JP2000293753A - カップ式飲料自動販売機 - Google Patents

カップ式飲料自動販売機

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JP2000293753A
JP2000293753A JP11094842A JP9484299A JP2000293753A JP 2000293753 A JP2000293753 A JP 2000293753A JP 11094842 A JP11094842 A JP 11094842A JP 9484299 A JP9484299 A JP 9484299A JP 2000293753 A JP2000293753 A JP 2000293753A
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cup
resin
silver
vending machine
antibacterial agent
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Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
Katsumi Mizutani
克己 水谷
Manabu Ueno
学 上野
Katsuhiro Uchida
勝啓 内田
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Fuji Electric Co Ltd
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】飲料系統などを構成する機内の各種部品につい
て、十分な抗菌機能を付与し、併せて高い機械的強度,
耐久性が確保できるように樹脂材料に対する抗菌剤の含
有率を規定して抗菌処理する。 【解決手段】機内に装備した樹脂成形品としてなる原料
箱3,シロップタンク,原料シュータ,ブリュア,ミキ
シングボール,水リザーバ,水フィルタ,製氷機,アイ
スシュータ,および各種飲料,希釈液供給ラインに用い
るホース、およびベンドステージ,カップ機構,カップ
シュータ,排水バケツ,滓バケツ,冷却水槽などの各部
品についての抗菌対策として、その樹脂成形材料に対し
ゼオライトに銀イオンを吸着させた銀系抗菌剤を混入し
て成形するものとし、その抗菌剤含有率0.1〜10wt
%の範囲,好ましくは5wt%を上限として設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップ式飲料自動
販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、粉末飲料,シロップ飲料などの各
種飲料をを併売するカップコンビネーション自動販売機
を例に、頭記したカップ式飲料自動販売機の内部機構、
およびその飲料系統を図2(a),(b) に示す。
【0003】図2(a),(b) において、1は自動販売機の
キャビネット、2はその前面扉、2aは商品取出口であ
り、キャビネット1の庫内には販売機構を構成する次記
の各種部品が組み込まれている。すなわち、3は各種の
粉末系原料を収容したキャニスタと呼ばれる粉末原料
箱、4はレギュラーコーヒー豆の原料箱、5はコーヒー
ミル5a,ディフューザ5bと組合せたコーヒーブリュ
ア、6はレギュラー紅茶の原料箱、7は紅茶ブリュア、
8は粉末原料シュータ、9はミキシングボール、10は
濃縮シロップなどを収容した液体系原料タンク(シロッ
プタンク)、11はその送液ポンプ、12は水道管の蛇
口に水フィルター13,給水弁14を介して接続した水
リザーバ、15は製氷機、16は水リザーバ12に接続
した送水ポンプ、17は温水タンク、18は炭酸水を製
造するカーボネータ、19は炭酸ガスボンベ、20は液
体系原料タンク10,カーボネータ18,および水リザ
ーバ12から引出した冷水ラインの冷却コイルを浸漬し
た冷却水槽、21はカップ機構、22はカップシュー
タ、23は前記の商品取出口2aに通じる位置に設置し
たベンドステージ(底部に簀の子を備えている)であ
り、カップ機構21からベンドステージ23に搬出した
カップ24の上面に臨ませてその上方には、各ミキシン
グボール9から引出した粉末系飲料供給ライン25,お
よびレギュラー系飲料供給ライン26,液体系原料タン
ク10からポンプ11を介して引出した飲料供給ライン
27,水リザーバ12から引出した冷水供給ライン2
8,カーボネータ18から引出した炭酸水供給ライン2
9のホースに接続した各ノズル,および製氷機15から
引出した氷搬出用のアイスシュータ30などが開口して
いる。また、31はベンドステージ23の下方に設置し
た廃液回収用の排水バケツ、32はコーヒー滓回収用の
滓バケツ,33はレギュラー紅茶滓回収用の滓バケツで
ある。
【0004】かかる構成になるカップ式飲料自動販売機
の販売動作は周知の通りであり、金銭を投入して前面扉
2のディスプレイ室に備えた選択ボタンで所望の飲料を
選択すると、その販売指令に基づいて粉末系飲料,レギ
ュラー系飲料のホット,またはコールド飲料、あるいは
シロップ系の清涼飲料がカップ機構からベンドステージ
に搬出されたカップに供給される。また、コールド飲
料,清涼飲料の販売の際には製氷機から搬出した氷片が
供給される。
【0005】なお、図2ではコーヒー,紅茶などの粉末
飲料,レギュラー飲料とシロップなどの清涼飲料を併売
するカップコンビネーション自動販売機を例示したが、
機種によっては粉末飲料,レギュラー飲料専用のカップ
式飲料自動販売機、清涼飲料専用のカップ式飲料自動販
売機などもある。
【0006】ところで、図2に例示したカップ式飲料自
動販売機には、その機内に装備した各種部品に関して、
食品衛生の管理面から雑菌の繁殖に対する十分な防止対
策が求められている。
【0007】かかる点、ホット飲料製造用として機内に
装備した温水タンク,および温水タンクから引出した給
湯管などは高温の湯(80℃以上)に接液しているので
雑菌は死滅してその増殖が抑えられるが、粉末原料,レ
ギュラー系原料を収容した原料箱、シロップタンクなど
の液体原料タンク、原料シュータ、飲料注出用ブリュ
ア、飲料攪拌用ミキシングボール、水道水を貯留する水
リザーバ、製氷機、およびこれら部品から引出して配管
したホース,アイスシュータなどの飲料系統を構成する
各種部品、および飲料系統の補助部品として機内に装備
したベンドステージ,カップ機構のカップ収納筒,カッ
プ機構とベンドステージとの間を結ぶカップシュータ,
排水バケツ,原料滓回収用の滓バケツ,および冷却水槽
などについては、殺菌洗浄液などを使って頻繁,かつ念
入りに清掃を行わないい限り、比較的温度,湿度の高い
機内環境,および販売機構の各部品に付着残留する飲
料,希釈水などが原因となって雑菌が増殖し易くなる。
【0008】そこで、この雑菌の増殖を抑制するため
に、機内の各部品に対する抗菌策として、ゼオライトを
担体としてこれに抗菌作用を有する銀イオンを吸着させ
た銀系抗菌剤を樹脂材料に混入した抗菌フィルムを機内
部品の接液面に接着剤で貼り付ける、あるいは各種部品
のうち樹脂成形品として作られた部品については、その
成形樹脂材料に前記の銀系抗菌剤を混入してモールド成
形してして部品自身に抗菌機能を持たせ、これにより雑
菌の増殖を抑制するようにしたものが特許第25634
85号,特許第2563486号,特許第259432
6号,特許第2617966号,特許第2678018
号などの公報に開示されて公知である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来技術による機内部品の抗菌対策は、次に記すような解
決すべき問題点を有する。すなわち、 (1) 抗菌剤を混入した抗菌フィルムを部品の接液面に被
着した構成では、接着剤の経時的な劣化により抗菌フィ
ルムが部品の表面から剥がれたりして十分な耐久性が確
保できない。
【0010】(2) また、ゼオライトに銀イオンを吸着さ
せた前記の抗菌剤を成形樹脂材料に混入して成形した部
品について、本発明者等の行った研究結果によれば、樹
脂材料への抗菌剤添加量が少ないと十分な抗菌効果が得
られず、また抗菌効果を高めるように抗菌剤の添加量を
増やすと、引張強度,衝撃強度などの物性値が低下して
使用中に成形部品の変形,割れが発生し易くなるほか、
樹脂自身の透明性も低下することが判明した。
【0011】すなわち、図3は成形樹脂材料に抗菌剤
(ゼオライトを担体としてこれに銀イオンを吸着させた
もの)を混入して成形した試料について、発明者等が行
った抗菌性能試験で得た抗菌剤の含有率と抗菌性能との
関係を表す特性図であり、図中の実線A,Bは、供試試
料の母材(成形樹脂の種類),抗菌材含有率などの条件
を様々に変えて行った抗菌性能試験の中で、十分な抗菌
効果が確認できた最も少ない抗菌剤含有率の試料の特性
を実線A,最も多い抗菌剤含有率の試料の特性を実線B
で表している。また、点線C,Dはそれぞれ特性線A,
Bを基に、抗菌性能試験後の菌数が抗菌処理を施さない
試料の菌数のほぼ1%となるのに必要な抗菌剤の含有率
を表している。なお、抗菌性能試験では抗菌剤を混入し
て成形した樹脂製部品の一部を試験後に切り出して試料
とし、試料に残存している雑菌数を調べるのにフィルム
密着法を用いた。この抗菌性能試験から、樹脂材料の種
類に関係なく十分な抗菌効果を発揮させるのに必要な抗
菌剤の添加量は、樹脂材料に対する含有率が0.1〜
1.0wt%の範囲に存在することが確認できた。
【0012】また、図4は抗菌剤を混入した樹脂成形部
品の試料について、発明者等が行った物性試験から得た
抗菌剤含有率と引張強度との関係を表す特性図である。
図4から明らかなように、樹脂材料に添加する抗菌剤の
含有率を増していくと、含有率5%付近から急激に引張
強度が低下する。この傾向は別に行った試料の衝撃試験
についても略同様であった。さらに、透明な樹脂で成形
部品では、先記の抗菌剤の含有率を増すににしたがって
樹脂の透明性が低下し、その含有率が5%を超えると透
明性がかなり悪化することも判明した。
【0013】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その目的は前記した研究結果を基に、販売機構を構
成する各種の樹脂成形部品について、十分な抗菌機能を
付与し、併せて高い機械的強度,耐久性が確保できるよ
うに樹脂材料に対する抗菌剤の含有率を適正に規定して
抗菌処理を施したカップ式飲料自動販売機を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
り、次記のように構成することにより達成される。 (1) 粉末系,ないしレギュラー系原料に湯水の希釈液を
加えて製造した飲料,および選択的に加える氷をカップ
に供給して販売に供するカップ式飲料自動販売機におい
て、飲料,およびその原料,希釈液,氷に直接触れる原
料箱,原料シュータ,飲料注出用ブリュア,飲料攪拌用
ミキシングボール,水リザーバ,水フィルタ,製氷機,
およびその配管路などを構成する樹脂成形品で作られた
各種部品の少なくとも一部について、その樹脂成形材料
にゼオライトなどの担体に銀イオンを担持させた銀系抗
菌剤を混入して成形するとともに、その銀系抗菌剤を樹
脂成形材料に対して含有率0.1〜10wt%の範囲に設
定する(請求項1)。
【0015】(2) 濃縮シロップなどの液体系原料,冷
水,ないし炭酸水の希釈液,および選択的に加える氷を
カップに供給して販売に供するカップ式飲料自動販売機
において、液体系原料,希釈液, 氷に直接触れる液体系
原料容器,水リザーバ,水フィルタ,製氷機,およびそ
の配管路などを構成する樹脂成形品で作られた各種部品
の少なくとも一部について、その樹脂成形材料にゼオラ
イトなどの担体に銀イオンを担持させた銀系抗菌剤を混
入して成形するとともに、その銀系抗菌剤を樹脂成形材
料に対して含有率0.1〜10wt%の範囲に設定する
(請求項2)。
【0016】(3) 前項(1) ,または(2) において、飲料
系統の補助部品として機内に装備した簀の子付きベンド
ステージ,カップ機構のカップ収納筒,カップ機構とベ
ンドステージとの間を連係するカップシュータ,排水バ
ケツ,原料滓回収用の滓バケツ,および冷却水槽などの
樹脂成形品としてなる各部品の少なくとも一部につい
て、その樹脂成形材料にゼオライトなどの担体に銀イオ
ンを担持させた銀系抗菌剤を混入して成形するととも
に、その銀系抗菌剤を樹脂成形材料に対して含有率0.1
〜10wt%の範囲に設定する(請求項3)。
【0017】(4) 前項(1) 〜(3) において、機械的な強
度面で高い物性値が要求される樹脂成形部品について
は、その樹脂材料に混入する銀機系抗菌剤の含有率上限
を5wt%に設定する(請求項4)。
【0018】上記のようにカップ式飲料自動販売機に組
み込んで販売機構,およびその付属機構を構成する各種
部品のうち、樹脂成形品として作られた部品について、
その樹脂成形材料にゼオライトなどを担体としてこれに
銀イオンを担持させた銀系抗菌剤を混入して成形すると
ともに、その銀系抗菌剤を樹脂成形材料に対して含有率
0.1〜10wt%の範囲に設定することにより、十分な
抗菌性能を発揮して雑菌の増殖を抑制し、実用的にも自
動販売機で販売する飲料の食品衛生の安全が確保でき
る。
【0019】また、特に機械的な強度面で高い物性値が
要求される樹脂成形部品については、その樹脂材料に混
入する銀系抗菌剤の含有率上限を5wt%に設定するこ
とにより、高い抗菌性能を付与しつつ、実用的に十分耐
える引張強度,衝撃強度,および樹脂の透明性を確保す
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
に基づいて説明する。すなわち、本発明によれば、図2
に示した粉末,レギュラー系系飲料,シロップ系飲料を
併売するカップ式飲料自動販売機において、粉末系,レ
ギュラー系飲料,シロップなどの清涼飲料,およびその
原料,希釈液,氷に直接触れる原料箱3,シロップタン
ク10,原料シュータ8,飲料注出用ブリュア5,飲料
攪拌用ミキシングボール9,水リザーバ12,水フィル
タ13,製氷機15,アイスシュータ30,および各飲
料,希釈液の供給ライン25〜29に用いるホースなど
の飲料,原料,希釈液などに接液する各種部品、および
飲料系統の補助部品として装備した簀の子付きのベンド
ステージ23,カップ機構21のカップ収納筒,カップ
機構とベンドステージとの間を結ぶカップシュータ2
2,排水バケツ31,原料滓回収用の滓バケツ32,冷
却水槽33などの樹脂成形品で作られた各種部品につい
ては、次のように抗菌処理を施して製作するものとす
る。
【0021】すなわち、図1の製作工程図で示すように
前記した機内の各種部品(図1には部品の一例として水
リザーバ12を示している)は、その成形樹脂材料に次
記の銀系抗菌剤を添加して混合した上で、これを成形金
型に注型して部品を成形する。ここで、銀系抗菌剤はゼ
オライトを担体してこれに銀イオンを吸着担持させたも
のであり、部品の樹脂成形材料に対する抗菌剤の含有率
は、先に図2で述べた発明者等の研究結果を基にして、
十分な抗菌性能が発揮できるように0.1〜10wt%の
範囲に設定するものとする。なお、抗菌剤の混入方式と
しては、コンパウンド方式,マスターバッチ方式等があ
る。
【0022】また、各種部品のうち、特に機械的で高い
引張強度,衝撃強度,ないし透明性が要求される部品に
ついては、図4で述べた研究結果を基にその樹脂材料に
混入する銀系抗菌剤の含有率の上限を5wt%に規制
(0.1〜5wt%)して成形する。これにより、部品に
対して十分な抗菌性能と併せて、引張強度,衝撃強度,
および透明性で高い物性値が確保できる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、カップ式飲料自動販売機の販売機構などを構成する
各種部品について、その樹脂成形材料にゼオライトなど
の担体に銀イオンを担持させた銀系抗菌剤を混入して成
形するとともに、その銀系抗菌剤を樹脂成形材料に対し
て含有率0.1〜10wt%の範囲に設定したことによ
り、十分な抗菌性能を発揮して飲料,原料,希釈液,カ
ップなどに直接触れる各種部品の雑菌増殖を効果的に抑
制して食品衛生面での安全性を確保できる。また、特に
機械的で高い引張強度,衝撃強度,ないし透明性が要求
される部品については、請求項4のように、その樹脂材
料に混入する銀系抗菌剤の含有率の上限を5wt%に規
制することにより、十分な抗菌性能と併せて、引張強
度,衝撃強度,および透明性の面でも高い耐久性を確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による部品の製作工程を表す図
【図2】本発明に係わるカップ式自動販売機の構成図で
あり、(a) は前面扉を開放した状態での機内の部品配置
を示す正面図、(b) はその飲料系統図
【図3】銀系抗菌剤を混入した樹脂成形部品についての
抗菌性能試験で得た抗菌剤含有率と抗菌性能との関係を
表す特性図
【図4】銀系抗菌剤を混入した樹脂成形部品についての
強度試験で得た抗菌剤含有率と引張強度との関係を表す
特性図
【符号の説明】
1 自動販売機のキャビネット 3 粉末原料箱 4 レギュラーコーヒー原料箱 5 コーヒーブリュア 6 レギュラー紅茶原料箱 7 紅茶ブリュア 8 原料シュータ 9 ミキシングボール 10 シロップタンク 12 水リザーバ 13 水フィルタ 15 製氷機 17 温水タンク 18 カーボネータ 19 炭酸ガスボンベ 20 冷却水槽 21 カップ機構 22 カップシュータ 23 ベンドステージ 24 カップ 25 粉末飲料供給ライン 26 レギュラー飲料供給ライン 27 シロップ飲料供給ライン 28 冷水供給ライン 29 炭酸水供給ライン 30 アイスシュータ 31 排水バケツ 32,33 滓バケツ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 学 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 内田 勝啓 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E047 AA01 AA02 BA01 BA04 CC01 DA01 EA01 EC01 ED05 GA06 GA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉末系,ないしレギュラー系原料に湯水の
    希釈液を加えて製造した飲料,および選択的に加える氷
    をカップに供給して販売に供するカップ式飲料自動販売
    機において、飲料,およびその原料,希釈液,氷に直接
    触れる原料箱,原料シュータ,飲料注出用ブリュア,飲
    料攪拌用ミキシングボール,水リザーバ,水フィルタ,
    製氷機,およびその配管路などを構成する樹脂成形品で
    作られた各種部品の少なくとも一部について、その樹脂
    成形材料にゼオライトなどの担体に銀イオンを担持させ
    た銀系抗菌剤を混入して成形するとともに、その銀系抗
    菌剤を樹脂成形材料に対して含有率0.1〜10wt%の
    範囲に設定したことを特徴とするカップ式飲料自動販売
    機。
  2. 【請求項2】濃縮シロップなどの液体系原料,冷水,な
    いし炭酸水の希釈液,および選択的に加える氷をカップ
    に供給して販売に供するカップ式飲料自動販売機におい
    て、液体系原料,希釈液, 氷に直接触れる液体系原料容
    器,水リザーバ,水フィルタ,製氷機,およびその配管
    路などを構成する樹脂成形品で作られた各種部品の少な
    くとも一部について、その樹脂成形材料にゼオライトな
    どの担体に銀イオンを担持させた銀系抗菌剤を混入して
    成形するとともに、その銀系抗菌剤を樹脂成形材料に対
    して含有率0.1〜10wt%の範囲に設定したことを特
    徴とするカップ式飲料自動販売機。
  3. 【請求項3】請求項1,または2記載の自動販売機にお
    いて、飲料系統の補助部品として機内に装備した簀の子
    付きベンドステージ,カップ機構のカップ収納筒,カッ
    プ機構とベンドステージとの間を連係するカップシュー
    タ,排水バケツ,原料滓回収用の滓バケツ,および冷却
    水槽などの樹脂成形品としてなる各部品の少なくとも一
    部について、その樹脂成形材料にゼオライトなどの担体
    に銀イオンを担持させた銀系抗菌剤を混入して成形する
    とともに、その銀系抗菌剤を樹脂成形材料に対して含有
    率0.1〜10wt%の範囲に設定したことを特徴とする
    カップ式飲料自動販売機。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の自動
    販売機において、機械的な強度面で高い物性値が要求さ
    れる樹脂成形部品については、その樹脂材料に混入する
    銀系抗菌剤の含有率上限を5wt%に設定したことを特
    徴とするカップ式飲料自動販売機。
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