JP2000277064A - 薄型電池 - Google Patents
薄型電池Info
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- JP2000277064A JP2000277064A JP11085404A JP8540499A JP2000277064A JP 2000277064 A JP2000277064 A JP 2000277064A JP 11085404 A JP11085404 A JP 11085404A JP 8540499 A JP8540499 A JP 8540499A JP 2000277064 A JP2000277064 A JP 2000277064A
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- Japan
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- terminal
- thin battery
- negative electrode
- positive electrode
- electrode
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Primary Cells (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 正極端子と負極端子とを外装体の周辺部にお
ける封止部分を通して外部に延出させた密閉型の薄型電
池において、過剰に充電された場合等に、この薄型電池
が破損したりするのを簡単な構造により確実に防止でき
るようにする。 【解決手段】 金属層11の内面側に樹脂層12a が設けら
れた外装体10内に収容された電極体20から延出された正
極端子21及び負極端子22を、外装体の封止部分を通して
外部に延出させた薄型電池において、正極端子と負極端
子の少なくとも一方を、電極体から外装体の封止部分に
至る第１端子21a,22a と、封止部分から外部に延出され
た第２端子21b,22b とで構成し、第１端子と第２端子と
が封止部分において重なるようにして接続させると共
に、第１端子と第２端子との接続部分の周囲に絶縁性の
分離シート30を設けた。
ける封止部分を通して外部に延出させた密閉型の薄型電
池において、過剰に充電された場合等に、この薄型電池
が破損したりするのを簡単な構造により確実に防止でき
るようにする。 【解決手段】 金属層11の内面側に樹脂層12a が設けら
れた外装体10内に収容された電極体20から延出された正
極端子21及び負極端子22を、外装体の封止部分を通して
外部に延出させた薄型電池において、正極端子と負極端
子の少なくとも一方を、電極体から外装体の封止部分に
至る第１端子21a,22a と、封止部分から外部に延出され
た第２端子21b,22b とで構成し、第１端子と第２端子と
が封止部分において重なるようにして接続させると共
に、第１端子と第２端子との接続部分の周囲に絶縁性の
分離シート30を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属層の少なく
とも内面側に樹脂層が設けられた外装体内に、正極と負
極とを有する電極体と電解質とを収容させ、この電極体
における正極及び負極から延出された正極端子及び負極
端子を、それぞれ外装体における内面側の樹脂層相互が
接着される封止部分を通して外部に延出させた密閉型の
薄型電池に係り、この薄型電池が過剰に充電された場合
等における安全性を簡単な構造によって高めることがで
きるようにした点に特徴を有するものである。
とも内面側に樹脂層が設けられた外装体内に、正極と負
極とを有する電極体と電解質とを収容させ、この電極体
における正極及び負極から延出された正極端子及び負極
端子を、それぞれ外装体における内面側の樹脂層相互が
接着される封止部分を通して外部に延出させた密閉型の
薄型電池に係り、この薄型電池が過剰に充電された場合
等における安全性を簡単な構造によって高めることがで
きるようにした点に特徴を有するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、電子機器等の小型化に伴って、そ
の電源として、図１に示すように、扁平になった外装体
１０の内部に、正極と負極とを有する電極体２０と電解
質とを収容させ、この電極体２０における正極及び負極
からそれぞれ厚みが同じになった金属製の正極端子２１
及び負極端子２２を延出させ、このように延出された正
極端子２１と負極端子２２とをそれぞれ外装体１０の封
止部分を通して外部に延出させるようにした薄型電池が
用いられるようになった。
の電源として、図１に示すように、扁平になった外装体
１０の内部に、正極と負極とを有する電極体２０と電解
質とを収容させ、この電極体２０における正極及び負極
からそれぞれ厚みが同じになった金属製の正極端子２１
及び負極端子２２を延出させ、このように延出された正
極端子２１と負極端子２２とをそれぞれ外装体１０の封
止部分を通して外部に延出させるようにした薄型電池が
用いられるようになった。
【０００３】そして、従来においては、このような薄型
電池として、図２（Ａ），（Ｂ）に示すように、上記の
外装体１０に、金属層１１の両面に樹脂層１２ａ，１２
ｂがラミネートされたシートで扁平な袋状に形成したも
のを用い、この外装体１０内に収容された上記の電極体
２０における正極及び負極とから延出された金属製の正
極端子２１及び負極端子２２をそれぞれ外装体１０の周
辺部における内面側の樹脂層１２ａ，１２ａ間を通して
外部に延出させ、この状態で、この外装体１０の周辺部
における内面側の樹脂層１２ａ，１２ａ相互を接着させ
て、外装体１０の周囲を封止させ、この外装体１０内に
収容させた電解液等の電解質が漏れ出さないように薄型
電池を密閉させるようにしていた。
電池として、図２（Ａ），（Ｂ）に示すように、上記の
外装体１０に、金属層１１の両面に樹脂層１２ａ，１２
ｂがラミネートされたシートで扁平な袋状に形成したも
のを用い、この外装体１０内に収容された上記の電極体
２０における正極及び負極とから延出された金属製の正
極端子２１及び負極端子２２をそれぞれ外装体１０の周
辺部における内面側の樹脂層１２ａ，１２ａ間を通して
外部に延出させ、この状態で、この外装体１０の周辺部
における内面側の樹脂層１２ａ，１２ａ相互を接着させ
て、外装体１０の周囲を封止させ、この外装体１０内に
収容させた電解液等の電解質が漏れ出さないように薄型
電池を密閉させるようにしていた。
【０００４】しかし、このように密閉された薄型電池が
過剰に充電されると、上記の電極体２０や電解質におい
てガスが発生し、これにより薄型電池の内圧が上昇し
て、この薄型電池内に収容された電解液が漏液したり、
薄型電池が破損したりする等のトラブルが発生するおそ
れがあった。
過剰に充電されると、上記の電極体２０や電解質におい
てガスが発生し、これにより薄型電池の内圧が上昇し
て、この薄型電池内に収容された電解液が漏液したり、
薄型電池が破損したりする等のトラブルが発生するおそ
れがあった。
【０００５】このため、近年においては、特開平１０−
２９４０９７号公報に示されるように、正極端子と負極
端子の少なくとも一方を２つの端子で構成し、薄型電池
の内圧が上昇した場合に、安全装置によってこの２つの
端子を分離させるようにしたものが提案された。
２９４０９７号公報に示されるように、正極端子と負極
端子の少なくとも一方を２つの端子で構成し、薄型電池
の内圧が上昇した場合に、安全装置によってこの２つの
端子を分離させるようにしたものが提案された。
【０００６】しかし、上記の公報に示される安全装置は
その構造が複雑であり、製造コストが高く付くと共に、
薄型電池が大型化する等の問題があった。
その構造が複雑であり、製造コストが高く付くと共に、
薄型電池が大型化する等の問題があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、正極及び
負極から延出された正極端子及び負極端子を、外装体の
周辺部における封止部分を通して外部に延出させるよう
にした密閉型の薄型電池における上記のような問題を解
決することを課題とするものである。
負極から延出された正極端子及び負極端子を、外装体の
周辺部における封止部分を通して外部に延出させるよう
にした密閉型の薄型電池における上記のような問題を解
決することを課題とするものである。
【０００８】すなわち、この発明においては、上記のよ
うな密閉型の薄型電池を使用するにあたり、この薄型電
池が過剰に充電された場合等において、この薄型電池内
に収容された電解液が漏液したり、薄型電池が破損した
りする等のトラブルが発生するのを簡単な構造によって
確実に防止できるようにすることを課題とするものであ
る。
うな密閉型の薄型電池を使用するにあたり、この薄型電
池が過剰に充電された場合等において、この薄型電池内
に収容された電解液が漏液したり、薄型電池が破損した
りする等のトラブルが発生するのを簡単な構造によって
確実に防止できるようにすることを課題とするものであ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明における薄型電
池においては、上記のような課題を解決するため、金属
層の少なくとも内面側に樹脂層が設けられた外装体内
に、正極と負極とを有する電極体と電解質とが収容さ
れ、上記の電極体における正極及び負極から延出された
正極端子及び負極端子が、それぞれ上記の外装体におけ
る内面側の樹脂層相互が接着される封止部分を通して外
部に延出されてなる薄型電池において、上記の正極端子
と負極端子の少なくとも一方を、上記の電極体から上記
の封止部分に至る第１端子とこの封止部分から外部に延
出される第２端子とで構成し、この第１端子と第２端子
とを上記の外装体の封止部分において重なるようにして
接続させると共に、この第１端子と第２端子との接続部
分の周囲に絶縁性の分離シートを設けたるようにしたの
である。
池においては、上記のような課題を解決するため、金属
層の少なくとも内面側に樹脂層が設けられた外装体内
に、正極と負極とを有する電極体と電解質とが収容さ
れ、上記の電極体における正極及び負極から延出された
正極端子及び負極端子が、それぞれ上記の外装体におけ
る内面側の樹脂層相互が接着される封止部分を通して外
部に延出されてなる薄型電池において、上記の正極端子
と負極端子の少なくとも一方を、上記の電極体から上記
の封止部分に至る第１端子とこの封止部分から外部に延
出される第２端子とで構成し、この第１端子と第２端子
とを上記の外装体の封止部分において重なるようにして
接続させると共に、この第１端子と第２端子との接続部
分の周囲に絶縁性の分離シートを設けたるようにしたの
である。
【００１０】ここで、この発明における薄型電池のよう
に、正極端子と負極端子の少なくとも一方を、電極体か
ら外装体の封止部分に至る第１端子とこの封止部分から
外部に延出される第２端子とで構成し、この第１端子と
第２端子とが上記の外装体の封止部分において重なるよ
うにして接続させると共に、この第１端子と第２端子と
の接続部分の周囲に絶縁性の分離シートを設けると、外
装体の封止部分において第１端子と第２端子との接続部
分を除く周囲が絶縁性の分離シートによって分離された
状態になる。
に、正極端子と負極端子の少なくとも一方を、電極体か
ら外装体の封止部分に至る第１端子とこの封止部分から
外部に延出される第２端子とで構成し、この第１端子と
第２端子とが上記の外装体の封止部分において重なるよ
うにして接続させると共に、この第１端子と第２端子と
の接続部分の周囲に絶縁性の分離シートを設けると、外
装体の封止部分において第１端子と第２端子との接続部
分を除く周囲が絶縁性の分離シートによって分離された
状態になる。
【００１１】このため、この発明における薄型電池が過
剰に充電されて、電極体や電解質においてガスが発生
し、これにより薄型電池の内圧が上昇し始めると、上記
の絶縁性の分離シートにより分離された第１端子と第２
端子との接続部分の周囲において第１端子と第２端子と
を分離させる方向の圧力が作用し、これにより第１端子
と第２端子との接続が外れて、充電電流が電極体に流れ
なくなり、薄型電池の内圧が過剰に上昇するのが抑制さ
れ、この薄型電池内に収容された電解液が漏液したり、
この薄型電池が破損したりするのが防止される。
剰に充電されて、電極体や電解質においてガスが発生
し、これにより薄型電池の内圧が上昇し始めると、上記
の絶縁性の分離シートにより分離された第１端子と第２
端子との接続部分の周囲において第１端子と第２端子と
を分離させる方向の圧力が作用し、これにより第１端子
と第２端子との接続が外れて、充電電流が電極体に流れ
なくなり、薄型電池の内圧が過剰に上昇するのが抑制さ
れ、この薄型電池内に収容された電解液が漏液したり、
この薄型電池が破損したりするのが防止される。
【００１２】また、この発明における薄型電池において
は、上記のように外装体の封止部分において重なるよう
にして接続された第１端子と第２端子との接続部分の周
囲に絶縁性の分離シートを設けるだけであるため、その
構成が簡単で、製造コストが高く付くということがな
く、また薄型電池が大型化するということもない。
は、上記のように外装体の封止部分において重なるよう
にして接続された第１端子と第２端子との接続部分の周
囲に絶縁性の分離シートを設けるだけであるため、その
構成が簡単で、製造コストが高く付くということがな
く、また薄型電池が大型化するということもない。
【００１３】また、上記のように薄型電池の内圧が上昇
し始めた場合に、絶縁性の分離シートにより分離された
第１端子と第２端子との接続部分の周囲に加わる上記の
圧力により、第１端子と第２端子との接続が速やかに分
離されるようにするため、上記の絶縁性の分離シート
を、外装体の内面側における樹脂層との接着力が弱い材
料で構成することが好ましい。
し始めた場合に、絶縁性の分離シートにより分離された
第１端子と第２端子との接続部分の周囲に加わる上記の
圧力により、第１端子と第２端子との接続が速やかに分
離されるようにするため、上記の絶縁性の分離シート
を、外装体の内面側における樹脂層との接着力が弱い材
料で構成することが好ましい。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
薄型電池を添付図面に基づいて具体的に説明すると共
に、実施例を挙げて、この発明における薄型電池の優れ
ている点を明らかにする。なお、この発明に係る薄型電
池は、下記の実施形態及び実施例に示したものに限定さ
れるものではなく、その要旨を変更しない範囲において
適宜変更して実施できるものである。
薄型電池を添付図面に基づいて具体的に説明すると共
に、実施例を挙げて、この発明における薄型電池の優れ
ている点を明らかにする。なお、この発明に係る薄型電
池は、下記の実施形態及び実施例に示したものに限定さ
れるものではなく、その要旨を変更しない範囲において
適宜変更して実施できるものである。
【００１５】この実施形態における薄型電池において
も、前記の図１に示すように、扁平になった外装体１０
の内部に、正極と負極とを有する電極体２０と電解質と
を収容させ、この電極体２０における正極と負極とから
延出された金属製の正極端子２１と負極端子２２とをそ
れぞれ外装体１０の周囲における封止部分を通して外部
に延出させるようにしている。
も、前記の図１に示すように、扁平になった外装体１０
の内部に、正極と負極とを有する電極体２０と電解質と
を収容させ、この電極体２０における正極と負極とから
延出された金属製の正極端子２１と負極端子２２とをそ
れぞれ外装体１０の周囲における封止部分を通して外部
に延出させるようにしている。
【００１６】そして、この実施形態の薄型電池において
は、上記の外装体１０を形成するのに、図３に示すよう
に、金属層１１の両面に樹脂層１２ａ，１２ｂがラミネ
ートされたシートを使用し、このシートを折り返して形
成した外装体１０内に上記の電極体２０を収容させると
共に、この電極体２０から延出された上記の正極端子２
１と負極端子２２とを外装体１０の周辺部の内面側にお
ける樹脂層１２ａ相互を接着させる封止部分から外部に
延出させるようにしている。
は、上記の外装体１０を形成するのに、図３に示すよう
に、金属層１１の両面に樹脂層１２ａ，１２ｂがラミネ
ートされたシートを使用し、このシートを折り返して形
成した外装体１０内に上記の電極体２０を収容させると
共に、この電極体２０から延出された上記の正極端子２
１と負極端子２２とを外装体１０の周辺部の内面側にお
ける樹脂層１２ａ相互を接着させる封止部分から外部に
延出させるようにしている。
【００１７】ここで、この実施形態の薄型電池において
は、上記のように電極体２０から延出された正極端子２
１と負極端子２２とを外装体１０の封止部分から外部に
延出させるにあたり、図４（Ａ）に示すように、正極端
子２１と負極端子２２の少なくとも一方を、上記の電極
体２０から封止部分に至る第１端子２１ａ（２２ａ）
と、この封止部分から外部に延出される第２端子２１ｂ
（２２ｂ）とで構成し、この第１端子２１ａ（２２ａ）
と第２端子２１ｂ（２２ｂ）とが上記の封止部分におい
て部分的に重なるようにして接続させている。
は、上記のように電極体２０から延出された正極端子２
１と負極端子２２とを外装体１０の封止部分から外部に
延出させるにあたり、図４（Ａ）に示すように、正極端
子２１と負極端子２２の少なくとも一方を、上記の電極
体２０から封止部分に至る第１端子２１ａ（２２ａ）
と、この封止部分から外部に延出される第２端子２１ｂ
（２２ｂ）とで構成し、この第１端子２１ａ（２２ａ）
と第２端子２１ｂ（２２ｂ）とが上記の封止部分におい
て部分的に重なるようにして接続させている。
【００１８】そして、このように第１端子２１ａ（２２
ａ）と第２端子２１ｂ（２２ｂ）とが部分的に重なるよ
うにして接続させるにあたっては、図５に示すように、
中央部に開口部３１が形成された絶縁性の分離シート３
０を用い、この分離シート３０の開口部３１において、
上記の第１端子２１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ（２
２ｂ）とを部分的に重なるように接続させ、第１端子２
１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ（２２ｂ）との接続部
分の周囲に絶縁性の分離シート３０を位置させるように
している。ここで、絶縁性の分離シート３０としては、
上記の外装体１０の内面側における熱融着性の樹脂層１
２ａとの接着性が弱い樹脂等で構成されたものを用いる
ようにする。
ａ）と第２端子２１ｂ（２２ｂ）とが部分的に重なるよ
うにして接続させるにあたっては、図５に示すように、
中央部に開口部３１が形成された絶縁性の分離シート３
０を用い、この分離シート３０の開口部３１において、
上記の第１端子２１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ（２
２ｂ）とを部分的に重なるように接続させ、第１端子２
１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ（２２ｂ）との接続部
分の周囲に絶縁性の分離シート３０を位置させるように
している。ここで、絶縁性の分離シート３０としては、
上記の外装体１０の内面側における熱融着性の樹脂層１
２ａとの接着性が弱い樹脂等で構成されたものを用いる
ようにする。
【００１９】また、この実施形態における薄型電池にお
いては、上記の外装体１０の封止部分と対応する位置に
おいて、第１端子２１ａ（２２ａ）及び第２端子２１ｂ
（２２ｂ）を熱融着性の樹脂層２３で被覆している。
いては、上記の外装体１０の封止部分と対応する位置に
おいて、第１端子２１ａ（２２ａ）及び第２端子２１ｂ
（２２ｂ）を熱融着性の樹脂層２３で被覆している。
【００２０】そして、上記のように第２端子２１ｂ（２
２ｂ）を外装体１０の封止部分から外部に延出させ、こ
の状態で、上記のように折り返された外装体１０におい
て、その折り返し部分を除く３辺において、金属層１１
の内面側における樹脂層１２ａ相互を接着させて外装体
１０の周囲を封止させるようにする。
２ｂ）を外装体１０の封止部分から外部に延出させ、こ
の状態で、上記のように折り返された外装体１０におい
て、その折り返し部分を除く３辺において、金属層１１
の内面側における樹脂層１２ａ相互を接着させて外装体
１０の周囲を封止させるようにする。
【００２１】このようにして金属層１１の内面側におけ
る樹脂層１２ａ相互を接着させて外装体１０の周囲を封
止させると、図４（Ａ），（Ｂ）に示すように、第１端
子２１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ（２２ｂ）とが接
続された部分の周囲に絶縁性の分離シート３０が存在
し、第１端子２１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ（２２
ｂ）との接続部分を除く周囲が絶縁性の分離シート３０
によって分離された状態になる。
る樹脂層１２ａ相互を接着させて外装体１０の周囲を封
止させると、図４（Ａ），（Ｂ）に示すように、第１端
子２１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ（２２ｂ）とが接
続された部分の周囲に絶縁性の分離シート３０が存在
し、第１端子２１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ（２２
ｂ）との接続部分を除く周囲が絶縁性の分離シート３０
によって分離された状態になる。
【００２２】そして、このような薄型電池が過剰に充電
されて、電極体２０や電解質においてガスが発生し、こ
の薄型電池の内圧が上昇し始めると、上記の絶縁性の分
離シート３０により分離された第１端子２１ａ（２２
ａ）と第２端子２１ｂ（２２ｂ）との接続部分の周囲
に、第１端子２１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ（２２
ｂ）とを分離させる方向の圧力が作用し、これにより第
１端子２１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ（２２ｂ）と
の接続部分が外れて、充電電流が電極体２０に流れなく
なり、薄型電池の内圧が過剰に上昇するのが抑制され
る。
されて、電極体２０や電解質においてガスが発生し、こ
の薄型電池の内圧が上昇し始めると、上記の絶縁性の分
離シート３０により分離された第１端子２１ａ（２２
ａ）と第２端子２１ｂ（２２ｂ）との接続部分の周囲
に、第１端子２１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ（２２
ｂ）とを分離させる方向の圧力が作用し、これにより第
１端子２１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ（２２ｂ）と
の接続部分が外れて、充電電流が電極体２０に流れなく
なり、薄型電池の内圧が過剰に上昇するのが抑制され
る。
【００２３】ここで、上記の薄型電池に使用する電極体
２０の形態は特に限定されず、正極と負極との間にセパ
レータを介在させて巻き取ったものや、正極と負極との
間にセパレータを介在させて何度も折り返したものや、
正極と負極との間にセパレータを介在させたものを複数
層設けたもの等を使用することができる。
２０の形態は特に限定されず、正極と負極との間にセパ
レータを介在させて巻き取ったものや、正極と負極との
間にセパレータを介在させて何度も折り返したものや、
正極と負極との間にセパレータを介在させたものを複数
層設けたもの等を使用することができる。
【００２４】また、上記の電極体２０における正極や負
極に用いる材料についても特に限定されず、例えば、非
水電解質電池の場合には、正極における正極活物質とし
て、マンガン、コバルト、ニッケル、鉄、バナジウム、
ニオブ等を少なくとも一種含むリチウム遷移金属複合酸
化物等を用いるようにし、また負極における負極活物質
としては、金属リチウムやリチウム合金の他に、リチウ
ムイオンの吸蔵，放出が可能な黒鉛，コークス，有機物
焼成体等の炭素材料を用いるようにする。
極に用いる材料についても特に限定されず、例えば、非
水電解質電池の場合には、正極における正極活物質とし
て、マンガン、コバルト、ニッケル、鉄、バナジウム、
ニオブ等を少なくとも一種含むリチウム遷移金属複合酸
化物等を用いるようにし、また負極における負極活物質
としては、金属リチウムやリチウム合金の他に、リチウ
ムイオンの吸蔵，放出が可能な黒鉛，コークス，有機物
焼成体等の炭素材料を用いるようにする。
【００２５】また、非水電解質電池の場合には、電解質
として、有機溶媒に溶質を溶解させた非水電解液や固体
電解質を用いるようにする。
として、有機溶媒に溶質を溶解させた非水電解液や固体
電解質を用いるようにする。
【００２６】ここで、非水電解液に用いる有機溶媒とし
ては、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカー
ボネート、ビニレンカーボネート、ブチレンカーボネー
ト等の環状炭酸エステルや、ジメチルカーボネート、ジ
エチルカーボネート、メチルエチルカーボート等の鎖状
炭酸エステルや、スルホラン、テトラヒドロフラン、
１，３−ジオキソラン、１，２−ジエトキシエタン、
１，２−ジメトキシエタン、エトキシメトキシエタン等
の溶媒を単独若しくは２種以上混合させて用いることが
できる。
ては、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカー
ボネート、ビニレンカーボネート、ブチレンカーボネー
ト等の環状炭酸エステルや、ジメチルカーボネート、ジ
エチルカーボネート、メチルエチルカーボート等の鎖状
炭酸エステルや、スルホラン、テトラヒドロフラン、
１，３−ジオキソラン、１，２−ジエトキシエタン、
１，２−ジメトキシエタン、エトキシメトキシエタン等
の溶媒を単独若しくは２種以上混合させて用いることが
できる。
【００２７】一方、上記の有機溶媒に溶解させる溶質と
しては、例えば、ＬｉＰＦ6 ，ＬｉＢＦ4 ，ＬｉＣＦ3
ＳＯ3 ，ＬｉＮ（ＣＦ3 ＳＯ2 ）2 ，ＬｉＮ（Ｃ2 Ｆ5
ＳＯ 2 ）2 ，ＬｉＮ（ＣＦ3 ＳＯ2 ）（Ｃ4 Ｆ9 Ｓ
Ｏ2 ），ＬｉＣ（ＣＦ3 ＳＯ2 ） 3 ，ＬｉＣ（Ｃ2 Ｆ5
ＳＯ2 ）3 等のリチウム化合物を用いることができる。
しては、例えば、ＬｉＰＦ6 ，ＬｉＢＦ4 ，ＬｉＣＦ3
ＳＯ3 ，ＬｉＮ（ＣＦ3 ＳＯ2 ）2 ，ＬｉＮ（Ｃ2 Ｆ5
ＳＯ 2 ）2 ，ＬｉＮ（ＣＦ3 ＳＯ2 ）（Ｃ4 Ｆ9 Ｓ
Ｏ2 ），ＬｉＣ（ＣＦ3 ＳＯ2 ） 3 ，ＬｉＣ（Ｃ2 Ｆ5
ＳＯ2 ）3 等のリチウム化合物を用いることができる。
【００２８】また、固体電解質としては、ポリエチレン
オキシド，ポリアクリロニトリル等のポリマーに上記の
溶質を含有させたポリマー電解質や、上記のポリマーに
上記の非水電解液を含浸させたゲル状のポリマー電解質
や、ＬｉＩ，Ｌｉ3 Ｎ等の無機固体電解質を用いること
ができる。
オキシド，ポリアクリロニトリル等のポリマーに上記の
溶質を含有させたポリマー電解質や、上記のポリマーに
上記の非水電解液を含浸させたゲル状のポリマー電解質
や、ＬｉＩ，Ｌｉ3 Ｎ等の無機固体電解質を用いること
ができる。
【００２９】また、非水電解質電池の場合、上記の正極
端子２１としてはアルミニウム系の金属で構成されたも
のを用いる一方、上記の負極端子２２としては銅やニッ
ケル等の金属で構成されたものを用いるようにする。
端子２１としてはアルミニウム系の金属で構成されたも
のを用いる一方、上記の負極端子２２としては銅やニッ
ケル等の金属で構成されたものを用いるようにする。
【００３０】ここで、上記のように外装体１０の封止部
分において第１端子２１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ
（２２ｂ）とが重なるようにして接続させる場合、この
第１端子２１ａ（２２ａ）や第２端子２１ｂ（２２ｂ）
が外装体１０の金属層１１と接触するおそれがあり、上
記の非水電解質電池において、外装体１０の金属層１１
と異なった種類の金属で構成された端子２１（２２）が
接触すると、外装体１０の金属層１１が合金化して脆く
なったり、非水電解質電池における非水電解液が分解し
たりするため、上記の第１端子２１ａ（２２ａ）や第２
端子２１ｂ（２２ｂ）と同種の金属で外装体１０の金属
層１１を構成することが好ましい。
分において第１端子２１ａ（２２ａ）と第２端子２１ｂ
（２２ｂ）とが重なるようにして接続させる場合、この
第１端子２１ａ（２２ａ）や第２端子２１ｂ（２２ｂ）
が外装体１０の金属層１１と接触するおそれがあり、上
記の非水電解質電池において、外装体１０の金属層１１
と異なった種類の金属で構成された端子２１（２２）が
接触すると、外装体１０の金属層１１が合金化して脆く
なったり、非水電解質電池における非水電解液が分解し
たりするため、上記の第１端子２１ａ（２２ａ）や第２
端子２１ｂ（２２ｂ）と同種の金属で外装体１０の金属
層１１を構成することが好ましい。
【００３１】また、この実施形態における薄型電池にお
いては、外装体１０を封止させるにあたり、金属層１１
の両面に樹脂層１２ａ，１２ｂがラミネートされたシー
トを折り返し、この折り返し部分を除く３辺において、
金属層１１の内面側における樹脂層１２ａ，１２ａ相互
を接着させるようにしたが、外装体１０を封止させる方
法は特に限定されず、従来より公知の方法を用いること
ができる。
いては、外装体１０を封止させるにあたり、金属層１１
の両面に樹脂層１２ａ，１２ｂがラミネートされたシー
トを折り返し、この折り返し部分を除く３辺において、
金属層１１の内面側における樹脂層１２ａ，１２ａ相互
を接着させるようにしたが、外装体１０を封止させる方
法は特に限定されず、従来より公知の方法を用いること
ができる。
【００３２】次に、上記の実施形態における薄型電池に
おいて、ＬｉＣｏＯ2 とアセチレンブラックとグラファ
イトとポリフッ化ビニリデンとが９０：２：３：５の重
量比になった正極と、天然黒鉛とポリフッ化ビニリデン
とが９５：５の重量比になった負極との間にセパレータ
を介在させて巻き取った電極体２０を用いると共に、電
解質としてエチレンカーボネートとジエチルカーボネー
トとを４：６の体積比で混合させた混合溶媒にヘキサフ
ルオロリン酸リチウムＬｉＰＦ6 を１ｍｏｌ／ｌの割合
で溶解させた非水電解液を用いるようにした。
おいて、ＬｉＣｏＯ2 とアセチレンブラックとグラファ
イトとポリフッ化ビニリデンとが９０：２：３：５の重
量比になった正極と、天然黒鉛とポリフッ化ビニリデン
とが９５：５の重量比になった負極との間にセパレータ
を介在させて巻き取った電極体２０を用いると共に、電
解質としてエチレンカーボネートとジエチルカーボネー
トとを４：６の体積比で混合させた混合溶媒にヘキサフ
ルオロリン酸リチウムＬｉＰＦ6 を１ｍｏｌ／ｌの割合
で溶解させた非水電解液を用いるようにした。
【００３３】一方、外装体１０としては、アルミニウム
で構成された金属層１１の内面側に樹脂層１２ａとし
て、変性ポリプロピレンの層とポリプロピレンの層とを
積層させたものを用いるようにした。
で構成された金属層１１の内面側に樹脂層１２ａとし
て、変性ポリプロピレンの層とポリプロピレンの層とを
積層させたものを用いるようにした。
【００３４】そして、上記の電極体２０における正極か
ら延出された正極端子２１を第１端子２１ａと第２端子
２１ｂとに分離させて、外装体１０の封止部分において
この第１端子２１ａと第２端子２１ｂとを部分的に重な
るように接続させると共に、この接続部分の周囲に、外
装体１０の内面側における上記の樹脂層１２ａとの接着
力が弱いテフロン樹脂で構成された絶縁性の分離シート
３０を設け、この状態で、上記のように外装体１０の内
面側における樹脂層１２ａ相互を接着させて封止し、長
辺部の長さが６０ｍｍ、短辺部の長さが４５ｍｍになっ
た実施例の薄型電池を２０個製造した。
ら延出された正極端子２１を第１端子２１ａと第２端子
２１ｂとに分離させて、外装体１０の封止部分において
この第１端子２１ａと第２端子２１ｂとを部分的に重な
るように接続させると共に、この接続部分の周囲に、外
装体１０の内面側における上記の樹脂層１２ａとの接着
力が弱いテフロン樹脂で構成された絶縁性の分離シート
３０を設け、この状態で、上記のように外装体１０の内
面側における樹脂層１２ａ相互を接着させて封止し、長
辺部の長さが６０ｍｍ、短辺部の長さが４５ｍｍになっ
た実施例の薄型電池を２０個製造した。
【００３５】一方、比較例としては、前記の図２
（Ａ），（Ｂ）に示すように、電極体２０から延出され
た正極端子２１及び負極端子２２をそのまま外装体１０
の封止部分を通して外部に延出させた薄型電池を２０個
製造した。
（Ａ），（Ｂ）に示すように、電極体２０から延出され
た正極端子２１及び負極端子２２をそのまま外装体１０
の封止部分を通して外部に延出させた薄型電池を２０個
製造した。
【００３６】そして、上記の実施例及び比較例の各薄型
電池をそれぞれ充電電流５００ｍＡ（１Ｃ）で１２Ｖに
達するように３時間充電させて、各薄型電池における変
化を調べた。
電池をそれぞれ充電電流５００ｍＡ（１Ｃ）で１２Ｖに
達するように３時間充電させて、各薄型電池における変
化を調べた。
【００３７】この結果、上記の比較例の薄型電池の場
合、２０個中の１８個の薄型電池において、充電してい
る途中に上記の非水電解液が漏液したり、薄型電池が破
損したのに対して、上記の実施例における薄型電池にお
いては、何れも充電している途中において、上記の正極
端子２１における第１端子２１ａと第２端子２１ｂとが
分離されて、充電電流が電極体２０に流れなくなり、非
水電解液が漏液したり、薄型電池が破損したりするとい
うことがなかった。
合、２０個中の１８個の薄型電池において、充電してい
る途中に上記の非水電解液が漏液したり、薄型電池が破
損したのに対して、上記の実施例における薄型電池にお
いては、何れも充電している途中において、上記の正極
端子２１における第１端子２１ａと第２端子２１ｂとが
分離されて、充電電流が電極体２０に流れなくなり、非
水電解液が漏液したり、薄型電池が破損したりするとい
うことがなかった。
【００３８】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の薄型電
池においては、正極端子と負極端子の少なくとも一方
を、電極体から外装体の封止部分に至る第１端子とこの
封止部分から外部に延出される第２端子とで構成し、こ
の第１端子と第２端子とが外装体の封止部分において重
なるようにして接続させると共に、この第１端子と第２
端子との接続部分の周囲に絶縁性の分離シートを設ける
ようにしたため、この薄型電池が過剰に充電されて、こ
の薄型電池の内圧が上昇し始めると、上記の絶縁性の分
離シートが周囲に設けられた第１端子と第２端子との接
続部分に分離させる方向の圧力が作用し、これにより第
１端子と第２端子との接続が外れて、充電電流が電極体
に流れなくなった。
池においては、正極端子と負極端子の少なくとも一方
を、電極体から外装体の封止部分に至る第１端子とこの
封止部分から外部に延出される第２端子とで構成し、こ
の第１端子と第２端子とが外装体の封止部分において重
なるようにして接続させると共に、この第１端子と第２
端子との接続部分の周囲に絶縁性の分離シートを設ける
ようにしたため、この薄型電池が過剰に充電されて、こ
の薄型電池の内圧が上昇し始めると、上記の絶縁性の分
離シートが周囲に設けられた第１端子と第２端子との接
続部分に分離させる方向の圧力が作用し、これにより第
１端子と第２端子との接続が外れて、充電電流が電極体
に流れなくなった。
【００３９】この結果、この発明における薄型電池にお
いては、その内圧が過剰に上昇するのが抑制され、薄型
電池が破損する等のトラブルが発生するのが防止される
ようになった。
いては、その内圧が過剰に上昇するのが抑制され、薄型
電池が破損する等のトラブルが発生するのが防止される
ようになった。
【００４０】また、この発明における薄型電池において
は、上記のように外装体の封止部分において重なるよう
にして接続させた第１端子と第２端子との接続部分の周
囲に絶縁性の分離シートを設けるだけであるため、その
構成が簡単で、従来のように製造コストが高く付くとい
うことがなく、また薄型電池が大型化するということも
なかった。
は、上記のように外装体の封止部分において重なるよう
にして接続させた第１端子と第２端子との接続部分の周
囲に絶縁性の分離シートを設けるだけであるため、その
構成が簡単で、従来のように製造コストが高く付くとい
うことがなく、また薄型電池が大型化するということも
なかった。
【図１】薄型電池の概略説明図である。
【図２】従来の薄型電池において、正極端子と負極端子
とを外装体の周辺部における内面側の樹脂層相互を接着
させた封止部分から外部に延出させた状態を示した断面
説明図である。
とを外装体の周辺部における内面側の樹脂層相互を接着
させた封止部分から外部に延出させた状態を示した断面
説明図である。
【図３】この発明の実施形態における薄型電池におい
て、金属層の両面に樹脂層がラミネートされたシートを
折り返して形成した外装体の断面説明図である。
て、金属層の両面に樹脂層がラミネートされたシートを
折り返して形成した外装体の断面説明図である。
【図４】同実施形態における薄型電池において、第１端
子と第２端子とを外装体の封止部分において部分的に重
なるようにして接続させると共に、第１端子と第２端子
との接続部分の周囲に絶縁性の分離シートを設けた状態
を示した断面説明図である。
子と第２端子とを外装体の封止部分において部分的に重
なるようにして接続させると共に、第１端子と第２端子
との接続部分の周囲に絶縁性の分離シートを設けた状態
を示した断面説明図である。
【図５】同実施形態における薄型電池において、第１端
子と第２端子とが接続された部分の周囲に設ける絶縁性
の分離シートの平面図である。
子と第２端子とが接続された部分の周囲に設ける絶縁性
の分離シートの平面図である。
１０ 外装体 １１ 金属層 １２ａ 金属層の内面側の樹脂層 ２０ 電極体 ２１ 正極端子 ２２ 負極端子 ２１ａ（２２ａ） 第１端子 ２１ｂ（２２ｂ） 第２端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中根 育朗 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 福岡 悟 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三 洋電機株式会社内 Ｆターム(参考） 5H011 AA13 CC02 CC06 CC10 DD13 EE04 GG01 HH02 5H024 AA00 AA02 AA12 CC04 CC19 DD03 DD11 5H029 AJ12 AJ14 AK03 AL06 AL07 AL12 AM00 AM02 AM03 AM04 AM05 AM07 AM11 AM16 BJ04 CJ05 DJ02 DJ03 DJ05 EJ12
Claims (1)
- 【請求項１】 金属層の少なくとも内面側に樹脂層が設
けられた外装体内に、正極と負極とを有する電極体と電
解質とが収容され、上記の電極体における正極及び負極
から延出された正極端子及び負極端子が、それぞれ上記
の外装体における内面側の樹脂層相互が接着される封止
部分を通して外部に延出されてなる薄型電池において、
上記の正極端子と負極端子の少なくとも一方を、上記の
電極体から上記の封止部分に至る第１端子とこの封止部
分から外部に延出される第２端子とで構成し、この第１
端子と第２端子とを上記の外装体の封止部分において重
なるようにして接続させると共に、この第１端子と第２
端子との接続部分の周囲に絶縁性の分離シートを設けた
ことを特徴とする薄型電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11085404A JP2000277064A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 薄型電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11085404A JP2000277064A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 薄型電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000277064A true JP2000277064A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13857864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11085404A Pending JP2000277064A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 薄型電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000277064A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015536536A (ja) * | 2012-10-18 | 2015-12-21 | エルジー・ケム・リミテッド | 電極リード及びそれを含む二次電池 |
| WO2016027673A1 (ja) * | 2014-08-19 | 2016-02-25 | 日本電気株式会社 | 電流遮断機能を有する電池およびその製造方法 |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP11085404A patent/JP2000277064A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015536536A (ja) * | 2012-10-18 | 2015-12-21 | エルジー・ケム・リミテッド | 電極リード及びそれを含む二次電池 |
| WO2016027673A1 (ja) * | 2014-08-19 | 2016-02-25 | 日本電気株式会社 | 電流遮断機能を有する電池およびその製造方法 |
| JPWO2016027673A1 (ja) * | 2014-08-19 | 2017-06-08 | 日本電気株式会社 | 電流遮断機能を有する電池およびその製造方法 |
| US10749162B2 (en) | 2014-08-19 | 2020-08-18 | Nec Corporation | Battery having current interrupting function and method for manufacturing same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040810 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060929 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061107 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070306 |