JP2000301946A - ドアガラスの下部サッシュ構造 - Google Patents

ドアガラスの下部サッシュ構造

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JP2000301946A
JP2000301946A JP11110527A JP11052799A JP2000301946A JP 2000301946 A JP2000301946 A JP 2000301946A JP 11110527 A JP11110527 A JP 11110527A JP 11052799 A JP11052799 A JP 11052799A JP 2000301946 A JP2000301946 A JP 2000301946A
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JP
Japan
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door glass
sash
lower sash
synthetic resin
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP11110527A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Naito
真 内藤
Mitsuaki Arata
光昭 荒田
Takashi Fukushima
隆 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の金属材製の下部サッシュは、重量を増
大させ、また、合成樹脂材製の下部サッシュは異音を発
することである。 【解決手段】 自動車のドアパネル20内部に組付けら
れ、昇降ドアガラス21の前後両縁部を保持してドアガ
ラス21の昇降動を案内する下部サッシュ11におい
て、合成樹脂P製断面溝形のサッシュ本体11の溝側壁
内面から、ドアガラス21の内外面に当接する部分にサ
ッシュ本体11とは異なる別な材料からなる柔らかい材
料Sより成る摺動保持面3を形成したところのガイド片
2を突設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、自動車のドアパ
ネル内部に組付けられ、ドアガラスの前後両縁部を保持
してドアガラスの昇降動を案内する下部サッシュ構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】 図1乃至図5を参照して説明する。従
来、自動車のドアパネル20内部に組付けられ、ドアガ
ラス21の前後両端部を保持してその昇降動を案内する
断面溝形の下部サッシュには、図3に示すように、金属
M製サッシュ本体31の内部にTPE,EPDM,PV
C等製グラスラン32を嵌め込んで構成したものや、図
4および図5に示すように、合成樹脂P製サッシュ本体
41に、案内凸部42を一体成形し、案内凸部42がド
アガラス21の内外面に当接するようにしたものがあ
る。
【0003】しかし、金属Mで形成した下部サッシュ3
0は重量が大きくなるので好ましくない。また、ドアパ
ネル20の構造によっては、図2における下部サッシュ
部Lのグラスランとセンターピラー部Hのグラスランと
の形状が異なることがあり、両グラスランを接続するた
めの特別の成形工程が必要となり、生産コストが嵩むと
いった問題がある。
【0004】また、図4及び図5に示す如く、サッシュ
本体41と案内凸部42とを合成樹脂Pで一体成形した
下部サッシュ40は、軽量化にはなるものの、ドアガラ
ス21が下降状態にあるときに、振動によって案内凸部
42とドアガラス21との間で離接が繰り返されて、異
音を発するといった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、従来の金属M製の下部サッシュ30は、自動車の
重量を増大させると共に、ドアパネル20の構造によっ
ては下部サッシュ部Lのグラスランとセンターピラー部
Hのグラスランとの形状が異なることがあり、両グラス
ランを接続するための特別の成形工程が必要となり、生
産コストが嵩むことである。また、合成樹脂製の下部サ
ッシュ40は案内凸部42と昇降ガラス21との間で、
異音を発することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 図1、図2および図6
乃至図10を参照して説明する。本発明に係る自動車用
ドアガラスの下部サッシュ構造は、自動車のドアパネル
20内部に組付けられ、昇降ドアガラス21の前後両縁
を保持してドアガラス21の昇降動を案内する下部サッ
シュであり、合成樹脂P製で断面溝形の下部サッシュ本
体11の室内側及び車外側の溝側壁内面のドアガラス2
1の内外面に当接する部分に、サッシュ本体とは異なる
別な材料で且つ柔らかい材料Sで形成した摺動保持面3
を有するところのガイド片2を突設したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】 本発明の一実施形態を図6およ
び図7に示す。この下部サッシュ10は、自動車のドア
パネル20内部に組付けられ、昇降ドアガラス21の前
後両縁を保持してドアガラス21の昇降動を案内するも
のである。サッシュ本体11は、硬質合成樹脂P製で断
面溝形に形成され、その室内側及び車外側の溝側壁内面
のドアガラス21の内外面に当接する部分に、サッシュ
本体11とは異なる別なる柔らかい材料Sより成る摺動
保持部3を有するところのガイド片2を複数突設してい
る。柔らかい材料Sとしては、特に限定しないが、熱可
塑性エラストマー,ソリッドゴム,軟質樹脂等があげら
れる。又、それらの表面に摺動層を設けてもよい。
【0008】ガイド片2全体を柔らかい材料Sで作った
ものが図7及び図9の実施形態である。ガイド片2を基
部2aと表面部2bの2つに分割し、ガイド片2の基部
2aをサッシュ本体11と同一材料Pで一体成形し、基
部2aの表面側に別な柔らかい材料で作った表面部2b
を形成したものが図8及び図10に示す実施形態であ
る。
【0009】合成樹脂Pに別な柔らかい材料Sを取り付
けるに当たって、図7及び図8の実施形態のものは、別
物を作って溶着・接着する場合と、同時成形する場合、
更に予め作っておいた合成樹脂Pに柔らかい材料Sを後
から成形する場合がある。同時に成形する場合も型成形
による成形と、同時押出し成形後に不要部分Zをカット
して取除く手段とがある。
【0010】図9及び図10のものはクリップ部14に
より合成樹脂Pに柔らかい材料Sを取り付けている。
【0011】作用について説明する。上記した本実施形
態に係る昇降ドアガラス案内用下部サッシュ10は、下
部サッシュ本体11を合成樹脂Pで形成しているので、
金属製と比較して軽量とすることができる。従って、下
部サッシュ10が組付けられる自動車の軽量化を図るこ
とができる。また、この下部サッシュ10はグラスラン
を必要としない。
【0012】さらに、この下部サッシュ10は、そのガ
イド片2の少なくともドアガラス21に当接する部分
を、ドアガラス21に当たった際に異音を発しない程度
に柔らかい材料Sで形成した摺動保持面3としているの
で、ドアガラス21が下降した状態で振動が加わり、ド
アガラス21とガイド片2とがぶつかっても、異音が発
生しない。
【0013】
【発明の効果】 本発明は、サッシュ本体11を合成樹
脂で形成しているので、金属製と比較して軽量とするこ
とができ、下部サッシュ10が組付けられる自動車の軽
量化を図ることができる。また、この下部サッシュ10
はグラスランを必要としないので、生産コストの低減を
図ることができる。
【0014】さらに、この下部サッシュ10は、そのガ
イド片2の少なくともドアガラス21に当接する部分
を、ドアガラス21が当たっても異音を発しない程度に
柔らかい材料Sで形成した摺動保持面3としているの
で、ドアガラス21が下降した状態で振動が加わり、ド
アガラス21とガイド片12とがぶつかっても、異音が
発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車の側面図である。
【図2】 自動車のドアの透視背面図である。
【図3】 従来例における下部サッシュを下方から見た
部分斜視図である。
【図4】 他の従来例における下部サッシュを下方から
見た部分斜視図である。
【図5】 図4の下部サッシュを溝底壁に平行な平面で
切断し正面から見た一部の断面図である。
【図6】 本発明の第1乃至第4実施形態の下部サッシ
ュを溝口方向下方から見た概略斜視図である。
【図7】 本発明の第1実施形態を示し、下部サッシュ
を溝底壁に平行な平面で切断し正面から見た一部の断面
図である。
【図8】 本発明の第2実施形態を示す図7相当図であ
る。
【図9】 本発明の第3実施形態を示す図7相当図であ
る。
【図10】 本発明の第4実施形態を示す図7相当図で
ある。
【符号の説明】
2 ガイド片 2a 基部 2b 表面部 3 摺動保持面 10 下部サッシュ 11 サッシュ本体 14 クリップ部 20 ドアパネル 21 昇降ガラス 30 下部サッシュ 31 サッシュ本体 32 グラスラン 40 下部サッシュ 41 サッシュ本体 42 溝内側壁案内凸部 M 金属 P 合成樹脂 Q 熱可塑性エラストマー S 別な柔らかい材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 隆 広島県広島市西区三篠町二丁目2番8号西 川ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 3D127 AA15 AA19 BB01 CB05 CC05 EE16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアパネル(20)内部に組付
    けられ、昇降ドアガラス(21)の前後両縁を保持して
    ドアガラス(21)の昇降動を案内する下部サッシュで
    あり、合成樹脂製で断面溝形のサッシュ本体(11)の
    室内側及び車外側の溝側壁内面のドアガラス(21)の
    内外面に当接する部分に、サッシュ本体(11)とは異
    なる別な材料で且つ柔らかい材料よりなる摺動保持面
    (3)を有するところのガイド片(2)を突設してなる
    自動車用ドアガラスの下部サッシュ構造。
JP11110527A 1999-04-19 1999-04-19 ドアガラスの下部サッシュ構造 Pending JP2000301946A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004057749B4 (de) * 2003-12-04 2008-04-24 Asteer Co.Ltd. Vertikal gerichtetes Schiebe- bzw. Hebefensterteil bzw. -element, das aus Kunstharz hergestellt ist
DE10253396B4 (de) * 2001-11-15 2013-08-08 Suzuki Motor Corp. Glasscheiben-Führungsvorrichtung für eine Fahrzeugtür

Cited By (3)

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DE102004057749B4 (de) * 2003-12-04 2008-04-24 Asteer Co.Ltd. Vertikal gerichtetes Schiebe- bzw. Hebefensterteil bzw. -element, das aus Kunstharz hergestellt ist
US7421823B2 (en) 2003-12-04 2008-09-09 Asteer Co., Ltd. Lower sash made of resin

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