JP2000301934A - 空調機のコンプレッサ制御装置 - Google Patents

空調機のコンプレッサ制御装置

Info

Publication number
JP2000301934A
JP2000301934A JP11113406A JP11340699A JP2000301934A JP 2000301934 A JP2000301934 A JP 2000301934A JP 11113406 A JP11113406 A JP 11113406A JP 11340699 A JP11340699 A JP 11340699A JP 2000301934 A JP2000301934 A JP 2000301934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
compressor
indoor heat
temperature
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11113406A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hatakeyama
淳 畠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP11113406A priority Critical patent/JP2000301934A/ja
Publication of JP2000301934A publication Critical patent/JP2000301934A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファンの回転速度が変化されてもコンプレッ
サに過大な負荷を与えず、しかも必要な運転周波数が確
保されるようにする。 【解決手段】 コンプレッサ16の駆動により冷媒を吸
熱用室内熱交換器14から4方弁17の切り替えにより
室外熱交換器18を経てあるいは経ないで放熱用室内熱
交換器15に循環させる。暖房時は目標吹出し温度と放
熱用室内熱交換器15の実際の吹出し風温度の差に基づ
いて、差の比例値と積分増減値を加算した運転周波数で
コンプレッサ16を駆動する。ファン12の回転速度が
切り替えられたときも運転周波数の上限が固定されず、
目標吹出し温度と放熱用室内熱交換器の実際の吹出し風
温度の差に基づいて運転周波数が決定されるので放熱用
室内熱交換器からコンプレッサの間に過大な圧力が生じ
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両等に搭
載された空調機におけるコンプレッサ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の空調機として、例えば特開平9−
118126号公報に開示されたような車両用のものが
ある。その冷媒系統を図4に示す。車室内に吸熱用室内
熱交換器14と放熱用室内熱交換器15が設けられ、コ
ンプレッサ16の吸入側が逆止弁24を介して吸熱用室
内熱交換器14の出口に接続されるとともに、吐出側は
それぞれ4方弁17を介してコンプレッサ16自体の吸
入側、車室外熱交換器18の入口、および逆止弁20を
介して放熱用室内熱交換器15の入口に接続されてい
る。
【0003】放熱用室内熱交換器15の入口にはさらに
車室外熱交換器18の出口が逆止弁19を介して接続さ
れている。放熱用室内熱交換器15の出口から吸熱用室
内熱交換器14の入口の間には、順次冷媒タンク21と
膨張弁22が設けられている。吸熱用室内熱交換器14
と放熱用室内熱交換器15には、ファン12’が付設さ
れて導入される空気との間で熱交換が行なわれる。
【0004】暖房運転時には4方弁17が実線で示す位
置とされ、冷媒がコンプレッサ16から、4方弁17、
逆止弁20、放熱用室内熱交換器15、冷媒タンク2
1、膨張弁22、吸熱用室内熱交換器14、そしてコン
プレッサ16の順に流れて循環する。これにより、ファ
ン12’で導入された空気は吸熱用室内熱交換器14で
冷却され、その後放熱用室内熱交換器15で加熱され
て、車室内暖房用の温風となる。
【0005】冷房運転時には4方弁17が破線で示す位
置とされ、冷媒がコンプレッサ16から、4方弁17、
車室外熱交換器18、逆止弁19、放熱用室内熱交換器
15、冷媒タンク21、膨張弁22、吸熱用室内熱交換
器14、そしてコンプレッサ16の順に流れて循環す
る。これにより、コンプレッサ16から吐出された高温
冷媒の熱が車室外熱交換器18で放熱され、ファン1
2’で導入された空気は吸熱用室内熱交換器14で冷却
されて、車室内冷房用の冷風となる。
【0006】このような空調機は、内燃エンジンの冷却
水のような大きな熱源を有しない電気自動車等において
も冷暖房が行なえる利点があり、しかも除湿暖房が行な
える。
【0007】なお、電気自動車では車両停車時に主モー
タが停止するので、コンプレッサ16は別のサブモータ
により駆動されるが、近時は内燃エンジンとのハイブリ
ッド車両あるいは内燃エンジン車両においても同様に、
サブモータによるコンプレッサ駆動が選択されるように
なっている。これにより、コンプレッサの運転周波数を
適宜制御することができる。
【0008】ところで、一般に空調機はその吹出し風量
を制御可能となっており、車両搭載の空調機においても
乗員が任意に操作可能のファンスイッチが設けられてい
る。すなわち、例えば最低速の第1速から順次最高速の
第4速までなど選択可能のファンスイッチが設けられ、
ファンスイッチの切り替えにより熱交換器に付設したフ
ァンの回転速度が変化される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記空
調機による暖房時において、ファンスイッチを例えば最
高速の第4速から吹出し風量を低くするため最低速の第
1速へ切り替えると、放熱用室内熱交換器からの放熱量
が減少して、冷媒圧力が急激に上昇する現象が発生す
る。
【0010】この対策のため、ファンスイッチの各速度
ごとにコンプレッサ16の運転周波数に上限値を設定す
ることが考えられる。例えば図5に示すように、第4速
ではコンプレッサは120Hzまでの周波数で運転され
るが、第1速では運転周波数を最高80Hzに抑えるよ
うにするものである。
【0011】しかし、これらの上限値はファンの回転速
度を変化させた際の冷媒圧力の急上昇防止のために設定
するものであるから、その値を固定しておくと、はじめ
から第1速が選択された運転時のウォームアップ初期に
120Hzの運転周波数が要求される場合にも、例えば
80Hzの低周波数に制限されるため吹出し温度の上昇
が遅いという不都合が生じる。他方では、第4速から第
1速へ切り替えられたとき、80Hzに制限されても環
境条件によってはまだ冷媒圧力の上昇に対応しきれず、
コンプレッサ16に過大な負荷を与える場合もある。
【0012】すなわち、環境の変化や目標温度の変更な
どに対応して要求される運転周波数は変動するものであ
る。ファンスイッチを切り替えてファンの回転速度を変
化させた場合でも、例えばそのときの車室内温度によっ
て適正な上限値は変わる。したがってここまで考慮して
ファン回転速度切り替え後の運転周波数を制御しようと
すると、図6に示すようなマップを多数作成しておかな
ければならないという問題が生じる。
【0013】したがって本発明は、上記の問題点に鑑
み、ファンの回転速度が変化されてもコンプレッサに過
大な負荷を与えることなく、しかも各速度において必要
な運転周波数が確保されるようにした空調機のコンプレ
ッサ制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の本
発明は、コンプレッサの駆動により冷媒を室外熱交換器
および室内熱交換器に循環させ、室内熱交換器が、コン
プレッサの吸入側に接続された吸熱用室内熱交換器と、
切り替え弁により冷房時は室外熱交換器を経て、暖房時
は室外熱交換器を経ないでコンプレッサの吐出側に接続
される放熱用室内熱交換器とからなる空調機において、
暖房時には目標吹出し温度と放熱用室内熱交換器の実際
の吹出し風温度の差に基づく運転周波数、例えば差の比
例値あるいはさらに積分増減値を加算して算出される値
の運転周波数でコンプレッサが駆動されるものとした。
コンプレッサの運転周波数が目標吹出し温度と放熱用室
内熱交換器の実際の吹出し風温度の差に基づいて決定さ
れるので、ファン回転速度によって固定されず、必要な
運転周波数が確保されるとともにコンプレッサに過大な
負荷を与えない。
【0015】請求項4の発明は、室内熱交換器に付設さ
れたファンについて、ファンスイッチにより低速側の所
定の回転速度が選択されているときは、目標吹出し温度
に上限が設定されるようにしたものである。目標吹出し
温度に上限が設定されるので、コンプレッサの運転周波
数がファン最高速時と比較して低減され、ファン回転速
度に見合って静粛な運転となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例により説明する。図1は車両搭載の空調機に本発明を
適用した実施例を示す図である。冷媒系統は図4に示し
たものと同じである。吸熱用室内熱交換器14と放熱用
室内熱交換器15がダクト10内に順次に配置され、フ
ァン12によって導入された空気が吸熱用室内熱交換器
14を通過し、ドア11により選択的に放熱用室内熱交
換器15を通過するようになっている。
【0017】コンプレッサ16、4方弁17およびファ
ンモータ13は制御装置30によって制御される。制御
装置30には吹出モードスイッチ31、運転モードスイ
ッチ32が接続され、各スイッチの操作に基づきダクト
10の空気取入れ口、吹出し口の切り替え、冷房、暖房
運転の切り替えをおこなう。これらの構成および動作は
一般的なものであるが、詳細については特開平9−11
8126号公報を引用して、図示説明は省略する。
【0018】吸熱用室内熱交換器14の前後には吸熱用
室内熱交換器吸込み風温度センサ33と吸熱用室内熱交
換器吹出し風温度センサ34が設置され、放熱用室内熱
交換器15の後には放熱用室内熱交換器吹出し風温度セ
ンサ35が設置されている。これらの各センサが制御装
置30に接続されている。その他、室温センサ36、外
気温センサ37、計器盤部に設けられた室温設定器38
およびファンスイッチ39が制御装置30に接続されて
いる。ファンスイッチ39は最低速の第1速から順次最
高速の第4速までの間を選択可能となっている。
【0019】制御装置30は、冷房、暖房の運転モード
に応じて4方弁17を切り替えて、冷媒の循環経路を切
り替える。そして、室温設定器38で設定された温度に
対応して、上記各センサ33、34、35、36、37
からの入力データならびにファンスイッチ39の状態を
もとに空調機としての吹出し温度の目標値(目標吹出し
温度)を演算し、コンプレッサ16の運転周波数を決定
する。
【0020】この間、ファン12は乗員がファンスイッ
チ39で選択した速度でファンモータ13により回転駆
動される。なお、運転モードスイッチ32で暖房が選択
されると、ダクト10内ではドア11が仮想線位置に駆
動され、吸熱用室内熱交換器14を通過した空気は全て
放熱用室内熱交換器15を通過するようになるものとす
る。
【0021】つぎに、とくに暖房運転時における制御装
置30による制御動作について、図2のフローチャート
にしたがって説明する。運転モードスイッチ32で暖房
が選択されると、まずステップ101において、吸熱用
室内熱交換器吸込み風温度センサ33、吸熱用室内熱交
換器吹出し風温度センサ34、放熱用室内熱交換器吹出
し風温度センサ35、室温センサ36、外気温センサ3
7そして室温設定器38からのデータが読込まれる。
【0022】そして、ステップ102において、上記各
センサおよび室温設定器38からのデータに基づいて、
放熱用室内熱交換器15直後の目標吹出し温度TOが演
算される。次いで、ステップ103において、ファンス
イッチ39が第1速から第3速のいずれかであるどうか
がチェックされる。ファンスイッチ39が第1速から第
3速のいずれかである場合には、ステップ104に進
み、演算された目標吹出し温度TOが50℃を越えるか
どうかがチェックされる。
【0023】目標吹出し温度TOが50℃を越えないと
きは、ステップ105で、目標吹出し温度上限TOmax
=TOとしたうえ、ステップ107において、温度偏差
量eTOを演算する。なお、ステップ103のチェック
においてファンスイッチが第4速であった場合は、ステ
ップ105に進む。また、ステップ104のチェックで
目標吹出し温度TOが50℃を越えているときは、ステ
ップ106でTOmax =50(℃)に固定した上でステ
ップ107に進む。
【0024】ステップ107において、温度偏差量は放
熱用室内熱交換器吹出し風温度センサ35で検出した温
度をTscとして、 eTO=TOmax −Tsc により求められる。コンプレッサ16の運転周波数はこ
のeTOの関数として決定される。すなわち、ステップ
108では、積分増減値dIHが dIHz=(K1/Ti)*eTO で求められ、次のステップ109で、比例値PHzが PHz=K1*eTO で求められる。なお、K1、Tiは予め定められた係数
である。
【0025】そして、ステップ110において、コンプ
レッサ16の運転周波数が PIHz=PHz+dIHz として算出される。ステップ111では上に算出された
運転周波数にしたがってコンプレッサ16が駆動され
る。以上のフローが例えば1秒周期で繰り返され、各セ
ンサで検出される各部位の温度変化にしたがってコンプ
レッサ16の運転周波数が滑らかに変化していく。
【0026】つぎに、運転周波数の変化の状態を図3を
用いて説明する。図は放熱用室内熱交換器15の吹出し
風温度Tscの変化をファン12の回転速度別に示すも
のである。ここで、当初第3速でファン12が駆動され
ているときは、吹出し風温度Tscは図中第3速のライ
ンにそって例えば50℃(TOmax )の上限に向かって
推移していく。時刻t1では吹出し風温度がA(=Ts
c(t13))であるから、ステップ106において演
算される温度偏差量は、 eTO(t13)=50−A となる。したがってこの時のコンプレッサ16の運転周
波数は PIHz=PHz+dIHz =K1*eTO(t13)+(K1/Ti)*eTO
(t13) となっている。
【0027】この時刻t1で運転者がファンスイッチ3
9を第1速へ切り替えたとすると、吹出し風温度Tsc
は第1速のラインに移り、放熱用室内熱交換器15の吹
出し風温度はB(=Tsc(t11))に変化する。こ
の結果、温度偏差量は、 eTO(t11)=50−B になる。これにより、コンプレッサ16の運転周波数は PIHz=K1*eTO(t11)+(K1/Ti)*
eTO(t11) へ変化する。この値は、Bの値がAよりも大きいため、
ファンスイッチ39の切り替え前より低いものとなる。
【0028】上の説明では目標吹き出し温度を50℃に
固定したが、簡単に言い換えれば、暖房初期で室内温度
が低いときは目標吹出し温度TOが高く、実際の吹出し
風温度Tscは低いから、コンプレッサ16の運転周波
数PIHzが高く設定される。そして、暖房が安定する
と目標吹出し温度TOは低減されるとともに、ファンス
イッチ39が低速側へ切り替えられ、実際の吹出し風温
度Tscが高くなると、コンプレッサ16の運転周波数
PIHzが低減されることになる。
【0029】本実施例は以上のように構成され、目標吹
出し温度TOと放熱用室内熱交換器15の実際の吹出し
風温度Tscの差を基にコンプレッサ16の運転周波数
PIHzを演算するものとしたので、ファンスイッチ3
9の切り替えの有無にかかわらず、適正な周波数でコン
プレッサ16が運転される。すなわち、ファンスイッチ
39が切り替えられた場合にも、目標吹出し温度TOと
吹出し風温度Tscを考慮した同じ演算でコンプレッサ
16の運転周波数が求められるから、各速度において運
転周波数が固定されることなく必要な周波数が確保さ
れ、しかもコンプレッサ16に過大な負荷を与えること
がない。
【0030】また、ファンスイッチ39が第1速から第
3速のいずれかであり、最高速の第4速でない場合には
目標吹出し温度に上限を設定しているので、吹出し風温
度Tscとの差が小さくなって、コンプレッサ16の運
転周波数PIHzもファン最高速時と比較して低減さ
れ、ファン回転速度に見合って静粛な運転となる。
【0031】なお、上記実施例ではファンスイッチ39
が第1速から第4速までとされているが、この段数はと
くに限定されない。また、必要に応じてオート(Aut
o)位置を設け、オートが選択された場合には吹出し風
温度に応じてファン12の回転速度を変化させるように
してもよい。この場合にも、その回転速度に応じて吹出
し風温度Tscが変化するので、対応して適切なコンプ
レッサ16の運転周波数が求められる。
【0032】また、実施例では暖房運転時に吸熱用室内
熱交換器14を通過した空気は全て放熱用室内熱交換器
15を通過するものとしたが、室温、外気温および目標
吹出し温度によって吸熱用室内熱交換器14を通過した
空気の一部が放熱用室内熱交換器15を通過するように
ドア11が制御される場合には、吹出し風温度Tscの
かわりに、吸熱用室内熱交換器14を通過した空気と放
熱用室内熱交換器15を通過した空気が混合した点の温
度TMIXと目標吹出し温度TOの差を温度偏差量とすれ
ばよい。したがって、本発明において、吹出し風温度は
TMIX を含むものとする。さらに、実施例は車両に搭載
された空調機について説明したが、本発明は車両用に限
定されない。
【0033】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、コンプレッサ
の駆動により冷媒を室外熱交換器および室内熱交換器に
循環させ、室内熱交換器が、コンプレッサの吸入側に接
続された吸熱用室内熱交換器と、切り替え弁により冷房
時は室外熱交換器を経て、暖房時は室外熱交換器を経な
いでコンプレッサの吐出側に接続される放熱用室内熱交
換器とからなる空調機において、暖房時には目標吹出し
温度と放熱用室内熱交換器の実際の吹出し風温度の差に
基づく運転周波数でコンプレッサが駆動されるものとし
たので、ファン回転速度によって固定されず、必要な運
転周波数が確保されるとともにコンプレッサに過大な負
荷を与えないという効果を有する。
【0034】また、室内熱交換器に付設されたファンに
ついて、ファンスイッチにより低速側の所定の回転速度
が選択されているときは、目標吹出し温度に上限が設定
することにより、コンプレッサの運転周波数がファン最
高速時と比較して低減され、ファン回転速度に見合った
静粛な運転とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す図である。
【図2】実施例における制御動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図3】放熱用室内熱交換器の吹出し風温度の変化を示
す説明図である。
【図4】冷媒系統を示す図である。
【図5】従来のコンプレッサ運転周波数の上限値設定例
を示す図である。
【図6】従来のコンプレッサ運転周波数の上限値設定の
他の例を示す図である。
【符号の説明】
10 ダクト 11 ドア 12、12’ ファン 13 ファンモータ 14 吸熱用室内熱交換器 15 放熱用室内熱交換器 16 コンプレッサ 17 4方弁 18 車室外熱交換器 19、20、24 逆止弁 21 冷媒タンク 22 膨張弁 30 制御装置 31 吹出モードスイッチ 32 運転モードスイッチ 33 吸熱用室内熱交換器吸込み風温度センサ 34 吸熱用室内熱交換器吹出し風温度センサ 35 放熱用室内熱交換器吹出し風温度センサ 36 室温センサ 37 外気温センサ 38 室温設定器 39 ファンスイッチ eTO 温度偏差量 TO 目標吹出し温度 TOmax 目標吹出し温度上限 Tsc 吹出し風温度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサ(16)の駆動により冷媒
    を室外熱交換器(18)および室内熱交換器に循環さ
    せ、室内熱交換器が、コンプレッサの吸入側に接続され
    た吸熱用室内熱交換器(14)と、切り替え弁(17)
    により冷房時は室外熱交換器を経て、暖房時は室外熱交
    換器を経ないでコンプレッサの吐出側に接続される放熱
    用室内熱交換器(15)とからなる空調機において、暖
    房時には目標吹き出し温度と前記放熱用室内熱交換器の
    実際の吹出し風温度の差に基づく運転周波数で前記コン
    プレッサが駆動されることを特徴とする空調機のコンプ
    レッサ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記運転周波数が目標吹出し温度と実際
    の吹出し風温度の差の比例値として算出されることを特
    徴とする請求項1記載の空調機のコンプレッサ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記運転周波数が、前記比例値に目標吹
    出し温度と実際の吹出し風温度の差の積分増減値が加算
    されて算出されることを特徴とする請求項2記載の空調
    機のコンプレッサ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記室内熱交換器(14、15)にはフ
    ァン(12)が付設されるとともにファンの回転速度を
    複数段階に選択可能のファンスイッチ(39)が設けら
    れ、ファンスイッチにより低速側の所定の回転速度が選
    択されているときは、前記目標吹出し温度に上限が設定
    されることを特徴とする請求項1、2または3記載の空
    調機のコンプレッサ制御装置。
JP11113406A 1999-04-21 1999-04-21 空調機のコンプレッサ制御装置 Withdrawn JP2000301934A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11113406A JP2000301934A (ja) 1999-04-21 1999-04-21 空調機のコンプレッサ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11113406A JP2000301934A (ja) 1999-04-21 1999-04-21 空調機のコンプレッサ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000301934A true JP2000301934A (ja) 2000-10-31

Family

ID=14611488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11113406A Withdrawn JP2000301934A (ja) 1999-04-21 1999-04-21 空調機のコンプレッサ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000301934A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103032299A (zh) * 2011-10-10 2013-04-10 上海施耐德日盛机械(集团)有限公司 双变频空气压缩机机组
CN107084124A (zh) * 2017-05-18 2017-08-22 广州视源电子科技股份有限公司 一种用于变频压缩机的限频控制方法及***
WO2018225485A1 (ja) * 2017-06-05 2018-12-13 サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 車両用空気調和装置
WO2018230266A1 (ja) * 2017-06-14 2018-12-20 サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 車両用空気調和装置
CN113915114A (zh) * 2021-09-27 2022-01-11 岚图汽车科技有限公司 一种电动压缩机的保护方法及保护***

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103032299A (zh) * 2011-10-10 2013-04-10 上海施耐德日盛机械(集团)有限公司 双变频空气压缩机机组
CN107084124A (zh) * 2017-05-18 2017-08-22 广州视源电子科技股份有限公司 一种用于变频压缩机的限频控制方法及***
CN107084124B (zh) * 2017-05-18 2019-04-30 广州视源电子科技股份有限公司 一种用于变频压缩机的限频控制方法及***
WO2018225485A1 (ja) * 2017-06-05 2018-12-13 サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 車両用空気調和装置
WO2018230266A1 (ja) * 2017-06-14 2018-12-20 サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 車両用空気調和装置
JP2019001269A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 車両用空気調和装置
CN113915114A (zh) * 2021-09-27 2022-01-11 岚图汽车科技有限公司 一种电动压缩机的保护方法及保护***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008308080A (ja) 自動車の吸放熱システムおよびその制御方法
JP2011031842A (ja) 車両用グリル装置、車両用冷却装置、車両用空調装置及び車両
JP2005241112A (ja) 空調装置
WO2019135334A1 (ja) 車両用冷却装置
JP4650108B2 (ja) 車両の強電系冷却装置
JPH10114214A (ja) 自動車用空調制御装置
JP2000301934A (ja) 空調機のコンプレッサ制御装置
JP2000088327A (ja) 空調用室内機およびその吹出温度制御方法
JP2916829B2 (ja) 車両用空調装置の騒音低減装置
JP2009184494A (ja) 車両用空気調和システム
JP5240564B2 (ja) 車両用空気調和装置
JPH06183249A (ja) 車両用空調装置
JP3540858B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP2004203289A (ja) 車両用空調装置
JP2008137415A (ja) 車両用空調システム
KR100457661B1 (ko) 자동차용 냉난방 겸용 공조장치
JP3334195B2 (ja) 車両用ヒートポンプ式空調装置
JP2003326951A (ja) 車両用空気調和装置及び空気調和制御方法
JP7151357B2 (ja) 空調制御装置
JP2004058821A (ja) 車両用空調装置
JPH0752634A (ja) 車両用空調装置
JP2022114090A (ja) 車両用冷却システム
JPH10297273A (ja) 自動車用空気調和装置
KR20040026000A (ko) 일사 및 외기온도에 따른 자동차 공조장치 제어방법
JP2024019998A (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060704