JP2000285812A - プラズマディスプレイ装置及びそれを用いた画像表示システム - Google Patents

プラズマディスプレイ装置及びそれを用いた画像表示システム

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JP2000285812A
JP2000285812A JP8982499A JP8982499A JP2000285812A JP 2000285812 A JP2000285812 A JP 2000285812A JP 8982499 A JP8982499 A JP 8982499A JP 8982499 A JP8982499 A JP 8982499A JP 2000285812 A JP2000285812 A JP 2000285812A
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discharge
plasma display
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English (en)
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Keizo Suzuki
敬三 鈴木
Yoshimi Kawanami
義実 川浪
Masaharu Ishigaki
正治 石垣
Kenichi Yamamoto
健一 山本
Masayuki Shibata
将之 柴田
Norihiro Uemura
典弘 植村
Kirin Ka
希倫 何
Hiroyuki Nakahara
裕之 中原
Yasuhiko Kunii
康彦 國井
Kazuo Yoshikawa
和生 吉川
Masayuki Wakitani
雅行 脇谷
Jun Fujimoto
順 藤本
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイのパネル発光効率を向
上させ、消費電力を低減することが可能なプラズマディ
スプレイ装置を提供する。 【解決手段】 第1の方向に連続して配置される複数の
放電セルを横断するように、前記第1の方向に延長して
設けられる維持放電電極対を有するプラズマディスプレ
イパネルを具備するプラズマディスプレイ装置であっ
て、前記維持放電電極対を構成する第1の電極および第
2の電極は、互いに対向する切片を有し、前記第1の方
向に沿ったある断面において、前記第1の電極の切片お
よび第2の電極の切片が同時に存在する。また、前記第
1の電極の切片および第2の電極の切片が、前記第1の
方向に沿ったある断面において同時に存在する領域の、
前記第1の方向と直交する第2方向の長さが0.03m
m以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイ装置及びそれを用いた画像表示システムに係わり、
特に、パネル発光効率を向上させる際に有効な技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、大型で、かつ厚みの薄いカラー表
示装置として、AC面放電型プラズマディスプレイパネ
ル(以下、PDPと称する。)が期待されている。一般
に、AC面放電型PDPの多くは、3電極構造を採用し
ており、この種のPDPは、2枚の基板(即ち、ガラス
基板から成る前面基板および背面基板)が所定間隙を介
して対向配置されている。表示面としての前面基板の内
面(背面基板と対向する面)には、互いに対となってい
る複数の行電極が形成されており、行電極対は誘電体に
より覆われている。背面基板には、蛍光体が塗布された
複数の列電極が形成されており、この列電極は、誘電体
に覆われることもある。ここで、表示面側から見て、一
つの行電極対と一つの列電極の交差部が放電セルとなっ
ている。両基板間には、放電ガス(He,Ne,Xe,
Ar等の混合ガスを用いるのが一般的)が封入されてお
り、電極間に印加する電圧パルスによって放電を起こし
て、励起された放電ガスから発生する紫外線を蛍光体に
よって可視光に変換する。カラー表示の場合には、通常
3種のセルを一組として1画素を構成する。
【0003】行電極は、主たる表示発光のための維持放
電を行なうので維持放電電極と称す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
PDPを用いてディスプレイの大型化を実現しようとす
ると、電極に供給する電流量が増加することになり、こ
れに応じて消費電力が増大するという問題が発生する。
この消費電力の低減には、PDPの放電におけるパネル
発光効率の向上が有効である。一方、最近望まれている
ディスプレイの高精細化(画素数の増加)を考慮し、放
電セルの寸法を減少させた場合、プラズマ形成のエネル
ギー損失が増加する結果、パネル発光効率が低下すると
いう問題がある。発光効率を向上させる従来技術として
は、例えば、特開平8−22772号公報、特開平3−
187125号公報に記載されているように、維持放電
電極の大きさや形状を工夫したものが知られている。ま
た、例えば、特開平7−262930号公報、特開平8
−315734号公報に記載されているように、維持放
電電極対を覆う誘電体の材質を工夫したものが知られて
いる。しかしながら、前記公報に記載されているもの
は、AC面放電型PDPの1放電期間全体における発光
効率を向上させるものであり、放電期間中の発光効率の
分布については配慮されていなかった。さらに、パネル
発光効率の向上と低放電開始電圧および放電の安定性と
の両立について検討されていなかった。このように、従
来のAC面放電型PDPでは、パネル発光効率の向上と
低放電開始電圧および放電の安定性とを両立させること
が困難であるという問題点があった。本発明は、前記従
来技術の問題点を解決するためになされたものであり、
本発明の目的は、プラズマディスプレイ装置において、
プラズマディスプレイのパネル発光効率を向上させ、消
費電力を低減することが可能となる技術を提供すること
にある。また、本発明の他の目的は、プラズマディスプ
レイ装置において、確実な放電および安定なパネル駆動
を実現することが可能となる技術を提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、画像表示システムにお
いて、輝度の向上、消費電力の低減を図ることが可能と
なる技術を提供することにある。本発明の前記ならびに
その他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付
図面によって明らかにする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、PDP内
の維持放電電極対の電極間の放電状況を詳細に検討し、
維持放電電極の形状を最適化することで、パネル発光効
率の向上と、放電開始電圧の低減および放電安定化を両
立させる方法を見い出した。前記検討結果によれば、P
DP内の維持放電電極対の電極間で起こる放電は、対を
なす維持放電電極の内側領域(短距離領域)から開始さ
れ、時間とともに次第に外側(外側領域)に場所を移し
て進み終了することが分かった。即ち、放電の時間と放
電場所とが対応する。また、放電電流とパネル発光効率
の時間変化を調べた所、放電の前半部分の効率が非常に
低いことが分かった。これは、維持放電電極対をその幅
方向の領域に分けて考えると、内側領域(放電ギャップ
側)でパネル発光効率が悪いことを示している。そこ
で、本発明者らは、このパネル発光効率が悪い内側領域
(以下、点火領域と称する。)の電気容量を減らし、こ
の部分に対応する放電電荷を減らすことによって、放電
全体としてのパネル発光効率を向上することを考えた。
さらには、パネル発光効率の良い点火領域以外の領域
(以下、長放電領域と称する。)の電気容量を増加させ
ることも同様に放電全体としてのパネル発光効率の向上
につながる。ここで、放電電荷とは、1放電パルスの間
に流れる放電電流の積分値を言う。また、点火領域の電
気容量とは、点火領域の電極部分とそれを覆う誘電体の
前記電極部分に対応する部分とで形成する容量として定
義し、同じく、長放電領域の電気容量も同様に定義す
る。点火領域の電気容量を減少させるためには、内側領
域の電極面積を減少させるのがもっとも簡便であり、具
体的には、対をなす維持放電電極を点火領域と長放電領
域に分け、かつ点火領域の一部において軸方向(第1の
方法)に沿った断面を見たとき、前記対をなす維持放電
電極の切片が同時に存在するように電極配置(重複配
置)することにより達成できる。このような配置にする
ことにより点火領域の対をなす電極の対向する端辺の長
さを長くすることができ、この結果、安定した点火放電
を実現できるとともに、放電開始電圧を低下させること
ができる。また、点火領域の電極面積(即ち、点火領域
の電気容量)も小さく抑えることができ、かつ対を成す
長放電領域電極間の距離を長くすることができるので、
高パネル発光効率の放電を実現できる。
【0006】本願において開示される発明のうち、代表
的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。即ち、本発明は、第1の方向に連続して配置される
複数の放電セルを横断するように、前記第1の方向に延
長して設けられる維持放電電極対を有するプラズマディ
スプレイパネルを具備するプラズマディスプレイ装置で
あって、前記維持放電電極対を構成する第1の電極およ
び第2の電極は、互いに対向する切片を有し、前記第1
の方向に沿ったある断面において、前記第1の電極の切
片および第2の電極の切片が同時に存在することを特徴
とする。また、本発明は、前記第1の電極の切片および
第2の電極の切片が、前記第1の方向に沿ったある断面
において同時に存在する領域の、前記第1の方向と直交
する第2方向の長さが0.03mm以上であることを特
徴とする。また、本発明は、第1の方向に連続して配置
される複数の放電セルを横断するように、前記第1の方
向に延長して設けられる維持放電電極対を有するプラズ
マディスプレイパネルを具備するプラズマディスプレイ
装置であって、前記維持放電電極対を構成する第1の電
極および第2の電極は、互いに対向する切片を有し、前
記第1の電極の切片と前記第2の電極の切片とが互いに
対向する辺の長さが、前記第1および第2の電極の切片
の前記第1の方向の長さより長いことを特徴とする。ま
た、本発明は、前記第1の電極の切片と前記第2の電極
の切片とが互いに対向する辺の長さが、0.03mm以
上であることを特徴とする。また、本発明は、前記第1
の電極の切片の第1の方向の長さと、前記第2の電極の
切片の第1の方向の長さとが、互いに異なることを特徴
とする。また、本発明は、前記第1の電極の切片の第1
の方向の長さが、前記第2の電極の切片の第1の方向の
長さより長いことを特徴とする。また、本発明は、前記
第1の電極の切片の第1の方向の長さ、および前記第2
の電極の切片の第1の方向の長さが、前記第2方向に沿
って変化することを特徴とする。また、本発明は、前記
第1の電極および第2の電極は、内側領域と外側領域と
に分離され、前記内側領域の近傍においてプラズマが形
成されることを特徴とする。また、本発明は、前記第1
の電極および第2の電極は、内側領域と外側領域とに分
離され、前記内側領域の近傍においてプラズマが形成さ
れる状態と、前記第1の電極および第2の電極全体にお
いてプラズマが形成される状態とが、混在することを特
徴とする。また、本発明は、前記いずれかのプラズマデ
ィスプレイ装置を使用した画像表示システムである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。 [実施の形態1] (本実施の形態の基本構造と動作の説明)図2は、本発
明が適用されるPDPの構造の一部を示す分解斜視図で
ある。図2に示すPDPは、ガラス基板から成る前面基
板21と背面基板28とを貼り合わせて一体化したもの
であり、赤(R)、緑(G)、青(B)の各蛍光体層3
2を背面基板28側に形成した反射型のPDPである。
前面基板21は、背面基板28との対抗面上に一定の距
離を隔てて平行に形成される一対の維持放電電極を有す
る。この一対の維持放電電極は、透明な共通電極(本発
明の第2の電極、以下、単に、X電極と称する。)(2
2−1,22−2)と、透明な独立電極(本発明の第1
の電極、以下、単に、Y電極または走査電極と称す
る。)(23−1,23−2)で構成される。また、X
電極(22−1,22−2)には、透明電極の導電性を
補うための不透明のXバス電極(24−1,24−2)
が、Y電極(23−1,23−2)には、透明電極の導
電性を補うための不透明のYバス電極(25−1,25
−2)がそれぞれ積層併設して設けられる。また、X電
極(22−1,22−2)、Y電極(23−1,23−
2)、Xバス電極(24−1,24−2)およびYバス
電極(25−1,25−2)は、AC駆動のための誘電
体層26により被覆され、この誘電体層26上には酸化
マグネシウム(MgO)から成る保護層27が設けられ
る。酸化マグネシウム(MgO)は、耐スパッタ性、二
次電子放出係数が高いため、誘電体層26を保護し、放
電開始電圧を低下させる働きをする。背面基板28は、
前面基板21との対抗面上に、前面基板21のX電極
(22−1,22−2)およびY電極(23−1,23
−2)と直角に立体交差するアドレス電極(以下、単
に、A電極と称する。)29を有し、このA電極29
は、誘電体層30により被覆される。この誘電体層30
上には、放電の拡がりを防止(放電の領域を規定)する
ためにA電極29間を仕切る隔壁(リブ)31が設けら
れる。この隔壁31間の溝面を被覆する形で、赤、緑、
青に発光する各蛍光体層32が、順次ストライプ状に塗
布される。
【0008】図3は、図2中の矢印D1の方向から見た
PDPの断面構造を示す要部断面図であり、画素の最小
単位である放電セル1個を示している。同図に示すよう
に、A電極29は、2つの隔壁31の中間に位置し、前
面基板21、背面基板28、および隔壁31に囲まれた
放電空間33には、プラズマを生成するための放電ガス
(例えば、ヘリウム、ネオン、キセノンなどの混合ガ
ス)が充填される。なお、放電空間33は、隔壁31に
より空間的に区切られることもあるし、隔壁31と前面
基板21の放電空間側面との間に間隙を設け空間的に連
続にすることもある。
【0009】図4は、図2中の矢印D2の方向からみた
PDPの断面構造を示す要部断面図であり、画素の最小
単位である放電セル1個を示している。同図において、
放電セルの境界は概略点線で示す位置であり、また、3
は電子、4は正イオン、5は正壁電荷、6は負壁電荷を
示す。なお、電子3、正イオン4、正壁電荷、および負
壁電荷6は、PDPの駆動の中のある時点での電荷の状
態を表わしているものであり、その電荷配置に特別な意
味は無い。図4は、例として、Y電極23−1に負の電
圧を、A電極29とX電極22−1に(相対的に)正の
電圧を印加して放電が発生、終了した時点を、模式的に
表している。この結果、Y電極23−1とX電極22−
1の間の放電を開始するための補助となる壁電荷の形成
(これを書き込みと称する。)が行われている。この状
態で、Y電極23−1とX電極22−1との間に適当な
逆の電圧を印加すると、誘電体層26(および保護層2
7)を介して両電極の間の放電空間で放電が起こり、放
電終了後、Y電極23−1とX電極22−1の印加電圧
を逆にすると、新たに放電が発生する。これを繰り返す
ことにより継続的に放電を形成できる(これを維持放電
(又は表示放電)と呼ぶ。)。
【0010】図5は、PDPを用いたプラズマディスプ
レイ装置およびこれに映像源を接続した画像表示システ
ムを示す図である。プラズマディスプレイ装置102内
の駆動回路101は、映像源103からの表示画面信号
を受取り、これを以下に説明するような手順でPDPの
駆動信号に変換してPDPを駆動する。図6は、図2に
示すPDPに1枚の画を表示するのに要する1TVフィ
ールド期間の動作を示す図である。図6(A)はタイム
チャートを示し、図6(A)の(I)に示すように1T
Vフィールド期間40は、複数の異なる発光回数を持つ
サブフィールド(41〜48)に分割されている。この
各サブフィールド毎の発光と非発光の選択により階調を
表現する。各サブフィールドは、図6(A)の(II)に
示すように、放電セル内の電荷を初期化する予備放電期
間49、発光放電セルを規定する書き込み放電期間5
0、発光表示期間51から構成される。図6(B)は、
図6(A)の書き込み放電期間50において、A電極2
9、X電極22、およびY電極23に印加される電圧波
形を示す図である。波形52は、書き込み放電期間50
内に、1本のA電極29に印加される電圧波形、波形5
3はX電極22に印加される電圧波形、54、55はi
番目と(i+1)番目のY電極23の印加される電圧波
形であり、それぞれの電圧をV0,V1,V2(V)と
する。図6(B)に示すように、i行目のY電極23
に、スキャンパルス56が印加された時、A電極29と
の交点に位置する放電セルで書き込み放電が起こり、ま
た、i行目のY電極23にスキャンパルス56が印加さ
れた時、A電極29がグランド電位であれば書き込み放
電は起こらない。このように、書き込み放電期間50に
おいて、Y電極23にはスキャンパルスが1回印加さ
れ、A電極29にはスキャンパルスに対応して発光放電
セルではV0、非発光放電セルではグランド電位とな
る。この書き込み放電が起こった放電セルでは、放電で
生じた電荷がY電極23を覆う誘電体層26および保護
層27の表面に形成される。この電荷によって発生する
電界の助けによって後述する維持放電のオン・オフを制
御できる。即ち、書き込み放電を起こした放電セルは発
光放電セルとなり、それ以外は非発光放電セルとなる。
図6(C)は、図6(A)の発光表示期間51の間に維
持放電電極であるX電極22とY電極23との間に一斉
に印加される電圧パルスを示す。X電極22には電圧波
形58が、Y電極23には電圧波形59が印加される。
どちらも同じ極性の電圧V3(V)のパルスが交互に印
加されることにより、X電極22とY電極23との間の
相対電圧は反転を繰り返す。この間に、X電極22とY
電極23との間の放電ガス中で起こる放電を維持放電と
称し、ここでは、維持放電はパルス的に交互に行なわれ
る。
【0011】(本実施の形態の特徴的構造と動作説明)
図1は、本発明の実施の形態1のプラズマディスプレイ
装置のPDPにおける維持放電電極対の形状を示す図で
あり、図2の中の矢印D3の方向から見たX電極22−
1、Y電極23−1、Xバス電極24−1およびYバス
電極25−1の形状を示す上面図である。なお、図1に
は、維持放電電極対の幅方向(本発明の第2方向)を矢
印Dで、また、維持放電電極対の軸方向(本発明の第1
の方向)を矢印Eで示している。本実施の形態は、維持
放電電極対(即ち、透明なX電極22−1および透明な
Y電極23−1)において、点火領域(即ち、放電ギャ
ップ側の所定幅部分)を削り込んで突起形状(本発明の
切片)にしたこと、およびその突起形状を軸方向に一部
重複するように配置(重複配置電極)したことが特徴で
ある。このPDPは、対角42インチのVGAパネル
で、維持放電電極対の外側端間の幅Wは700μmであ
り、幅方向の放電セルピッチは1080μmである。隔
壁31に挟まれた放電空間の長さLは290μmであ
り、軸方向の放電セルピッチは360μmである。維持
放電電極対の内側領域は、第1の部分と第2の部分から
構成されており、この部分の幅をW1とする。第1の部
分は、維持放電電極対が軸方向に重複配置されている部
分であり、この部分の幅をW2とする。第2の部分は、
上記内側領域で第1の部分以外の部分である。維持放電
電極対の外側領域を第3の部分とし、この幅をW3とす
る。また、内側領域に形成されている突起部電極の軸方
向の長さをL1とする。
【0012】図1の電極形状から明らかなように、単位
幅当たりの電気容量を比べると、内側領域の単位幅当た
り電気容量(C1)は、長放電領域のそれ(C2)より
小さくなっている。検討結果では、C1/C2は1/2
以下が望ましく、このために、L1/Lを1/2以下に
するのが望ましい。また、検討結果では、点火領域の電
極削り込みの相対幅W1/Wは2/3以下が望ましい。
特に、W1/Wの値を1/2近傍にすると、パネル発光
効率向上の効果が顕著で、かつ発光輝度の低下がほとん
ど無い。
【0013】本実施の形態のPDPの維持放電電極対の
電極間放電における放電電流の時間変化を図7(A)
に、パネル発光効率の時間変化を図7(B)に示す。ま
た、点火領域の電極削り込みの相対幅W1/Wと、放電
の総合パネル発光効率および総合発光輝度の変化を図8
に示す。図7(A)、(B)のグラフ(I)は、従来例
の維持放電電極対に形状変更がない場合を表わし、グラ
フ(II)は本実施の形態の場合を表わす。図7(A)と
図7(B)を比較して分かるように、放電の前半の時間
においてパネル発光効率が相対的に低い。この時間領域
は、維持放電電極対の内側領域での放電に相当してい
る。図7(A)に示すように、パネル発光効率の低い前
半の領域において、本実施の形態(II)では、形状変更
がない場合(I)に対して放電電流(即ち放電電荷)が
約3分の1に減少した。これにより、本実施の形態で
は、放電全体でのパネル発光効率が約50%向上する効
果があった。図8のグラフ(I)から分かるように、W
1/Wを約1/2に設定すると最高のパネル発光効率が
得られた。W1/Wを約2/3以上にしてもパネル発光
効率はある程度高いが、図8のグラフ(II)に示される
ように発光輝度が急激に減少するので、この値を超えな
いのが望ましい。また、W1/Wを約1/4以上にして
もパネル発光効率はほとんど変化しないので、この値よ
り大きい方が望ましい。一方、図1の電極構造からわか
るように第1の部分では維持放電電極対が軸方向に重複
配置されており、開始放電はこの部分で発生する。この
時の放電開始電圧を決定するのは、重複部分の幅W2と
軸方向の長さL1である。実験によれば、放電開始電圧
を低く抑えるためにはW2は一定以上の値が必要であ
り、約30μm以上が必要であり、また、L1も同様に
約20μm以上が必要である。また、内側領域の点火放
電から外側領域の長距離放電に安定に移行させるにはW
2とW1の値をなるべく近づけたほうが良い。一方で
は、パネル発光効率を高めるために内側領域の電極の容
量を小さくする必要があり、L1の値は必要最小限に抑
える必要がある。このようにすることにより、パネル発
光効率の向上と低放電開始電圧および放電の安定性とを
両立することが可能となる。例えば、対角42インチの
VGAパネルでは、W2=30μmないし400μm、
W1=W2+(80μmないし360μm)が好適であ
り、特に、W2=100μmないし400μm、W1=
W2+(80μmないし160μm)が好適である。
【0014】なお、本実施の形態において、X電極22
−1およびY電極23−1に形成される突起形状は、図
9に示すように、2個以上であってもよい。この場合に
は、点火領域の電気容量が若干大きくなるが、輝度が向
上し、開始放電領域が3個以上となるので、より安定し
た点火放電を実現できるとともに、より放電開始電圧を
低下させることができる。
【0015】なお、点火領域の電気容量を減少させる手
法として、本実施の形態で説明した方法以外に、内側領
域の電極を突起形状にして対をなす電極を互いに幅方向
に向き合わせる方法もある。しかしながら、この方法で
は次のような問題点がある。即ち、点火領域の電気容量
を小さくするためには、突起部の軸方向長さを短くする
必要があるが、こうすることにより幅方向に向き合う電
極の互いに対向する電極端長が短くなり、点火放電が不
安定になったり、放電開始電圧が高くなってしまう。こ
れを解決するために、突起部形状をT字型にして上記電
極端長を長くする方法があるが、この方法ではT字型頭
部と長放電領域の距離(即ち、内側領域の幅)を長くす
ることができず、結果として対を成す長放電領域電極間
の距離が短くなり、長距離放電(長距離の電極間で行う
放電)の高パネル発光効率な効果を十分引き出すことが
できない。また、T字型首部(T字型頭部と長放電領域
の間)の電極の軸方向長さを長くする方法があるが、こ
の方法では内側領域の電極面積が大きくなり、点火領域
の電気容量を減少させることができない。本実施の形態
によれば、前記したような問題を解決することができ
る。
【0016】[実施の形態2]図10は、本発明の実施
の形態2のプラズマディスプレイ装置のPDPにおける
維持放電電極対の形状を示す図であり、図2の中の矢印
D3の方向から見たX電極22−1、Y電極23−1、
Xバス電極24−1およびYバス電極25−1の形状を
示す上面図である。なお、図10には維持放電電極対の
幅方向(本発明の第2方向)が矢印Dで示してあり、ま
た、維持放電電極対の軸方向(本発明の第1の方向)が
矢印Eで示してある。前記実施の形態1と同様に、本実
施の形態では、維持放電電極対(即ち、透明なX電極2
2−1および透明なY電極23−1)において、点火領
域(即ち、放電ギャップ側の所定幅部分)を削り込んで
突起形状にしたこと、およびその突起形状を軸方向に一
部重複するように配置したことが特徴である。さらに特
徴的なことは、軸方向に沿ったある断面における前記維
持放電電極対の切片の長さが互いに異なるようにしたこ
と(非対称重複配置電極)である。具体的には、図10
に示す透明なY電極23−1の突起部の軸方向の長さL
1Yと、透明なX電極22−1の突起部の軸方向の長さ
L1Xとを異ならせたことである。特に、図10では、
Y電極23−1の突起部の軸方向の長さL1Yを、X電
極22−1の突起部の軸方向の長さL1Xより大きくし
ているので、書き込み時に、Y電極23−1の上側に、
放電を開始するための補助となる壁電荷が多めに形成さ
れるので、書き込み放電を確実に行うことができるよう
になり、安定したパネル駆動を実現することができる。
なお、X電極22−1の突起部の軸方向の長さL1X
を、Y電極23−1の突起部の軸方向の長さL1Yより
大きくするようにしてもよい。
【0017】[実施の形態3]図11は、本発明の実施
の形態3のプラズマディスプレイ装置のPDPにおける
維持放電電極対の形状を示す図であり、図2の中の矢印
D3の方向から見たX電極22−1、Y電極23−1、
Xバス電極24−1およびYバス電極25−1の形状を
示す上面図である。なお、図11には維持放電電極対の
幅方向(本発明の第2方向)が矢印Dで示してあり、ま
た、維持放電電極対の軸方向(本発明の第1の方向)が
矢印Eで示してある。前記実施の形態1と同様に、本実
施の形態では、維持放電電極対、即ち、透明なX電極2
2−1および透明なY電極23−1において、点火領域
即ち放電ギャップ側の所定幅部分を削り込んで突起形状
にしたこと、およびその突起形状を軸方向に一部重複す
るように配置したことが特徴である。さらに特徴的なこ
とは、軸方向に沿ったある断面における維持放電電極対
の切片の長さが、断面の取り方により変化する(斜め重
複配置電極)ことである。具体的には、透明なX電極2
2−1および透明なY電極23−1の突起部が軸方向に
対して斜めの端辺により対向している。こうすることに
より、放電開始部での対向電極端辺を実効的に長くする
ことができ、書き込み放電および維持放電を確実に行う
ことができ、この結果、安定したパネル駆動を実現でき
る。
【0018】本発明のプラズマディスプレイ装置を用い
ると、駆動の方法を変化させることが可能である。即
ち、維持放電電極対の構造が内側領域と外側領域におい
て大きく異なるため、図6(A)の発光表示期間内に、
維持放電電極対(即ち、透明なX電極22および透明な
Y電極23)に印加する電圧パルスの電圧値を調整する
ことにより、維持放電電極対の内側領域の近傍でのみプ
ラズマを形成して、維持放電電極対の外側領域の近傍で
はプラズマを形成しない駆動が可能となる。さらに、前
記した維持放電電極対の内側領域の近傍でのみプラズマ
を形成する駆動と、維持放電電極対全体でプラズマを形
成する駆動とを混在する駆動方法も可能となる。なお、
ここでいう混在とは、同一時刻においてパネル内の異な
る放電セルにおいて別々の駆動を混用することと、同一
放電セルにおいて異なる時刻において異なる駆動を混用
することの両者を含む。これにより、各放電セルにおけ
る輝度を細かく、かつ広範囲の輝度領域において制御す
ることが可能となり、より高精度な画像表示が可能とな
る。さらに、本実施の形態のプラズマディスプレイ装置
を画像表示システムに使用することにより、高輝度、低
消費電力、安定画質の画像表示システムを実現できる。
なお、ここでいう画像表示システムとは、あらゆる種類
の情報処理手段とディスプレイ装置を結合したシステム
のことである。以上、本発明者によってなされた発明
を、前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発
明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は勿論である。
【0019】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。 (1)本発明によれば、プラズマディスプレイパネルの
パネル発光効率を向上させることができ、プラズマディ
スプレイパネル装置の消費電力を低減することが可能と
なる。 (2)本発明によれば、プラズマディスプレイパネルに
おいて、確実な放電および安定なパネル駆動を実現する
ことが可能となる。 (3)本発明によれば、高輝度、低消費電力、安定画質
の画像表示システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のプラズマディスプレイ
装置のプラズマディスプレイパネルにおける維持放電電
極対の形状を示す図である。
【図2】本発明が適用されるプラズマディスプレイパネ
ルの構造の一部を示す分解斜視図である。
【図3】図2に示す矢印D1の方向から見たプラズマデ
ィスプレイパネルの断面構造を示す要部断面図である。
【図4】図2に示す矢印D2の方向から見たプラズマデ
ィスプレイパネルの断面構造を示す要部断面図である。
【図5】プラズマディスプレイパネルを用いたプラズマ
ディスプレイ装置およびこれに映像源を接続した画像表
示システムを示す図である。
【図6】図2に示すプラズマディスプレイパネルに1枚
の画を表示するのに要する1TVフィールド期間の動作
を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態1のプラズマディスプレイ
パネル、および従来例のプラズマディスプレイパネルに
おける、放電電流とパネル発光効率の時間変化を示すグ
ラフである。
【図8】本発明の実施の形態1のプラズマディスプレイ
パネルにおけるパネル発光効率および輝度のW1/W依
存性を示すグラフである。
【図9】本発明の実施の形態1のプラズマディスプレイ
装置のプラズマディスプレイパネルにおける維持放電電
極対の変形例の形状を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態2のプラズマディスプレ
イ装置のプラズマディスプレイパネルにおける維持放電
電極対の形状を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態3のプラズマディスプレ
イ装置のプラズマディスプレイパネルにおける維持放電
電極対の形状を示す図である。
【符号の説明】
3…電子、4…正イオン、5…正壁電荷、6…負壁電
荷、21…前面基板、22,23…維持放電電極、2
4,25…バス電極、26,30…誘電体層、27…保
護層、28…背面基板、29…アドレス電極、31…隔
壁、32…蛍光体、33…放電空間、40…TVフィー
ルド、41〜48…サブフィールド、49…予備放電期
間、50…書き込み放電期間、51…発光表示期間、1
00…プラズマディスプレイパネル(PDP)、101
…駆動回路、102…プラズマディスプレイ装置、10
3…映像源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川浪 義実 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 石垣 正治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報メディア事業本部内 (72)発明者 山本 健一 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 柴田 将之 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 植村 典弘 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 何 希倫 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 中原 裕之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 國井 康彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 吉川 和生 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 脇谷 雅行 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 藤本 順 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5C040 FA01 FA04 GB03 GB14 GC02 GC04 GC06 GC11 LA05 MA03 MA12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向に連続して配置される複数の
    放電セルを横断するように、前記第1の方向に延長して
    設けられる維持放電電極対を有するプラズマディスプレ
    イパネルを具備するプラズマディスプレイ装置であっ
    て、 前記維持放電電極対を構成する第1の電極および第2の
    電極は、互いに対向する切片を有し、 前記第1の方向に沿ったある断面において、前記第1の
    電極の切片および第2の電極の切片が同時に存在するこ
    とを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の電極の切片および第2の電極
    の切片が、前記第1の方向に沿ったある断面において同
    時に存在する領域の、前記第1の方向と直交する第2方
    向の長さが0.03mm以上であることを特徴とする請
    求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 第1の方向に連続して配置される複数の
    放電セルを横断するように、前記第1の方向に延長して
    設けられる維持放電電極対を有するプラズマディスプレ
    イパネルを具備するプラズマディスプレイ装置であっ
    て、 前記維持放電電極対を構成する第1の電極および第2の
    電極は、互いに対向する切片を有し、 前記第1の電極の切片と前記第2の電極の切片とが互い
    に対向する辺の長さが、前記第1および第2の電極の切
    片の前記第1の方向の長さより長いことを特徴とするプ
    ラズマディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の電極の切片と前記第2の電極
    の切片とが互いに対向する辺の長さが、0.03mm以
    上であることを特徴とする請求項3に記載のプラズマデ
    ィスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の電極の切片の第1の方向の長
    さと、前記第2の電極の切片の第1の方向の長さとが、
    互いに異なることを特徴とする請求項1ないし請求項4
    のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の電極の切片の第1の方向の長
    さが、前記第2の電極の切片の第1の方向の長さより長
    いことを特徴とする請求項5に記載のプラズマディスプ
    レイ装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の電極の切片の第1の方向の長
    さ、および前記第2の電極の切片の第1の方向の長さ
    が、前記第2方向に沿って変化することを特徴とする請
    求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のプラズマ
    ディスプレイ装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の電極および第2の電極は、内
    側領域と外側領域とに分離され、 前記内側領域の近傍においてプラズマが形成されること
    を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に
    記載のプラズマディスプレイ装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の電極および第2の電極は、内
    側領域と外側領域とに分離され、 前記内側領域の近傍においてプラズマが形成される状態
    と、前記第1の電極および第2の電極全体においてプラ
    ズマが形成される状態とが、混在することを特徴とする
    請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のプラズ
    マディスプレイ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれか1
    項に記載のプラズマディスプレイ装置を使用することを
    特徴とする画像表示システム。
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