JP2000276860A - ピックアップ案内機構 - Google Patents

ピックアップ案内機構

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JP2000276860A
JP2000276860A JP11078025A JP7802599A JP2000276860A JP 2000276860 A JP2000276860 A JP 2000276860A JP 11078025 A JP11078025 A JP 11078025A JP 7802599 A JP7802599 A JP 7802599A JP 2000276860 A JP2000276860 A JP 2000276860A
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JP
Japan
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chassis
guide shaft
force
pickup
shaft
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JP11078025A
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Atsushi Togashi
淳 富樫
Seiji Morikawa
清司 森川
Satoru Anada
悟 穴田
Hideki Kinoshita
英樹 木下
Takashi Ota
孝 太田
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/0857Arrangements for mechanically moving the whole head
    • G11B7/08582Sled-type positioners
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
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    • G11B21/08Track changing or selecting during transducing operation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/22Apparatus or processes for the manufacture of optical heads, e.g. assembly

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  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピックアップのガイドシャフトを十分な締付
け力によってシャーシの所定位置に安定して固定配置す
ることができ、外部振動や衝撃に強いピックアップ案内
機構を提供すること。 【解決手段】 シャーシに形成された孔にピックアップ
をガイドするシャフトを架け渡し固定手段により固定す
るピックアップ案内機構であって、固定手段は、シャー
シに螺合され頭部のテーパ面によってガイドシャフトの
端部を押圧する皿ねじを含み、頭部のテーパ面のテーパ
角度は90度を超えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピックアップの案
内機構に関し、例えば光ディスク再生(又は、記録)装
置等に適用して光ディスクの情報記録面に対しピックア
ップをガイドするためのピックアップ案内機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、CDプレーヤなどの光ディスク再
生装置は、情報を担持するピット列が螺旋状に記録され
たCDをスピンドルモータによって回転することにより
ピット列が走査する情報トラックを形成し、CDプレー
ヤの筐体に取りつけられたピックアップ案内機構に取り
つけられたピックアップによって情報トラックをディス
ク半径方向に精度良く追従しながら順次光学的に走査中
のピット列を読み取ることにより、CDの記録情報を読
み取ることができる。
【0003】図4は、従来のかかるピックアップ案内機
構を示す図である。ピックアップ案内機構100は、シ
ャーシ101上に高い剛性を有する円柱棒状のガイドシ
ャフト102を取りつけるためのシャフト押え103を
設け、シャフト押え103が有する凹部がガイドシャフ
ト102の一端部に当接して位置決めし、シャーシ10
1のねじ孔に螺合された皿小ねじ104によってガイド
シャフト102の他端部を固定することにより、ガイド
シャフト102をシャーシ101に形成された孔に架け
渡してディスク半径方向(矢印A)に位置決めされると
共に図4に示す所定位置に固定配置するものである。
【0004】シャフト押さえ103は、例えば、図4に
示すように、樹脂成形により形成されてその底部がシャ
ーシ101上に固定されている。又、シャフト押さえ1
03は、このほか、シャーシ101の一部を切り起こし
て形成するものもある。
【0005】又、ピックアップ105は、ガイドシャフ
ト102によってガイドシャフト102上を摺動可能に
支持され、キャリッジモータ106の駆動力がギア10
7などを介してピックアップ105に固定されたラック
108に伝達することによりピックアップ105の対物
レンズ109がディスク半径方向に沿って移動可能とな
るように配される。
【0006】図5は、皿小ねじ104によってシャーシ
101上に固定配置されたガイドシャフト102を示す
図である。皿小ねじ104は、頭部形状がテーパ面を有
する略円錐形状となるものであり、頭部のテーパ面のテ
ーパ角度θはJIS(日本工業規格)に則り、基準寸法
が90度であり、許容差が90度を超えることがない。
【0007】又、シャーシ101に螺合する皿小ねじ1
04は、その中心軸が、所定位置に配されたガイドシャ
フト102(図4参照)の中心軸X上において、該中心
軸Xと直交する位置に配される。
【0008】したがって、皿小ねじ104をシャーシ1
01にねじ込んで行くことにより、ガイドシャフト10
2の一端部の最も高さの高い個所が皿小ねじ104の頭
部の角度θを呈する傾斜面(テーパ面)と当接し、該テ
ーパ面によって力F(テーパ面に垂直な力)で押圧され
る。
【0009】力Fは、その垂直方向の分力Fzがガイド
シャフト102の一端部を皿小ねじ104とシャーシ1
01で締付けてガイドシャフト102をシャーシ101
に固定するための締付け力となり、水平方向の分力Fx
yが、ガイドシャフト102の他端部をシャフト押さえ
103に水平方向において付勢させてガイドシャフト1
02をディスク半径方向に位置決めするための付勢力と
なる。
【0010】この場合に、図5からわかるように、テー
パ面に垂直な力Fと分力Fxyがなす角度はθ/2とな
る。したがって、例えば、皿小ねじ104の頭部の角度
θが基準寸法(90度)で形成されている場合は、テーパ
面に垂直な力Fと分力Fxyがなす角度は45度となる
ので、分力Fzと分力Fxyはその大きさがひとしくな
る。
【0011】また、皿小ねじ104の頭部の角度θが基
準寸法からはずれた許容差内で形成されている場合は、
テーパ面に垂直な力Fと分力Fxyがなす角度は45度
よりも小さくなる。したがって、この場合は、分力Fx
yの大きさは分力Fzの大きさよりも若干小さくなる。
【0012】ガイドシャフト102は、この締付け力F
z及び付勢力Fxyを受けることによりシャーシ101
の所定位置に固定配置されている。
【0013】又、ガイドシャフト102は、ピックアッ
プ案内機構が搭載されるCDプレーヤが車載用又は、携
帯用として用いられる場合を想定して外部振動や不用意
な落下などによる衝撃をある程度受けた場合でもシャー
シ101に対して容易に外れないためには十分な大きさ
の締付け力が必要である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、皿小ねじ104の頭部の角度θは90度であるた
め、分力FzとFxyは大きさが一義的に等しくなるの
で、十分な大きさの締付け力を得ようとして皿小ねじ1
04をシャーシ101にねじ込んで行くと、それに伴い
付勢力も増大する。
【0015】付勢力が増大すると、シャフト押さえ10
3にその分負荷がかかることとなり、シャフト押さえ1
03はその力に耐え切れずに塑性変形してしまう。図6
は、かかる状態のシャフト押さえ103を示した図であ
る。
【0016】図6に示すように、ガイドシャフト102
の一端部を皿小ねじ104の頭部の傾斜面によって力F
よりも十分大きい力F´で押圧すると、力F´の分力と
して付勢力F´xy(付勢力F´xyは、付勢力Fxy
よりも十分大きい。)及び、締付け力F´z(締付け力
F´zは、締付け力Fzよりも十分大きい。)が発生す
る。
【0017】その結果、ガイドシャフト102は、シャ
フト押さえ103を付勢力F´xyによって押圧する
が、シャフト押さえ103がこの付勢力F´xyに耐え
ることができないので、ガイドシャフト102はガイド
シャフト102に押されて変形すると共にガイドシャフ
ト102が次第にシャーシ101にねじこまれて垂直下
方に進行する皿小ねじ104の頭部の傾斜面に押されて
スラスト方向に移動してしまい、所定位置からずれてし
まう。
【0018】その結果、ピックアップ案内機構は、シャ
フト押さえ103が損傷するのみならず、場合によって
はシャーシ101も変形したりして、ガイドシャフト1
02がシャーシ101の所定位置に安定して固定配置さ
れない、と言った問題が生じる。
【0019】そのため、従来のピックアップ案内機構で
は、シャフト押さえ103が変形しない範囲内の大きさ
の付勢力Fxyしかガイドシャフト102に与えること
が出来ず、その結果、ガイドシャフト102をシャーシ
101に対し十分な締付け力Fzで固定することができ
ないので、ピックアップ案内機構を外部振動や衝撃に対
し強くするのには限界があった。
【0020】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
のであり、ピックアップのガイドシャフトを十分な締付
け力によってシャーシの所定位置に安定して固定配置す
ることができ、外部振動や衝撃に強いピックアップ案内
機構を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シャーシに形成された孔にピックアップをガイドするシ
ャフトを架け渡し固定手段により固定するピックアップ
案内機構であって、前記固定手段は、前記シャーシに螺
合され頭部のテーパ面によって前記ガイドシャフトの端
部を押圧する皿ねじを含み、前記頭部のテーパ面のテー
パ角度は90度を超えることを特徴とする。
【0022】これにより、皿ねじの頭部のテーパ面がガ
イドシャフトの一端部を押圧する力のうち、ガイドシャ
フトの一端部を固定手段の一部に水平方向において付勢
させて該ガイドシャフトにガタが生じないように付勢さ
せて位置決めする分力(付勢力)を得ることができ、且
つ、該付勢力に比べ、ガイドシャフトを皿ねじとシャー
シとで締付けてシャーシに固定する分力(締付け力)を
大きくすることができるので、ガイドシャフトをガタが
生じない付勢力によって安定して位置決めすると共に十
分な締付け力によってシャーシに固定することができ
る。その結果、ピックアップ案内機構は、各部を損傷す
ることなく、ガイドシャフトが十分な締付け力でシャー
シの所定位置に安定して固定配置される。
【0023】また、請求項2記載の発明は、シャーシに
形成された孔にピックアップをガイドするシャフトを架
け渡し固定手段により固定するピックアップ案内機構で
あって、前記固定手段は、前記シャーシ上に設けられ前
記ガイドシャフトの一端部に当接して前記ガイドシャフ
トを位置決めする押え部と、前記シャーシに螺合され頭
部のテーパ面によって前記ガイドシャフトの他端部を前
記押え部に向けて押圧する皿ねじと、を有し、前記頭部
のテーパ面のテーパ角度は90度を超えることを特徴とす
る。
【0024】これにより、皿ねじの頭部のテーパ面がガ
イドシャフトの一端部を押圧する力のうち、ガイドシャ
フトの一端部を固定手段の押さえ部に水平方向において
付勢させて該ガイドシャフトにガタが生じないように付
勢させて位置決めする分力(付勢力)を得ることがで
き、且つ、該付勢力に比べ、ガイドシャフトを皿ねじと
シャーシとで締付けてシャーシに固定する分力(締付け
力)を大きくすることができるので、ガイドシャフトを
ガタが生じない付勢力によって安定して位置決めすると
共に十分な締付け力によってシャーシに固定することが
できる。その結果、ピックアップ案内機構は、各部を損
傷することなく、ガイドシャフトが十分な締付け力でシ
ャーシの所定位置に安定して固定配置される。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
について図1及び図2をもとに説明する。図1は、本発
明の実施形態におけるピックアップ案内機構を示す図で
ある。なお、図1において、先の図4で示した構成と同
等の構成については、同一の符号を付してあり、ここで
は、その説明は重複するので省略する。
【0026】図1において、ピックアップ案内機構1
は、図4における従来のピックアップ案内機構100の
各構成のうち皿小ねじ104の代りにねじ部品2を用い
て構成したものである。ピックアップ案内機構1は、シ
ャフト押さえ103及びねじ部品1によって固定手段を
構成している。
【0027】固定手段は、シャフト押え103が有する
凹部がガイドシャフト102の一端部に当接して位置決
めし、シャーシ101に螺合されたねじ部品2によって
ガイドシャフト102の他端部を固定することにより、
ガイドシャフト102をシャーシ101に形成された孔
に架け渡してディスク半径方向(図1中矢印A)の所定
位置に固定配置するものである。
【0028】シャーシ101に螺合するねじ部品2は、
その中心軸が、所定位置に配されたガイドシャフト10
2(図1参照)の中心軸X上において、該中心軸Xと直
交する位置に配される。
【0029】したがって、ねじ部品2をシャーシ101
にねじ込んで行くことにより、ガイドシャフト102の
一端部の最も高さの高い個所がねじ部品の頭部の角度θ
´を呈する傾斜面(テーパ面)と当接し、該テーパ面に
よって力F″(テーパ面に垂直な力)で押圧される。
【0030】図2は、ねじ部品2によってシャーシ10
1上に固定配置されたガイドシャフト102を示す図で
ある。ねじ部品2は、頭部2a及びねじ部2bからな
る。頭部2aは、上述した皿小ねじ104と同様にテー
パ面を有するが、頭部2aの角度θ´(つまり、頭部2
aのテーパ面のテーパ角度)は90度を超え160度未満で
形成される。
【0031】ねじ部品2は、ねじ部2bがシャーシ10
1に螺合されて頭部2aのテーパ面によってガイドシャ
フト102の他端部を力F″(テーパ面に垂直な力)で
押圧している。
【0032】又、力F″の大きさは、図5における力F
の大きさよりも十分大きい。本実施形態では、力F″
は、その水平方向の分力F″xyが図5に示すピックア
ップ案内機構100における皿小ねじ104によって生
じた水平方向の分力Fxyと等しくなるような力の大き
さを有するものとする。
【0033】力F″は、その垂直方向の分力F″zが、
ガイドシャフト102の上記他端部をねじ部品2とシャ
ーシ101で締付けてガイドシャフト102をシャーシ
101に固定するための締付け力となり、水平方向の分
力F″xyが、ガイドシャフト102の上記他端部をシ
ャフト押さえ103に向けて水平方向においてディスク
半径方向(図1中矢印A)と同方向に押圧することによ
りガイドシャフト102の上記一端部をシャフト押さえ
103に水平方向において付勢させてガイドシャフト1
02をディスク半径方向に位置決めするための付勢力と
なる。
【0034】図2からわかるように、テーパ面に垂直な
力F″と水平方向の分力F″xyがなす角度はθ´/2
となる。また、上述したように、頭部2aの角度θ´は
90度を超えるように形成されているので、垂直方向の分
力F″zの大きさは水平方向の分力F″xyの大きさよ
りも大きくなる。
【0035】したがって、垂直方向の分力F″zの大き
さは上述した図5に示すピックアップ案内機構100に
おける垂直方向の分力Fzよりも大きく、また、力F″
は、その垂直方向の分力F″zが水平方向の分力F″x
yよりも大きな力となる。
【0036】又、水平方向の分力F″xyが小さいとね
じ部品2の緩み等が生じやすいため、ガイドシャフト1
02の位置決めの際にガイドシャフト102とシャフト
押さえ103との間でガタ(隙間)が生じ易くなるの
で、ガイドシャフト102の位置決めの際のガタ防止の
ために、頭部2aの角度θ´は150度未満にしてい
る。
【0037】以上により、ピックアップ案内機構1は、
皿小ねじ104を用いたピックアップ案内機構100に
比べ、ガイドシャフト102の一端部を大きな締付け力
(F″z)でシャーシ101に固定させるとともに、同
じ大きさの付勢力(F″xy)でガイドシャフト102
の一端部をシャフト押さえ103に水平方向において付
勢させることができるので、シャフト押さえ103を損
傷することなく、又、シャーシ101も変形することな
く、ガイドシャフトの他端部をディスク半径方向にガタ
のないように安定して位置決めすることができると共に
ガイドシャフトの一端部を十分な締付け力によってシャ
ーシに固定することができる。その結果、ピックアップ
案内機構1は、各部を損傷することなく、ガイドシャフ
ト102が十分な締付け力でシャーシ101の所定位置
に安定して固定される。
【0038】なお、上述した実施形態では、シャーシ1
01に螺合するねじ部品2は、その中心軸が、所定位置
に配されたガイドシャフト102(図1参照)の中心軸
X上において、該中心軸Xと直交する位置に配されるよ
うにしたので、該テーパ面によってガイドシャフト10
2を押圧する力F″(テーパ面に垂直な力)のうち水平
方向に生じる分力F″xyの全てがガイドシャフト10
2の一端部をディスク半径方向(図1中矢印A)と同方
向に付勢する付勢力となるように構成したが、本発明は
これに限らず、図3に示すその他の実施形態におけるピ
ックアップ案内機構のように、水平方向に生じる分力
F″xyの一部によってガイドシャフト102のディス
ク半径方向における付勢力を得るようにしても良い。
【0039】図3に示すピックアップ案内機構3は、図
1のピックアップ案内機構1のシャーシ101に螺合す
るねじ部品2の位置を中心軸X上からずらした例であ
り、ピックアップ案内機構1の各部品に加えて、シャー
シ101上にガイドシャフトの水平方向において位置規
制するための位置規制手段としての突起4を設けて構成
する。
【0040】図3において、ねじ部品2は、ガイドシャ
フト102の一端部の最も高さの高い個所からやや右側
にずれた個所がねじ部品の頭部の角度θ´を呈する傾斜
面(テーパ面)と当接し、該テーパ面によって力F″
(テーパ面に垂直な力)で押圧される。
【0041】これにより、力F″の垂直方向の分力F″
zが、ガイドシャフト102の上記他端部をねじ部品2
とシャーシ101で締付けてガイドシャフト102をシ
ャーシ101に固定するための締付け力となる。また、
力F″の水平方向の分力F″xyのうち、ディスク半径
方向(図1中矢印A)と同方向の分力F″yがガイドシ
ャフト102をディスク半径方向に位置決めするための
付勢力となる。
【0042】また、力F″の水平方向の分力F″xyの
うち、ディスク半径方向(図1中矢印A)と直交する方
向の分力F″xは、ガイドシャフト102を突起4に当
接させてシャフト押さえ103と共にガイドシャフト1
02を水平方向における所定の位置に位置決めするため
の付勢力となる。
【0043】したがって、本実施形態では、ピックアッ
プ案内機構3は、シャフト押さえ103とねじ部品1と
突起4によって固定手段を構成している。
【0044】本実施形態によれば、水平方向の分力F″
xyを2方向の付勢力に分散させることができるので、
中心軸Xに対するシャーシ101のねじ孔の位置を適宜
変えることにより、分力F″xと分力F″yの割合を調
整することができるので、シャフト押さえ103を損傷
することなく、又、シャーシ101も変形することな
く、ガイドシャフトの他端部をディスク半径方向にガタ
のないように安定して位置決めすることができると共に
ガイドシャフトの一端部を十分な締付け力によってシャ
ーシに固定することができる。その結果、ピックアップ
案内機構3は、各部を損傷することなく、ガイドシャフ
ト102が十分な締付け力でシャーシ101の所定位置
に安定して固定配置される。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、皿ねじの頭部のテーパ
面がガイドシャフトの一端部を押圧する力のうち、ガイ
ドシャフトの一端部を固定手段の一部に水平方向におい
て該ガイドシャフトにガタが生じないように付勢させて
位置決めする分力(付勢力)を得ることができ、且つ、
該付勢力に比べ、ガイドシャフトを皿ねじとシャーシと
で締付けてシャーシに固定する分力(締付け力)を大き
くすることができるので、ガイドシャフトをガタが生じ
ない付勢力によって安定して位置決めすると共に十分な
締付け力によってシャーシに固定することができる。そ
の結果、ピックアップ案内機構は、各部を損傷すること
なく、ガイドシャフトが十分な締付け力でシャーシの所
定位置に安定して固定配置される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるピックアップ案内機
構を示す図である。
【図2】ねじ部品によってシャーシ上に固定配置された
ガイドシャフトを示す図である。
【図3】その他の実施形態におけるピックアップ案内機
構を示す図である。
【図4】従来のピックアップ案内機構を示す図である。
【図5】皿小ねじによってシャーシ上に固定配置された
ガイドシャフトを示す図である。
【図6】塑性変形した状態のシャフト押さえを示した図
である。
【符号の説明】
1、3・・・・ピックアップ案内機構 2・・・・ねじ部品 2a・・・・頭部 2b・・・・ねじ部 4・・・・突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 英樹 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 太田 孝 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 Fターム(参考) 5D068 AA02 BB01 CC02 EE09 GG06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシに形成された孔にピックアップ
    をガイドするシャフトを架け渡し固定手段により固定す
    るピックアップ案内機構であって、 前記固定手段は、前記シャーシに螺合され頭部のテーパ
    面によって前記ガイドシャフトの端部を押圧する皿ねじ
    を含み、 前記頭部のテーパ面のテーパ角度は90度を超えることを
    特徴とするピックアップ案内機構。
  2. 【請求項2】 シャーシに形成された孔にピックアップ
    をガイドするシャフトを架け渡し固定手段により固定す
    るピックアップ案内機構であって、 前記固定手段は、前記シャーシ上に設けられ前記ガイド
    シャフトの一端部に当接して前記ガイドシャフトを位置
    決めする押え部と、前記シャーシに螺合され頭部のテー
    パ面によって前記ガイドシャフトの他端部を前記押え部
    に向けて押圧する皿ねじと、を有し、 前記頭部のテーパ面のテーパ角度は90度を超えることを
    特徴とするピックアップ案内機構。
JP11078025A 1999-03-23 1999-03-23 ピックアップ案内機構 Pending JP2000276860A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11078025A JP2000276860A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 ピックアップ案内機構
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