JP2000282204A - 端面、加工部の耐食性に優れた建材用アルミめっき鋼板 - Google Patents

端面、加工部の耐食性に優れた建材用アルミめっき鋼板

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JP2000282204A
JP2000282204A JP9629899A JP9629899A JP2000282204A JP 2000282204 A JP2000282204 A JP 2000282204A JP 9629899 A JP9629899 A JP 9629899A JP 9629899 A JP9629899 A JP 9629899A JP 2000282204 A JP2000282204 A JP 2000282204A
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伸一 山口
Teruaki Isaki
輝明 伊崎
Masao Kurosaki
将夫 黒崎
Hisaaki Sato
久明 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、従来のアルミめっき鋼板の弱点で
あった、端面からの耐食性を向上させた建材用アルミめ
っき鋼板を提供する。 【解決手段】 鋼板表面に重量%で、Mg:0.5〜1
5%、Si:2〜15%、残部Al及び不可避的不純物
からなるアルミめっき層を有することを特徴とする耐食
性に優れた建材用アルミめっき鋼板。Mg:3〜9%、
Si:6〜10%であることが更に望ましい。 【効果】 MgはMg2 Siの形でめっき層中に分散
し、めっき未被覆部の赤錆を抑制する作用を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根、壁等に主と
して使用される金属屋根、壁材用として、特に端面、加
工部の耐食性が極めて優れたアルミめっき鋼板を提供す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建材用表面処理鋼板としては、主
としてZnめっき鋼板が使用されてきた。最近では、更
なる耐食性向上、意匠性への要請から、塗装処理を施し
た亜鉛めっき鋼板、あるいはめっき自体が耐食性に優れ
た亜鉛−アルミ合金めっき鋼板等も多く使用されてい
る。亜鉛−アルミ合金めっき鋼板としては、Zn−5%
Al系、Zn−55%Al系の製品が知られ、最近では
その生産量は増大傾向にある。一般に、亜鉛−アルミ合
金めっき鋼板は亜鉛めっき鋼板よりも耐食性に優れる
が、その一方で特にZn−55%Al系めっき鋼板で
は、めっき層の耐食性が優れるが故に、地鉄の犠牲防食
作用が弱まる傾向にあり、使用から数ヶ月経つと、端面
あるいは厳しい折り曲げ加工部等から赤錆の発生が見ら
れる。
【0003】更にめっき層の耐食性に優れるアルミめっ
き鋼板においては、通常の環境下では地鉄の犠牲防食作
用は殆ど有せず、端面は数日で赤錆が発生するため、施
工後の補修塗装が必要であり、作業が煩雑となる。ある
いは補修塗装が不十分であると端面から赤錆が発生して
外観を損ねるという問題があった。アルミめっき鋼板の
この課題に対応すべく、本発明者らは特開平6−330
274号公報において、加工部からの赤錆発生を抑制す
る技術の開示を行っている。しかしこれにより加工部か
らの赤錆発生は抑制できるものの、端面からの発錆とい
う課題はなお残されたままであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上見てきたように、
一般に表面処理鋼板においてめっき層自体の耐食性と、
端面、加工部からの赤錆発生というのは本質的に矛盾す
る課題であり、その両立は極めて困難とされてきた。本
発明はこれらを両立可能な全く新しいアルミめっき鋼板
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アルミめ
っき鋼板のめっき層としての耐食性、端面からの赤錆発
生を系統的に調査し、これらを両立すべく種々検討を重
ねた結果、めっき層へMgを添加することでこれらの両
立が可能であるとの新しい知見を得たものである。特開
昭56−127762号公報において、本出願人らは既
にSi,Mgを含有するアルミめっき鋼板の製造法を開
示している。
【0006】更に詳細な検討を行った結果、めっき浴に
Mg,Siを添加してめっき層にMg2 Siを生成させ
ることで建材用表面処理鋼板として従来から飛躍的に優
れた性能を発揮する知見を新たに得た。すなわち、めっ
き層自体の耐食性は従来のものよりも優れ、かつ端面、
加工部からの鉄の腐食をも抑制することが可能である。
この作用はMg2 Siが腐食環境で溶解し、地鉄の露出
面、めっき層表面に緻密なMg系皮膜を形成するという
作用によるものと推定している。このMg2 Siを望ま
しい量だけ晶出させるには、冷却速度を制御することが
有効である。例えばめっき後急冷することが好ましい。
【0007】本発明の要旨とするところは、 (1)鋼板表面に重量%で、Mg:0.5〜15%、S
i:2〜15%、残部Al及び不可避的不純物からなる
アルミめっき層を有し、アルミめっき層中にMg2 Si
相を含有することを特徴とする端面、加工部の耐食性に
優れた建材用アルミめっき鋼板。 (2)Mg:3〜9%、Si:6〜10%であることを
特徴とする前記(1)に記載の端面、加工部の耐食性に
優れた建材用アルミめっき鋼板。 (3)めっき層と鋼板の界面に厚み5μm以下のAl−
Si−Fe系合金層を有することを特徴とする前記
(1)または(2)に記載の端面、加工部の耐食性に優
れた建材用アルミめっき鋼板。
【0008】(4)合金層中にMgを含有することを特
徴とする前記(1)〜(3)に記載の端面、加工部の耐
食性に優れた建材用アルミめっき鋼板。 (5)アルミめっき層の硬度が40〜150であること
を特徴とする前記(1)〜(4)に記載の端面、加工部
の耐食性に優れた建材用アルミめっき鋼板。 (6)めっき層の表面に0.5μm以上の樹脂被覆層を
有することを特徴とする前記(1)〜(5)に記載の端
面、加工部の耐食性に優れた建材用アルミめっき鋼板。 (7)めっき付着量が片面当たり20〜100g/m2
であることを特徴とする前記(1)〜(6)に記載の端
面、加工部の耐食性に優れた建材用アルミめっき鋼板に
ある。
【0009】以下本発明を詳細に説明する。まずめっき
層の限定理由を説明する。めっき層はMg:0.5〜1
5%、Si:2〜15%、残部Al及び不可避的不純物
からなるものとする。MgとSiを複合添加することで
めっき層中にMg2 Siが生成して耐食性が大きく向上
する。従ってMg,Siが複合添加されることが望まし
い。Mgは0.5%未満では耐食性の向上効果が発現さ
れず、一方15%超の添加はめっき層の硬度を増大さ
せ、めっきの加工性を損なう。Siについても2%未満
の添加量では耐食性向上効果が得られず、15%超の添
加はめっきの加工性を損なう。このためMg,Si量は
この範囲に限定する。より望ましくは、Mg:3〜9
%、Si:6〜10%である。また本発明における大き
な特徴は、めっき層中にMg2 Siを分散させた構造と
することで、このMg2 Siは使用環境下で溶解してM
g系の保護皮膜をめっき層表面、地鉄表面に形成し、め
っき層自体と地鉄の露出した箇所を両方防食する。そし
てこの量が多いほど耐食性の向上効果は大きい。
【0010】本発明において、アルミめっき鋼板の製造
法については特に限定するものではなく、溶融法、非水
溶媒からの電気法、蒸着法、クラッド法等が適用可能で
ある。現在最も工業的に普及しているのは溶融アルミめ
っき鋼板である。このときにはめっき層と地鉄の界面に
金属間化合物からなる合金層が生成する。溶融法でAl
−Si−Mgめっきを製造すると合金層も当然生成する
が、このとき合金層の組成は大きく変化せず、Al−F
e−Si系である。但しMg量が増大するとAl−Fe
−Si−Mg系の金属間化合物の生成も観察される。合
金層の厚みは5μm以下であることが望ましい。合金層
は硬質で脆性であるため、厚いと鋼板の加工性を大きく
阻害するためである。めっき浴にMgを添加すること
で、合金層厚みの低減効果も得られ、2μm以下の合金
層が可能となる。
【0011】めっき層の硬度は40〜150程度である
ことが好ましい。めっき層硬度は加工性に影響し、軟ら
かすぎると加工時のロール等に付着して疵の原因とな
り、一方硬すぎるとめっき層の剥離を引き起こす原因と
なる。めっき層硬度はヌープ微少硬度計で荷重1gをか
けたときの値とする。使用するめっき原板の組成は特に
限定するものではないが、通常金属建材として使用され
るのはアルミキルド鋼等の低炭素鋼であり、本発明にお
いてもこれらの使用が好ましい。
【0012】本発明において、めっきの後処理も特に限
定しないが、クロメート、リン酸塩処理等の化成処理を
施すことが可能で、更にその表面に樹脂被覆をしてもよ
い。化成処理としてはリン酸、シリカ等を含有すること
が可能で、Mg系の化合物を添加してもよい。樹脂種と
しては、例えばアクリル酸またはメタアクリル酸エステ
ル、カルボン酸ビニルエステル、ビニルエーテル、スチ
レン、アクリルアミド、アクリロニトリル、ハロゲン化
ビニルなどのエチレン系不飽和化合物及びエポキシ、ウ
レタン、ポリエステル等がある。最近ではCrを使用し
ない後処理が種々開発されつつあるが、これらを適用す
ることも当然可能である。塗装の目的は意匠性の付与あ
るいは外観はアルミ自体の光沢を活かし、加工性を付与
するために透明樹脂で被覆してもよい。この際の樹脂膜
厚は0.5μm以上が好ましい。
【0013】溶融アルミめっき鋼板の後処理としては、
化成処理、樹脂被覆以外に、溶融めっき後の外観的一化
処理であるゼロスパングル処理、めっきの改質処理であ
る焼鈍処理、表面状態、材質の調整のための調質圧延等
があり得るが、本発明においては特にこれらを限定せ
ず、適用することも可能である。
【0014】最後にめっき付着量であるが、一般に建材
用途の表面処理鋼板は亜鉛系で両面250g/m2 、Z
n−Al系で150g/m2 、アルミめっきで200g
/m 2 と比較的厚目付けで使用されることが多い。一般
にめっき層の寿命も、端面、加工部からの赤錆抑制も付
着量増大により抑制する傾向がある。本発明は従来に増
す耐食性、端面、加工部耐食性を実現するもので、付着
量は両面60g/m2程度でも十分な性能を発揮する。
当然付着量が増大するとより更なる耐食性向上効果が得
られる。片面20g/m2 以下では長期の耐久性という
意味でやや不安があり、また無用に付着量が多くては加
工性を損なう懸念があるため、好ましい付着量は片面2
0〜100g/m2 である。
【0015】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。 (実施例1)表1に示す成分の鋼を通常の転炉−真空脱
ガス処理により溶製し、鋼片とした後、通常の条件で熱
間圧延、冷延工程を行い、冷延鋼板(板厚0.8mm)
を得た。これを材料として、溶融アルミめっきを行っ
た。溶融アルミめっきは無酸化炉−還元炉タイプのライ
ンを使用し、焼鈍もこの溶融めっきライン内で行った。
焼鈍温度は800〜850℃とした。めっき後ガスワイ
ピング法でめっき付着量を調節した。めっき浴組成とし
てはAl−Mg−Si系とした。この時、浴中にはめっ
き機器やストリップから供給されるFeが2%程度含有
されていた。浴温は、Al−Mg−Si三元状態図から
読み取った融点に60℃を加えた値とした。めっき外観
は不めっき等なく良好であった。侵入板温、めっき後の
冷却速度等を制御して、合金層の厚みは低めを狙って製
造した。冷却速度を上昇させることでMg2 Siがめっ
き層に十分晶出していることを確認した。めっき組織を
断面検鏡により確認したが、Mg2 Si相が1μm程度
の粒状、あるいは10〜20μm程度の粗大相として観
察された。このときの製造条件を表2に示す。めっき付
着量は両面均一で、表示は両面の付着量とした。こうし
て製造した鋼板の建材としての性能を評価した。このと
きの評価方法は下に示した方法により、めっき条件と性
能評価結果も表2に示す。
【0016】
【表1】
【0017】(1)めっき層、合金層組成、厚み分析方
法 めっき層:アミン系インヒビターを添加した15%H
C溶液に浸漬してめっき層を溶解させ、組成分析液とし
た。各元素の分析はICPで行った。なお、Cr,Si
等を含有する化成処理を施した鋼板を分析する場合に
は、表面を軽研磨してこれらの影響を少なくする必要が
ある。 合金層厚み:400倍の断面検鏡写真より合金層厚み
を測定した。
【0018】(2)耐食性評価 塩害耐食性 寸法70×150mmの試料に対してJIS Z 23
71に準拠した塩水噴霧試験を40日行い、腐食生成物
を剥離して腐食減量を測定した。この腐食減量の表示は
めっき片面に対しての値である。 〔評価基準〕 ◎:腐食減量5g/m2 以下 〇:腐食減量10g/m2 未満 △:腐食減量10〜25g/m2 ×:腐食減量25g/m2
【0019】塗装後耐食性 クロム酸−シリカ系のクロメート処理後、次の2種類の
樹脂被覆のいずれかを施した。膜厚は片面当たりの数値
であり、両面塗装である。 α:ワックス含有アクリル系透明樹脂4μm β:エポキシ系プライマー5μm+ポリエステル系トッ
プコート20μm 下に示す過程を1サイクルとするようなサイクル腐食試
験を60サイクル行い、エッジ(上バリ)からの塗膜の
膨れ幅を測定した。 0.5%塩水噴霧(35℃,4hr)→乾燥(70℃
30%RH,4hr)→湿潤(50℃ 98%RH,4
hr)→乾燥(70℃ 30%RH,4hr) 〔評価基準〕 〇:膨れ幅1mm未満 △:膨れ幅1〜3mm ×:膨れ幅3mm超
【0020】屋外暴露試験 寸法50×200mmに剪断し、南面30°にて屋外暴
露試験を行った。3ヶ月経過後の端面からの赤錆発生
率、表面の変色状況を観察した。 〔評価基準〕 〇:端面からの赤錆発生率30%未満 △:端面からの赤錆発生率30〜80% ×:端面からの赤錆発生率80%超
【0021】(3)加工性 ロールフォーマーにより、3t(t:板厚)相当の曲げ
加工を行い、加工部近辺のめっきの損傷状況を目視で観
察した。成型は無塗油で行った。 〔評価基準〕 〇:異常無し △:めっきに亀裂有り ×:めっき剥離有り
【0022】
【表2】
【0023】比較例のようにMgを含有しない場合に
は、厳しい環境下では耐食性に劣る傾向にある。また最
近建材用鋼板として確固とした地位を築いているガルバ
リウム鋼板もやはり厳しい環境下では耐食性に劣る。本
発明例においても、No.1のようにMg量が少ないと
き、No.5のようにMg量が多いときのいずれも耐食
性が低下する傾向にあり、Mgは4〜9%程度が耐食性
という観点から好ましい。また本発明例No.6のよう
に、Si量が低いと合金層が成長しやすく加工性という
点でやや劣位にある。
【0024】本発明例No.8のようにSi量が多すぎ
ても耐食性はやや劣化する傾向にある。本発明例No.
9,10のようにめっきの付着量が少なすぎると、耐食
性がやや不足する傾向にある。Mg,Si量が適正域に
有ると、極めて優れた耐食性,加工性を示す。特に、本
発明において、従来のアルミめっき鋼板の泣き所でもあ
った端面錆を克服しつつ、平面の耐食性も従来に増すと
いう極めて優れた効果が得られている。従来の建材用の
アルミめっき鋼板としては、付着量が両面で200g/
2 以上のものが使用されてきたが、本発明により12
0g/m2 程度まで削減可能である。
【0025】(実施例2)めっき浴の組成、操業条件を
固定し、めっき原板の影響を調査した。めっき浴組成は
Al−8%−Si−6%Mg−2%Feとして、めっき
付着量は両面120g/m2 とした。評価項目と方法
は、基本的に実施例1と同じである。このとき、めっき
層組成としては、ほぼSi:8.5%、Mg:5.7
%、Fe:0.5%、合金層厚み:1.8〜2.8μm
であり、めっき層の硬度としては125という数値が得
られた。使用した鋼種を表3に示し、その時の評価結果
を表4にまとめる。使用する鋼種によらず、優れた特性
が得られた。
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】
【発明の効果】本発明は、従来の材料と比較して極めて
優れた耐食性を有する金属建材を提供するものである。
本発明により、一層のメンテナンスフリー化、長寿命化
が可能になると予想され、産業上の寄与は甚大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒崎 将夫 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 佐藤 久明 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1−1 新日 本製鐵株式会社八幡製鐵所内 Fターム(参考) 4K027 AA02 AA22 AB02 AB05 AB26 AB32 AB48 AC82 AE03 AE21 AE23 4K044 AA02 AB02 BA10 BA19 BA21 BB03 BC02 BC05 CA11 CA53 CA62

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板表面に重量%で、Mg:0.5〜1
    5%、Si:2〜15%、残部Al及び不可避的不純物
    からなるアルミめっき層を有し、アルミめっき層中にM
    2 Si相を含有することを特徴とする端面、加工部の
    耐食性に優れた建材用アルミめっき鋼板。
  2. 【請求項2】 Mg:3〜9%、Si:6〜10%であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の端面、加工部の耐
    食性に優れた建材用アルミめっき鋼板。
  3. 【請求項3】 めっき層と鋼板の界面に厚み5μm以下
    のAl−Si−Fe系合金層を有することを特徴とする
    請求項1または2に記載の端面、加工部の耐食性に優れ
    た建材用アルミめっき鋼板。
  4. 【請求項4】 合金層中にMgを含有することを特徴と
    する請求項3に記載の端面、加工部の耐食性に優れた建
    材用アルミめっき鋼板。
  5. 【請求項5】 アルミめっき層の硬度が40〜150で
    あることを特徴とする請求項1〜4に記載の端面、加工
    部の耐食性に優れた建材用アルミめっき鋼板。
  6. 【請求項6】 めっき層の表面に0.5μm以上の樹脂
    被覆層を有することを特徴とする請求項1〜5に記載の
    端面、加工部の耐食性に優れた建材用アルミめっき鋼
    板。
  7. 【請求項7】 めっき付着量が片面当たり20〜100
    g/m2 であることを特徴とする請求項1〜6に記載の
    端面、加工部の耐食性に優れた建材用アルミめっき鋼
    板。
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