JP2000315041A - 粉体搬送機構 - Google Patents

粉体搬送機構

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JP2000315041A
JP2000315041A JP11123615A JP12361599A JP2000315041A JP 2000315041 A JP2000315041 A JP 2000315041A JP 11123615 A JP11123615 A JP 11123615A JP 12361599 A JP12361599 A JP 12361599A JP 2000315041 A JP2000315041 A JP 2000315041A
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JP
Japan
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toner
powder
peripheral surface
shutter member
opening
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Pending
Application number
JP11123615A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinaka Yamanaka
敏央 山中
Hideaki Kadowaki
英明 門脇
Naoyuki Harada
直幸 原田
Yoshinari Kinoshita
善也 木下
Nobuo Manabe
申生 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トナー搬送管とシャッター部材との間を通って
トナーが周囲に飛散することを防止する。 【解決手段】クリーニング装置のハウジング内に回収さ
れたトナーが、トナー搬送管26d内に搬送されて、そ
の端部周面に設けられた開口部26eから排出される。
開口部26eは、トナー搬送管26dに対して軸方向に
スライド可能に嵌合された円筒状のシャッター部材26
gによって開閉される。トナー搬送管26dの外周面に
は、シャッター部材26gが開口部26eを開放するよ
うにスライドされた際に、シャッター部材26gの端部
内周面に圧接されるように、弾性体製のシール部材26
gが、開口部26eに隣接して設けられた凹部26m内
に埋め込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、粉体であ
るトナーによって画像を形成する画像形成装置におい
て、未使用のトナーあるいは使用済みの廃トナーを所定
位置に搬送するために使用されるトナー搬送機構等の粉
体搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体ドラム上に、粉体であるトナーに
より画像を形成して、そのトナー画像を用紙等に転写す
るようになった複写機、プリンター等の画像形成装置で
は、未使用のトナーを画像形成ステーションの現像装置
に供給するために、あるいは、用紙等にトナー画像が転
写された後に感光体ドラム上に残留する廃トナーをタン
ク内に回収するために、トナー搬送機構が使用される。
【0003】例えば、感光体ドラム上に残留する廃トナ
ーがクリーニング装置によって回収されると、回収され
た廃トナーが、トナー搬送機構によって搬送される。こ
のようなトナー搬送機構では、通常、クリーニング装置
のハウジング内に設けられたスパイラルスクリューによ
って、ハウジング内の廃トナーが、ハウジングに取り付
けられたトナー搬送管内に搬送されて、トナー搬送管の
先端部における下部周面に設けられた開口部から、管状
をした廃トナー排出コンベア内に排出されるようになっ
ている。そして、廃トナー排出コンベアの内部に流入し
た廃トナーが、廃トナー排出コンベアの内部に設けられ
たスパイラルスクリューによって、廃トナー回収タンク
に供給される。
【0004】カラー画像が形成されるデジタルカラー複
写機では、複数の画像形成ステーションが設けられてお
り、従って、各画像形成ステーションに設けられたクリ
ーニング装置によって廃トナーがそれぞれ回収される。
そして、各クリーニング装置にてそれぞれ回収された廃
トナーが、各クリーニング装置に設けられたトナー搬送
機構によって、1本の廃トナー排出コンベアに、それぞ
れ、搬送される。
【0005】このようなトナー搬送機構では、1本の廃
トナー排出コンベアに対して各トナー搬送管が着脱可能
に連結されるようになっており、各トナー搬送管には、
廃トナー排出コンベアから取り外された際に開口部を閉
鎖するシャッター部材がそれぞれ設けられている。シャ
ッター部材は、通常、トナー搬送管に対してスライド可
能に嵌合された円筒状に構成されており、廃トナー排出
コンベアに対してトナー搬送管が連結された際に、トナ
ー搬送管に設けられた開口部を開放するようにスライド
される。そして、トナー搬送管が廃トナー排出コンベア
から取り外されると、シャッター部材は、トナー搬送管
に設けられた開口部を閉鎖する。
【0006】このように、円筒状をしたシャッター部材
は、トナー搬送管に対してスライド可能に嵌合されてお
り、シャッター部材とトナー搬送管との間には、シャッ
ター部材が円滑にスライドされるように、適当な間隙が
形成されている。このために、トナー搬送管の開口部か
ら排出される廃トナーが、その間隙内に進入し、この間
隙を通って周囲に飛散するという問題がある。
【0007】複写機等の画像形成装置では、搬送される
トナーが周囲に飛散することを防止するための各種機構
が提案されている。例えば、特開平3−179385号
公報には、トナー搬送管の開口部から廃トナーを回収容
器内に排出するようになったトナー搬送機構において、
トナー搬送管に設けられた開口部がシャッターによって
閉鎖される際に、開口部から落下する廃トナーを、回収
容器内に設けられた廃トナー受けによって回収する構成
が開示されている。
【0008】また、特許第2525007号公報には、
画像形成装置本体に対して着脱可能なクリーニング装置
から垂下された第2筒体(公報中14)に、シャッター
(公報中16)により開閉可能に設けられた排出口(公
報中18)とトナー回収容器へ連通する連結筒体(公報
中15)を連結する構成が開示されている。この公報に
記載された技術では、ロック解除レバー(公報中36)
を操作して、第2筒体の排出口を覆うシャッターに連結
筒体を接近させて、連結筒体の受け部に設けられたシー
ル部材であるスポンジ枠(公報中25)を、シャッター
を開位置に移動し、排出口と連結筒とを連通させてい
る。
【0009】しかしながら、特開平3−179385号
公報のように、開口部から落下する廃トナーをトナー受
けにて回収する構成では、開口部から落下する廃トナー
のみを回収し得るにすぎず、シャッターとトナー搬送管
との間隙から周囲に廃トナーが飛散することを防止でき
ないという問題がある。
【0010】特許第2525007号公報においては、
クリーニング装置の着脱に際してクリーニング装置と共
に画像形成装置本体から離脱し、且つ、シャッターを設
けた側のトナー搬送管(公報では第2筒体)にシール部
材を設けず、画像形成装置本体側に残るトナー搬送管に
シール部材(公報ではスポンド枠)を設けているので、
クリーニング装置が本体から離脱した際に、シャッター
とトナー搬送管との間隙のシール性能を向上することが
できず、トナーの飛散がおそれが大となる。
【0011】さらに、公報の第7図(a)、第3図
(a)に示されているように、シール部材は、シャッタ
ーとトナー搬送管の間隙をシールできないので、クリー
ニング装置を本体に装着した際にシール部材はシャッタ
ーとトナー搬送管の間隙からトナーが周囲に飛散するこ
とを防止できない。クリーニング装置の本体装着時のシ
ャッターとトナー搬送管の間隙からのトナー漏れは、ト
ナーを効率よく搬送できるスパイラル羽根搬送手段を採
用したトナー搬送系のシール性能を向上して周囲へのト
ナー飛散を低減しようとすると、特に顕著になる。これ
は、スパイラル搬送手段の下流側は高圧になり、シール
性が低いと、周囲への空気の移動と共にトナーも移動す
るからである。また、2つのトナー搬送管(公報では第
2筒体と連結筒)を連通するに際して、シャッターの外
周面と摺接するシール部材(公報中のスポンジ枠)は、
単に平板な基台上に設けているので、摺接により基台よ
り剥がれやすい。
【0012】また、特開平4−86772号公報には、
未使用トナーを収容したトナー収容体を現像装置に装着
した後に、トナー収容体に設けられたシャッターの移動
により、トナー収容体内部と現像装置内部を連通して、
現像装置に未使用トナーを供給するトナー収容体におい
て、トナー収容体に挿入されたシャッターを案内するよ
うに、トナー収容壁に設けられたシャッターのガイド用
開口のトナー収容体の内部側であって、トナー収容体の
内壁凹部にシール部材を設け、このシール部材を配した
凹部壁に凸部を設けることで、シール部材のシャッター
に対する圧接力を大にして、シャッターとトナー収容体
との間隙から外部にトナーが漏れることを防止する構成
が開示されている。
【0013】しかしながら、前述したように、画像形成
装置等の装置本体に対して着脱可能に設けたクリーニン
グ装置のような着脱ユニットにあっては、操作者が簡易
に着脱作業を行えるように、廃トナーを搬送するトナー
搬送管に設けられた開口を開閉するシャッターは、バネ
等で閉じる方向に付勢しておくのが一般的である。この
ため、シャッターに大きなブレーキ力が作用すると、シ
ャッターの開閉時の動作性能が低下することになる。と
ころが、シール部材をその周囲に一体的に設けたトナー
排出するための開口と、その開口を開閉すると共に開口
部の周囲のシール部材に圧接されるシャッターにあって
は、開口寸法が大となるほどシール部材からシャッター
に作用する圧接力が大となり、さらに、シャッターの作
動方向に直交する方向全域にわたってシール部材が存在
するので、この公報のように未使用トナーを他の収容体
に入れるためのトナー収容体の場合、シール部材からシ
ャッターに作用する圧接力は非常に大となる。
【0014】このように、特開平4−86772号公報
の未使用トナー収容体のように、シャッターの寸法に比
してほぼ同等の大きさの開口を要し、手動でシャッター
を操作する粉体収容体に対して設けられた場合のシャッ
ター収容体との間隙をシールする技術と、特開平3−1
79385号公報や特許第2525007号公報のよう
に、シャッターの寸法に比して小さな寸法開口を有し、
操作上、シャッターの開閉を使用者が確認することがな
い場合のシャッターと収容体との間隙をシールする技術
は、似て非なるものである。特開平4−86772号公
報の技術を、特開平3−179385号公報や特許第2
525007号公報のシャッターと粉体搬送管の外壁と
の間隙のシールに適用すると、さしずめ、図11に示す
ように、粉体搬送管91の外壁に対してシャッター92
が移動する方向に直角な方向に関して全域にシール部材
を設けることになり、シール部材からの圧接力がブレー
キの働きをして、シャッター92の開閉の作動性能が低
下する。また、シール部材の取付に関しても、非常に困
難になる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な問題を解決するものであり、その目的は、粉体をその
内部空間に収容する粉体収容壁である粉体搬送管の外壁
面に沿ってスライド可能に設けられたシャッター部材に
よって、粉体搬送管に設けられた他の粉体収容壁内に連
通する開口部が開閉される際に、粉体が周囲に飛散する
おそれがなく、しかも、シール部材の性能を長期にわた
って安定的に継続させ得ることにある。また、別の目的
は、シャッターの開閉動作の確実性を向上して、クリー
ニング装置等の本体に対して離脱可能なユニット装置を
使用者が離脱するに際して、シャッターを手動操作した
り、逐次確認する必要性を無くすることにある。更に、
別の目的は、シャッター手段と粉体収容体外壁との間隙
をシールするシール部材の取付性を向上することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の粉体搬送機構
は、粉体を収容する空間を囲う粉体収容壁と、粉体を収
容する他の空間と上記粉体収容壁の内部を連通して粉体
を移動可能にするように上記粉体収容壁に設けられた連
通開口と、上記粉体収容壁の外周面に沿って移動して上
記連通開口を開閉するシャッター部材とを備えた粉体搬
送機構であって、上記粉体収容壁の外周面には、上記シ
ャッター部材の内周面に圧接される弾性体製のシール部
材が設けられており、このシール部材が、上記シャッタ
ー部材の移動方向に直交する方向に投影された状態で、
開口の同方向に投影した長さよりも長く、上記シャッタ
ー部材の上記粉体収容壁の外周面に対向する部分の同方
向に投影した長さよりも短いことを特徴とする。
【0017】前記シール部材は、前記シャッター部材が
開口部を開放するようにスライドされた際に、シャッタ
ー部材の端部内周面に圧接されるように、その開口部に
隣接して設けられている。
【0018】また、本発明の粉体搬送機構は、粉体を収
容する空間を囲う粉体収容壁と、粉体を収容する他の空
間と上記粉体収容壁の内部を連通して粉体を移動可能に
するように上記粉体収容壁に設けられた連通開口と、上
記粉体収容壁の外周面に沿って移動して上記連通開口を
開閉するシャッター部材とを備えた粉体搬送機構であっ
て、上記粉体収容壁の外周面には、上記シャッター部材
の内周面に圧接される弾性体製のシール部材が、連通開
口に臨む凹部内に設けられていることを特徴とする。
【0019】前記シール部材におけるシャッター部材の
内周面に圧接される表面が毛羽立っている。
【0020】前記シール部材は、開口部の周囲を取り囲
むように設けられている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の粉体搬送機構
であるトナー搬送機構が設けられたデジタル複写機の一
例を示す概略構成図である。このデジタル複写機は、複
写機本体10と、複写機本体10の上側に設けられた両
面自動原稿送り装置(RADF)30とを有している。
【0022】複写機本体10の上面には、原稿が載置さ
れる原稿台11が設けられており、この原稿台11の下
側である複写機本体10の上部には、原稿台11上に載
置された原稿の画像を読み取る画像読取部12が設けら
れている。原稿台11は、プラテンガラスによって構成
されている。
【0023】画像読取部12は、原稿台11の一方の側
部から他方の側部にかけて、原稿台11に沿って走査さ
れる第1走査体12aと、原稿台11の一方の側部から
中央部にかけて原稿台11に沿って走査される第2走査
体12bとを有している。第2走査体12bは、第1走
査体12aが原稿台11に沿って走査される間に、第1
走査体12aの走査速度の1/2の速度で同方向に走査
されるようになっている。
【0024】第1走査体12aは、原稿台11に向かっ
て光を照射する光源12eと、光源12eから照射され
て原稿台11上の原稿によって反射された光を第2走査
体12bに反射する反射鏡12fとを有している。第2
走査体12bは、第1走査体12aから照射される光を
180°にわたって反転させる一対の反射鏡12gを有
している。第2走査体12bによって反射された光は、
原稿台11上の原稿画像を縮小する光学レンズ12cを
介して、CCDラインセンサー12dに照射されてい
る。
【0025】CCDラインセンサー12dは、白黒また
はカラーの原稿画像を読み取って、赤色(R)、緑色
(G)、青色(B)の各色成分に色分解したラインデー
ターを出力する3ラインのカラーCCDによって構成さ
れている。このCCDラインセンサー12dによって、
原稿の画像データーが電気信号に変換されて、その電気
信号が図示しない画像処理部に転送され、画像処理部に
よって、電気信号に変換された画像データーが処理され
る。
【0026】このように、第1走査体12aと第2走査
体12bを走査することで原稿を走査するのは、原稿台
11上に静止した原稿を読み取る場合である。これに対
して、燎両面自動原稿送り装置を使用して、原稿を走行
させている間に、原稿を走査して読み取る場合には、以
下のようになる。
【0027】両面自動原稿送り装置30は、原稿搬送台
31上に載せられた原稿の一方の面の画像が、画像読取
部12における停止状態になった第1走査体12aおよ
び第2走査体12bと、光学レンズ12cとを介して、
CCDラインセンサー12dにて読み取られるように、
原稿を原稿台11上に搬送した後に、その原稿を反転さ
せて、原稿の他方の面の画像が、画像読取部12におけ
るCCDラインセンサー12dにて読み取られるよう
に、再度、原稿台11に搬送するようになっている。
【0028】複写機本体10の下部には、用紙が収容さ
れた用紙トレイ13が水平状態で設けられており、その
用紙トレイ13の上方に、転写搬送ベルト14aが水平
状態で設けられている。転写搬送ベルト14aは、複写
機本体10の一方の側部から他方の側部にわたって周回
移動するように、駆動ローラー14bおよび従動ローラ
ー14cに巻き掛けられている。
【0029】用紙トレイ13内に収容された用紙は、給
紙機構15によって、1枚ずつ、順次、転写搬送ベルト
14aの上流側端部に供給されるようになっている。用
紙トレイ13から供給される用紙は、転写搬送ベルト1
4aの上流側の側方に設けられたレジストローラー15
aによって、一旦、停止された後に、所定のタイミング
で、転写搬送ベルト14a上に搬送される。
【0030】転写搬送ベルト14aにおける上流側端部
上には、周回移動する転写搬送ベルト14a上に用紙を
吸着するために、転写搬送ベルト14aの表面を帯電さ
せる用紙吸着用帯電器16が設けられており、この用紙
吸着用帯電器16によって帯電された転写搬送ベルト1
4aの表面に用紙が静電吸着されて搬送されるようにな
っている。
【0031】転写搬送ベルト14aの上方には、4つの
画像形成ステーション20が、転写搬送ベルト14aの
搬送方向に沿って並んで配置されている。各画像形成ス
テーション20は、それぞれ同様の構造であって、それ
ぞれ、異なる色に着色されたトナーによって、画像を形
成するようになっている。転写搬送ベルト14aの搬送
方向に沿って配置された各画像形成ステーション20
は、転写搬送ベルト14aの上流側から、それぞれ、黒
トナー、シアントナー、マゼンタトナー、イエロートナ
ーによって、それぞれ画像を形成するようになってい
る。
【0032】各画像形成ステーション20は、転写搬送
ベルト14a上に対向して配置された感光体ドラム21
をそれぞれ有している。感光体ドラム21は、その下部
の外周面が、転写搬送ベルト14aの移動方向と同方向
になるように回転されるようになっている。感光体ドラ
ム21の上部外周面は、画像形成ステーション20の上
部に設けられたレーザー走査ユニット22によってレー
ザー光が照射される照射域になっている。そして、この
感光体ドラム21のレーザー照射域よりも回転方向上流
側の側方には、感光体ドラム21の外周面を一様に帯電
する帯電器23が設けられている。
【0033】帯電器23によって帯電された感光体ドラ
ム21の表面には、レーザー走査ユニット22によって
照射されるレーザービームによって、静電潜像が形成さ
れるようになっている。各レーザー走査ユニット22に
は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分に分解し
てCCDラインセンサー12dから出力されたラインデ
ーターに基づいて、各トナーの色に対応した画像データ
ーが与えられており、従って、黒トナーによって画像が
形成される画像形成ステーション20では、黒色成分の
画像データーが、シアントナーによって画像が形成され
る画像形成ステーション20では、シアン色成分の画像
データーが、マゼンタトナーによって画像が形成される
画像形成ステーション20では、マゼンタ色成分の画像
データーが、イエロートナーによって画像が形成される
画像形成ステーション20では、イエロー色成分の画像
データーが、それぞれ与えられている。
【0034】各レーザー走査ユニット22では、与えら
れた画像データに応じて、半導体レーザー素子(図示せ
ず)から、変調されたレーザービームがドット光として
発せられるようになっており、この半導体レーザー素子
から発せられるレーザービームがポリゴンミラー22a
によって、順次、所定の走査方向に偏向される。ポリゴ
ンミラー22aによって偏向されたレーザービームは、
fθレンズ、ミラー等によって構成された光学系22b
によって、感光体ドラム21の表面に照射される。
【0035】各感光体ドラム21の表面におけるレーザ
ービームの照射域よりも回転方向下流側の側方には、各
感光体ドラム21の表面に形成された静電潜像を現像す
る現像装置24がそれぞれ設けられている。各現像装置
24は、感光体ドラム21の表面に形成された静電潜像
に、所定の色に着色されたトナーを付着させて、その静
電潜像を、所定の色のトナーによってそれぞれ現像する
ようになっている。
【0036】各感光体ドラム21の下方には、転写搬送
ベルト14aを挟んで、感光体ドラム21上に形成され
たトナー像を、転写搬送ベルト14aに吸着されて搬送
される用紙上に転写するための転写用放電器25がそれ
ぞれ設けられており、各転写用放電器25によって、感
光体ドラム21上に形成された所定色のトナー像が、各
感光体ドラム21の下方を通過する用紙に、順次、転写
される。
【0037】各感光体ドラム21に対して現像装置24
が設けられた側方とは反対側の側方には、トナー像が転
写された感光体ドラム21の表面に残留する廃トナーを
除去するクリーニング装置26がそれぞれ設けられてい
る。
【0038】転写搬送ベルト14aによって静電吸着さ
れた状態で搬送される用紙上には、各画像形成ステーシ
ョン20の感光体ドラム21上にそれぞれ形成された各
色のトナー像が、順次、重ね合わされるように転写され
る。転写搬送ベルト14aの搬送方向下流側の端部上に
は、転写搬送ベルト14aに静電吸着された用紙を転写
搬送ベルト14aから剥離するための除電器17が設け
られている。この除電器17には、転写搬送ベルト14
aに吸着された状態で搬送される用紙を剥離するため
に、交流電流が印加されている。
【0039】転写搬送ベルト14aから分離された用紙
は、転写搬送ベルト14aの搬送方向下流側の側方に配
置された定着装置18に供給されるようになっている。
定着装置18は、用紙上に転写された各色のトナー像
を、加熱および加圧することによって用紙に定着する。
そして、定着装置18によって各色のトナー像が定着さ
れた用紙が、排紙ローラー19aによって、複写機本体
10の側面に取り付けられた排紙トレイ19b上に排出
される。
【0040】なお、各色のトナー像が重ねて転写された
用紙は、必要に応じて、複写機本体10の下方の退避路
19c内に供給されて、給紙カセット13と転写搬送ベ
ルト14aとの間に設けられた反転路19dを通って、
転写搬送ベルト14aの搬送方向上流側端部上に搬送さ
れるようになっている。
【0041】図2は、全ての画像形成ステーション20
における要部の背面側の概略斜視図である。各画像形成
ステーション20における感光体ドラム21の側部に設
けられたクリーニング装置26は、それぞれ同様の構成
になっており、ハウジング26a内に設けられたブレー
ド26bによって、感光体ドラム21の表面に付着した
廃トナーが、ハウジング26a内に掻き落とされる。ハ
ウジング26a内には、掻き落とされた廃トナーを、複
写機本体10の背面側に搬送するスパイラルスクリュー
26cが設けられている。このスパイラルスクリュー2
6cは、感光体ドラム21の軸心に平行に配置されてい
る。
【0042】ハウジング21の背面には、スパイラルス
クリュー26cの端部が嵌入されるように、スパイラル
スクリュー26cと同心状態になったトナー搬送管26
dが、背面側に突出した状態で設けられている。このト
ナー搬送管26dの先端面には、ハウジング26a内の
スパイラルスクリュー26cに連結されたギア26fが
それぞれ設けられており、各スパイラルスクリュー26
cが回転されることによって、ハウジング26a内の廃
トナーが、順次、トナー搬送管26d内に搬送される。
【0043】各トナー搬送管26dの先端部における下
部周面には、それぞれ開口部26e(図3参照)が設け
られている。また、各トナー搬送管26dの先端部にお
ける下方域には、各トナー搬送管26dとは直交する方
向に沿って延びる廃トナー排出コンベア27が設けられ
ている。廃トナー排出コンベア27は、各トナー搬送管
26dの先端部に設けられた開口部26eに上部周面が
対向した円筒状のケーシング27aと、このケーシング
27a内に同心状態で配置されたスパイラルスクリュー
27bとを有しており、ケーシング27aの上部周面に
おける各トナー搬送管26dの開口部26eに対向する
部分に、流入口(図示せず)がそれぞれ設けられてい
る。
【0044】各トナー搬送管26d内を搬送される廃ト
ナーは、各トナー搬送管26dの先端部に設けられた各
開口部26eから、廃トナー排出コンベア27のケーシ
ング27aに設けられた各流入口からケーシング27a
内にそれぞれ流入する。
【0045】ケーシング27aの搬送方向下流側の端面
には、内部のスパイラルスクリュー27bに連結された
ギア27cが設けられており、このギア27cに動力が
伝達されることによって、スパイラルスクリュー27b
が回転される。そして、スパイラルスクリュー27bの
回転によって、ケーシング27a内に流入した廃トナー
は、ギア27cが設けられた端面側に順次搬送される。
【0046】廃トナー排出コンベア27におけるギア2
7cが設けられた端面に近接した搬送方向下流側の端部
には、ケーシング27a内を搬送される廃トナーが流下
する流下管28の上端部が、ケーシング27a内に連通
した状態で取り付けられている。流下管28の下端部に
は、流下管28内を流下した廃トナーが収容される廃ト
ナー回収ボックス29が、流下管28に対して着脱可能
に設けられている。
【0047】クリーニング装置26のハウジング26a
に設けられたトナー搬送管26dには、トナー搬送管2
6dの先端部に設けられた開口部26eを開閉する円筒
状のシャッター部材26gが嵌合状態でスライド可能に
取り付けられている。このシャッター部材26gは、シ
ャッター部材26gとハウジング26aの背面との間に
てトナー搬送管26dに嵌合された圧縮コイルバネ26
hによって、トナー搬送管26dの開口部26eを常時
閉鎖するように、トナー搬送管26dの先端側に向かっ
て付勢されている。
【0048】円筒状をしたシャッター部材26gは、複
写機本体10に対してクリーニング装置26がそれぞれ
所定の位置に取り付けられると、圧縮コイルバネ26h
の付勢力に抗して、トナー搬送管26dの開口部26e
を開放するようにスライドされて保持される。これに対
して、各クリーニング装置26を複写機本体10からそ
れぞれ取り外した状態では、シャッター部材26gは、
圧縮コイルバネ26hの付勢力によって、トナー搬送管
26dの開口部26eを閉鎖するように、トナー搬送管
26dの先端部側にスライドされる。このように、円筒
状のシャッター部材26gは、トナー搬送管26dに対
して円滑にスライドするように、トナー搬送管26dに
対して適当な間隙を設けた状態で嵌合されている。
【0049】図3は、流出管26dの先端部を上下方向
を反転して示す分解斜視図であり、シャッター部材26
gが、圧縮コイルバネ26hの付勢力に抗して、トナー
搬送管26dの先端部に設けられた開口部26eを開放
した状態を示している。また、図4は、その場合のトナ
ー搬送管26dの底面図である。トナー搬送管26dの
下部周面には、開口部26eに対して、トナー搬送管2
6dの基端部側に隣接する長方形状の凹部26mが設け
られている。この凹部26mは、トナー搬送管26dの
周方向に沿った側縁部が、開口部26eの同方向に延び
る側縁部に沿った状態で、しかも、開口部26eの側縁
部よりも長く、しかも、トナー搬送管26dの全周より
も短くなっている。従って、凹部26mの周方向の各側
部は、開口部26eの周方向の両側方に位置するトナー
搬送管26dの周面部分に対応して配置されている。
【0050】この凹部26m内には、凹部26mと同様
の長方形状であって弾性体によって構成されたシール部
材26nが埋め込まれた状態で設けられている。シール
部材26nの厚さは、凹部26mの深さよりも厚くなっ
ており、従って、図5(a)に示すように、シール部材
26nは、トナー搬送管26dの外周面から盛り上がっ
た状態になっている。このような構成により、シャッタ
ー部材26gが、トナー搬送管26dの先端部に設けら
れた開口部26eを開放するようにスライドされた際
に、そのシャッター部材26gの端部内周面に、シール
部材26nにおけるトナー搬送管26d外周面から盛り
上がった表面が圧接される。
【0051】弾性を有するシール部材26nは、シャッ
ター部材26gの内周面に圧接されることにより、開口
部26eの側縁部に沿って、トナー搬送管26dとシャ
ッター部材26gとの間をシールする。
【0052】シール部材26nは、その表面が圧接され
るシャッター部材26gの内周面に対して円滑に摺接す
るように、シャッター部材26g内周面との摩擦係数が
小さな材質の弾性体によって構成されており、特に、シ
ャッター部材26gとトナー搬送管26dとの間を通っ
てトナーが飛散しないように、モケット等の織布、スエ
ード等の表面が毛羽立ったものが好適に使用されてい
る。
【0053】各画像形成ステーション20のクリーニン
グ装置26は、複写機本体10に対して、それぞれ取り
外された状態では、図5(c)に示すように、各トナー
搬送管26dに嵌合されたシャッター部材26gは、圧
縮コイルバネ26hの付勢力によって、トナー搬送管2
6dの先端部側にスライドされており、トナー搬送管2
6dの先端部に設けられた開口部26eを覆っている。
【0054】これに対して、クリーニング装置26が複
写機本体10に対して所定の状態で取り付けられると、
各トナー搬送管26dに嵌合されたシャッター部材26
gは、圧縮コイルバネ26hの付勢力に抗して、トナー
搬送管26dの先端から離れる方向にスライドされ、図
5(b)に示すように、トナー搬送管26dに設けられ
た開口部26eを開放する。そして、シール部材26n
の側縁部が、シャッター部材26gから突出した状態
で、シャッター部材26gが保持される。
【0055】この場合、シール部材26nは、トナー搬
送管26dの周面に設けられた凹部26m内に埋め込ま
れているために、トナー搬送管26dから突出した表面
部分がシャッター部材26gの内周面を摺接しても、シ
ール部材26nが凹部26mから脱落するおそれがな
く、従って、シール部材26nは、トナー搬送管26d
から外れるおそれがない。しかも、シール部材26n
は、シャッター部材26gの内周面に対して低摩擦係数
の材質によって構成されているために、シール部材26
nがトナー搬送管26dの内周面に摺接した際の摩擦抵
抗が小さく、これによっても、シール部材26nが凹部
26mから脱落することがさらに確実に防止される。
【0056】図5(b)に示すように、トナー搬送管2
6dに設けられた開口部26eが開放された状態では、
シール部材26nがシャッター部材26gの内周面に圧
接されることによって、シャッター部材26gとトナー
搬送管26dとの間隙がシールされており、これによ
り、開口部26eから廃トナー排出コンベア27内に流
出される廃トナーが、シャッター部材26gの内部を通
って周囲に飛散することが防止される。
【0057】これに対して、各画像形成ステーション2
0のクリーニング装置26が、複写機本体10から取り
外されると、シャッター部材26gは、圧縮コイルバネ
26hの付勢力によって、トナー搬送管26dの先端部
側にスライドされて、図5(c)に示すように、開口部
26eを閉鎖する。このように、開口部26eが、シャ
ッター部材26gによって閉鎖されており、しかも、ト
ナー搬送管26dとシャッター部材26gとの間が、開
口部の側縁部に沿った状態のシール部材26nによって
シールされているために、クリーニング装置26のハウ
ジング26a内に廃トナーが残留していても、トナー搬
送管26dとシャッター部材26gとの間を通って、そ
の廃トナーが周囲に飛散することが確実に防止される。
【0058】なお、シール部材26nは、トナー搬送管
26dに設けられた開口部26eに隣接して設ける構成
に限らず、図6に示すように、トナー搬送管26dに設
けられた開口部26eの周囲を取り囲むように設けても
よい。この場合も、シール部材26nは、トナー搬送管
26dの外周面に、開口部26eの縁から所定ノ距離を
置いて開口部26eを取り囲むように設けられた凹部
(図示せず)内に埋め込まれた状態で、その表面部分
が、トナー搬送管26dの外周面から盛り上がった状態
とされる。
【0059】この場合は、トナー搬送管26dの開口部
26eが全周にわたってシール部材26nによって覆わ
れており、シャッター部材26gによって開口部26e
が閉鎖された場合に、開口部26eから廃トナーが周囲
に飛散することが確実に防止される。
【0060】また、シール部材26nが、開口部26e
の縁から所定の距離を置いて開口部26eを取り囲むよ
うに設けた凹部26m内に埋め込まれている。つまり、
図7に示すように、開口部26eと凹部26mとの間の
外周面の一部は、凹部26mの周囲の外周面の高さと同
一になっている。このために、シャッター部材26eの
移動時に、シャッター部材26eの移動方向端部がシー
ル部材26nの縁部に掛かって、シール部材26nが盛
り上がり、シャッター部材26eの移動を阻害するとい
ったことがない。
【0061】上述の事例では、シール部材26nの凹部
26mに埋め込んだものについて説明したが、シール部
材26nを凹部の底面に接着したものであってもよい。
【0062】凹部26mにシール部材26dを設けるこ
とによって以下の効果がある。すなわち、トナー排出管
26dの外周面とシャッター部材26gの内周面とのク
リアランスは、廃トナーを漏出させないためにはできる
だけ小さくする必要があるが、他方、シャッター部材2
6gの移動を損なわないためには、ある程度大きくする
必要がある。また、トナー等の粉体をシールするために
は、シール部材26nは弾性を有しており、取り付けら
れた状態でシャッター部材26gの内周面に対して弾性
的に付勢される必要がある。ところが、シール部材26
nの圧縮により生じる弾性力が大きいと、シャッター部
材26gの移動を損なうことになるため、シール部材2
6nが変形した量に対して生じる弾性力が小さくなる材
料を選択せざるをえなく、そのような材料は、上述した
モケット等の織布やスエード等の表面が毛羽立った材
料、またはスポンジ等の発泡体等がある。トナー排出管
26dの外周面とシャッター部材26gの内周面とのク
リアランスのような相対的に移動する部材間のクリアラ
ンスに対するシール部材26nとして、このような材料
を使用すると、このような材料で形成したシール部材2
6nの厚さ寸法は、クリアランス寸法に比してかなり大
となり、シール性が低下することになる。その解決方法
として、所定のクリアランスが小さくても済み、シール
性が向上でき、且つ、シャッター部材の移動を阻害する
ことを一層無くせる。また、凹部26mにシール部材2
6nを設けることで、接着されたシール部材26nが接
着した面から<より剥がれにくくすることもできる。
【0063】粉体装置の一種であるトナー排出管26d
の外周は、本事例のように、円柱面でなくてもよく、例
えば図8に示すように、矩形平面を組み合わせた周面で
あってもよい。従って、シャッター部材26gの内周面
も円柱面でなくてもよい。
【0064】シャッター部材26gの移動方向は、本事
例では、粉体搬送管であるトナー排出管26dの延びる
方向にしたが、例えば、特許第2525007号公報、
あるいは、図9に示すように、粉体搬送管であるトナー
排出管26dの延びる方向に直交する方向であってもよ
い。また、図9に示すように、シャッター部材26g
は、本事例のように、粉体搬送管であるトナー排出管2
6dの周面の一部に設けられたものであってもよく、ト
ナー排出管26dの外周面とが対向する所で、トナー排
出管26dの外周面とシャッター部材26gのトナー排
出管26d外周面と対向する面との間に設けるシール部
材26nの長さを、シャッター部材26gのトナー排出
管26d外周面と対向する面の長さよりも短くすること
で、トナー排出管26dの外周面とシャッター部材26
gのトナー排出管26d外周面と対向する面との間から
粉体が漏出することを防止するとともに、シール部材2
6nがシャッター部材26gの移動を阻害することのな
いようにするものであればよい。
【0065】本事例は、粉体搬送管であるトナー排出管
の端部に設けた開口を開閉するシャッター部材に関する
ものであったが、シャッター部材が開閉する開口は、排
出用開口に限らず、搬入用開口も含む。また、開口の位
置は、粉体搬送管の端部に限らず、粉体搬送管の途中、
または、クリーニング装置のハウジングであってもよ
く、相互に離間する粉体収容空間の一方を他方に対して
開放することができればどのような位置に設けられてい
てもよい。
【0066】本発明は、このような画像形成装置におけ
るトナーの搬送機構に限らず、各種粉体の搬送機構にも
適用できる。
【0067】
【発明の効果】本発明の粉体搬送機構は、このように、
粉体搬送管に設けられた開口部が、円筒状のシャッター
部材によって開閉される構成であるにもかかわらず、粉
体搬送管とシャッター部材との間を通って粉体が周囲に
飛散することが、シール部材によって確実に防止され
る。しかも、シール部材が粉体搬送管の外周面に設けら
れた凹部内に埋め込まれた状態になっていることによ
り、シール部材は、長期にわたって安定的にトナーの飛
散を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉体搬送機構であるトナー搬送機構が
設けられたデジタルカラー複写機の一例を示す概略構成
図である。
【図2】そのデジタル複写機に設けられた画像形成ステ
ーションの背面側の斜視図である。
【図3】その画像形成ステーションに設けられたトナー
搬送機構の要部を、上下を反転した状態で分解して示す
斜視図である。
【図4】そのトナー搬送機構の要部の底面図である。
【図5】(a)〜(c)は、それぞれ、そのトナー搬送
機構の動作説明のための要部の斜視図である。
【図6】そのトナー搬送機構の他の例を示す要部の底面
図である。
【図7】(a)は、そのトナー搬送機構のさらに他の例
を示す要部の縦断面図、(b)は、(a)のA−A線に
おける断面図、(c)は、(a)のB−B線における断
面図である。
【図8】そのトナー搬送機構のさらに他の例を示す要部
の斜視図である。
【図9】そのトナー搬送機構のさらに他の例を示す要部
の斜視図である。
【図10】そのトナー搬送機構のさらに他の例を示す要
部の斜視図である。
【図11】従来のトナー搬送機構の一例を示す要部の斜
視図である。
【符号の説明】
10 複写機本体 11 原稿台 12 画像読取部 13 給紙カセット 14a 転写搬送ベルト 18 定着装置 20 画像形成ステーション 21 感光体ドラム 22 レーザー走査ユニット 23 帯電器 24 現像装置 25 転写用放電器 26 クリーニング装置 26a ハウジング 26c スパイラルスクリュー 26d トナー排出管 26e 開口部 26g シャッター部材 26h 圧縮コイルバネ 26m 凹部 26n シール部材 27 廃トナー搬出コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 直幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 木下 善也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 真鍋 申生 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H034 CA01 2H077 AC01 CA12 FA21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体を収容する空間を囲う粉体収容壁
    と、 粉体を収容する他の空間と上記粉体収容壁の内部を連通
    して粉体を移動可能にするように上記粉体収容壁に設け
    られた連通開口と、 上記粉体収容壁の外周面に沿って移動して上記連通開口
    を開閉するシャッター部材とを備えた粉体搬送機構であ
    って、 上記粉体収容壁の外周面には、上記シャッター部材の内
    周面に圧接される弾性体製のシール部材が設けられてお
    り、このシール部材が、上記シャッター部材の移動方向
    に直交する方向に投影された状態で、開口の同方向に投
    影した長さよりも長く、上記シャッター部材の上記粉体
    収容壁の外周面に対向する部分の同方向に投影した長さ
    よりも短いことを特徴とする粉体搬送機構。
  2. 【請求項2】 前記シール部材は、前記シャッター部材
    が開口部を開放するようにスライドされた際に、シャッ
    ター部材の端部内周面に圧接されるように、その開口部
    に隣接して設けられている請求項1に記載の粉体搬送機
    構。
  3. 【請求項3】 粉体を収容する空間を囲う粉体収容壁
    と、 粉体を収容する他の空間と上記粉体収容壁の内部を連通
    して粉体を移動可能にするように上記粉体収容壁に設け
    られた連通開口と、 上記粉体収容壁の外周面に沿って移動して上記連通開口
    を開閉するシャッター部材とを備えた粉体搬送機構であ
    って、 上記粉体収容壁の外周面には、上記シャッター部材の内
    周面に圧接される弾性体製のシール部材が、連通開口に
    臨む凹部内に設けられていることを特徴とする粉体搬送
    機構。
  4. 【請求項4】 前記シール部材におけるシャッター部材
    の内周面に圧接される表面が毛羽立っている請求項1ま
    たは請求項3に記載の粉体搬送機構。
  5. 【請求項5】 前記シール部材は、開口部の周囲を取り
    囲むように設けられている請求項1または請求項3に記
    載の粉体搬送機構。
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