触媒コンバータ容器及びその製造方法に関する。
られており、その一種に図18に示すように全体がシェ
ル形状を有するものがある。「シェル形状」の断面とし
ては、図19に示すように離れた一対の半円と両者をつ
なぐ二本の直線から成るレーストラック形状224や、
図20に示すように横方向に膨出した楕円形状226が
ある。何れにしても、シェル形状の触媒コンバータ容器
は、高さ(厚さ)方向の寸法が小さく、自動車内の排気
系の狭くて扁平な空間を利用して配置できることから、
広く利用されている。
プレス加工により製造されていた。即ち、板状の素材
(ワーク)の周縁部を保持装置により保持した状態で中
央部にプレス型を押し当ててワーク全体を容器形状に変
化させ、図18に示す上容器212と下容器214を作
る。その後、上下容器212,214により形成される
空間部に触媒を収納し、溶接などにより両容器212,
214を周縁のフランジ部216,218で接合する。
こうして、触媒を収納した本体部220と、その両側に
あり排気管に接続されるコーン部222とを有する触媒
コンバータ容器210が完成する。
工によるシェル形状の触媒コンバータ容器の製造方法及
び当該製造方法で製造されたコンバータ容器には以下の
課題があった。第1には、プレス加工はワークを所定形
状に切り抜いた後変形させて触媒コンバータ容器を成形
するものであるから、その性質上ワークの歩留まりが悪
く、その分触媒コンバータ容器210の製造コストが上
昇する。第2には、触媒コンバータ容器の形状の自由度
が低い。つまり、触媒コンバータ容器の本体部220の
大きさはほぼ同じでも、コーン部222の最少径即ちパ
イプの口径には車種に応じて様々の寸法のものがある
が、単一のプレス型では単一種類の触媒コンバータ容器
しか製造できない。さりとて、コーン部222の最小径
寸法のみが異なる触媒コンバータ容器のために複数種類
のプレス型を準備するのでは生産効率が悪い。第3に、
フランジ部216,218により熱容量が大きくなり、
車両コールドスタート時の触媒活性化温度までの上昇時
間が遅くなり、排気ガス浄化性能が劣る。第4には、上
容器212と下容器214との接合のために形成したフ
ランジ部216,218が容器から外方に出っ張ってい
る分本体部220の寸法を小さくするか、または自動車
内の触媒コンバータの配置スペースを大きくしなければ
ならない。
工により形成することも試みられており、ワークが円筒
形状である場合は概ね所望の寸法精度の触媒コンバータ
容器が製造できる。しかし、ワークの断面形状が楕円形
やレーストラック形状の場合は、コーン部のうち本体部
に近い部分が不規則に変形してしまい、所望の寸法精度
の容器は得られなかった。これは主に、ワークの断面形
状(楕円、レーストラック形状)とローラの公転軌跡
(円形)とが異なることに起因する。
ので、上記スピニング加工による触媒コンバータ容器の
製造方法を踏襲してその課題を解決せんとするものであ
る。よって、本発明は、第1に、その表面上にフランジ
及び接合面がなく、信頼性が高くかつ品質管理が容易な
断面楕円形状又はレーストラック形状の触媒コンバータ
容器を提供することを目的とする。本発明は、第2に、
ワークの断面形状が楕円またはレーストラック形状であ
っても、ワークの歩留まりが良くて製造コストが低減で
き、形状の自由度が高く、スピニング加工により本体部
の両端に所定形状のコーン部を形成できる触媒コンバー
タの製造方法を提供することを目的とする。
に、本発明に係る触媒コンバータ容器は、軸直角方向の
断面形状が楕円又はレーストラック形状でその内部に触
媒を収納する筒状の本体部と、該本体部の軸方向両端部
から一体的に延び軸直角方向の断面形状が楕円又はレー
ストラック形状で該本体部から徐々に縮径されたコーン
部とから成る。この触媒コンバータ容器は、管状のワー
クの軸方向両端部をスピニング加工することにより、該
ワークの中央部を本体部とし、該ワークのスピニング加
工された両端部を一対の該コーン部としたものである。
製造方法では、スピニング加工を利用して、軸直角方向
の断面形状が楕円又はレーストラック形状の管状のワー
クの少なくとも一端部を開放した状態で該ワークを保持
装置により保持しつつ、外周側から該ワークの前記一端
部と当接する状態でローラを該ワークに対して相対回転
させるとともにその回転半径を徐々に縮少させる。上述
したように、断面形状が楕円又はレーストラック形状の
管状のワークをスピニング加工する場合は、コーン部の
うち本体部に近い部分が不規則に変形する問題があっ
た。そこで、本発明では、ワークの中間部を保持する保
持装置から端部側に向かって軸方向に突出した治具を設
けた。この治具は、端部のうち本体部に近い部分でロー
ラと当接しない範囲を支持するもので、その内面には支
持面が形成されている。ここで、ワークのうちローラと
当接しない範囲とは、楕円又はレーストラック形状の輪
郭線がローラの回転軌跡からはみ出す部分であり、また
治具の支持面は軸直角方向の断面形状が楕円又はレース
トラック形状をなしている。
は上下一対のチャックのそれぞれに設けられ、本体部
と、これから軸方向に突出した突出部とを有する。本体
部はワークを保持する部分であり、チャックに取り付け
られている。突出部は、絞り加工時にワークの不規則な
変形を阻止する部分で、ワークのうち絞り加工されない
部分に対向している。例えば、突出部は、平面形状が概
ね三角形状で、断面形状は肉厚が本体部から先端に向か
って段々と減少する三角形状とできる。また、突出部の
外面は、ワークの当初の外面形状と所定のコーン部の外
面形状との関係、即ち、公転するローラの前進量及び軸
方向移動量により決まる円錐面の一部から構成される。
突出部の突出量は、ワークの端部上の楕円又はレースト
ラック形状の一部を残す点、即ちワークの最短径よりも
ローラの公転半径が小さくなる点に概ね対応する。
時には、ローラの前進量を調整しつつ、ローラをワーク
の端部と本体部の境界部付近から端部の先端に向かって
軸方向に移動させる。このスピニング加工は概ね二段階
で行われる。絞りの第1段階においては、ワークの輪郭
のうちその径がローラの公転半径よりも大きい部分、即
ち楕円又はレーストラック形状のワークのうち左右方向
に対向する部分がローラによりワークの中心に向かって
より絞られる。この部分には治具の突出部は存在せず、
そのようなワークの変形が可能である。一方、ワークの
輪郭のうちその径がローラの公転半径よりも小さくロー
ラが接触しない部分は、治具の支持面により変形を規制
されているので、中心から遠ざかる方向には変形でき
ず、この部分はワークの先端に向かってわずかに変形す
る。こうして、ワークの上下方向に対向する部分は楕円
又はレーストラック形状の一部から成り、左右方向に対
向する部分は当初の楕円又はレーストラックの径よりも
小さい半径の円弧からなる第1のコーン部が形成され
る。
当初よりも相当小さくなっており、その回転軌跡がワー
クの最少径よりも小さくなる。従って、ワークの上下方
向に対向する部分も左右方向に対向する部分もローラに
絞られる。但し、ワークの左右方向に対向する部分の方
が上下方向に対向する部分よりも絞り量が多く、左右方
向に耐kする部部の一部は上下方向に対向する部分に向
かって変形する。こうして、断面円形で円錐状の第2の
コーン部が形成される。
端部にコーン部を形成するとき、必要に応じてワークの
中空部にマンドレルを挿入しておくことにより、ワーク
が径方向内側に不規則に変形することが防止できる。ま
た、ワークとローラとは相対回転すればよいから、ワー
クを回転させつつローラは公転させることなく軸方向に
移動させても良いし、ワークは静止しておいてローラを
公転させつつ軸方向に移動させても良い。
図面に基づき説明する。 <第1の実施の形態>はじめに、断面レーストラック形
状のワークからスピニング加工により触媒コンバータ容
器を製造する方法につき説明する。図1に示すように、
断面レーストラック形状で金属製で管状のワーク10の
長手方向中間部12を上下方向に開閉可能な保持装置2
0により保持する。ワーク10は矩形状の板素材を円形
に湾曲させてその端円をプラズマ溶接などで接合したも
ので、その内部には予め触媒(図示せず)を収納してお
く。この保持装置20は、上下方向に開閉する一対のチ
ャック22と、このチャック22の対向面に取り付けら
れた一対の治具24とから成る。上下のチャック22及
び治具24は同一形状である。
22は半円形の治具取り付け面26を有し、そこに前面
側のワーク支持面25がレーストラック形状を二分した
形状とされ、背面側の取り付け面27が半円形とされた
断面三日月形状の治具24が取り付けられ、その両端は
チャック22から軸方向に突出している。治具の両端か
ら突出部28が軸方向に突出しており、この突出部28
は上方から見て三角形で、その肉厚は根本が厚く先端に
進むにつれて次第に薄くなり、上面29は円錐面の一部
から形成されている。
ク10を回転させつつ、治具24から突出したワーク1
0の端部14に対して、ローラ30をワーク10の長手
方向と直角な方向から接近させるとともに先端に向かっ
て前進させて、絞り加工を施す。ローラ30の前進量は
ローラがワーク10の先端に進むにつれて大きくする。
絞り加工の前半では、ワーク10の端部14のうち軸方
向において中間部12に近い部分で、円周方向において
ローラ30が接触する部分(左右方向において対向する
円弧部分14a)は、ローラ30によりより小さい半径
に絞り加工される。しかし、ワーク10のうちローラ3
0が接触しない部分(上下方向に対向する直線部分14
b)は、突出部28の支持面25により規制されている
ので上下方向に変形できず、当初のレーストラック形状
に維持される。
面29により、ローラ30を半径方向及び軸方向に移動
させる際、ローラ30と治具24との干渉を避けること
ができる。ここで、もしも治具24が設けられていなけ
れば、図7に示すように、ワークの10の端部14はロ
ーラ30によってレーストラック形状の円弧部分14a
を絞られるにつれて、二点鎖線で示すように直線部分1
4bが円筒状に変形しようとし、所定のレーストラック
形状が損なわれる。
(a)に示すように、ワーク30の左右の円弧部分14
a間の距離は当初よりも相当小さくなっているが、まだ
ローラ30の公転半径よりも大きい。これに対して、ワ
ーク30の上下の直線部分14b間の距離はローラ30
の公転半径よりも小さい。また、ローラ30は治具24
の突出部28から軸方向に外れた位置にある。従って、
ローラ30により円弧部分14aが絞られ、図4(b)
に示すようにこの肉余り部分が直線部上14bに移動し
て(14c)、ワークの端部が円錐形状に絞り加工され
る。
触媒を収納可能であり、軸直角方向の断面形状がレース
トラック形状の筒状の本体部42と、その両端部から一
体的に延び軸直角方向の断面形状がレーストラック形状
で徐々に縮径された一対のコーン部44及びその先端の
円筒形のパイプ46と、から成る触媒コンバータ容器4
0が、軸直角方向の断面形状がレーストラック形状で管
状のワーク10の軸方向両端部14をローラ30でスピ
ニング加工することにより形成された。なお、ワーク1
0の他端部14にコーン部を形成するためには、保持装
置20を上下に開き、ワーク10を左右反転させた後保
持装置20を閉じ、上述したのと同様のスピニング加工
をこの他端部14に施せばよい。
コンバータ容器40の断面形状がレーストラック形状で
あるので、上下方向に狭い空間内に配置することができ
る。また、治具24の背面27及びチャック22の治具
取付け面26を半円筒形状にしたので、背面27及び取
付け面26が容易に加工できるのみならず、加工後の細
かい位置合わせが不要になるので治具24のチャック2
2への着脱も容易になる。
明する。この比較例が上記実施の形態と異なる点は、治
具50の先端に突出部が形成されていないことである。
即ち、保持装置20に取り付けられた治具50は、外面
が半円形で、内面がレーストラック形状を二分した形状
とされている。しかし、これでは断面がレーストラック
形状のワーク10の端部14の内中間部12に近い部分
をスピニング加工するとき、ローラの移動(回転)軌跡
からはみ出た部分がローラが接触しない範囲に向かって
変形し、所望形状のコーン部を得ることは困難である。
断面が楕円形状のワーク70の両端72にスピニング加
工によりコーン部を形成する実施の形態について説明す
る。その手順は上記断面レーストラック形状のワーク1
0の両端14にコーン部44を形成する場合と実質的に
同じであり(図1から図6参照)、治具60の先端には
突出部62が形成されている。但し、治具60の内面の
支持面64が楕円を二分した形状にされている点が異な
る。この実施の形態に特有の効果として、ワーク70の
断面が楕円形状であるので、ローラの移動軌跡と比較的
近く、ワーク70の端部74をスピニング加工するとき
ワーク70に無理な力が加わらない点があげられる。
上記第1の実施の形態において、断面レーストラック形
状のワークの端部にスピニング加工によりコーン部を形
成する際、端部の内方への変形をより確実に防止するた
めに改良したものである。つまり、図3、図4及び図7
を用いて説明したように、保持装置20に治具24を設
けたことにより、ワーク10の端部14が絞り時に半径
方向外側に変形することは防止できることとなったが、
反面図10に示すように治具24によって外方への変形
を拘束されたワーク10は内方変形しようとする。
この実施の形態では、ワークの絞り加工時にその中空部
にマンドレルを挿入した。以下、図11から図17を基
に詳述する。図11に示す断面レーストラック形状のワ
ーク80を、図12に示す保持装置90により保持す
る。この保持装置90は上記保持装置20(図1参照)
と同様に構成され、一対の保持部材92と、その対向面
に取り付けられた一対の治具94とを有し、治具94の
先端には突出部96が形成されている。
82にコーン部を形成する場合は、図12に示すよう
に、保持装置90でワーク80を保持する際又は保持後
に、ワーク80の自由端からその中空部にマンドレル8
6を挿入する。このマンドレル86は図16(a)に示
すように複数の部材86aから成り、全長に亘ってワー
ク80の断面形状よりも小さい断面レーストラック形状
又はこれに近似する形状を有し、図15から明らかなよ
うにその先端は、保持部材92の端面近辺まで延びてい
る。この状態で、回転しているローラ30をワーク80
の中心に向かって前進させて端部82に当接させ、ロー
ラ30の半径方向の前進量及び軸方向の移動量を制御す
ることにより、ワーク80の端部82をコーン形状に絞
り加工する。絞り加工の前半において、上記第1の実施
の形態と同様、ワーク80の端部82の外面は治具92
の突出部94により外方への変形が規制される。また、
端部82の内面に近接してマンドレル86が位置してお
り、ワーク80とマンドレル86との間には大きな隙間
はないので、ワーク80の端部82(特に直線部分)が
内方に不規則に変形することが防止される。
工が進むにつれて減少するので、図16(b)に示すよ
うに、左右方向に積み重ねた複数の部材86aの一部を
抜き取ることにより、マンドレル86の左右方向の寸法
を減少させる。このようにすれば、マンドレル86がワ
ーク80の端部82の絞り加工の妨げにならない。そし
て、マンドレルは86は、コーン部84の先端にパイプ
部85が形成される直前でワーク80から抜いておく。
こうして、図14に示すように、スピニング加工に加工
によりワーク80の端部82にコーン部84及びパイプ
部85が形成されることとなる。
86に代えて、図17(a)に示すように、先端部にコ
ーン部88aを有するロッド88bと、これを収容する
ケース88cとから成るマンドレル88を自由端から中
空部に挿入しても良い。この場合も、ワーク80の端部
82の絞り加工の進行につれて、図17(b)に示すよ
うに、マンドレル88をコーン部88aのサイズがより
小さくものに置換する。
ンバータ容器によれば、そのコーン部が管状のワークを
スピニング加工することにより形成されるので、プレス
加工した半容器を溶接により接合する溶接作業が不要と
なる。その結果、溶接の良否に注意を払うことが不要と
なり、触媒コンバータ容器に対する信頼性が向上すると
ともに、品質管理が容易になる。また、触媒コンバータ
容器の本体部の周辺にフランジ部が存在しないので、そ
の分触媒コンバータ容器内部の触媒収容スペースが増大
し、触媒コンバータ容器の熱容量が小さくなり、もって
排気ガスの浄化作用が向上する。また、本発明の製造方
法によれば、管状のワークの両端部をスピニング加工す
ることによりコーン部を形成するので、上記プレス加工
に特有の歩留まりの低下の問題はなく、ワークの殆ど全
てを触媒コンバータ容器に利用できる。また、触媒コン
バータ容器のコーン部をスピニング加工により形成する
ので、ローラの前進量を調整するのみでコーン部の形状
及びその最少径の寸法を調整でき、生産効率を上げるこ
とができる。
前)である。
り加工前を示し、(b)は絞り加工後を示す。
る。
タ容器の斜視図である。
図である。
る。
めの説明図である。
の斜視図である。
視図(加工前)である。
視図(加工途中)である。
視図(加工終了時)である。
面図である。
するマンドレルの斜視図である
する別のマンドレルの斜視図である。
図である。
図である。
間部 14、74,82:ワークの端部 20、90:保持
装置 22、92:チャック 24、60,9
0:治具 25:支持面 28,94:突出
部 30:ローラ 40:触媒コンバ
ータ容器 42:容器の本体部 44:容器のコー
ン部
Claims (4)
- 【請求項1】軸直角方向の断面形状が楕円又はレースト
ラック形状でその内部に触媒を収納する筒状の本体部
と、該本体部の軸方向両端部から一体的に延び軸直角方
向の断面形状が楕円又はレーストラック形状で該本体部
から徐々に縮径されたコーン部とから成り、管状のワー
クの軸方向両端部をスピニング加工することにより、該
ワークの中央部を本体部とし、該ワークのスピニング加
工にされた両端部を一対の該コーン部としたことを特徴
とする触媒コンバータ容器。 - 【請求項2】軸直角方向の断面形状が楕円又はレースト
ラック形状で管状のワークの少なくとも一端部を開放し
た状態で該ワークを保持装置により保持しつつ、外周側
から該ワークの前記一端部と当接する状態でローラを該
ワークに対して相対回転させるとともにその回転半径を
徐々に縮少させる触媒コンバータ容器の製造方法におい
て、 前記保持装置は前記ワークにおける前記ローラと当接し
ない範囲を支持する治具を有し、該治具の内面には軸直
角方向の断面形状が楕円又はレーストラック形状をなす
支持面が形成されていることを特徴とする触媒コンバー
タ容器の製造方法。 - 【請求項3】前記治具は、前記保持装置の側面から軸方
向に突出している請求項2記載の触媒コンバータ容器の
製造方法。 - 【請求項4】前記ワークの中空部にマンドレルを挿入し
た状態で前記ローラの回転半径を徐々に縮少させる請求
項2に記載の触媒コンバータ容器の製造方法。
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JP6225299 | 1999-03-09 | ||
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