JP2000277222A - ネットワーク集線装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】電源用コンセントに直付けすることのできるネ
ットワーク集線装置を提供する。 【解決手段】ネットワーク集線装置１の装置本体２は略
直方体状に形成されており、装置本体２の長手方向の側
面には、ネットワーク通信用の通信ケーブルが接続され
る例えばモジュラジャックからなる複数の通信ケーブル
接続部５が配設され、装置本体２の短辺方向の側面には
電源用コンセントに接続される一対の栓刃３が突設され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ローカル・エリア
・ネットワーク（ＬＡＮ）やワイド・エリア・ネットワ
ーク（ＷＡＮ）に使用されるハブ、ブリッジ、ルータな
どのネットワーク集線装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ等の
端末を使用してＬＡＮやＷＡＮ等のネットワークを構築
するためのネットワーク集線装置が提供されている。

【０００３】図８は従来のネットワーク集線装置１を示
す外観斜視図である。ネットワーク集線装置１の装置本
体２は略直方体状であって、装置本体２の側面にはネッ
トワーク通信用の通信ケーブルが接続されるモジュラジ
ャックからなる複数の通信ケーブル接続部５が配設さ
れ、この通信ケーブル接続部５に通信ケーブルを介して
例えばパーソナルコンピュータなどの端末が接続され
る。また、装置本体２の内部には、通信ケーブル接続部
５に通信ケーブルを介して接続される端末で構成される
ネットワークの通信を制御するネットワーク制御部や、
商用交流電源から電源供給されネットワーク制御部の動
作電源を生成する電源回路部などが収納されている。こ
こで、通信ケーブル接続部５が配設された側面と隣り合
う側面からは、端部に電源プラグ９が配線された電源コ
ード９ａが引き出されており、電源プラグ９を電源用コ
ンセントに差し込むことにより、電源回路部に電源コー
ド９ａを介して商用交流電源が供給される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記構成のネットワー
ク集線装置１では、電源プラグ９が端部に配線された電
源コード９ａが装置本体２から引き出されているので、
電源コード９ａがかさばるという問題があり、また電源
コード９ａを引き回すための配線スペースが必要にな
り、電源コード９ａが絡まるなどして配線の見栄えが悪
くなるという問題があった。

【０００５】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、電源用コンセントに
直付けすることのできるネットワーク集線装置を提供す
ることにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明では、ネットワーク通信用の通信ケ
ーブルが接続される通信ケーブル接続部と、通信ケーブ
ル接続部に通信ケーブルを介して接続される端末で構成
されるネットワークの通信を制御するネットワーク制御
部と、電源用コンセントに接続される栓刃を介して商用
交流電源が供給され、ネットワーク制御部の動作電源を
生成する電源回路部と、上記各部が配設された装置本体
とを備え、装置本体に栓刃を設けたことを特徴とし、装
置本体に栓刃が設けられているので、装置本体を電源用
コンセントに直付けすることができ、電源用コンセント
と装置本体との間を接続する電源コードがないから、電
源コードを引き回すための配線スペースが不要になり、
省スペース化を図ることができ、且つ、電源コードがな
いので電源コードが絡んだりすることがなく、外観の見
栄えを良くできる。

【０００７】請求項２の発明では、請求項１の発明にお
いて、装置本体は略直方体状であって、装置本体の面積
が最大の面に対して略直交する面に栓刃を突設するとと
もに、栓刃が突設された面以外の面に通信ケーブル接続
部を設けたことを特徴とし、装置本体の外形寸法は栓刃
の突出方向と略直交する方向において最も小さくなるの
で、テーブルタップなどの中継タップのケース側面に設
けられたコンセントに栓刃を接続した場合に、テーブル
タップ上面と装置本体との間の段差を小さくでき、装置
本体が突出して邪魔になることがなく、また装置本体に
栓刃が突設されているので、装置本体とコンセントとの
間の電源コードが無くなり、見栄えを良くできる。

【０００８】請求項３の発明では、請求項１の発明にお
いて、装置本体は略直方体状であって、装置本体の面積
が最大の面に栓刃を突設するとともに、栓刃が突設され
た面以外の面に通信ケーブル接続部を設けたことを特徴
とし、装置本体の外形寸法は栓刃の突出方向において最
も小さくなるので、壁面に配設された壁コンセントや、
テーブルタップなどの中継タップのケース上面に設けら
れたコンセントに栓刃を接続した場合に、壁面やテーブ
ルタップ底面からの装置本体の突出量を小さくでき、装
置本体が邪魔にならず、また装置本体に栓刃が突設され
ているので、装置本体とコンセントとの間の電源コード
が無くなり、見栄えを良くできる。

【０００９】請求項４の発明では、請求項１の発明にお
いて、装置本体は略直方体状であって、装置本体の一端
部に装置本体に回動自在に軸支される回動体を設け、該
回動体に栓刃を突設したことを特徴とし、回動体を回動
させることにより、使い方に合わせて栓刃の突出方向を
選ぶことができる。

【００１０】請求項５の発明では、請求項１乃至４の発
明において、通信ケーブル接続部に通信ケーブルを介し
て接続された端末との間のデータ送受信の有無を表示す
る表示部を装置本体に設けたことを特徴とし、データ送
受信の有無を表示部によって容易に確認することができ
る。

【００１１】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。

【００１２】（実施形態１）本実施形態のネットワーク
集線装置の外観斜視図を図１に、ブロック図を図２に夫
々示す。ネットワーク集線装置１の装置本体２は略直方
体状であって、装置本体２の短辺側の側面（すなわち、
面積が最大の面に対して略直交する面）に電源用コンセ
ントに接続される一対の栓刃３を突設すると共に、長手
方向の側面にネットワーク通信用の通信ケーブルが接続
される例えばモジュラジャックからなる複数（例えば４
個）の通信ケーブル接続部５を配設する。尚、本実施形
態では栓刃３が突設された側面と隣接する側面に通信ケ
ーブル接続部５を配設しているが、栓刃３が突設された
面以外の面に通信ケーブル接続部５を配設すれば良く、
栓刃３に接続されるテーブルタップなどの機器が通信ケ
ーブル接続部５に干渉するのを防止できる。

【００１３】この装置本体２の内部には、通信ケーブル
接続部５に通信ケーブルを介して接続される例えばパー
ソナルコンピュータなどの端末で構成されるネットワー
クの通信を制御するネットワーク制御部６と、電源用コ
ンセントに接続される栓刃３を介して商用交流電源が供
給され、ネットワーク制御部６などの内部回路の動作電
源を生成する電源回路部３とが収納されている。

【００１４】このネットワーク集線装置１では、装置本
体２の面積が最大の面に対して略直交する面に栓刃３を
突設するとともに、栓刃３が突設された面以外の面に通
信ケーブル接続部５を配設しているので、栓刃３の突出
方向に対して略直交する方向において装置本体２の外形
寸法を最も小さくすることができる。したがって、図３
（ａ）（ｂ）に示すように、テーブルタップ１０のケー
ス１０ａ側面に設けられたコンセント部１２の一対の栓
刃挿入口１１に栓刃３を接続した場合、テーブルタップ
１０のケース１０ａ上面と装置本体２との間の段差を小
さくできるので、ケース１０ａ底面からの装置本体２の
突出量（例えばテーブルタップ１０を床面に配置した場
合は床面からの突出量）を小さくすることができ、装置
本体２が邪魔にならず、装置本体２に躓いたりするのを
防止できる。また、装置本体２の側面に栓刃３が突設さ
れているので、装置本体２をコンセントに直付けするこ
とができ、装置本体２とコンセントとの間を接続する電
源コードがないから、電源コードを引き回すための配線
スペースが不要になり、省スペース化を図ることがで
き、且つ、電源コードがないから、電源コードが絡んだ
りすることがなく、外観の見栄えを良くできる。

【００１５】また、このネットワーク集線装置１では、
図１に示すように、通信ケーブル接続部５に通信ケーブ
ルを介して接続された端末との間のデータ送受信の有無
を表示する表示部７を装置本体２の前面に設けているの
で、データ送受信の有無を表示部７によって容易に確認
することができる。ここで、表示部７は、発光ダイオー
ド（ＬＥＤ）などにより構成され、上述したネットワー
ク制御部６などによって制御される。尚、表示部７を装
置本体２の前面以外の面に設けても良いことは勿論のこ
とである。

【００１６】（実施形態２）本実施形態のネットワーク
集線装置１の外観斜視図を図４に示す。実施形態１のネ
ットワーク集線装置１では装置本体２の面積が最大の面
に対して略直交する面に栓刃３を突設すると共に、栓刃
３が突設された面以外の面に通信ケーブル接続部５を配
設しているが、本実施形態では、装置本体２の面積が最
大の面に１対の栓刃３を突設すると共に、長手方向の側
面に複数（例えば４個）の通信ケーブル接続部５を配設
している。尚、栓刃３以外の構成は実施形態１と同様で
あるので、同一の構成要素には同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。また、本実施形態では長手方向の側
面に通信ケーブル接続部５を配設しているが、栓刃３が
突設された面以外の面に通信ケーブル接続部５を接続す
れば良く、栓刃３が接続される機器や壁面が通信ケーブ
ル接続部５に干渉するのを防止できる。

【００１７】このネットワーク集線装置１では装置本体
２の面積が最大の面（底面）に栓刃３を突設しているの
で、栓刃３の突出方向において装置本体２の外形寸法を
最も小さくすることができる。したがって、図５（ａ）
（ｂ）に示すように、テーブルタップ１０のケース１０
ａ上面に設けられたコンセント部１２の一対の栓刃挿入
口１１に栓刃３を接続した場合、ケース１０ａ上面から
突出する装置本体２の突出量を小さくすることができ、
例えばテーブルタップ１０を床面に配置した場合は床面
からの突出量が小さくなるので、装置本体２が邪魔にな
らず、装置本体２に躓いたりするのを防止できる。ま
た、図６（ａ）（ｂ）に示すように、壁面に配設された
壁コンセント２０に設けられた一対の栓刃挿入口２１に
栓刃３を接続した場合は、壁面から突出する装置本体２
の突出量を小さくすることができるので、装置本体２が
邪魔にならず、装置本体２にぶつかったりするのを防止
できる。また、装置本体２の底面に栓刃３が突設されて
いるので、装置本体２をテーブルタップ１０のケース１
０ａ上面に設けられたコンセント部１２や壁コンセント
２０に直付けすることができ、装置本体２とテーブルタ
ップ１０又は壁コンセント２０との間を接続する電源コ
ードがないから、電源コードを引き回すための配線スペ
ースが不要になり、省スペース化を図ることができ、且
つ、電源コードがないから、電源コードが絡んだりする
ことがなく、外観の見栄えを良くできる。

【００１８】（実施形態３）本実施形態のネットワーク
集線装置１の外観斜視図を図７（ａ）（ｂ）に示す。実
施形態１のネットワーク集線装置１では装置本体２の面
積が最大の面に対して略直交する面に栓刃３を突設する
と共に、栓刃３が突設された面以外の面に通信ケーブル
接続部５を配設しているが、本実施形態では装置本体２
の長手方向の側面に通信ケーブル接続部５を配設すると
共に、装置本体２の長手方向の一端部に凹所２ａを設
け、装置本体２に回動自在に軸支される回動体８を凹所
２ａ内に設け、この回動体８に一対の栓刃３を突設して
いる。尚、栓刃３及び回動体８以外の構成は実施形態１
と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付
して、その説明を省略する。

【００１９】このネットワーク集線装置１では、装置本
体２の一端部に回動自在に取り付けられた回動体８に栓
刃３を突設しているので、回動体８を回転させることに
よって、使い方に応じて装置本体２に対する栓刃３の突
出方向を変化させることができる。すなわち、テーブル
タップ１０のケース１０ａ側面に設けれたコンセント部
１２に接続する場合は、栓刃３を装置本体２の長手方向
（すなわち装置本体２の面積が最大の面と略平行な方
向）に突出させた状態（図７（ａ）参照）とすることに
より、栓刃３の突出方向と略直交する方向において装置
本体２の外形寸法を最も小さくすることができ、実施形
態１と同様に、ケース１０ａ上面と装置本体２との間の
段差が小さくなり、装置本体２が邪魔にならず、装置本
体２に躓いたりするのを防止できる。

【００２０】また、壁コンセント２０やテーブルタップ
１０のケース１０ａ上面に設けれたコンセント部１２に
接続する場合は、栓刃３を装置本体２の厚み方向（すな
わち装置本体２の面積が最大の面に対して略直交する方
向）に突出させた状態（図７（ｂ）参照）とすることに
より、栓刃３の突出方向において装置本体２の外形寸法
を最も小さくすることができ、実施形態２と同様に、壁
コンセント２０やテーブルタップ１０のケース１０ａ上
面からの装置本体２の突出量が小さくなり、装置本体２
が邪魔にならず、装置本体２に接触したりするのを防止
できる。

【００２１】また、装置本体２に栓刃３が設けられてい
るので、装置本体２をテーブルタップ１０や壁コンセン
ト２０に直付けすることができ、装置本体２とテーブル
タップ１０又は壁コンセント２０との間を接続する電源
コードがないから、電源コードを引き回すための配線ス
ペースが不要になり、省スペース化を図ることができ、
且つ、電源コードがないから、電源コードが絡んだりす
ることがなく、外観の見栄えを良くできる。

【００２２】

【発明の効果】上述のように、請求項１の発明は、ネッ
トワーク通信用の通信ケーブルが接続される通信ケーブ
ル接続部と、通信ケーブル接続部に通信ケーブルを介し
て接続される端末で構成されるネットワークの通信を制
御するネットワーク制御部と、電源用コンセントに接続
される栓刃を介して商用交流電源が供給され、ネットワ
ーク制御部の動作電源を生成する電源回路部と、上記各
部が配設された装置本体とを備え、装置本体に栓刃を設
けたことを特徴とし、装置本体に栓刃が設けられている
ので、装置本体を電源用コンセントに直付けすることが
でき、電源用コンセントと装置本体との間を接続する電
源コードがないから、電源コードを引き回すための配線
スペースが不要になり、省スペース化を図ることがで
き、且つ、電源コードがないので電源コードが絡んだり
することがなく、外観の見栄えを良くできるという効果
がある。

【００２３】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、装置本体は略直方体状であって、装置本体の面積が
最大の面に対して略直交する面に栓刃を突設するととも
に、栓刃が突設された面以外の面に通信ケーブル接続部
を設けたことを特徴とし、装置本体の外形寸法は栓刃の
突出方向と略直交する方向において最も小さくなるの
で、テーブルタップなどの中継タップのケース側面に設
けられたコンセントに栓刃を接続した場合に、テーブル
タップ上面と装置本体との間の段差を小さくでき、装置
本体が突出して邪魔になることがなく、また装置本体に
栓刃が突設されているので、装置本体とコンセントとの
間の電源コードが無くなり、見栄えを良くできるという
効果がある。

【００２４】請求項３の発明は、請求項１の発明におい
て、装置本体は略直方体状であって、装置本体の面積が
最大の面に栓刃を突設するとともに、栓刃が突設された
面以外の面に通信ケーブル接続部を設けたことを特徴と
し、装置本体の外形寸法は栓刃の突出方向において最も
小さくなるので、壁面に配設された壁コンセントや、テ
ーブルタップなどの中継タップのケース上面に設けられ
たコンセントに栓刃を接続した場合に、壁面やテーブル
タップ底面からの装置本体の突出量を小さくでき、装置
本体が邪魔にならず、また装置本体に栓刃が突設されて
いるので、装置本体とコンセントとの間の電源コードが
無くなり、見栄えを良くできるという効果がある。

【００２５】請求項４の発明は、請求項１の発明におい
て、装置本体は略直方体状であって、装置本体の一端部
に装置本体に回動自在に軸支される回動体を設け、該回
動体に栓刃を突設したことを特徴とし、回動体を回動さ
せることにより、使い方に合わせて栓刃の突出方向を選
ぶことができる。

【００２６】請求項５の発明は、請求項１乃至４の発明
において、通信ケーブル接続部に通信ケーブルを介して
接続された端末との間のデータ送受信の有無を表示する
表示部を装置本体に設けたことを特徴とし、データ送受
信の有無を表示部によって容易に確認できるという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施形態１のネットワーク集線装置を示す外観
斜視図である。

【図２】同上のネットワーク集線装置のブロック図であ
る。

【図３】同上のネットワーク集線装置を示し、（ａ）は
テーブルタップに接続する前の状態を示す説明図、
（ｂ）はテーブルタップに接続した状態を示す説明図で
ある。

【図４】実施形態２のネットワーク集線装置を示す外観
斜視図である。

【図５】同上のネットワーク集線装置を示し、（ａ）は
テーブルタップに接続する前の状態を示す説明図、
（ｂ）はテーブルタップに接続した状態を示す説明図で
ある。

【図６】同上のネットワーク集線装置を示し、（ａ）は
壁コンセントに接続する前の状態を示す説明図、（ｂ）
は壁コンセントに接続した状態を示す説明図である。

【図７】実施形態３のネットワーク集線装置を示す外観
斜視図である。

【図８】従来のネットワーク集線装置を示す外観斜視図
である。

【符号の説明】

１ ネットワーク集線装置 ２ 装置本体 ３ 栓刃 ５ 通信ケーブル接続部

【手続補正書】

【提出日】平成１１年７月５日（１９９９．７．５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００６

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明では、ネットワーク通信用の通信ケ
ーブルが接続される通信ケーブル接続部と、通信ケーブ
ル接続部に通信ケーブルを介して接続される端末で構成
されるネットワークの通信を制御するネットワーク制御
部と、電源用コンセントに接続される栓刃を介して商用
交流電源が供給され、ネットワーク制御部の動作電源を
生成する電源回路部と、上記各部が配設された略直方体
状の装置本体とを備え、装置本体の面積が最大の面に対
して略直交する面に栓刃を突設するとともに、栓刃が突
設された面以外の面に通信ケーブル接続部を設けたこと
を特徴とし、装置本体に栓刃が設けられているので、装
置本体を電源用コンセントに直付けすることができ、電
源用コンセントと装置本体との間を接続する電源コード
がないから、電源コードを引き回すための配線スペース
が不要になり、省スペース化を図ることができ、且つ、
電源コードがないので電源コードが絡んだりすることが
なく、外観の見栄えを良くできる。しかも、装置本体の
外形寸法は栓刃の突出方向と略直交する方向において最
も小さくなるので、テーブルタップなどの中継タップの
ケース側面に設けられたコンセントに栓刃を接続した場
合に、テーブルタップ上面と装置本体との間の段差を小
さくでき、装置本体が突出して邪魔になることがなく、
また装置本体に栓刃が突設されているので、装置本体と
コンセントとの間の電源コードが無くなり、見栄えを良
くできる。

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００７

【補正方法】削除

【手続補正４】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００８

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００８】請求項２の発明では、ネットワーク通信用
の通信ケーブルが接続される通信ケーブル接続部と、通
信ケーブル接続部に通信ケーブルを介して接続される端
末で構成されるネットワークの通信を制御するネットワ
ーク制御部と、電源用コンセントに接続される栓刃を介
して商用交流電源が供給され、ネットワーク制御部の動
作電源を生成する電源回路部と、上記各部が配設された
略直方体状の装置本体とを備え、装置本体の面積が最大
の面に栓刃を突設するとともに、栓刃が突設された面以
外の面に通信ケーブル接続部を設けたことを特徴とし、
装置本体に栓刃が設けられているので、装置本体を電源
用コンセントに直付けすることができ、電源用コンセン
トと装置本体との間を接続する電源コードがないから、
電源コードを引き回すための配線スペースが不要にな
り、省スペース化を図ることができ、且つ、電源コード
がないので電源コードが絡んだりすることがなく、外観
の見栄えを良くできる。しかも、装置本体の外形寸法は
栓刃の突出方向において最も小さくなるので、壁面に配
設された壁コンセントや、テーブルタップなどの中継タ
ップのケース上面に設けられたコンセントに栓刃を接続
した場合に、壁面やテーブルタップ底面からの装置本体
の突出量を小さくでき、装置本体が邪魔にならず、また
装置本体に栓刃が突設されているので、装置本体とコン
セントとの間の電源コードが無くなり、見栄えを良くで
きる。

【手続補正５】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００９

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００９】請求項３の発明では、ネットワーク通信用
の通信ケーブルが接続される通信ケーブル接続部と、通
信ケーブル接続部に通信ケーブルを介して接続される端
末で構成されるネットワークの通信を制御するネットワ
ーク制御部と、電源用コンセントに接続される栓刃を介
して商用交流電源が供給され、ネットワーク制御部の動
作電源を生成する電源回路部と、上記各部が配設された
略直方体状の装置本体とを備え、装置本体の一端部に装
置本体に回動自在に軸支される回動体を設け、該回動体
に栓刃を突設したことを特徴とし、装置本体に栓刃が設
けられているので、装置本体を電源用コンセントに直付
けすることができ、電源用コンセントと装置本体との間
を接続する電源コードがないから、電源コードを引き回
すための配線スペースが不要になり、省スペース化を図
ることができ、且つ、電源コードがないので電源コード
が絡んだりすることがなく、外観の見栄えを良くでき
る。しかも、回動体を回動させることにより、使い方に
合わせて栓刃の突出方向を選ぶことができる。

【手続補正６】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１０

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１０】請求項４の発明では、請求項１乃至３の発
明において、通信ケーブル接続部に通信ケーブルを介し
て接続された端末との間のデータ送受信の有無を表示す
る表示部を装置本体に設けたことを特徴とし、データ送
受信の有無を表示部によって容易に確認することができ
る。

【手続補正７】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００２２

【補正方法】変更

【補正内容】

【００２２】

【発明の効果】上述のように、請求項１の発明は、ネッ
トワーク通信用の通信ケーブルが接続される通信ケーブ
ル接続部と、通信ケーブル接続部に通信ケーブルを介し
て接続される端末で構成されるネットワークの通信を制
御するネットワーク制御部と、電源用コンセントに接続
される栓刃を介して商用交流電源が供給され、ネットワ
ーク制御部の動作電源を生成する電源回路部と、上記各
部が配設された略直方体状の装置本体とを備え、装置本
体の面積が最大の面に対して略直交する面に栓刃を突設
するとともに、栓刃が突設された面以外の面に通信ケー
ブル接続部を設けたことを特徴とし、装置本体に栓刃が
設けられているので、装置本体を電源用コンセントに直
付けすることができ、電源用コンセントと装置本体との
間を接続する電源コードがないから、電源コードを引き
回すための配線スペースが不要になり、省スペース化を
図ることができ、且つ、電源コードがないので電源コー
ドが絡んだりすることがなく、外観の見栄えを良くでき
るという効果がある。しかも、装置本体の外形寸法は栓
刃の突出方向と略直交する方向において最も小さくなる
ので、テーブルタップなどの中継タップのケース側面に
設けられたコンセントに栓刃を接続した場合に、テーブ
ルタップ上面と装置本体との間の段差を小さくでき、装
置本体が突出して邪魔になることがなく、また装置本体
に栓刃が突設されているので、装置本体とコンセントと
の間の電源コードが無くなり、見栄えを良くできるとい
う効果がある。

【手続補正８】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００２３

【補正方法】削除

【手続補正９】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００２４

【補正方法】変更

【補正内容】

【００２４】請求項２の発明は、ネットワーク通信用の
通信ケーブルが接続される通信ケーブル接続部と、通信
ケーブル接続部に通信ケーブルを介して接続される端末
で構成されるネットワークの通信を制御するネットワー
ク制御部と、電源用コンセントに接続される栓刃を介し
て商用交流電源が供給され、ネットワーク制御部の動作
電源を生成する電源回路部と、上記各部が配設された略
直方体状の装置本体とを備え、装置本体の面積が最大の
面に栓刃を突設するとともに、栓刃が突設された面以外
の面に通信ケーブル接続部を設けたことを特徴とし、装
置本体に栓刃が設けられているので、装置本体を電源用
コンセントに直付けすることができ、電源用コンセント
と装置本体との間を接続する電源コードがないから、電
源コードを引き回すための配線スペースが不要になり、
省スペース化を図ることができ、且つ、電源コードがな
いので電源コードが絡んだりすることがなく、外観の見
栄えを良くできるという効果がある。しかも、装置本体
の外形寸法は栓刃の突出方向において最も小さくなるの
で、壁面に配設された壁コンセントや、テーブルタップ
などの中継タップのケース上面に設けられたコンセント
に栓刃を接続した場合に、壁面やテーブルタップ底面か
らの装置本体の突出量を小さくでき、装置本体が邪魔に
ならず、また装置本体に栓刃が突設されているので、装
置本体とコンセントとの間の電源コードが無くなり、見
栄えを良くできるという効果がある。

【手続補正１０】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００２５

【補正方法】変更

【補正内容】

【００２５】請求項３の発明は、ネットワーク通信用の
通信ケーブルが接続される通信ケーブル接続部と、通信
ケーブル接続部に通信ケーブルを介して接続される端末
で構成されるネットワークの通信を制御するネットワー
ク制御部と、電源用コンセントに接続される栓刃を介し
て商用交流電源が供給され、ネットワーク制御部の動作
電源を生成する電源回路部と、上記各部が配設された略
直方体状の装置本体とを備え、装置本体の一端部に装置
本体に回動自在に軸支される回動体を設け、該回動体に
栓刃を突設したことを特徴とし、装置本体に栓刃が設け
られているので、装置本体を電源用コンセントに直付け
することができ、電源用コンセントと装置本体との間を
接続する電源コードがないから、電源コードを引き回す
ための配線スペースが不要になり、省スペース化を図る
ことができ、且つ、電源コードがないので電源コードが
絡んだりすることがなく、外観の見栄えを良くできると
いう効果がある。しかも、回動体を回動させることによ
り、使い方に合わせて栓刃の突出方向を選ぶことができ
るという効果がある。

【手続補正１１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００２６

【補正方法】変更

【補正内容】

【００２６】請求項４の発明は、請求項１乃至３の発明
において、通信ケーブル接続部に通信ケーブルを介して
接続された端末との間のデータ送受信の有無を表示する
表示部を装置本体に設けたことを特徴とし、データ送受
信の有無を表示部によって容易に確認できるという効果
がある。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 俊文 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大野 正己 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 下畦 聡司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Ｆターム(参考） 5K033 AA04 DB01 DB25 EA07 EC02

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ネットワーク通信用の通信ケーブルが接続
   される通信ケーブル接続部と、通信ケーブル接続部に通
   信ケーブルを介して接続される端末で構成されるネット
   ワークの通信を制御するネットワーク制御部と、電源用
   コンセントに接続される栓刃を介して商用交流電源が供
   給され、ネットワーク制御部の動作電源を生成する電源
   回路部と、上記各部が配設された装置本体とを備え、装
   置本体に栓刃を設けたことを特徴とするネットワーク集
   線装置。
2. 【請求項２】装置本体は略直方体状であって、装置本体
   の面積が最大の面に対して略直交する面に栓刃を突設す
   るとともに、栓刃が突設された面以外の面に通信ケーブ
   ル接続部を設けたことを特徴とする請求項１記載のネッ
   トワーク集線装置。
3. 【請求項３】装置本体は略直方体状であって、装置本体
   の面積が最大の面に栓刃を突設するとともに、栓刃が突
   設された面以外の面に通信ケーブル接続部を設けたこと
   を特徴とする請求項１記載のネットワーク集線装置。
4. 【請求項４】装置本体は略直方体状であって、装置本体
   の一端部に装置本体に回動自在に軸支される回動体を設
   け、該回動体に栓刃を突設したことを特徴とする請求項
   １記載のネットワーク集線装置。
5. 【請求項５】通信ケーブル接続部に通信ケーブルを介し
   て接続された端末との間のデータ送受信の有無を表示す
   る表示部を装置本体に設けたことを特徴とする請求項１
   乃至４記載のネットワーク集線装置。