JP2000285080A - 携帯情報端末及びそのプログラム記憶媒体 - Google Patents

携帯情報端末及びそのプログラム記憶媒体

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JP2000285080A
JP2000285080A JP11088481A JP8848199A JP2000285080A JP 2000285080 A JP2000285080 A JP 2000285080A JP 11088481 A JP11088481 A JP 11088481A JP 8848199 A JP8848199 A JP 8848199A JP 2000285080 A JP2000285080 A JP 2000285080A
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charging
switch
switches
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弘 青木
Masataka Takahashi
昌孝 高橋
Kenichi Takahashi
賢一 高橋
Yoji Yamamoto
洋史 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、携帯情報端末及びそのプログラム
記憶媒体に関し、スイッチの機能をカスタマイズするこ
とを目的とする。 【解決手段】 携帯情報端末100は、片手で保持して
当該片手で操作可能であって、ローディングした種々の
プログラムにより種々の機能を備えることが可能とされ
る。携帯情報端末100は、各々に予め定められた複数
の機能のいずれかを割り当てることが可能な複数のスイ
ッチ9を備え、スイッチ9の内の少なくとも1個が携帯
情報端末100の周囲の側面に設けられ、スイッチ9の
各々に複数の機能のいずれかを割り当てるスイッチ機能
設定手段2を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末及び
そのプログラム記憶媒体に関し、特に、片手で保持して
当該片手で操作可能であって、ローディングした種々の
プログラムにより種々の機能を備えることが可能な携帯
情報端末及びそのプログラム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロプロセッサの導入と、ユ
ーザの要求内容の高度化により、携帯情報端末等の電子
機器の高機能化や多機能化が進んでいる。このためにユ
ーザが電子機器の機能を選択して利用することが煩雑と
なっている。
【0003】実際には、電子機器が多機能であっても、
特定のシーンにおいて利用する機能は極めて限定された
ものである。しかし、電子機器の利用シーンが多用化し
ているために、その機能を単機能に絞り込んだ電子機器
ではユーザの要求に答えられないという問題があった。
即ち、単機能の電子機器を数多く用意することはユーザ
にとって煩わしい。
【0004】一方、前述のように、多機能の電子機器の
機能を選択して起動することもユーザにとって煩わし
い。特に、携帯情報端末が将来一般化する場合、即ち、
携帯情報端末を専門知識のないユーザが日常的に使用す
る場合を考えると、ユーザの簡単な操作により、機能を
選択して起動すること等のユーザにとって必要な結果を
得られることが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このような要
望に応じるために、本願出願人は、先に、片手で保持し
て当該片手で操作可能であって、ローディングした種々
のプログラムにより種々の機能を備えることが可能な携
帯情報端末について提案した(例えば、特願平9−26
4137号、特願平9−264138号、特願平10−
23636乃至特願平10−23641号)。この携帯
情報端末によれば、シーン別には単機能であるが全体的
には多機能が要求される携帯情報端末において、そのシ
ーンにおける最適な機能を取得して簡単な操作で必要な
結果を得ることができる。
【0006】ところで、このような携帯情報端末につい
て、本発明者が更に検討したところ、その操作性をより
一層向上するために、携帯情報端末に備えることが望ま
しい機能が判明した。
【0007】第1に、前述の携帯情報端末は、片手で保
持して当該片手で操作可能であるので、その大きさが限
定される。従って、スイッチ(ボタン)の数と位置も限
られる。そこで、例えば机上に載置してあった携帯情報
端末を手に保持した時に最も操作しやすい位置に来た何
らかのスイッチに触れることにより、電源をオンするこ
とができれば、利用者には都合が良い。更に、携帯情報
端末は通常利き腕で操作することになるので、利用者の
癖が操作に反映されやすい。そこで、数と位置の限られ
ているスイッチの各々について、その機能を利用者が個
人用にカスタマイズできれば、利用者には都合が良い。
また、このようにできれば、利用者が変わっても、カス
タマイズを再度行うことにより、当該利用者に操作しや
すい携帯情報端末とすることができる。
【0008】第2に、前述の携帯情報端末は、携帯型で
あり電池の容量が限られるので充電作業が必要であり、
一方、ローディングした種々のプログラムにより種々の
機能を備えることが可能である。そこで、当該携帯情報
端末を充電中に例えばパーソナルコンピュータに接続し
て、所望のプログラム、データ、オペレーティングシス
テムをダウンロードして機能を一新できれば、充電後に
直ちに携帯情報端末を所望の機能で使用することができ
るので、利用者には都合が良い。更に、当該充電器が携
帯情報端末とパーソナルコンピュータとを接続するイン
タフェース機能を備えていれば、利用者には都合が良
い。
【0009】第3に、前述の携帯情報端末は、片手で保
持して当該片手の指でスイッチを操作するので、携帯情
報端末自体が片手で保持しやすい形状であることが望ま
しく、また、保持した時に手から滑り落ち難いことが必
要である。一方、前述のように充電の必要があるので、
充電器にセットしやすい形状であると共に、充電中のダ
ウンロード用の端子に容易にセットできる形状であるこ
とが望ましい。
【0010】第4に、前述の携帯情報端末は、ローディ
ングした種々のプログラムにより種々の機能を備えるの
で種々の使用のシーンが考えられが、特に、家庭内の電
子化に伴って家庭電化製品のリモコンとしての使用が考
えられる。この場合、多様化が進む家庭電化製品に対応
するために、複数のワイヤレス通信の機能、特に、赤外
線送受信機能を備えることが望ましい。
【0011】本発明は、スイッチの機能をカスタマイズ
することが可能な携帯情報端末を提供することを目的と
する。
【0012】また、本発明は、充電中に種々の情報をダ
ウンロードすることが可能な携帯情報端末を提供するこ
とを目的とする。
【0013】また、本発明は、スイッチの操作中でも片
手で保持しやすい形状の携帯情報端末を提供することを
目的とする。
【0014】また、本発明は、複数のワイヤレス通信機
能を備える携帯情報端末を提供することを目的とする。
【0015】また、スイッチの機能をカスタマイズする
処理をコンピュータである当該携帯情報端末に実行させ
るプログラムを記憶したプログラム記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0016】また、充電中に種々の情報をダウンロード
する処理をコンピュータである当該携帯情報端末に実行
させるプログラムを記憶したプログラム記憶媒体を提供
することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1及び図2は本発明の
原理構成図であり、本発明の携帯情報端末100を示
す。
【0018】本発明の携帯情報端末100は、図1(及
び図2)に示すように、片手で保持して当該片手で操作
可能であって、ローディングした種々のプログラムによ
り種々の機能を備えることが可能とされる。携帯情報端
末100は、各々に予め定められた複数の機能のいずれ
かを割り当てることが可能な複数のスイッチ9を備え、
複数のスイッチ9の内の少なくとも1個が当該携帯情報
端末100の周囲の側面に設けられ、複数のスイッチ9
の各々に複数の機能のいずれかを割り当てるスイッチ機
能設定手段2を備える。
【0019】本発明の携帯情報端末100によれば、例
えば机上に載置してあった携帯情報端末100を手に保
持した時に、最も操作しやすい位置に来た何らかのスイ
ッチ9に触れることにより、電源をオンすることができ
る。また、スイッチ9の各々について、その機能を利用
者が個人用にカスタマイズできる。これにより、携帯情
報端末100の操作性を更に向上することができる。更
に、利用者が変わっても、カスタマイズを再度行うこと
により、当該利用者に操作しやすい携帯情報端末100
とすることができる。
【0020】また、本発明の携帯情報端末100は、図
1に示すように、当該携帯情報端末100の電源として
働く充電可能なバッテリ8と、バッテリ8に充電すると
共に、当該充電中に情報をローディングする充電処理手
段7とを備える。
【0021】本発明の携帯情報端末100によれば、当
該携帯情報端末100を充電中に例えばパーソナルコン
ピュータ200等に接続して、所望のプログラム、デー
タ、オペレーティングシステム等の情報をダウンロード
して機能を一新でき、充電後に直ちに携帯情報端末10
0を所望の機能で使用することができる。
【0022】また、本発明の携帯情報端末100は、図
1に示すように、互いに異なる波長の電波での通信を行
う複数のワイヤレス通信手段10、11を備える。
【0023】本発明の携帯情報端末100によれば、特
に、家庭内の電子化に伴って家庭電化製品のリモコンと
しての使用された場合、多様化が進む家庭電化製品に対
応することができる。
【0024】また、本発明の携帯情報端末100は、図
2に示すように、当該携帯情報端末100を片手で保持
して当該片手で操作可能な形状に形成された筐体103
と、複数のスイッチ9と、筐体103の上面に設けられ
た表示手段105とを備え、複数のスイッチ9の内の少
なくとも1個が表示手段105の設けられた面118の
周囲の側面119に設けられる。
【0025】本発明の携帯情報端末100によれば、携
帯情報端末100自体を片手で保持しやすい形状にする
ことができ、保持した時に手から滑り落ち難くすること
ができる。
【0026】
【発明の実施の形態】最初に、本発明の携帯情報端末1
00の概略について、簡単に説明する。
【0027】携帯情報端末100は、前述のように、片
手で保持して当該片手で操作可能であって、ローディン
グした種々のプログラムにより種々の機能を備えること
が可能である。
【0028】図3は本発明の情報ローディングシステム
の携帯情報端末100の外観図である。図3に示すよう
に、利用者は、図2に示す構成の携帯情報端末100
を、片手、例えば右手の中に収めて、これを保持してい
る片手、即ち右手で操作しながら、表示部105を観察
する。利用者は、右手の親指でスイッチ106、108
及び110(図2参照)を、人指し指又は中指でスイッ
チ107を、親指、薬指又は小指でスイッチ109を、
各々、押下げることが可能である。図3と同様に、左手
の中に携帯情報端末100を収めて左手のみでこれを操
作し、表示部105を観察するようにしても良い。スイ
ッチ106乃至110がスイッチ9に相当する。スイッ
チ9の押下に代えて、表示部105上のタッチスクリー
ン104にタッチしても良い。スイッチ9の各々には、
後述するように、予め用意された機能が割り当てられ
る。
【0029】携帯情報端末100における情報のローデ
ィングは、図1に示すように、データ処理部1に設けら
れたローディング処理部3により行われる。ローディン
グ処理部3は、後述する複数のワイヤレス通信手段1
0、11を備え、ステーション(他のコンピュータ)2
00又は他の携帯情報端末100との間でワイヤレス通
信を行うことにより、情報(プログラム及びデータ)
5、6を(イニシャル)ローディングし、メモリ4に格
納する。携帯情報端末100は、情報5、6に含まれる
プログラムを起動し、各種処理を行う。ステーション2
00は、ワイヤレス通信手段12を介して、そのメモリ
13に格納された情報14を携帯情報端末100に送信
する。他の携帯情報端末100は、ワイヤレス通信手段
15を介して、そのメモリ16に格納された情報17を
携帯情報端末100に送信する。情報5、6は、プログ
ラム及びデータ、プログラムのみ、あるいはデータのみ
からなる。なお、情報5、6と情報14、17との関係
はこれに限られるものではなく、ワイヤレス通信手段1
0を介して他の携帯情報端末100と通信してもよく、
ワイヤレス通信手段11を介してステーション200と
通信してもよい。
【0030】次に、本発明の携帯情報端末100におけ
るスイッチ9の押し下げと情報のローディングとの関係
について詳細に説明する。
【0031】図4は本発明の携帯情報端末100におけ
る情報のローディングについて示す。携帯情報端末10
0は、情報(プログラム及びデータ)59をイニシャル
ローディングする処理を行い、情報59に含まれるプロ
グラムを起動し、各種処理を行うものである。ステーシ
ョン(他のコンピュータ)200は、情報59を携帯情
報端末100に送信する処理等を行う。本発明は携帯情
報端末100と他の携帯情報端末100との間における
情報59のローディングにも適用できる。なお、情報5
9は、プログラム及びデータ、プログラムのみ、あるい
はデータのみからなる。
【0032】携帯情報端末100は、例えばメイン(電
源)スイッチ56である所定スイッチの第1の状態(特
定押下)に対応して、電源をONあるいはOFFに(又
は当該携帯情報端末100を動作状態あるいは待機状態
に)する。また、携帯情報端末100は、メインスイッ
チ56である所定スイッチの第2の状態(他の特定押
下)に対応して、予め定められたプログラムをローディ
ングして起動し、当該プログラムの実行により予め定め
られたデータをステーション200に送信する。ステー
ション200は、送信されたデータを受信して当該デー
タで指定された情報59を携帯情報端末100に返信す
る。携帯情報端末100は、これらの情報59を受信
(イニシャルローディング)して、情報59を保存した
りこれに含まれるプログラムをローディングして起動し
処理を行う。この際、所定スイッチの第1の状態と第2
の状態とを、例えば、所定スイッチの所定時間未満の押
下と所定時間以上の押下によって判別する。携帯情報端
末100は、ステーション200から情報59を受信し
たときに、基本機能プログラムを保存する所定のメモリ
(不揮発メモリ57)の残余部分に当該情報59を保存
し、基本機能のプログラム及び他のプログラムが保存さ
れているときはこれらプログラム及び情報59の一覧を
表示し、選択されたものを起動する。
【0033】解析手段51は、複数のスイッチ55を監
視してその押下やその動作状態を解析する処理等を行う
ものである。解析手段51の詳細については第2図以降
を用いて後述する。処理手段52は、情報59をステー
ション200等からイニシャルロードして所定のメモリ
(不揮発メモリ57)に保存し、また、所定のメモリか
らプログラムを主記憶58にローディングして起動し、
各種処理を行う。プログラム/データ管理テーブル53
は、携帯情報端末100に保存して管理するプログラム
及びデータ(例えば、情報59)を登録する。
【0034】通信手段54は、ワイヤレス通信でステー
ション200あるいは他の携帯情報端末100との間で
プログラム及びデータ(例えば、情報59)の送受信を
行う。ワイヤレス通信の手段としては、電波、赤外線、
光等を用いた周知の通信が用いられる。
【0035】表示部105は、液晶表示装置等からなる
表示部であって、テキストやイメージ等を表示したり、
各種操作ボタンを表示したり等する。操作ボタンの表示
及びそれからの入力のために、表示部105はタッチス
クリーン(又はタッチパネル)104を備える。各種操
作ボタンをスイッチ55として用いても良い。
【0036】スイッチ55はメインスイッチ56を含
む。いずれのスイッチ55がメインスイッチ56である
かは、後述するスイッチの機能設定処理により、利用者
が決定する。メインスイッチ(電源スイッチ)56は押
下時間が所定時間未満のときに当該携帯情報端末100
の電源をON/OFFするためのものである。従って、
メインスイッチ56の第1の状態(特定の押下)は、携
帯情報端末100の電源のON/OFFを指示する入力
状態である。第1の状態がメインスイッチ56の本来の
機能(例えば、電源をON/OFFする機能)のための
指示を入力するための入力状態である。この例では、メ
インスイッチ56が、押下時間が所定時間以上のときに
情報59の転送要求(イニシャルロード信号)をステー
ション200等に送信し、ステーション200等から受
信した情報59を保存したり等するために用いられる。
従って、メインスイッチ56の第2の状態(他の特定の
押下)は情報59のイニシャルロードを指示する入力状
態である。
【0037】不揮発メモリ57は、ステーション200
あるいは他の携帯情報端末100から受信した情報59
を記憶する。プログラム/データ管理テーブル53も不
揮発メモリ57に設けられる。主記憶58は、携帯情報
端末100を構成するCPU(図示せず)において実行
されるプログラム及びそのデータを記憶する。情報59
であるプログラムは、不揮発メモリ57から主記憶58
にローディングされて実行される。
【0038】ステーション200は、携帯情報端末10
0との間でワイヤレス通信が可能であって、携帯情報端
末100に対して情報59を与える。例えば、情報59
により携帯情報端末100にマウスとしての機能を与え
るパーソナルコンピュータ、情報59により携帯情報端
末100にリモコンとしての機能を与えるテレビ等であ
って良い。なお、ステーション200と同一の機能を携
帯情報端末100に持たせるようにしてもよい。
【0039】管理手段60は、プログラムやデータ等を
管理する。処理手段61は、携帯情報端末100からの
情報(プログラムやデータ)59の送信要求に対応して
プログラムやデータを取り出して返信したりする等の各
種処理を行う。イニシャルロードテーブル62は、ユー
ザIDに対応づけてアドレス、プログラム、データ等を
登録するものである。通信手段63は、携帯情報端末1
00や他のステーション200等との間で情報(プログ
ラムやデータ)59の送受信を行う。携帯情報端末10
0との間ではワイヤレス通信が行われ、他のステーショ
ン200との間ではネットワーク(例えば、インターネ
ット、LAN、公衆網等)を介しての通信が行われる。
他のステーション200は、例えばサーバクライアント
システムにおけるサーバ、分散処理システムにおけるホ
ストコンピュータ、センタ等である。なお、ステーショ
ン200はスタンドアローン型であっても良い。メモリ
64は、携帯情報端末100に送信すべき情報59を記
憶する。メモリ64は、例えばステーション200の主
記憶又は不揮発メモリ等からなる。
【0040】図5は本発明の携帯情報端末100におけ
る情報のローディングの動作説明フローチャートを示
す。
【0041】ステップS1では、携帯情報端末100の
ユーザによりメインスイッチ56が押下げられる。これ
は、ユーザにより携帯情報端末100のスイッチ55の
うちのメインスイッチ56が押下げられる処理である。
【0042】ステップS2では、スイッチ55を監視し
ていた解析手段51が、所定時間、例えば1.5秒以上
継続してメインスイッチ56が押下されたかを判別す
る。YESの場合には、ステップS3に進む。一方、N
Oの場合には、ステップS12に進む。即ち、例えば、
メインスイッチ56が1.5秒以上継続して押下された
ときには、判別結果がYESとなって、他の特定の押下
に対応してステップS3以降の処理が行われる。1.5
秒未満の継続押下のときには、判別結果がNOとなっ
て、特定の押下(通常の押下)に対応してステップS1
2以降の処理(電源のON/OFFの処理等)が行われ
る。
【0043】なお、表示部105のタッチパネル上の操
作ボタンであるメインスイッチ56へのタッチの場合、
当該ボタンが所定時間以上継続してタッチされたかが判
別される。このために、解析手段51は表示部105の
操作ボタンについても、スイッチ55と同様に監視す
る。
【0044】説明の便宜上、まず、ステップS2でNO
の場合について説明する。これは、電源のON/OFF
と言うメインスイッチ56の本来の機能のための入力を
するための押下の場合である。ステップS2で1.5秒
以上の継続押下でないと判明したので、ステップS12
では、解析手段51が、更に、当該携帯情報端末100
の状態が電源OFFあるいは待機状態であるかを判別す
る。ここで、待機状態とは、例えば、当該携帯情報端末
100がサスペンド状態あるいはレジウム状態にある場
合を指す。
【0045】YESの場合には、ステップS13へ進
み、そこで通常動作状態へ移行する。即ち、電源OFF
のときは電源ONして更に通常動作状態へ移行し、待機
状態のときは通常動作状態へ移行する。NOの場合に
は、ステップS14へ進み、そこで電源ONから電源O
FFへあるいは通常動作状態から待機状態へ移行する。
ステップS13及びS14の処理は処理手段52が行
う。なお、これらの処理は、処理手段52からの依頼を
受けた状態制御手段(図示せず)が行うようにしても良
い。以上でユーザによるメインスイッチ56を含むスイ
ッチ55の操作に対応する処理を終了する。
【0046】以上のステップS1、ステップS2のN
O、ステップS12乃至ステップS14の実行によっ
て、メインスイッチ56を所定時間(例えば1.5秒)
未満の継続押下の場合には、電源OFFあるいは待機状
態のときは電源ONして動作状態あるいは動作状態に移
行し、一方、動作状態のときは電源OFFあるいは待機
状態に移行する。これらにより、通常の電源ON/電源
OFFあるいは通常動作状態/待機状態をトグル的に繰
り返すことが可能となる。
【0047】ステップS2でYESの場合、ステップS
3乃至ステップS11の実行によって、イニシャルロー
ド処理を起動し、以下の処理によってステーション20
0からプログラム及びデータの送信(情報のローディン
グ)を受けて保存する。
【0048】ステップS3では、ステップS2でYES
であるので、解析手段51が携帯情報端末100内のイ
ニシャルロード処理手段である処理手段52を起動す
る。処理手段52は、通信手段54を介して、IDある
いはコマンド(イニシャルロード信号)を応答相手であ
るステーション200あるいは他の携帯情報端末100
に送信する。
【0049】ここで、そのシーンにおける最適な機能を
当該携帯情報端末100に取得するために、携帯情報端
末100のユーザは意識して携帯情報端末100を操作
する。即ち、ステップS1におけるメインスイッチ56
の押下を行う。具体的には、ユーザは、取得したい機
能、換言すれば、ステーション200あるいは他の携帯
情報端末100を意識して、当該ステーション200等
に携帯情報端末100を向けながらメインスイッチ56
を押下げる。例えば、マウスの機能を取得したければス
テーション200であるパーソナルコンピュータに、リ
モコンの機能を取得したければステーション200であ
るテレビに、携帯情報端末100を向ける。これによ
り、上記コマンドはユーザの意識したステーション20
0等を指向して送信される。
【0050】なお、例えば、コマンドがマウスの機能に
対応するプログラム及びデータを指示しているが、当該
プログラム等を送信する機能のないテレビに携帯情報端
末100を向けながらメインスイッチ56が押下げられ
る場合がある。この場合、当該コマンドは無視され、以
下のステップS4における応答が得られない(従って、
ステップS8へ進む)。また、コマンドがマウス及びリ
モコンを指示しており、テレビに携帯情報端末100を
向けながらメインスイッチ56が押下げられる場合、コ
マンドのマウスの部分の指示は無視され、リモコンの部
分の指示に従ってリモコンの機能に対応するプログラム
等が以下のステップS5においてイニシャルロードされ
る。
【0051】ステップS4では、処理手段52が応答相
手からの応答ありかを判別する。YESの場合にはステ
ップS5に進む。NOの場合にはステップS8に進む。
【0052】ステップS5では、ステップS3でID/
コマンドを送信したことに対応して、ステップS4のY
ESでステーション200あるいは他の携帯情報端末1
00から応答があったと判明したので、処理手段52
が、通信手段5を介して、応答相手(ステーション20
0あるいは他の携帯情報端末100)と通信してイニシ
ャルロードを行う。これにより、ID/コマンドに対応
したプログラム及びデータ(情報)を受信する処理を行
うことが可能となる。
【0053】ステップS6では、処理手段52がプログ
ラムの保存処理を行う。これは、携帯情報端末100内
の所定のメモリ、例えば不揮発メモリ57に受信したプ
ログラム及びデータを保存する処理である。不揮発メモ
リ57は、例えばフラッシュメモリからなる。なお、受
信したプログラム及びデータを、例えば主記憶58に直
接保存するようにしても良い。
【0054】ステップS7では、処理手段52がプログ
ラムの実行を行う。これは、例えばステーション200
あるいは他の携帯情報端末100から受信したプログラ
ムを、不揮発メモリ57から主記憶58にローディング
して起動し、受信したデータをもとに当該プログラムを
動作させる処理である。そして、ステップS13の通常
の動作状態へ移行する。当該プログラムが、例えば、パ
ーソナルコンピュータから送信され電子書籍の機能を実
現するものであれば、当該携帯情報端末100は電子書
籍としての通常の動作状態となる。
【0055】ステップS8では、ステップS4のNOで
ステーション200あるいは他の携帯情報端末100か
ら応答が無いと判明したので、処理手段52が、更に、
不揮発メモリ57に既に保存されたプログラム(保存プ
ログラム)が存在するかを判別する。
【0056】YESの場合には、不揮発メモリ57に保
存プログラムがあると判明したので、ステップS10
で、処理手段52が基本機能のプログラム及び保存プロ
グラムの機能を表示部105に表示する。基本機能のプ
ログラムとしては、例えば、カレンダー、メモ、スケジ
ュール等の機能(を示すアイコン)が表示される。保存
プログラムとしては、例えば、リモコン、家計簿、マウ
ス等の機能(を示すアイコン)が表示される。
【0057】そして、ステップS11で、ユーザが入力
した機能(プログラム)を処理手段52が選択して実行
して、ステップS13の通常の動作状態へ移行する。例
えば、ユーザがリモコンを選択すると、当該携帯情報端
末100はテレビ等のリモコンと言う単機能の端末とな
り、リモコンとしての動作へ移行する。ユーザがマウス
を選択すると、当該携帯情報端末100はパーソナルコ
ンピュータのマウスとなり、マウスとしての動作へ移行
する。なお、このような動作状態から携帯情報端末10
0への復帰のために、例えば当該機能のキャンセル等の
機能(を示すアイコン)が表示部105に表示される。
【0058】一方、ステップS8のNOの場合には、不
揮発メモリ57に保存プログラムが無いと判明したの
で、ステップS9で、処理手段52が基本機能のプログ
ラムのみを表示部105に表示する。そして、同様に、
ステップS11で、ユーザが選択的に入力した機能を処
理手段52が選択し実行して、ステップS13の通常の
動作状態へ移行する。
【0059】なお、ステップS6において一旦保存した
プログラム等は直ちに消去されることはない。従って、
一旦マウスやリモコンの機能を実現するプログラム等を
イニシャルロードした後には、ユーザは、取得したい機
能(ステーション200等)を意識することなく、即
ち、携帯情報端末100の方向を意識することなくメイ
ンスイッチ56を押下げる。この場合でも、ステップS
10において所望の機能のプログラムを起動できる。一
方、当該プログラム等が消去されている場合には、ユー
ザはステップS9において当該機能が存在しないことを
知る。そこで、ステップS13へ移行の後、再度、ユー
ザは、ステップS1において、取得したい機能を意識し
て、当該ステーション200等に携帯情報端末100を
向けながらメインスイッチ56を押下げる。これによ
り、後続のステップS5において、当該機能のプログラ
ム等をイニシャルロードすることができる。
【0060】以上のステップS1、ステップS2のYE
S、ステップS3乃至ステップS11、ステップS13
の実行によって、メインスイッチ56を所定時間(1.
5秒)以上継続して押下した場合には、ステーション2
00あるいは他の携帯情報端末100からイニシャルプ
ログラム及びデータの転送(情報のローディング)を受
けて、これを主記憶58へローディングして起動し、通
常の動作状態に移行する。一方、ステーション200あ
るいは他の携帯情報端末100から応答が無いときに
は、不揮発メモリ57内の基本機能あるいは基本機能と
保存プログラム機能を表示して、選択された機能のプロ
グラムを主記憶58へローディングして通常の動作状態
へ移行する。これらにより、携帯情報端末100は、動
作当初にステーション200あるいは他の携帯情報端末
100から受信(イニシャルロード)したプログラムを
主記憶58へローディングして起動し通常の動作状態へ
移行することができ、あるいは、不揮発メモリ57中の
基本機能/保存プログラム機能から選択したプログラム
を主記憶58へローディングして起動し通常の動作状態
へ移行することができる。従って、単機能ではあるが目
的に応じた機能を例えば電源投入時あるいはサスペンド
状態からの復帰時に持たせることにより、当該携帯情報
端末100上で当該機能(を実現するプログラム)を自
動的に動作状態にすることが可能となる。
【0061】次に、本発明の携帯情報端末100の備え
る機能について、順に説明する。
【0062】本発明の携帯情報端末100は、複数のス
イッチ9に複数の機能を割り当てるスイッチ機能設定機
能を備える。スイッチ機能設定機能は、図1に示すスイ
ッチ機能設定手段2により実現される。
【0063】図1に戻って、携帯情報端末100は、各
々に予め定められた複数の機能のいずれかを割り当てる
ことが可能な複数のスイッチ9(106乃至110)を
備える。複数のスイッチ9の内の少なくとも1個(スイ
ッチ106及び107)が当該携帯情報端末100の周
囲の側面119に設けられる。なお、図6(a)に点線
で示すように、更に別のスイッチを設けてもよい。携帯
情報端末100はスイッチ機能設定手段2を備える。ス
イッチ機能設定手段2は、複数のスイッチ9の各々に複
数の機能のいずれかを割り当てる。スイッチ機能設定手
段2が、複数の機能として、少なくとも、割り込み機能
と、決定機能と、取消機能とを備える。
【0064】表示手段105の設けられた面118に複
数のスイッチ9(スイッチ108乃至110)が設けら
れ、表示手段105の設けられた面118の周囲の側面
119に複数のスイッチ9(スイッチ106及び10
7)が設けられる。表示手段105の設けられた面11
8に設けられる複数のスイッチ9は、少なくとも、十字
キー108を含む。十字キー108は、上下左右に可動
とされ、表示手段105に表示されるカーソル等を上下
又は左右に移動させる手段として用いられる。また、十
字キー108は、押し下げ可能に設けられ、前記機能の
いずれかを割り当てられる。表示手段105の設けられ
た面118の周囲の側面119に設けられる複数のスイ
ッチ9は、当該側面119において、表示手段105の
上部側に設けられる。これにより、携帯情報端末100
を片手で保持した場合に、比較的自由に動かせる親指及
び人指し指側にスイッチ9を設けることができる。
【0065】なお、スイッチ機能設定手段2が、決定機
能と取消機能とを同一のスイッチ9に割り当てるように
してもよい。この場合、スイッチ機能設定手段2が両者
を当該スイッチ9の押し方(例えば上述の例による)に
より識別する。これにより、スイッチ9の数が少なくて
も、多数の機能を備えることができる。
【0066】複数のスイッチ9の内のいずれかが操作さ
れた場合に、スイッチ機能設定手段2が、当該携帯情報
端末100の電源をオンとし、当該最初に操作されたス
イッチ9の機能を電源スイッチに設定する。スイッチ機
能設定手段2は、当該携帯情報端末100の電源をオン
とした場合に、複数のスイッチ9の機能を設定するため
の画面を、図6に示すように、表示手段105に表示す
る。この上で、スイッチ機能設定手段2は、前記電源ス
イッチに設定された以外のスイッチ9に対して、複数の
機能を割り当てる。
【0067】図6(c)において、表示手段105にお
いて、その上方に当該携帯情報端末100に相当する図
形が表示され、その下方に予め定められた(用意され
た)複数の機能の一覧が表示される。電源スイッチの機
能は、例えばスイッチ107に既に割り当てられている
ので、反転表示される。利用者は、表示手段105上の
タッチパネル104におけるスイッチと、これに割り当
てたい機能とを連続してタッチすることにより、当該ス
イッチに当該機能を割り当てる。このような操作の結
果、図6(b)に示すように、各スイッチ106乃至1
10に各機能が割り当てられる。この結果は、図6
(b)に示すテーブルとして、スイッチ機能設定手段2
が保持する。スイッチ機能設定手段2は、スイッチ9の
各々を監視し、押し下げられたスイッチ9を認識して、
これに基づいて当該テーブルを参照し、利用者がどのよ
うな入力をしたかを認識する。
【0068】携帯情報端末100が、バックライトを有
する表示手段105を備える。スイッチ機能設定手段2
が、複数の機能として、バックライト点灯機能を備え
る。
【0069】このようなスイッチ機能設定手段2を備え
ることにより、本発明の携帯情報端末100において
は、以下のようなスイッチ9の設定が可能である。
【0070】図7(a)において、スイッチ#1、#
2、#3は、小型の表示部あるいはタブレットの左右あ
るいは左右の側面119に対称に配置、上下あるいは上
下の側面119に配置したスイッチである。タブレット
104は、指やペンで押下して位置情報を入力する。表
示部105は、各種情報を表示したり、タブレット10
4で入力された位置情報をもとにカーソルを移動させて
表示したりなどする。スイッチ機能設定手段2は、対称
に配置したスイッチの最初に操作した方を有効と設定し
他方を無効と設定したり、対称に配置したスイッチに同
一の機能を持たせたりなどする。
【0071】スイッチを小型の表示部105あるいはタ
ブレット104の左右あるいは左右の側面119に対
称、および上下あるいは上下の側面119に配置し、ス
イッチ機能設定手段2が対称に配置したスイッチの最初
に操作した方を個別に有効と設定し他方を無効と設定す
る。また、スイッチを小型の表示部105あるいはタブ
レット104の左右あるいは左右の側面119に対称、
および上下あるいは上下の側面119に配置し、スイッ
チ機能設定手段2が対称に配置したスイッチの最初に操
作した側に対応した右手操作用あるいは左操作用の全ス
イッチを有効と設定し他方を無効と設定する。また、ス
イッチを小型の表示部105あるいはタブレット104
の左右あるいは左右の側面119に対称に配置、および
上下あるいは上下の側面119に配置し、スイッチ機能
設定手段2が対称に配置した操作スイッチに同一の機能
を持たせる。これらの際に、表示部105あるいはタブ
レット104の左右の側面119に対称にダイヤルを配
置する。また、小型の表示部105あるいはタブレット
104の背面にスイッチを配置する。また、前面に表示
部105を配置および背面にタブレット104を配置
し、タブレット104上で指示された位置情報をもとに
該表示部105上にカーソルを移動して表示する。従っ
て、情報装置の操作を単純化(表示部105/スイッチ
類/タブレット104)した上で片手で容易に操作でき
るように配置すると共に左手/右手のいずれで使っても
同様の操作感覚が得られるように操作系の配置および意
味付けの切り替え機能を持たせることが可能となる。
【0072】図7の(a)は、装置前面の例を示す。図
7の(a)において、スイッチ#1、2は、タブレット
104(あるいは表示部105)の左右に対称に設けた
ものであって、各種操作を行う操作スイッチである。ス
イッチ#3は、タブレット104(あるいは表示部10
5)の上下のうちの下段に設けたものであって、各種操
作を行う操作スイッチである。スイッチ機能設定手段2
は、点線で示したように、内部の処理装置に設けたもの
であってプログラムに従い対称に配置したスイッチの最
初に操作した方を有効と設定し他方を無効と設定した
り、対称に配置したスイッチに同一の機能を持たせたり
などの各種制御を行うものである。尚、後述する図2の
(d)ないし(f)で対称に左右に設けたスイッチにつ
いて、左側および右側から同一に操作できる機能を設け
た場合には、対称に配置したスイッチに同一の機能を持
たせるように制御する必要はなくなる。
【0073】図7の(b)は、装置背面の例を示す。図
7の(b)において、スイッチ#4は、装置の背面に設
けたものであって、各種操作を行う操作スイッチであ
る。スイッチ#5あるいはダイヤル等は、各種操作を行
う操作スイッチあるいはダイヤルである。
【0074】次に、図7の(c)ないし(e)を用いて
右利き用に設定するときの動作を説明する。
【0075】図7の(c)は、装置前面および装置背面
のスイッチの設定の様子を示す。図7の(c−1)は、
装置前面に配置したスイッチ#1〜#3およびタブレッ
ト104は右利きの利用者が親指で操作可能に設定した
様子を示す。図7の(c−2)は、装置背面に配置した
スイッチ#4、#5は右利きの利用者が人指し指で操作
可能に設定した様子を示す。
【0076】図7の(d)は、装置前面の親指で操作す
るスイッチ#1は取消し、スイッチ#2は決定と設定し
た様子を示す。これは、親指で操作するスイッチ#1
は、右利きの利用者の親指から遠く、タブレット104
を横切って操作するので当該タブレット104が見えな
くなってしまうので、タブレット104を見ながらの操
作ではなく取消スイッチと設定したものである。また、
親指で操作するスイッチ2は、右利きの利用者の親指か
ら近くでタブレット104を見ながら操作できるので決
定スイッチと設定したものである。
【0077】図7の(e)は、電源投入時あるいはサス
ペンド状態から動作状態に移行させるときに最初に右側
のスイッチ#2を押下すると右利き用の設定である、図
7の(c)、(d)の設定にする様子を示す。
【0078】以上の図7の(c)ないし(e)に示すよ
うに、電源投入時やサスペンドから動作状態に移行する
ときに右利きの利用者が押しやすいスイッチ#3を押下
すると、自動的に右利き用の設定(図7の(c)ないし
(e))にすることにより、使い易い状態にスイッチを
設定することが可能となる。
【0079】次に、図7の(f)ないし(h)を用いて
左利き用に設定するときの動作を説明する。
【0080】図7の(f)は、装置前面および装置背面
のスイッチの設定の様子を示す。図7の(f−1)は、
装置前面に配置したスイッチ#1〜#3およびタブレッ
ト104は左利きの利用者が親指で操作可能に設定した
様子を示す。図7の(f−2)は、装置背面に配置した
スイッチ#4、#5は左利きの利用者が人指し指で操作
可能に設定した様子を示す。
【0081】図7の(g)は、装置前面の親指で操作す
るスイッチ#1は決定とし、スイッチ#2は取消しと設
定した様子を示す。これは、親指で操作するスイッチ#
2は、左利きの利用者の親指から遠く、タブレット10
4を横切って操作するので当該タブレット104が見え
なくなってしまうので、タブレット104を見ながらの
操作ではなく取消スイッチと設定したものである。ま
た、親指で操作するスイッチ#1は、左利きの利用者の
親指から近くてタブレット104を見ながら操作できる
ので決定スイッチと設定したものである。
【0082】図7の(h)は、電源投入時あるいはサス
ペンド状態から動作状態に移行させるときに最初に左側
のスイッチ#1を押下すると左利き用の設定である、図
7の(f)、(g)の設定にする様子を示す。
【0083】以上の図7の(f)ないし(h)に示すよ
うに、電源投入時やサスペンドから動作状態に移行する
ときに左利きの利用者が押しやすいスイッチ#1を押下
すると、自動的に右利き用の設定(図7の(f)ないし
(h))にすることにより、使い易い状態にスイッチを
設定することが可能となる。
【0084】本発明の携帯情報端末100は、バッテリ
8の充電中に情報をローディングする充電処理機能を備
える。充電処理機能は充電処理手段7により実現され
る。
【0085】図8において、携帯情報端末100は、当
該携帯情報端末100の電源として働く充電可能なバッ
テリ8と、バッテリ8に充電すると共に、当該充電中に
情報をローディングする充電処理手段7とを備える。バ
ッテリ8は、例えばリチウム電池からなる。この充電の
ために、携帯情報端末100は、バッテリ8を充電する
ための充電端子12と、充電端子12と充電処理手段7
との間に設けられ、当該充電中に充電処理手段7に電源
を供給する第1の電源回路18と、充電端子12とバッ
テリ8との間に設けられ、バッテリ8を充電する第2の
電源回路19とを備える。第1の電源回路18の供給す
る電圧は充電処理手段7(及びデータ処理手段1)の動
作電圧(5V)である。第2の電源回路19の供給する
電圧はバッテリ8の充電電圧(4V)である。充電処理
手段7は、当該充電中におけるバッテリ8から当該充電
処理手段7への電源の供給を遮断する。
【0086】携帯情報端末100は、情報を転送するた
めの情報端子21を備える。充電処理手段7は、情報端
子21を介して、当該充電中に情報のローディングを行
う。充電端子12と情報端子21とが隣接して一体のコ
ネクタ20として構成される。携帯情報端末100は、
コネクタ20を介して、充電器300に接続される。充
電処理手段7は、充電端子12(及び第2の電源回路1
9)を介してバッテリ8を充電し、情報端子21を介し
て当該充電中に情報のローディングを行う。
【0087】当該充電中にローディングされる情報は、
充電器300を介して、他のコンピュータ200又は他
の携帯情報端末100から送信される。この他のコンピ
ュータ200又は他の携帯情報端末100から充電器3
00に送信される情報は、これらの間を接続する接続線
を介して、又は、ワイヤレスで、充電器300に送信さ
れる。
【0088】当該携帯情報端末100は、情報端子21
の他に、ワイヤレス通信手段10、20を備える。充電
処理手段7は、情報端子21又はワイヤレス通信手段1
0、20を介して、当該充電中に情報のローディングを
行う。
【0089】充電時でない場合、図9に示すように、携
帯情報端末100において、データ処理手段1はバッテ
リ8から供給される電源により動作し、ワイヤレス通信
手段10、11により他のコンピュータ200及び他の
携帯情報端末100と通信を行う。
【0090】当該充電中にローディングされる情報は、
例えば、アプリケーションプログラムに限らず、当該携
帯情報端末100のオペレーティングシステムである。
【0091】充電器300は、携帯情報端末100と同
様に、充電端子25及び情報端子24とを備える。充電
端子25と情報端子24とが隣接して一体のコネクタ2
6として構成される。コネクタ26は携帯情報端末10
0のコネクタ20に対応し、充電時に嵌め込まれる。更
に、充電器300は、充電端子27、情報端子28を備
え、ワイヤレス通信手段29を備える。
【0092】充電端子27は商用電源400に接続され
る。充電端子27と充電端子25との間に電源回路22
が設けられる。電源回路22は安定化した電源を送出す
る。情報端子28及びワイヤレス通信手段29と情報端
子24との間に、制御回路23が設けられる。制御回路
23は、情報端子28を介して他のコンピュータ200
から送信された情報、又は、ワイヤレス通信手段29を
介して他のコンピュータ200又は他の携帯情報端末1
00から送信された情報を送出する。
【0093】充電器300は、図10に示すように、台
形錐状とされ、その上部に携帯情報端末100を嵌め込
み得るような凹部を備える。この凹部は携帯情報端末1
00と略同一形状とされる。他の構成については後述す
る。
【0094】ここで、本発明の携帯情報端末100の備
える充電機能について、詳細に説明する。
【0095】図11において、S101では、携帯情報
端末100にネットワークから装飾用Javaプログラ
ム一覧をロードして表示する。これは、携帯情報端末1
00がワイヤレス通信により通信してネットワークに接
続し、所定のアドレスから装飾用Javaプログラム一
覧をダウンロードして表示する。
【0096】S102では、希望するプログラムを選択
する。
【0097】S103では、携帯情報端末100にプロ
グラムをダウンロードし、同時に拡張データや拡張プロ
グラムのID/URLをロードする。これは、S102
で選択したプログラム名をネットワークから携帯情報端
末100がダウンロードを受けて保存すると同時に、拡
張データや拡張プログラムのID/URLのダウンロー
ドを受けて保存する(テーブル12に登録する)。
【0098】S104では、携帯情報端末100を一般
用途で運用する。
【0099】S105では、携帯情報端末100を図1
0の充電器300に載せる。
【0100】S106では、充電開始する。
【0101】S107では、携帯情報端末100が充電
検出か判別する。YESの場合には、S108に進む。
NOの場合には、エラーとして終了する。
【0102】S108では、ネットワークに接続か判別
する。YESの場合には、S109でネットワークより
ID/URLを元に拡張装飾プログラムをロードして起
動し、S111に進む。NOの場合には、S110で装
飾プログラムを内部でロードして起動し、S111に進
む。
【0103】S111では、時間や周囲の環境を検出す
る。
【0104】S112では、検出した環境に適したプロ
グラム動作で画面や音を出す。
【0105】S113では、充電状況/現在時刻を表示
する。
【0106】S114では、充電完了か判別する。YE
Sの場合には、S115で終了表示し、S116に進
む。NOの場合には、S111に戻り繰り返す。
【0107】S116では、充電器300から外したか
判別する。YESの場合には、終了する。NOの場合に
は、S111に戻り繰り返す。
【0108】以上によって、携帯情報端末100はテー
ブル(図示せず)に装飾用JavaプログラムのID/
URLを登録したり、内部に装飾用Javaプログラム
を保存し、携帯情報端末100が充電器300に載せら
れて、充電開始を携帯情報端末100が検出したとき
に、内部に持つ装飾用Javaプログラムを起動して装
飾用の画像を表示したり音声出力したり、あるいはID
/URLをもとに充電器300を介してネットワークに
接続してID/URLの場所から装飾用Javaプログ
ラムのダウンロードを受けて起動し、表示部105上に
装飾用の画像を表示したり音声出力したりすることが可
能となる。
【0109】図2に戻って、本発明の携帯情報端末10
0は、片手で保持して当該片手で操作可能な形状とされ
る。
【0110】携帯情報端末100は、図2に示すよう
に、当該携帯情報端末100を片手で保持して当該片手
で操作可能な形状に形成された筐体103と、複数のス
イッチ9(106乃至110)と、筐体103の上面に
設けられた表示手段105とを備える。筐体103は上
部筐体101と下部筐体102とからなる。複数のスイ
ッチ9の内の少なくとも1個が、表示手段105の設け
られた面118の周囲の側面119に設けられる。ま
た、表示手段105の設けられた面118において、表
示手段105の下部側に複数のスイッチ108乃至11
0が設けられる。表示手段105の設けられた面118
の周囲の側面119に複数のスイッチ9が設けられる。
この場合には、スイッチ106及び107が当該側面1
19に設けられる。
【0111】筐体103は、図2に示すように、表示手
段105の設けられた面118の周囲の左右において、
滑らかなくびれ120を有する。これにより、携帯情報
端末100が片手の中に収まり易くなり、また、手の中
で安定して保持できる。当該表示手段105の設けられ
た面118の周囲の側面119に設けられるスイッチ9
は、当該側面119において、表示手段105の上部側
であって、くびれ120よりも上部側に設けられる。こ
れにより、携帯情報端末100を片手で保持した場合に
おいて、比較的自由に動かし得る親指、人指し指、中指
(及び薬指)で、当該スイッチ9を操作することができ
る。同様に操作性からの理由で、表示手段105の設け
られた面118に設けられるスイッチ9は、くびれ12
0よりも下部側であって、表示手段105の下部に設け
られる。携帯情報端末100が備える滑り止め115
は、表示手段105の設けられた面118の周囲の左右
の側面119において、くびれ120よりも下部側に設
けられる。これにより、携帯情報端末100を片手で保
持した場合において、当該掌において携帯情報端末10
0を滑らないように(落とさないように)確実に保持す
ることができる。
【0112】筐体103は、表示手段105の設けられ
た面118の周囲であって、表示手段105の下部側に
おいて、円弧状の形状を有する。この筐体103の円弧
状の形状は、図10に示すように、充電器300のガイ
ドに対応する形状である。これにより、携帯情報端末1
00を充電器300にセットした場合に、確実に双方の
コネクタ20及び26の位置を合わせることができる。
携帯情報端末100が備えるコネクタ112(20)
が、筐体103の円弧状の形状を有する部分の中央に設
けられる。コネクタ112は、情報を転送するための情
報端子21と、当該携帯情報端末100の電源として働
く充電可能なバッテリ8を充電するための充電端子12
とを備える。充電器300において、情報端子29と充
電端子27との間には、これらと実質的に同一の端子形
状の絶縁物28が設けられる。
【0113】携帯情報端末100はマイク114を備え
る。マイク114は、表示手段105の設けられた面1
18の周囲であって、表示手段105の上部側に設けら
れる。これにより、携帯情報端末100の操作時にマイ
ク114を容易に利用者側に向けることができるので、
利用者が音声入力しすくすることができる。また、携帯
情報端末100は表示手段105の設けられた面118
に設けられたスピーカ111を備える。スピーカ111
は、表示手段105の設けられた面118において、表
示手段105の下部側に設けられる。これにより、携帯
情報端末100の操作時にスピーカ111が利用者側に
向くので、利用者に音声が聞こえやすくすることができ
る。また、マイク114及びスピーカ111を備えるこ
とにより、携帯電話のように用いることができる。携帯
情報端末100の備えるワイヤレス通信手段113(1
0、11)は、表示手段105の設けられた面118の
周囲であって、表示手段105の下部側に設けられる。
これにより、携帯情報端末100の操作時にワイヤレス
通信手段113が操作対象の機器側に向くので、利用者
が操作しやすくすることができる。
【0114】図1に戻って、本発明の携帯情報端末10
0は、互いに異なる特性の電波(可視光を含む)での通
信を行う複数のワイヤレス通信手段10、11(11
3)を備える。複数のワイヤレス通信手段10、11は
赤外線を用いる。複数のワイヤレス通信手段10、11
は第1及び第2の通信手段10及び11からなる。第1
の通信手段10は、その通信距離が短く高速な通信が可
能であって、送受信を行る。第2の通信手段11は、そ
の通信距離が長く低速での通信が可能であって、送信を
行う。具体的には、第1の通信手段10は、その波長が
1mであって、送受信を行う。第2の通信手段11は、
その波長が8mであって、送信を行う。
【0115】次に、本発明の携帯情報端末100の備え
る上述した以外の機能について簡単に説明する。
【0116】図12に示すように、本発明の携帯情報端
末100は、施錠/開錠機能を備える。携帯情報端末1
00は、秘密暗号キーおよび公開番号キーを用いて施錠
/開錠の対象である錠前装置(図示せず)の施錠あるい
は開錠を行う。錠前装置は、秘密暗号キーおよび公開暗
号キーを用いて携帯情報端末100との間でデータの送
受信を行って錠前を施錠あるいは開錠する。図12は、
本発明の施錠/開錠処理の動作説明フローチャートを示
す。
【0117】S12では、携帯情報端末100が錠前の
操作を開始し、携帯情報端末100の装置固有IDを送
信する。
【0118】S13では、錠前装置がS12で送信され
たデータを受信し、受信したIDの装置の公開暗号キー
が錠前装置内に登録されているか確認する。
【0119】S14では、登録されているか判別する。
YESの場合には、S15に進む。NOの場合には、登
録されていないと判明したので、エラーとして終了す
る。
【0120】S15では、携帯情報端末100の公開暗
号キーで毎回変化する個別施錠コード(タイムスタンプ
を含む)情報を暗号化する。これは、毎回変化する個別
施錠コードとして、現在の時刻を用い、これを暗号化す
る。
【0121】S16では、S15で暗号化した情報(デ
ータ)を送信する。
【0122】S17では、S16で送信された情報を受
信する。
【0123】S18では、携帯情報端末秘密暗号キーで
受信情報を復号化する。これにより、S15で暗号化し
た元の個別施錠コードが復号されたこととなる。
【0124】S19では、復号した情報を錠前装置公開
暗号キーで暗号化する。これは、S18で復号された個
別施錠コードを、錠前装置公開暗号キー(錠前装置の公
開暗号キー)で暗号化する。
【0125】S20では、S19で暗号化した情報を送
信する。
【0126】S21では、S20で送信された情報を受
信する。
【0127】S22では、錠前装置秘密暗号キーで受信
情報を復号化し、元の個別施錠コードを復号する。
【0128】S23では、送信内容と一致か判別する。
これは、S22で受信情報を復号した情報(元の個別施
錠コード)と、S15の個別施錠コードとが一致するか
判別する。YESの場合には、携帯情報端末100の認
証がOKとしてS24で、更にタイムスタンプが所定時
間以内か判別する。これは、S22で復号化したときに
含まれているS15で含ませたタイムスタンプと現在の
時刻とを比較し、その差が所定時間以内か判別する。Y
ESの場合には、所定時間以内で正当性が高いとしてS
25に進む。NOの場合には、正当性が低いとして施錠
/開錠を認めず、処理を終了する。
【0129】S25では、施錠状態か判別し、YESの
場合には開錠し、NOの場合には施錠し、終了する。
【0130】以上によって、携帯情報端末100が装置
固有IDを錠前装置に送信し、錠前装置が携帯情報端末
100の公開暗号キーで個別施錠コードとタイムスタン
プを暗号化して携帯情報端末100に送信し、携帯情報
端末100が携帯情報端末100の秘密暗号キーで復号
し、復号した情報を錠前装置の公開暗号キーで暗号化し
て送信し、錠前装置が錠前装置の秘密暗号キーで復号化
して個別施錠コードと一致したときに、更に復号化した
タイムスタンプの経過時刻が所定時間以内のときに携帯
情報端末100の認証OKとし、施錠あるいは開錠を行
うことにより、携帯情報端末100と錠前装置が暗号技
術を用いて相互に通信して錠前装置が携帯情報端末10
0の認証OKとなったときに初めて施錠あるいは開錠を
行い、暗号技術を合理的に使い安全性を高めることがで
きる。
【0131】図13に示すように、本発明の携帯情報端
末100は情報伝達チップ交換機能を備える。
【0132】情報伝達チップ65は、情報伝達手段6
6、情報記憶手段67、バッテリ70などから構成され
るものであって、携帯情報端末100間で相互に交換す
る。情報伝達手段66は、情報記憶手段67に記憶され
た情報68および情報処理プログラム69の伝達(入出
力)を行う。情報記憶手段67は、情報68および情報
処理プログラム69を記憶する。情報68は、各種情報
である。情報処理プログラム69は、情報68の処理を
行うものであって、ここでは、例えば情報68のコピー
禁止を行うプログラムである。バッテリ70は、携帯情
報端末100を駆動する電源である。携帯情報端末10
0は、情報伝達チップ65を他の携帯情報端末100と
の間で相互に交換するものであって、交換手段71、情
報伝達手段72、および情報処理手段73などから構成
される。交換手段71は、情報伝達チップ65を他の携
帯情報端末100の交換手段71との間で相互に交換し
たり、保持したりなどする。情報伝達手段72は、交換
手段71が保持する情報伝達チップ65の情報を伝達
(入出力)する。情報処理手段73は、情報伝達チップ
65などから読み出したプログラムに従い、各種処理を
行う。
【0133】携帯情報端末100の交換手段71が他の
携帯情報端末100の交換手段71との間で情報伝達チ
ップ65を相互に交換する。この際、情報伝達チップ6
5にバッテリ70を持たせ、バッテリ70も一緒に相互
に交換する。また、情報伝達チップ65の情報記憶手段
67に交換後の情報のコピー禁止する処理プログラム3
2を記憶させる。また、携帯情報端末100の交換手段
71が特定の形状の情報伝達チップ65のみ交換する。
また、交換手段71が錠前を持ち、錠前を開錠した後に
情報伝達チップ65を交換する。また、交換手段71が
選択された1つあるいは複数の情報伝達チップ65を交
換する。また、交換手段71が情報伝達チップ65の交
換時に他の携帯情報端末100から自己のバッテリ70
の充電を併せて行う。従って、超小型の情報伝達チップ
65を用いて装置(例えば携帯端末)5と他の携帯情報
端末100との間で情報等(情報、プログラムや更に電
源を含む)の受渡しを行うことにより、赤外線等の通信
に比して情報等の伝達時間を短くかつ電源をも含めて迅
速かつ確実に受渡しすることが可能となる。
【0134】図14乃至図16に示すように、本発明の
携帯情報端末(以下、携帯機とも言う)100は、情報
収集機能を備える。
【0135】図14において、携帯情報端末100は、
他のコンピュータ200上の情報を収集して保存し、編
集して一覧表示し、選択された情報を他のコンピュータ
200に送信して処理などを実行させるものであって、
ここでは、ワイヤレス通信手段54、情報収集手段7
4、情報保存手段75、情報編集手段76、および情報
表示手段77などから構成されるものである。ワイヤレ
ス通信手段54は、ワイヤレスで他のコンピュータ20
0との間で情報の送受信を行う。情報収集手段74は、
コンピュータシステムなどから情報を収集する。情報保
存手段75は、収集した情報を保存する。情報編集手段
76は、保存した情報を編集(例えばアクセス回数/時
間の多い順にソートして一覧に編集)する。情報表示手
段77は、情報の一覧を表示する。他のコンピュータ2
00は、各種処理を行うものであって、ここでは、携帯
情報端末100の操作対象となっているコンピュータで
あり、ワイヤレス通信手段63、表示部78、制御手段
79、ネットワークアクセス手段80などから構成され
る。ワイヤレス通信手段63は、ワイヤレス携帯情報端
末100と接続して各種情報の送受信を行う。表示部7
8は、各種表示を行うものであって、例えば各種機能の
選択用のメニューを表示したり、ブラウザ画面を表示し
たりする。制御手段79は各種制御を行う。ネットワー
クアクセス手段80はネットワークを介して他の他のコ
ンピュータ200をアクセスする。
【0136】携帯情報端末100のワイヤレス通信手段
54が他のコンピュータ200のワイヤレス通信手段6
3と接続し、情報収集手段74が他のコンピュータ20
0の画面上に表示された情報のアドレス(例えばUR
L)を収集し、情報保存手段75が収集した情報のアド
レスを保存する。この際、携帯情報端末100で保存し
た情報のアドレスを編集して表示し、表示した中から選
択された情報を他のコンピュータ200に送信してその
情報に該当する処理を実行させると共に、その処理先が
ネットワーク接続された他のコンピュータシステムの場
合に当該他のコンピュータシステムにワイヤレス接続し
て表示された情報中から選択して処理を実行させる。ま
た、処理元の他のコンピュータ200から処理先の他の
コンピュータ200にデータ転送が必要な場合には、デ
ータ転送元の作業域IDの情報を処理先の他のコンピュ
ータ200にワイヤレス通信で通知してネットワークを
介してデータ転送させる。従って、他のコンピュータ2
00とワイヤレスで携帯情報端末100を接続し各種操
作を行う際に必要な情報、情報のアドレス/IDを保存
し、これを利用して複数の他のコンピュータ200間の
情報連携などを実現することが可能となる。
【0137】図15は、本発明の動作説明フローチャー
トを示す。
【0138】図15において、S26では、携帯情報端
末100が各装置IDを元にワイヤレスで通信接続開始
する。これは、携帯情報端末100が各装置毎に一意の
IDをもとにワイヤレスで通信接続開始する。ここで
は、パソコン(パーソナルコンピュータ)AのIDをも
とにワイヤレスで通信接続開始する。
【0139】S36では、パソコンAが各装置IDを元
にワイヤレスで通信接続開始する。以上の通信接続によ
り、携帯情報端末100とパソコンAとがワイヤレスで
接続されることとなる。
【0140】S27では、携帯情報端末100がタブレ
ットを操作して位置情報を送信する。
【0141】S37では、パソコンAが受信した位置情
報を元にカーソルを操作する。これは、パソコンAがS
27で送信された位置情報を受信したことに対応して、
S37でパソコンAが受信した位置情報をもとに画面上
のカーソルについて位置情報をもとに移動させる。
【0142】S28では、携帯情報端末100が処理対
象のオブジェクト/位置を選択指示する。
【0143】S38では、パソコンAがS28で指示さ
れた処理対象オブジェクト/位置を選択処理する。
【0144】S29では、携帯情報端末100がパソコ
ンA上の機能(例えばコピー/カット)を指定する。
【0145】S39では、パソコンAがS29で指定さ
れた機能を実行(例としてコピー処理を実行)する。
【0146】S40では、パソコンAがネットワーク処
理か判別する。YESの場合には、S41で処理結果を
ネットワーク上の作業域へ保存し、S42でネットワー
ク上の作業域の情報ID/アドレスURLを要求元ID
装置(ここでは、携帯情報端末100)へ送信する。一
方、NOの場合には、S43で実行結果を、処理指定を
した要求元ID装置(ここでは、携帯情報端末100)
へ送信(例としてコピー情報を送信)する。
【0147】S30では、S42あるいはS42で送信
された情報を受信した携帯情報端末100が処理結果情
報(例ではコピー内容、あるいはそれを保存した作業域
情報)を受信、必要に応じて表示する。
【0148】S31では、携帯情報端末100が装置接
続をパソコンAからパソコンBへ切り替える。
【0149】S32では、各装置IDを元にワイヤレス
で通信接続開始する。
【0150】S44では、パソコンBが各装置IDを元
にワイヤレスで通信接続開始する。以上のS32および
S44によって、携帯情報端末100とパソコンBとが
ワイヤレスで接続されることとなる。
【0151】S33では、携帯情報端末100がタブレ
ットを操作して位置情報を送信する。
【0152】S45では、パソコンBが受信した位置情
報を元にカーソルを操作する。これは、パソコンBがS
33で送信された位置情報を受信したことに対応して、
S45でパソコンAが受信した位置情報をもとに画面上
のカーソルについて位置情報をもとに移動させる。
【0153】S34では、携帯情報端末100が処理対
象のオブジェクト/位置を選択指示する。
【0154】S46では、パソコンBがS10で指示さ
れた処理対象オブジェクト/位置を選択処理する。
【0155】S35では、携帯情報端末100がパソコ
ンB上の機能(例えばペースト)を指定する。
【0156】S47では、パソコンBがネットワーク処
理か判別する。YESの場合には、S48で受信した作
業域情報を元にネットワークより情報を取得し、その情
報を指定された機能で処理(例として情報をペースト処
理)する。NOの場合には、S49で受信した情報を指
定された機能で処理(例では情報をペースト処理)す
る。
【0157】以上のS32からからS35、およびS4
4ないしS48によって、パソコンAからパソコンBに
切り替えて携帯情報端末100が切り替えたパソコンB
上の所定位置に情報をペーストすることが可能となる。
【0158】図16は、本発明の動作説明フローチャー
トを示す。
【0159】S50では、携帯情報端末100が各装置
IDを元にワイヤレスでパソコンAと通信接続開始す
る。これは、携帯情報端末100が各装置毎に一意のI
D、ここではパソコンAのIDをもとにワイヤレスで通
信接続開始する。
【0160】S65では、パソコンAが各装置IDを元
にワイヤレスで通信接続開始する。以上の通信接続によ
り、携帯情報端末100とパソコンAとがワイヤレスで
接続されることとなる。
【0161】S51では、携帯情報端末100がタブレ
ット/スイッチ操作によるパソコンの制御情報を送信す
る。
【0162】S66では、パソコンAがS42で送信さ
れて受信した情報を元にWebブラウザ/Webプログ
ラムを操作する。
【0163】S67では、指示されたWeb情報を表示
すると同時に、携帯情報端末100/パソコン/該当頁
などで指定された条件により、以下のキー情報の必要な
ものを携帯情報端末100へ送信する。例えば、キー情
報例として、URL、表題、要約、サムネイム、アクセ
ス時間(開始、継続、終了)等がある。
【0164】S52では、携帯情報端末100がS67
で送信されたキー情報を受信し、保存する。
【0165】S68では、パソコンAが該当Web情報
上に、携帯情報端末100用情報(データ/プログラ
ム)があるか判別する。YESの場合には、S69およ
びS70を行う。NOの場合には、終了する(EN
D)。
【0166】S69では、「ユーザー指示で携帯情報端
末100用情報(たとえば携帯情報端末100用ゲーム
プログラム等)」が選択され、事前設定やその時の携帯
情報端末100の状態などにより、携帯情報端末100
/パソコンが必要な携帯情報端末100用情報が自動的
に選択される。
【0167】S70では、選択された携帯情報端末10
0用情報を送信する。
【0168】S53では、S70で送信された情報につ
いて、携帯情報端末100が携帯情報端末100用情報
として受信し、設定/操作/プログラム指定により、受
信情報を保存あるいは起動処理する。
【0169】S54では、パソコンAとの通信終了す
る。
【0170】S55では、通常の運用を行い、必要に応
じて保存したキー情報の編集を行う。
【0171】S56では、携帯情報端末100用情報が
あり、ユーザーが利用要求したか判別する。YESの場
合には、S57に進む。NOの場合には、S55に戻り
繰り返す。
【0172】S57では、携帯情報端末100用情報一
覧を表示する。
【0173】S58では、携帯情報端末100用情報一
覧より機能選択する。
【0174】S59では、指定された動作を実行する。
【0175】S60では、各装置IDを元にワイヤレス
でパソコンBに通信接続開始する。
【0176】S71では、パソコンBが各装置IDを元
にワイヤレスで通信接続開始する。これらS60、S7
1により携帯情報端末100とパソコンBがワイヤレス
で接続される。
【0177】S61では、キー情報があり、ユーザーが
利用要求したか判別する。YESの場合には、S62に
進む。NOの場合には、終了する。
【0178】S62では、キー情報を、階層構造/アク
セス順/アクセス継続時間順などの一覧で表示する。
【0179】S63では、一覧表示よりユーザーあるい
はその時動作中のプログラムが必要なキー情報を選択す
る。
【0180】S64では、選択したキー情報を送信す
る。
【0181】S72では、S64で送信したキー情報に
ついて、パソコンBが受信したキー情報により該当する
ネットワーク情報にアクセスし、表示などを行う。
【0182】以上によって、パソコンAから携帯情報端
末100が収集した携帯情報端末100用情報一覧およ
びキー情報一覧をもとに、当該パソコンAから切り替え
たパソコンB上でキー情報によりアクセスして所望の情
報を表示したりなどすることが可能となる。
【0183】図17乃至図20に示すように、本発明の
携帯情報端末100は、文字入力機能を備える。
【0184】図17の(a)は、入力ボードの分割した
領域の定義例を示す。ここでは、矩形の入力ボード(タ
ッチパネル)104の中央部分の領域#1と、その周辺
の領域#2とに分割し、領域#2は更に8個に分割し、
合計9個に分割している。入力ボード104は、パネル
上を複数個の領域に分割したものであって、押下した位
置座標を検出するものであり、各領域に入力可能な文字
を表示する。
【0185】図17の(b)は、図17の(a)で9個
に分割した各領域からドラッグするときの方向の定義例
を示す。ここでは、水平、垂直と更にその半分の45°
毎の8個の方向に分割し、領域#2については入力ボー
ドの内部でドラッグ可能な方向のみを定義し、領域と方
向の組み合わせて合計32個の組み合わせ(図中の矢印
の数)が可能である。
【0186】図17の(c)は、領域#2で押下しまた
領域#1にドラッグして一度だけ方向を変えて指示する
場合の様子を示す。この場合には、7個の方向を変えて
指示できる組み合わせがある。
【0187】図17の(d)は、領域#2から領域#1
を経由して領域#2を指定する場合の様子を示す。図中
では、領域#2−2、領域#1、領域#2−3の3つの
領域を指定している。
【0188】以上の例に示すように、入力ボード104
を複数に分割し、押下した領域、ドラッグした方向につ
いて組み合わせて文字コードを予め定義してテーブルに
この定義を設定しておき、検出された領域とドラッグし
た方向をもとにテーブルを参照して文字コードに変換す
ることが可能となる。
【0189】図18の(a)は、ひらがな入力モードの
初期画面例を示す。これは、入力ボード104を9個の
領域に等分割して各領域に○を表示し、その○の中に現
在入力可能の文字を表示したひらがな入力モードの初期
画面例であって、ここでは、ひらがなの先頭文字の「か
さたなはまやら」を表示し、中央の領域#2に「○」
(あ行の表示用)を表示する。
【0190】図18の(b)は、図18の(a)のひら
がな入力モードの初期画面上で中央の○(空白)を矢印
で示すように指で押下したときに、「あ行」(あいうえ
お)を入力するための文字を図示のように表示した例を
示す。
【0191】図18の(c)は、中央の○(空白)を指
で押下した状態で「い」の方向にドラッグした様子を示
す。
【0192】図18の(d)は、図18の(c)の
「い」の領域までトラッグした後、指を離し、選択した
「い」を確定してその文字コードに変換して表示した例
を示す。この際、中央の空白の領域#1、領域#1から
領域#2−2の方向にドラッグ、および領域#2−2で
離すという情報を検出し、このうちの2つあるいは3つ
の組み合わせにより、テーブルを参照して文字コード
「い」に変換する。
【0193】図18の(e)は、図18の(a)のひら
がな入力モードの初期画面上で「か」を選択した状態を
示す。
【0194】図18の(f)は、図18の(e)で
「か」を選択した状態で中央の「○」の領域にドラッグ
し、入力可能な「か行」の文字を図示のように表示した
状態を示す。
【0195】図18の(g)は、図18の(f)で「か
行」の文字を表示させた状態で、入力したい文字「く」
の領域#2−3にドラッグした様子を示す。
【0196】図18の(h)は、図18の(g)で入力
したい文字「く」の領域#2−3にドラッグした状態で
離し、確定して文字「く」を表示した様子を示す。
【0197】以上の例に示すように、ひらがな入力モー
ドの初期画面上で入力しようとする行の文字を選択して
中央の領域#1にドラッグして入力したい行の全ての文
字を各領域に表示させ、中央の領域#1から更に入力し
たい文字の領域にドラッグして離すことにより、希望す
る文字を入力することが可能となる。
【0198】図19の(a)は、ひらがな入力モードの
状態で、右回転させた状態を示す。この右回転により、
図19の(b)の英文字入力モードに切り替える。
【0199】図19の(b)は、図19の(a)のひら
がな入力モードのときに、右回転させて英文字入力モー
ドに切り替えた後の状態を示す。
【0200】図19の(c)は、英文字入力モードの状
態で、左回転させた状態を示す。この左回転により、図
19の(d)のひらがな入力モードに切り替える。
【0201】図19の(d)は、図19の(c)の英文
字入力モードのときに、左回転させてひらがな入力モー
ドに切り替えた後の状態を示す。
【0202】以上のように、ひらがな入力モードのとき
に右回転させて英文字入力モードに切り替えたり、英文
字入力モードのときに左回転させてひらがな入力モード
に切り替えたりすることが可能となる。
【0203】図19の(e)は、方向指定入力方式を利
用した例の初期画面を示す。
【0204】図19の(f)は、図19の(e)の左上
の領域#2−2を指先で押下すると、その方向のガイド
(ここでは、下方向、右下方向、右方向の3組の方向と
その方向にドラッグしたときに入力される文字(1、
2、3)を表示するというガイド)を表示した状態を示
す。
【0205】図19の(g)は、左上の領域#2−2か
ら右方向の「3」と表示した領域にドラッグして離し、
「3」の入力を確定した様子を示す。
【0206】以上の図19の(e)ないし(g)によっ
て、領域を指先で押下してドラッグし得る方向に入力で
きる数字を領域に表示し、その表示された所望の数字の
領域にドラッグして離すことにより、所望の数字を入力
することが可能となる。
【0207】次に、図20のフローチャートに示す順序
に従い、本発明の動作を詳細に説明する。
【0208】図20において、S73では、通常の運用
を行う。
【0209】S74では、文字/機能入力モードに切り
替える。
【0210】S75では、入力シートを表示する。これ
は、例えば既述した図18の(a)のひらがな入力モー
ドの初期画面を入力ボード104上に表示する。
【0211】S76では、押下されたか判別する。これ
は、S75で表示された入力シート上のいずれかの領域
が利用者によって指やペンで押下されたか判別する。Y
ESの場合には、S77に進む。NOの場合には、S9
0で入力キャンセルか判別し、YESのときにはS73
に戻り、NOのときにはS76に戻り繰り返す。
【0212】S77では、S76のYESで押下された
領域をここでは領域Aと判定(検出)する。
【0213】S78では、S77で判定された領域Aを
領域Aと決定する。
【0214】S79では、S77で決定された領域Aが
ドラッグされたか判別する。YESの場合には、S80
に進む。NOの場合には、S91で押下終了か(離され
たか)判別し、YESのときにS92で単領域操作に決
定してS88に進み、NOのときにS79に戻る。
【0215】S80では、S79のYESでドラッグさ
れたと判明したので、ドラッグされた方向およびドラッ
グされた領域を判定する。
【0216】S81では、S80で判定された方向と領
域が定義された方向か判別する。これは、方向と領域が
予め定められた方向定義例および領域定義例のいずれか
に一致するか判別する。YESの場合には、S82で領
域Aと方向aとして決定し、S83に進む。一方、NO
の場合には、定義された方向あるいは領域でないと判明
したので、S95に進む。
【0217】S95では、方向が右回転操作か判別す
る。YESの場合には、S96で右回転操作に決定し、
S98に進む。一方、NOの場合には、S97で左回転
操作と決定し、S98に進む。
【0218】S98では、押下終了か(離されたか)判
別する。YESの場合には、S99で回転回数を判定す
る。NOの場合には、S98に戻り繰り返す。
【0219】S100では、回転操作テーブルを参照し
て所定のモードに切り替える。これは、既述した図19
の(a)のように右回転が1回転と判定されたときは図
19の(b)の「英文字入力モード」に切り替え、一
方、図19の(c)のように左回転が1回転と判定され
たときは図19の(d)の「ひらがな入力モード」に切
り替る。この回転方向と回転数について、図示外の回転
操作テーブルに予め登録しておく。
【0220】S83では、ドラッグ方向が変更か判別す
る。これは、S82で方向a領域Aが決定されたので、
更にドラッグ方向が変更か判別する。YESの場合に
は、S84でドラッグ方向および領域を判定し、S85
に進む。一方、NOの場合には、S93で押下終了か
(離されたか)を判別し、YESのときにS94で1領
域、1方向あるいは2領域操作を決定してS88に進
み、NOのときにS83に戻り繰り返す。
【0221】S85では、定義された方向か判別する。
YESの場合には、S86に進む。NOの場合には、S
95に進む。
【0222】S86では、方向bと領域B(通過した領
域)、領域C(離された最終領域)が決定される。
【0223】S87では、1領域、2方向、あるいは3
領域操作と決定する。ここで、1領域、2方向操作は領
域A、B、Cのうちの1つと、方向a、bと決定し、3
領域操作は領域A、B、Cと決定する。
【0224】S88では、領域/方向操作内容でテーブ
ルを参照して、定義されている文字/機能コードに変換
する。これは、予め用意された2方向1領域のテーブ
ル、又は、3領域のテーブルを参照して文字コードある
いは機能コードに変換する。
【0225】S89では、アプリケーションの結果(文
字コードあるいは機能コード)を送信する。
【0226】以上によって、予め定められた領域定義さ
れた領域および定義された方向をもとに、入力ボード1
04上で利用者が指で押下してドラッグし、方向を変え
て更にドラッグした後に離したときに、最初の押下した
領域A、領域Aからドラッグした方向a、途中で方向変
更してドラッグした方向bと途中に通過した領域B、最
後に離した領域Cをもとに、前記テーブルを参照して文
字コード/機能コードに変換することが可能となる。
【0227】図21乃至図22に示すように、本発明の
携帯情報端末100は、番組情報取得機能を備える。
【0228】携帯情報端末100は番組および商品広告
などの付帯情報をワイヤレスで保存したり、付帯情報を
メディア機(図示せず)にワイヤレスで送信して視聴し
たりなどする。広報機(図示せず)は、番組および商品
項目を表示および音声出力したり、ワイヤレスで番組お
よび商品広告などの付帯情報を送信したりなどする。メ
ディア機は、携帯情報端末100からのワイヤレスで送
信された番組および商品広告などの付帯情報をもとに表
示および音声出力したり、録画したりなどする。図21
のフローチャートに示す順序に従い、動作を詳細に説明
する。
【0229】図21において、S117では、広報機に
希望する番組のCM(コマーシャル)がでているか判別
する。YESの場合には、S118に進む。NOの場合
には、S126で番組一覧を希望するか判別し、YES
のときのS127で番組一覧を読み込み(要求して読み
込み)、S119に進み、NOのときにS117に戻
る。
【0230】S118では、携帯情報端末100により
情報取得要求を行う。
【0231】S119では、携帯情報端末100により
番組付帯情報を取り込む。
【0232】S120では、携帯情報端末100に情報
保存する。これらS118ないしS120は、利用者が
携帯情報端末100を操作し、S118で番組付帯情報
の要求をワイヤレスで行い、それに対応して広報機から
要求のあった番組付帯情報をワイヤレスで発信し、S1
19でこれを携帯情報端末100が受信して内部に取り
込み、S120で保存する。
【0233】S121では、携帯情報端末100を操作
してメディア機の起動を行う。
【0234】S122では、携帯情報端末100に希望
番組情報の番組一覧情報が保存されているか判別する。
YESの場合には、S123に進む。NOの場合には、
S128で汎用的なメディア機制御機能を起動し、終了
する。
【0235】S123では、携帯情報端末100内の希
望番組に現在放送中のものがあるか判別する。YESの
場合には、S124に進む。NOの場合には、S129
で現在および以降の希望番組/番組一覧を表示し(希望
番組は強調表示)、S130で録画希望か判別し、YE
SのときにS135の録画処理を行い、S125で該当
する番組を表示し、一方、NOときにS131で表示予
約処理を行う。
【0236】S124では、S123のYESで現在放
送中のものがあると判明したので、該当するものが1つ
か判別する。YESの場合には、S125で該当する番
組を表示し、終了する。NOの場合には、現在放送中の
番組が複数と判明したので、S132で現在放送中の番
組一覧を表示し、S133で番組選択処理を行い、S1
34で選択されなかった番組は録画希望か判別し、YE
SのときにS135で録画処理してS125で該当する
番組を表示し、NOのときにS125で該当する番組を
表示する。
【0237】以上によって、広報機上に希望する番組が
表示されている場合に、利用者が携帯情報端末100を
操作して番組の付帯情報をワイヤレスで受信して保存
し、次に、携帯情報端末100を操作してメディア機を
起動して現在放送中の番組の付帯情報をもとに該当する
番組を表示させたり、現在放送中の番組が複数のときは
他の表示できない番組を録画したりすることが可能とな
る。
【0238】図22の(a)は、ポスターを見て利用者
が携帯情報端末100を操作して単機能小型広報機82
から番組の付帯情報を保存する例を示す。この場合に
は、図示のように、番組Aの宣伝/解析ポスターを利用
者が見て、携帯情報端末100を操作してポスターの下
段に取り付けてある単機能小型広報機82からワイヤレ
スで図示の番組Aの付帯情報を読み出して内部に保存す
る。そして、携帯情報端末100を操作し、メディア機
3に番組Aの付帯情報をワイヤレスで送信して画面上に
番組Aを表示あるいは録画予約することが可能となる。
【0239】図22の(b)は、図22の(a)の単機
能広報機82に、携帯情報端末100から番組の付帯情
報をワイヤレスで書き込む状態を示す。このように、携
帯情報端末100を利用して、ポスターを下段の単機能
広報機82に当該ポスターに記載した番組の付帯情報を
容易に書き込むことが可能となる。
【0240】図22の(c)は番組の他に切符/券/商
品の宣伝、説明に応用した例を示す。図22の(c−
1)は、ユーザーが携帯情報端末100を操作して、広
報機82上に表示されている切符情報、券情報、商品の
宣伝情報を見て、必要な情報をワイヤレスで携帯情報端
末100に取り込んで保存する状態を示す。図22の
(c−2)は、図22の(c−1)で携帯情報端末10
0に保存した情報(切符/券/商品などの付帯情報)を
ワイヤレスで、ここでは発券装置83に送信して付帯情
報の券を表示し、レジ装置84で支払を行って発券を受
ける状態を示す。
【0241】図22の(d)は、番組サムネイルにより
番組指定を行うシステムの例を示す。図22の(d−
1)は、利用者が携帯情報端末100を操作し、広報機
83上に表示されている番組サムネイル提供を見て、こ
れをワイヤレスで要求して読み込んで内部に保存する状
態を示す。この際、図示のように、単機能広報機82か
ら番組サムネイルをワイヤレスで携帯情報端末100が
要求して送信を受けて内部に保存するようにしてもよ
い。図22の(d−2)は、図22の(d−1)で番組
サムネイルを取得して携帯情報端末100の表示部上に
表示した状態を示す。この携帯情報端末100上に表示
された番組サムネイルを利用者が見て、メディア機3に
ワイヤレスで送信して視聴指示したり録画予約指示した
りすることが可能となる。図22の(d−3)は、利用
者が携帯情報端末100を操作して旧メディア機85に
番組のチャネルを指示して表示させる状態を示す。この
場合には、旧メディア機85とのワイヤレスによる通信
方式を、予め広報機83からワイヤレスで取得して内部
に保持する必要がある。
【0242】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯情報端末において、複数のスイッチの各々に複数の
機能のいずれかを割り当てるスイッチ機能設定手段を備
えることにより、携帯情報端末を手に保持した時に最も
操作しやすい位置に来た何らかのスイッチに触れること
により電源をオンすることができ、スイッチの各々につ
いて、その機能を利用者が個人用にカスタマイズできる
ので、操作性を更に向上することができる。
【0243】また、本発明によれば、携帯情報端末にお
いて、バッテリに充電すると共に当該充電中に情報をロ
ーディングする充電処理手段とを備えることにより、充
電中に所望の情報をダウンロードして機能を一新でき、
充電後に直ちに携帯情報端末を所望の機能で使用するこ
とができる。
【0244】また、本発明によれば、携帯情報端末にお
いて、互いに異なる波長の電波での通信を行う複数のワ
イヤレス通信手段を備えることにより、特に、家庭内の
電子化に伴って家庭電化製品のリモコンとしての使用さ
れた場合、多様化が進む家庭電化製品に対応することが
できる。
【0245】また、本発明によれば、携帯情報端末にお
いて、片手で保持して当該片手で操作可能な形状に形成
された筐体を備えることにより、携帯情報端末自体を片
手で保持しやすい形状にすることができ、保持した時に
手から滑り落ち難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯情報端末構成図である。
【図2】本発明の携帯情報端末の外観例である。
【図3】本発明の携帯情報端末の外観例である。
【図4】本発明のシステム構成図である。
【図5】本発明の動作説明フローチャートである。
【図6】本発明の説明図である。
【図7】本発明の説明図である。
【図8】本発明の説明図である。
【図9】本発明の説明図である。
【図10】本発明の説明図である。
【図11】本発明の動作説明フローチャートである。
【図12】本発明の動作説明フローチャートである。
【図13】本発明のシステム構成図である。
【図14】本発明のシステム構成図である。
【図15】本発明の動作説明フローチャートである。
【図16】本発明の動作説明フローチャートである。
【図17】本発明の説明図である。
【図18】本発明の説明図である。
【図19】本発明の説明図である。
【図20】本発明の動作説明フローチャートである。
【図21】本発明の動作説明フローチャートである。
【図22】本発明の説明図である。
【符号の説明】
100 携帯情報端末 2 スイッチ機能設定手段 7 充電処理手段 8 バッテリ 9 スイッチ 10、11ワイヤレス通信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 賢一 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 山本 洋史 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 Fターム(参考) 5B089 GA25 HA14 KA05 KC11 KC21 KE03 LB14

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片手で保持して当該片手で操作可能であ
    って、ローディングした種々のプログラムにより種々の
    機能を備えることが可能な携帯情報端末において、 各々に予め定められた複数の機能のいずれかを割り当て
    ることが可能な複数のスイッチを備え、 前記複数のスイッチの内の少なくとも1個が当該携帯情
    報端末の周囲の側面に設けられ、 前記複数のスイッチの各々に前記複数の機能のいずれか
    を割り当てるスイッチ機能設定手段を備えることを特徴
    とする携帯情報端末。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ機能設定手段が、前記複数
    の機能として、少なくとも、割り込み機能と、決定機能
    と、取消機能とを備えることを特徴とする請求項1に記
    載の携帯情報端末。
  3. 【請求項3】 前記複数のスイッチの内のいずれかが操
    作された場合に、前記スイッチ機能設定手段が、当該携
    帯情報端末の電源をオンとし、当該最初に操作されたス
    イッチの機能を電源スイッチに設定することを特徴とす
    る請求項1に記載の携帯情報端末。
  4. 【請求項4】 当該携帯情報端末が、更に、表示手段を
    備え、 前記スイッチ機能設定手段が、当該携帯情報端末の電源
    をオンとした場合に、前記複数のスイッチの機能を設定
    するための画面を前記表示手段に表示することを特徴と
    する請求項3に記載の携帯情報端末。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ機能設定手段が、前記電源
    スイッチに設定された以外のスイッチに対して、前記複
    数の機能を割り当てることを特徴とする請求項3に記載
    の携帯情報端末。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ機能設定手段が、前記決定
    機能と取消機能とを同一のスイッチに割り当てると共
    に、両者を当該スイッチの押し方により識別することを
    特徴とする請求項2に記載の携帯情報端末。
  7. 【請求項7】 当該携帯情報端末が、更に、表示手段を
    備え、 前記表示手段の設けられた面に複数のスイッチが設けら
    れ、 前記表示手段の設けられた面の周囲の側面に複数のスイ
    ッチが設けられることを特徴とする請求項1に記載の携
    帯情報端末。
  8. 【請求項8】 前記表示手段の設けられた面に設けられ
    る複数のスイッチは、少なくとも、十字キーを含み、 前記表示手段の設けられた面の周囲の側面に設けられる
    複数のスイッチは、当該側面において、前記表示手段の
    上部側に設けられることを特徴とする請求項7に記載の
    携帯情報端末。
  9. 【請求項9】 当該携帯情報端末が、更に、バックライ
    トを有する表示手段を備え、 前記スイッチ機能設定手段が、前記複数の機能として、
    バックライト点灯機能を備えることを特徴とする請求項
    1に記載の携帯情報端末。
  10. 【請求項10】 片手で保持して当該片手で操作可能で
    あって、ローディングした種々のプログラムにより種々
    の機能を備えることが可能であって、各々に予め定めら
    れた複数の機能のいずれかを割り当てることが可能な複
    数のスイッチを備え、前記複数のスイッチの内の少なく
    とも1個が当該携帯情報端末の周囲の側面に設けられた
    携帯情報端末において、前記複数のスイッチの各々に前
    記複数の機能のいずれかを割り当てるスイッチ機能設定
    処理を、 コンピュータである当該携帯情報端末に実行させるプロ
    グラムを記憶したことを特徴とするプログラム記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】 片手で保持して当該片手で操作可能で
    あって、ローディングした種々のプログラムにより種々
    の機能を備えることが可能な携帯情報端末において、 当該携帯情報端末の電源として働く充電可能なバッテリ
    と、 前記バッテリに充電すると共に、当該充電中に情報をロ
    ーディングする充電処理手段とを備えることを特徴とす
    る携帯情報端末。
  12. 【請求項12】 当該携帯情報端末が、更に、 前記バッテリを充電するための充電端子と、 前記充電端子と前記充電処理手段との間に設けられ、当
    該充電中に前記充電処理手段に電源を供給する第1の電
    源回路と、 前記充電端子と前記バッテリとの間に設けられ、前記バ
    ッテリを充電する第2の電源回路とを備えることを特徴
    とする請求項11に記載の携帯情報端末。
  13. 【請求項13】 前記充電処理手段が、当該充電中にお
    ける前記バッテリから当該充電処理手段への電源の供給
    を遮断することを特徴とする請求項12に記載の携帯情
    報端末。
  14. 【請求項14】 当該携帯情報端末が、更に、情報を転
    送するための情報端子を備え、 前記充電処理手段が、前記情報端子を介して、当該充電
    中に情報のローディングを行うことを特徴とする請求項
    11に記載の携帯情報端末。
  15. 【請求項15】 当該携帯情報端末が、更に、 前記バッテリを充電するための充電端子と、 情報を転送するための情報端子とを備え、 前記充電端子と情報端子とが隣接して一体のコネクタと
    して構成されることを特徴とする請求項11に記載の携
    帯情報端末。
  16. 【請求項16】 当該携帯情報端末が、更に、前記コネ
    クタを介して、充電器に接続され、 前記充電処理手段が、前記充電端子を介して前記バッテ
    リを充電し、前記情報端子を介して当該充電中に情報の
    ローディングを行うことを特徴とする請求項15に記載
    の携帯情報端末。
  17. 【請求項17】 当該充電中にローディングされる情報
    は、前記充電器を介して、他のコンピュータ又は他の携
    帯情報端末から送信されることを特徴とする請求項16
    に記載の携帯情報端末。
  18. 【請求項18】 他のコンピュータ又は他の携帯情報端
    末から前記充電器に送信される情報は、これらの間を接
    続する接続線を介して、又は、ワイヤレスで、前記充電
    器に送信されることを特徴とする請求項17に記載の携
    帯情報端末。
  19. 【請求項19】 当該携帯情報端末が、更に、 情報を転送するための情報端子と、 ワイヤレス通信手段とを備え、 前記充電処理手段が、前記情報端子又はワイヤレス通信
    手段を介して、当該充電中に情報のローディングを行う
    ことを特徴とする請求項11に記載の携帯情報端末。
  20. 【請求項20】 当該充電中にローディングされる情報
    は、当該携帯情報端末のオペレーティングシステムを含
    むことを特徴とする請求項11に記載の携帯情報端末。
  21. 【請求項21】 片手で保持して当該片手で操作可能で
    あって、ローディングした種々のプログラムにより種々
    の機能を備えることが可能な携帯情報端末において、当
    該携帯情報端末の電源として働く充電可能なバッテリに
    充電すると共に、当該充電中に情報をローディングする
    充電処理を、 コンピュータである当該携帯情報端末に実行させるプロ
    グラムを記憶したことを特徴とするプログラム記憶媒
    体。
  22. 【請求項22】 片手で保持して当該片手で操作可能で
    あって、ローディングした種々のプログラムにより種々
    の機能を備えることが可能な携帯情報端末において、 当該携帯情報端末を片手で保持して当該片手で操作可能
    な形状に形成された筐体と、 複数のスイッチと、 前記筐体の上面に設けられた表示手段とを備え、 前記複数のスイッチの内の少なくとも1個が、前記表示
    手段の設けられた面の周囲の側面に設けられることを特
    徴とする携帯情報端末。
  23. 【請求項23】 前記筐体は、前記表示手段の設けられ
    た面の周囲の左右において、滑らかなくびれを有するこ
    とを特徴とする請求項22に記載の携帯情報端末。
  24. 【請求項24】 前記表示手段の設けられた面の周囲の
    側面に設けられるスイッチは、当該側面において、前記
    表示手段の上部側であって、前記くびれよりも上部側に
    設けられることを特徴とする請求項22に記載の携帯情
    報端末。
  25. 【請求項25】 当該携帯情報端末が、更に、滑り止め
    を備え、 前記滑り止めが、前記表示手段の設けられた面の周囲の
    左右の側面において、前記くびれよりも下部側に設けら
    れることを特徴とする請求項24に記載の携帯情報端
    末。
  26. 【請求項26】 前記筐体は、前記表示手段の設けられ
    た面の周囲であって、前記表示手段の下部側において、
    円弧状の形状を有し、 前記筐体の円弧状の形状は、充電器のガイドに対応する
    形状であることを特徴とする請求項22に記載の携帯情
    報端末。
  27. 【請求項27】 当該携帯情報端末が、更に、コネクタ
    を備え、 前記コネクタが、前記筐体の円弧状の形状を有する部分
    の中央に設けられることを特徴とする請求項26に記載
    の携帯情報端末。
  28. 【請求項28】 当該携帯情報端末が、更に、その電源
    として働く充電可能なバッテリを備え、 前記コネクタが、情報を転送するための情報端子と、前
    記バッテリを充電するための充電端子とを備えることを
    特徴とする請求項27に記載の携帯情報端末。
  29. 【請求項29】 前記情報端子と充電端子との間に、こ
    れらと実質的に同一の端子形状の絶縁物が設けられるこ
    とを特徴とする請求項28に記載の携帯情報端末。
  30. 【請求項30】 当該携帯情報端末が、更に、マイクを
    備え、 前記マイクは、前記表示手段の設けられた面の周囲であ
    って、前記表示手段の上部側に設けられることを特徴と
    する請求項22に記載の携帯情報端末。
  31. 【請求項31】 当該携帯情報端末が、更に、前記表示
    手段の設けられた面に設けられたスピーカを備えること
    を特徴とする請求項22に記載の携帯情報端末。
  32. 【請求項32】 当該携帯情報端末が、更に、 前記表示手段の設けられた面の周囲であって、前記表示
    手段の上部側に設けられたマイクと、 前記表示手段の設けられた面において、前記表示手段の
    下部側に設けられたスピーカとを備えることを特徴とす
    る請求項22に記載の携帯情報端末。
  33. 【請求項33】 当該携帯情報端末が、更に、ワイヤレ
    ス通信手段を備え、 前記ワイヤレス通信手段は、前記表示手段の設けられた
    面の周囲であって、前記表示手段の上部側に設けられる
    ことを特徴とする請求項22に記載の携帯情報端末。
  34. 【請求項34】 前記表示手段の設けられた面におい
    て、前記表示手段の下部側に複数のスイッチが設けら
    れ、 前記表示手段の設けられた面の周囲の側面に複数のスイ
    ッチが設けられることを特徴とする請求項22に記載の
    携帯情報端末。
  35. 【請求項35】 片手で保持して当該片手で操作可能で
    あって、ローディングした種々のプログラムにより種々
    の機能を備えることが可能な携帯情報端末において、 互いに異なる特性の電波での通信を行う複数のワイヤレ
    ス通信手段を備えることを特徴とする携帯情報端末。
  36. 【請求項36】 前記複数のワイヤレス通信手段は赤外
    線を用いることを特徴とする請求項35に記載の携帯情
    報端末。
  37. 【請求項37】 前記複数のワイヤレス通信手段は第1
    及び第2の通信手段からなり、 前記第1の通信手段は、その通信距離が短く高速な通信
    が可能であって、送受信を行い、 前記第2の通信手段は、その通信距離が長く低速での通
    信が可能であって、送信を行うことを特徴とする請求項
    35に記載の携帯情報端末。
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