JP2000269050A - コモンモードチョークコイル - Google Patents

コモンモードチョークコイル

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JP2000269050A
JP2000269050A JP11069782A JP6978299A JP2000269050A JP 2000269050 A JP2000269050 A JP 2000269050A JP 11069782 A JP11069782 A JP 11069782A JP 6978299 A JP6978299 A JP 6978299A JP 2000269050 A JP2000269050 A JP 2000269050A
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choke coil
ferrite
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Satoshi Kimura
悟士 木村
Manabu Takayama
学 高山
Takashi Tajima
孝 田島
Nobuyasu Shiba
信康 柴
Kinya Iri
欣也 入
Hidenori Aoki
秀憲 青木
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Taiyo Yuden Co Ltd
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    • H01F17/045Fixed inductances of the signal type  with magnetic core with core of cylindric geometry and coil wound along its longitudinal axis, i.e. rod or drum core
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
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    • HELECTRICITY
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    • HELECTRICITY
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    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
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    • H01F27/292Surface mounted devices

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  • Power Engineering (AREA)
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面実装に適する小型化、低背化した結合係
数の高いコモンモードチョークコイルを提供する。 【構成】 コモンモードチョークコイル20は、巻芯1
2の両端に一体に形成された略四角形板状の鍔13、1
3に各々2つの直付け外部電極15a、15b、15
c、15dを設けたフェライトコア11と、前記フェラ
イトコア11の巻芯12に巻回するとともに両端部が各
々前記鍔13、13の左右側面4カ所に設けた凹溝14
・・内の外部電極15a、15b、15c、15dの側
面部分に熱圧着にて接続した2本の巻線16、17(図
1において白黒で表記したペア巻線)と、前記巻線1
6、17の外周の上端で図示しない接着剤にて固定され
るとともに前記フェライトコア11の両端の鍔13、1
3を連結するフェライト板19と、を備える構造であ
り、概ね直方体形状の閉磁路構造となって高い結合係数
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コモンモードノイ
ズの除去に使用される表面実装対応のコモンモードチョ
ークコイルに関し、特にコアの鍔部分に直付けの外部電
極を備え、結合係数が高い閉磁路構造のコモンモードチ
ョークコイルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、チップマウンタ(チップ装着
機)を用いたプリント基板への高密度表面実装を実現す
るために、抵抗素子、コンデンサ等の電子部品の小型
化、薄型化、チップ化が進展している。この点、DCラ
インのノイズ対策、電源2次側ラインや信号ラインの不
要輻射対策等に用いられる巻線形のコモンモードチョー
クコイルの表面実装タイプとしては、特開平8−186
028号公報に記載の「ギャップ付き巻線チップインダ
クタ」の実施例に示されるように、開磁路型コアの鍔に
直付けの外部電極を備えた閉磁路構造に近いコモンモー
ドチョークコイルがある。即ち、図6の(A)斜視図、
(B)側面図、(C)正面図に示される上記コモンモー
ドチョークコイル10は、円柱状の巻芯2の両端に断面
が十字形の鍔3、3を一体に設けた開磁路型のコア1の
該十字形の前記両端の鍔3、3の下方を向いた凸部の1
つ4、4に2対の外部電極5a、5bと5c、5dを対
置して銀ペーストを塗布、焼き付けによって直接に形成
し、前記開磁路型のコア1の巻芯2に2本の巻線6、7
を施し、該巻線の端末を前記2対の外部電極5a、5
b、5c、5dに各々半田付け等により電気的に接続
し、さらに前記開磁路型のコア1の上方にI形コア9
(四角形板状)をギャップ形成用媒体8を介して接続し
た構造となっている。
【0003】上記に使用されているコア1は高抵抗率の
フェライトコアであって、外部電極5a〜5dのコア直
付けを可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコモンモードチョークコイル10は外装体としての
樹脂モールドをしていないので小型化が実現可能である
が、前記開磁路型のコア1とI形コア9との間に介在す
るギャップ形成用媒体8はテープ材及び液状の接着剤の
いずれか、またはその組み合わせたものが想定されてお
り、図からも明らかなようにギャップが大きくて漏洩磁
束が無視できず結合係数が低いものとなっている。
【0005】また、樹脂モールドがないために巻芯に巻
回した巻線が露出しており、チップ部品としての取り扱
い上、電気的短絡の恐れ、断線の恐れ等の信頼性の点で
問題がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、チップ化、小型化に適応しつつ閉磁路構造とす
ることによって結合係数の高い表面実装タイプのコモン
モードチョークコイルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1)巻芯の両端に一体に形成された略四角形板状の鍔
に各々2つの直付け外部電極を設けたフェライトコア
と、前記フェライトコアの巻芯に巻回するとともに両端
部が各々前記鍔の左右側面に設けた凹溝内の外部電極の
側面部分に熱圧着にて接続した2本の巻線と、前記巻線
の外周に接着剤にて固定されるとともに前記フェライト
コアの両端の鍔を連結するフェライト板と、を備えるこ
とを特徴とするコモンモードチョークコイルを提供する
ことにより上記目的を達成する。
【0008】(2)また、巻芯の両端に一体に形成され
た略四角形板状の鍔に各々2つの直付け外部電極を設け
るとともに前記両端の鍔の対向する巻芯側の側面にテー
パ面を設けたフェライトコアと、前記フェライトコアの
巻芯に巻回するとともに両端部が各々前記鍔の左右側面
に設けた凹溝内の外部電極の側面部分に熱圧着にて接続
した2本の巻線と、前記巻線の外周面に接着剤にて固定
されるとともに前記フェライトコアの両端の鍔のテーパ
面に端面が嵌合密着して両端の鍔を連結するフェライト
板と、を備えることを特徴とするコモンモードチョーク
コイルを提供することにより、上記目的を達成する。
【0009】(3)また、上記(1)または(2)に記
載のコモンモードチョークコイルにおいて、2枚のフェ
ライト板をフェライトコアの両端の鍔の左右側面同士を
各々連結するように配設したことを特徴とするコモンモ
ードチョークコイルを提供することにより、上記目的を
達成する。
【0010】(4)また、上記(1)または(2)また
は(3)に記載のコモンモードチョークコイルにおい
て、前記フェライトコアの巻芯に巻回した巻線の外周に
外装樹脂材を被覆するとともに前記フェライト板をフェ
ライトコアの両端の鍔を連結するように前記外装樹脂材
に接着固定したことを特徴とするコモンモードチョーク
コイルを提供することにより、上記目的を達成する。
【0011】(5)さらに、前記フェライトコアの両端
の鍔の周面に外装樹脂材を被覆する際の余剰樹脂の逃げ
溝を配設したことを特徴とする上記(4)に記載のコモ
ンモードチョークコイルを提供することにより、上記目
的を達成する。
【0012】なお、上記(1)〜(5)に記載のコイル
構造によれば、両端の鍔を連結するフェライト板がフェ
ライトコアの両端の鍔と磁気的に結合して巻芯とともに
閉磁路構造を形成し、結合係数の高いコモンモードチョ
ークコイルが得られる。ここに、上記(1)のコイル構
造は本発明のコモンモードチョークコイルの基本的構造
であり、上記(2)は特にフェライトコアの両端の鍔に
設けたテーパ面(傾斜面)に端面が嵌合密着して両端の
鍔を連結するフェライト板の形状に特徴を有しており、
小型化及び閉磁路構造に一層適合する構造となってい
る。上記(3)はフェライト板を左右側面側に配するこ
とで高背になることを回避して低背化を実現する構造に
特徴があり、上記(4)は特に樹脂被覆によって巻線を
内包してチップ化を進めて取り扱いを容易にした構造で
ある。また、上記(5)は製造上の樹脂被覆の成形容易
性を考慮した工夫を施した構造に特徴を有している。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係るコモンモードチョー
クコイルの実施の形態を図面に基いて以下説明する。
【0014】図1は本発明の請求項1に係るコモンモー
ドチョークコイルの斜視図であり、図2の(a)〜
(d)及び図3(e)、(f)は本発明の請求項2及び
請求項4に係るコモンモードチョークコイルの製造工程
を順次説明するための斜視図である。また、図4の
(a)と(b)は本発明の請求項5に係るコモンモード
チョークコイルのフェライトコア及び完成品のコモンモ
ードチョークコイルの斜視図である。図5は本発明の請
求項3に係るコモンモードチョークコイルの斜視図であ
る。
【0015】図1において、コモンモードチョークコイ
ル20は、巻芯12の両端に一体に形成された略四角形
板状の鍔13、13に各々2つの直付け外部電極15
a、15b、15c、15dを設けたフェライトコア1
1と、前記フェライトコア11の巻芯12に巻回すると
ともに両端部が各々前記鍔13、13の左右側面4カ所
に設けた凹溝14・・内の外部電極15a、15b、1
5c、15dの側面部分に熱圧着にて接続した2本の巻
線16、17(図1において白黒で表記したペア巻線)
と、前記巻線16、17の外周の上端で図示しない接着
剤にて固定されるとともに前記フェライトコア11の両
端の鍔13、13を連結するフェライト板19と、を備
える構造である。
【0016】ここに、上記コモンモードチョークコイル
20と従来のコモンモードチョークコイル10とを比較
すると、巻芯の両端に鍔を有するフェライトコアである
点、コア直付けの外部電極15(5)を備える点、及び
上面にフェライト板19(I形コア9)を備える点では
共通する。
【0017】しかしながら、本願に係るコモンモードチ
ョークコイル20は上記フェライト板19とフェライト
コア11の鍔13、13とが介在物なしにフェライト面
同士が密接して磁気的に結合した連結となっていること
に特徴を有し、この連結構造によってコモンモードチョ
ークコイル20は閉磁路構造となる。
【0018】一方、従来のコモンモードチョークコイル
10では、意識的にギャップ形成用媒体8を介してI形
コア9をコア1に対して分離した状態で設けており、開
磁路型コア1に対するI形コア9の磁気的影響は小さ
く、閉磁路構造とはいえないのである。
【0019】上記構造上の相違はコモンモードチョーク
コイルの特性上、決定的に結合係数に影響し、本願に係
るコモンモードチョークコイル20は小型ながら高い結
合係数が得られ、延いては優れたインダクタ特性を得る
ことが可能になる。
【0020】次に、上述の図1に示されるコモンモード
チョークコイル20では、単純にフェライト板19の底
面側の両端をフェライトコア11の鍔13、13の上面
に接するように固定した構造であり、フェライト板19
の厚さ分がフェライトコア11の高さにプラスされてい
て、低背化には好ましくない。
【0021】そこで、図2及び図3に示される本願発明
の請求項2に係るコモンモードチョークコイル30(図
3の(f)参照)では、低背化に適合する構造として、
特に図2の(a)に示されるようにフェライトコア21
の両端の鍔23、23の対向する巻芯側の側面にテーパ
面28、28を設け、且つ図3の(e)に示されるよう
に上記テーパ面28、28に嵌合密着するようにフェラ
イト板29の対応する両端面にテーパー面28′、2
8′を設けている。この両者のテーパー面同士の嵌合構
造によって、フェライト板29をその上面29aが鍔2
3の上面23aと概ね面一になっフェライト板29の連
結による高さのプラス分を回避することができ、且つ両
者のテーパー面28と28′同士による摺り合わせによ
って確実に密着するのである。
【0022】なお、上記コモンモードチョークコイル3
0を例に本願のコモンモードチョークコイルの製造工程
を図2、図3を基に概説すると、(a)柱状に乾式成形
されたフェライト材を研削加工し、または乾式一体成形
により、フェライトコア21を形成する。(b)鍔2
3、23の左右に直付け外部電極25a・・(斜線部
分)を銀含有樹脂ペーストの塗布、焼き付け等によって
形成する。(c)巻線16、17を巻芯22へ巻回し
(巻き方は分割巻き、バイファイラー巻き、重ね巻き等
種々ある。)、両端部を各々鍔13、13の左右側面4
カ所に設けた凹溝14・・内の外部電極15a、15
b、15c、15d(斜線部分)の側面部分に熱圧着に
て接続する。(d)巻芯22に巻回した巻線16、17
の外周にエポキシ系樹脂、フェノール樹脂、またはシリ
コーン樹脂等の外装樹脂材26を鍔23、23のテーパ
ー面28、28を残しつつ鍔の周側面形状に合わせて
(凹溝14も外装樹脂材で埋まるように)被覆する。
(e)フェライト板29を前記外装樹脂材26を接着剤
代わりに又は別途接着剤を外装樹脂材26の上面に塗布
して嵌合密着するように接着固定し、フェライトコア2
1の両端鍔23、23を連結する。(f)再度、外部電
極面に導電被膜層を塗布・焼き付け、必要により外部電
極メッキ31(錫メッキ、ニッケルメッキ、半田メッキ
またはこれらの組合せ等)を施して、コモンモードチョ
ークコイル30が完成する。
【0023】なお、上記樹脂被覆を付加することによっ
て巻線16、17の巻回部分及び熱圧着部分が完全に内
包されて露出しない構造となるので、上記コモンモード
チョークコイル30は外観上、積層チョークコイルと全
く同じような直方体形状となって信頼性が向上し、且つ
上下左右の方向性がないので良好なチップマウンタによ
る自動表面実装が可能になる(請求項4に対応)。
【0024】さらに、図4の(a)に示されるように、
前記フェライトコア21の両端の鍔23、23の周面に
外装樹脂材26を被覆する際の余剰樹脂の逃げ溝27を
配設した構造を採用すれば、金型等による外装樹脂26
の圧入成形時に、余剰樹脂が逃げ溝27を通して排出さ
れやすいので、巻線16、17やフェライトコア21に
過重な圧力がかからず、樹脂被覆工程後の整形も容易と
なるので好ましいであろう。
【0025】ところで、上記図1〜図4の実施の形態で
はフェライトコア21に連結するフェライト板29は1
枚であったが、勿論1枚に限定されるものではなく、2
枚乃至3枚でもよい。この点、図5に示されるように、
2枚のフェライト板39、39をフェライトコア21の
両端の鍔23、23の左右側面同士を各々連結するよう
に巻線部または樹脂部とフェライト板とを図示しない接
着剤で固定して配設した構造のコモンモードチョークコ
イル40では、前記コモンモードチョークコイル30よ
り一層の低背化が実現できることは明らかである。蓋
し、表面実装においては設計上、横方向の寸法の縮小よ
りも高さ方向の寸法の縮小が厳しく要請されるのであ
り、巻芯の直径及び鍔の高さ寸法を可及的に縮小する場
合に、上記コモンモードチョークコイル40のようにフ
ェライト板39、39を左右側面に追加する構造が何ら
高さ寸法をプラスにしないことは明らかである。また、
フェライト板39を2枚左右に配設しているので、閉磁
路構造が一層進んで結合係数が高くなることが期待され
る。なお、図5のコモンモードチョークコイル40では
外装樹脂材が被覆されていないが、勿論、樹脂被覆する
ことが好ましいことは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るコモンモードチョークコイ
ルは、上記のように構成されているため、 (1)フェライト板の連結によって結合係数が高くな
り、インダクタ特性が向上するという効果が得られる。
【0027】(2)テーパー面の嵌合構造によってフェ
ライト板と鍔との嵌合が密着しやすく隙間が生じにくい
ので、良好な閉磁路構造となって結合係数が高いという
効果が得られる。
【0028】(3)小型化、低背化に適合するという効
果が得られる。
【0029】(4)外装樹脂被覆によってチップ化が進
展し、信頼性、表面自動実装の効率が向上するという効
果が得られる。
【0030】(5)鍔に余剰樹脂の逃げ溝を配設するこ
とによって外装樹脂被覆の際の成型性が良好となるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に係るコモンモードチョーク
コイルの斜視図である。
【図2】(a)〜(d)は本発明の請求項2及び請求項
4に係るコモンモードチョークコイルの製造工程(前
半)を説明するための斜視図である。
【図3】(e)、(f)は同上の製造工程(後半)を説
明するための斜視図である。
【図4】(a)と(b)は本発明の請求項5に係るコモ
ンモードチョークコイルのフェライトコア及び完成品の
コモンモードチョークコイルの斜視図である。
【図5】本発明の請求項3に係るコモンモードチョーク
コイルの斜視図である。
【図6】(A)は従来のコモンモードチョークコイルの
斜視図、(B)は側面図、(C)は正面図である。
【符号の説明】
1 コア 2、12、22 巻芯 3、13、23 鍔 5a、5b・・、15a、15b・・ 外部電極 6、7、16、17 巻線 8 ギャップ形成用媒体 9 I形コア 10、20、30、40 コモンモードチョークコ
イル 11、21 フェライトコア 14 凹溝 19、29、39 フェライト板 26 外装樹脂材 27 逃げ溝 28、28′ テーパ面 31 外部電極メッキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 孝 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 柴 信康 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 入 欣也 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 青木 秀憲 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 Fターム(参考) 5E043 EA01 EA05 EA06 EB01 EB05 5E070 AA01 AB02 BA20 BB01 CA13 CB18 EA06 EB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻芯の両端に一体に形成された略四角形
    板状の鍔に各々2つの直付け外部電極を設けたフェライ
    トコアと、前記フェライトコアの巻芯に巻回するととも
    に両端部が各々前記鍔の左右側面に設けた凹溝内の外部
    電極の側面部分に熱圧着にて接続した2本の巻線と、前
    記巻線の外周に接着剤にて固定されるとともに前記フェ
    ライトコアの両端の鍔を連結するフェライト板と、を備
    えることを特徴とするコモンモードチョークコイル。
  2. 【請求項2】 巻芯の両端に一体に形成された略四角形
    板状の鍔に各々2つの直付け外部電極を設けるとともに
    前記両端の鍔の対向する巻芯側の側面にテーパ面を設け
    たフェライトコアと、前記フェライトコアの巻芯に巻回
    するとともに両端部が各々前記鍔の左右側面に設けた凹
    溝内の外部電極の側面部分に熱圧着にて接続した2本の
    巻線と、前記巻線の外周面に接着剤にて固定されるとと
    もに前記フェライトコアの両端の鍔のテーパ面に端面が
    嵌合密着して両端の鍔を連結するフェライト板と、を備
    えることを特徴とするコモンモードチョークコイル。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のコモン
    モードチョークコイルにおいて、2枚のフェライト板を
    フェライトコアの両端の鍔の左右側面同士を各々連結す
    るように配設したことを特徴とするコモンモードチョー
    クコイル。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    に記載のコモンモードチョークコイルにおいて、前記フ
    ェライトコアの巻芯に巻回した巻線の外周に外装樹脂材
    を被覆するとともに前記フェライト板をフェライトコア
    の両端の鍔を連結するように前記外装樹脂材に接着固定
    したことを特徴とするコモンモードチョークコイル。
  5. 【請求項5】 前記フェライトコアの両端の鍔の周面に
    外装樹脂材を被覆する際の余剰樹脂の逃げ溝を配設した
    ことを特徴とする請求項4に記載のコモンモードチョー
    クコイル。
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