JP2000290861A - 織物検査装置 - Google Patents

織物検査装置

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JP2000290861A
JP2000290861A JP11099967A JP9996799A JP2000290861A JP 2000290861 A JP2000290861 A JP 2000290861A JP 11099967 A JP11099967 A JP 11099967A JP 9996799 A JP9996799 A JP 9996799A JP 2000290861 A JP2000290861 A JP 2000290861A
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leg
camera body
magnet
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loom
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JP11099967A
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Kinji Fujiwara
金治 藤原
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TOKIWA SHOJI KK
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TOKIWA SHOJI CO Ltd
TOKIWA SHOJI KK
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    • D03J1/00Auxiliary apparatus combined with or associated with looms
    • D03J1/007Fabric inspection on the loom and associated loom control
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/89Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles
    • G01N21/892Investigating the presence of flaws or contamination in moving material, e.g. running paper or textiles characterised by the flaw, defect or object feature examined
    • G01N21/898Irregularities in textured or patterned surfaces, e.g. textiles, wood
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 織機上で織物を検査して欠陥を検出可能な装
置を提供する。 【解決手段】 ガイドレール16を、織機上の織物3の
上方に平行に且つ幅方向になるように第一脚部27、第
二脚部28によって取り付け、そのガイドレール16に
移動可能に設けた移動台11に、織物3を拡大して撮影
するカメラ本体6を保持させ、そのカメラ本体6で撮影
した画像をモニターテレビに表示させ、それを目視検査
して欠陥検出を行う構成とする。また、第一脚部27と
第二脚部28の間には、第二脚部からの振動を阻止する
吸振機構29を配置しておくことで、カメラ本体が振動
しないようにし、振動の多い織物工場内においても支障
なくカメラ本体6による拡大撮影を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織機上で織物の欠
点を検査することの可能な織物検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、織物の検査方法としては、初機
(織り始めの30〜50cm)を切り取って試験染色を
行い、更にはセッター(高温セット機)に掛けて、初期
段階の組織違いやSZ(糸の撚り方向)の配列違い等の
欠点を検査していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな検査方法では、結果が判明するまでに半日〜1日か
かるが、その結果待ちの為に半日〜1日織機を停止させ
ておくわけにもいかず、見込み発進で生産を開始してい
るのが現状である。しかし、織機の高速化が進んだ現在
では、例え半日といえども生産される生地の量は膨大
で、そこで欠点が発見された場合の損害も大きくなって
いる。
【0004】本発明はかかる現状に鑑みてなされたもの
で、生産開始直後(初機が織れた段階)に織機上で織物
を検査することを可能とした織物検査装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は織機上で織
物の欠点を検査する方法を検討の結果、織物を100倍
程度に拡大して見れば、種々な欠点、例えば、織組織の
違い、糸の太さの違い、撚り方向や撚り量の違い、糸の
変形等を見つけ出すことができることを見出し、本発明
を完成した。すなわち、本発明は、織機に対して、ガイ
ドレールを織機の幅方向に且つ織機上の織物に平行にな
るように取り付け可能とし、そのガイドレールには移動
台を移動可能に保持させると共にその移動台に、織物組
織を拡大して撮影するためのカメラ本体を保持させ、更
に、そのガイドレールを織機に保持させるための機構に
は、織機からの振動がガイドレールに伝播するのを阻止
する吸振機構を設けるという構成としたものである。本
発明はこの構成により、ガイドレールを織機に取り付
け、カメラ本体で織機上の織物を拡大して撮影し、取り
込んだ映像をモニターテレビに表示させることで織物の
種々な欠点を目視検査でき、且つカメラ本体を保持した
移動台をガイドレールに沿って移動させることで、織物
を全幅に渡って検査できる。従って、生産開始直後(初
機が織れた段階)に織機上で織物を検査することができ
る。また、カメラ本体で織物組織を、例えば、100倍
程度に拡大して撮影する際にはカメラ本体に微小な振動
が加わっても映像が乱れ、良好に検査を行うことはでき
ないが、吸振機構がガイドレールへの振動の伝播を防止
するので、多数の織機が動いていて振動の多い織物工場
においても、カメラ本体への振動伝播を防止して良好な
検査を行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一つの実施形態において
は、カメラ本体を保持した移動台を移動可能に保持する
ためのガイドレールを織機に取り付けるための機構とし
て、前記ガイドレールの両端をそれぞれ保持する第一脚
部と、該第一脚部を保持すると共に織機のフレームに取
り付け可能な第二脚部と、前記第一脚部と第二脚部の間
に設けられ第二脚部からの振動が第一脚部に伝播するの
を阻止する吸振機構とを有する構成のものを用いること
ができ、この構成により、本発明の織物検査装置を所望
の織機に対して取り付けることができると共にカメラ本
体への振動の伝播を防止でき、良好な織物組織の検査を
行うことができる。
【0007】ここで、前記吸振機構としては、前記第一
脚部と第二脚部にそれぞれ、同極が互いに向かい合うよ
うに取り付けられた第一磁石及び第二磁石と、前記第一
脚部と第二脚部が横方向にずれないように規制するガイ
ド手段と、前記第一磁石と第二磁石とが相互の反発力に
よって開いた際の最大間隔を規制する反発力調整手段を
有する構成とすることが好ましい。この構成とすると第
一脚部が第二脚部に対して磁石の反発力によって浮き上
がった状態で接続されたような形態となるため、織機に
取り付けた第二脚部に床からの振動が織機を通じて加わ
っても、その振動が第一脚部に伝わることはほとんどな
く、従ってカメラ本体への振動の伝播を良好に防止で
き、良好な織物組織の検査を行うことができる。
【0008】また、本発明ではカメラ本体を保持した移
動台をガイドレールに沿って移動させるための移動手段
を設けているが、その移動手段としては、前記ガイドレ
ールに沿って設けられたラックと、前記移動台に回転自
在に保持され、前記ラックにかみ合うギアと、このギア
を回転させるハンドルとを備えた構成とすることが好ま
しい。この構成とすると、ハンドルを手で回すことで移
動台及びそれに保持させたカメラ本体を織物の幅方向の
所望の位置に動かすことができ、簡単に所望位置の織物
組織を検査できる。
【0009】本発明に使用するカメラ本体に設ける拡大
光学系には、複数のレンズを切り換え可能な構成として
おき、且つ切り換えられるレンズの少なくとも一つを、
一方向のみにレンズ効果を有するシリンダーレンズとす
ることが好ましい。このようなシリンダーレンズを用い
ると、1方向のみを拡大して見ることができるので、レ
ンズ効果を有する方向を縦糸或いは横糸に一致させるこ
とで、横糸のみ或いは縦糸のみを拡大して見ることがで
き、縦糸或いは横糸の検査が容易となる。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説
明する。図3は本発明の一実施例による織物検査装置を
織機に取り付けて織物検査を行う状態を概略的に示す側
面図であり、1は織機、2はその織機に掛けられた縦
糸、3はその縦糸2から織られた織物、5はこの織機1
上で織物3を検査するために織機1に取り付けられた織
物検査装置である。この織物検査装置5は、織物組織を
拡大して撮影するためのカメラ本体6と、カメラ本体6
を制御して画像情報を取り込み且つ処理する制御部7
と、画像表示を行うモニターテレビ8等を備えている。
カメラ本体6は、対象物(織物)を照明するための光源
(図示せず)と、拡大光学系6aと、固体撮像素子(C
CD)を備えたビデオカメラ部6b等を備えている。こ
こで、カメラ本体6としては、織物組織を50〜200
倍程度に拡大して撮影可能なものを用いることが好まし
い。
【0011】図1は織物検査装置5の主要部分を、一部
を断面で示す概略正面図、図2はその織物検査装置の主
要部分を、一部を断面で示す概略側面図である。11は
カメラ本体6を保持した移動台である。この移動台11
は、カメラ本体6を上下に移動可能に保持するガイド部
材12と、カメラ本体6を上下動させるねじ軸13と、
そのねじ軸13を手で回転させるためのカメラ上下調整
ハンドル14を備えており、このカメラ上下調整ハンド
ル14を手で回すことで、カメラ本体6を上下動させ、
織物3に対するカメラ本体6の位置を調整可能である。
【0012】16は、移動台11を移動可能に保持する
ガイドレールであり、角材16aとその上面に取り付け
られたレール16bを備えている。前記した移動台11
は、レール16bに摺動可能に保持されたスライダー1
7を有しており、このスライダー17をレール16bに
摺動自在に保持させることで、ガイドレール16に対し
て移動可能に保持されている。角材16aの側面にはラ
ック19がレール16bに平行に設けられている。一
方、移動台11は、このラック19にかみ合うギア20
を保持した軸21を回転自在に保持しており、且つその
軸21にはハンドル22が取り付けられている。かくし
て、このハンドル22を手で回すことでギア20を回転
させ、移動台11をラック19に沿って移動させること
ができる。
【0013】ガイドレール16の両端には、スライド枠
24が移動可能に取り付けられており、止めねじ25を
締め付けることで所望位置に固定可能となっている。こ
のスライド枠24には第一脚部27が固定されており、
且つその第一脚部27には第二脚部28が吸振機構29
を介して連結されている。第二脚部28は、織機1のフ
レームに着脱可能な形態で取り付け可能なものであり、
その下端には織機のフレームを締付ボルト等ではさみ付
けることで固定されるクランプ機構(図示せず)を備え
ている。なお、第二脚部28を織機のフレームに固定す
る機構はクランプ機構に限らず、磁石等を利用して着脱
可能に取り付ける構成としてもよい。
【0014】吸振機構29は、第二脚部28から第一脚
部27に伝わる振動を阻止するためのものであり、本実
施例では磁石を利用したものが用いられている。すなわ
ち、吸振機構29は、第一脚部27と第二脚部28の向
かい合った端部にそれぞれ、同極が互いに向かい合うよ
うに取り付けられた第一磁石31及び第二磁石32と、
第一脚部27と第二脚部28が横方向にずれないように
規制するガイド手段34と、第一磁石31と第二磁石3
2とが相互の反発力によって開いた際の最大間隔を規制
する反発力調整手段35等を備えている。ここで用いる
第一磁石31、第二磁石32としては、特に限定するも
のではないが、リング型異方性フェライトを用いること
が、小型で大きい磁力を得ることができるので好まし
い。ガイド手段34は、第二脚部28に固定して設けら
れた筒状体で構成されており、この筒状体に第一脚部2
7が移動可能に案内されている。また、反発力調整手段
35は、第二脚部28に固定されたガイド手段34に固
定して設けられたブラケット36と、そのブラケット3
6に固定されたボルト37と、第一脚部27に固定して
設けられると共にボルト37を貫通させる穴を備えたブ
ラケット38と、ボルト37にかみ合って設けられた蝶
ナット39等を備えており、この蝶ナット39がブラケ
ット38の上向きの移動を阻止して、第一磁石31と第
二磁石32との最大間隔を規制している。そして、この
蝶ナット39を締め込むことで、第一磁石31と第二磁
石32との最大間隔を小さくし、両磁石による反発力を
大きくでき、また、逆に蝶ナット39を緩めることで、
第一磁石31と第二磁石32との最大間隔を大きくし、
両磁石による反発力を小さくできる。この反発力は振動
伝播防止効果及びガイドレールの安定した支持に極めて
重要であり、この反発力を適切に設定することで、床面
から織機のフレームを通して第二脚部28に伝播されて
きた振動が第一脚部27に伝播しないように阻止でき、
且つガイドレール16を安定して支持できる。なお、第
一磁石31、第二磁石32のそれぞれの表面には保護用
の鉄パッキン41、42が取り付けられている。
【0015】次に、上記構成の織物検査装置による検査
動作を説明する。織機1による生産を開始し、初機が織
れた段階で、その織機1を一旦停止させ、ガイドレール
16が織機1上の織物3の上方に平行に且つ幅方向に位
置するよう、第二脚部28を織機1のフレームに取り付
ける。この時、スライド枠24のガイドレール16に対
する取付位置を調整することで左右に位置している一対
の第二脚部28の間隔を調整でき、種々な幅の織機1に
対応できる。
【0016】次に、カメラ上下調整ハンドル14を回し
てカメラ本体6と織物3の距離を調整し、織物組織を所
望の倍率に拡大してモニターテレビ8に表示できるよう
にカメラ本体6の高さを調整する。また、同時に吸振機
構29の蝶ナット39によって第一磁石31と第二磁石
32との間隔及び反発力を調整し、ガイドレール16が
織物3と正確に平行になるように設定すると共に第二脚
部28からの振動が第一脚部27に伝達しないように設
定する。織物工場では、通常多数の織機が動いており、
その内の1台を止めて織物を検査しようとした時にも、
他の織機は動いているため、その振動が床を通じて伝播
しており、運転を停止した織機のフレームも振動してい
る。そして、この振動がカメラ本体6に伝播すると、カ
メラ本体6による拡大倍率が大きいため、きわめて微細
な振動でも、画像に大きいぶれを生じさせ、検査は不能
となる。しかしながら、本実施例では第二脚部28が振
動しても、それに連結された第一脚部27は第一磁石3
1、第二磁石32によって浮かんだ状態で連結されるた
め、振動はほとんど伝播せず、従って、カメラ本体6は
ほとんど振動せず、100〜200倍程度の拡大倍率で
織物組織を良好に撮影できる。本発明者等が振動を実際
に測定して、次のような結果を得た。すなわち、50台
の織機を据え付けた工場では床が震度0.8〜1程度で
主として横振動をしており、この振動がカメラ本体6に
伝わると、拡大倍率100倍程度では画像が乱れてとて
も検査できないが、本実施例の磁石を利用した吸振機構
29を設けると、震度は0.08程度に抑えられ、これ
により200倍程度の拡大画像でも支障なく表示が可能
であった。
【0017】上記したように、カメラ本体6の高さを調
整し且つ吸振機構29の反発力を調整した後は、カメラ
本体6による撮影を開始し、その映像をモニターテレビ
8に表示し、それを目視して織物組織を検査する。すな
わち、織物の種々な欠点、例えば、織組織の違い、糸の
太さの違い、撚り方向や撚り量の違い、糸の変形等を検
査する。そして、この目視検査を行いながらハンドル2
2を回してカメラ本体6を保持した移動台11をガイド
レール16に沿って移動させ、織物3の全幅を目視検査
してゆく。織物3の全幅を検査した結果、異常がなけれ
ば、織機1の運転を再開し、通常の操業に入る。このよ
うに、この織物検査装置を用いると、織物3を織機から
外すことなく、その全幅を容易に検査することができ、
検査のための織機の休止期間をきわめて短くでき、織機
の稼働率を高めることが可能となる。なお、場合によっ
ては、目視検査によって異常がなかった場合でも、正確
を期すために、初機を切り取り試験染色を行ってもよ
く、その場合、試験染色による検査に異常があることは
きわめて少ないので、初機を切り取った直後に、織機の
運転を直ちに再開しても、無駄になる織物はきわめて少
ない。
【0018】なお、上記実施例では、カメラ本体6で撮
影した画像をモニターテレビ8で表示し、それを作業員
が目視して検査しているが、必要に応じ、その画像をプ
リントアウトするように、プリンターを接続しておくと
か、その画像をフロッピー(登録商標)ディスク等の適
当な記憶媒体に記憶させるように記憶手段を接続する等
の変形を行っても良い。また、画像処理装置を設けて、
縦糸や横糸の太さ、間隔、密度等を自動的に検出し、異
常を自動的に検出する構成としてもよい。
【0019】更に、上記実施例では、カメラ本体6で織
物3を単に拡大して取り込むものとして説明したが、カ
メラ本体6に設ける拡大光学系6aに、一方向のみにレ
ンズ効果を有する円筒状、かまぼこ状等のシリンダーレ
ンズを用いることも可能である。このようなシリンダー
レンズを用いると、織物組織を拡大した時に、一方向の
み、例えば、縦糸方向のみ或いは横糸方向のみを拡大す
ることができ、これによって縦糸のみ、或いは横糸のみ
を見ることができ、縦糸や横糸の目視検査を極めて容易
に行うことが可能となる。更に、図4に示すように、カ
メラ本体6の拡大光学系6aに、複数の対物レンズ45
a、45b等を備えた回転体46を設け、この回転体4
6を回転させて所望の対物レンズを切り換えて使用する
ことも可能である。このような回転体46を使用する場
合、それに設ける対物レンズ45a、45b等として
は、通常のレンズと、縦糸のみを見るように取付方向を
設定したシリンダーレンズと、横糸のみを見るように取
付方向を設定したシリンダーレンズとを用いることが好
ましい。この構成とすると、回転体46の回転切り換え
により、織物を縦糸、横糸を同時に拡大して見るとか、
縦糸のみ、或いは横糸のみを拡大して見ることができ
る。
【0020】また、上記実施例ではカメラ本体6を織物
3の幅方向に移動させるための手段として、ラックとギ
アを使用し、手動操作してカメラ本体6を移動させてい
るが、本発明はこの構成に限らず、モータ等によってギ
アを回転させ、自動的にカメラ本体6を移動させる構成
としてもよい。また、ラックとギアに限らず、他の移動
手段、ボールネジとナットを用いるという変更を行って
も良い。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の織物検
査装置は、カメラ本体を織機上の織物に対向させて配置
し、且つそのカメラ本体を織物の幅方向に移動させるこ
とができるので、織機上で織物をその全幅に渡って検査
することができ、従来のように、初機を切り取って試験
染色を行う場合に比べて、織機の稼働率を高めることが
でき、また、試験染色の結果待ちの間に生産を行った
後、欠陥が判明して製品を無駄にするということがほと
んどなくなり、織物工場における生産能率を大幅に高め
ることができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】織物検査装置5の主要部分を、一部を断面で示
す概略正面図
【図2】図1に示す織物検査装置の主要部分を、一部を
断面で示す概略側面図
【図3】本発明の一実施例による織物検査装置を織機に
取り付けて織物検査を行う状態を概略的に示す側面図
【図4】カメラ本体の変形例を示す概略側面図
【符号の説明】
1 織機 2 縦糸 3 織物 5 織物検査装置 6 カメラ本体 6a 拡大光学系 6b ビデオカメラ部 11 移動台 12 ガイド部材 14 カメラ上下調整ハンドル 16 ガイドレール 19 ラック 20 ギア 21 軸 22 ハンドル 24 スライド枠 27 第一脚部 28 第二脚部 29 吸振機構 31 第一磁石 32 第二磁石 34 ガイド手段 35 反発力調整手段 41、42 鉄パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G01N 33/36 G01N 33/36 A Fターム(参考) 2F065 AA22 AA26 AA49 BB13 BB15 CC00 DD06 DD14 DD15 FF01 FF04 JJ03 JJ26 KK01 LL08 MM03 MM07 PP02 QQ24 QQ31 SS02 SS06 SS13 2G051 AA40 AB02 AC15 AC22 CA03 CA04 DA06 3B154 AB20 BA53 BC16 BC43 BC48 BC50 DA30 4L043 BC05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織物組織を拡大して撮影するためのカメ
    ラ本体と、該カメラ本体を保持した移動台と、この移動
    台を移動可能に保持するガイドレールと、前記移動台を
    ガイドレールに沿って移動させる移動手段と、前記ガイ
    ドレールの両端をそれぞれ保持する第一脚部と、該第一
    脚部を保持すると共に織機のフレームに取り付け可能な
    第二脚部と、前記第一脚部と第二脚部の間に設けられ、
    第二脚部からの振動が第一脚部に伝播するのを阻止する
    吸振機構とを有する織物検査装置。
  2. 【請求項2】 前記吸振機構が、前記第一脚部と第二脚
    部にそれぞれ、同極が互いに向かい合うように取り付け
    られた第一磁石及び第二磁石と、前記第一脚部と第二脚
    部が横方向にずれないように規制するガイド手段と、前
    記第一磁石と第二磁石とが相互の反発力によって開いた
    際の最大間隔を規制する反発力調整手段を有しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の織物検査装置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段が、前記ガイドレールに沿
    って設けられたラックと、前記移動台に回転自在に保持
    され、前記ラックにかみ合うギアと、このギアを回転さ
    せるハンドルとを備えていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の織物検査装置。
  4. 【請求項4】 前記カメラ本体に設けている拡大光学系
    が、複数のレンズを切り換え可能な構成となっており、
    切り換えられるレンズの少なくとも一つが、一方向のみ
    にレンズ効果を有するシリンダーレンズであることを特
    徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の織物検査
    装置。
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