JP2000310076A - 単一操作ロック装置 - Google Patents

単一操作ロック装置

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JP2000310076A
JP2000310076A JP11117987A JP11798799A JP2000310076A JP 2000310076 A JP2000310076 A JP 2000310076A JP 11117987 A JP11117987 A JP 11117987A JP 11798799 A JP11798799 A JP 11798799A JP 2000310076 A JP2000310076 A JP 2000310076A
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JP
Japan
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door
slider
handle
latch bolt
latch
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JP11117987A
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Inventor
Hirokazu Nozaki
博和 野崎
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドルを引く単一の操作で扉のロックが外
れ、かつ扉が開けられる装置を提供する。 【解決手段】 扉40の外側に固定するハンドルベース
2と、これに扉40外面と平行な枢軸3により枢着して
あるレバーハンドル1が設けてある。このハンドルレバ
ー1と連動するスライダー20が扉40の裏に設けたス
ライダーハウジング10の中に設けてある。他方扉縁4
3にラッチボルト50を内蔵したラッチケースが設けて
ある。前記スライダー20とラッチボルト50とは連結
棒35で連結してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は扉のロック装置に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】 従来この種の装置は扉面に対して,直
角に設けてある回転軸にハンドルが取付けられており、
ドアを開くときは、前記ハンドルをその回転軸に対し
て、回動させ、扉のロックを外し、その後手前に引く
か、或いは押して扉を開いて2つの異なる運動の組み合
わせによっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は前述のよう
な異なる方向の2つの操作をすることなく、扉を開くと
きは、単にハンドルを引く、単一の操作により、扉のロ
ックが外れ、かつ扉が開くことができるようにするため
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】 前記の課題を達成する
ためにこの発明は扉40の外側に固定するハンドルベー
ス2と、これに扉40外面と平行な枢軸3により枢着し
てあるレバーハンドル1が設けてあり、レバーハンドル
1のハンドル部4とは前記枢軸3を挟んで反対側に突出
する作0動端部5は前記扉40に設けた逃げ孔41を貫
通して、扉40内に突出させてあり、他方前記扉40の
内側には、前記ハンドルベース2と対応する位置に固定
されるスライダーハウジング10が設けてあり、この中
には前記作動端部4の移動方向に、前記扉40内面42
と平行に摺動するスライダー20が設けてあり、前記ス
ライダー20には、前記作動端部5が掛合可能な掛合凹
部26が設けてあり、またスライダー20の外端21は
前記スライダーハウジング10外に弾発的に付勢して突
出させてあり、かつ、ドア内面42であって、扉縁43
に設けてあるラッチボルトケース51のラッチボルト5
0と連結する連結棒35が取付け可能としてあり、前記
ハンドルベース2とスライダーハウジング10を扉40
の内外に対応して固定してとき前記作動端部5は前記ス
ライダー20の掛合凹部26と掛合することを特徴とす
る単一操作ロック装置とする。
【0005】前記課題を達成するためにこの単一操作ロ
ック装置の前記スライダー20は180度位相を異にし
て、点対称的に一対前記スライダーハウジング10内に
も受けてあり、相互に連結レバー乃至盤30によって連
結して、相接近離反すべく連結してあり、それぞれのス
ライダーの外端21には、前記連結棒35が連結可能と
してあることを特徴とすることが好ましい。
【0006】前記課題を達成するためにこの単一操作ロ
ック装置の前記連結レバー乃至盤30は扉40と平行な
連結円盤30aとしてあり、この連結円盤30aは前記
スライダーハウジング10と一体の中心軸13に回転自
在に支承してあり、前記連結円盤30aの周縁近くには
半径方向に長い一対の長孔31が180度位相を異にし
て穿設してあり、これら一対の長孔31には、前記スラ
イダー20のそれぞれの内端22に設けてある円柱突起
25が挿入してあり、前記円柱突起25と前記中心軸1
3とは平行としてあり、前記連結円盤30aは、その片
面32と外周面33とがスライダーハウジング10の内
面11と摺動自在に支承してあることを特徴とすること
が好ましい。
【0007】本発明において、この装置を扉40の内外
面に適宜の固定手段(通常はボルトナット)によって固
定し、扉40のドア縁43たる自由端若しくは上下縁
に、ラッチボルトケース51を取付け、前記スライダー
20とラッチボルト50を連結棒35,若しくはこれと
他の適当な部材を介いし連結する。このようにし、扉4
0を閉じるとハンドル部4が無負荷のとき、前記スライ
ダー20は弾発的にスライダーハウジング10に設けて
あるから、そのスライダー20の外端21はスライダー
ハウジング10から突出した状態となり、またこれと連
結しているラッチボルト50もそのラッチボルトケース
51から突出し、扉40の取付枠(図示してない)に取
付けた受け座板80の掛合孔81に掛合した状態となっ
ている。
【0008】扉40を開けるにはハンドル部4を片手で
握り、手前に引くとレバーハンドル1は枢軸3の周りに
回動し、枢軸3と反対側の作動端部5は、その掛合凹部
26に掛合しているから、スライダー20をその弾発力
に抗して、スライダーハウジング10の内側に引き込
み、スライダー20と一体の連結棒35を介して、ラッ
チボルト50を牽引して、前記掛合孔81よりこれを外
す。引き続きハンドル部4を引き続けると扉40は開
く。
【0009】請求項2記載の発明においては、前記のと
おりに構成するから、前記請求項1記載の発明の作用に
加えて、一方のスライダー20がスライダーハウジング
10内に引き込まれると同時に、連結レバー乃至盤30
で連結される他方のスライダー20も同時に引き込まれ
るから扉40の上下にそれぞれ設けられたラッチボルト
50を同時に外す作用を為す。
【0010】請求項3記載の発明においては、前述の通
り構成しているから請求項1又は2記載の発明の効果の
外、連結レバー乃至盤30は連結円盤30aであり、そ
の両面が広く回転しても常に支持面に対し、何れかの部
分たる片面及び外周面33が全く同様にスライダーハウ
ジング10の内面11に接触して支持されていることに
なり、安定しており、一対のスライダーが完全に同期作
動する。
【0011】また、連結円盤30aには半径方向に長孔
31が穿設してあり、これにスライダー11の後端部に
設けた円柱突起25が挿入してあるから、スライダー1
1が直線運動であり、連結円盤30aが回転運動であっ
ても、両者の連結部に無理がなく運動の伝達が円滑とな
った作用を為す。
【0012】
【発明の実施の形態】 図1ないし図7に示す実施例
は、すべての請求項を含む実施の形態である。図におい
て、1はレバーハンドルであり、扉40の外面に固定さ
れハンドルベース2に扉40の面に平行な枢軸3によつ
て枢着してあり、そのハンドル部4は凡そ扉40の外面
と平行になるようにトーションバネ6によって付勢して
ある。前記レバーハンドル1の一部は枢軸3とは反対方
向に伸び作動端部5が形成され、この部分は前記扉40
に形成してある逃孔41を貫通して、扉40の内側に突
出させてある。
【0013】扉10の内面には、ハンドルベース2と対
応する位置に取付けるスライダー11を内蔵したスライ
ダーハウジング10が設けてあり、この中には、前記作
動端部5が移動する方向に往復摺動可能にスライダー2
0が設けてあり、図示の態様においては、対称的に一対
設けてある(図2及び図3参照)。またスライダー20の
表側には、前記作動端部5が掛合する掛合凹部26が形
成してある(図1参照)。
【0014】この一対のスライダー20は全く同形同大
(図2参照)、それぞれ一塊りの成形品よりなり、その
外端21に近い部分が主体部27であり、その左右側面
及び前後面が前期スライダーハウジング10の内面11
に摺接し、その長さ方向に摺動自在に装備してある。ま
たその摺動方向は、前記レバーハンドル1の作動端5の
移動方向に沿っている。
【0015】各スライダー20の内端22部は主体部27
と前後方向に段差が設けて、それぞれ片方に偏在させて
あり、一対のスライダー20が相接近したとき、それぞ
れの内端22部が相互に衝突しないようにしてある。こ
のように形状にスライダー20を形成することによって
スライダーハウジング10の大きさをコンパクトにして
いる(図2及び図3)。
【0016】前記スライダーハウジング10の中心軸1
3が設けてある部分はスライダーハウジング10の内側
に膨出したバネ受部14としてあって、このバネ受部1
4の側面16と前記スライダー20の段部28との間に
それぞれ圧縮コイルバネ29が介在させてあり、スライ
ダー20をそれぞれ外方に突出するよう形成してある。
この突出位置はスライダー20に設けた肩部が、ハウジ
ング10の一部に内側から掛合する位置までとしてあ
る。スライダー20の形状は特に前述の形状に限定され
るものではない。前記スライダーハウジング10内に
は、連結レバー乃至盤30の一種である連結円盤30a
が前記中心軸13に回転自在に支承させてある。この連
結円盤30aの外周縁寄りには半円方向に長い長孔31
が180度位相を異にして設けてあり、これに前期スラ
イダー20の円柱突起25が挿入掛合させてあり、スラ
イダー20の直線移動に伴って、円柱突起25は前記長
孔31の内端方向に移動し、再び戻る状態となる。
【0017】この連結円盤30aは片方のスライダー2
0がレバーハンドル1の作動端部5の移動に伴って往復
移動すると、前記円柱突起25によって、その中心軸1
3の周りに回転運動し、他方のスライダー20も同一寸
法往復移動させるものである。
【0018】レバーハンドル1から手を離せば、これら
は前記トーションバネ6及び一対の圧縮コイルバネ29
の復元力により原位置に復帰する。前記スライダーハウ
ジング10には、扉40との間に位置するところに蓋1
7が設けてあり、これにも第2の逃げ孔18が設けてあ
って、作動端部5の運動を邪魔しないようにしてある。
この蓋17自在は、前述のスライダー20などを内蔵し
たスライダーハウジング10を扉40の内面に取付けた
後には殆ど意味のない部品であるが、このレバーハンド
ル1、ハンドルベース2及び前記スライダー20などを
内蔵したスライダーハウジングを商品として流通させる
べきスライダーハウジング20内の部品が外れないよう
にする役目を為している。
【0019】前記スライダー20の外端21には連結棒
35の直角に折り曲げてある一端36が掛合し、板バネ
よりなるクランプ37によって抜けないように係止して
ある。連結棒35の他端は、実施図のものにおいては、
ラッチボルト50が連結している。ラッチボルト50
は、請求項1記載の発明においては扉40に対して、1
箇でも2箇でもよいし、請求項2、3記載の発明におい
ては、扉40の上下縁(扉40の枢軸が水平の場合は左
右)にそれぞれ一対設け、それぞれのラッチボルト50
と連結棒35によって、直接乃至適宜の部材を介して間
接的に接続する。図示の例においてはラッチボルト50
で代表されるラッチ装置は、図1及び図4、5参照)の
左側部分に示すようにラッチボルト50がドアの内外面
方向に並列に2箇設けたものである。
【0020】この概要は次の通りである(図4乃至図7
参照)。ラッチボルトを備えているラッチボルトケース
51と、このラッチボルトを受ける受座板80とよりな
り、前記ラッチボルトケース51には扉40の厚み方向
に内外並列して、外側ラッチボルト50aと内側ラッチ
ボルト50bが設けてあり、この2つのラッチボルト5
0a、50bは共にその先端側に所定位置まで,押し出
されるべく、第1、第2のバネ52、53で独立して弾
発的に前記ラッチボルトケース51に設けてあり、前記
2つのラッチボルト50a、50bの先端部は前記受座
板80の単一の掛合掛合孔81に順次掛合可能に設けて
あり、前記2つの内側のラッチボルト50a、50b間
には、レバーハンドル1と連動してこれらラッチボルト
50a、50bの長さ方向に移動する移動体57が前記
ラッチボルトケース51に設けてあり、前記移動体57
の先端部には、両側にラッチボルト50a、50bと掛
合可能な一対の第1、第2フック58、59を有するラ
ッチ牽引カム60が枢着してあり、常に双方のラッチボ
ルト50a、50bと掛合可能となる中間位置に第3の
バネ61によって弾発的に備えてあり、かつラッチ牽引
カム60は、前記一対のフック58、59のうち外側の
ラッチボルト50aの前進位置で内側のラッチボルト5
0bが後退位置のときは、外側のラッチ50aのみと掛
合しており(図5参照)、双方のラッチボルト50a、
50bが前進位置のときには、前記第1、第2フック5
8、59は同時に双方のラッチと掛合可能としてある
(図1左側参照)。前記内外側のラッチボルト50a、
50bの相向かう内面62、63は、平坦な平行面とし
てあり、かつその中間には、前記ラッチ牽引カム60の
フック58、59が入る窪み乃至孔よりなる逃げ空間6
4、65が穿設してあり、この逃げ空間64、65の根
元側の縁が、ラッチの先端側を向いた掛合縁66、67
としてあり、前記ラッチ牽引カム60は2つのフック5
8、59のうち、内側のフック59の外面は、傾斜カム
面68としてあり、この傾斜カム面68は前記内側ラッ
チボルト50bの逃げ空間65の先端側縁69に当接
し、前記ラッチ牽引カム60をその枢軸70周りに、外
側ラッチボルト50aの逃げ空間14内に傾動させる傾
斜角としてある(図5参照)。
【0021】このラッチ装置部分の作用は受座板80は
扉取付枠側に固定し、ラッチボルトケース51を2つの
ラッチボルト50a、50bが扉40の厚み側に並ぶよ
うに取付ける。このようにして、扉40を閉じると先ず
内側ラッチボルト50bの先端傾斜面50bー1が受座
板80に当たり、内側ラッチボルト50bはバネ56に
抗して後退し、内側ラッチボルト50bは受座板80の
表面を滑り、一旦、受座板80の受け孔81に嵌まる。
【0022】この内側ラッチボルト50bが後退すると
き、ラッチ牽引カム60は内側ラッチボルト50bの一
部に当たり、その度に外側ラッチボルト50a側に傾斜
する。
【0023】而して、扉40を更に押し込むと、今度は
内外のラッチボルト50a、50bと共に先端傾斜面が
受座板80に当たり、共に後退し、遂には、内側ラッチ
ボルト50bは後退状態となって、受座板80の受け孔
81から外れ、外側ラッチボルト50aの先端が今度は
掛合孔81に嵌り、扉40は完全な閉鎖状態となる。 このときラッチ牽引カム60は、外側に傾斜し、第1フ
ック58は、外側ラッチボルト50aのみに掛合し、第
2フックは内側ラッチボルト50bとの掛合が完全に外
れている。
【0024】次に扉40を開くときには、閉鎖状態から
扉40に取付けてあるレバーハンドル1によって、スラ
イダー20を移動し、これと連結されている移動体57
を牽引して、後退させると、ラッチ牽引カム60は外側
ラッチボルト50aのみと掛合しているから、外側ラッ
チボルト50aは、受孔81から外れ(図4参照)、前
記ハンドル4を持ったまま手前に引けば、扉40は外側
に移動し、内側ラッチボルト50bの先端が今度は前記
受け孔81に掛合する。
【0025】このようにすると扉40と受座板80が固
定してあるドア取付枠との間に僅かな隙間ができ、内部
の高温空気や、蒸気などが、この隙間から漏れ、内部の
圧力が低下したところで、前記ハンドル部4の操作によ
り移動体57を一旦戻すと、外側ラッチボルト50a
は、何も拘束するものがないから、第1バネ52により
前進し、ラッチ牽引カム60は、第3のバネ61により
中立位置に戻り、両側の第1、第2フック58、59は
共に内外側のラッチボルト3、4と掛合可能状態とな
る。
【0026】この状態において、再び移動体7をハンド
ル部4によってラッチ牽引カム60を後退させると、内
外の第1、第2フック68、69は内外側のラッチボル
ト50a、50bと掛合し、これらは共に後退し、内側
ラッチボルト50bは受け孔81から外れ、扉40は完
全に開けられる状態、となり通常のハンドル部4をその
まま持って開けることになり、図1の状態を経て、扉4
0は全開される。
【0027】更に、内外のラッチボルト50a、50b
のが共に前進位置にあるとき、ラッチ牽引カム60が第
3のバネ61の復元力により、原位置つまり、中立位置
にあるときは、第1、第2のフック58、59は共にラ
ッチボルト50a、50bにある逃げ空間64、65内
にあり、そのまま移動体57を後退させれば、前記第
1、第2のフック58、59は内外側のラッチボルト5
0a、50bの掛合縁66、67に掛合して、ラッチボ
ルト50a、50bと共に後退させ、また、内側のラッ
チボルト50bのみが後退位置に移動すると、内側ラッ
チボルト50bの逃げ空間64の先端側縁69によっ
て、第2フック59の傾斜カム面68を押圧して、前記
ラッチ牽引カム60をその枢軸70周りに外側ラッチボ
ルト50a側の逃げ空間64の中に回動させ、第1フッ
ク58を、外側ラッチボルト50aの掛合縁66に掛合
させる作用を為し、同時にフック59は内側ラッチボル
ト50bの軌跡外となり、この内壁面に押されて、前記
ラッチ牽引カム60は外側に傾斜した状態を維持する作
用を為す。前記第3バネ61は図1のように相反する2
つのトーションバネとし、外力がない限り、中立位置を
保つものでも良い。
【0028】
【発明の効果】 請求項1記載の発明は前述の通りに構
成し作用をた為すからレバーハンドル1のハンドル部4
を握って引けば、この一連の牽引動作の中でラッチボル
ト50が先ず外れ、引き続いて扉40が開けられる効果
を奏する。
【0029】請求項2記載の発明においては前述の通り
構成するから前記の請求項1記載の発明の効果の外、扉
40の上下に設けられた一対のラッチを同時に外すと効
果を有する。請求項3記載の発明においては、前述の構
成であり、前述の作用を為すから、連結円盤30aは安
定しており、一対のスライダー20は完全に同調し、摺
動は円滑となる。
【0030】実施例の効果実施例においては、すべての
請求項の効果を併せて奏する外、ラッチ装置事態がラッ
チボルト50a、50bが扉40の厚み方向に並列にも
うけてあるから、扉40を開くとき、ハンドル部4の一
回の牽引で、まず外側のラッチボルト50aが外れ扉4
0をそのままの位置として一度ハンドル部4を一度戻
し、もう一度引くと扉40は完全に開くことができ、扉
40内が高温空気や蒸気が充満する室やオーブンの扉に
取付けたとき、火傷や、ドアの急激な開動作による危険
性がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハンドル部分及びラッチ部分の縦断側面図で
ある。
【図2】 一対のスライダーと連結円盤の関係を示す斜
視図である。
【図3】 スライダーと連結円盤との関係を示す背面図
である。
【図4】 ラッチボルト部分の外側ラッチボルトが受座
板から外れ、内側ラッチボルトが掛合孔に掛合している
状態の縦断側面図である。
【図5】 扉が完全に閉じ外側のラッチボルトが掛合孔
に掛合している状態の縦断側面図である。
【図6】 外側のラッチボルトを外した状態の縦断側面
図である。
【図7】 ラッチ牽引カムの一例の正面図である。
【符号の説明】
1 レバーハンドル 2 ハンドルベース 3 枢軸 4 ハンドル部 5 作動端部 6 トーションバネ 10 スライダーハウジング 11 ハウジング内面 12 案内溝 13 中心軸 14 バネ受部 18 第2の逃げ孔 20 スライダー 21 外端 22 内端 24 肩部 25 円柱突起 26 掛合凹部 27 主体部 28 段部 29 コイルバネ 30 連結レバー乃至盤 30a 連結円盤 31 長孔 32 片面 33 外周面 35 連結棒 40 扉 41 逃げ孔 42 扉内面 43 扉縁 50 ラッチボルト 51 ラッチボルトケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉40の外側に固定するハンドルベース
    2と、これに扉40外面と平行な枢軸3により枢着して
    あるレバーハンドル1が設けてあり、 レバーハンドル1のハンドル部4とは前記枢軸3を挟ん
    で反対側に突出する作動端部5は前記扉40に設けた逃
    げ孔41を貫通して、扉40内に突出させてあり、 他方前記扉40の内側には、前記ハンドルベース2と対
    応する位置に固定されるスライダーハウジング10が設
    けてあり、この中には前記作動端部4の移動方向に、前
    記扉40内面42と平行に摺動するスライダー20が設
    けてあり、 前記スライダー20には、前記作動端部5が掛合可能な
    掛合凹部26が設けてあり、またスライダー20の外端
    21は前記スライダーハウジング10外に弾発的に付勢
    して突出させてあり、 かつ、ドア内面42であって、扉縁43に設けてあるラ
    ッチボルトケース51のラッチボルト50と連結する連
    結棒35が取付け可能としてあり、 前記ハンドルベース2とスライダーハウジング10を扉
    40の内外に対応して固定してとき前記作動端部5は前
    記スライダー20の掛合凹部26と掛合することを特徴
    とする単一操作ロック装置。
  2. 【請求項2】 前記スライダー20は180度位相を異
    にして、点対称的に一対前記スライダーハウジング10
    内にも受けてあり、相互に連結レバー乃至盤30によっ
    て連結して、相接近離反すべく連結してあり、それぞれ
    のスライダーの外端21には、前記連結棒35が連結可
    能としてあることを特徴とする請求項1記載の単一操作
    ロック装置。
  3. 【請求項3】 前記連結レバー乃至盤30は扉40と平
    行な連結円盤30aとしてあり、この連結円盤30aは
    前記スライダーハウジング10と一体の中心軸13に回
    転自在に支承してあり、前記連結円盤30aの周縁近く
    には半径方向に長い一対の長孔31が180度位相を異
    にして穿設してあり、これら一対の長孔31には、前記
    スライダー20のそれぞれの内端22に設けてある円柱
    突起25が挿入してあり、前記円柱突起25と前記中心
    軸13とは平行としてあり、前記連結円盤30aは、そ
    の片面32と外周面33とがスライダーハウジング10
    の内面11と摺動自在に支承してあることを特徴とする
    請求項1又は2記載の単一操作ロック装置。
JP11117987A 1999-04-26 1999-04-26 単一操作ロック装置 Pending JP2000310076A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007321408A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Aisin Kiko Co Ltd 錠装置のスライド変換機構

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JP2007321408A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Aisin Kiko Co Ltd 錠装置のスライド変換機構

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