JP2000271375A - 洗濯乾燥機 - Google Patents
洗濯乾燥機Info
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- JP2000271375A JP2000271375A JP11082838A JP8283899A JP2000271375A JP 2000271375 A JP2000271375 A JP 2000271375A JP 11082838 A JP11082838 A JP 11082838A JP 8283899 A JP8283899 A JP 8283899A JP 2000271375 A JP2000271375 A JP 2000271375A
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乾燥行程中に高温多湿の空気が洗濯兼脱水槽
や外槽からトップカバーの下方に上昇してきても、ここ
に滞留することを防止して表示部が結露することを防
ぎ、表示の数字を読み取りやすくして使い勝手のよい洗
濯乾燥機を得る。 【解決手段】 外箱１と、この外箱１内に支持された外
槽２と、この外槽２内に回転自在に配設された洗濯兼脱
水槽９と、前記洗濯兼脱水槽９に温風を供給する温風供
給手段としての発熱装置１８と送風ファン１９と送風ダ
クト２０とを備え、外箱１の上部に取り付けたトップカ
バー４に表示部２２を配設した洗濯乾燥機において、温
風供給手段が動作する乾燥行程中に、前記表示部２２に
外気を送風する送風手段としての送風ホース２４を設け
た。
や外槽からトップカバーの下方に上昇してきても、ここ
に滞留することを防止して表示部が結露することを防
ぎ、表示の数字を読み取りやすくして使い勝手のよい洗
濯乾燥機を得る。 【解決手段】 外箱１と、この外箱１内に支持された外
槽２と、この外槽２内に回転自在に配設された洗濯兼脱
水槽９と、前記洗濯兼脱水槽９に温風を供給する温風供
給手段としての発熱装置１８と送風ファン１９と送風ダ
クト２０とを備え、外箱１の上部に取り付けたトップカ
バー４に表示部２２を配設した洗濯乾燥機において、温
風供給手段が動作する乾燥行程中に、前記表示部２２に
外気を送風する送風手段としての送風ホース２４を設け
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾燥機能を有する
洗濯乾燥機に関するものである。
洗濯乾燥機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】かかる洗濯乾燥機は、例えば図５に示す
ように外箱１内に外槽２である水槽を防振装置７を介し
て搖動自在に支持し、該外槽２の内部に、多数の脱水孔
３を穿設し、内底部に回転翼８を設けた洗濯兼脱水槽９
を回転自在に配設し、外槽２の外底部にはモータ１０を
配設し、該モータ１０の回転駆動軸をモータプーリ１
１、ベルト１２、主軸プーリ１３を介して機構部１４に
連結する。該機構部１４は前記主軸プーリ１３が連結す
る減速機と、該減速機が連結される前記モータ１０から
の回転駆動を洗濯兼脱水槽９に伝達するか、回転翼３に
伝達するかを切り換えるためのクラッチとで構成する。
ように外箱１内に外槽２である水槽を防振装置７を介し
て搖動自在に支持し、該外槽２の内部に、多数の脱水孔
３を穿設し、内底部に回転翼８を設けた洗濯兼脱水槽９
を回転自在に配設し、外槽２の外底部にはモータ１０を
配設し、該モータ１０の回転駆動軸をモータプーリ１
１、ベルト１２、主軸プーリ１３を介して機構部１４に
連結する。該機構部１４は前記主軸プーリ１３が連結す
る減速機と、該減速機が連結される前記モータ１０から
の回転駆動を洗濯兼脱水槽９に伝達するか、回転翼３に
伝達するかを切り換えるためのクラッチとで構成する。
【０００３】外槽２の底部には排水ホース１５を接続
し、該排水ホース１５の途中に排水バルブ１６を設け、
外箱１の上部開口には蓋１７を有するトップカバー４を
設け、該トップカバー４の下面で洗濯機の洗濯機の前側
に洗濯内容などを表示する表示基板２１で構成される表
示部を設けている。
し、該排水ホース１５の途中に排水バルブ１６を設け、
外箱１の上部開口には蓋１７を有するトップカバー４を
設け、該トップカバー４の下面で洗濯機の洗濯機の前側
に洗濯内容などを表示する表示基板２１で構成される表
示部を設けている。
【０００４】また、外箱１の内底部に温風供給装置とし
てヒータなどの発熱装置１８と送風ファン１９を配設
し、この温風供給装置に接続する送風ダクト２０を外箱
１の内部で外槽２の背面側にそってトップカバー４の下
方に立ち上げ、先端を外槽２の上方位置で、洗濯兼脱水
槽９および外槽２に向けて開口する。
てヒータなどの発熱装置１８と送風ファン１９を配設
し、この温風供給装置に接続する送風ダクト２０を外箱
１の内部で外槽２の背面側にそってトップカバー４の下
方に立ち上げ、先端を外槽２の上方位置で、洗濯兼脱水
槽９および外槽２に向けて開口する。
【０００５】かかる洗濯乾燥機において、全自動コース
を選択した場合は洗濯兼脱水槽９内に洗濯物と洗剤を投
入すれば、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程が自動的に
進行し、最後に乾燥行程に移行する。また、マニュアル
で乾燥工程だけを選択した場合は、乾燥行程では発熱装
置１８と送風ファン１９が作動して送風ダクト２０から
温風が洗濯兼脱水槽９内に供給され、この温風に洗濯物
が接触することで洗濯物に含まれている水分が蒸発し、
洗濯物が乾燥する。
を選択した場合は洗濯兼脱水槽９内に洗濯物と洗剤を投
入すれば、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程が自動的に
進行し、最後に乾燥行程に移行する。また、マニュアル
で乾燥工程だけを選択した場合は、乾燥行程では発熱装
置１８と送風ファン１９が作動して送風ダクト２０から
温風が洗濯兼脱水槽９内に供給され、この温風に洗濯物
が接触することで洗濯物に含まれている水分が蒸発し、
洗濯物が乾燥する。
【０００６】洗濯物からの水分を奪った温風は多湿とな
り、この高温多湿の空気は洗濯兼脱水槽９や外槽２の内
部を上昇し、上部を蓋１７で閉塞された外箱１の内部の
上部に溜まる。なお、外箱１の底部は開口に形成されて
はいるが、熱交換後の高温多湿の空気は上昇するため、
底部の開口からは排出されにくく、熱交換後のほとんど
の空気がトップカバー４の下方に滞留する。
り、この高温多湿の空気は洗濯兼脱水槽９や外槽２の内
部を上昇し、上部を蓋１７で閉塞された外箱１の内部の
上部に溜まる。なお、外箱１の底部は開口に形成されて
はいるが、熱交換後の高温多湿の空気は上昇するため、
底部の開口からは排出されにくく、熱交換後のほとんど
の空気がトップカバー４の下方に滞留する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】トップカバー４の下方
に滞留する高温多湿の空気のうちの一部は表示基板２１
の部分にも接触することになるが、表示基板２１に設け
てある例えば発光ダイオード（ＬＥＤ）の７セグメント
による表示部は洗濯機外に向けて配設してあるため、温
度の低い外気と表示基板２１付近に滞留する高温の空気
との温度差によって、該表示基板２１に結露が発生す
る。
に滞留する高温多湿の空気のうちの一部は表示基板２１
の部分にも接触することになるが、表示基板２１に設け
てある例えば発光ダイオード（ＬＥＤ）の７セグメント
による表示部は洗濯機外に向けて配設してあるため、温
度の低い外気と表示基板２１付近に滞留する高温の空気
との温度差によって、該表示基板２１に結露が発生す
る。
【０００８】このため、特に発光ダイオード（ＬＥＤ）
の７セグメントによる表示部の表示が見づらくなり、使
用者にとってこの表示部に表示された時間などの数字が
読み取りにくくなって使い勝手のよくないものになって
いた。
の７セグメントによる表示部の表示が見づらくなり、使
用者にとってこの表示部に表示された時間などの数字が
読み取りにくくなって使い勝手のよくないものになって
いた。
【０００９】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、乾燥行程中に高温多湿の空気が洗濯兼脱水槽や外槽
からトップカバーの下方に上昇してきても、ここに滞留
することを防止して表示部が結露することを防ぎ、表示
の数字を読み取りやすくして使い勝手のよい洗濯乾燥機
を提供することにある。
し、乾燥行程中に高温多湿の空気が洗濯兼脱水槽や外槽
からトップカバーの下方に上昇してきても、ここに滞留
することを防止して表示部が結露することを防ぎ、表示
の数字を読み取りやすくして使い勝手のよい洗濯乾燥機
を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第１に、外箱と、この外箱内に支持された外
槽と、この外槽内に回転自在に配設された脱水槽と、前
記脱水槽に温風を供給する温風供給手段とを備え、外箱
の上部に取り付けたトップカバーに表示部を配設した洗
濯乾燥機において、温風供給手段が動作する乾燥行程中
に、前記表示部に外気を送風する送風手段を設けたこと
により、乾燥行程中に発生する高温多湿の空気がトップ
カバーの下方に上昇しても送風手段によりトップカバー
の下方に外気が送られてくる、よって、表示部の箇所に
おいて洗濯機の内部と外部との温度差を少なくでき、表
示部に結露することを防止でき、表示部の数字などが読
み取りにくくなることがない。
するため、第１に、外箱と、この外箱内に支持された外
槽と、この外槽内に回転自在に配設された脱水槽と、前
記脱水槽に温風を供給する温風供給手段とを備え、外箱
の上部に取り付けたトップカバーに表示部を配設した洗
濯乾燥機において、温風供給手段が動作する乾燥行程中
に、前記表示部に外気を送風する送風手段を設けたこと
により、乾燥行程中に発生する高温多湿の空気がトップ
カバーの下方に上昇しても送風手段によりトップカバー
の下方に外気が送られてくる、よって、表示部の箇所に
おいて洗濯機の内部と外部との温度差を少なくでき、表
示部に結露することを防止でき、表示部の数字などが読
み取りにくくなることがない。
【００１１】第２に、前記温風供給手段を発熱装置と送
風ファンと送風ダクトとで構成し、前記送風手段は前記
送風ダクトの発熱装置よりも上流側に連通する送風ホー
スとしたから、温風供給手段で取り込む外気の一部を発
熱装置で加熱される前の段階で送風ホースに導入してト
ップカバーの下方の表示部に送風する。よって、表示部
へ外気を送風するための機構の一部を温風供給手段の一
部と共用でき、構造簡単で外箱内に配設する場合のスペ
ースも少なくてすむ。
風ファンと送風ダクトとで構成し、前記送風手段は前記
送風ダクトの発熱装置よりも上流側に連通する送風ホー
スとしたから、温風供給手段で取り込む外気の一部を発
熱装置で加熱される前の段階で送風ホースに導入してト
ップカバーの下方の表示部に送風する。よって、表示部
へ外気を送風するための機構の一部を温風供給手段の一
部と共用でき、構造簡単で外箱内に配設する場合のスペ
ースも少なくてすむ。
【００１２】第３に、前記温風供給手段を外箱内の底部
に配設した発熱装置と送風ファンと、これら発熱装置と
送風ファンに接続して脱水槽の上部に開口する送風ダク
トとで構成し、前記送風ダクトを区画板で２つの送風路
に区画し、一方の送風路に発熱装置を配設し、発熱装置
が配設されない側の送風路の上端に送風ホースを接続す
ることにより、表示部へ外気を送風するための機構の一
部を温風供給手段の送風ダクトの一部と共用でき、外箱
の底部から吸い込んだ外気を上部に送風するための部材
を格別に設ける必要がない。
に配設した発熱装置と送風ファンと、これら発熱装置と
送風ファンに接続して脱水槽の上部に開口する送風ダク
トとで構成し、前記送風ダクトを区画板で２つの送風路
に区画し、一方の送風路に発熱装置を配設し、発熱装置
が配設されない側の送風路の上端に送風ホースを接続す
ることにより、表示部へ外気を送風するための機構の一
部を温風供給手段の送風ダクトの一部と共用でき、外箱
の底部から吸い込んだ外気を上部に送風するための部材
を格別に設ける必要がない。
【００１３】第４に、前記温風供給手段を外箱内の上部
に配設した発熱装置と底部に配設した送風ファンとこれ
ら発熱装置と送風ファンを接続して脱水槽の上部に開口
する送風ダクトとで構成し、発熱装置よりも上流側で送
風ダクトに送風ホースを接続することにより、表示部へ
外気を送風するための機構の一部を温風供給手段の送風
ダクトと共用でき、外箱の底部から吸い込んだ外気を上
部に送風するための部材を格別に設ける必要がない。さ
らに、発熱装置は外箱内の上部に配設したから、送風ダ
クトで外箱内の上部に送風される空気は全て加熱前のも
のであり、該送風ダクトから送風ホースを介して分岐し
た直後の空気が表示部に送られるから、ほとんど外気温
度と等しい温度の空気を表示部に供給できる。
に配設した発熱装置と底部に配設した送風ファンとこれ
ら発熱装置と送風ファンを接続して脱水槽の上部に開口
する送風ダクトとで構成し、発熱装置よりも上流側で送
風ダクトに送風ホースを接続することにより、表示部へ
外気を送風するための機構の一部を温風供給手段の送風
ダクトと共用でき、外箱の底部から吸い込んだ外気を上
部に送風するための部材を格別に設ける必要がない。さ
らに、発熱装置は外箱内の上部に配設したから、送風ダ
クトで外箱内の上部に送風される空気は全て加熱前のも
のであり、該送風ダクトから送風ホースを介して分岐し
た直後の空気が表示部に送られるから、ほとんど外気温
度と等しい温度の空気を表示部に供給できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図１は本発明の洗濯乾燥機の
第１実施形態を示す縦断側面図、図２は同上背面側の説
明図、図３は同上平面側の説明図で、図５に示した従来
例と同一の構成要素には同一の参照符号を付してあり、
ここでの詳細な説明は省略する。本発明の洗濯乾燥機も
外箱１内に配設した外槽２の内部に洗濯兼脱水槽９を回
転自在に配設し、外箱１の上部開口に蓋１７を備えたト
ップカバー４を取り付けた。
の形態を詳細に説明する。図１は本発明の洗濯乾燥機の
第１実施形態を示す縦断側面図、図２は同上背面側の説
明図、図３は同上平面側の説明図で、図５に示した従来
例と同一の構成要素には同一の参照符号を付してあり、
ここでの詳細な説明は省略する。本発明の洗濯乾燥機も
外箱１内に配設した外槽２の内部に洗濯兼脱水槽９を回
転自在に配設し、外箱１の上部開口に蓋１７を備えたト
ップカバー４を取り付けた。
【００１５】また、外箱１の内に温風供給装置としてヒ
ータなどの発熱装置１８と送風ファン１９を配設し、こ
の温風供給装置に接続する送風ダクト２０を外箱１の内
部で外槽２の背面側にそってトップカバー４の下方に立
ち上げ、先端を外槽２の上方位置で、洗濯兼脱水槽９お
よび外槽２に向けて開口する。
ータなどの発熱装置１８と送風ファン１９を配設し、こ
の温風供給装置に接続する送風ダクト２０を外箱１の内
部で外槽２の背面側にそってトップカバー４の下方に立
ち上げ、先端を外槽２の上方位置で、洗濯兼脱水槽９お
よび外槽２に向けて開口する。
【００１６】かかる構成の洗濯乾燥機において、本発明
では前記送風ダクト２０を区画板２３で長さ方向を区画
して第１の送風路２０ａと第２の送風路２０ｂとに２分
割し、両送風路２０ａ，２０ｂに跨がるようにして下端
の開口に送風ファン１９を配設し、一方の第１の送風路
２０ａの内部の下方に発熱装置１８を配設する。
では前記送風ダクト２０を区画板２３で長さ方向を区画
して第１の送風路２０ａと第２の送風路２０ｂとに２分
割し、両送風路２０ａ，２０ｂに跨がるようにして下端
の開口に送風ファン１９を配設し、一方の第１の送風路
２０ａの内部の下方に発熱装置１８を配設する。
【００１７】そして、第１の送風路２０ａの上端の開口
を洗濯兼脱水槽９と外槽２の上方に開口し、第２の送風
路２０ｂの上端の開口を送風ホース２４に接続し、該送
風ホース２４をトップカバー４の下方で水平に配設して
その先端を表示基板２１の表示部２２に向けて開口す
る。
を洗濯兼脱水槽９と外槽２の上方に開口し、第２の送風
路２０ｂの上端の開口を送風ホース２４に接続し、該送
風ホース２４をトップカバー４の下方で水平に配設して
その先端を表示基板２１の表示部２２に向けて開口す
る。
【００１８】次に表示部２２の結露を防止する方法につ
いて説明する。乾燥行程時には、送風ファン１９により
外箱１の底部から吸い込まれた外気が、加熱装置１８で
加熱されて温風となって送風ダクト２０の第１の送風路
２０ａを通って洗濯兼脱水槽９内に吹き出され、洗濯兼
脱水槽９内の洗濯物と接触する。そして、洗濯物に含ま
れている水分を奪って高温多湿の空気となって、洗濯兼
脱水槽９や外槽２の上方に上昇する。上昇気流となって
上昇したこの高温多湿の空気はトップカバー４の下方に
滞留し、一部は表示基板２１の表示部２２の箇所にも流
れる。
いて説明する。乾燥行程時には、送風ファン１９により
外箱１の底部から吸い込まれた外気が、加熱装置１８で
加熱されて温風となって送風ダクト２０の第１の送風路
２０ａを通って洗濯兼脱水槽９内に吹き出され、洗濯兼
脱水槽９内の洗濯物と接触する。そして、洗濯物に含ま
れている水分を奪って高温多湿の空気となって、洗濯兼
脱水槽９や外槽２の上方に上昇する。上昇気流となって
上昇したこの高温多湿の空気はトップカバー４の下方に
滞留し、一部は表示基板２１の表示部２２の箇所にも流
れる。
【００１９】一方、送風ファン１９により吸い込まれ送
風ダクト２０の第２の送風路２０ｂを流れる外気は、加
熱されることなくそのまま送風ホース２４に流れ、ここ
から表示部２２に向けて吐出される。これにより、表示
部２２の近傍に流れてきた高温多湿の空気がふき散らさ
れ、表示部２２の近傍の空気と外気との温度差を少なく
できる。よって、温度差が原因で発生する表示部２２の
結露を防止できる。
風ダクト２０の第２の送風路２０ｂを流れる外気は、加
熱されることなくそのまま送風ホース２４に流れ、ここ
から表示部２２に向けて吐出される。これにより、表示
部２２の近傍に流れてきた高温多湿の空気がふき散らさ
れ、表示部２２の近傍の空気と外気との温度差を少なく
できる。よって、温度差が原因で発生する表示部２２の
結露を防止できる。
【００２０】図４は第２実施形態として平面側の説明図
を示し、発熱装置１８をトップカバー４の下方に配設
し、該発熱装置１８の近傍の上流側の位置で送風ダクト
２０に送風ホース２４を接続した。これにより、下方の
送風ファン１９によって送風ダクト２０に吸い込まれた
外気は該送風ダクト２０内を上方に流れ、一部の外気は
発熱装置１８で加熱されて洗濯兼脱水槽９内に吹き出さ
れ、洗濯兼脱水槽９内の洗濯物と接触する。
を示し、発熱装置１８をトップカバー４の下方に配設
し、該発熱装置１８の近傍の上流側の位置で送風ダクト
２０に送風ホース２４を接続した。これにより、下方の
送風ファン１９によって送風ダクト２０に吸い込まれた
外気は該送風ダクト２０内を上方に流れ、一部の外気は
発熱装置１８で加熱されて洗濯兼脱水槽９内に吹き出さ
れ、洗濯兼脱水槽９内の洗濯物と接触する。
【００２１】他方、送風ダクト２０内を上方に流れた外
気の残りはそのまま送風ホース２４に流れ、ほぼ外気の
温度と等しい状態で表示部２２に向かって吐出される。
これにより、乾燥運転によって表示部２２の近傍に流れ
てきた高温多湿の空気がふき散らされ、表示部２２の近
傍の空気と外気との温度差を少なくできる。よって、温
度差が原因で発生する表示部２２の結露を防止できる。
気の残りはそのまま送風ホース２４に流れ、ほぼ外気の
温度と等しい状態で表示部２２に向かって吐出される。
これにより、乾燥運転によって表示部２２の近傍に流れ
てきた高温多湿の空気がふき散らされ、表示部２２の近
傍の空気と外気との温度差を少なくできる。よって、温
度差が原因で発生する表示部２２の結露を防止できる。
【００２２】この第２実施形態の場合は、送風ホース２
４と分岐した後の外気を加熱するから、第１実施形態の
ように送風ホース２４に供給される外気が、直接的でな
くても区画板２３を介して間接的に発熱装置１８によっ
て加熱された温風と接触することが全くなく、ほとんど
外気と等しい温度の空気を表示部２２に供給でき、効果
的である。
４と分岐した後の外気を加熱するから、第１実施形態の
ように送風ホース２４に供給される外気が、直接的でな
くても区画板２３を介して間接的に発熱装置１８によっ
て加熱された温風と接触することが全くなく、ほとんど
外気と等しい温度の空気を表示部２２に供給でき、効果
的である。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように本発明の洗濯乾燥機
は、第１に、外箱と、この外箱内に支持された外槽と、
この外槽内に回転自在に配設された脱水槽と、前記脱水
槽に温風を供給する温風供給手段とを備え、外箱の上部
に取り付けたトップカバーに表示部を配設した洗濯乾燥
機において、温風供給手段が動作する乾燥行程中に、前
記表示部に外気を送風する送風手段を設けたことによ
り、乾燥行程中に発生する高温多湿の空気がトップカバ
ーの下方に上昇しても送風手段によりトップカバーの下
方に外気が送られてくる、よって、表示部の箇所におい
て洗濯機の内部と外部との温度差を少なくでき、表示部
に結露することを防止でき、表示部の数字などが読み取
りにくくなることがない。
は、第１に、外箱と、この外箱内に支持された外槽と、
この外槽内に回転自在に配設された脱水槽と、前記脱水
槽に温風を供給する温風供給手段とを備え、外箱の上部
に取り付けたトップカバーに表示部を配設した洗濯乾燥
機において、温風供給手段が動作する乾燥行程中に、前
記表示部に外気を送風する送風手段を設けたことによ
り、乾燥行程中に発生する高温多湿の空気がトップカバ
ーの下方に上昇しても送風手段によりトップカバーの下
方に外気が送られてくる、よって、表示部の箇所におい
て洗濯機の内部と外部との温度差を少なくでき、表示部
に結露することを防止でき、表示部の数字などが読み取
りにくくなることがない。
【００２４】第２に、前記温風供給手段を発熱装置と送
風ファンと送風ダクトとで構成し、前記送風手段は前記
送風ダクトの発熱装置よりも上流側に連通する送風ホー
スとしたから、温風供給手段で取り込む外気の一部を発
熱装置で加熱される前の段階で送風ホースに導入してト
ップカバーの下方の表示部に送風する。よって、表示部
へ外気を送風するための機構の一部を温風供給手段の一
部と共用でき、構造簡単で外箱内に配設する場合のスペ
ースも少なくてすむ。
風ファンと送風ダクトとで構成し、前記送風手段は前記
送風ダクトの発熱装置よりも上流側に連通する送風ホー
スとしたから、温風供給手段で取り込む外気の一部を発
熱装置で加熱される前の段階で送風ホースに導入してト
ップカバーの下方の表示部に送風する。よって、表示部
へ外気を送風するための機構の一部を温風供給手段の一
部と共用でき、構造簡単で外箱内に配設する場合のスペ
ースも少なくてすむ。
【００２５】第３に、前記温風供給手段を外箱内の底部
に配設した発熱装置と送風ファンと、これら発熱装置と
送風ファンに接続して脱水槽の上部に開口する送風ダク
トとで構成し、前記送風ダクトを区画板で２つの送風路
に区画し、一方の送風路に発熱装置を配設し、発熱装置
が配設されない側の送風路の上端に送風ホースを接続す
ることにより、表示部へ外気を送風するための機構の一
部を温風供給手段の送風ダクトの一部と共用でき、外箱
の底部から吸い込んだ外気を上部に送風するための部材
を格別に設ける必要がない。
に配設した発熱装置と送風ファンと、これら発熱装置と
送風ファンに接続して脱水槽の上部に開口する送風ダク
トとで構成し、前記送風ダクトを区画板で２つの送風路
に区画し、一方の送風路に発熱装置を配設し、発熱装置
が配設されない側の送風路の上端に送風ホースを接続す
ることにより、表示部へ外気を送風するための機構の一
部を温風供給手段の送風ダクトの一部と共用でき、外箱
の底部から吸い込んだ外気を上部に送風するための部材
を格別に設ける必要がない。
【００２６】第４に、前記温風供給手段を外箱内の上部
に配設した発熱装置と底部に配設した送風ファンとこれ
ら発熱装置と送風ファンを接続して脱水槽の上部に開口
する送風ダクトとで構成し、発熱装置よりも上流側で送
風ダクトに送風ホースを接続することにより、表示部へ
外気を送風するための機構の一部を温風供給手段の送風
ダクトと共用でき、外箱の底部から吸い込んだ外気を上
部に送風するための部材を格別に設ける必要がない。さ
らに、発熱装置は外箱内の上部に配設したから、送風ダ
クトで外箱内の上部に送風される空気は全て加熱前のも
のであり、該送風ダクトから送風ホースを介して分岐し
た直後の空気が表示部に送られるから、ほとんど外気温
度と等しい温度の空気を表示部に供給できるものであ
る。
に配設した発熱装置と底部に配設した送風ファンとこれ
ら発熱装置と送風ファンを接続して脱水槽の上部に開口
する送風ダクトとで構成し、発熱装置よりも上流側で送
風ダクトに送風ホースを接続することにより、表示部へ
外気を送風するための機構の一部を温風供給手段の送風
ダクトと共用でき、外箱の底部から吸い込んだ外気を上
部に送風するための部材を格別に設ける必要がない。さ
らに、発熱装置は外箱内の上部に配設したから、送風ダ
クトで外箱内の上部に送風される空気は全て加熱前のも
のであり、該送風ダクトから送風ホースを介して分岐し
た直後の空気が表示部に送られるから、ほとんど外気温
度と等しい温度の空気を表示部に供給できるものであ
る。
【図１】本発明の洗濯乾燥機の第１実施形態を示す縦断
側面図である。
側面図である。
【図２】本発明の洗濯乾燥機の第１実施形態を示す背面
側の説明図である。
側の説明図である。
【図３】本発明の洗濯乾燥機の第１実施形態を示す平面
側の説明図である。
側の説明図である。
【図４】本発明の洗濯乾燥機の第２実施形態を示す平面
側の説明図である。
側の説明図である。
【図５】従来の洗濯乾燥機の縦断側面図である。
１…外箱， ２…外槽， ３…
脱水孔，４…トップカバー， ７…防振装置，
８…回転翼 ９…洗濯兼脱水槽，１０…モータ， １１…モ
ータプーリ， １２…ベルト，１３…主軸プーリ，
１４…機構部， １５…排水ホース １６…排水弁， １７…蓋， １８
…発熱装置，１９…送風ファン， ２０…送風ダク
ト， ２０ａ…第１の送風路，２０ｂ…第２の送風
路， ２１…表示基板， ２２…表示部 ２３…区画板， ２４…送風ホース
脱水孔，４…トップカバー， ７…防振装置，
８…回転翼 ９…洗濯兼脱水槽，１０…モータ， １１…モ
ータプーリ， １２…ベルト，１３…主軸プーリ，
１４…機構部， １５…排水ホース １６…排水弁， １７…蓋， １８
…発熱装置，１９…送風ファン， ２０…送風ダク
ト， ２０ａ…第１の送風路，２０ｂ…第２の送風
路， ２１…表示基板， ２２…表示部 ２３…区画板， ２４…送風ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 克典 千葉県船橋市山手一丁目１番１号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 猪瀬 邦夫 千葉県船橋市山手一丁目１番１号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 片野 衛 千葉県船橋市山手一丁目１番１号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 小山 喬資 千葉県船橋市山手一丁目１番１号 日本建 鐵株式会社内 Ｆターム(参考） 3B155 AA16 BB18 CB07 CB49 CB51 CB55 MA01 MA02
Claims (4)
- 【請求項１】 外箱と、この外箱内に支持された外槽
と、この外槽内に回転自在に配設された脱水槽と、前記
脱水槽に温風を供給する温風供給手段とを備え、外箱の
上部に取り付けたトップカバーに表示部を配設した洗濯
乾燥機において、温風供給手段が動作する乾燥行程中
に、前記表示部に外気を送風する送風手段を設けたこと
を特徴とする洗濯乾燥機。 - 【請求項２】 前記温風供給手段を発熱装置と送風ファ
ンと送風ダクトとで構成し、前記送風手段は前記送風ダ
クトの発熱装置よりも上流側に連通する送風ホースであ
ることを特徴とする請求項１記載の洗濯乾燥機。 - 【請求項３】 前記温風供給手段を外箱内の底部に配設
した発熱装置と送風ファンと、これら発熱装置と送風フ
ァンに接続して脱水槽の上部に開口する送風ダクトとで
構成し、前記送風ダクトを区画板で２つの送風路に区画
し、一方の送風路に発熱装置を配設し、発熱装置が配設
されない側の送風路の上端に送風ホースを接続すること
を特徴とする請求項１または請求項２に記載の洗濯乾燥
機。 - 【請求項４】 前記温風供給手段を外箱内の上部に配設
した発熱装置と底部に配設した送風ファンとこれら発熱
装置と送風ファンを接続して脱水槽の上部に開口する送
風ダクトとで構成し、発熱装置よりも上流側で送風ダク
トに送風ホースを接続することを特徴とする請求項１ま
たは請求項２に記載の洗濯乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11082838A JP2000271375A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 洗濯乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11082838A JP2000271375A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 洗濯乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000271375A true JP2000271375A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13785552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11082838A Pending JP2000271375A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 洗濯乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000271375A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100413429B1 (ko) * | 2001-02-28 | 2003-12-31 | 엘지전자 주식회사 | 삶기 기능을 갖는 건조세탁기 |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP11082838A patent/JP2000271375A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100413429B1 (ko) * | 2001-02-28 | 2003-12-31 | 엘지전자 주식회사 | 삶기 기능을 갖는 건조세탁기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040819 |