JP2000275280A - 光学式計測装置 - Google Patents

光学式計測装置

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JP2000275280A
JP2000275280A JP11079702A JP7970299A JP2000275280A JP 2000275280 A JP2000275280 A JP 2000275280A JP 11079702 A JP11079702 A JP 11079702A JP 7970299 A JP7970299 A JP 7970299A JP 2000275280 A JP2000275280 A JP 2000275280A
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JP
Japan
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ferrule
outer cylinder
mirror
optical
measuring device
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Yuji Mizutani
雄二 水谷
Chihori Araki
千穂理 荒木
Keiko Aoki
経子 青木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境温度の変化に対し、測定誤差を少なくし
て、高精度を維持できるようにする。 【解決手段】 金属製の外筒41がフェルール21と鏡
体42とを覆い、外筒41とフェルール21及び鏡体4
2との間、並びにフェルール21と鏡体42との間をシ
リコーンゴムから成る接着剤43がそれぞれ満たす。こ
れにより、湿気の浸入が阻止され、内部、特に鏡体42
の鏡面42aで結露が起こることがないから、環境温度
が氷点以下となっても、鏡体42の鏡面42aで結氷す
ることはなく、複屈折が著しく増大することがないの
で、環境温度の変化に対し、測定誤差の少ない、高精度
を維持することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を用いて電流
や、電圧、圧力、変位、放射線量、角速度などの物理量
を計測する光学式計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光を用いる光学式計測装置の従来技術に
ついて、電力系統用電流測定装置(以下、光学式変流器
という)を例に挙げ説明する。この種の光学式変流器
は、鉛ガラスや石英ガラスのブロックをセンサとした
り、特願平6−1073号(特開平7−209338号
公報)に開示されているように、シングルモード光ファ
イバをセンサとして、これに直線偏光の光を通過させ、
導体に流れる被測定電流によって生ずるファラデー効果
の旋光角を測定している。光ファイバをセンサとした光
学式変流器の動作原理を要約すると次の通りである。
【0003】θ=V×n×I …(1) ここで、θ:旋光角、V:光ファイバのベルデ定数、
n:光ファイバの巻回数、I:被測定電流である。光学
式変流器で電流を測定するための基本式は上記式(1)
で示されるとおりであり、これは、磁気光学効果あるい
はファラデー効果と呼ばれる。
【0004】光学式変流器の概略的な構成及び動作原理
について、図9及び図10を用いて説明する。このう
ち、図9は、電流を測定する導体1に、センサ部2を具
えた絶縁密閉タンク3を装着した部分を斜視図で表し、
信号処理装置4をブロック図で表した、光学式変流器5
のシステム図である。図10は、光学式変流器5の光学
処理装置の構成図で、図中、破線で囲った部分がセンサ
部2であり、このセンサ部2内において、実線で囲った
部分が光学ボックス6である。
【0005】信号処理装置4には、検出用のレーザ光を
出力する光源7、検出器8a,8b、信号処理回路9
〔中央演算装置(CPU)及び記憶装置(メモリ)を有
する〕、出力端子10などが設けられている。センサ部
2には、導体1の周りに配置されるセンサ用の光ファイ
バ11が設けられ、この光ファイバ11の先端部に光コ
ネクタ12が設けられ、この光コネクタ12を介して光
ファイバ11の先端部が反射用の鏡体13に対向してい
る。
【0006】光学ボックス6内には、複数個のレンズ1
4a〜14d、偏光子15、ビームスプリッタ16a、
16b、検光子17a,17bなどが設けられている。
そして、センサ用の光ファイバ11の基端部には、光コ
ネクタ18が設けられ、この光コネクタ18を介して光
ファイバ11の基端部が光学ボックス6に接続されてい
る。そして、光源7から出力されたレーザ光は、送光用
光ファイバ19を介して光学ボックス6に導かれ、光学
ボックス6からのレーザ光は、受光用光ファイバ20
a,20bを介して検出器8a,8bに導かれるように
なっている。
【0007】光学式変流器5は、旋光角θを測定し、こ
の測定値と前記式(1)とに基づき、信号処理回路9に
おいて演算して電流値を得るものである。旋光角θを測
定するには、導体1の電流の大きさの情報を持ったセン
サ用の光ファイバ11から出力されるレーザ光を、X方
向とY方向の偏光成分の光の強さに変換する光学ボック
ス6が必要である。
【0008】上記構成において、光源7から出力された
レーザ光は、偏光子15により直線偏光に変換され、ビ
ームスプリッタ16aを通して光ファイバ11に導びか
れる。光ファイバ11に導かれたレーザ光は鏡体13で
反射され、その反射したレーザ光は光ファイバ11を逆
方向に通り、ビームスプリッタ16aから、ビームスプ
リッタ16b及び検光子17a,17bによりX方向と
Y方向の偏光成分の光の強さに変換され、その光が検出
器8a,8bにおいて検出され、その検出信号が信号処
理回路9に出力される。信号処理回路9では、それらの
検出信号に基づき旋光角θを測定すると共に、その測定
値と式(1)とに基づき演算して電流値を得る。
【0009】このように、電流による旋光角θを測定す
る際、レーザ光を鏡体13で反射させると、レーザ光は
2回旋光を受けるために測定感度が2倍になる。更に、
レーザ光が反射されて戻ってくる際に、光ファイバ11
で起こる種々の測定誤差原因がキャンセルされる大きな
メリットがある。
【0010】ところで、光学式変流器の感度Sは、次の
式(2)で表され、光ファイバの複屈折δが大きくなる
と、低下することが知られている。 S=So sinδ/δ …(2) ここで、So :複屈折がない場合の感度、δ:複屈折
〔rad〕である。このため、光学式変流器5において
は、使用する光学部品の複屈折を小さくする必要があ
る。
【0011】光学式変流器に必要な感度として、例えば
電力用機器に適用される誘導変流器の規格JEC 12
01−1PS級の場合、測定誤差を定格電流の1%以下
にする必要がある。測定誤差を1%以下にするには、上
記式(2)から、運転時の温度変化や振動や経時劣化に
よる変化を総合した全ての光学部品の複屈折δを、14
度以下にする必要がある。たゞし、複屈折δは、進みと
遅れの位相があるため、光学部品の状態により、必ずし
もその絶対値を足し合わせた値にはならないので注意が
要る。
【0012】光ファイバの複屈折δは、光路(光ファイ
バ)の断面に発生する主応力差(σ1 −σ2 )と、光弾
性定数Cを用いて、次の式(3)で求められることが知
られている。 δ=(2π/λ)dC(σ1 −σ2 ) …(3) ここで、λ:適用レーザ光の波長、d:光コネクタの保
持部の長さである。主応力σ1 ,σ2 は、光ファイバの
断面を見た際、X方向とY方向の垂直応力σx とσy 、
及びせん断応力τによって決まることが知られている。
【0013】このため、光学部品の複屈折δを小さくす
るには、主応力差を小さくすることが重要である。これ
らの応力は、装置の振動や外力、締め付けなどの機械的
な力だけではなく、使用する環境の温度や、環境温度の
変化による材料の物性変化、そして鏡体の表面(鏡面)
における湿気の凝縮によっても発生することが、発明者
の研究により判明した。
【0014】特に大きな精度の低下を引き起こす現象
は、鏡体と光コネクタとの隙間において生じる毛管凝縮
現象による結露である。ここでの毛管凝縮現象とは、通
常、鏡体の温度が環境空気の露点よりも高い温度では結
露が起こらないのに対し、露点より高い温度でも、狭い
隙間においては結露する現象のことである。実験によ
り、鏡体の表面で結露すると、前述の複屈折δが増大す
ることが判明した。この状態で、更に低い温度になる
と、結露の量がますます増加し、更に氷点以下になる
と、結露した水滴が凍り結晶化する(水が膨脹する)た
め、鏡体の表面で力が発生し、複屈折δが著しく増大す
ることが、同じく実験により判明した。
【0015】ここで、図11は、前記光ファイバ11の
先端部に設けられた光コネクタ12のフェルール21の
部分と、光ファイバ11の先端部が対向した鏡体13と
を示している。光コネクタ12のフェルール21は例え
ばジルコニア製の円柱状部材であり、このフェルール2
1の基端部に例えばステンレス製のフェルール支え22
が装着されている。フェルール21及びフェルール支え
22には、挿通孔21a,22aが軸方向に連通するよ
うに形成されており、フェルール支え22の挿通孔22
aは、フェルール21の挿通孔21aよりも径大に設定
されている。
【0016】これに対して、光ファイバ11は被覆材2
3で覆われており、この被覆材23を光ファイバ11の
先端部で剥がし、露出した光ファイバ11の先端部を、
フェルール支え22の挿通孔22aからフェルール21
の挿通孔21aに先端まで挿入し、被覆材23の部分を
フェルール支え22の挿通孔22aに挿入している。こ
の後、フェルール支え22の挿通孔22aに接着剤24
を注入しており、かくして、光ファイバ11の先端部に
光コネクタ12のフェルール21を装着している。
【0017】一方、鏡体13は、円柱状の金属部材の先
端面を研磨することにより鏡面13aが形成されたもの
で、基端部に上記フェルール支え22と同様の鏡体支え
25が装着されている。そして、鏡体13は、レセプタ
クル26の孔27に挿入されており、このとき、孔27
は半部が余されている。又、この状態で、レセプタクル
26は、外周に張出形成したつば部26aの取付孔28
に通されるねじ等(図示せず)によって適宜の静止部位
に固定されており、この固定状態で、孔27の余された
半部に上記光コネクタ12のフェルール21が挿入さ
れ、このフェルール21の先端面が鏡体13の鏡面13
aに近接対向されている。
【0018】なお、図12は、上記鏡体13及びフェル
ール21の、それぞれレセプタクル26に対する固定を
する締付具29を、フェルール21側で代表して示して
いる。この締付具29は、フェルール支え22(鏡体支
え25)を挟持したホルダ30,31と、フェルール支
え22をホルダ30側からホルダ31側へ付勢したスプ
リング32、ホルダ30に装着されたキャップ33、並
びにホルダ31に回転可能に且つ軸方向に摺動可能に装
着された締付リング34から成っており、その締付リン
グ34の内周部には雌ねじ35が刻設されている。
【0019】この構成で、締付リング34を、雌ねじ3
5により、前記レセプタクル26の外周部に刻設された
雄ねじ36に螺合して螺進させることにより、ホルダ3
0,31を介してフェルール支え22(鏡体支え25)
を相手側方向に締め付けるようになっている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
光コネクタ12のフェルール21と鏡体13を用いた光
学式変流器により電流を測定した結果を図13に示す。
この図13は、上記構成の従来の光学式変流器を、40
〔℃〕、95〔%〕RHの環境下に1週間置き、その
後、その環境温度を110〔℃〕に変えた場合と、70
〔℃〕に変えた場合、30〔℃〕に変えた場合、0
〔℃〕に変えた場合、−20〔℃〕に変えた場合、そし
て−40〔℃〕に変えた場合の、それぞれ真の電流値と
計測値との違いを百分率で表した測定誤差の特性図であ
る。この図13から、測定誤差が、常温より低い温度で
大きくなり、特に氷点を下回る温度では著しく大きくな
ることが分かる。
【0021】以上、述べたように、従来技術における問
題点は、光ファイバ11を保持固定する光コネクタ12
や鏡体13の部分における複屈折δが、環境温度の変化
による結露、更に低温下では結氷により、増加すること
である。実用時においては、特に計測対象機器が電力機
器や屋外設置機器である場合、設置される条件により環
境温度が著しく変化するので、この著しく変化する環境
温度下でも高い精度を維持することが必須である。
【0022】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、環境温度の変化に対して、
測定誤差の少ない、高精度を維持することが可能な光学
式計測装置を提供するにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光学式計測装置は、光ファイバをセンサに
して物理量を計測する光学式計測装置において、第1
に、前記光ファイバの先端部に装着されたフェルール
と、このフェルールを収容した金属製の外筒と、この外
筒に収容されて前記フェルールの先端面に鏡面が対向さ
れた鏡体と、前記フェルールの外周面と前記外筒の内周
面との間、及びフェルールの先端面と前記鏡体の鏡面と
の間、並びに鏡体の外周面と前記外筒の内周面との間を
満たして、それらを接着したシリコーンゴムから成る接
着剤とを具備することを特徴とする。
【0024】このものによれば、金属製の外筒がフェル
ールと鏡体とを覆い、外筒とフェルール及び鏡体との
間、並びにフェルールと鏡体との間をシリコーンゴムか
ら成る接着剤がそれぞれ満たすので、それらにより湿気
の浸入が阻止され、内部、特に鏡体の鏡面で結露が起こ
ることはない。又、接着剤の中に気泡が生じていても、
それは独立した気泡であるため、それが低温に晒されて
も、鏡体の鏡面で結露が起こることはない。よって、環
境温度が氷点以下となっても、鏡体の鏡面で結氷するこ
とはなく、複屈折が著しく増大することがないので、環
境温度の変化に対し、測定誤差の少ない、高精度を維持
することが可能となる。
【0025】本発明の光学式計測装置は、第2に、前記
光ファイバの先端部に装着されたフェルールと、このフ
ェルールの先端面に金属を蒸着して設けられた鏡面と、
この鏡面が設けられたフェルールを収容した金属製の外
筒と、前記フェルールの外周面と前記外筒の内周面との
間を満たして、それらを接着したシリコーンゴムから成
る接着剤と、前記外筒の、前記鏡面側の開口部を密閉し
た密閉手段とを具備することを特徴とする。
【0026】このものによれば、金属製の外筒がフェル
ールを覆い、外筒とフェルールとの間をシリコーンゴム
から成る接着剤が満たす。そして、鏡面がフェルールの
先端面に金属を蒸着して設けられ、更に、この鏡面側の
外筒の開口部を密閉手段により密閉しているから、それ
らにより湿気の浸入が阻止され、内部、特に鏡体の鏡面
で結露が起こることはない。又、この場合も、接着剤の
中に気泡が生じていても、それは独立した気泡であるた
め、それが低温に晒されても、鏡体の鏡面で結露が起こ
ることはない。よって、環境温度が氷点以下となって
も、鏡体の鏡面で結氷することはなく、複屈折が著しく
増大することがないので、環境温度の変化に対し、測定
誤差の少ない、高精度を維持することが可能となる。
【0027】本発明の光学式計測装置は、第3に、上記
金属製の外筒に代えて、合成樹脂製の外筒を具備するこ
とを特徴とする。このものによれば、合成樹脂製の外筒
がフェルールと鏡体を、あるいはフェルールを覆う。そ
のほかは、上記第1の光学式計測装置、又は第2の光学
式計測装置と同様であり、それらと同様に作用する。
【0028】本発明の光学式計測装置は、第4に、前記
光ファイバの先端部に装着されたフェルールと、このフ
ェルールの先端面に鏡面が対向された鏡体、又は金属を
蒸着して設けられた鏡面と、この鏡体又は鏡面とフェル
ールとを覆って成形されたシリコーンゴムから成る第1
のモールド層と、この第1のモールド層を覆って成形さ
れた、前記シリコーンゴムとは異なる種類の合成樹脂か
ら成る第2のモールド層とを具備することを特徴とす
る。このものによれば、第1のモールド層が、上記第1
ないし第3の光学式計測装置の接着剤と同様に作用し、
第2のモールド層が、上記第1ないし第3の光学式計測
装置の外筒や密閉手段と同様に作用する。
【0029】これらの場合、シリコーンゴムには、硬化
後のヤング率が0.1〜100〔MPa〕のものを使用
すると良い。このものでは、光路の断面に発生する主応
力差を小さくでき、それだけ、光路の複屈折を小さく抑
え得ることが、発明者の研究により判明した。
【0030】又、シリコーンゴムに代えて、硬化後のヤ
ング率が0.1〜100〔MPa〕のブチルゴム、フッ
素ゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロルヒドリン
ゴム、アクリル系ゴムのいずれかを使用するのも良い。
このものでも、光路の断面に発生する主応力差を小さく
でき、それだけ、光路の複屈折を小さく抑え得ること
が、発明者の研究により判明した。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1及び図2を参照して説明する。まず、全体の概
略的な構成と動作原理、並びに光ファイバ11、フェル
ール21、及びフェルール支え22の構成と、締付具2
9の構成は、先の図9〜図12にそれぞれ示したのと同
一であり、図示並びに説明を割愛する。本実施例では、
光ファイバ11の先端部から鏡体にかけての構成が従来
と相違するものであり、図1はそれを示している。
【0032】この図1において、外筒41は金属製であ
り、特には、磁場の影響を受けることのない非磁性で、
電気抵抗の比較的大きな金属、例えばステンレス鋼によ
り円筒状に作製したものであり、その内径はフェルール
21の外径よりわずかに大きく、軸方向の両端が開放
し、周壁の厚さは例えば0.2〔mm〕と薄いものであ
る。これに対して、鏡体42は、円柱状の例えば黄銅
や、銅、アルミニウム、ステンレス鋼など、金属部材の
先端面を研磨することにより鏡面42aを形成したもの
であり、その外径は外筒41の内径よりわずかに小さい
ものである。
【0033】しかして、フェルール21の、フェルール
支え22に覆われない部分の外周面と先端面、そして、
鏡体42の外周面には、それぞれシリコーンゴムから成
る接着剤43を塗布しており、この接着剤43を塗布し
たフェルール21の、フェルール支え22に覆われない
部分を、上記外筒41の一方(図中左側)の端面の開放
口から外筒41内に挿入している。
【0034】一方、鏡体42は、鏡面42aを先方にし
て、上記外筒41の他方(図中右側)の端面の開放口か
ら外筒41内に挿入しており、それによって、鏡面42
aを上記フェルール21の先端面にここの接着剤43を
介して当接させ対向させている。この結果、フェルール
21の外周面と外筒41の内周面との間、及びフェルー
ル21の先端面と鏡体42の鏡面42aとの間、並びに
鏡体42の外周面と外筒42の内周面との間には、それ
ぞれシリコーンゴムから成る接着剤43が満たされてい
る。
【0035】この後、それらを図示しない乾燥器に入
れ、120℃で1時間、加熱することによって接着剤4
3を硬化させており、これによって、上記各間を接着固
定している。なお、この場合、接着剤43のシリコーン
ゴムには、硬化後のヤング率が0.1〜100〔MP
a〕のもの、中でも1〔MPa〕のものを使用してい
る。このように構成したものの場合、まず、金属製の外
筒41がフェルール21と鏡体42、特にこれの鏡面4
2aとを覆い、それらへの湿気の接触を断つ。又、この
外筒41とフェルール21及び鏡体42との間は、シリ
コーンゴムから成る接着剤43で満たしており、この接
着剤43によって湿気の浸入が防がれる。そして、毛管
凝縮現象による結露が心配されるフェルール21の先端
面と鏡体42の鏡面42aとの間も、シリコーンゴムか
ら成る接着剤43で満たしており、この接着剤43によ
って湿気の浸入が防がれる。かくして、湿気の浸入がす
べて阻止され、内部、特に鏡体42の鏡面42aで結露
が起こることはない。
【0036】更に、この場合、接着剤43の中に気泡が
生じていても、それは独立した気泡であるため、それが
低温に晒されても、鏡体42の鏡面42aで結露が起こ
ることはない。これらにより、環境温度が氷点以下とな
っても、鏡体42の鏡面42aで結氷することはなく、
複屈折が著しく増大することがないので、環境温度の変
化に対し、測定誤差の少ない、高精度を維持することが
可能となる。
【0037】その効果の一例として、上記構成を用いた
光学式変流器により電流を測定した結果を図2に示す。
この図2は、光学式変流器を、従来のものの測定環境と
同様に、40〔℃〕、95〔%〕RHの環境下に1週間
置き、その後、その環境温度を110〔℃〕に変えた場
合と、70〔℃〕に変えた場合、30〔℃〕に変えた場
合、0〔℃〕に変えた場合、そして−40〔℃〕に変え
た場合の、それぞれ真の電流値と計測値との違いを百分
率で表した測定誤差の特性図である。この図2から分か
るように、測定誤差は光ファイバ11の材質で決まる温
度係数で変化するのみで、氷点を下回る温度でも、測定
誤差が従来のもののように著しく大きくなることはな
い。
【0038】加えて、接着剤43のシリコーンゴムに
は、硬化後のヤング率が0.1〜100〔MPa〕のも
のを使用しており、これによって、光路の断面に発生す
る主応力差を小さくでき、それだけ、光路の複屈折を更
に小さく抑え得、環境温度の変化に対して、より高精度
を維持することが可能であることが発明者の研究により
判明した。
【0039】なお、接着剤43には、上述のシリコーン
ゴムに代えて、硬化後のヤング率が0.1〜100〔M
Pa〕のブチルゴム、フッ素ゴム、エチレンプロピレン
ゴム、エピクロルヒドリンゴム、アクリル系ゴムのいず
れかを使用しても良い。これらでも、シリコーンゴム同
様に、光路の断面に発生する主応力差を小さくでき、光
路の複屈折を更に小さく抑え得ることにより、環境温度
の変化に対して、より高精度を維持することが可能であ
ることが発明者の研究により判明した。
【0040】又、この第1実施例の場合、接着剤43
は、外筒41に対するフェルール21と鏡体42の挿入
前に、それらの前記各部に塗布するものに限られず、挿
入後にそれらと外筒41との隙間に注入するものであっ
ても良い。
【0041】以上に対して、図3ないし図8は本発明の
第2ないし第4実施例を示すもので、それぞれ、第1実
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略
し、異なる部分についてのみ述べる。
【0042】[第2実施例]図3及び図4に示す第2実
施例においては、外筒51に、前述の外筒41と同材質
で、それよりも長さの短い円筒状のものを使用してい
る。又、フェルール21の先端面には、前述の鏡体42
に代わって、例えばアルミニウムや金等の金属を蒸着す
ることにより鏡面52を設けている。
【0043】そして、フェルール21の、フェルール支
え22に覆われない部分の外周面と、鏡面52を設けた
先端面には、それぞれシリコーンゴムから成る接着剤4
3を塗布し、この接着剤43を塗布したフェルール21
の、フェルール支え22に覆われない部分を、上記外筒
51の一方(図中左側)の端面の開放口から外筒51内
に挿入している。この結果、フェルール21の外周面と
外筒51の内周面との間に、シリコーンゴムから成る接
着剤43が満たされている。
【0044】この後、外筒51の他方(図中右側)の端
面の開放口から外筒51内のフェルール21が存すると
ころまでの部分に、シリコーンゴムから成る接着剤43
を注入し、その後に、蓋53を挿入している。この蓋5
3は、例えば黄銅や、銅、アルミニウム、ステンレス鋼
等の金属、又はエポキシ樹脂や、不飽和ポリエステル樹
脂等の熱硬化性樹脂、あるいはポリイミド、ポリエーテ
ルイミド、ナイロン等の熱可塑性樹脂により円盤状に作
製したもので、そのフェルール21側の一面及び外周面
にシリコーンゴムから成る接着剤43を塗布し、この状
態で、上記外筒51内に挿入している。
【0045】かくして、外筒51の、前記鏡面52側の
開口部を密閉しており、従って、この場合、外筒51の
他方の端面の開放口から外筒51内に注入した接着剤4
3と、蓋53、及びこれの一面及び外周面に塗布した接
着剤43は、外筒51の、前記鏡面52側の開口部を密
閉する密閉手段として機能するものである。
【0046】なお、この密閉手段としては、外筒51の
他方の端面の開放口から外筒51内に注入した接着剤4
3だけであっても良く、あるいは蓋53、及びこれの一
面及び外周面に塗布した接着剤43だけであっても良
い。又、前記フェルール21には、接着剤43を外周面
にのみ塗布するようにしても良い。更に、この場合も、
フェルール21と外筒51との間の接着剤43は、外筒
51に対するフェルール21の挿入前に、フェルール2
1に塗布するものに限られず、挿入後にそれらフェルー
ル21と外筒51との隙間に注入するものであっても良
い。
【0047】この後、それらを図示しない乾燥器に入
れ、前述同様に、120℃で1時間、加熱することによ
って接着剤43を硬化させており、これによって、上記
各部材間を接着固定している。なお、この場合も、接着
剤43のシリコーンゴムには、硬化後のヤング率が0.
1〜100〔MPa〕のもの、中でも1〔MPa〕のも
のを使用しているが、それに代え、硬化後のヤング率が
0.1〜100〔MPa〕のブチルゴム、フッ素ゴム、
エチレンプロピレンゴム、エピクロルヒドリンゴム、ア
クリル系ゴムのいずれかを使用するようにしても良い。
【0048】このように構成したものの場合、まず、金
属製の外筒51がフェルール21をを覆い、フェルール
21への湿気の接触を断つ。又、この外筒51とフェル
ール21との間は、シリコーンゴムから成る接着剤43
で満たしており、この接着剤43によって湿気の浸入が
防がれる。そして、鏡面52がフェルール21の先端面
に金属を蒸着して設けられ、更に、この鏡面52側の外
筒51の開口部を密閉手段により密閉しているから、こ
れらによっても湿気の浸入が防がれる。かくして、湿気
の浸入がすべて阻止され、内部、特に鏡面52で結露が
起こることはない。
【0049】又、この場合も、接着剤43の中に気泡が
生じていても、それは独立した気泡であるため、それが
低温に晒されても、鏡面52で結露が起こることはな
い。これらにより、環境温度が氷点以下となっても、鏡
面52で結氷することはなく、複屈折が著しく増大する
ことがないので、環境温度の変化に対し、測定誤差の少
ない、高精度を維持することが可能となる。
【0050】その効果の一例として、上記構成を用いた
光学式変流器により電流を測定した結果を図4に示す。
この図4は、光学式変流器を、第1実施例のものと同様
の環境条件を与えて、それぞれ真の電流値と計測値との
違いを百分率で表した測定誤差の特性図である。
【0051】この図4から分かるように、測定誤差は、
第1実施例のもの同様に、光ファイバ11の材質で決ま
る温度係数で変化するのみで、氷点を下回る温度でも、
測定誤差が従来のもののように著しく大きくなることは
ない。
【0052】[第3実施例]図5及び図6に示す第3実
施例においては、外筒61に、前述の金属製の外筒4
1,51に代えて、水蒸気の拡散が遅い合成樹脂製のも
のを使用している。その合成樹脂としては、エポキシ樹
脂や、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂、ある
いはポリイミド、ポリエーテルイミド、ナイロン等の熱
可塑性樹脂であり、それを射出成形して周壁の厚さが例
えば0.5〔mm〕の円筒状に形成している。
【0053】それ以外は、上記第2実施例と同様であ
り、従って、第2実施例同様の作用効果を得ることがで
きる。その効果の一例として、上記構成を用いた光学式
変流器により電流を測定した結果を図6に示す。この図
6は、光学式変流器を、第1実施例のものと同様の環境
条件を与えて、それぞれ真の電流値と計測値との違いを
百分率で表した測定誤差の特性図である。
【0054】この図6から分かるように、測定誤差は、
第1実施例のもの同様に、光ファイバ11の材質で決ま
る温度係数で変化するのみで、氷点を下回る温度でも、
測定誤差が従来のもののように著しく大きくなることは
ない。なお、この場合、外筒61以外の構成は、第1実
施例と同様にしても良い。
【0055】[第4実施例]図7及び図8に示す第4実
施例においては、フェルール21の先端面に、第2実施
例同様に、例えばアルミニウムや金等の金属を蒸着する
ことにより鏡面52を設けている。この鏡面52を設け
たフェルール21を図示しないゴム成形機の型に入れ、
この型にシリコーンゴムを注入して、このシリコーンゴ
ムを成形することにより、フェルール21、特にこれの
フェルール支え22に覆われない部分及び鏡面52を覆
う第1のモールド層71を設けている。
【0056】この場合も、シリコーンゴムには、硬化後
のヤング率が0.1〜100〔MPa〕のもの、中でも
1〔MPa〕のものを使用しているが、それに代え、硬
化後のヤング率が0.1〜100〔MPa〕のブチルゴ
ム、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロル
ヒドリンゴム、アクリル系ゴムのいずれかを使用するよ
うにしても良い。
【0057】次いで、上述の第1のモールド層71で覆
ったフェルール21及び鏡面52を、図示しない射出成
形機の型に入れ、この型にシリコーンゴムとは異なる種
類の合成樹脂、例えばエポキシ樹脂や、不飽和ポリエス
テル樹脂等の熱硬化性樹脂、あるいはポリイミド、ポリ
エーテルイミド、ナイロン等の熱可塑性樹脂を注入し
て、この合成樹脂を成形することにより、第1のモール
ド層71を覆う第2のモールド層72を設けている。
【0058】このものによれば、第1のモールド層71
が、上記第1ないし第3実施例の接着剤43と同様に作
用し、第2のモールド層72が、上記第1ないし第3実
施例の外筒41,51,61や密閉手段と同様に作用す
る。従って、この場合にも、第1ないし第3実施例と同
様の作用効果を得ることができる。その効果の一例とし
て、上記構成を用いた光学式変流器により電流を測定し
た結果を図8に示す。この図8は、光学式変流器を、第
1実施例のものと同様の環境条件を与えて、それぞれ真
の電流値と計測値との違いを百分率で表した測定誤差の
特性図である。
【0059】この図8から分かるように、測定誤差は、
第1実施例のもの同様に、光ファイバ11の材質で決ま
る温度係数で変化するのみで、氷点を下回る温度でも、
測定誤差が従来のもののように著しく大きくなることは
ない。なお、この場合、フェルール21の先端面には、
金属を蒸着して鏡面を設けるのに代え、第1実施例の鏡
体42の鏡面42aを対向させるようにしても良い。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
環境温度の変化に対して、特に鏡面に結露、結氷を生じ
ることがなく、複屈折が著しく増大することのないよう
にできるから、測定誤差を少なくでき、高精度を維持す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す主要部分の縦断側面
【図2】測定誤差の特性図
【図3】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図4】図2相当図
【図5】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図6】図2相当図
【図7】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図8】図2相当図
【図9】光学式変流器の概略構成図
【図10】光学式変流器の電気構成図
【図11】従来例を示す図1相当図
【図12】主要部分の固定に供する部分の破断側面図
【図13】図2相当図
【符号の説明】
11は光ファイバ、21はフェルール、41は外筒、4
2は鏡体、42aは鏡面、43は接着剤(密閉手段)、
51は外筒、52は鏡面、53は蓋(密閉手段)、61
は外筒、71は第1のモールド層、72は第2のモール
ド層を示す。
フロントページの続き (72)発明者 青木 経子 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 Fターム(参考) 2F103 BA00 BA01 CA06 CA08 EB35 EC09 EC11 FA02 FA04 GA07 GA16 2G025 AA09 AB10 AB13 2H038 AA03 AA04 AA05 AA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバをセンサにして物理量を計測
    する光学式計測装置において、 前記光ファイバの先端部に装着されたフェルールと、 このフェルールを収容した金属製の外筒と、 この外筒に収容されて前記フェルールの先端面に鏡面が
    対向された鏡体と、 前記フェルールの外周面と前記外筒の内周面との間、及
    びフェルールの先端面と前記鏡体の鏡面との間、並びに
    鏡体の外周面と前記外筒の内周面との間を満たして、そ
    れらを接着したシリコーンゴムから成る接着剤とを具備
    することを特徴とする光学式計測装置。
  2. 【請求項2】 光ファイバをセンサにして物理量を計測
    する光学式計測装置において、 前記光ファイバの先端部に装着されたフェルールと、 このフェルールの先端面に金属を蒸着して設けられた鏡
    面と、 この鏡面が設けられたフェルールを収容した金属製の外
    筒と、 前記フェルールの外周面と前記外筒の内周面との間を満
    たして、それらを接着したシリコーンゴムから成る接着
    剤と、 前記外筒の、前記鏡面側の開口部を密閉した密閉手段と
    を具備することを特徴とする光学式計測装置。
  3. 【請求項3】 金属製の外筒に代えて、合成樹脂製の外
    筒を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の光
    学式計測装置。
  4. 【請求項4】 光ファイバをセンサにして物理量を計測
    する光学式計測装置において、 前記光ファイバの先端部に装着されたフェルールと、 このフェルールの先端面に鏡面が対向された鏡体、又は
    金属を蒸着して設けられた鏡面と、 この鏡体又は鏡面とフェルールとを覆って成形されたシ
    リコーンゴムから成る第1のモールド層と、 この第1のモールド層を覆って成形された、前記シリコ
    ーンゴムとは異なる種類の合成樹脂から成る第2のモー
    ルド層とを具備することを特徴とする光学式計測装置。
  5. 【請求項5】 シリコーンゴムに、硬化後のヤング率が
    0.1〜100〔MPa〕のものを使用したことを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれかに記載の光学式計測
    装置。
  6. 【請求項6】 シリコーンゴムに代えて、硬化後のヤン
    グ率が0.1〜100〔MPa〕のブチルゴム、フッ素
    ゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロルヒドリンゴ
    ム、アクリル系ゴムのいずれかを使用したことを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の光学式計測装
    置。
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