JP2000310551A - 脈動解析方法及びその装置 - Google Patents

脈動解析方法及びその装置

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JP2000310551A
JP2000310551A JP11120556A JP12055699A JP2000310551A JP 2000310551 A JP2000310551 A JP 2000310551A JP 11120556 A JP11120556 A JP 11120556A JP 12055699 A JP12055699 A JP 12055699A JP 2000310551 A JP2000310551 A JP 2000310551A
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Japan
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fluid
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flow
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JP11120556A
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English (en)
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Michiaki Yamaura
路明 山浦
Kiyoshi Oda
清志 小田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体の脈動を精度良く計測し、その出力をア
ナログ値及びデジタル値により脈動波形を正確に再現し
て脈動を解析する。 【解決手段】 マイクロフローセンサ3は、流路17を
流れる流体を加熱するヒータエレメント34及びヒータ
エレメント34を挟んで流体の上流側と下流側とに各々
配置され且つ流体の温度を検出して流体の温度に応じた
電気信号を出力する測温エレメント32,33を有し、
データ変換手段19Aは、各測温エレメント32,33
から各々出力される電気信号の差値を一定時間毎にサン
プリングしてデジタル変換する。脈動有無判別手段19
Bは、データ変換手段19Aで変換されたデジタルデー
タに基づき流体における脈動の有無を判別し、脈動解析
手段19Cは、流体に脈動があると判別されたとき、デ
ジタルデータに含まれる脈動による脈動波形を再現して
脈動を解析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流路を流れる流体
中に発生する脈動を計測し、その出力をアナログ値及び
高速A/D変換したデジタル値により脈動波形を正確に
再現して脈動を解析する脈動解析方法及びその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ガスの流量を測定するガス漏洩検出装置
やガスメータ等の装置の分野においては、負荷変動やガ
スヒートポンプ(GHP)等によりガス配管中のガスに
脈動が発生することがある。このような場合には、この
脈動により消費とは無関係な流量変動がガス配管中のガ
スに生じ、この流量変動がガスの流量測定に反映されて
測定値に誤差が生じる。
【0003】この脈動による流動測定値の誤差は、旧来
から広く普及していた膜式の流量計測装置では、もとも
と構造的に測定精度が低かったため、あまり問題となら
なかった。
【0004】また、熱線式センサを使用して流量を測定
するマスフローメータは、図12に示すように示すよう
に、サブ流路102と、このサブ流路102に巻回され
たヒータ103とを備え、流体Qが層流素子バイパス1
01への流体QBとサブ流路102への流体QSとに分流
されるように構成されている。このマスフローメータ
は、加熱されたヒータ103がサブ流路102を流れる
流体QSにより冷やされてヒータ抵抗が変化し、このヒ
ータ抵抗の変化量に基づき流体の流量を計測するもので
ある。
【0005】また、マスフローメータを使用して流量を
設定された流量値に制御するマスフローコントローラ
は、図13に示すように、層流素子バイパス101、熱
線式センサである流量センサ105、この流量センサ1
05に接続されるブリッジ回路106、このブリッジ回
路106に接続される増幅回路107、この増幅回路1
07に接続される補正回路108、この補正回路108
に接続される比較制御回路109、この比較制御回路1
09に接続されるバルブ駆動回路110、流量制御バル
ブ112、流量制御バルブ112内に設けられたピエゾ
アクチュエータ111、流量制御バルブ112の基台と
して設けられたメタルダイアフラム113を備えて構成
されている。
【0006】このように構成されたマスフローコントロ
ーラによれば、流入口から入った流体は、流量センサ1
05と層流素子バイパス101に分流され、流量センサ
105で質量流量に比例した温度変化をとらえてブリッ
ジ回路106で電気信号に変換する。この電気信号は、
増幅回路107、及び補正回路108を介して流量出力
信号として出力されるとともに、比較制御回路109に
も送られる。
【0007】比較制御回路109では、外部からの流量
設定信号と流量センサ105からの流量信号との差信号
をバルブ駆動回路110に出力し、流量制御バルブ11
2は、バルブ駆動回路110からの差信号が零になる方
向に作動するため、常に設定された流量に制御すること
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マスフローメータにあっては、熱線式センサを利用して
いるため、センサ応答性が悪く、センサ応答性は、最短
のものでも約1秒であった。このため、1Hz程度の脈
動しか計測することができなかった。従って、例えば、
5Hz〜50Hz程度(200ms〜20ms)の脈動
が発生しても、この脈動を正確に計測して解析すること
ができなかった。
【0009】本発明の目的は、流体の脈動を精度良く計
測し、その出力をアナログ値及びデジタル値により脈動
波形を正確に再現して脈動を解析することができる脈動
解析方法及びその装置とを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成とした。請求項1の発明の脈動
解析方法は、流路上に設置されたマイクロフローセンサ
のヒータエレメントにより前記流路を流れる流体を加熱
し、前記ヒータエレメントを挟んで前記流体の上流側と
下流側とに各々配置された測温エレメントにより前記流
体の温度を検出して前記流体の温度に応じた電気信号を
出力する出力ステップと、前記各測温エレメントから各
々出力される前記電気信号の差値を一定時間毎にサンプ
リングしてデジタル変換するデータ変換ステップと、変
換されたデジタルデータに基づき前記流体における脈動
の有無を判別する脈動有無判別ステップと、前記流体に
脈動があると判別されたとき、前記デジタルデータに含
まれる前記脈動による脈動波形を再現して前記脈動を解
析する脈動解析ステップと、を含むことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明の脈動解析装置は、図1の
基本構成図に示すように、流路17上に設置され、該流
路17を流れる流体を加熱するヒータエレメント34及
びこのヒータエレメント34を挟んで前記流体の上流側
と下流側とに各々配置され且つ流体の温度を検出して流
体の温度に応じた電気信号を出力する測温エレメント3
2,33を有するマイクロフローセンサ3と、前記各測
温エレメント32,33から各々出力される前記電気信
号の差値を一定時間毎にサンプリングしてデジタル変換
するデータ変換手段19Aと、このデータ変換手段19
Aで変換されたデジタルデータに基づき前記流体におけ
る脈動の有無を判別する脈動有無判別手段19Bと、こ
の脈動有無判別手段19Bにより前記流体に脈動がある
と判別されたとき、前記デジタルデータに含まれる前記
脈動による脈動波形を再現して前記脈動を解析する脈動
解析手段19Cとを備えることを特徴とする。
【0012】請求項1の発明の脈動解析方法、請求項2
の発明の脈動解析装置によれば、流路17上に設置され
たマイクロフローセンサ3のヒータエレメント34によ
り流路17を流れる流体を加熱し、ヒータエレメント3
4を挟んで流体の上流側と下流側とに各々配置された測
温エレメント32,33により流体の温度を検出して流
体の温度に応じた電気信号を出力し、各測温エレメント
32,33から各々出力される電気信号の差値を一定時
間毎にサンプリングしてデジタル変換し、変換されたデ
ジタルデータに基づき流体における脈動の有無を判別
し、流体に脈動があると判別されたとき、デジタルデー
タに含まれる脈動による脈動波形を再現して脈動を解析
するため、流体の脈動を精度良く計測し、その出力をデ
ジタル値により脈動波形を正確に再現して脈動を解析す
ることができる。
【0013】請求項3の発明の前記脈動有無判別手段1
9Bは、前記デジタルデータの変化に周期性があるか否
かによって前記流体における脈動の有無を判別すること
を特徴とする。
【0014】請求項3の発明によれば、脈動有無判別手
段19Bは、デジタルデータの変化に周期性があるか否
かによって流体における脈動の有無を判別するため、デ
ジタルデータの変化に周期性があれば、脈動が有りと容
易に判別できる。
【0015】請求項4の発明の前記データ変換手段19
Aは、前記流路を流れる流体に起こり得る前記脈動の最
小周期よりも短い周期を持つクロック信号により前記電
気信号の差値をデジタル変換することを特徴とする。
【0016】請求項4の発明によれば、データ変換手段
19Aは、流路を流れる流体に起こり得る脈動の最小周
期よりも短い周期を持つクロック信号により電気信号の
差値をデジタル変換するため、脈動の最小周期程度の脈
動波形を正確に計測することができる。
【0017】請求項5の発明の前記脈動解析手段19C
は、前記脈動波形により脈動の振幅及び周期を解析する
ことを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によれば、脈動解析手段1
9Cは、脈動波形により脈動の振幅及び周期を解析する
ため、脈動がどの程度かを容易に把握することができ、
これによって脈動分だけ補正すれば、正確な流量値を得
ることができる。
【0019】請求項6の発明は、前記デジタルデータを
それぞれ流量値に補正したデジタルデータとすることに
より、正確に流量脈動を計測することができる。
【0020】請求項7の発明は、前記デジタルデータに
基づき前記流体の流量を計測する流量計測手段と、所望
の流量値を設定する設定値入力手段と、前記流量計測手
段で計測された流量値と前記設定値入力手段で設定され
た流量値とを比較する比較制御手段と、この比較制御手
段の比較結果に基づき前記設定された流量値に制御する
流量制御手段とを備えることを特徴とする。
【0021】請求項6の発明によれば、流量計測手段が
デジタルデータに基づき流体の流量を計測し、設定値入
力手段が所望の流量値を設定すると、比較制御手段は、
流量計測手段で計測された流量値と設定値入力手段で設
定された流量値とを比較し、流量制御手段は、比較制御
手段の比較結果に基づき設定された流量値に制御するた
め、流路に流れる流体の流量値を常に設定された流量値
に制御することができるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の脈動解析方法及び
その装置の実施形態を図面を参照して説明する。
【0023】<第1実施形態>図2は本発明の第1実施
形態に係る脈動解析装置の概略構成を示すブロック図で
ある。この脈動解析装置は、マスフローメータに設けら
れており、流体における脈動がどの程度かを解析するも
のであり、特に脈動試験に用いられる。この脈動解析装
置は、マイクロフローセンサ3,電源5,アンプ9,オ
シロスコープ15を備えている。
【0024】マイクロフローセンサ3は、図3の断面図
に示すように、ガス流路17の内壁に配設されており、
図4の側面図に示すように、半導体基台31,31間に
形成された薄肉のダイヤフラム部31aを有している。
また、図5の平面図に示すように、ダイヤフラム部31
a上には、測温用のサーモパイル32,33(測温エレ
メントに相当)と加熱用のヒータエレメント34とが形
成されている。
【0025】また、マイクロフローセンサ3は、図3に
示すように、ガス流路17内を流れるガスの流れ方向X
の上流側からサーモパイル32,ヒータエレメント3
4,サーモパイル33の順に、流れ方向Xに沿って等間
隔で配列されている。
【0026】サーモパイル32,33は、感温部とセン
サ基板温度との温度差に応じた起電力を生ずる測温エレ
メントであり、図6の駆動回路図に示すように、上流側
サーモパイル32と下流側サーモパイル33との起電力
と差をアンプ9によって増幅して、マイクロフローセン
サ3の出力端子39から、ガス流路17内を流れるガス
の流速に対応する信号として出力するように構成されて
いる。
【0027】電源5は、バッテリ51及び定電圧回路5
3を有しており、バッテリ51からの電力の電圧をデジ
タル回路用IC電圧回路53により所定の定電圧として
出力するように構成されている。定電圧回路53は、バ
ッテリ51からの電力の電圧を所定の定電圧とするもの
であり、この定電圧をヒータエレメント34に供給して
いる。
【0028】アンプ9は、マイクロフローセンサ3の出
力端子39から出力される測温出力信号を増幅するもの
で、その増幅信号は、図2に示すように、オシロスコー
プ15に出力される。
【0029】オシロスコープ15は、マイクロフローセ
ンサ3からの測温出力信号を増幅したアンプ9が出力す
る増幅信号を、ガス流路17を流れるガスに起こり得る
脈動の最小周期よりも十分短い周期により高速サンプリ
ングし、そのサンプリング結果に基づき、増幅信号のア
ナログ波形を表示する。なお、オシロスコープ15に代
えて、ペンレコーダを用いても良い。
【0030】次に、第1実施形態の脈動解析装置の動作
を説明する。まず、マイクロフローセンサ3において
は、バッテリ15からの電力の電圧を定電圧回路53に
より所定の定電圧とした電源5からの電力が、ヒータエ
レメント34に供給される。そして、ガス流路17内を
流れるガスに脈動が発生していない状態では、ガス流路
17内を流れるガスの流量が一定である限り、マイクロ
フローセンサ3の出力端子39から出力される測温出力
信号の波形は、図7のグラフで示すように、所定周期毎
にゼロ流量電位とガス流量に応じた電位とを繰り返す矩
形波状を呈する。そして、アンプ9により測温出力信号
を増幅して得られオシロスコープ15に表示される増幅
信号の波形も、図7に示す測温出力信号の波形と同様の
波形となる。
【0031】これに対し、ガス流路17内を流れるガス
に脈動が発生している状態では、ガス流路17内を流れ
るガスの流量が一定であるとすると、マイクロフローセ
ンサ3の出力端子39から出力される測温出力信号の波
形が、図8に示す波形のうちガス流量に応じた電位の部
分に、ガスの脈動によりガス流路17内に生じるガスの
流速変動の周波数に応じた交流信号成分が重畳された、
図8にグラフで示すような波形となる。
【0032】また、ガス流路17内を流れるガスに脈動
が発生している状態では、アンプ9により測温出力信号
を増幅して得られオシロスコープ15に表示される増幅
信号の波形も、当然、図8に示す測温出力信号の波形と
同様の波形となる。
【0033】このように第1実施形態の脈動解析装置に
よれば、マイクロフローセンサ3を用い且つDC駆動と
したので、センサ応答性が良好となり、10Hz〜21
Hzの脈動流速変化を忠実に捕らえることができるた
め、10Hz〜21Hzの脈動を容易に計測することが
できる。
【0034】例えば、パルス駆動では、ヒータが充分に
暖められ、かつ、冷やされるまでの時間としては、短く
ても20ms(ミリ秒)程度の時間を要するが、第1実
施形態のように、DC駆動を採用したことで、流量変動
に対する応答時間は、僅かに2ms程度であるため、脈
動測定における高応答性を十分に確保できる。
【0035】また、マイクロフローセンサ3の出力端子
39から出力される測温出力信号をアンプ9により増幅
して得られる増幅信号の波形を、オシロスコープ15に
表示させるようにした。このため、オシロスコープ15
に表示される波形のうち交流信号成分の波形パターン、
即ち、交流信号成分の振幅及び周期に基づき、ガス流路
17内を流れるガスに発生した脈動の振幅及び周期を計
測することができる。また、脈動を再現して脈動の振
幅、周期、脈動の最大値、最小値等を解析することがで
きる。
【0036】また、この計測結果に基づきガス流路17
内を流れるガスの流量を補正して、ガス流路17内を流
れるガスの脈動による流速変動に起因する積算流量の誤
差をなくすこともできる。
【0037】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態の脈動解析装置を以下に説明する。図9は本発明の
第2実施形態に係る脈動解析装置の概略構成を示すブロ
ック図である。第2実施形態の脈動解析装置は、オシロ
スコープ15に代えて、アンプ9の出力端子に接続され
るA/D変換器11と、このA/D変換器11の出力に
信号線12を介して接続されるマイクロコンピュータ1
9、信号線12を介してマイクロコンピュータ19とデ
ータ通信可能なパーソナルコンピュータ20と、ディス
プレイ21、プリンタ23、マイクロコンピュータ19
に接続されたマスフローコントローラ25を備えたこと
を特徴とするものである。
【0038】A/D変換器11は、ガス流路17内を流
れるガスの流速に対応するマイクロフローセンサ3から
の測温出力信号をアンプ9で増幅したアナログの増幅信
号を、所定のサンプリング周期毎にデジタル信号に変換
するもので、脈動の最大周波数よりも高い周波数を持つ
クロック信号により増幅信号をサンプリングする。A/
D変換器11は、マイクロフローセンサ3の出力端子3
9から出力される測温出力信号中に現れるガスの流速変
動の周波数に応じた交流信号成分の周期及び振幅を正し
く十分にトレースできるだけの高速サンプリング機能を
有している。信号線12は、例えば、RS−232Cケ
ーブル等である。
【0039】マイクロコンピュータ19は、A/D変換
器11から取り込んだ増幅信号のデジタル値に基づき、
ガス流路17内を流れるガスに発生する脈動の振幅及び
周期を計測、解析を行ったり、瞬時流量、通過流量及び
積算値等を算出する。
【0040】マイクロコンピュータ19は、CPU19
a、RAM19b、ROM19c、書き換え及び読み出
し可能で電源がオフでも記憶可能なEEROM19dを
有しており、CPU19aには、RAM19b、ROM
19c、EEROM19dの他、A/D変換器11が接
続されている。EEROM19dは、流量状態、瞬間流
量、積算値、脈動波形の脈動値を記憶するようになって
いる。
【0041】RAM19bは、各種データ記憶用のデー
タエリア及び各種処理作業に用いてワークエリアを有し
ており、ROM19cには、CPU19aに各種処理動
作を行わせるための制御プログラムが格納されている。
ディスプレイ21は、脈動波形を表示し、プリンタ23
は、脈動波形をプリントする。
【0042】マスフローコントローラ25は、所望の流
量値を設定する設定値入力部27と、マイクロコンピュ
ータ19からの流量信号と設定値入力部27で入力され
た流量値との差を求める比較制御回路28と、この比較
制御回路28からの差信号が零になる方向に作動し、設
定された流量値に制御する流量制御バルブ29とを備え
て構成される。
【0043】なお、図9中、図2に示す第1実施形態の
脈動解析装置と同一の部分、箇所には、図2において付
したものと同一の引用符号を付して、重複する部分の説
明を省略する。
【0044】次に、ROM19cに格納された制御プロ
グラムに従い、CPU19aが行う脈動解析処理を、図
11のフローチャートを参照して説明する。
【0045】図示しない電源に接続されてマイクロコン
ピュータ19が起動し、プログラムがスタートすると、
CPU19aは、まず、図10に示すように、図示しな
いキーボードやマウスからの脈動判定条件入力受付処理
を行う(ステップS1)。
【0046】このステップS1の脈動判定条件入力受付
処理では、図示しないディスプレイに表示される入力要
求画面の内容に従って、マイクロコンピュータ19の起
動から所定時間の間、キーボードやマウスから脈動の判
定条件のパラメータが入力設定されるのを待ち受け、そ
の所定時間の間に入力されれば、その入力値をRAM1
9bに条件データとして格納し、入力されなければ、R
OM19cに格納されているデフォルト値をRAM19
bに条件データとして格納するという処理を実行する。
【0047】尚、上述した脈動の判定条件のパラメータ
とは、例えば、A/D変換器11から入力される増幅信
号を基に解析されるガス流路17内のガスの瞬時流量が
周期的に変動した際に、その変動が何周期連続したなら
ばそれを脈動の発生と判定するか、といったものであ
る。
【0048】ステップS1の脈動判定条件入力受付処理
が済んだならば、次に、A/D変換器11によりアンプ
9からの増幅信号をA/D変換するサンプリング周期が
到来したか否かを判定し(ステップS3)、到来してい
ない場合は(ステップS3でN)、到来するまでステッ
プS3を繰り返す。
【0049】一方、サンプリング周期が到来した場合は
(ステップS3でY)、A/D変換器11からデジタル
データ化された増幅信号を取り込んで(ステップS
5)、その取り込んだデジタルデータをRAM19bの
過去分バッファエリアに、A/D変換器11からの取り
込み順に保存した後(ステップS7)、この過去分バッ
ファエリアに格納されたデジタルデータの値の変化を基
に、10〜21Hzという脈動固有の周波数によるデジ
タルデータの値の変化が見られるか否かを判定する(ス
テップS9)。このステップS9における処理は、脈動
有無判別手段を構成する。
【0050】そのような変化が見られない場合は(ステ
ップS9でN)、後述するステップS21に進み、その
ような変化が見られる場合は(ステップS9でY)、変
化が見られると判定された回数が、RAM19bに条件
データとして格納されている判定回数だけ連続したか否
かを確認し、連続していない場合は(ステップS11で
N)、ステップS3にリターンする。連続した場合には
(ステップS11でY)、脈動と判定し、デジタルデー
タに基づく脈動波形をディスプレイ21やプリンタ23
に再現し、この脈動波形から脈動の振幅及び周期、振幅
の最大値、最小値等を解析する(ステップS13)。こ
のステップS13における処理は、脈動解析手段を構成
する。
【0051】そして、ステップS5においてA/D変換
器11から取り込んだデジタルデータを基に、ガス流路
17内のガスの瞬時流量を求めてこれをディスプレイ2
1に表示させる(ステップS15)。
【0052】次に、A/D変換器11から取り込まれて
RAM19bの過去分バッファエリアに格納された複数
のデジタルデータに基づき、サンプリング毎に平均値を
求める(ステップS17)。そして、デジタルデータに
周期性が発生した時点からの積算値を算出して(ステッ
プS19)、ステップS27に進む。
【0053】一方、ステップS9において過去分バッフ
ァエリアに格納されたデジタルデータの値に、10〜2
1Hzという脈動固有の周波数による変化が見られない
場合(N)には、定常流量と判定し(ステップS2
1)、A/D変換器11から取り込んだデジタルデータ
に基づき、ガス流路17内のガスの瞬時流量を求めてこ
れをディスプレイ21に表示させる(ステップS2
3)。
【0054】さらに、求めた瞬時流量に基づきガスの通
過流量を求め、求めたガスの通過流量に基づきサンプリ
ング毎の通過流量の積算値を算出する(ステップS2
5)。そして、流量状態、瞬間流量、積算値、脈動の振
幅、周期、最大値、及び最小値等の脈動値等のデータを
EEROM19dに保存する(ステップS27)。
【0055】このように、ヒータエレメント34を常時
加熱駆動させたマイクロフローセンサ3の出力端子39
から出力される測温出力信号を、アンプ9で増幅して増
幅信号とした後、1ms程度の高速サンプリング可能な
A/D変換器11によりこの増幅信号を高速でA/D変
換したデジタルデータの変動を基に、ガス流路17内を
流れるガスに脈動が発生したか否かを判定し、デジタル
データの変動が生じた際には、脈動の振幅及び周期を正
確に計測し、脈動を再現して解析することができる。
【0056】この場合、マイクロフローセンサ3を用い
るとともに、脈動の最小周期よりも短い周期を持つサン
プリング周期でデジタルデータをサンプリングするた
め、10Hz〜21Hzの脈動流速変化を忠実に捕らえ
ることができるから、10Hz〜21Hzの脈動を容易
に計測することができる。
【0057】また、EEROM19dに保存された脈動
のデータをパーソナルコンピュータ20に伝送し、パー
ソナルコンピュータ20で脈動のデータに基づきデータ
解析を行うこともできる。
【0058】次に、図11のフローチャートを参照して
マスフローコントローラ25による流量制御について説
明する。まず、設定値入力部27が所望の流量値として
設定値を入力すると(ステップS31)、マイクロフロ
ーセンサ3からのセンサ出力は、A/D変換器11によ
りデジタル変換され(ステップS33)、デジタルデー
タがマイクロコンピュータ19から比較制御回路28に
出力される。
【0059】そして、比較制御回路28は、マイクロコ
ンピュータ19からのデジタルデータが設定値入力部2
7で入力された設定値よりも大きいか否かを判定し(ス
テップS35)、デジタルデータが設定値よりも大きい
場合には、流量制御バルブ29が閉じる(ステップS3
7)。また、デジタルデータが設定値よりも小さい場合
には、流量制御バルブ29が開く(ステップS39)。
【0060】このように、マイクロコンピュータ19か
らのデジタルデータと設定値とを用いて常に一定の流量
に制御することができる。
【0061】次に、上述した第2実施形態の脈動解析装
置の動作を説明する。まず、マイクロフローセンサ3に
おいては、バッテリ51からの電力の電圧を定電圧回路
53により所定の定電圧とした電源5からの電力がヒー
タエレメント34に供給される。
【0062】ここで、ガス流路17内を流れるガスに脈
動が発生している状態では、ガス流路17内を流れるガ
スの流量が一定であるとすると、マイクロフローセンサ
3の出力端子39から出力される測温出力信号の波形
が、図8に示す波形のうち、ガスの脈動によりガス流路
17内に生じるガスの流速変動の周波数に応じた交流信
号成分が重畳された、ガス流量に応じた電位部分が連続
するような波形を呈することになり、アンプ9により測
温出力信号を増幅して得られる増幅信号の波形も、同様
の波形となる。
【0063】そして、マイクロコンピュータ19におい
ては、マイクロフローセンサ3の出力端子39から出力
される測温出力信号をアンプ9により増幅して得られた
増幅信号が、A/D変換器11の高速サンプリングによ
りA/D変換されたデジタルデータとして取り込まれ、
その度に、ガス流路17内を流れるガスの瞬時流量が算
出されてディスプレイ21に更新表示される。
【0064】また、A/D変換器11を介して取り込ま
れるデジタルデータに、10〜20Hzというガス流路
17内を流れるガスに生じる脈動に固有の周波数による
周期的な変動が発生すると、そのようなデジタルデータ
の変動が始まってからその変動がなくなるまでの間につ
いて、各デジタルデータのサンプリング周期毎に算出さ
れた瞬時流量の平均値を基にして、ガス流路17内を流
れるガスの通過流量が算出され、この瞬時流量の平均値
を基にしたガスの通過流量を、デジタルデータの連続し
た変動が始まる前までに積算された通過流量に積算され
る。
【0065】さらに、A/D変換器11を介して取り込
まれるデジタルデータの周期的な変動が、図示しないキ
ーボードやマウスから入力設定された、或は、あらかじ
めROM19cにデフォルト値として格納されている、
脈動の判定条件のパラメータ中の判定回数に達するほど
連続すると、ガス流路17内を流れるガスに脈動が発生
したものと判定され、その旨がEEROM19dにデー
タとして格納される。
【0066】一方、A/D変換器11を介して取り込ま
れるデジタルデータに周期的な変動が発生していない間
は、各デジタルデータのサンプリング周期毎に算出され
た瞬時流量を基にして、ガス流路17内を流れるガスの
通過流量が、各デジタルデータのサンプリング周期毎に
算出され、算出されたガスの通過流量が、前回のデジタ
ルデータの取り込みの際までに積算された通過流量に積
算される。
【0067】このように第2実施形態の脈動解析装置に
よっても、第1実施形態の脈動解析装置と同様の効果が
得られる。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明の脈動解析方法、請求項
2の発明の脈動解析装置によれば、流路上に設置された
マイクロフローセンサのヒータエレメントにより流路を
流れる流体を加熱し、ヒータエレメントを挟んで流体の
上流側と下流側とに各々配置された測温エレメントによ
り流体の温度を検出して流体の温度に応じた電気信号を
出力し、各測温エレメントから各々出力される電気信号
の差値を一定時間毎にサンプリングしてデジタル変換
し、変換されたデジタルデータに基づき流体における脈
動の有無を判別し、流体に脈動があると判別されたと
き、デジタルデータに含まれる脈動による脈動波形を再
現して脈動を解析するため、流体の脈動を精度良く計測
し、その出力をデジタル値により脈動波形を正確に再現
して脈動を解析することができる。
【0069】請求項3の発明によれば、脈動有無判別手
段は、デジタルデータの変化に周期性があるか否かによ
って流体における脈動の有無を判別するため、デジタル
データの変化に周期性があれば、脈動が有りと容易に判
別できる。
【0070】請求項4の発明によれば、データ変換手段
は、流路を流れる流体に起こり得る脈動の最小周期より
も短い周期を持つクロック信号により電気信号の差値を
デジタル変換するため、脈動の最小周期程度の脈動波形
を正確に計測することができる。
【0071】請求項5の発明によれば、脈動解析手段
は、脈動波形により脈動の振幅及び周期を解析するた
め、脈動がどの程度かを容易に把握することができ、こ
れによって脈動分だけ補正すれば、正確な流量値を得る
ことができる。
【0072】請求項6の発明によれば、前記デジタルデ
ータをそれぞれ流量値に補正したデジタルデータとする
ことにより、正確に流量脈動を計測することができる。
【0073】請求項7の発明によれば、流量計測手段が
デジタルデータに基づき流体の流量を計測し、設定値入
力手段が所望の流量値を設定すると、比較制御手段は、
流量計測手段で計測された流量値と設定値入力手段で設
定された流量値とを比較し、流量制御手段は、比較制御
手段の比較結果に基づき設定された流量値に制御するた
め、流路に流れる流体の流量値を常に設定された流量値
に制御することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脈動解析装置の基本構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る脈動解析装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図3】図2のマイクロフローセンサの配置を示す説明
図である。
【図4】図3のマイクロフローセンサの概略構成を示す
側面図である。
【図5】図3のマイクロフローセンサの概略構成を示す
平面図である。
【図6】図2のマイクロフローセンサの駆動回路図であ
る。
【図7】図2のガス流路内を流れるガスに脈動が発生し
ていない状態における、図3の出力端子から出力される
マイクロフローセンサの測温出力信号の波形を示すグラ
フである。
【図8】図2のガス流路内を流れるガスに脈動が発生し
ている状態における、図3の出力端子から出力されるマ
イクロフローセンサの測温出力信号の波形を示すグラフ
である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る脈動解析装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図10】図9のマイクロのROMに格納された制御プ
ログラムに従いCPUが行うガスの流量計測処理を示す
フローチャートである。
【図11】図9のマイクロコンピュータのROMに格納
された制御プログラムに従いCPUが行うガスの流量計
測処理を示すフローチャートである。
【図12】従来の熱線式センサを使用したマスフローメ
ータを示す構成図である。
【図13】図12に示すマスフローセンサを含むマスフ
ローコントローラを示す構成図である。
【符号の説明】
3 マイクロフローセンサ 5 電源 11 A/D変換器 17 流路 19 マイクロコンピュータ 19a CPU 19b RAM 19c ROM 19A データ変換手段 19B 脈動有無判別手段 19C 脈動解析手段 21 ディスプレイ 23 プリンタ 25 マスフローコントローラ 32,33 サーモパイル(測温エレメント) 34 ヒータエレメント

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路上に設置されたマイクロフローセン
    サのヒータエレメントにより前記流路を流れる流体を加
    熱し、前記ヒータエレメントを挟んで前記流体の上流側
    と下流側とに各々配置された測温エレメントにより前記
    流体の温度を検出して前記流体の温度に応じた電気信号
    を出力する出力ステップと、 前記各測温エレメントから各々出力される前記電気信号
    の差値を一定時間毎にサンプリングしてデジタル変換す
    るデータ変換ステップと、 変換されたデジタルデータに基づき前記流体における脈
    動の有無を判別する脈動有無判別ステップと、 前記流体に脈動があると判別されたとき、前記デジタル
    データに含まれる前記脈動による脈動波形を再現して前
    記脈動を解析する脈動解析ステップと、を含むことを特
    徴とする脈動解析方法。
  2. 【請求項2】 流路上に設置され、該流路を流れる流体
    を加熱するヒータエレメント及びこのヒータエレメント
    を挟んで前記流体の上流側と下流側とに各々配置され且
    つ流体の温度を検出して流体の温度に応じた電気信号を
    出力する測温エレメントを有するマイクロフローセンサ
    と、 前記各測温エレメントから各々出力される前記電気信号
    の差値を一定時間毎にサンプリングしてデジタル変換す
    るデータ変換手段と、 このデータ変換手段で変換されたデジタルデータに基づ
    き前記流体における脈動の有無を判別する脈動有無判別
    手段と、 この脈動有無判別手段により前記流体に脈動があると判
    別されたとき、前記デジタルデータに含まれる前記脈動
    による脈動波形を再現して前記脈動を解析する脈動解析
    手段と、を備えることを特徴とする脈動解析装置。
  3. 【請求項3】 前記脈動有無判別手段は、前記デジタル
    データの変化に周期性があるか否かによって前記流体に
    おける脈動の有無を判別することを特徴とする請求項2
    記載の脈動解析装置。
  4. 【請求項4】 前記データ変換手段は、前記流路を流れ
    る流体に起こり得る前記脈動の最小周期よりも短い周期
    を持つクロック信号により前記電気信号の差値をデジタ
    ル変換することを特徴とする請求項2または請求項3記
    載の脈動解析装置。
  5. 【請求項5】 前記脈動解析手段は、前記脈動波形によ
    り脈動の振幅及び周期を解析することを特徴とする請求
    項2乃至請求項4のいずれか1項記載の脈動解析装置。
  6. 【請求項6】 前記デジタルデータをそれぞれ流量値に
    補正したデジタルデータとすることを特徴とする請求項
    2乃至請求項5のいずれか1項記載の脈動解析装置。
  7. 【請求項7】 前記デジタルデータに基づき前記流体の
    流量を計測する流量計測手段と、 所望の流量値を設定する設定値入力手段と、 前記流量計測手段で計測された流量値と前記設定値入力
    手段で設定された流量値とを比較する比較制御手段と、 この比較制御手段の比較結果に基づき前記設定された流
    量値に制御する流量制御手段と、を備えることを特徴と
    する請求項2乃至請求項6のいずれか1項記載の脈動解
    析装置。
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