JP2000268235A - サービス機能付きプリペイドカードの情報処理システム - Google Patents
サービス機能付きプリペイドカードの情報処理システムInfo
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- JP2000268235A JP2000268235A JP11069325A JP6932599A JP2000268235A JP 2000268235 A JP2000268235 A JP 2000268235A JP 11069325 A JP11069325 A JP 11069325A JP 6932599 A JP6932599 A JP 6932599A JP 2000268235 A JP2000268235 A JP 2000268235A
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- A63F2300/00—Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
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- A63F2300/5506—Details of game data or player data management using advertisements
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリペイドカードとして用いられるＩＣカー
ドの記憶容量を有効に利用し、且つ利用者に応じた利用
方法を提供しＩＣカードの利用形態を拡大する。 【解決手段】 エンコーダ工場５でＩＣカードに金額に
関する情報と広告情報を記録し、広告主１より遊興施設
７に納品する。利用者がＩＣカードを読書装置74に挿入
すると、ＩＣカードから所定の情報を読み込み、遊技機
75でゲームサービスを提供すると共に、遊技機75の適当
な場所に広告内容が表示される。この時、ＩＣカードに
は会員の性別、年齢、趣味などのユーザ情報が記録さ
れ、中継装置71にはユーザ情報とこれに対応する最適広
告情報がデータベースに格納されている。したがって、
読書装置74がＩＣカードのユーザ情報を読取り中継装置
71に送信すると、中継装置71は最適広告情報を検索し、
これを遊技機75に送信して表示させる。最適広告の表示
は、発券機72や入金機73でもできる。
ドの記憶容量を有効に利用し、且つ利用者に応じた利用
方法を提供しＩＣカードの利用形態を拡大する。 【解決手段】 エンコーダ工場５でＩＣカードに金額に
関する情報と広告情報を記録し、広告主１より遊興施設
７に納品する。利用者がＩＣカードを読書装置74に挿入
すると、ＩＣカードから所定の情報を読み込み、遊技機
75でゲームサービスを提供すると共に、遊技機75の適当
な場所に広告内容が表示される。この時、ＩＣカードに
は会員の性別、年齢、趣味などのユーザ情報が記録さ
れ、中継装置71にはユーザ情報とこれに対応する最適広
告情報がデータベースに格納されている。したがって、
読書装置74がＩＣカードのユーザ情報を読取り中継装置
71に送信すると、中継装置71は最適広告情報を検索し、
これを遊技機75に送信して表示させる。最適広告の表示
は、発券機72や入金機73でもできる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイドカード
におけるカード媒体の記憶容量を有効に利用し、この記
憶容量にサービス機能を付加したプリペイドカードの情
報処理システムに関する。
におけるカード媒体の記憶容量を有効に利用し、この記
憶容量にサービス機能を付加したプリペイドカードの情
報処理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】プリペイドカードとしては磁気カードが
主流であったが、これらの磁気カードは一般には使い捨
てで使用されている。ところが、近年、カード媒体のコ
スト低減や資源の節約のために、繰り返し利用すること
のできる、ＩＣカードなど記憶容量の大きいカード媒体
が使用され始めている。利用者は、このようなＩＣカー
ドなどを用いて金額情報を再チャージすれば、カードを
再利用することができるので、電子マネー的な利用方法
として注目されている。さらに、ＩＣカードは磁気カー
ドなどに比べて記憶容量が大きいので、ＩＣカードを所
持する利用者を特定するＩＤ情報や、その他様々な情報
を記録することができるので、セキュリティ上において
も使い勝手の面においても、極めて有用なカード媒体と
して利用することができる。
主流であったが、これらの磁気カードは一般には使い捨
てで使用されている。ところが、近年、カード媒体のコ
スト低減や資源の節約のために、繰り返し利用すること
のできる、ＩＣカードなど記憶容量の大きいカード媒体
が使用され始めている。利用者は、このようなＩＣカー
ドなどを用いて金額情報を再チャージすれば、カードを
再利用することができるので、電子マネー的な利用方法
として注目されている。さらに、ＩＣカードは磁気カー
ドなどに比べて記憶容量が大きいので、ＩＣカードを所
持する利用者を特定するＩＤ情報や、その他様々な情報
を記録することができるので、セキュリティ上において
も使い勝手の面においても、極めて有用なカード媒体と
して利用することができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなＩＣカードは、情報の書き換えができるので再利用
することに注目されているが、多くの記憶容量が余った
まま使われているなど、記憶容量の有効利用の面では、
まだ利用価値が充分に発揮されていない。ＩＣカード
は、磁気カードなどに比べてカード媒体の単価が高いの
で、大きい記憶容量を有効に利用してサービス提供に使
用するなどして、カード媒体の見かけ上のコスト低減を
図るなどの工夫が望まれている。
うなＩＣカードは、情報の書き換えができるので再利用
することに注目されているが、多くの記憶容量が余った
まま使われているなど、記憶容量の有効利用の面では、
まだ利用価値が充分に発揮されていない。ＩＣカード
は、磁気カードなどに比べてカード媒体の単価が高いの
で、大きい記憶容量を有効に利用してサービス提供に使
用するなどして、カード媒体の見かけ上のコスト低減を
図るなどの工夫が望まれている。
【０００４】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、プリペイドカードとして用いられ
る、ＩＣカードなどの情報記録カードの記憶容量を有効
に利用して、カード媒体の見かけ上のコストの低減を図
ることにあり、また別な目的は、利用者に応じた利用方
法を提供することにある。
あり、その目的は、プリペイドカードとして用いられ
る、ＩＣカードなどの情報記録カードの記憶容量を有効
に利用して、カード媒体の見かけ上のコストの低減を図
ることにあり、また別な目的は、利用者に応じた利用方
法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるプリペイドカードの情報処理システ
ムは、カード媒体の余った記憶容量を有効に利用して、
予め、ここに広告情報を記録しておく。そして、プリペ
イドカードを使用すると、所定の金額情報の処理が行わ
れると共に、プリペイドカードの情報処理装置の適当な
場所に広告が表示されることを特徴とする。特に、会員
毎のユーザ情報、例えば、性別、年齢、趣味などの属性
情報と、これらのユーザ情報に最適な広告情報とを対応
させて、予め情報処理装置に記憶させておき、一方、Ｉ
Ｃカードにも、予め、会員のユーザ情報を記録してお
く。そして、会員が所持するＩＣカードを使用すると、
情報処理装置によってＩＣカードからユーザ情報を読み
取り、対応する最適広告情報を検索し、この最適広告情
報を、会員が操作する情報処理装置の適当な場所に表示
させる。これによって、会員は、ＩＣカードによる本来
の金銭処理を行うと共に、自分に適した情報を得ること
ができるので、ＩＣカードの利用形態が広がる。
めに、本発明によるプリペイドカードの情報処理システ
ムは、カード媒体の余った記憶容量を有効に利用して、
予め、ここに広告情報を記録しておく。そして、プリペ
イドカードを使用すると、所定の金額情報の処理が行わ
れると共に、プリペイドカードの情報処理装置の適当な
場所に広告が表示されることを特徴とする。特に、会員
毎のユーザ情報、例えば、性別、年齢、趣味などの属性
情報と、これらのユーザ情報に最適な広告情報とを対応
させて、予め情報処理装置に記憶させておき、一方、Ｉ
Ｃカードにも、予め、会員のユーザ情報を記録してお
く。そして、会員が所持するＩＣカードを使用すると、
情報処理装置によってＩＣカードからユーザ情報を読み
取り、対応する最適広告情報を検索し、この最適広告情
報を、会員が操作する情報処理装置の適当な場所に表示
させる。これによって、会員は、ＩＣカードによる本来
の金銭処理を行うと共に、自分に適した情報を得ること
ができるので、ＩＣカードの利用形態が広がる。
【０００６】すなわち本発明に係るプリペイドカードの
情報処理システムは、プリペイドカードの金額情報を読
み取り、対価の決済処理を行うプリペイドカードの情報
処理システムであって、少なくとも金額情報と広告情報
とが記録されたプリペイドカードから金額情報を読み取
り、プリペイドカードの金額情報の更新を行うと共に、
プリペイドカードから広告情報を読み取る読書手段と、
この読書手段から受信した金額情報に基づいて、金額情
報の決済を行い、読書手段に金額情報の更新を通知する
情報管理手段と、読書手段から受信した広告情報を表示
する表示手段とを備えている。 本システムにおいて、
プリペイドカードを読書手段に挿入すると、情報管理手
段は、読書手段に対して、プリペイドカードの金額情報
の更新を通知する。これによって、読書手段がプリペイ
ドカードの金額情報の更新を行い、さらに、表示手段が
広告情報を表示する。
情報処理システムは、プリペイドカードの金額情報を読
み取り、対価の決済処理を行うプリペイドカードの情報
処理システムであって、少なくとも金額情報と広告情報
とが記録されたプリペイドカードから金額情報を読み取
り、プリペイドカードの金額情報の更新を行うと共に、
プリペイドカードから広告情報を読み取る読書手段と、
この読書手段から受信した金額情報に基づいて、金額情
報の決済を行い、読書手段に金額情報の更新を通知する
情報管理手段と、読書手段から受信した広告情報を表示
する表示手段とを備えている。 本システムにおいて、
プリペイドカードを読書手段に挿入すると、情報管理手
段は、読書手段に対して、プリペイドカードの金額情報
の更新を通知する。これによって、読書手段がプリペイ
ドカードの金額情報の更新を行い、さらに、表示手段が
広告情報を表示する。
【０００７】また、前記プリペイドカードに記録された
広告情報は、何れの読書手段によっても読み取ることの
できる共通広告情報と、読み取り可能な読書手段を限定
するための特定コードと該特定コードに対応付けられた
固有広告情報とから成り、前記読書手段は、自己に付与
された特定コードを記憶する手段と、前記プリペイドカ
ードより共通広告情報も読み取ると共に、自己が記憶す
る特定コードとカードに記録された特定コードが一致す
る場合、当該特定コードに対応してプリペイドカードに
記録された固有広告情報を読み取る手段と、前記共通広
告情報もしくは前記固有広告情報を前記表示手段に表示
させる手段とを含む。
広告情報は、何れの読書手段によっても読み取ることの
できる共通広告情報と、読み取り可能な読書手段を限定
するための特定コードと該特定コードに対応付けられた
固有広告情報とから成り、前記読書手段は、自己に付与
された特定コードを記憶する手段と、前記プリペイドカ
ードより共通広告情報も読み取ると共に、自己が記憶す
る特定コードとカードに記録された特定コードが一致す
る場合、当該特定コードに対応してプリペイドカードに
記録された固有広告情報を読み取る手段と、前記共通広
告情報もしくは前記固有広告情報を前記表示手段に表示
させる手段とを含む。
【０００８】また、前記プリペイドカードに記録された
広告情報は、何れの読書手段によっても読み取ることの
できる共通広告情報であり、前記読書手段は、自己に付
与された特定コードを記憶する手段と、自己が記憶する
特定コードを前記情報管理手段に送信する手段とを含
み、前記情報管理手段は、読書手段に付与された特定コ
ードと、該特定コードに対応付けれた固有広告情報とを
格納したデーベースと、読書手段より受信した特定コー
ドをキーとして前記データベースを検索し、該特定コー
ドに対応する固有広告情報を取得する手段と、取得した
固有広告情報を前記表示手段に表示させる手段とを含
む。
広告情報は、何れの読書手段によっても読み取ることの
できる共通広告情報であり、前記読書手段は、自己に付
与された特定コードを記憶する手段と、自己が記憶する
特定コードを前記情報管理手段に送信する手段とを含
み、前記情報管理手段は、読書手段に付与された特定コ
ードと、該特定コードに対応付けれた固有広告情報とを
格納したデーベースと、読書手段より受信した特定コー
ドをキーとして前記データベースを検索し、該特定コー
ドに対応する固有広告情報を取得する手段と、取得した
固有広告情報を前記表示手段に表示させる手段とを含
む。
【０００９】また、本発明に係るプリペイドカードの情
報処理システムは、プリペイドカードの金額情報を読み
取り、対価の決済処理を行うシステムであって、少なく
とも金額情報と広告コードとが記録されたプリペイドカ
ードから金額情報を読み取り、このプリペイドカードの
金額情報の更新を行うと共に、プリペイドカードから広
告コードを読み取る読書手段と、読書手段から受信した
金額情報に基づいて、金額情報の決済を行い、読書手段
に金額情報の更新を通知すると共に、広告コードとこれ
に対応する広告情報とを格納したデータベースより、読
書手段から受信した広告コードに対応する広告情報を検
索して、この広告情報をダウンロードする情報管理手段
と、情報管理手段からダウンロードされた広告情報を表
示する表示手段とを備えている。本システムにおいて、
プリペイドカードを読書手段に挿入すると、情報管理手
段が、読書手段に対してプリペイドカードの金額情報の
更新を通知すると共に、広告情報を表示手段にダウンロ
ードする。そして、読書手段が、プリペイドカードの金
額情報の更新を行い、表示手段が、情報管理手段からダ
ウンロードされた広告情報を表示する。
報処理システムは、プリペイドカードの金額情報を読み
取り、対価の決済処理を行うシステムであって、少なく
とも金額情報と広告コードとが記録されたプリペイドカ
ードから金額情報を読み取り、このプリペイドカードの
金額情報の更新を行うと共に、プリペイドカードから広
告コードを読み取る読書手段と、読書手段から受信した
金額情報に基づいて、金額情報の決済を行い、読書手段
に金額情報の更新を通知すると共に、広告コードとこれ
に対応する広告情報とを格納したデータベースより、読
書手段から受信した広告コードに対応する広告情報を検
索して、この広告情報をダウンロードする情報管理手段
と、情報管理手段からダウンロードされた広告情報を表
示する表示手段とを備えている。本システムにおいて、
プリペイドカードを読書手段に挿入すると、情報管理手
段が、読書手段に対してプリペイドカードの金額情報の
更新を通知すると共に、広告情報を表示手段にダウンロ
ードする。そして、読書手段が、プリペイドカードの金
額情報の更新を行い、表示手段が、情報管理手段からダ
ウンロードされた広告情報を表示する。
【００１０】また、本発明に係るプリペイドカードの情
報処理システムは、プリペイドカードの金額情報を読み
取り、対価の決済処理を行うシステムであって、少なく
とも、金額情報とカード所持者の属性情報とが記録され
たプリペイドカードから金額情報を読み取り、プリペイ
ドカードの金額情報の更新を行うと共に、プリペイドカ
ードからＩＤ情報と属性情報を読み取る読書手段と、こ
の読書手段から受信した金額情報に基づいて、金額情報
の決済を行い、読書手段に金額情報の更新を通知すると
共に、属性情報とこれに対応する広告情報とを格納した
データベースより、読書手段から受信した属性情報に対
応する広告情報を検索して、この広告情報をダウンロー
ドする情報管理手段と、情報管理手段からダウンロード
された広告情報を表示する表示手段とを備えている。
本システムにいおいて、プリペイドカードを読書手段に
挿入すると、情報管理手段が、読書手段に対してプリペ
イドカードの金額情報の更新を通知すると共に、広告情
報を表示手段にダウンロードし、読書手段が、プリペイ
ドカードの金額情報の更新を行い、表示手段が情報管理
手段からダウンロードされた広告情報を表示する。
報処理システムは、プリペイドカードの金額情報を読み
取り、対価の決済処理を行うシステムであって、少なく
とも、金額情報とカード所持者の属性情報とが記録され
たプリペイドカードから金額情報を読み取り、プリペイ
ドカードの金額情報の更新を行うと共に、プリペイドカ
ードからＩＤ情報と属性情報を読み取る読書手段と、こ
の読書手段から受信した金額情報に基づいて、金額情報
の決済を行い、読書手段に金額情報の更新を通知すると
共に、属性情報とこれに対応する広告情報とを格納した
データベースより、読書手段から受信した属性情報に対
応する広告情報を検索して、この広告情報をダウンロー
ドする情報管理手段と、情報管理手段からダウンロード
された広告情報を表示する表示手段とを備えている。
本システムにいおいて、プリペイドカードを読書手段に
挿入すると、情報管理手段が、読書手段に対してプリペ
イドカードの金額情報の更新を通知すると共に、広告情
報を表示手段にダウンロードし、読書手段が、プリペイ
ドカードの金額情報の更新を行い、表示手段が情報管理
手段からダウンロードされた広告情報を表示する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。尚、以下の実施の形態で
は、プリペイドカードとして用いられる情報記録カード
として、汎用され始めているＩＣカードを用いて説明す
る。図１は、本発明の実施の形態に適用される、ＩＣカ
ードによる情報処理システムの構成図である。このＩＣ
カードの情報処理システムの一部は、例えば、サービス
提供施設７などに設置され、ＩＣカードを利用して、商
品の販売（以下、物販と云う）や有料サービスの提供
（以下、サービス提供と云う）あるいは遊具の貸し出し
（以下、遊具貸しと云う）などを行う。尚、サービス提
供施設とは、デパート、スーパー、小売店あるいはゲー
ムセンタなどの遊興施設など、大衆に有料サービスを提
供する施設である。また、以下の実施の形態では、サー
ビス提供施設として、ゲームセンタなどの遊興施設を例
にして説明する。
施の形態を詳細に説明する。尚、以下の実施の形態で
は、プリペイドカードとして用いられる情報記録カード
として、汎用され始めているＩＣカードを用いて説明す
る。図１は、本発明の実施の形態に適用される、ＩＣカ
ードによる情報処理システムの構成図である。このＩＣ
カードの情報処理システムの一部は、例えば、サービス
提供施設７などに設置され、ＩＣカードを利用して、商
品の販売（以下、物販と云う）や有料サービスの提供
（以下、サービス提供と云う）あるいは遊具の貸し出し
（以下、遊具貸しと云う）などを行う。尚、サービス提
供施設とは、デパート、スーパー、小売店あるいはゲー
ムセンタなどの遊興施設など、大衆に有料サービスを提
供する施設である。また、以下の実施の形態では、サー
ビス提供施設として、ゲームセンタなどの遊興施設を例
にして説明する。
【００１２】図１において、例えば、複数のサービス提
供施設（すなわち、遊興施設）７のチェーン店オーナで
ある広告主１が、カード発行会社（以下、センタと云
う）３に対して、広告表示をすることのできるＩＣカー
ドの発行を依頼する。すると、センタ３は、依頼に基づ
いて、カード印刷デザインや広告文内容やカード種別や
カード枚数などを決定して、エンコーダ工場５にＩＣカ
ードの作成並びに必要情報の記録（以下、エンコードと
云う）を依頼する。カード種別とは、予め登録した利用
者（以下、会員と云う）が所持する会員カードや、一般
の利用者（以下、非会員と云う）が所持する非会員カー
ドなどである。
供施設（すなわち、遊興施設）７のチェーン店オーナで
ある広告主１が、カード発行会社（以下、センタと云
う）３に対して、広告表示をすることのできるＩＣカー
ドの発行を依頼する。すると、センタ３は、依頼に基づ
いて、カード印刷デザインや広告文内容やカード種別や
カード枚数などを決定して、エンコーダ工場５にＩＣカ
ードの作成並びに必要情報の記録（以下、エンコードと
云う）を依頼する。カード種別とは、予め登録した利用
者（以下、会員と云う）が所持する会員カードや、一般
の利用者（以下、非会員と云う）が所持する非会員カー
ドなどである。
【００１３】次に、エンコーダ工場５は、ＩＣカードに
対して、金額の決済処理に必要な所定の情報をエンコー
ドすると共に、広告主１からの依頼に基づいて、文字情
報あるいは画像情報など広告内容をエンコードする。そ
して、所定の情報と広告情報がエンコードされたＩＣカ
ードは、エンコーダ工場５より広告主１に出荷され、広
告主１より遊興施設７に納品される。遊興施設７では、
利用者がこのＩＣカードを発券機７２で購入するなどし
て利用する。すなわち、ＩＣカードを読書装置７４に挿
入すると、このＩＣカードから所定の情報を読み込み、
遊技機７５などで所定のゲームサービスの提供を受ける
と共に、遊技機７５などの適当な場所に文字や画像など
の広告文が表示されるようになっている。
対して、金額の決済処理に必要な所定の情報をエンコー
ドすると共に、広告主１からの依頼に基づいて、文字情
報あるいは画像情報など広告内容をエンコードする。そ
して、所定の情報と広告情報がエンコードされたＩＣカ
ードは、エンコーダ工場５より広告主１に出荷され、広
告主１より遊興施設７に納品される。遊興施設７では、
利用者がこのＩＣカードを発券機７２で購入するなどし
て利用する。すなわち、ＩＣカードを読書装置７４に挿
入すると、このＩＣカードから所定の情報を読み込み、
遊技機７５などで所定のゲームサービスの提供を受ける
と共に、遊技機７５などの適当な場所に文字や画像など
の広告文が表示されるようになっている。
【００１４】遊興施設７には、施設内で使用するＩＣカ
ードの全ての情報を集中管理する中継装置７１が設置さ
れ、さらに、この中継装置７１は、チェーン店間の各遊
興施設７におけるＩＣカードの決済を総合管理するセン
タ３に接続されている。また、情報の中枢部である中継
装置７１には、少なくとも、現金を挿入してＩＣカード
を発行する発券機７２と、ＩＣカード及び現金を挿入し
てＩＣカードの金額情報を更新する入金機７３と、ＩＣ
カードの情報を読み書きする読書装置７４と、読書装置
７４で読み込まれて金額情報に基づいて、ゲームなどの
サービスを提供する遊技機７５とが接続されている。
尚、通常は、読書装置７４と遊技機７５は一体となって
遊技装置として設置されているが、以下の説明では個別
に分けて述べる。
ードの全ての情報を集中管理する中継装置７１が設置さ
れ、さらに、この中継装置７１は、チェーン店間の各遊
興施設７におけるＩＣカードの決済を総合管理するセン
タ３に接続されている。また、情報の中枢部である中継
装置７１には、少なくとも、現金を挿入してＩＣカード
を発行する発券機７２と、ＩＣカード及び現金を挿入し
てＩＣカードの金額情報を更新する入金機７３と、ＩＣ
カードの情報を読み書きする読書装置７４と、読書装置
７４で読み込まれて金額情報に基づいて、ゲームなどの
サービスを提供する遊技機７５とが接続されている。
尚、通常は、読書装置７４と遊技機７５は一体となって
遊技装置として設置されているが、以下の説明では個別
に分けて述べる。
【００１５】このように構成されたＩＣカードの情報処
理システムの、実施の形態の動作概要について説明す
る。非会員が発券機７２に所定の現金を挿入して、金額
情報の記録されたＩＣカードを購入したり、会員が予め
所持している金額情報の記録されたＩＣカードを使用し
て、これらのＩＣカードを読書装置７４に挿入すると、
金額情報に応じて遊技機７５でプレイすることができ
る。このとき、読書装置７４は、ＩＣカードに記録され
た文字または画像などの広告情報を読み込み、遊技機７
５の適当な場所に文字や画像の広告を表示する。表示方
法としては、プレイの邪魔にならないように、例えば、
プレイ開始前の数秒間に表示するとか、遊技機７５の余
ったスペースに定期的にテロップで流すなどの方法があ
る。尚、発券機７２にも広告情報の読み込み機能を備え
ておき、発券機７２に現金を挿入して購入するときに、
発券機７２の適当な場所に広告文が表示されるようにし
てもよい。同様に、入金機７２にも広告情報の読み込み
機能を備えておき、ＩＣカードと現金を挿入して、ＩＣ
カードの金額情報を更新するときに、入金機７２の適当
な場所に広告文が表示されるようにしてもよい。その
他、利用者が操作する何れの装置にも、広告表示するよ
うに構成してもよい。
理システムの、実施の形態の動作概要について説明す
る。非会員が発券機７２に所定の現金を挿入して、金額
情報の記録されたＩＣカードを購入したり、会員が予め
所持している金額情報の記録されたＩＣカードを使用し
て、これらのＩＣカードを読書装置７４に挿入すると、
金額情報に応じて遊技機７５でプレイすることができ
る。このとき、読書装置７４は、ＩＣカードに記録され
た文字または画像などの広告情報を読み込み、遊技機７
５の適当な場所に文字や画像の広告を表示する。表示方
法としては、プレイの邪魔にならないように、例えば、
プレイ開始前の数秒間に表示するとか、遊技機７５の余
ったスペースに定期的にテロップで流すなどの方法があ
る。尚、発券機７２にも広告情報の読み込み機能を備え
ておき、発券機７２に現金を挿入して購入するときに、
発券機７２の適当な場所に広告文が表示されるようにし
てもよい。同様に、入金機７２にも広告情報の読み込み
機能を備えておき、ＩＣカードと現金を挿入して、ＩＣ
カードの金額情報を更新するときに、入金機７２の適当
な場所に広告文が表示されるようにしてもよい。その
他、利用者が操作する何れの装置にも、広告表示するよ
うに構成してもよい。
【００１６】次に、広告表示方法の幾つかの実施の形態
について説明する。先ず、第１の実施の形態として、エ
ンコーダ工場５において、会員／非会員のカード種別毎
に分けて、それぞれ適当な広告情報をエンコードしてお
く。例えば、会員固有のプレミアム情報とか、非会員を
会員に勧誘するための情報をそれぞれのＩＣカードにエ
ンコードしておく。これらのカードの使用時には、遊興
施設７において、会員が会員用ＩＣカードを読書装置７
４に挿入すると、読書装置７４がＩＣカードの情報を読
み込み、遊技機７５の使用が可能となると共に、遊技機
７５の適当な場所に適当な時間だけ、会員用の情報、例
えば、会員の為にどんなプレミアムサービスが用意され
ているかなどの情報が、広告文または画像によって表示
される。非会員が非会員用ＩＣカードを読書装置７４に
挿入した場合も、同様に、プレイの準備が整うと共に、
非会員用の情報が遊技機７５に表示される。非会員が券
売機７２に現金を投入してＩＣカードを購入するときに
も、券売機７２に非会員情報を表示することもできる。
また、会員や非会員が入金機７３に現金とＩＣカードを
挿入して、ＩＣカードの金額情報を更新しようとすると
きにも、入金機７３に、それぞれ、会員／非会員の情報
を表示することもできる。
について説明する。先ず、第１の実施の形態として、エ
ンコーダ工場５において、会員／非会員のカード種別毎
に分けて、それぞれ適当な広告情報をエンコードしてお
く。例えば、会員固有のプレミアム情報とか、非会員を
会員に勧誘するための情報をそれぞれのＩＣカードにエ
ンコードしておく。これらのカードの使用時には、遊興
施設７において、会員が会員用ＩＣカードを読書装置７
４に挿入すると、読書装置７４がＩＣカードの情報を読
み込み、遊技機７５の使用が可能となると共に、遊技機
７５の適当な場所に適当な時間だけ、会員用の情報、例
えば、会員の為にどんなプレミアムサービスが用意され
ているかなどの情報が、広告文または画像によって表示
される。非会員が非会員用ＩＣカードを読書装置７４に
挿入した場合も、同様に、プレイの準備が整うと共に、
非会員用の情報が遊技機７５に表示される。非会員が券
売機７２に現金を投入してＩＣカードを購入するときに
も、券売機７２に非会員情報を表示することもできる。
また、会員や非会員が入金機７３に現金とＩＣカードを
挿入して、ＩＣカードの金額情報を更新しようとすると
きにも、入金機７３に、それぞれ、会員／非会員の情報
を表示することもできる。
【００１７】次に、第２の実施の形態として、エンコー
ダ工場５において、前述のようにカード種別毎の広告情
報をエンコードすると共に、チェーン店間の複数の遊興
施設７で共通する共通広告情報と、チェーン店内の各々
の遊興施設７毎の固有広告情報とを、それぞれエンコー
ドしておく。この場合は、図２の、ＩＣカードに広告情
報を記録するエリアを示す図のように、ＩＣカード１１
には、金額情報の決済処理などに必要な情報以外に、共
通エリア１３にはチェーン店共通の共通広告情報をエン
コードし、固有エリア１５にはそれぞれの遊興施設７毎
の固有広告情報及びそれぞれの遊興施設７の店コードを
エンコードしておく。固有エリア１５が複数箇所設けて
あるのは、それぞれの遊興施設７毎の広告情報を記録す
るためである。なお、共通エリア１３，固有エリア１５
は、それらを識別するための情報が付加されている。
ダ工場５において、前述のようにカード種別毎の広告情
報をエンコードすると共に、チェーン店間の複数の遊興
施設７で共通する共通広告情報と、チェーン店内の各々
の遊興施設７毎の固有広告情報とを、それぞれエンコー
ドしておく。この場合は、図２の、ＩＣカードに広告情
報を記録するエリアを示す図のように、ＩＣカード１１
には、金額情報の決済処理などに必要な情報以外に、共
通エリア１３にはチェーン店共通の共通広告情報をエン
コードし、固有エリア１５にはそれぞれの遊興施設７毎
の固有広告情報及びそれぞれの遊興施設７の店コードを
エンコードしておく。固有エリア１５が複数箇所設けて
あるのは、それぞれの遊興施設７毎の広告情報を記録す
るためである。なお、共通エリア１３，固有エリア１５
は、それらを識別するための情報が付加されている。
【００１８】そして、このような広告情報が記録された
ＩＣカード１１を使用する場合は、ＩＣカード１１を読
書装置７４に挿入すると、共通エリア１３の共通広告情
報が読み取られて、チェーン店内のどの遊興施設７にも
共通な広告文が遊技機７５に表示される。この場合は、
チェーン店内のＡ遊興施設７の読書装置７４でもＢ遊興
施設７の読書装置７４でも、同一のＩＣカード１１を使
用することができ、同一の広告文が表示される。さら
に、読書装置７４によって、ＩＣカード１１の固有エリ
ア１５から固有広告情報が読み取られる。この場合は、
読書装置７４が遊興施設７毎に固有の店コードを記憶し
ており、ＩＣカード１１を読み書き装置７４に挿入する
と、読書装置７４が記憶する店コードと一致する固有エ
リア１５の広告情報が読み取られて、該当する遊興施設
７の広告文が遊技機７５に表示される。
ＩＣカード１１を使用する場合は、ＩＣカード１１を読
書装置７４に挿入すると、共通エリア１３の共通広告情
報が読み取られて、チェーン店内のどの遊興施設７にも
共通な広告文が遊技機７５に表示される。この場合は、
チェーン店内のＡ遊興施設７の読書装置７４でもＢ遊興
施設７の読書装置７４でも、同一のＩＣカード１１を使
用することができ、同一の広告文が表示される。さら
に、読書装置７４によって、ＩＣカード１１の固有エリ
ア１５から固有広告情報が読み取られる。この場合は、
読書装置７４が遊興施設７毎に固有の店コードを記憶し
ており、ＩＣカード１１を読み書き装置７４に挿入する
と、読書装置７４が記憶する店コードと一致する固有エ
リア１５の広告情報が読み取られて、該当する遊興施設
７の広告文が遊技機７５に表示される。
【００１９】この実施の形態では、それぞれの遊興施設
７毎の広告情報を、それぞれの固有エリア１５で記録す
るために、チェーン店内の遊興施設７の数だけの固有エ
リア１５を用意しなければならない。したがって、この
場合は記録できる容量が記憶容量によって制限され、大
きなチェーン店では対応できないなどの問題がある。そ
こで、この実施の形態の応用として、１枚のＩＣカード
１１で、より多くの遊興施設７の広告表示に対応するた
めの方法を説明する。すなわち、ＩＣカード１１に記録
する広告情報は、共通エリア１３の共通広告情報のみと
して、固有広告情報はチェーン店を掌握するセンタ３か
らダウンロードする方法である。この場合、センタ３
に、予め、各遊興施設７の店コードと対応する固有広告
情報とを格納しておく。そして、読書装置７４にＩＣカ
ードを挿入すると、共通エリア１３の共通広告情報を読
み取って遊技機７５に共通広告文を表示すると共に、読
書装置７４の記憶する店コードがセンタ３に送信され
る。すると、センタ３は、予め格納している店コードと
固有広告情報との対応表より、該当する固有広告情報を
中継装置７１にダウンロードし、さらに、遊技機７５に
送信されて、遊技機７５に自施設の固有広告文が表示さ
れる。なお、中継装置７１が店コードを用いてセンタ１
から定期的にサービス提供施設７用の固有広告情報を取
得し、読書装置７４は、ＩＣカードが挿入された際に中
継装置７１からサービス提供施設７用の固有広告情報の
取得・表示を行ってもよい。
７毎の広告情報を、それぞれの固有エリア１５で記録す
るために、チェーン店内の遊興施設７の数だけの固有エ
リア１５を用意しなければならない。したがって、この
場合は記録できる容量が記憶容量によって制限され、大
きなチェーン店では対応できないなどの問題がある。そ
こで、この実施の形態の応用として、１枚のＩＣカード
１１で、より多くの遊興施設７の広告表示に対応するた
めの方法を説明する。すなわち、ＩＣカード１１に記録
する広告情報は、共通エリア１３の共通広告情報のみと
して、固有広告情報はチェーン店を掌握するセンタ３か
らダウンロードする方法である。この場合、センタ３
に、予め、各遊興施設７の店コードと対応する固有広告
情報とを格納しておく。そして、読書装置７４にＩＣカ
ードを挿入すると、共通エリア１３の共通広告情報を読
み取って遊技機７５に共通広告文を表示すると共に、読
書装置７４の記憶する店コードがセンタ３に送信され
る。すると、センタ３は、予め格納している店コードと
固有広告情報との対応表より、該当する固有広告情報を
中継装置７１にダウンロードし、さらに、遊技機７５に
送信されて、遊技機７５に自施設の固有広告文が表示さ
れる。なお、中継装置７１が店コードを用いてセンタ１
から定期的にサービス提供施設７用の固有広告情報を取
得し、読書装置７４は、ＩＣカードが挿入された際に中
継装置７１からサービス提供施設７用の固有広告情報の
取得・表示を行ってもよい。
【００２０】次に、第３の実施の形態として、広告内容
を定期的に変更する広告表示方法について説明する。こ
の場合は、第１の実施の形態で述べたような方法で、エ
ンコーダ工場５で所定の広告情報がＩＣカードに記録さ
れ、初回は、このＩＣカードを使用する。そして、広告
主１がセンタ３に広告内容の変更を依頼すると、センタ
３は、変更後の広告情報を中継装置７１にダウンロード
する。そして、利用者がＩＣカードを読書装置７４に挿
入すると、中継装置７１より読書装置７４に変更後の広
告情報が送信される。このとき、ＩＣカードの広告情報
が古い場合は、読書装置７４は新しい広告情報をＩＣカ
ードに記録する。これによって、利用者は、遊技機７５
によって常に最新の広告内容を見ることができる。
を定期的に変更する広告表示方法について説明する。こ
の場合は、第１の実施の形態で述べたような方法で、エ
ンコーダ工場５で所定の広告情報がＩＣカードに記録さ
れ、初回は、このＩＣカードを使用する。そして、広告
主１がセンタ３に広告内容の変更を依頼すると、センタ
３は、変更後の広告情報を中継装置７１にダウンロード
する。そして、利用者がＩＣカードを読書装置７４に挿
入すると、中継装置７１より読書装置７４に変更後の広
告情報が送信される。このとき、ＩＣカードの広告情報
が古い場合は、読書装置７４は新しい広告情報をＩＣカ
ードに記録する。これによって、利用者は、遊技機７５
によって常に最新の広告内容を見ることができる。
【００２１】また、第４の実施の形態として、利用者に
最適な広告情報を提供する方法について説明する。この
場合は、エンコーダ工場５では、ＩＣカードに広告コー
ドを記録しておく。一方、中継装置７１には、予め、多
くの広告コードとそれに対応する広告情報とを一覧表に
して格納しておく。尚、センタ３にこれらの広告コード
と広告情報を格納しておいてもよい。そして、ＩＣカー
ドを読書装置７４に挿入すると、読書装置７４はＩＣカ
ードの広告コードを読み取って中継装置７１に送信す
る。中継装置７４では、受信した広告コードに対応する
広告情報をデータベースより検索して、該当する広告情
報を遊技機７５にダウンロードする。これによって、そ
れぞれの利用者は広告内容を見ることができる。
最適な広告情報を提供する方法について説明する。この
場合は、エンコーダ工場５では、ＩＣカードに広告コー
ドを記録しておく。一方、中継装置７１には、予め、多
くの広告コードとそれに対応する広告情報とを一覧表に
して格納しておく。尚、センタ３にこれらの広告コード
と広告情報を格納しておいてもよい。そして、ＩＣカー
ドを読書装置７４に挿入すると、読書装置７４はＩＣカ
ードの広告コードを読み取って中継装置７１に送信す
る。中継装置７４では、受信した広告コードに対応する
広告情報をデータベースより検索して、該当する広告情
報を遊技機７５にダウンロードする。これによって、そ
れぞれの利用者は広告内容を見ることができる。
【００２２】ここで、利用者への最適広告の表示を行う
方法について、さらに詳しく説明する。先ず、広告主１
は、予め、会員のユーザ情報とそれぞれのユーザ情報に
最適な広告文をセンタ３に登録しておく。ユーザ情報と
は、個々の会員の性別、年齢、趣味などの属性である。
そして、センタ３は、会員のユーザ情報とそれぞれの最
適広告情報を決定し、これらをセンタ３自身のデータベ
ースに格納するか、中継装置７１のデータベースに格納
させる。尚、以下の例では、ユーザ情報と最適広告情報
は中継装置７１のデータベースに格納するものとして説
明する。一方、ＩＣカードには、予め、会員カードを特
定するＩＤナンバーと性別、年齢、趣味などのユーザ情
報とから成るパーソナルデータを記録しておく。
方法について、さらに詳しく説明する。先ず、広告主１
は、予め、会員のユーザ情報とそれぞれのユーザ情報に
最適な広告文をセンタ３に登録しておく。ユーザ情報と
は、個々の会員の性別、年齢、趣味などの属性である。
そして、センタ３は、会員のユーザ情報とそれぞれの最
適広告情報を決定し、これらをセンタ３自身のデータベ
ースに格納するか、中継装置７１のデータベースに格納
させる。尚、以下の例では、ユーザ情報と最適広告情報
は中継装置７１のデータベースに格納するものとして説
明する。一方、ＩＣカードには、予め、会員カードを特
定するＩＤナンバーと性別、年齢、趣味などのユーザ情
報とから成るパーソナルデータを記録しておく。
【００２３】会員がＩＣカードを読書装置７４に挿入す
ると、パーソナルデータが読み込まれて中継装置７１に
送信される。すると、中継装置７１は、パーソナルデー
タからユーザ情報を読みだして、データベースからユー
ザ情報と一致した広告情報を検索し、遊技機７５にこの
広告情報をダウンロードして表示させる。これによっ
て、会員は、遊技機７５でプレイするときに、自分の性
別や年齢や趣味にあった広告文や広告画像を見ることが
できる。このとき、中継装置７１は、どの広告主の広告
情報を何回、何人にダウンロードしたかをカウントし、
広告主１への広告料の課金データとする。
ると、パーソナルデータが読み込まれて中継装置７１に
送信される。すると、中継装置７１は、パーソナルデー
タからユーザ情報を読みだして、データベースからユー
ザ情報と一致した広告情報を検索し、遊技機７５にこの
広告情報をダウンロードして表示させる。これによっ
て、会員は、遊技機７５でプレイするときに、自分の性
別や年齢や趣味にあった広告文や広告画像を見ることが
できる。このとき、中継装置７１は、どの広告主の広告
情報を何回、何人にダウンロードしたかをカウントし、
広告主１への広告料の課金データとする。
【００２４】ここで、第４の実施の形態の、利用者に最
適な広告情報を提供する処理の流れをフロー図を用い
て、さらに詳しく説明する。図３は、会員に最適広告情
報を提供する場合の、ＩＣカードの記録内容を示す図で
ある。また、図４は、会員に最適広告情報を提供する場
合の、中継装置のデータベースに格納されている記憶内
容を示す図である。さらに、図５は、読書装置と遊技機
から成る遊戯装置の機能ブロック図である。図６は、最
適広告表示をするときの遊戯装置の処理の流れを示すフ
ロー図である。そして、図７は、最適広告表示をすると
きの中継装置の処理の流れを示すフロー図である。
適な広告情報を提供する処理の流れをフロー図を用い
て、さらに詳しく説明する。図３は、会員に最適広告情
報を提供する場合の、ＩＣカードの記録内容を示す図で
ある。また、図４は、会員に最適広告情報を提供する場
合の、中継装置のデータベースに格納されている記憶内
容を示す図である。さらに、図５は、読書装置と遊技機
から成る遊戯装置の機能ブロック図である。図６は、最
適広告表示をするときの遊戯装置の処理の流れを示すフ
ロー図である。そして、図７は、最適広告表示をすると
きの中継装置の処理の流れを示すフロー図である。
【００２５】先ず、図３に示すように、ＩＣカードに
は、カードを特定するＩＤナンバーと、遊具の提供を受
けるための金額情報及びこれに付随する情報と、性別、
年齢、趣味などの属性を表すユーザ情報とが記録されて
いる。また、図４に示すように、中継装置のデータベー
スには、ＩＤ毎の金額情報と、ユーザ情報（性別、年
齢、趣味など）が記録されている。さらに、中継装置の
データベースには、ユーザ情報に対応した広告情報とが
格納されている。尚、広告情報は、文字または画像をコ
ード化して格納されている。また、図５に示すように、
遊戯装置は、ＩＣカードの情報を読み書きするカード読
書部２１と、遊具の貸し出しを受けてプレイをする遊技
部２２と、広告を表示する表示部２３と、中継装置とこ
れらの各部との間の信号の受け渡しを行う通信部２４
と、これらの各部の制御を行う制御処理部２５とから成
っている。
は、カードを特定するＩＤナンバーと、遊具の提供を受
けるための金額情報及びこれに付随する情報と、性別、
年齢、趣味などの属性を表すユーザ情報とが記録されて
いる。また、図４に示すように、中継装置のデータベー
スには、ＩＤ毎の金額情報と、ユーザ情報（性別、年
齢、趣味など）が記録されている。さらに、中継装置の
データベースには、ユーザ情報に対応した広告情報とが
格納されている。尚、広告情報は、文字または画像をコ
ード化して格納されている。また、図５に示すように、
遊戯装置は、ＩＣカードの情報を読み書きするカード読
書部２１と、遊具の貸し出しを受けてプレイをする遊技
部２２と、広告を表示する表示部２３と、中継装置とこ
れらの各部との間の信号の受け渡しを行う通信部２４
と、これらの各部の制御を行う制御処理部２５とから成
っている。
【００２６】次に、最適広告表示の処理の流れを説明す
るが、ＩＣカードの本来の機能である金額情報の更新処
理については、この実施の形態とは直接関係ない部分は
省略する。先ず、図６において、ＩＣカードをカード読
書部２１に挿入すると（Ｓ１）、カード読書部２１は、
ＩＣカードよりＩＤ、金額情報、パーソナル情報などを
読み取る。パーソナル情報はＩＣカードの所持者を分類
するための情報であり、具体的には性別、年齢、趣味な
どである（Ｓ２）。そして、カード読書部２１がＩＣカ
ードから読み取った記録情報は、通信部２４より中継装
置へ送信される（Ｓ３）。すると、中継装置では、受信
したパーソナル情報に基づいて、ユーザ条件と一致する
広告内容を自己のデータベースより検索する。そして、
検索した最適広告情報をカード読書部２１へ送信する。
これによって、カード読書部２１は会員に最適な広告情
報を取得し（Ｓ４）、この広告内容を表示部２３に表示
させる（Ｓ５）。さらに、遊技部２２へ遊具を排出し
（Ｓ６）、カード読書部２１は通信部２４を経て、中継
装置に使用金額情報を送信する（Ｓ７）。すると、中継
装置は、この金額情報をチェックして、正当であれば、
更新金額情報をカード読書部２１に送信する。これによ
って、カード読書部２１はＩＣカードの金額情報の更新
を行い（Ｓ８）、ＩＣカードを排出し（Ｓ９）、終了す
る。
るが、ＩＣカードの本来の機能である金額情報の更新処
理については、この実施の形態とは直接関係ない部分は
省略する。先ず、図６において、ＩＣカードをカード読
書部２１に挿入すると（Ｓ１）、カード読書部２１は、
ＩＣカードよりＩＤ、金額情報、パーソナル情報などを
読み取る。パーソナル情報はＩＣカードの所持者を分類
するための情報であり、具体的には性別、年齢、趣味な
どである（Ｓ２）。そして、カード読書部２１がＩＣカ
ードから読み取った記録情報は、通信部２４より中継装
置へ送信される（Ｓ３）。すると、中継装置では、受信
したパーソナル情報に基づいて、ユーザ条件と一致する
広告内容を自己のデータベースより検索する。そして、
検索した最適広告情報をカード読書部２１へ送信する。
これによって、カード読書部２１は会員に最適な広告情
報を取得し（Ｓ４）、この広告内容を表示部２３に表示
させる（Ｓ５）。さらに、遊技部２２へ遊具を排出し
（Ｓ６）、カード読書部２１は通信部２４を経て、中継
装置に使用金額情報を送信する（Ｓ７）。すると、中継
装置は、この金額情報をチェックして、正当であれば、
更新金額情報をカード読書部２１に送信する。これによ
って、カード読書部２１はＩＣカードの金額情報の更新
を行い（Ｓ８）、ＩＣカードを排出し（Ｓ９）、終了す
る。
【００２７】次に、中継装置の処理の流れについて説明
する。図７に示すように、先ず、中継装置は遊技装置よ
りＩＤ及びパーソナルデータを取得する（Ｓ１１）。こ
れによって、中継装置は、ＩＤ及びパーソナルデータに
基づいて、自己のデータベースより会員のユーザ情報を
取得する（Ｓ１２）。そして、このユーザ情報に応じた
最適な広告情報を、データベースより検索する（（Ｓ１
３）。さらに、この最適広告情報を遊戯装置にダウンロ
ードする（Ｓ１４）。また、広告毎のダウンロード回数
を更新して、これをセンタに送信する（Ｓ１５）。これ
は、センタを通して、広告主に広告料の課金を請求する
ためである。次に、中継装置は、遊戯装置より金額情報
を取得して（Ｓ１６）、残高情報の算出を行い（Ｓ１
７）、更新すべき残高情報を遊技装置に通知し（Ｓ１
８）、終了する。
する。図７に示すように、先ず、中継装置は遊技装置よ
りＩＤ及びパーソナルデータを取得する（Ｓ１１）。こ
れによって、中継装置は、ＩＤ及びパーソナルデータに
基づいて、自己のデータベースより会員のユーザ情報を
取得する（Ｓ１２）。そして、このユーザ情報に応じた
最適な広告情報を、データベースより検索する（（Ｓ１
３）。さらに、この最適広告情報を遊戯装置にダウンロ
ードする（Ｓ１４）。また、広告毎のダウンロード回数
を更新して、これをセンタに送信する（Ｓ１５）。これ
は、センタを通して、広告主に広告料の課金を請求する
ためである。次に、中継装置は、遊戯装置より金額情報
を取得して（Ｓ１６）、残高情報の算出を行い（Ｓ１
７）、更新すべき残高情報を遊技装置に通知し（Ｓ１
８）、終了する。
【００２８】次に、ＩＣカードに広告内容を印字する幾
つかの実施の形態を説明する。すなわち、第５の実施の
形態として、カード発券時にＩＣカードに広告文や広告
画像を印字する方法について述べる。最初に、発券機７
２が広告内容の設定機能を持つ場合について説明する。
先ず、広告主１から納品されたＩＣカードを発券機７２
にセットする。そして、利用者が発券機７２に所定の現
金を投入すると、発券時にカードチェックが行われ、正
常なカードに対して、広告文または広告画像がインクジ
ェット印字されて排出される。このとき、印字形態や広
告文などの印字表示内容は、カード券種毎に発券機７２
で設定される。また、印字券種や印字枚数データなどは
中継装置７１に送信され、広告主１へ広告料が課金され
る。この方式のメリットは、発券機７２に無印字のＩＣ
カードをセットしてから、広告内容を発券機７２でセッ
トできるため、予め、ＩＣカードのセット時に印字枚数
や印字券種を限定する必要がないので経済的効果が大き
い。
つかの実施の形態を説明する。すなわち、第５の実施の
形態として、カード発券時にＩＣカードに広告文や広告
画像を印字する方法について述べる。最初に、発券機７
２が広告内容の設定機能を持つ場合について説明する。
先ず、広告主１から納品されたＩＣカードを発券機７２
にセットする。そして、利用者が発券機７２に所定の現
金を投入すると、発券時にカードチェックが行われ、正
常なカードに対して、広告文または広告画像がインクジ
ェット印字されて排出される。このとき、印字形態や広
告文などの印字表示内容は、カード券種毎に発券機７２
で設定される。また、印字券種や印字枚数データなどは
中継装置７１に送信され、広告主１へ広告料が課金され
る。この方式のメリットは、発券機７２に無印字のＩＣ
カードをセットしてから、広告内容を発券機７２でセッ
トできるため、予め、ＩＣカードのセット時に印字枚数
や印字券種を限定する必要がないので経済的効果が大き
い。
【００２９】次に、中継装置７１が広告内容の設定機能
を持つ場合について説明する。この場合もＩＣカードを
発券機７２にセットし、発券時にカードチェックが行わ
れて、正常なカードに対して広告文がインクジェット印
字されて排出される。このとき、印字形態や広告文など
の印字表示内容は、カード券種毎に中継装置７１で設定
され、発券機７２にダウンロードされる。また、印字券
種や印字枚数データなどは中継装置７１に送信される。
この方式のメリットは、複数台の発券機７２に、同時
に、広告文などをセットすることができることである。
尚、この実施の形態で中継装置７１をセンタ３に置き換
えても同様な印字処理を行うことができる。
を持つ場合について説明する。この場合もＩＣカードを
発券機７２にセットし、発券時にカードチェックが行わ
れて、正常なカードに対して広告文がインクジェット印
字されて排出される。このとき、印字形態や広告文など
の印字表示内容は、カード券種毎に中継装置７１で設定
され、発券機７２にダウンロードされる。また、印字券
種や印字枚数データなどは中継装置７１に送信される。
この方式のメリットは、複数台の発券機７２に、同時
に、広告文などをセットすることができることである。
尚、この実施の形態で中継装置７１をセンタ３に置き換
えても同様な印字処理を行うことができる。
【００３０】尚、ＩＣカードへの印字方法については、
上述したインクジェット印字以外に、カード表面に感熱
リトライ面や磁粉面などの印字面を設けて、ここに印字
する方法がある。感熱リトライ面は、熱を加えると白濁
し、さらに熱を加えると消字とライトできる面であり、
また、磁粉面は鉄粉などの磁粉を磁気で動かして文字を
表示するものであり、何れもリライトできるカードとし
て用いられている。
上述したインクジェット印字以外に、カード表面に感熱
リトライ面や磁粉面などの印字面を設けて、ここに印字
する方法がある。感熱リトライ面は、熱を加えると白濁
し、さらに熱を加えると消字とライトできる面であり、
また、磁粉面は鉄粉などの磁粉を磁気で動かして文字を
表示するものであり、何れもリライトできるカードとし
て用いられている。
【００３１】次に、第６の実施の形態として、カード発
券時及び入金時にＩＣカードに広告文や広告画像を印字
する方法について説明する。ＩＣカードは感熱リライト
または磁粉リライトのできるカードが用いられ、発券機
７２にセットされる。そして、カード発券時に、カード
チェックＯＫのものに対して広告表示して排出される。
このとき、印字形態や広告文などの印字表示内容は、カ
ード券種毎に中継装置７１で設定され、発券機７２にダ
ウンロードされる。また、発券機７２の印字券種や印字
枚数データなどは中継装置７１に送信される。
券時及び入金時にＩＣカードに広告文や広告画像を印字
する方法について説明する。ＩＣカードは感熱リライト
または磁粉リライトのできるカードが用いられ、発券機
７２にセットされる。そして、カード発券時に、カード
チェックＯＫのものに対して広告表示して排出される。
このとき、印字形態や広告文などの印字表示内容は、カ
ード券種毎に中継装置７１で設定され、発券機７２にダ
ウンロードされる。また、発券機７２の印字券種や印字
枚数データなどは中継装置７１に送信される。
【００３２】そして、ＩＣカードの金額情報を更新する
ために、入金機７３にＩＣカードを挿入すると、正常な
カードであり且つ金額情報の更新ＯＫのカードに対し
て、新たな広告を表示してＩＣカードを排出する。ここ
で、ＩＣカードの印字面は感熱リトライ面または磁粉面
になっているので、自由に広告内容が書き替えられる。
このとき、印字表示内容は中継装置７１で設定され、入
金機７３にダウンロードされる。さらに、印字形態や広
告文は、券種毎／リチャージ回数毎に中継装置７１で設
定され、入金機７３にダウンロードされる。また、入金
機７３のリチャージ券種やリチャージ回数は中継装置７
１に送信される。さらに、入金機７３の印字券種や印字
枚数データなどは中継装置７１に送信される。
ために、入金機７３にＩＣカードを挿入すると、正常な
カードであり且つ金額情報の更新ＯＫのカードに対し
て、新たな広告を表示してＩＣカードを排出する。ここ
で、ＩＣカードの印字面は感熱リトライ面または磁粉面
になっているので、自由に広告内容が書き替えられる。
このとき、印字表示内容は中継装置７１で設定され、入
金機７３にダウンロードされる。さらに、印字形態や広
告文は、券種毎／リチャージ回数毎に中継装置７１で設
定され、入金機７３にダウンロードされる。また、入金
機７３のリチャージ券種やリチャージ回数は中継装置７
１に送信される。さらに、入金機７３の印字券種や印字
枚数データなどは中継装置７１に送信される。
【００３３】次に、第７の実施の形態として、ＩＣカー
ドに印字する場合で、発券時及び入金時に会員の属性に
応じた広告文をカードに印字する方法について説明す
る。この場合は、各発券機７２や入金機７３がローカル
で処理するローカル装置処理方式と、各ローカル装置が
中継装置に処理内容を問い合わせる広告文問い合わせ方
式とがある。
ドに印字する場合で、発券時及び入金時に会員の属性に
応じた広告文をカードに印字する方法について説明す
る。この場合は、各発券機７２や入金機７３がローカル
で処理するローカル装置処理方式と、各ローカル装置が
中継装置に処理内容を問い合わせる広告文問い合わせ方
式とがある。
【００３４】広告文問い合わせ方式は、中継装置７１が
生年月日、性別などの会員の属性と、該当する広告文と
を自己のデータベースに格納している。そして、カード
購入時または入金時に、会員カードの属性（生年月日、
性別など）を発券機７２または入金機７３で読み取り、
中継装置７１に送信する。すると、中継装置７１は、受
信したカードの属性データに基づいて、自己のデータベ
ースによって広告文の検索を行う。そして、検索した会
員に最適な広告文を、発券機７２または入金機７３に送
信し、これらの装置で広告文を印字してＩＣカードを排
出する。この方式のメリットは、中継装置７１のデータ
ベースに基づいて広告文を検索するため、広告文の更新
や条件変更に対し、タイムリーに処理を行うことができ
る。
生年月日、性別などの会員の属性と、該当する広告文と
を自己のデータベースに格納している。そして、カード
購入時または入金時に、会員カードの属性（生年月日、
性別など）を発券機７２または入金機７３で読み取り、
中継装置７１に送信する。すると、中継装置７１は、受
信したカードの属性データに基づいて、自己のデータベ
ースによって広告文の検索を行う。そして、検索した会
員に最適な広告文を、発券機７２または入金機７３に送
信し、これらの装置で広告文を印字してＩＣカードを排
出する。この方式のメリットは、中継装置７１のデータ
ベースに基づいて広告文を検索するため、広告文の更新
や条件変更に対し、タイムリーに処理を行うことができ
る。
【００３５】また、ローカル装置処理方式は、発券機７
２または入金機７３が、それぞれ、生年月日、性別など
の会員の属性と、該当する広告文とを自己のデータベー
スに格納している。そして、カード購入時または入金時
に、会員カードの属性（生年月日、性別など）を発券機
７２または入金機７３で読み取り、各々自己のデータベ
ースで検索して該当する広告文を抽出し、これをカード
に印字する。このとき中継装置７１は、発券機７２また
は入金機７３に対して、データベースの更新や検索条件
などを送信する。この方式のメリットは、カード読み取
りから広告文検索までの処理を各装置内で行うため、前
述の中継装置７１に問い合わせる方式よりも処理時間が
短くなる。
２または入金機７３が、それぞれ、生年月日、性別など
の会員の属性と、該当する広告文とを自己のデータベー
スに格納している。そして、カード購入時または入金時
に、会員カードの属性（生年月日、性別など）を発券機
７２または入金機７３で読み取り、各々自己のデータベ
ースで検索して該当する広告文を抽出し、これをカード
に印字する。このとき中継装置７１は、発券機７２また
は入金機７３に対して、データベースの更新や検索条件
などを送信する。この方式のメリットは、カード読み取
りから広告文検索までの処理を各装置内で行うため、前
述の中継装置７１に問い合わせる方式よりも処理時間が
短くなる。
【００３６】以上述べた実施の形態は本発明をするため
に一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定され
るものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可能
である。例えば、上記の実施の形態では、記憶容量の大
きい情報記録カードとしてＩＣカードを用いて説明した
が、これ以外に、例えば、光カードや磁気カードなどを
用いても、本発明が適用できることは云うまでもない。
また、上記の実施の形態では、遊興施設でＩＣカードを
用いる場合について述べたが、これ以外に、例えばデパ
ート、スーパー、小売店など大衆にサービスを提供する
施設であれば全て適用することができる。さらに、自動
販売機や銀行などのＡＴＭ装置にも応用することができ
る。
に一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定され
るものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が可能
である。例えば、上記の実施の形態では、記憶容量の大
きい情報記録カードとしてＩＣカードを用いて説明した
が、これ以外に、例えば、光カードや磁気カードなどを
用いても、本発明が適用できることは云うまでもない。
また、上記の実施の形態では、遊興施設でＩＣカードを
用いる場合について述べたが、これ以外に、例えばデパ
ート、スーパー、小売店など大衆にサービスを提供する
施設であれば全て適用することができる。さらに、自動
販売機や銀行などのＡＴＭ装置にも応用することができ
る。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるプリ
ペイドカードの情報処理システムは、カード媒体の余っ
た記憶容量を有効に利用して、ここに広告情報を記録
し、カード利用者に最適な広告内容を表示することがで
きるようにしたものである。したがって、利用者は、プ
リペイドカードを本来の用途に使用しながら、自分に有
利な情報を得ることができる。これによって、プリペイ
ドカードの利用形態が広がり、カード媒体の単価が高い
ＩＣカードなどであっても付加価値が高まる。したがっ
て、プリペイドカードの再利用を誘導することができ、
結果として、再利用回数が増加してゆき、カード媒体の
見かけ上の単価を低減させることができるし、当然、資
源の節約にも繋がる。
ペイドカードの情報処理システムは、カード媒体の余っ
た記憶容量を有効に利用して、ここに広告情報を記録
し、カード利用者に最適な広告内容を表示することがで
きるようにしたものである。したがって、利用者は、プ
リペイドカードを本来の用途に使用しながら、自分に有
利な情報を得ることができる。これによって、プリペイ
ドカードの利用形態が広がり、カード媒体の単価が高い
ＩＣカードなどであっても付加価値が高まる。したがっ
て、プリペイドカードの再利用を誘導することができ、
結果として、再利用回数が増加してゆき、カード媒体の
見かけ上の単価を低減させることができるし、当然、資
源の節約にも繋がる。
【図１】 本発明の実施の形態に適用される、ＩＣカー
ドによる情報処理システムの構成図である。
ドによる情報処理システムの構成図である。
【図２】 ＩＣカードに広告情報を記録するエリアを示
す図である。
す図である。
【図３】 会員に最適広告情報を提供する場合の、ＩＣ
カードの記録内容を示す図である。
カードの記録内容を示す図である。
【図４】 会員に最適広告情報を提供する場合の、中継
装置のデータベースに格納されている記憶内容を示す図
である。
装置のデータベースに格納されている記憶内容を示す図
である。
【図５】 読書装置と遊技機から成る遊戯装置の機能ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図６】 最適広告表示をするときの、遊戯装置の処理
の流れを示すフロー図である。
の流れを示すフロー図である。
【図７】 最適広告表示をするときの、中継装置の処理
の流れを示すフロー図である。
の流れを示すフロー図である。
１…広告主、３…カード発行会社（センタ）、５…エン
コーダ工場、７…サービス提供施設（遊興施設）、７１
…中継装置、７２…発券機、７３…入金機、７４…読書
装置、７５…遊技機、１１…ＩＣカード、１３…共通広
告情報エリア、１５…固有広告情報エリア、２１…カー
ド読書部、２２…遊技部、２３…表示部、２４…通信
部、２５…制御処理部
コーダ工場、７…サービス提供施設（遊興施設）、７１
…中継装置、７２…発券機、７３…入金機、７４…読書
装置、７５…遊技機、１１…ＩＣカード、１３…共通広
告情報エリア、１５…固有広告情報エリア、２１…カー
ド読書部、２２…遊技部、２３…表示部、２４…通信
部、２５…制御処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０７Ｇ 1/12 ３２１ Ｇ０６Ｋ 19/00 Ｕ Ｆターム(参考） 2C005 MA17 MA33 MB02 SA04 SA05 SA06 TA27 3E042 CC02 CD04 CE07 3E044 AA01 AA05 BA06 CA06 EA11 5B035 BB09 BC02 5B058 KA05 KA06 KA11 KA12 YA06 YA18
Claims (5)
- 【請求項１】 プリペイドカードの金額情報を読み取
り、対価の決済処理を行うプリペイドカードの情報処理
システムにおいて、 少なくとも金額情報と広告情報とが記録されたプリペイ
ドカードから金額情報を読み取り、該プリペイドカード
の金額情報の更新を行うと共に、前記プリペイドカード
から広告情報を読み取る読書手段と、 前記読書手段から受信した金額情報に基づいて、該金額
情報の決済を行い、前記読書手段に金額情報の更新を通
知する情報管理手段と、前記読書手段から受信した広告
情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするプ
リペイドカードの情報処理システム。 - 【請求項２】 前記プリペイドカードに記録された広告
情報は、 何れの読書手段によっても読み取ることのできる共通広
告情報と、 読み取り可能な読書手段を限定するための特定コードと
該特定コードに対応付けられた固有広告情報とから成
り、 前記読書手段は、 自己に付与された特定コードを記憶する手段と、 前記プリペイドカードより共通広告情報も読み取ると共
に、自己が記憶する特定コードとカードに記録された特
定コードが一致する場合、当該特定コードに対応してプ
リペイドカードに記録された固有広告情報を読み取る手
段と、 前記共通広告情報もしくは前記固有広告情報を前記表示
手段に表示させる手段とを含むことを特徴とする請求項
１記載のプリペイドカードの情報処理システム。 - 【請求項３】 前記プリペイドカードに記録された広告
情報は、何れの読書手段によっても読み取ることのでき
る共通広告情報であり、 前記読書手段は、 自己に付与された特定コードを記憶する手段と、 自己が記憶する特定コードを前記情報管理手段に送信す
る手段とを含み前記情報管理手段は、 読書手段に付与された特定コードと、該特定コードに対
応付けれた固有広告情報とを格納したデーベースと、 読書手段より受信した特定コードをキーとして前記デー
タベースを検索し、該特定コードに対応する固有広告情
報を取得する手段と、 取得した固有広告情報を前記表示手段に表示させる手段
とを含むことを特徴とする請求項１記載のプリペイドカ
ードの情報処理システム。 - 【請求項４】 プリペイドカードの金額情報を読み取
り、対価の決済処理を行うプリペイドカードの情報処理
システムにおいて、 少なくとも金額情報と広告コードとが記録されたプリペ
イドカードから金額情報を読み取り、該プリペイドカー
ドの金額情報の更新を行うと共に、前記プリペイドカー
ドから広告コードを読み取る読書手段と、 前記読書手段から受信した金額情報に基づいて、該金額
情報の決済を行い、前記読書手段に金額情報の更新を通
知すると共に、前記広告コードとこれに対応する広告情
報とを格納したデータベースより、前記読書手段から受
信した広告コードに対応する広告情報を検索して、該広
告情報をダウンロードする情報管理手段と、 前記情報管理手段からダウンロードされた広告情報を表
示する表示手段とを備えたことを特徴とするプリペイド
カードの情報処理システム。 - 【請求項５】 プリペイドカードの金額情報を読み取
り、対価の決済処理を行うプリペイドカードの情報処理
システムにおいて、 少なくとも、金額情報とカード所持者の属性情報とが記
録されたプリペイドカードから金額情報を読み取り、該
プリペイドカードの金額情報の更新を行うと共に、前記
プリペイドカードからＩＤ情報と属性情報を読み取る読
書手段と、 前記読書手段から受信した金額情報に基づいて、該金額
情報の決済を行い、前記読書手段に金額情報の更新を通
知すると共に、前記属性情報とこれに対応する広告情報
とを格納したデータベースより、前記読書手段から受信
した属性情報に対応する広告情報を検索して、該広告情
報をダウンロードする情報管理手段と、 前記情報管理手段からダウンロードされた広告情報を表
示する表示手段とを備えたことを特徴とするプリペイド
カードの情報処理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06932599A JP3527128B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | サービス機能付きプリペイドカードの情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06932599A JP3527128B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | サービス機能付きプリペイドカードの情報処理システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000268235A true JP2000268235A (ja) | 2000-09-29 |
| JP3527128B2 JP3527128B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=13399299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06932599A Expired - Lifetime JP3527128B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | サービス機能付きプリペイドカードの情報処理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3527128B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002027572A1 (fr) * | 2000-09-25 | 2002-04-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Procede publicitaire faisant appel a un support d'enregistrements reinscriptible electriquement, support d'enregistrements utilise selon ledit procede, et dispositif electronique pourvu d'une fonction d'affichage |
| JP2002163442A (ja) * | 2000-11-24 | 2002-06-07 | Toppan Forms Co Ltd | Ｉｃカード型の顧客カードを用いた顧客管理システムおよび方法 |
| WO2002056269A1 (fr) * | 2001-01-11 | 2002-07-18 | Denaro Co., Ltd. | Systeme de diffusion publicitaire |
| JP2002203258A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Casio Comput Co Ltd | 広告提供装置及び広告提供方法 |
| JP2002279490A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Sony Corp | 広告配信方法および広告配信システム |
| JP2002279368A (ja) * | 2001-03-22 | 2002-09-27 | Olympus Optical Co Ltd | Ｉｃカード及びｉｃカードシステム |
| JP2004295583A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Fujitsu Ltd | 販売情報収集方法、広告方法、アンケート収集方法、自動販売機及び販売情報収集センター |
| JP2008077596A (ja) * | 2006-09-25 | 2008-04-03 | Toshiba Tec Corp | 商品販売データ処理装置 |
| JP2009032268A (ja) * | 2008-07-31 | 2009-02-12 | Sharp Corp | 広告表示管理システム、広告表示管理方法及び広告表示管理プログラムを記録した記録媒体 |
| WO2011148884A1 (ja) | 2010-05-28 | 2011-12-01 | 楽天株式会社 | コンテンツ出力装置、コンテンツ出力方法、コンテンツ出力プログラム、及びコンテンツ出力プログラムが記録された記録媒体 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP06932599A patent/JP3527128B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002027572A1 (fr) * | 2000-09-25 | 2002-04-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Procede publicitaire faisant appel a un support d'enregistrements reinscriptible electriquement, support d'enregistrements utilise selon ledit procede, et dispositif electronique pourvu d'une fonction d'affichage |
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| EP1351205A4 (en) * | 2001-01-11 | 2006-06-07 | Denaro Co Ltd | ADVERTISEMENT DIFFUSION SYSTEM |
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| WO2011148884A1 (ja) | 2010-05-28 | 2011-12-01 | 楽天株式会社 | コンテンツ出力装置、コンテンツ出力方法、コンテンツ出力プログラム、及びコンテンツ出力プログラムが記録された記録媒体 |
| US9530144B2 (en) | 2010-05-28 | 2016-12-27 | Rakuten, Inc. | Content output device, content output method, content output program, and recording medium having content output program recorded thereon |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3527128B2 (ja) | 2004-05-17 |
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