JP2000292377A - X線回折装置 - Google Patents

X線回折装置

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JP2000292377A
JP2000292377A JP11099964A JP9996499A JP2000292377A JP 2000292377 A JP2000292377 A JP 2000292377A JP 11099964 A JP11099964 A JP 11099964A JP 9996499 A JP9996499 A JP 9996499A JP 2000292377 A JP2000292377 A JP 2000292377A
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imaging plate
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plate holding
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Yuji Ohashi
裕二 大橋
Chuji Katayama
忠二 片山
Mitsuo Oketani
三雄 桶谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージングプレート自体の画像蓄積領域を
広く確保でき、かつ、操作性に優れ、コンパクトに構成
できるX線回折装置を提供する。 【解決手段】 X線源31を円筒状のイメージングプレ
ート保持装置34の開口部に対向する側に配置するとと
もに、このイメージングプレート保持装置34をカバー
する防X線カバーである可動防X線カバー6を移動でき
るようにすることにより、画像読み取り時に、X線源3
1が設置されている側と反対側の領域から試料のセッテ
ィング等の操作が行えるように該領域を解放領域にでき
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるイメージ
ングプレートを用いたX線回折装置にかかり、特に、画
像蓄積領域を広く確保でき、かつ、操作性に優れ、コン
パクトに構成できるX線回折装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、イメージングプレートを用いたX
線回折測定が注目されるようになってきている。このイ
メージングプレートは、X線回折像を潜像として蓄積
し、この潜像に読み取り光を照射して発光させてその発
光を検出して潜像を読み取り、しかる後その潜像を消去
装置によって消去して繰り返し使用に供するようにした
ものである。
【0003】イメージングプレートを用いた回折測定
は、精密な二次元画像情報を一度に得られる写真フィル
ム法の利点を備え、かつ、写真フィルム法の欠点である
露出・現像等に長時間を要する点を著しく改善でき、か
つ、ほとんどリアルタイムで画像取り込みができるとと
もに、繰り返し使用ができる等という優れた利点を有す
る。
【0004】このイメージングプレートを用いたX線回
折測定は、ある結晶面のX線回折像を蓄積した後に直ち
に画像読み取り装置にかけてその画像を読み取るととも
に、消去装置によってその画像を消去し、次に、他の結
晶面の画像を蓄積して読み取るという操作を繰り返し行
うことによって、膨大な情報を含む多数の精密な二次元
X線回折画像を極めて効率よくコンピュータに取り込む
ことができるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のイメ
ージングプレートを用いたX線回折装置は、通常、イメ
ージングプレートの裏側に防X線機能を兼ねたカバー部
材が固定されている。すなわち、この種のX線回折装置
は、X線源と、このX線源から射出されるX線を単色化
するモノクロメーターと、このモノクロメーターからの
X線を平行化するコリメーターと、このコリメーターか
らのX線が照射される試料と、この試料を保持するゴニ
オメーターと、この試料からの回折X線を検知してX線
回折像を蓄積するイメージングプレートとが順次配置さ
れ、このイメージングプレートの裏側にカバー部材が配
置されている。
【0006】このため、上記X線源等とカバー部材との
間を通じて試料のセッティング等の操作がなされる。イ
メージングプレートが平板状のものである場合には、上
記X線源等とカバー部材との間の操作領域を比較的広く
確保することができ、操作にそれほど支障をきたすこと
はない。しかしながら、特に、試料のX線照射位置を通
り試料に照射するX線の照射方向に略直交する直線を中
心軸とする円筒面に沿った形状をなすイメージングプレ
ートを用いた場合には、上記操作領域が著しく制限され
るという問題があった。
【0007】すなわち、円筒状のイメージングプレート
は、平板状のイメージングプレートに比較して記録でき
る回折角度範囲を広く取れるという理由で単結晶の構造
解析等に用いられる。したがって、この利点を生かすた
めに、なるべく円筒の全周のうちの条件が許す限りの多
くの面を記録面にする設計がなされる。その結果、この
イメージングプレートを覆うように設けられるカバー部
材によって試料の周囲の多くが常時覆われることにな
り、試料付近に手を入れることも容易でないという問題
があった。
【0008】本発明は、上述の背景のもとでなされたも
のであり、画像蓄積領域を広く確保でき、かつ、操作性
に優れ、コンパクトに構成できるX線回折装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する手
段として第1の発明は、X線源と、前記X線源からのX
線が試料の特定の結晶面に入射する入射方向を変化可能
に前記試料を保持するゴニオメーターと、前記試料から
の回折X線を感光して前記試料のX線回折像を蓄積する
イメージングプレートと、前記試料のX線照射位置を通
り該試料に照射するX線の照射方向に略直交する直線を
中心軸とする円筒面に沿った形状をなすとともに、該円
筒面の全周のうちの一部が除去されて前記X線源からの
X線を導入するための開口部が形成されているイメージ
ングプレート保持部を有し、該保持部に前記イメージン
グプレートを保持するイメージングプレート保持装置
と、前記X線源及びゴニオメーターの設置位置から前記
イメージングプレート保持部の中心軸線の延長方向に離
れた位置に設置され、前記イメージングプレートに蓄積
したX線回折像を読み取る画像読み取り装置と、前記イ
メージングプレート保持装置を、前記X線回折像を蓄積
する位置と前記画像読み取り装置の画像読み取り位置と
の間を往復移動する移動機構とを有し、前記X線源を、
前記イメージングプレート保持装置の前記開口部に対向
する側に配置し、前記イメージングプレート保持装置が
前記X線回折像を蓄積する位置にあるときに、該イメー
ジングプレート保持装置を覆うようにして前記X線源か
ら射出されるX線が外部に漏洩するのを防止するカバー
の一部を構成し、一方、前記イメージングプレート保持
装置が前記画像読み取り位置にあるときには、画像読み
取り装置の側に移動して前記X線源が設置されている側
と反対側の領域から前記ゴニオメーターに保持された試
料のセッティング等の操作が行えるように該領域を解放
領域にする可動防X線カバーを設けたことを特徴とする
X線回折装置である。
【0010】第2の発明は、第1の発明にかかるX線回
折装置において、前記イメージングプレート保持装置が
前記X線回折像を蓄積する位置にあるときには、前記防
X線カバーによってカバーされる以外の部位の一部をカ
バーして前記X線源から射出されるX線が外部に漏洩す
るのを防止する防X線カバーであって、着脱自在、又
は、開閉自在、又は、移動自在に構成され、前記イメー
ジングプレート保持装置が前記画像読み取り位置にある
ときには、前記X線源が設置されている側と反対側の領
域から前記ゴニオメーターに保持された試料のセッティ
ング等の操作が行えるようにした解放領域を広く確保で
きるようにする機能を有する可動防X線補助カバーを設
けたことを特徴とするX線回折装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態にか
かるX線回折装置の外観構成を示す図、図2は図1に示
されるX線回折装置の試料セッティング時における状態
を示す図、図3は図1及び図2に示されるX線回折装置
の一部破断側面図である。以下、これらの図を参照にし
ながら、一実施の形態にかかるX線回折装置を説明す
る。
【0012】図において、制御装置部11が設けられて
いる下部ケース1の上に基台2が設けられ、この基台2
の上にX線回折像蓄積部3及び画像読取部4が設けられ
ている。X線回折像蓄積部3及び画像読取部4は、その
大部分が上部防X線カバー5で覆われているが、X線回
折像蓄積部3における手前側(操作側)には、可動防X
線カバー6及び可動防X線補助カバー7が設けられてい
る。
【0013】図2及び図3に示されるように、X線回折
像蓄積部3は、X線源31、試料32aを保持するゴニ
オメーター32、イメージングプレート33及びこのイ
メージングプレート33を保持するイメージングプレー
ト保持装置34等から構成されている。これらが、上部
防X線カバー5、可動防X線カバー6及び可動防X線補
助カバー7によって覆われるようになっている。
【0014】したがって、画像蓄積時には、X線源31
から射出されたX線が、必要に応じ、図示しないモノク
ロメーター等によって単色化され、コリメーター31a
によって平行化されて、ゴニオメーター32に保持され
た試料32aに照射され、試料32aから回折X線が生
ずるが、これらのX線が外部に漏洩しないようになって
いる。
【0015】イメージングプレート保持装置34は、イ
メージングプレート33を保持するイメージングプレー
ト保持部を有する。このイメージングプレート保持部
は、上記試料32aのX線照射位置を通り該試料32a
に照射するX線の照射方向に略直交する直線を中心軸と
する円筒面に沿った形状をなすとともに、該円筒面の全
周のうちの一部が除去されて前記X線源からのX線を導
入するための開口部が形成されているものである。
【0016】また、イメージングプレート保持装置34
は、X線回折像蓄積部3と画像読取部4の画像読取位置
との間の往復移動及び画像読取位置における画像読み取
りに必要な移動が可能に構成されている。すなわち、図
3に示されるように、イメージングプレート保持装置3
4は、その底部が移動台座34aに固定されている。ま
た、この移動台座34aにはスライダー34b,34c
が取付られており、このスライダー34b,34cがそ
れぞれレール34d,34e上をスライドして上記イメ
ージングプレート保持装置34が移動できるようになっ
ている。なお、レール34d,34eは固定台座34f
に取付られ、この固定台座34fが基台2に固定されて
いる。
【0017】さらに、イメージングプレート保持装置3
4の移動は、パルスモーター等を具備する図示しない公
知の駆動機構及び回路等によって駆動制御されるように
なっている。すなわち、X線回折像蓄積部3と画像読取
部4との間の往復移動、画像読取部4内にあって画像を
読み取る際の移動等は、図示しないコンピューターから
の制御信号に基づいて行われるようになっている。
【0018】図3に示されるように、可動防X線カバー
6は、上記イメージングプレート33の全体をほぼ覆う
ように形成された防X線のカバー部材である。この可動
防X線カバー6も、X線回折像蓄積部3と画像読取部4
との間を往復移動可能に構成されている。すなわち、可
動防X線カバー6の底部が支持基板61に固定され、こ
の支持基板61にはスライダー62が取付られており、
このスライダー62がレール63上をスライドして上記
可動防X線カバー6が移動できるようになっている。な
お、レール64は固定台座64に取付られ、この固定台
座64が基台2に固定されている。
【0019】上記可動防X線カバー6は、イメージング
プレート保持装置34がX線回折像蓄積部3の位置にあ
るときに、イメージングプレート保持装置34を覆うよ
うにしてX線源31から射出されるX線が外部に漏洩す
るのを防止するカバーの一部を構成する。一方、イメー
ジングプレート保持装置34が画像読取部4の画像読取
位置にあるときには、画像読取部4側に移動してX線源
31が設置されている側と反対側の領域からゴニオメー
ター32に保持された試料32aのセッティング等の操
作が行えるように該領域を解放領域にするものである。
【0020】可動防X線補助カバー7は、可動防X線カ
バー6に隣接して、画像読取部4の反対側の位置に設け
られ、開閉自在に設けられたものである。すなわち、図
示しないが公知のヒンジ機構等を用いて、可動防X線カ
バー6に隣接する上部防X線カバー5の一部を開閉自在
としたものである。これにより、イメージングプレート
保持装置34がX線回折像を蓄積する位置にあるときに
は、上記可動防X線カバー6によってカバーされる以外
の部位の一部をカバーしてX線源31から射出されるX
線が外部に漏洩するのを防止する機能を果たし、イメー
ジングプレート保持装置34が画像読み取り位置にある
ときには、X線源31が設置されている側と反対側の領
域からゴニオメーター32に試料32aをセッティング
する等の操作が行えるようにした解放領域を広く確保で
きるようにする機能を果たすものである。
【0021】イメージングプレート33は、X線回折像
を潜像として記録した後、この潜像に所定波長の光を照
射すると、その潜像の部分が発光し、また、消去用の光
を照射すると潜像が消えて元に復帰し、再使用できると
いう特性を有するものである。したがって、イメージン
グプレートに記録されたX線回折像の潜像を、集光した
レーザー光で走査し、そのときの発光光を同時に検知し
てコンピューター制御の画像処理装置等に取り込むこと
により、潜像として記録したX線回折像を画像として読
み取ることができる。
【0022】図2に点線で示されるように、画像読取部
4内には、集光したレーザー光を先端部から射出してイ
メージングプレートに照射すると同時に、そのレーザー
光照射によって生じた発光光をその先端部から導入して
検知部に導く画像読取プローブ41を、イメージングプ
レート保持部の円筒の中心軸線を中心に回転させ、これ
に同期してイメージングプレート保持装置34を左右に
移動制御して画像を読み取る公知の画像読取装置が設け
られている。
【0023】ゴニオメーター32は、試料32aを先端
部に保持して、該試料のX線照射点を通る複数の回転軸
回りに試料を回転させて、試料の特定の結晶面に対する
入射X線方向を任意に変えられるようにしたものであ
る。この実施の形態では試料を4軸回りに回転する公知
のいわゆる4軸ゴニオメーターを用いている。なお、ゴ
ニオメーター32は、上述の画像読取装置を制御するコ
ンピュータによって制御されるようになっている。ま
た、このコンピュータは、可動防X線カバー6及び可動
防X線補助カバー7の開閉の検知・認識、それに伴う安
全管理を含む必要な指令制御、例えば、X線源31の制
御やそのX線窓のシャッターの開閉制御、その他、必要
な制御を行うプログラムも備えている。
【0024】以上の構成において、ゴニオメーター32
に試料32aをセッティングする時には、可動防X線カ
バー6及び可動防X線補助カバー7を開く。そうする
と、手前側からゴニオメーター32に操作性よく試料を
セットするに十分な程度にゴニオメーター32が露出さ
れる。この開閉は、この実施の形態では手動で行うよう
にしているが、勿論自動で行えるようにしてもよい。な
お、このとき、イメージングプレート保持装置34は画
像読取部4内に配置されるようになっている。また、勿
論、イメージングプレート保持装置34がX線回折像蓄
積位置にある場合や、X線シャッターが開いている時等
は、可動防X線カバー6及び可動防X線補助カバー7は
自動的にロックされ、開かないようになっている。
【0025】試料セッティングが終了したら、可動防X
線カバー6及び可動防X線補助カバー7を閉め、X線回
折像の蓄積のための操作を行う。これにより、イメージ
ングプレート保持装置34が自動的にX線回折像蓄積位
置に移動し、ゴニオメーター32が作動して試料32a
の所定の結晶面を所定の向きにし、同時に、試料32a
にX線が照射され、イメージングプレート33にX線回
折像が蓄積される。
【0026】所望の結晶面のX線回折像が蓄積される
と、イメージングプレート保持装置34が画像読取部4
内に自動的に移動してその画像が読み取られ、コンピュ
ータに蓄積される。この読み取りが終わると、再度イメ
ージングプレート保持装置34がX線回折像蓄積位置に
移動し、異なる結晶面についてのX線回折像の蓄積が行
われる。この動作が繰り返し行われて、試料の所望のす
べての結晶面の画像が読み取られ、コンピュータに蓄積
される。
【0027】上述の実施の形態によれば、X線源を円筒
状のイメージングプレート保持装置の開口部に対向する
側に配置するとともに、このイメージングプレート保持
装置をカバーする防X線カバーを移動できるようにする
ことにより、画像読み取り時に、X線源が設置されてい
る側と反対側の領域から試料のセッティング等の操作が
行えるように該領域を解放領域にできるようにしたこと
から、以下のような優れた利点がある。
【0028】試料セッティング時等における操作領域
が従来のこの種の装置に比較して著しく広く確保できる
ようになった。したがって、操作性が著しく向上した。 操作性に影響を与える事なく、円筒状のイメージング
プレートの画像蓄積領域を広く確保できるようになっ
た。従来は、円筒の全周近くまで画像蓄積領域にした場
合、これを固定カバーで覆うことになるので、試料回り
に手を入れることさえ困難になるという欠点があった。 イメージングプレート保持装置をカバーする防X線カ
バーを移動できるようにしたことによって、この可動防
X線カバー自体を装置全体の防X線カバーの一部とする
ことが可能になり、装置全体を著しくコンパクトにでき
るようになった。従来は、固定防X線カバーとX線源等
との間を操作のための領域として開けておく必要があっ
た為に、これら全体を覆う別の大掛かりな防X線カバー
がどうしても必要であった。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、X線源
を円筒状のイメージングプレート保持装置の開口部に対
向する側に配置するとともに、このイメージングプレー
ト保持装置をカバーする防X線カバーを移動できるよう
にすることにより、画像読み取り時に、X線源が設置さ
れている側と反対側の領域から試料のセッティング等の
操作が行えるように該領域を解放領域にできるようにし
たもので、これによって、イメージングプレート自体の
画像蓄積領域を広く確保でき、かつ、操作性に優れ、コ
ンパクトに構成できるX線回折装置を得ているものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるX線回折装置の
外観構成を示す図である。
【図2】図1に示されるX線回折装置の試料セッティン
グ時における状態を示す図である。
【図3】図1及び図2に示されるX線回折装置の一部破
断側面図である。
【符号の説明】
1…下部ケース、2…基台、3…X線回折像蓄積部、4
…画像読取部、5…上部防X線カバー、6…可動防X線
カバー、7…可動防X線補助カバー、31…X線源、3
2…ゴニオメーター、32a…試料、33…イメージン
グプレート、34…イメージングプレート保持装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桶谷 三雄 石川県小松市串町南324 Fターム(参考) 2G001 AA01 BA18 CA01 DA01 DA09 GA13 HA15 JA06 JA08 KA08 PA12 QA01 SA04 SA07 SA14 SA30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線源と、 前記X線源からのX線が試料の特定の結晶面に入射する
    入射方向を変化可能に前記試料を保持するゴニオメータ
    ーと、 前記試料からの回折X線を感光して前記試料のX線回折
    像を蓄積するイメージングプレートと、 前記試料のX線照射位置を通り該試料に照射するX線の
    照射方向に略直交する直線を中心軸とする円筒面に沿っ
    た形状をなすとともに、該円筒面の全周のうちの一部が
    除去されて前記X線源からのX線を導入するための開口
    部が形成されているイメージングプレート保持部を有
    し、該保持部に前記イメージングプレートを保持するイ
    メージングプレート保持装置と、 前記X線源及びゴニオメーターの設置位置から前記イメ
    ージングプレート保持部の中心軸線の延長方向に離れた
    位置に設置され、前記イメージングプレートに蓄積した
    X線回折像を読み取る画像読み取り装置と、 前記イメージングプレート保持装置を、前記X線回折像
    を蓄積する位置と前記画像読み取り装置の画像読み取り
    位置との間を往復移動する移動機構とを有し、 前記X線源を、前記イメージングプレート保持装置の前
    記開口部に対向する側に配置し、 前記イメージングプレート保持装置が前記X線回折像を
    蓄積する位置にあるときに、該イメージングプレート保
    持装置を覆うようにして前記X線源から射出されるX線
    が外部に漏洩するのを防止するカバーの一部を構成し、
    一方、前記イメージングプレート保持装置が前記画像読
    み取り位置にあるときには、画像読み取り装置の側に移
    動して前記X線源が設置されている側と反対側の領域か
    ら前記ゴニオメーターに保持された試料のセッティング
    等の操作が行えるように該領域を解放領域にする可動防
    X線カバーを設けたことを特徴とするX線回折装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のX線回折装置におい
    て、 前記イメージングプレート保持装置が前記X線回折像を
    蓄積する位置にあるときには、前記防可動X線カバーに
    よってカバーされる以外の部位の一部をカバーして前記
    X線源から射出されるX線が外部に漏洩するのを防止す
    る防X線カバーであって、着脱自在、又は、開閉自在、
    又は、移動自在に構成され、前記イメージングプレート
    保持装置が前記画像読み取り位置にあるときには、前記
    X線源が設置されている側と反対側の領域から前記ゴニ
    オメーターに保持された試料のセッティング等の操作が
    行えるようにした解放領域を広く確保できるようにする
    機能を有する可動防X線補助カバーを設けたことを特徴
    とするX線回折装置。
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