JP2000307716A - 携帯端末におけるロック機構、携帯電話機および小型情報端末ならびにロック方法 - Google Patents
携帯端末におけるロック機構、携帯電話機および小型情報端末ならびにロック方法Info
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- JP2000307716A JP2000307716A JP11108929A JP10892999A JP2000307716A JP 2000307716 A JP2000307716 A JP 2000307716A JP 11108929 A JP11108929 A JP 11108929A JP 10892999 A JP10892999 A JP 10892999A JP 2000307716 A JP2000307716 A JP 2000307716A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】装置に実装してある部品を伸縮あるいは挿抜操
作し、装置の特定機能を有効にしたり無効にすることに
より、誤操作による不具合を回避することおよび装置の
小型化を可能にする。 【解決手段】伸縮式のアンテナ２を備える携帯電話機１
で、アンテナ伸縮検出部３はこのアンテナ２の伸縮状態
を検出する。ダイヤルロック制御部４は、アンテナ伸縮
検出部３によりアンテナ２の押込まれた状態が検出され
たときには携帯電話機１のダイヤルロックを有効にし、
アンテナ２の引出された状態が検出されたときにはダイ
ヤルロックを無効にする。
作し、装置の特定機能を有効にしたり無効にすることに
より、誤操作による不具合を回避することおよび装置の
小型化を可能にする。 【解決手段】伸縮式のアンテナ２を備える携帯電話機１
で、アンテナ伸縮検出部３はこのアンテナ２の伸縮状態
を検出する。ダイヤルロック制御部４は、アンテナ伸縮
検出部３によりアンテナ２の押込まれた状態が検出され
たときには携帯電話機１のダイヤルロックを有効にし、
アンテナ２の引出された状態が検出されたときにはダイ
ヤルロックを無効にする。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は装置における特定の
機能をロックするためのロック機構およびロック方法に
関し、特に携帯端末におけるロック機構およびロック方
法に関する。
機能をロックするためのロック機構およびロック方法に
関し、特に携帯端末におけるロック機構およびロック方
法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のロック機構、例えば最近
普及のめざましい携帯端末の一種である携帯電話機にお
いては、ダイヤルボタンの誤操作による不具合を防止す
るため、ダイヤルボタンを押してもダイヤルすることが
できないダイヤルロック機能が備えられている。このダ
イヤルロックを実現する一例として、ダイヤルボタンを
通常より長めに押すいわゆる長押しをしたり、あるいは
例えば特開平８−１８６５６号公報に示されているよう
に、あらかじめダイヤルロック設定要求の番号を入力す
ることによりダイヤルロックを有効にしている。そし
て、そのロックを解除する、つまり無効にする場合に
は、所定の暗証番号を入力している。
普及のめざましい携帯端末の一種である携帯電話機にお
いては、ダイヤルボタンの誤操作による不具合を防止す
るため、ダイヤルボタンを押してもダイヤルすることが
できないダイヤルロック機能が備えられている。このダ
イヤルロックを実現する一例として、ダイヤルボタンを
通常より長めに押すいわゆる長押しをしたり、あるいは
例えば特開平８−１８６５６号公報に示されているよう
に、あらかじめダイヤルロック設定要求の番号を入力す
ることによりダイヤルロックを有効にしている。そし
て、そのロックを解除する、つまり無効にする場合に
は、所定の暗証番号を入力している。
【０００３】また、付属のタッチペンによりタッチパネ
ルに情報入力を行う小型情報端末では、このタッチパネ
ルに蓋を取付け、不注意による誤った情報の入力を防止
している。
ルに情報入力を行う小型情報端末では、このタッチパネ
ルに蓋を取付け、不注意による誤った情報の入力を防止
している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の携帯電
話機では、ダイヤルロック機能実現のためダイヤルボタ
ンの長押しあるいは特定の番号入力を識別するためのソ
フトウェアを必要とし、且つ携帯電話機の取扱者はこの
操作に手間がかかるという問題がある。また、小型情報
端末の例では、タッチパネルへの誤入力防止のため蓋を
取付けるので、情報端末がその分大きくなり、端末を小
型化する上で支障をきたすという問題がある。
話機では、ダイヤルロック機能実現のためダイヤルボタ
ンの長押しあるいは特定の番号入力を識別するためのソ
フトウェアを必要とし、且つ携帯電話機の取扱者はこの
操作に手間がかかるという問題がある。また、小型情報
端末の例では、タッチパネルへの誤入力防止のため蓋を
取付けるので、情報端末がその分大きくなり、端末を小
型化する上で支障をきたすという問題がある。
【０００５】本発明の目的は、装置に実装してある部品
を伸縮あるいは挿抜操作し、装置の特定機能を有効にし
たり無効にすることにより、誤操作による不具合を回避
することおよび装置の小型化を実現することができる、
携帯端末におけるロック機構、携帯電話機および小型情
報端末ならびにロック方法を提供することにある。
を伸縮あるいは挿抜操作し、装置の特定機能を有効にし
たり無効にすることにより、誤操作による不具合を回避
することおよび装置の小型化を実現することができる、
携帯端末におけるロック機構、携帯電話機および小型情
報端末ならびにロック方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯端末におけ
るロック機構は、携帯端末に実装した部品の伸縮あるい
は抜差し状態を検出することにより、前記携帯端末の特
定機能を有効および無効のいずれかにするものであっ
て、前記伸縮する部品はアンテナであり、前記抜差しす
る部品はタッチパネルへの入力を行うタッチペンであ
る。
るロック機構は、携帯端末に実装した部品の伸縮あるい
は抜差し状態を検出することにより、前記携帯端末の特
定機能を有効および無効のいずれかにするものであっ
て、前記伸縮する部品はアンテナであり、前記抜差しす
る部品はタッチパネルへの入力を行うタッチペンであ
る。
【０００７】本発明の携帯電話機は、伸縮式のアンテナ
を有する携帯電話機において、前記アンテナの伸縮状態
を検出する伸縮状態検出手段と、前記伸縮状態検出手段
により前記アンテナの押込まれた状態が検出されたとき
には前記携帯電話機のダイヤルロックを有効にし前記ア
ンテナの引出された状態が検出されたときには前記ダイ
ヤルロックを無効にする制御手段とを備え、前記伸縮状
態検出手段は、電気的あるいは光学的に検出するもので
ある。
を有する携帯電話機において、前記アンテナの伸縮状態
を検出する伸縮状態検出手段と、前記伸縮状態検出手段
により前記アンテナの押込まれた状態が検出されたとき
には前記携帯電話機のダイヤルロックを有効にし前記ア
ンテナの引出された状態が検出されたときには前記ダイ
ヤルロックを無効にする制御手段とを備え、前記伸縮状
態検出手段は、電気的あるいは光学的に検出するもので
ある。
【０００８】本発明の小型情報端末は、タッチペンを収
納する収納手段を有しこのタッチペンによりタッチパネ
ルへの入力機能を備える小型情報端末において、前記タ
ッチペンの前記収納手段における抜差し状態を検出する
抜差し状態検出手段と、前記抜差し状態検出手段により
前記タッチペンの引抜かれた状態が検出されたときには
タッチパネルへの入力を有効にし前記タッチペンの収納
された状態が検出されたときにはタッチパネルへの入力
を無効にする制御手段とを備え、前記抜差し状態検出手
段は、電気的あるいは光学的に検出するものである。
納する収納手段を有しこのタッチペンによりタッチパネ
ルへの入力機能を備える小型情報端末において、前記タ
ッチペンの前記収納手段における抜差し状態を検出する
抜差し状態検出手段と、前記抜差し状態検出手段により
前記タッチペンの引抜かれた状態が検出されたときには
タッチパネルへの入力を有効にし前記タッチペンの収納
された状態が検出されたときにはタッチパネルへの入力
を無効にする制御手段とを備え、前記抜差し状態検出手
段は、電気的あるいは光学的に検出するものである。
【０００９】本発明の携帯電話機におけるダイヤルのロ
ック方法は、伸縮式のアンテナを有する携帯電話機にお
いて、前記アンテナが押込まれた第１の状態およびこの
アンテナが伸長された第２の状態のいずれかの状態であ
るかを検出し、前記第１の状態のときには前記携帯電話
機のダイヤルロックを有効にし、前記第２の状態のとき
には前記ダイヤルロックを無効にする。
ック方法は、伸縮式のアンテナを有する携帯電話機にお
いて、前記アンテナが押込まれた第１の状態およびこの
アンテナが伸長された第２の状態のいずれかの状態であ
るかを検出し、前記第１の状態のときには前記携帯電話
機のダイヤルロックを有効にし、前記第２の状態のとき
には前記ダイヤルロックを無効にする。
【００１０】本発明の小型情報端末におけるタッチペン
入力のロック方法は、タッチペンを収納する収納部を有
しこのタッチペンによりタッチパネルへの入力機能を備
える小型情報端末において、前記タッチペンが前記収納
部から抜かれた第１の状態および前記タッチペンが前記
収納部に収納された第２の状態のいずれかの状態である
かを検出し、前記第１の状態のときには前記タッチパネ
ルへの入力を有効とし、前記第２の状態のときには前記
タッチパネルへの入力を無効とする。
入力のロック方法は、タッチペンを収納する収納部を有
しこのタッチペンによりタッチパネルへの入力機能を備
える小型情報端末において、前記タッチペンが前記収納
部から抜かれた第１の状態および前記タッチペンが前記
収納部に収納された第２の状態のいずれかの状態である
かを検出し、前記第１の状態のときには前記タッチパネ
ルへの入力を有効とし、前記第２の状態のときには前記
タッチパネルへの入力を無効とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第１の実施の形態
について図面を参照して説明する。この第１の実施の形
態では、携帯端末の一種である携帯電話機に備えた機能
の一つであり、ダイヤルボタンの誤操作による不具合を
回避するために設けたダイヤルロックについて説明す
る。
について図面を参照して説明する。この第１の実施の形
態では、携帯端末の一種である携帯電話機に備えた機能
の一つであり、ダイヤルボタンの誤操作による不具合を
回避するために設けたダイヤルロックについて説明す
る。
【００１２】図１は本発明の第１の実施の形態における
携帯電話機のロック機構関連部分を示す構成図であり、
図２（ａ）はそのアンテナが押込まれた状態を示す図で
あり、図２（ｂ）はアンテナが引出された状態を示す図
である。図１を参照すると、本発明の携帯電話機１は、
伸縮式のアンテナ２と、このアンテナ２の伸縮状態を検
出するアンテナ伸縮検出部３と、アンテナ伸縮検出部３
によりアンテナ２の押込まれた状態が検出されたときに
は携帯電話機１のダイヤルロックを有効にしアンテナ２
の引出された状態が検出されたときにはダイヤルロック
を無効にするダイヤルロック制御部４と、ダイヤルボタ
ンによる入力を行うダイヤル入力部５とを備える。
携帯電話機のロック機構関連部分を示す構成図であり、
図２（ａ）はそのアンテナが押込まれた状態を示す図で
あり、図２（ｂ）はアンテナが引出された状態を示す図
である。図１を参照すると、本発明の携帯電話機１は、
伸縮式のアンテナ２と、このアンテナ２の伸縮状態を検
出するアンテナ伸縮検出部３と、アンテナ伸縮検出部３
によりアンテナ２の押込まれた状態が検出されたときに
は携帯電話機１のダイヤルロックを有効にしアンテナ２
の引出された状態が検出されたときにはダイヤルロック
を無効にするダイヤルロック制御部４と、ダイヤルボタ
ンによる入力を行うダイヤル入力部５とを備える。
【００１３】アンテナ伸縮検出部３はアンテナ２の伸縮
を電気的あるいは光学的に検出するものである。例え
ば、アンテナ２の伸縮に連動するスイッチ（図示せず）
を設け、このスイッチのオン／オフを電気的に検出した
り、あるいは携帯電話機１の内部に光センサ（図示せ
ず）を設け、アンテナ２の伸縮状態を光センサで検出し
て実現する。なお、本発明の第１の実施の形態における
携帯電話機１の細部構成は、上述したダイヤルロック関
連部分を除き周知の構成と同様であるので図示および説
明を省略する。
を電気的あるいは光学的に検出するものである。例え
ば、アンテナ２の伸縮に連動するスイッチ（図示せず）
を設け、このスイッチのオン／オフを電気的に検出した
り、あるいは携帯電話機１の内部に光センサ（図示せ
ず）を設け、アンテナ２の伸縮状態を光センサで検出し
て実現する。なお、本発明の第１の実施の形態における
携帯電話機１の細部構成は、上述したダイヤルロック関
連部分を除き周知の構成と同様であるので図示および説
明を省略する。
【００１４】図３は本発明の第１の実施の形態における
携帯電話機のダイヤルロックの有効／無効判定の手順を
示すフローチャートである。以下に図１から図３を参照
して動作を説明する。
携帯電話機のダイヤルロックの有効／無効判定の手順を
示すフローチャートである。以下に図１から図３を参照
して動作を説明する。
【００１５】伸縮式のアンテナ２を有する携帯電話機１
において、通常、アンテナ２は図２（ａ）に示すように
携帯電話機１に押込まれた状態になっていて、ダイヤル
ボタンを押しても電話番号を入力できない状態になって
いる。この状態がダイヤルロックの働いている状態であ
るが、この状態でも電話がかかってきたことが解かるよ
うになっている。
において、通常、アンテナ２は図２（ａ）に示すように
携帯電話機１に押込まれた状態になっていて、ダイヤル
ボタンを押しても電話番号を入力できない状態になって
いる。この状態がダイヤルロックの働いている状態であ
るが、この状態でも電話がかかってきたことが解かるよ
うになっている。
【００１６】このダイヤルロックの状態で携帯電話機１
が着信を検出すると（ステップ１：Ｓ１と略称する）、
アンテナ伸縮検出部３によってアンテナ２が引出された
か否かが判定される（Ｓ２）。携帯電話機１の取扱者が
応答するためアンテナ２が引出されたときに、ダイヤル
ロック制御部４によってダイヤルロックを無効、つまり
解除状態にする（Ｓ３）。そして応答ボタン（図示せ
ず）が取扱者により操作され、応答を検出する（Ｓ
４）。
が着信を検出すると（ステップ１：Ｓ１と略称する）、
アンテナ伸縮検出部３によってアンテナ２が引出された
か否かが判定される（Ｓ２）。携帯電話機１の取扱者が
応答するためアンテナ２が引出されたときに、ダイヤル
ロック制御部４によってダイヤルロックを無効、つまり
解除状態にする（Ｓ３）。そして応答ボタン（図示せ
ず）が取扱者により操作され、応答を検出する（Ｓ
４）。
【００１７】通話完了後、携帯電話機１が終話状態を検
出すると（Ｓ５）、アンテナ伸縮検出部３によってアン
テナ２が押込められたか否かを判定し（Ｓ６）、元の状
態に押し込められたときには、ダイヤルロック制御部４
によってダイヤルロックを有効にする（Ｓ７）。なお、
この携帯電話機１から発信する場合には、アンテナ２を
引出しダイヤルロックを外してから相手の電話番号を入
力し発信する。
出すると（Ｓ５）、アンテナ伸縮検出部３によってアン
テナ２が押込められたか否かを判定し（Ｓ６）、元の状
態に押し込められたときには、ダイヤルロック制御部４
によってダイヤルロックを有効にする（Ｓ７）。なお、
この携帯電話機１から発信する場合には、アンテナ２を
引出しダイヤルロックを外してから相手の電話番号を入
力し発信する。
【００１８】上述したように第１の実施の形態では、ア
ンテナ２が携帯電話機１に押込まれているときには、ダ
イヤルロックが働いているので、ダイヤルボタンを誤っ
て操作してもその操作は無効となり、アンテナ２が引出
されているときのみダイヤルボタン入力を有効にさせる
ことができる。
ンテナ２が携帯電話機１に押込まれているときには、ダ
イヤルロックが働いているので、ダイヤルボタンを誤っ
て操作してもその操作は無効となり、アンテナ２が引出
されているときのみダイヤルボタン入力を有効にさせる
ことができる。
【００１９】次に、本発明の第２の実施の形態について
図面を参照して説明する。この第２の実施の形態では、
付属のタッチペンを用いタッチパネルに図形や文字の情
報入力，保存，表示を行う携帯端末の一種である小型情
報端末でのタッチペン入力について説明する。
図面を参照して説明する。この第２の実施の形態では、
付属のタッチペンを用いタッチパネルに図形や文字の情
報入力，保存，表示を行う携帯端末の一種である小型情
報端末でのタッチペン入力について説明する。
【００２０】図４は本発明の第２の実施の形態における
小型情報端末のロック機構関連部分を示す構成図であ
り、図５（ａ）は小型情報端末のタッチペンが差込まれ
た状態を示す図であり、図５（ｂ）はタッチペンが引抜
かれた状態を示す図である。図４を参照すると、本発明
の小型情報端末１０は、タッチペン１１を収納するタッ
チペン収納部１２と、タッチペン収納部１２におけるタ
ッチペン１１の抜差し状態を検出するタッチペン抜差し
検出部１３と、タッチペン抜差し検出部１３によりタッ
チペン１１の引抜かれた状態が検出されたときにはタッ
チパネルへの入力を有効にしタッチペン１１の収納され
た状態を検出したときにはタッチパネルへの入力を無効
にする入力制御部１４と、タッチペン入力が行われるタ
ッチパネル１５とを備える。
小型情報端末のロック機構関連部分を示す構成図であ
り、図５（ａ）は小型情報端末のタッチペンが差込まれ
た状態を示す図であり、図５（ｂ）はタッチペンが引抜
かれた状態を示す図である。図４を参照すると、本発明
の小型情報端末１０は、タッチペン１１を収納するタッ
チペン収納部１２と、タッチペン収納部１２におけるタ
ッチペン１１の抜差し状態を検出するタッチペン抜差し
検出部１３と、タッチペン抜差し検出部１３によりタッ
チペン１１の引抜かれた状態が検出されたときにはタッ
チパネルへの入力を有効にしタッチペン１１の収納され
た状態を検出したときにはタッチパネルへの入力を無効
にする入力制御部１４と、タッチペン入力が行われるタ
ッチパネル１５とを備える。
【００２１】タッチペン抜差し検出部１３は、タッチペ
ン１１の抜差しを電気的あるいは光学的に検出するもの
である。例えば、タッチペン１１がタッチペン収納部１
２に収納されたときに連動するスイッチ（図示せず）を
設け、このスイッチのオン／オフを電気的に検出した
り、あるいは小型情報端末１０の内部に光センサ（図示
せず）を設け、タッチペン１１の挿抜状態を光センサで
検出して実現する。なお、本発明の第２の実施の形態に
おける小型情報端末１０の細部構成は、上述したタッチ
ペン入力関連部分を除き周知の構成と同様であるので図
示および説明を省略する。
ン１１の抜差しを電気的あるいは光学的に検出するもの
である。例えば、タッチペン１１がタッチペン収納部１
２に収納されたときに連動するスイッチ（図示せず）を
設け、このスイッチのオン／オフを電気的に検出した
り、あるいは小型情報端末１０の内部に光センサ（図示
せず）を設け、タッチペン１１の挿抜状態を光センサで
検出して実現する。なお、本発明の第２の実施の形態に
おける小型情報端末１０の細部構成は、上述したタッチ
ペン入力関連部分を除き周知の構成と同様であるので図
示および説明を省略する。
【００２２】図６は本発明の第２の実施の形態における
小型情報端末のタッチペン入力の有効／無効判定の手順
を示すフローチャートである。以下に図４から図６を参
照して動作を説明する。タッチペン１１を収納する収納
部を有しこのタッチペン１１によりタッチパネル１５へ
の入力機能を備える小型情報端末１０において、通常、
タッチペン１１は図５（ａ）に示すように小型情報端末
１０の収納部に差込まれた状態になっており、これがタ
ッチパネル１５への入力が無効になるよう働いている状
態である。
小型情報端末のタッチペン入力の有効／無効判定の手順
を示すフローチャートである。以下に図４から図６を参
照して動作を説明する。タッチペン１１を収納する収納
部を有しこのタッチペン１１によりタッチパネル１５へ
の入力機能を備える小型情報端末１０において、通常、
タッチペン１１は図５（ａ）に示すように小型情報端末
１０の収納部に差込まれた状態になっており、これがタ
ッチパネル１５への入力が無効になるよう働いている状
態である。
【００２３】この無効状態で、タッチペン抜差し検出部
１３によりタッチペン１１が抜かれたか否か判定され
（Ｓ１）、タッチペン１１を使用するため抜かれたこと
が検出されると入力制御部１４に通知し、この状態でタ
ッチパネル１５はタッチペン入力が有効状態となる（Ｓ
１２）。この小型情報端末１０の使用者によるタッチペ
ン入力を検知すると（Ｓ１３）、小型情報端末１０では
その入力に応じた動作を行う（Ｓ１４）。そして、タッ
チペン抜差し検出部１３によりタッチペンがその収納部
１２に差込まれたか否かを判定し（Ｓ１５）、差込まれ
た状態が検出されたならば、入力制御部１４にこの状態
を通知しタッチペン入力を無効状態に戻す（Ｓ１６）。
１３によりタッチペン１１が抜かれたか否か判定され
（Ｓ１）、タッチペン１１を使用するため抜かれたこと
が検出されると入力制御部１４に通知し、この状態でタ
ッチパネル１５はタッチペン入力が有効状態となる（Ｓ
１２）。この小型情報端末１０の使用者によるタッチペ
ン入力を検知すると（Ｓ１３）、小型情報端末１０では
その入力に応じた動作を行う（Ｓ１４）。そして、タッ
チペン抜差し検出部１３によりタッチペンがその収納部
１２に差込まれたか否かを判定し（Ｓ１５）、差込まれ
た状態が検出されたならば、入力制御部１４にこの状態
を通知しタッチペン入力を無効状態に戻す（Ｓ１６）。
【００２４】上述したように第２の実施の形態では、タ
ッチペン１１が小型情報端末１０の収納部に収納されて
いる場合には、タッチペン入力を無効状態としており、
タッチパネル１５に接触しても情報入力を行うことがで
きないので、誤操作による不具合を回避することができ
る。
ッチペン１１が小型情報端末１０の収納部に収納されて
いる場合には、タッチペン入力を無効状態としており、
タッチパネル１５に接触しても情報入力を行うことがで
きないので、誤操作による不具合を回避することができ
る。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置に実装してある部品を伸縮あるいは挿抜操作し、装置
の特定機能を有効にしたり無効にすることにより、誤操
作による不具合を回避することおよび装置の小型化を実
現することができる。
置に実装してある部品を伸縮あるいは挿抜操作し、装置
の特定機能を有効にしたり無効にすることにより、誤操
作による不具合を回避することおよび装置の小型化を実
現することができる。
【００２６】また、本発明の携帯電話機によれば、伸縮
式のアンテナを有する携帯電話機で、アンテナが押込ま
れた第１の状態およびこのアンテナが伸長された第２の
状態のいずれかの状態であるかを検出し、第１の状態の
ときには携帯電話機のダイヤルロックを有効にし、第２
の状態のときにはダイヤルロックを無効にすることによ
り、ダイヤルロックの状態が一目で解かるだけでなく、
ダイヤルロックに対しダイヤルボタンの長押しあるいは
特定の番号入力を識別するためのソフトウェアを不要と
し、且つ携帯電話機の取扱者の操作に手間がかからな
い。
式のアンテナを有する携帯電話機で、アンテナが押込ま
れた第１の状態およびこのアンテナが伸長された第２の
状態のいずれかの状態であるかを検出し、第１の状態の
ときには携帯電話機のダイヤルロックを有効にし、第２
の状態のときにはダイヤルロックを無効にすることによ
り、ダイヤルロックの状態が一目で解かるだけでなく、
ダイヤルロックに対しダイヤルボタンの長押しあるいは
特定の番号入力を識別するためのソフトウェアを不要と
し、且つ携帯電話機の取扱者の操作に手間がかからな
い。
【００２７】さらに、本発明の小型情報端末によれば、
タッチペンを収納する収納部を有しこのタッチペンによ
る入力機能を備える小型情報端末で、タッチペンが収納
部から抜かれた第１の状態およびタッチペンが収納部に
収納された第２の状態のいずれかの状態であるかを検出
し、第１の状態のときにはタッチパネルへの入力を有効
とし、第２の状態のときにはタッチパネルへの入力を無
効とすることにより、誤入力を避けるためタッチパネル
に蓋を取付ける必要がないので、装置を小型化すること
ができる。。
タッチペンを収納する収納部を有しこのタッチペンによ
る入力機能を備える小型情報端末で、タッチペンが収納
部から抜かれた第１の状態およびタッチペンが収納部に
収納された第２の状態のいずれかの状態であるかを検出
し、第１の状態のときにはタッチパネルへの入力を有効
とし、第２の状態のときにはタッチパネルへの入力を無
効とすることにより、誤入力を避けるためタッチパネル
に蓋を取付ける必要がないので、装置を小型化すること
ができる。。
【図１】本発明の第１の実施の形態における携帯電話機
のロック機構関連部分を示す構成図である。
のロック機構関連部分を示す構成図である。
【図２】（ａ）は本発明の第１の実施の形態における携
帯電話機のアンテナが押込まれた状態を示す図である。
（ｂ）はアンテナが引出された状態を示す図である。
帯電話機のアンテナが押込まれた状態を示す図である。
（ｂ）はアンテナが引出された状態を示す図である。
【図３】本発明の第１の実施の形態における携帯電話機
のダイヤルロックの有効／無効判定の手順を示すフロー
チャートである。
のダイヤルロックの有効／無効判定の手順を示すフロー
チャートである。
【図４】本発明の第２の実施の形態における小型情報端
末のロック機構関連部分を示す構成図である。
末のロック機構関連部分を示す構成図である。
【図５】（ａ）は本発明の第２の実施の形態における小
型情報端末のタッチペンが差込まれた状態を示す図であ
る。（ｂ）はタッチペンが引抜かれた状態を示す図であ
る。
型情報端末のタッチペンが差込まれた状態を示す図であ
る。（ｂ）はタッチペンが引抜かれた状態を示す図であ
る。
【図６】本発明の第２の実施の形態における小型情報端
末のタッチペン入力の有効／無効判定の手順を示すフロ
ーチャートである。
末のタッチペン入力の有効／無効判定の手順を示すフロ
ーチャートである。
１ 携帯電話機 ２ アンテナ ３ アンテナ伸縮検出部 ４ ダイヤルロック制御部 ５ ダイヤル入力部 １０ 小型情報端末 １１ タッチペン １２ タッチペン収納部 １３ タッチペン抜差し検出部 １４ 入力制御部 １５ タッチパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B087 AA00 AB05 AB10 AC05 AE09 CC02 CC12 CC24 5K023 AA07 BB11 GG11 LL05 5K027 AA11 BB09 HH00 HH11 HH14 5K067 AA26 BB04 EE02 EE32 KK01 KK17
Claims (9)
- 【請求項１】 携帯端末に実装した部品の伸縮あるいは
抜差し状態を検出することにより、前記携帯端末の特定
機能を有効および無効のいずれかにすることを特徴とす
る携帯端末におけるロック機構。 - 【請求項２】 前記伸縮する部品はアンテナであること
を特徴とする請求項１記載の携帯端末におけるロック機
構。 - 【請求項３】 前記抜差しする部品はタッチパネルへの
入力を行うタッチペンであることを特徴とする請求項１
記載の携帯端末におけるロック機構。 - 【請求項４】 伸縮式のアンテナを有する携帯電話機に
おいて、前記アンテナの伸縮状態を検出する伸縮状態検
出手段と、前記伸縮状態検出手段により前記アンテナの
押込まれた状態が検出されたときには前記携帯電話機の
ダイヤルロックを有効にし前記アンテナの引出された状
態が検出されたときには前記ダイヤルロックを無効にす
る制御手段とを備えることを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項５】 タッチペンを収納する収納手段を有しこ
のタッチペンによりタッチパネルへの入力機能を備える
小型情報端末において、前記タッチペンの前記収納手段
における抜差し状態を検出する抜差し状態検出手段と、
前記抜差し状態検出手段により前記タッチペンの引抜か
れた状態が検出されたときには前記タッチパネルへの入
力を有効にし前記タッチペンの収納された状態が検出さ
れたときには前記タッチパネルへの入力を無効にする制
御手段とを備えることを特徴とする小型情報端末。 - 【請求項６】 前記伸縮状態検出手段は、電気的あるい
は光学的に検出することを特徴とする請求項４記載の携
帯電話機。 - 【請求項７】 前記抜差し状態検出手段は、電気的ある
いは光学的に検出することを特徴とする請求項５記載の
小型情報端末。 - 【請求項８】 伸縮式のアンテナを有する携帯電話機に
おいて、前記アンテナが押込まれた第１の状態およびこ
のアンテナが伸長された第２の状態のいずれかの状態で
あるかを検出し、前記第１の状態のときには前記携帯電
話機のダイヤルロックを有効にし、前記第２の状態のと
きには前記ダイヤルロックを無効にすることを特徴とす
る携帯電話機におけるダイヤルのロック方法。 - 【請求項９】 タッチペンを収納する収納部を有しこの
タッチペンによりタッチパネルへの入力機能を備える小
型情報端末において、前記タッチペンが前記収納部から
抜かれた第１の状態および前記タッチペンが前記収納部
に収納された第２の状態のいずれかの状態であるかを検
出し、前記第１の状態のときには前記タッチパネルへの
入力を有効とし、前記第２の状態のときには前記タッチ
パネルへの入力を無効とすることを特徴とする小型情報
端末におけるタッチペン入力のロック方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11108929A JP2000307716A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 携帯端末におけるロック機構、携帯電話機および小型情報端末ならびにロック方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11108929A JP2000307716A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 携帯端末におけるロック機構、携帯電話機および小型情報端末ならびにロック方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000307716A true JP2000307716A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14497247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11108929A Pending JP2000307716A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 携帯端末におけるロック機構、携帯電話機および小型情報端末ならびにロック方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000307716A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001111661A (ja) * | 1999-08-13 | 2001-04-20 | Nokia Mobile Phones Ltd | タッチ・センス・スクリーンを備える通信デバイス |
| JPWO2020183626A1 (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 |
-
1999
- 1999-04-16 JP JP11108929A patent/JP2000307716A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001111661A (ja) * | 1999-08-13 | 2001-04-20 | Nokia Mobile Phones Ltd | タッチ・センス・スクリーンを備える通信デバイス |
| JPWO2020183626A1 (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | ||
| JP7187663B2 (ja) | 2019-03-12 | 2022-12-12 | 株式会社ワコム | タッチパッド及びコンピュータ |
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