JP2000303222A - 釣り用衣類及び釣り用靴 - Google Patents

釣り用衣類及び釣り用靴

Info

Publication number
JP2000303222A
JP2000303222A JP10497599A JP10497599A JP2000303222A JP 2000303222 A JP2000303222 A JP 2000303222A JP 10497599 A JP10497599 A JP 10497599A JP 10497599 A JP10497599 A JP 10497599A JP 2000303222 A JP2000303222 A JP 2000303222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fishing
fine particles
weight
type crystal
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10497599A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Shigefuji
秀俊 重藤
Tsukasa Sakurada
司 桜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Shinshu Ceramics Co Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
Shinshu Ceramics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd, Shinshu Ceramics Co Ltd filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP10497599A priority Critical patent/JP2000303222A/ja
Publication of JP2000303222A publication Critical patent/JP2000303222A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B7/00Footwear with health or hygienic arrangements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B1/00Footwear characterised by the material
    • A43B1/0045Footwear characterised by the material made at least partially of deodorant means

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Gloves (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汗等の臭いを消臭し、かぶれやアトピーを防
止する釣り用衣類及び釣り用靴を提供する。 【解決手段】 釣り用衣類の内表面11及び釣り用靴の
内表面及び靴底に光半導体粉末3a及び金属粉末3bを
含有する光触媒体3を付着する。低温溶射によって光触
媒機能体2を付着する場合は、チタニアのアナターゼ型
結晶20〜30重量%と、ルチル型結晶70〜80重量
%の光触媒皮膜ができるように各条件が設定される。塗
膜、印刷インキの場合は、チタニアのルチル形結晶微粒
子50〜80重量%及びアナターゼ型結晶微粒子20〜
50重量%と金属微粒子と、吸着剤としてのセラミック
微粒子をバインダー中に混入させたものを付着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殺菌作用、消臭作
用等を有する釣り用衣類及び釣り用靴に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、グローブ、タイツ、レインスー
ツ、帽子、ブーツ等の釣り用衣類の外表面には、水が浸
透するのを防止するため、フッ素樹脂やゴム等によって
撥水・防水加工が施されている。その結果、釣りを長時
間行っていると釣り用衣類の内側にこもる汗等によっ
て、汚臭が残るばかりか、肌がふやけてむけたり、衣類
に施した接着剤によってかぶれたりする問題が有る。衣
類内面に付着浸透した汗は時間が経つに連れ、雑菌の繁
殖や汚臭の原因となるばかりでなく、着用した人の体質
によっては、アトピーの原因にもなっていた。
【0003】また、ブーツにあっては、内部に汚臭が残
る、肌がふやけてむけたり、ブーツ施した接着剤によっ
てかぶれたりする問題が有るばかりか、靴底に汚れや臭
いがこびり付くといった問題も有る。
【0004】一方、近年において、下着等に銅や銀等に
て抗菌処理を施したものを見かける。しかし、抗菌剤
は、経年的に溶出することによって菌の繁殖を抑えるも
の出るため、菌自体を除去できず、消臭効果を長時間に
亘って持続させることができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたものであり、釣り用衣類の内側で殺菌作
用、消臭作用を奏し、着用する者のかぶれやアトピーを
防止する釣り用衣類及び内側で殺菌作用、消臭作用を奏
し、着用する者のかぶれやアトピーを防止し靴底の汚れ
や汚臭が付着するのを防止する釣り用靴を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、光
半導体粉末(3a,5a)及び金属粉末(3b,5b)
を含有する光触媒機能体を釣り用衣類の内表面(11)
に付着した。
【0007】請求項2の発明では、請求項1記載の釣り
用衣類(10,20,30)において、前記光半導体粉
末(3a)は、ルチル型結晶の酸化チタン(TiO2
の微粉末を低温溶射法により溶射してアナターゼ型結晶
20〜30重量%及びルチル型結晶70〜80重量%の
酸化チタン(TiO2)であること特徴とする。
【0008】請求項3の発明では、請求項1記載の釣り
用衣類において、前記光触媒機能体は、酸化チタン(T
iO2)のアナターゼ型結晶微粒子20〜50重量%及
びルチル型結晶微粒子50〜80重量%と、金属微粒子
(5b)と、吸着剤としてのセラミック微粒子(6)を
含有し、前記光触媒機能体をバインダー(7)中に混入
せしめて形成した塗料(71)又は印刷インキ(70)
を前記釣り用衣類の内表面に塗布又は印刷したことを特
徴とする。
【0009】請求項4の発明では、光半導体粉末(3
a,5a)及び金属粉末(3b,5b)を含有する光触
媒機能体が付着された靴底部(34)を釣り用靴(30
A)に備えた。
【0010】請求項5の発明では、請求項4記載の釣り
用靴(30A)において、前記光半導体粉末(3a)
は、ルチル型結晶の酸化チタン(TiO2)の微粉末を
低温溶射法により溶射してアナターゼ型結晶20〜30
重量%及びルチル型結晶70〜80重量%の酸化チタン
(TiO2)であること特徴とする。
【0011】請求項6の発明では、請求項4記載の釣り
用靴において、前記光触媒機能体は、酸化チタン(Ti
2)のアナターゼ型結晶微粒子20〜50重量%及び
ルチル型結晶微粒子50〜80重量%と、金属微粒子
(5b)と、吸着剤としてのセラミック微粒子(6)を
含有し、前記光触媒機能体をバインダー(7)中に混入
せしめて形成した塗料(71)又は印刷インキ(70)
を前記靴底部(30A)に塗布又は印刷したことを特徴
とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0013】図1〜3は、本発明にかかる釣り用衣類の
実施例を示している。図1はグローブ10を、図2はタ
イツ20を、図3はブーツ30をそれぞれ示している。
図1はグローブ10の手の甲側の一部を切り欠いた状態
を示している。このグローブ10は、釣竿の振り出しの
ときに釣糸の取扱いを容易にするために、親指、人差し
指及び中指を挿入する袋部の先端が開放されており、指
先を袋部の先端から突き出すことができる。グローブ1
0の外表面12には、内部に雨水等が浸透するのを防止
するため、撥水・防水処理が施されている。また、切り
欠いた部分から見えるグローブ1の内表面11全体に
は、殺菌作用、消臭作用等を奏する光触媒機能体が付着
されている。
【0014】図2のタイツ20は、鮎釣りなど川の中に
入って釣りを行うときに着用する。タイツ20の外表面
22の生地には、内部に雨が浸透しないように撥水・防
水処理が施されている。そして内表面21の生地には、
その全体に亘り殺菌作用、消臭作用を奏する光触媒機能
体が付着されている。
【0015】図3に示すブーツ30は、筒状に形成され
た胴部300と靴底部301から構成されている。胴部
300の外表面32は、内部に泥水等の侵入を防止する
ため、ゴム等の撥水・防水作用のある材質の部材により
形成されている。胴部300の内表面31及び靴底部3
01の内表面311及び靴底部301自体には、殺菌作
用、消臭作用を奏する光触媒機能体が付着されている。
【0016】図4は、上記釣り用衣類としてのグローブ
10の微小部分を模型的に示している。この図に示すよ
うに、釣り用衣類の外表面12に施された撥水・防水処
理によりグローブ10に降りかかる雨水Rを弾き返し、
内部に水分が浸入するのを防止している。また、グロー
ブ10の内表面及び外表面は、手にかいた汗の蒸気Sが
外部に発散するように、透湿性を有している。
【0017】一方、グローブ10の内表面には、殺菌、
消臭等の作用を奏する光触媒機能体が付着されている。
この光触媒機能体は、気化されずそのままグローブ内部
11に残留する汗に含まれるアンモニア等の臭いの成分
A、手についた目に見えない細菌B等を分解する。
【0018】図5は、グローブの内表面を拡大したもの
を模型的に示している。この図は、低温溶射法によりグ
ローブの内表面11に使用される生地に光触媒を付着せ
しめた状態を示すものであり、例えば融点が2000℃
以下である酸化チタン(TiO2)の微粒子(5〜25
μm)と、金属の微粒子(1〜10μm)とを酸素、ア
セチレン等を使用したガス溶射法により約2900〜3
000℃で溶融したセラミックスを溶射したものであ
る。溶射した状態では、光触媒粒子3は、一方の電極と
して作用する酸化チタン粒子3aとこの酸化チタン粒子
3aに坦持された他方の電極として作用する金属の例え
ば銀粒子3bとからなる。光触媒粒子3は電気化学セル
をなし、溶射後は、30〜40μの粒子となり、ガスの
高温により溶融しつつアンカー効果により付着する。酸
素、アセチレン等を使用するガス溶射による低温溶射法
においては、溶融光触媒微粒子を噴射するガストーチと
グローブ内表面11の生地とを相対的に移動させて基材
の表面が50℃以上に上がらないようにして行われ、し
たがって、紙、布等に対しても溶射が可能となるもので
ある。しかしながら、使用原料の粉体の融点は2000
℃以下に制限される。
【0019】一般に、アナターゼ結晶形態の酸化チタン
(チタニア)は、強力な光触媒作用を有するが、溶射後
の光触媒粒子がすべてアナターゼ結晶を有していると、
その分解作用が強すぎて基材を犯してしまうので実用化
できないこととなる。しかしながら、ルチル結晶粒子の
粒径、溶射温度、生地表面温度及び使用加熱源をそれぞ
れ5〜25μm、約2900〜3000℃、40〜50
℃及びガスに調整選択することにより、アナターゼ結晶
20〜30%を生成することができる。すなわち、アナ
ターゼとルチルとの変態点である約750℃を超えれば
結晶はすべてルチル型結晶になる。上述の低温溶射法に
よれば、全てルチル結晶の粒子を準備してこれを溶射す
ると、20〜30%のアナターゼ結晶が生成され、残り
がルチル結晶となる。種々の実験によれば、溶射後のア
ナターゼ対ルチルの重量比は1:3が好適であることが
X線分析の結果判明した。
【0020】また、光触媒粒子3にアパタイト、ゼオラ
イト、活性炭等の菌、有害物質、臭い等を吸着する吸着
剤4を混合して溶射すれば、グローブ内表面11の基材
を犯さないようにアナターゼ結晶の量を調整することに
よって光触媒作用が弱められた点が補強される。
【0021】すなわち、溶射後のハイドロキシアパタイ
ト等の吸着剤4は、雰囲気中の菌、有害物質、臭い等の
処理対象を吸着保持し、この吸着保持した処理対象を2
0〜30重量%のアナターゼ結晶を有する光触媒粒子3
が分解するので、光触媒作用が補強されることとなる。
光触媒作用を強めるためには、粒子が対象物に触れる接
触面積を増やす必要があるが、低温溶射法によれば、プ
ラズマ溶射に比較して粒子が細かく表面積の大なる膜が
形成されるので好ましい。光半導体粉末としては、Ti
2の他、CdS、CdSe、WO3、Fe23、SrT
iO3、KNbO3等が挙げられる。
【0022】一方、金属粉末として、銀の他、金、白
金、銅等の金属粉末を挙げることができる。光触媒体と
して機能を十分に発揮するためには水分が不可欠であ
り、水分が存在する場合であっても経時変化が少なくか
つ経済性をも考慮すると、無毒でかつそれ自体で殺菌作
用を奏する銀が好ましい。なお、電極としては、必ずし
も金属には限定されず、これら金属の代わりに例えば、
ケイ素Siが使用可能であることが判明し、このケイ素
電極によっても電子の移動が生じる。銀、金、白金等は
価格が高くケイ素の使用は経済的に大きな効果を果たす
ものである。
【0023】これに対し、吸着剤は、セラミクス粉末、
活性炭又は絹繊維含有物よりなる群から選ばれる1以上
を挙げることができる。なお、これらは1種類のみを使
用するものには限られず、必要に応じて2以上を混ぜ合
わせて使用してもよい。また、セラミクス粉末として
は、アパタイト、ゼオライト、セピオライト等が使用さ
れる。ここで、アパタイトとしては、細菌、ウイルス、
かび等の蛋白質を選択的に吸着するハイドロキシアパタ
イト[Ca10(PO46(OH)2]が好ましい。また、
絹繊維含有物としては、絹繊維粉末の他、顆粒状に成形
したものや、ゲル状物も含まれる。
【0024】これら吸着剤(絹繊維含有物の場合は粉
末)の粒径は、確保できる表面積、良好な吸着作用性を
考慮すると、0.001〜1.0μm、好ましくは、
0.01〜0.05μmとするとよい。そして、殺菌、
消臭、防汚作用を効果的に発揮させるため、光半導体粉
末と吸着剤との混合比は、光半導体粉末100重量部に
対し吸着剤を1〜50重量部、好ましくは、10〜30
重量部とするとよい。
【0025】ハイドロキシアパタイトを混合した溶射皮
膜の原料は、1例としてTiO280重量%、Ag10
重量%、ハイドロキシアパタイト10重量%が好適であ
る。
【0026】図6は、グローブの内表面11に施された
光触媒粒子5を含む塗料又印刷インキの被膜状態を示す
ものであり、前記光触媒粒子5は酸化チタン粒子5aと
これに坦持された銀粒子5bとからなる。光触媒粒子5
は、図4に示した低温溶射法の場合の粒子と同一構造と
することができる。すなわち、金属電極としてはケイ素
Siも使用可能である。
【0027】なお、これら光触媒粒子5は吸着剤として
のハイドロキシアパタイト6に被覆され、更にバインダ
ー7によってグローブの内表面11表面に付着されてい
る。
【0028】全てがアナターゼ結晶形態の酸化チタン
(TiO2)はその酸化力が極端に強く内表面11をぼ
ろぼろにしてしまうので、塗料又は印刷インキにおいて
も、原料である酸化チタン粒子のアナターゼとルチルの
重量比は20〜50%:50〜80%が好ましく、アナ
ターゼがこれ以下の比率だと光触媒作用が弱いし、これ
以上の比率だと光触媒作用が強すぎてバインダー7を分
解して印刷インキ又は塗料がすぐに剥がれてしまうこと
となる。特にアナターゼ対ルチルとの重量比が約3対7
が最も好ましい。
【0029】塗料は、光半導体粉末、金属粉末及び吸着
剤に加えて、少なくともバインダー7としての塗膜形成
成分及び分散剤を含有し、必要に応じてその他の成分を
含有するものである。
【0030】塗膜形成成分としては、セルロース誘導
体、フタル酸樹脂、フェノール樹脂、アルキド樹脂、ア
ミノアルド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタ
ン樹脂、塩化ビニル樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹
脂、エマルジョン、水溶性樹脂等の合成樹脂を挙げるこ
とができる。分散剤としては、石油系溶剤、芳香族系溶
剤、アルコール系溶剤、エステル系溶剤、ケトン系溶
剤、セルソルブ系溶剤、水等を挙げることができる。な
お、粉体塗料にする場合には、分散剤としての溶剤は不
要となる。また、その他の成分としては、顔料、例え
ば、二酸化チタン、黄鉛、ベンガラ、酸化クロム、カー
ボンブラック等の無機顔料、ハンザイエロー、ノバパー
ムオレンジ、キナクリドンバイオレット、銅フタロシア
ニン等の有機顔料、沈降性炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、タルク、クレー、ホワイトカーボン等の体質顔料、
ジンククロメート、ストロンチウムクロメート、リン酸
亜鉛、リン酸アルミニウム等の防食顔料に代表される特
殊機能顔料等を挙げることができる。
【0031】更に、上記成分以外にも、補助材料とし
て、塗膜乾燥促進性の付与を目的とする乾燥剤、顔料分
散剤、フラッディング防止剤、顔料沈降防止剤、塗料の
流動性の調節を目的とする増粘剤、チキソトロピック
剤、たれ止め剤、塗面の調整を目的とするレベリング
剤、泡消し剤、はじき防止剤、フローティング防止剤の
ほか、可塑剤、皮張り防止剤、静電塗装助剤、すり傷防
止剤、ブロッキング防止剤、紫外線防止剤、防染剤、防
腐剤、防かび剤等を配合することができる。これらの各
成分の配合割合には特別なものはなく、通常販売されて
いる塗料と同じ配合割合を適用することができる。
【0032】塗料における光半導体粉末、金属粉末及び
吸着材料の合計配合量は、殺菌、防臭等の作用を発揮
し、適度な塗装性を確保するため、塗料全量中3〜55
重量%が好ましく、特に15〜35重量%が好ましい。
【0033】なお、光半導体粉末及び金属粉末(Ag)
対吸着材料(ハイドロキシアパタイト)の重量比は、7
0〜80重量%対10〜20重量%が好適である。
【0034】このような塗料の塗装方法は特に制限され
るものではなく、刷毛塗り、エアスプレー塗装、静電塗
装、粉体塗装、電着塗装、カーテンフロー塗装、ロール
塗装等の方法を適用することができる。
【0035】本件出願人が使用している塗料の成分割合
は以下の通りである。 1)アクリルラッカー塗料
【0036】
【表1】
【0037】2)液ウレタン塗料 (乾燥時の塗膜中)光触媒30%、バインダー固形分7
0%。
【0038】
【表2】
【0039】塗工の際には、主剤:硬化剤4:1にて混
合。
【0040】3)焼付アクリル塗料 (乾燥時の塗膜中)光触媒30%、バインダー固形分7
0%。
【0041】
【表3】
【0042】4)水性アクリル塗料 (乾燥時の塗膜中)光触媒50%、バインダー固形分5
0%。
【0043】
【表4】
【0044】図7は、グローブ10‥10の内表面に塗
料71を塗布するディッピング装置1の実施形態を示し
ている。この装置1は、グローブ10‥10を順次搬送
する搬送装置110と、光触媒を含有する塗料71を収
容するタンク120とを備えている。また、タンク12
0内には、塗料71をかき回し、内部に含有された光触
媒がタンク120底部に沈殿するのを防止する攪拌装置
121,121が設けられている。
【0045】搬送装置110は、グローブ10‥10を
所定の方向へ案内する案内レール111と、案内レール
111の長手方向に一定間隔をおいて案内レール111
に吊り下げられるようにして設けられ、グローブ10‥
10を把持する複数の移動体112‥112を備えてい
る。
【0046】案内レール111は、タンク120の上方
をタンク120を横断するように設けられている。ま
た、案内レール111は、タンク120の一端側で下側
に向けて曲成され、タンク120と案内レール111の
距離が近づけられている。そして、案内レール111
は、そのままの高さでタンク120の内側を横断し、タ
ンク120の他端側で再度上方へ向けて曲成されてい
て、横断前と同一の高さとなっている。一方、移動体1
12‥112は細長い2本の棒状の部材で形成され、そ
の上端が案内レール111に沿って移動可能に取り付け
られている。移動体112‥112の下端には、グロー
ブ10‥10を把持する把持部が設けられ、グローブ1
0‥10は、手首側の開口部が進行方向の前方に向けら
れて把持されている。
【0047】このディッピング装置1によれば、グロー
ブ10を把持した移動体112がタンク120の一端側
の上方に到達したときに、グローブ10はタンク120
に収容された塗料に浸漬される。そしてタンク120内
を横断する間にグローブ10の内部に入り込むようにし
て光触媒が含有された塗料71が内表面に付着する(図
6の状態)。その後、図示しない乾燥装置によってグロ
ーブ10を乾燥させて製品を完成させる。
【0048】図8は、グローブの内表面として使用する
生地に塗料を塗布するディッピング装置9を模型的に示
している。この装置9では、原反Gから生地100をそ
の長手方向に引き出して、生地100に塗料を付着させ
る。ディッピング装置9は、原反Gの中心に挿入され、
原反Gが回転自在に取り付けられる回転軸91と、光触
媒を含有する塗料71を収容するタンク90と、塗料7
1が付着された生地100を巻き取るための巻き取り軸
92を備えている。
【0049】タンク90には、生地100をタンク90
内に案内する案内ローラ93と、タンク90内部で生地
100を横断させるように案内している2つのローラ9
4,94と、タンク90外部へ搬送される生地100を
巻き取り軸92の方へ案内する案内ローラ95とを備え
ている。また、このタンク90の底面には、塗料71内
の光触媒が均等に分散するように攪拌する攪拌装置96
が設けられている。
【0050】このディッピング装置9によれば、生地1
00がローラ94,94の間を通過している間に塗料7
1が生地100の表面層部に付着する(図6に示す状態
になる)。なお、生地100が案内ローラ95を通過
後、巻き取り軸92により巻き取られるまでに、図示し
ない乾燥装置によって生地100は乾燥される。グロー
ブ(図1参照)は、この生地を内表面に使用して形成さ
れる。
【0051】一方、前記印刷インキは、光半導体粉末、
金属粉末及び吸着剤に加えて、少なくとも色料及びバイ
ンダー7としてのビヒクルを含有し、必要に応じてその
他の成分を含有するものである。
【0052】色料としては、一般に印刷インキの色料と
して用いるもの、例えば、無機顔料、有機顔料のほか、
油溶染料、分散染料等の染料を上げることができる。ビ
ヒクルとしては、油、例えばアマニ油等の乾性油、大豆
油等の半乾性油、ヒマシ油等の不乾性油を挙げることが
でき、樹脂、例えば、ロジン、変性ロジン、ギルソナイ
ト等の天然樹脂又は天然樹脂誘導体、フェノール樹脂、
アルキド樹脂、キシレン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ケ
トン樹脂、石油樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニ
ル、ウレタン樹脂、塩素化ポリプロピレン、塩素化ゴ
ム、環化ゴム、セルロース誘導体、反応性樹脂をあげる
ことができ、そのほかにも可塑剤を挙げることができ
る。また、その他の成分としては、天然ロウ又は合成ロ
ウのロウ成分、乾燥剤、分散剤、湿潤剤、橋かけ剤、ゲ
ル化剤、増粘剤、皮張り防止剤、安定剤、つや消し剤、
消泡剤、色分かれ防止剤、光重合開始剤、かび防止剤等
を挙げることができる。これらの各成分の配合割合には
特別なものはなく、通常市販されている印刷インキと同
じ配合割合を適用することができる。
【0053】印刷インキにおける光半導体粉末、金属粉
末及び吸着材料の合計配合量は、殺菌、防臭等の作用を
発揮し、適度な印刷性を確保するため、印刷インキ全量
中3〜55重量%が好ましく、特に15〜35重量%が
好ましい。
【0054】このような印刷インキの形態及び種類は特
に制限されるものではなく、ペーストインキ、ソルベン
トインキ又は無溶剤インキとし、それらを平版印刷イン
キ、凸版印刷インキ、グラビア印刷インキ、スクリーン
印刷インキ、凹版印刷インキ、特殊印刷インキとして適
用することができる。これらの中でも本発明の目的を最
も効果的に達成するためには、紙用スクリーンインキ、
プラスチック用スクリーンインキ、ガラス用スクリーン
インキ、布地用スクリーンインキ等のスクリーン印刷用
インキが好ましい。
【0055】図9は、スクリーン印刷機8aにより釣り
用衣類の内表面に使用する生地100に印刷インキを印
刷する工程の1実施形態を示している。このスクリーン
印刷機8aは、シリンダプレス方式の印刷機であって、
円筒状に形成され、回転軸を中心にして回転する印刷台
81と、長方形の枠体が印刷台の側面に若干の隙間を隔
てて接線方向に設けられた版枠82と、版枠82の内側
全面に張られたスクリーン83と、スクリーン83を印
刷台81の表面に押し付けて、スクリーン83上面の印
刷インキを生地100に印刷するへら状のスキージ84
とを備えている。
【0056】印刷台81の表面には複数の孔が形成さ
れ、軸方向の一端側の中心部には、図示しないバキュー
ム装置が接続されている。生地100は、その長手方向
印刷台81の回転する方向に一致するように案内され
ており、バキューム装置によって印刷台81の表面に吸
着されている。版枠82は、生地100の送り方向の前
後に移動可能に設けられ、印刷台81の回転と同調す
る。また、スクリーン83は、複数の微小孔が形成され
た網目状の織物である。この織物の上面には手工的又は
光学的にマスキングするための版膜が形成されている。
なお、スクリーン83の一部には、マスキングされず上
面の印刷インキが被印刷物に到達可能な露出部が形成さ
れている。スキージ84は上下方向に移動可能に設けら
れている。
【0057】釣り用衣類の生地100に印刷インキを印
刷するには、スキージ84を下げ、その先端を印刷台8
1表面にスクリーン83及び生地100を介して押し当
て、スクリーン83上面の印刷インキをスクリーン83
の露出部の微小孔を通して生地100の表面にこすり付
けるようにして行われる。図に示す生地100には、そ
の長手方向に一定間隔をおいて印刷インキが印刷されて
いる。そして、内表面部にこの生地100を用いてグロ
ーブを形成する。
【0058】図10は、印刷インキを釣り用衣類の内表
面の生地に印刷するグラビア印刷機8bの基本的な構造
を示している。このグラビア印刷機8bは、印刷インキ
を貯蔵するインキタンク80と、インキタンク80から
印刷インキ70を汲取るための円柱状に形成されたファ
ニッシャロール85と、その上側にファニッシャロール
85に接するように設けられ、生地100に印刷インキ
70を付着させるための円筒状の版胴86と、この版胴
86の上側に版胴86に接するように設けられ、生地1
00を版胴86とではさみ込んでいる円柱状の圧胴87
とを備えている。生地100は、版胴86と圧胴87と
の間でこれらの回転方に長手方向を一致させて搬送され
ている。
【0059】ファニッシャロール85は、その径の半分
程度がインキタンク80内部の印刷インキ70に浸漬さ
れ、回転軸を中心に回転してインキタンク80から印刷
インキ70をくみ上げ、版胴86の表面に印刷インキ7
0を付着させている。
【0060】版胴86の表面には、全周にわたり格子状
のグラビア目が刻まれている。この版胴86は、ファニ
ッシャロール85と同一の方向に回転している。ファニ
ッシャロール85により表面に付着された印刷インキ7
0は、版胴86の表面全体に一様に付着され、版胴86
の回転に伴い上方へ持ち上げられる。一方、持ち上げら
れた印刷インキ70が約1/4回転した位置に、先端が
版胴86の表面に接触している薄板状の鋼板881を備
えたドクター88が設けられている。版胴86の回転に
伴い持ち上げられた印刷インキ70のうちグラビア目に
入り込んだもの以外はドクター88により掻き落とさ
れ、生地100が搬送されている版胴86の上端には、
グラビア目に残された印刷インキのみが到達する。
【0061】圧胴87は、その下端部を版胴86の上端
部に押圧するようにして生地100を挟み込み、版胴8
6の回転方向とは逆の方向に回転している。そして、版
胴86のグラビア目に入り込んだ印刷インキが版胴86
と圧胴87とによって生地100に向けて押圧されて、
生地100に付着することで印刷される。そして、この
生地100を内表面部に使用して、本発明にかかるグロ
ーブ(図1参照)を形成する。
【0062】以上、グローブについて説明したがタイ
ツ、ブーツに付いても同様に内表面に光触媒機能体を付
着させることができる。更に帽子、アンダーウエアー、
インナーストッキング、靴下等の内表面に光触媒機能体
を付着させることにより、これらについても殺菌、消臭
等の効果を奏することができる。
【0063】図11は、靴底がフェルトにより形成され
たフェルトブーツ30Aを示している。このフェルトブ
ーツ30Aは、人の足が下腿部まで挿入することができ
る筒状の胴部33と、上面は足の裏に当接し、下面は接
地する靴底部34とを備えている。胴部33は内側から
靴下状の裏布33a、防水性に優れた高強度なゴム等の
軟質部材33bからなっている。一方、靴底部34は、
内側からインナーソール34a、上記裏布33aの底
部、ミッドソール34b、軟質部材の折り返し部34c
靴底座34dが順番に接着されている。本実施例のフェ
ルトブーツ30Aにおけるフェルト35は靴底座34d
へ着脱自在に取り付けられるように靴底座34dとフェ
ルト35の間にベルクロファスナー36が設けられてい
る。着脱が不要な場合には、靴底座34dに直接フェル
ト35を接着させてもよい。
【0064】上記裏布33aには、殺菌作用、消臭作用
等を奏する光触媒機能体を低温溶射や塗料を塗布する方
法(たとえば図8に示す装置による)印刷インキを印刷
する(例えば図9、図10に示す装置による)方法、に
て予め付着されている。またインナーソール34aやフ
ェルト35は、前述の方法の他に、図7に示すような装
置により、光触媒及び吸着剤をバインダーへ混入させた
塗料にどぶ付けして光触媒機能体を予め付着させてもよ
い。これらにより、ブーツ30Aの内表面33aと靴底
部34のインナーソール34a及びフェルト35には光
触媒機能体が付着されることになる。なお、本発明は、
フェルトブーツには限定されず、靴底部がフェルトによ
り形成されたフェルトシューズ、鮎シューズ等にも適用
できる。
【0065】図12は、温度変化と光触媒の抵抗値との
関係を示している。図の横軸は温度を、縦軸は抵抗値を
それぞれ表している。この図から明らかなように、温度
上昇と共に抵抗値は比例するように低下している。すな
わち、温度を上昇させることで、光触媒の一方の電極で
ある光半導体粉末の電子が励起され、価電子帯にあった
電子が伝導帯に飛び上がり導電性が向上する。
【0066】本発明では、釣り用衣類の内表面に光触媒
体及び吸着剤からなる光触媒機能体を付着させているた
め、太陽光等の光の強い照射は期待できず、光触媒体の
光照射による触媒作用の効果が若干落ちるが、この光触
媒体は、釣り用衣類を着用する者の体温によって同様な
触媒作用を奏することができる。
【0067】以上、本発明の釣り用衣類に使用される光
触媒機能体は、図13に示すように、即効性について
は、従来の抗菌剤より劣る場合があるが、非溶出型であ
るため、殆ど、液中に溶け出すことはなく、その効果が
長時間持続することとなる。
【0068】したがって、従来の抗菌剤、例えば、抗菌
作用を有する金属イオン(Ag、Cu、Zn)を坦持し
たゼオライト微粒子を光触媒粒子(TiO2+Ag)と
混合させて低温溶射するとか、前記従来の金属イオンを
坦持したゼオライト微粒子をバインダー中に混合して印
刷インキ又は塗料として使用すれば、即効性があり、か
つ持続性のある抗菌、殺菌剤とすることができる。
【0069】一般に、遠赤外線を放射する物質としては
セラミックスが優れているが、本発明の光触媒機能体で
あるTiO2粉末の低温溶射法による皮膜は、黒体に近
い放射特性を有しており、良好な遠赤外線放射皮膜とし
ても機能する。このため釣り用衣類の内表面に使用する
ことで、身体にも良い釣り用衣類を得ることができる。
【0070】
【発明の効果】以上、請求項1〜3にかかる釣り用衣類
は、光の照射の弱い分を光触媒体の触媒作用を人の体温
により補うことで、殺菌作用、消臭作用を奏し、釣をす
る者に不快感を与えることを防止するだけでなく、釣り
用衣類の内面側の細菌、有害物質等を分解してアトピー
を防止することができる。特に、請求項2及び請求項3
の発明では、アナターゼとルチルとの比を適切に設定す
ることにより、釣り用衣類を犯すことがなく、良好な消
臭性、殺菌性を有する。
【0071】請求項4〜7の釣用靴では、靴の裏面に付
着する汚れ、臭いの成分を分解し、消臭作用、防汚作用
を奏することができる。更に、内部の消臭、殺菌作用を
奏するので足のかぶれやアトピーを防止できる。請求項
5及び請求項6の発明では、請求項2及び請求項3の発
明と同様に、アナターゼとルチルとの比を適切に設定す
ることにより、釣り用衣類を犯すことがなく、良好な消
臭性、殺菌性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の釣り用衣類の1例としてのグローブの
一部切り欠き正面図。
【図2】本発明の釣り用衣類の1例としてのタイツの一
部を切り欠いた斜視図。
【図3】本発明の釣り用衣類の1例としてのブーツの縦
断面図。
【図4】グローブの微小部分を模型に示した斜視図。
【図5】グローブの内表面の生地に溶射により光触媒機
能態を付着した状態をモデル的に示した拡大図。
【図6】グローブの表面に印刷して光触媒機能態を付着
した状態をモデル的に示した拡大図。
【図7】グローブの内表面に塗料を付着させるディッピ
ング装置の概要を示す図。
【図8】生地に塗料を付着させるディッピング装置の概
要を示す図。
【図9】釣り用衣類の内表面を形成する素材の生地に被
着剤としての印刷インキを印刷するスクリーン印刷機の
斜視図。
【図10】釣り用衣類の内表面を形成する素材の生地に
被着剤としての印刷インキを印刷するグラビア印刷機の
側面図。
【図11】本発明にかかる釣り用靴の1例であるフェル
トブーツの縦断面側面図。
【図12】光触媒の抵抗値の温度変化に対する関係を示
した図。
【図13】従来と本発明との光触媒としての効果の比較
を示す図。
【符号の説明】
10 釣り用衣類(グローブ) 20 釣り用衣類(タイル) 30 釣り用衣類(ブーツ) 30A 釣り用靴(フェルトシューズ) 3,5 光触媒粒子 4,6 吸着剤 7 バインダー 8aスクリーン印刷機 8b グラビア印刷機 1,9 ディッピング装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61L 2/16 A43B 10/00 101Z D06M 11/46 D06M 11/12 (72)発明者 桜田 司 長野県木曽郡上松町大字荻原川向諸原1391 −3 株式会社信州セラミックス内 Fターム(参考) 3B011 AA01 AA14 AB15 3B033 AA03 AB12 BA02 4C058 AA05 AA08 BB07 CC08 JJ04 JJ05 JJ23 4F050 AA07 BA55 EA01 HA27 HA37 HA41 HA43 HA45 HA52 HA93 HA96 JA21 KA07 4L031 AB31 BA04 BA09 BA23 CA00 DA12 DA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光半導体粉末及び金属粉末を含有する光
    触媒機能体を内表面に付着したことを特徴とする釣り用
    衣類。
  2. 【請求項2】 前記光半導体粉末は、ルチル型結晶の酸
    化チタン(TiO2)の微粉末を低温溶射法により溶射
    してアナターゼ型結晶20〜30重量%及びルチル型結
    晶70〜80重量%の酸化チタン(TiO2)であるこ
    と特徴とする請求項1記載の釣り用衣類。
  3. 【請求項3】 前記光触媒機能体は、酸化チタン(Ti
    2)のアナターゼ型結晶微粒子20〜50重量%及び
    ルチル型結晶微粒子50〜80重量%と、金属微粒子
    と、吸着剤としてのセラミック微粒子を含有し、 前記光触媒機能体をバインダー中に混入せしめて形成し
    た塗料又は印刷インキを前記釣り用衣類の内表面に塗布
    又は印刷したことを特徴とする請求項1記載の釣り用衣
    類。
  4. 【請求項4】 光半導体粉末及び金属粉末を含有する光
    触媒機能体を内表面に付着したことを特徴とする釣り用
    靴。
  5. 【請求項5】 光半導体粉末及び金属粉末を含有する光
    触媒機能体が付着された靴底部を備えたことを特徴とす
    る釣り用靴。
  6. 【請求項6】 前記光半導体粉末は、ルチル型結晶の酸
    化チタン(TiO2)の微粉末を低温溶射法により溶射
    してアナターゼ型結晶20〜30重量%及びルチル型結
    晶70〜80重量%の酸化チタン(TiO2)であるこ
    と特徴とする請求項4又は5に記載の釣り用靴
  7. 【請求項7】 前記光触媒機能体は、酸化チタン(Ti
    2)のアナターゼ型結晶微粒子20〜50重量%及び
    ルチル型結晶微粒子50〜80重量%と、金属微粒子
    と、吸着剤としてのセラミック微粒子を含有し、 前記光触媒機能体をバインダー中に混入せしめて形成し
    た塗料又は印刷インキを前記靴底部に塗布又は印刷した
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の釣り用靴。
JP10497599A 1999-04-13 1999-04-13 釣り用衣類及び釣り用靴 Pending JP2000303222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10497599A JP2000303222A (ja) 1999-04-13 1999-04-13 釣り用衣類及び釣り用靴

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10497599A JP2000303222A (ja) 1999-04-13 1999-04-13 釣り用衣類及び釣り用靴

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000303222A true JP2000303222A (ja) 2000-10-31

Family

ID=14395106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10497599A Pending JP2000303222A (ja) 1999-04-13 1999-04-13 釣り用衣類及び釣り用靴

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000303222A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002223813A (ja) * 2000-11-29 2002-08-13 Chikao:Kk 靴類の形状保持具
WO2007116302A2 (en) * 2006-04-11 2007-10-18 Nm Tech Nanomaterials Microdevice Technology Ltd. Semifinished products, footwear elements, apparatuses and methods for obtaining footwear elements, and footwear
JP2009247432A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Shimano Inc 釣り用ブーツ及びインソールセット
WO2016184324A1 (zh) * 2015-05-18 2016-11-24 宝峰时尚国际控股有限公司 复合光催化材料的应用和杀菌除臭鞋垫、鞋及制备方法
JP2018040104A (ja) * 2014-11-07 2018-03-15 株式会社Toscom サポータ及びその製造方法
US20210321715A1 (en) * 2018-08-24 2021-10-21 Maria Eugênia Moniz De Aragão GONZAGA Shoe sole composition, process and resulting product
WO2022091547A1 (ja) * 2020-10-29 2022-05-05 Dic株式会社 手袋

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002223813A (ja) * 2000-11-29 2002-08-13 Chikao:Kk 靴類の形状保持具
WO2007116302A2 (en) * 2006-04-11 2007-10-18 Nm Tech Nanomaterials Microdevice Technology Ltd. Semifinished products, footwear elements, apparatuses and methods for obtaining footwear elements, and footwear
WO2007116302A3 (en) * 2006-04-11 2008-08-14 Nm Tech Nanomaterials Microdev Semifinished products, footwear elements, apparatuses and methods for obtaining footwear elements, and footwear
JP2009247432A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Shimano Inc 釣り用ブーツ及びインソールセット
JP2018040104A (ja) * 2014-11-07 2018-03-15 株式会社Toscom サポータ及びその製造方法
WO2016184324A1 (zh) * 2015-05-18 2016-11-24 宝峰时尚国际控股有限公司 复合光催化材料的应用和杀菌除臭鞋垫、鞋及制备方法
CN106263261A (zh) * 2015-05-18 2017-01-04 宝峰时尚国际控股有限公司 复合光催化材料的应用和杀菌除臭鞋垫、鞋及制备方法
US20210321715A1 (en) * 2018-08-24 2021-10-21 Maria Eugênia Moniz De Aragão GONZAGA Shoe sole composition, process and resulting product
WO2022091547A1 (ja) * 2020-10-29 2022-05-05 Dic株式会社 手袋

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6827159B2 (ja) 殺菌剤を用いた殺菌方法及び感染制御方法
JP6983442B2 (ja) 光の照射がなくても光の照射下で有する効果と同様の効果を有する剤を含む殺菌効果を有する材料の製造方法及び殺菌効果を有する製品の製造方法
JP2000303222A (ja) 釣り用衣類及び釣り用靴
JPH1017847A (ja) 被着処理剤
JP4189074B2 (ja) 光触媒機能体
JP2011050874A (ja) 光触媒セラミックス
JP2001079068A (ja) 光触媒処理体
JP2000303230A (ja) 釣り用衣類
JP2001081663A (ja) シルク製品及び光触媒処理体
JP2001098458A (ja) 光触媒処理体、及びその製造方法。
JP2000295955A (ja) 釣り用容器
JP2001003206A (ja) 光触媒処理体
JP2000295944A (ja) 釣り具
JP2000334311A (ja) 光触媒機能体及びその製造方法
JP2001190641A (ja) 内装材・敷物
JP2006161267A (ja) 光触媒処理体
JP2000295954A (ja) 釣り用餌箱
JP2007217631A (ja) 靴革材料とその製造方法
US11707069B2 (en) Agents having efficacy against viruses, allergens, bacteria and odorants, materials including said agents, and methods for producing said agents
KR102610576B1 (ko) 적외선 열처리를 이용한 식품 포장지의 제조방법
JP2001137772A (ja) 光触媒機能体の付着方法
JP2002078638A (ja) ハンドドライヤー
KR200390778Y1 (ko) 나노실버와 향이 함유된 골프용 장갑
KR101428567B1 (ko) 안트라퀴논 잉크를 포함하는 방취 용기
KR20170085361A (ko) 가죽 표면의 문양 인쇄 방법 및 이를 이용하여 제조된 가죽장갑