JP2000266390A - 空調機の遠隔制御システム - Google Patents

空調機の遠隔制御システム

Info

Publication number
JP2000266390A
JP2000266390A JP11073187A JP7318799A JP2000266390A JP 2000266390 A JP2000266390 A JP 2000266390A JP 11073187 A JP11073187 A JP 11073187A JP 7318799 A JP7318799 A JP 7318799A JP 2000266390 A JP2000266390 A JP 2000266390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
group information
air
conditioning system
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11073187A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Nakamura
慎二 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11073187A priority Critical patent/JP2000266390A/ja
Publication of JP2000266390A publication Critical patent/JP2000266390A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現地ビルなどに設置されて空気調和機の運転
状態の監視等を行う設備コントローラによって、現地の
空調システムのアドレス情報やグループ情報を含むシス
テム情報を収集し、収集したシステム情報を遠隔地の遠
隔管理端末機へ公衆回線を介して通信することにより、
現場システムの初期設定状況を確認することのできる遠
隔制御システムを提供すること。 【解決手段】 設備コントローラ5のマイクロコンピュ
ータ21に、現地の空調システムに関するシステム情報
を自動的に収集するシステム情報収集手段21cと、収
集した内容を遠隔地の遠隔管理端末機へ公衆回線を介し
て送信する公衆回線通信手段23を持たせたので、遠隔
地にいながらにして現地設備機器のシステム情報を把握
でき、初期設定作業ミスなどの早期発見が可能となっ
て、サービス性やメンテナンス性に優れた遠隔制御シス
テムを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の空気調和
機などを集中管理するシステムであって、複数台の空気
調和機をグループ分けしてグループ毎に制御するための
グループ設定に関する初期設定内容を、集中管理装置な
どが設置された場所とは異なる遠隔地から確認でき内容
変更のできる空調機の遠隔制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の集中管理システムに
おけるグループ設定は、その現場に設置される集中管理
装置を用い、その現場に関するシステム構成図に描かれ
た情報、テナント情報、間仕切り情報などに基づいて行
われてきた。そうして、一度設定された情報を変更する
際は、サービスマンが再び現地へ赴いて再度設定し直し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の集中
管理装置によって空気調和機などをグループ制御するに
あたりアドレス設定ミスなどがあった場合、例えば、実
際に存在しないアドレスを登録してしまった場合など
は、通信異常として検出されるので、やはりサービスマ
ンが現地に出向いて、アドレス情報の再確認と再設定を
実施する必要があった。また、グループ情報の設定を間
違ってしまい、間仕切り別やテナント別にグループ設定
できなかった場合なども、現地へ出向いて再調整する必
要がある。他方、空調負荷が少ない時期などのように、
設定ミスの影響が顕著に出現しにくい時期に現地調整し
た場合は、実稼動後、しばらくしてからでなければ、設
定ミスのあったことが分からないこともある。
【0004】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、現地に設置されている遠隔制御用
のコントローラに設定された、空気調和機やリモコンな
どに関するアドレス情報あるいはグループ情報などのシ
ステム情報を遠隔地から任意に確認して変更できるとと
もに、システム設定ミスをあらかじめ自動的に検出する
手段を設けることで、システムの初期設定ミスに起因す
る機器の誤動作をなくし、更にサービスマンなどが現地
へ赴く手間と費用を低減化することのできる空調機の遠
隔制御システムの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る空調機の遠隔制御システムは、複数
台設置された空気調和機、複数台の空気調和機をそれぞ
れ操作するためのリモコン、及び、空気調和機を複数の
グループに分けてグループ毎に運転操作する集中制御装
置にそれぞれ伝送線を介して接続され、グループ毎の空
気調和機の運転操作と運転状態の監視を行う設備コント
ローラと、設備コントローラと公衆回線等を介して接続
され、設備コントローラの収集する空気調和機の運転状
態等を監視する遠隔監視端末機とを有して成り、設備コ
ントローラは、空気調和機及びリモコンを含む空調シス
テムのアドレス情報とグループ情報を含むシステム情報
を自動的に収集するシステム情報収集手段と、遠隔監視
端末機との間で通信を行う通信手段とを具備するととも
に、システム情報収集手段により収集されたシステム情
報を通信手段を介して遠隔監視端末機へ通報することを
特徴とする構成にしてある。
【0006】また、前記構成の設備コントローラは、空
調システムのグループ分けを現地で行う現地調整手段
と、現地で現地調整手段によりあるグループに登録され
た空調システムのアドレス情報とシステム情報収集手段
により自動的に収集された実際の空調システムのアドレ
ス情報とを比較するアドレス情報比較手段とを具備する
とともに、現地調整手段によるグループ分けの際に登録
された空調システムのアドレス情報とシステム情報収集
手段により収集された空調システムのアドレス情報とが
異なっているとアドレス情報比較手段により判断された
とき、アドレス情報が異なっている旨の情報を通信手段
を介して遠隔監視端末機へ通報するものである。
【0007】そして、前記構成の設備コントローラは、
現地調整手段により現地で登録された空調システムのア
ドレス情報を遠隔監視端末機からの指令に基づいて書き
換えるアドレス情報書換手段を具備するとともに、現地
調整手段により登録された空調システムのアドレス情報
とシステム情報収集手段により自動的に収集された実際
の空調システムのアドレス情報とが異なっているとき、
現地調整手段により登録された空調システムのアドレス
情報をシステム情報収集手段により検出された空調シス
テムのアドレス情報に書き換えるものである。
【0008】更に、前記構成の設備コントローラは、シ
ステム情報収集手段により自動的に収集された実際の空
調システムのグループ情報と現地調整手段により現地で
登録されたグループ情報とを比較するグループ情報比較
手段を具備するとともに、システム情報収集手段により
収集されたグループ情報と現地調整手段により登録され
たグループ情報とが異なっているとグループ情報比較手
段により判断されたとき、グループ情報が異なる旨の情
報を通信手段を介して遠隔監視端末機へ通報するもので
ある。
【0009】また、前記構成の設備コントローラは、現
地調整手段により現地で登録された空調システムのグル
ープ情報を遠隔監視端末機からの指令に基づいて書き換
えるグループ情報書換手段を具備するとともに、現地調
整手段により登録された空調システムのグループ情報と
システム情報収集手段により自動的に収集された実際の
空調システムのグループ情報とが異なっているとき、現
地調整手段により登録された空調システムのグループ情
報をシステム情報収集手段により検出された空調システ
ムのグループ情報に書き換えるものである。
【0010】そして、複数台設置された空気調和機、複
数台の空気調和機をそれぞれ操作するためのリモコン、
及び、空気調和機を複数のグループに分けてグループ毎
に運転操作する集中制御装置にそれぞれ伝送線を介して
接続され、グループ毎の空気調和機の運転操作と運転状
態の監視を行う設備コントローラと、設備コントローラ
と公衆回線等を介して接続され、設備コントローラの収
集する空気調和機の運転状態等を監視する遠隔監視端末
機とを有して成り、設備コントローラは、空気調和機及
びリモコンを含む空調システムのグループ分けを現地で
行う現地調整手段と、空気調和機の運転状態変化を検出
する状態変化検出手段と、空気調和機の運転状態変化履
歴を記憶する状態変化記憶手段と、状態変化検出手段に
より検出された空気調和機の運転状態変化と状態変化記
憶手段により確認可能な空気調和機の運転状態変化履歴
とに基づいて、現地調整手段により登録されたグループ
情報と実際の空調システムのグループ情報との相違を予
測する予測判別手段と、登録されたグループ情報と実際
のグループ情報とを比較するグループ情報比較手段と、
遠隔監視端末機と通信する通信手段とを具備するととも
に、登録されたグループ情報と実際のグループ情報とが
異なっているとグループ情報比較手段により判断された
とき、グループ情報が異なっている旨の情報を通信手段
を介して遠隔監視端末機へ通報することを特徴とする空
調機の遠隔制御システムである。
【0011】更に、前記の各構成による設備コントロー
ラは、遠隔監視端末機からの指令に基づいて、空調シス
テムが保持するグループ情報を、現地調整手段により登
録されたグループ情報に書き換えるグループ情報書換手
段を具備したものである。
【0012】また、前記の各構成による設備コントロー
ラは、遠隔監視端末機からのシステム情報の更新指令を
受信するシステム情報受信手段を具備したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳しく説明する。 発明の実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1〜
5に係る遠隔制御システムの全体構成を示すブロック図
である。図において、符号の1A〜1Cは複数台設置さ
れた室内機であり、2A〜2Cは前記の室内機1A〜1
Cとともに空気調和機30A〜30Cを構成する室外機
である。これらは伝送線8A〜8Eを介してデータの送
受を行うことで運転制御される。また、3A〜3Cは室
内機1A〜1Cの操作を行うリモコンである。4は室内
機をグループ制御する集中制御装置であり、伝送線8A
〜9Dを介して空気調和機30A〜30Cと接続されて
室内機1A〜1Cなどの運転操作を行っている。これら
の空気調和機30A〜30C、リモコン3A〜3C、及
び、伝送線8A〜8E,9A〜9D,10などから、空
調システム31が構成される。5は伝送線10,8A〜
8E,9A〜9Dを介して室内機1A〜1C、室外機2
A〜2C、リモコン3A〜3C、集中制御装置4と接続
されてデータの送受信を行えるうえ、モデム7を介して
公衆回線13と接続されたビル設備の設備コントローラ
である。また、11A〜11Cはモデム12A〜12C
を介して公衆回線13と接続されて設備コントローラ5
と通信を行うとともに、現地の空調システム31の状態
を表示し編集する遠隔監視端末機である。尚、本発明に
おいて、室内機、室外機、リモコン、集中制御装置はい
ずれも前記例示の台数(3台)に制限するものでなく、
また遠隔監視端末機の台数も制限されない。
【0014】図2は実施の形態1における設備コントロ
ーラの要部構成を示すブロック図である。図に示したよ
うに、空気調和機30A〜30Cの室内機1A〜1Cや
室外機2A〜2Cの運転状態を監視し制御する設備コン
トローラ5は、空気調和機30A〜30C、リモコン3
A〜3C、集中制御装置4と通信を行うための通信手段
22と、公衆回線13やモデム7,12A〜12Cを介
して遠隔監視端末機11A〜11Cと通信するためのデ
ータ変換を行う公衆回線通信手段23と、現地で空調シ
ステム31のシステム情報を入力する現地調整手段24
と、自己(以下「自己」とは設備コントローラ5自体の
ことを指す)の状態や空気調和機30A〜30Cなどの
状態を外部へ知らしめる表示手段25と、本システム内
の情報検索命令のトリガとなるスイッチであるところの
検索指令手段26と、設備コントローラ5の制御を司ど
るマイクロコンピュータ21と、から構成されている。
尚、「システム情報」とは、複数台の空気調和機をグル
ープ分けしてグループ毎に制御するためのグルーピング
情報(「グループ情報」)のみならず、空気調和機30
A〜30C、リモコン3A〜3C、集中制御装置4など
を識別するための「アドレス情報」を含むものである。
前記のマイクロコンピュータ21は、現地調整手段24
にて設定された空調システム31のシステム情報を記憶
するシステム情報記憶手段21aと、空気調和機30A
〜30Cの運転状態を記憶する運転状態記憶手段21b
と、空気調和機30A〜30Cなどの存在する空調シス
テム31のシステム情報を自動的に収集するシステム情
報収集手段21cと、現地で設定登録されている空調シ
ステム31のアドレス情報と自己が検出した現時点にお
ける空調システム31のアドレス情報とを比較するアド
レス情報比較手段21dとを具備している。
【0015】次に、設備コントローラ5の動作につい
て、図1、図2、図3、図4のフローチャートを参照し
て説明する。尚、図3、図4はシステム情報の収集・通
報の処理手順を示したものである。この遠隔制御システ
ムの設備コントローラ5は、図3に示すように、現地サ
ービスマンによる検索指令手段26からの入力、もしく
は、遠隔監視端末機11A〜11Cからの指令に従って
(S1のY)、システム情報収集手段21cにてシステ
ム空間の情報検索を行い、実際のシステム情報を収集す
る(S2)。このように収集されたシステム情報は、遠
隔監視端末機11A〜11Cから要求があったとき、公
衆回線通信手段23を介して遠隔監視端末機11A〜1
1Cへ送信される(S3)。そこで、遠隔監視端末機1
1A〜11Cは、設備コントローラ5からモデム12A
〜12Cを介して受信したシステム情報を表示して、管
理者に知らしめる。
【0016】次に、図4のフローについて説明する。設
備コントローラ5は、現地調整手段24にてシステム情
報が設定されたとき、そのシステム情報をシステム情報
記憶手段21aに書き込んで登録する(S11)。書き
込み終了後、システム情報収集手段21cにより現在の
空調システム31のシステム情報が自動収集され(S1
2)、システム情報記憶手段21a内に記憶されている
空気調和機30A〜30Cなどのアドレスデータと、シ
ステム情報収集手段21cにて自動収集した実際の空調
システム31のアドレスデータとがアドレス情報比較手
段21dにより比較される(S13)。比較した結果、
システム情報記憶手段21a内のアドレスデータと、前
記の自動収集したアドレスデータとに相違があれば
(Y)、設備コントローラ5は公衆回線通信手段23を
介して遠隔監視端末機11A〜11Cへ、相違がある旨
を通報する(S14)。そうして、空調システム31の
アドレス情報の相違を受信した遠隔監視端末機11A〜
11Cは、その旨を画面表示して管理担当者に知らしめ
る。
【0017】尚、システム情報の検索タイミングは、シ
ステム情報記憶手段21aへ現地調整手段24にて設定
された内容を書き込んだ後であると例示したが、遠隔監
視端末機11A〜11Cからの指令に基づいて適時に実
施してよく、また現地作業員からの検索指令手段26の
入力をトリガにしてもよい。前記のように現地作業員に
よる検索指令手段26からの入力操作をトリガとした場
合は、わざわざ遠隔監視端末機11A〜11Cへ通報す
る必要がなく、表示手段25にその旨を表示するだけで
よい。更に、通常動作の後に、空調システム31内の空
気調和機30A〜30C、リモコン3A〜3C、集中制
御装置4などの通信状態の異常を検出した場合に、自動
的に実施するようにしても構わない。そして、公衆回線
通信手段23を介して設備コントローラ5が受信した遠
隔監視端末機11A〜11Cからの指令に従って、シス
テム情報収集手段21cで自動収集した内容だけでな
く、現地調整手段24にて設定登録されている内容を遠
隔監視端末機11A〜11Cへ送信することも可能であ
る。
【0018】以上説明したように、この実施形態による
遠隔制御システムは、現地の空調システム31における
システム情報を自動的に収集して遠隔監視端末機11A
〜11Cへ送信できるので、遠隔地に居ながらにして現
在の空調システム31のアドレス情報を確認することが
可能となる。また、現地で設定登録されているシステム
情報と現時点の実際のシステム情報とを比較しその比較
結果を遠隔監視端末機11A〜11Cへ通報する手段を
有しているので、現地調整時に発見できなかったアドレ
ス設定ミスなどを、わざわざ現場へ赴くことなく遠隔地
から確認可能であり、現地調整やサービス性に優れた遠
隔制御システムが提供される。
【0019】発明の実施の形態2.図5はこの発明の実
施の形態2における設備コントローラの要部構成を示す
ブロック図である。図示の設備コントローラ5は、実施
の形態1で示した構成の他に、遠隔監視端末機11A〜
11Cからの指令に基づき自己内部のシステム情報記憶
手段21aのアドレス情報を書き換えるアドレス情報書
換手段21eと、現地調整手段24で設定された内容
を、自己がシステム情報収集手段21cにより自動検出
した内容へ書き換えるか否かの判別、及び、その書き換
えタイミングの設定をする書換実施判別手段21fと
を、マイクロコンピュータ21内に備えている。
【0020】次に、実施の形態2における処理手順を図
6のフローチャートを用いて説明する。設備コントロー
ラ5は、システム情報収集手段21cにて自動収集した
空気調和機30A〜30Cなどの現実のアドレス情報
が、グループ制御を実施するグルーピングなどを行うた
めに現地作業員により現地調整手段24から設定登録さ
れているアドレス情報と異なるとき(S21)、書換実
施判別手段21fに設定された条件に従って(S2
2)、現地調整手段24にて設定登録された内容を、シ
ステム情報収集手段21cにて自動収集した内容に書き
換える。そうして、書換実施判別手段21fは、まず遠
隔監視端末機11A〜11Cへ通報を行うように設定さ
れているかどうかを確認し(S23)、通報を行うよう
に設定されている場合は(S23のY)、遠隔監視端末
機11A〜11Cへ公衆回線通信手段23を介して通報
する(S24)。次に、書換実施判別手段21fの設定
内容が、システム情報記憶手段21aの情報を自動的に
書き換えるように設定してあるかどうかを確認し(S2
5)、自動書き換え設定になっていれば(Y)、システ
ム情報記憶手段21a内に登録されているアドレス情報
を、システム情報収集手段21cにより収集した内容に
書き換える(S26)。また、遠隔監視端末機11A〜
11Cからの指令を待ってシステム情報の更新を行うよ
うに設定されていれば(S25のY)、遠隔監視端末機
11A〜11Cからの指令を待つ(S27)。遠隔監視
端末機11A〜11Cからの指令を受信すると(S27
のY)、システム情報収集手段21a内のアドレス情報
を、自己がシステム情報収集手段21cにて自動収集し
た内容に書き換える(S26)。当然、遠隔監視端末機
11からの指令の待ち時間は設定されており、設定待ち
時間中に指令を受信しなかった場合は(タイムアウトの
Y)、現在の情報のまま動作する。
【0021】以上説明したように、この実施形態の遠隔
制御システムは、現地で設定登録されているシステム情
報を自動的に変更し書換実施する手段を有しているの
で、システム設定ミスがあった場合などでもわざわざ現
地へ赴くことなく遠隔地からの設定変更が可能となる。
また、遠隔監視端末機11A〜11Cにて確認後、書換
作業を実施することもできるので、現地の設定ミスなど
詳細情報も確認可能であり、システムの信頼性が保持さ
れる。
【0022】発明の実施の形態3.図7は実施の形態3
における設備コントローラの要部構成を示すブロック図
である。この設備コントローラ5は、実施の形態2にお
けるアドレス情報比較手段21dの代わりに、現地調整
手段24により現地で設定登録されたグループ情報とシ
ステム情報収集手段21cにて自動的に自己が検出した
実際のグループ情報との比較を行うグループ情報比較手
段21gと、アドレス情報書換手段21eの代わりに、
システム情報記憶手段21a内のグループ情報の書き換
えを遠隔監視端末機11A〜11Cからの指令に基づい
て実行するグループ情報書換手段21hとを、マイクロ
コンピュータ21内に備えている。
【0023】次に、この実施の形態3における設備コン
トローラ5の動作について図8と図9を用いて説明す
る。尚、図8、図9はグループ情報の比較、通報、書換
えのフローを示したものである。まず、図8のフローに
ついて説明する。設備コントローラ5は、現地調整手段
24にて空気調和機30A〜30Cなどのグループ情報
を含むシステム情報が設定されたとき、そのシステム情
報をシステム情報記憶手段21aに書き込んで登録する
(S31)。書き込み終了後、システム情報収集手段2
1cにより現地の空調システム31におけるグループ情
報などのシステム情報が自動収集され(S32)、シス
テム情報記憶手段21a内に設定登録されている空気調
和機30A〜30Cなどのグループデータと、システム
情報収集手段21cにて自動収集した空調システム31
のグループデータとがグループ情報比較手段21gによ
り比較される(S33)。比較した結果、システム情報
記憶手段21a中のグループデータと自動収集したグル
ープデータとに相違があれば(Y)、公衆回線通信手段
23を介して遠隔監視端末機11A〜11Cへ相違があ
る旨を通報する(S34)。空調システム31のグルー
プ情報の相違を受信した遠隔監視端末機11A〜11C
は、その旨を画面表示して管理担当者に知らしめる。
【0024】尚、システム情報の検索タイミングはシス
テム情報記憶手段21aへ現地調整手段24にて設定さ
れた内容を書き込んだ後であるとしているが、実施の形
態1と同様に、遠隔監視端末機11A〜11Cからの指
令に基づいて適時に実施してよく、また現地作業員から
の検索指令手段26の入力をトリガにしてもよい。この
ように現地作業員の検索指令手段26からの入力操作を
トリガとした場合は、わざわざ遠隔監視端末機11A〜
11Cへ通報する必要がなく、表示手段25にその旨を
表示するだけにしてもよい。また、実施の形態1と同
様、遠隔監視端末機11A〜11Cからの指令に従っ
て、設備コントローラ5自己のシステム情報収集手段2
1cにて自動収集した内容、及び、現地調整手段24か
ら設定登録された内容を遠隔監視端末機11A〜11C
へ送信することも可能である。
【0025】次に、図9のフローについて説明する。設
備コントローラ5は、システム情報収集手段21cにて
自動収集した空調システム31のグループ情報が、現地
作業員により現地調整手段24から設定登録されている
グループ情報と異なるとき(S41)、書換実施判別手
段21fに設定された条件に従って、現地調整手段24
にて設定登録された内容を、自己がシステム情報収集手
段21cにて自動収集した内容に書き換える。そして、
書換実施判別手段21fは、まず遠隔監視端末機11A
〜11Cへ通報するように設定されているかどうかを確
認し(S43)、通報を行うように設定されている場合
は(S43のY)、遠隔監視端末機11A〜11Cへ公
衆回線通信手段23を介して通報する(S44)。次
に、書換実施判別手段21fの設定内容が、システム情
報記憶手段21aの情報を自動的に書き換えるように設
定してあるかどうかを確認し、自動書き換え設定になっ
ていれば(S45のY)、グループ情報書換手段21h
はシステム情報記憶手段21a内に登録されているグル
ープ情報を、システム情報収集手段21cにより収集し
た内容に書き換える(S46)。また、遠隔監視端末機
11A〜11Cからの指令を待ってシステム情報の更新
を行うように設定されていれば(S45のN)、遠隔監
視端末機11A〜11Cからの指令を待つ(S47)。
遠隔監視端末機11A〜11Cからの指令を受信すると
(S47のY)、グループ情報書換手段21hはシステ
ム情報記憶手段21a内のグループ情報を、自己がシス
テム情報収集手段21cにて収集した内容に書き換える
(S46)。当然、遠隔監視端末機11A〜11Cから
の指令の待ち時間が設定されているため、設定待ち時間
中に指令を受信しなかった場合は(タイムアウトの
Y)、現在の情報のまま動作する。
【0026】以上説明したように、この実施形態による
遠隔制御システムは、現地のグループ情報を自動的に収
集して遠隔監視端末機11A〜11Cへ送信することが
でき、遠隔地に居ながらにして空調システム31のグル
ープ情報を確認することが可能である。また、現地で設
定登録されているグループ情報と現時点における実際の
空調システム31のグループ情報とを比較しその比較結
果を遠隔監視端末機11A〜11Cへ通報する手段を有
しているので、現地調整時に発見できなかったグループ
設定ミスなども、わざわざ現場へ赴くことなく遠隔地か
ら確認できる。また、必要に応じて、設備コントローラ
5に設定されたグループ情報を書き換えることも可能で
あり、現地調整やサービス性に優れた遠隔制御システム
が提供される。
【0027】発明の実施の形態4.図10はこの発明の
実施の形態4における設備コントローラの要部構成を示
すブロック図である。図示の設備コントローラ5は、実
施の形態3で示した構成の他に、室内機の運転停止・運
転モード・設定温度などといった運転状態の変化を検出
する状態変化検出手段21iと、その状態変化を履歴と
して記憶保持する状態変化記憶手段21jと、その状態
変化履歴から、現地調整手段24にて自己に登録された
グループ情報と実際の空調システム31のグループ情報
との相違を予測し自己に登録されたグループ情報と実際
の空調システム31のグループ情報とが異なることを判
別する予測判別手段21kとを、マイクロコンピュータ
21内に備えている。
【0028】次に、この実施の形態4による設備コント
ローラ5の処理手順を図11を用いて説明する。グルー
プ制御されている室内機は、例えば自身の運転状態が運
転から停止へ設定変更された際に自身の状態が運転変化
したことを、自身を制御している図1中のリモコン3A
〜3C、集中制御装置4、設備コントローラ5に知らし
める。ここで、設備コントローラ5に登録されたグルー
プ情報として、例えば、室内機1A〜1Cがグループ1
Gに属し、室内機1Dと1Fがグループ2Gに属してい
たとする。しかしながら、実際の空調システム31にお
いては、室内機1Aと1Bがグループ1Gに属し、室内
機1Cと1Dがグループ2Gに属し、室内機1Eと1F
がグループ3Gに属している場合、リモコン3A〜3C
もしくは集中制御装置4にてグループ1Gの室内機が運
転から停止に運転状態が切り替えられたとしても、当然
切り換わるはずの室内機1Cの状態が停止にならない。
次に、グループ2Gの室内機が停止された場合は、室内
機1Cと1Dが一緒に停止し、室内機1Dが停止した場
合、当然停止すべき室内機1Eと1Fが運転のままとな
る。こういった自己内部のグループ情報と実際の室内機
の動作状態から、予測判別手段21kによりグループ情
報の相違が予測判別されるのである。
【0029】すなわち、設備コントローラ5の具体的動
作は以下のようになる。設備コントローラ5は、室内機
の状態が変化したとき、状態変化検出手段21iにてそ
の内容を検出し(S51)、検出内容を状態変化記憶手
段21jに記憶する(S52)。その後、予測判別手段
31kにて自己に登録されたグループ情報と実際の室内
機の状態変化履歴から予測したグループ情報との整合比
較を実施し(S53)、整合がとれない場合は(N)、
グループ情報に設定ミスがあると判断(S54)し、遠
隔監視端末機11A〜11Cへ通報する(S55)。
【0030】このとき、グループ情報の整合は、前記の
とおり、運転・停止した室内機とグループ情報から実施
してもよいし、設定温度まで含めて実施してもよい。ま
た、一括運転・停止などが行われる場合で、整合の有無
についての判定がリモコンや集中制御装置からの操作を
トリガとした室内機の運転・停止のみからでは判断でき
かねる場合は、設備コントローラ5からモード変更や設
定温度変更を自発的に実施することにより、整合性を確
認してもよい。但し、その場合は必ずもとの設定状態に
戻す必要がある。また、実施の形態4において述べたよ
うに、自己に登録されたグループ情報と実際のグループ
情報とに不整合が発生した場合、実施の形態3における
図9と同様のフローを用いて、現地調整手段24にて登
録されたグループ情報を、システム情報収集手段21c
にて収集した内容に書き換え可能であることは、言うま
でもない。
【0031】以上説明したように、この実施形態による
遠隔制御システムは、室内機の運転状態変化に基づいて
現地登録のグループ情報と自己検出のグループ情報との
整合を行うことが可能である。従って、アドレス設定ミ
スのように通信異常として目に見えない、わかりにくい
グループ情報の設定ミスがあったとしても、現地で調査
することなく遠隔地から確認できる。
【0032】発明の実施の形態5.図12はこの発明の
実施の形態5における設備コントローラの要部構成を示
すブロック図である。図示の設備コントローラ5は、実
施の形態3,4で示した構成の他に、空気調和機30A
〜30C、リモコン3A〜3C、集中制御装置4に関す
るグループ情報を書き換えるグループ書換設定手段21
lと、遠隔監視端末機11A〜11Cからのグループ情
報の更新指令を受信するグループ情報受信手段21mと
をマイクロコンピュータ21内に備え、設備コントロー
ラ5に入力されることで空気調和機30A〜30Cなど
のグループ情報を自己情報に書き換えるスイッチである
ところのグループ書換設定実施手段27を有している。
【0033】次に、設備コントローラ5の動作について
図13を用いて説明する。この実施の形態5の設備コン
トローラ5において、自己に登録されたグループ情報と
現時点の空調システム31におけるグループ情報との整
合確認方法は、実施の形態3,4と同様であるため、説
明は割愛する。そこで、設備コントローラ5は、グルー
プ情報の不整合を検出すると(S61)、表示手段25
による表示、もしくは、遠隔監視端末機11A〜11C
への通報(S62)により、不整合の内容をサービスマ
ンや管理者へ知らしめる。その後、グループ書換設定実
施手段27の操作、もしくは、遠隔監視端末機11A〜
11Cからの書換指令受信によって(S63)、グルー
プ書換設定手段21lは、空気調和機30A〜30C、
リモコン3A〜3C、集中制御装置4の保有するこれま
でのグループ情報を、現地調整手段24にて設定されシ
ステム情報記憶手段21aに保存されている内容から書
き換える(S64)。これにより、自己を含めた空調シ
ステム31に係るグループ情報の整合性を得ることがで
きる。
【0034】尚、グループ情報受信手段21mにより遠
隔監視端末機11A〜11Cからのグループ情報を受信
し、その時点におけるシステム情報記憶手段21aの内
容を前記受信したグループ情報に書き換えることによ
り、実施の形態3,4のように現地調整手段24にてグ
ループ情報を含むシステム情報を登録したときと同様の
動作を実施することもできる。また、グループ情報受信
手段21mにより遠隔監視端末機11A〜11Cから受
信した内容に、前記した図13のフローに従って、空気
調和機30A〜30C、リモコン3A〜3C、集中制御
装置4のグループ情報を書き換え可能であることは、言
うまでもない。
【0035】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、以下に示すような効果を奏する。現地で空調シス
テムのシステム情報を自動的に収集して遠隔監視端末機
へ送信することが可能であるので、遠隔地にいながらに
して現地の空調システムのシステム情報を確認すること
ができ、現地調整やメンテナンス性に優れた遠隔制御シ
ステムが得られる。
【0036】また、現地で登録されたアドレス情報と実
際の空調システムのアドレス情報とを比較しこれらが異
なっているときに遠隔監視端末機へ通報する手段を有し
ているので、現地調整時に発見できなかったアドレス設
定ミスなどをわざわざ現場へ赴くことなく確認可能で、
サービス性に優れた遠隔制御システムが得られる。
【0037】そして、現地で登録されたアドレス情報と
実際の空調システムのアドレス情報に変更する手段を有
しているので、アドレス登録ミスがあった場合など、わ
ざわざ現地へ赴くことなく設定の変更が可能で、サービ
ス性やメンテナンス性に優れた遠隔制御システムが得ら
れる。
【0038】更に、現地で登録されたグループ情報と実
際の空調システムのグループ情報とを比較しこれらが異
なっているときに遠隔監視端末機へ通報する手段を有し
ているので、現地調整時に発見できなかったグループ設
定ミスなどをわざわざ現場へ赴くことなく確認可能で、
サービス性やメンテナンス性に優れた遠隔制御システム
が得られる。
【0039】また、現地で登録されたグループ情報を実
際の空調システムのグループ情報に変更する手段を有し
ているので、グループ設定ミスがあった場合など、わざ
わざ現地へ赴くことなく設定の変更が可能で、サービス
性やメンテナンス性に優れた遠隔制御システムが得られ
る。
【0040】そして、空気調和機の運転状態変化から、
現地で登録されたグループ情報と設備コントローラが保
有するグループ情報との整合を行う手段を設けたので、
アドレス設定ミスのように通信異常として目に見えな
い、わかりにくいグループ情報の設定ミスも現地で調査
せずとも確認でき、サービス性やメンテナンス性に優れ
た遠隔制御システムが得られる。
【0041】更に、空調システム内のグループ情報を、
設備コントローラに登録されたグループ情報に書き換え
る手段を設けたため、必要に応じてグループ情報の変更
が可能で、サービス性やメンテナンス性に優れた遠隔制
御システムが得られる。
【0042】また、遠隔地からのグループ情報を含むシ
ステム情報の更新指令を受信する手段を設けたので、遠
隔地にいながらにして、空調システム内におけるグルー
プ情報などの変更が可能となり、サービス性やメンテナ
ンス性に優れた遠隔制御システムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1〜5に係る遠隔制御
システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る設備コントロ
ーラの要部構成を示すブロック図である。
【図3】 実施の形態1によるシステム情報収集の処理
手順を示したフローチャートである。
【図4】 実施の形態1によるシステム情報自動収集の
処理手順を示したフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る設備コントロ
ーラの要部構成を示すブロック図である。
【図6】 実施の形態2による処理手順を示したフロー
チャートである。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る設備コントロ
ーラの要部構成を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態3によるグループ情報比較の処理
手順を示したフローチャートである。
【図9】 実施の形態3によるグループ情報書換の処理
手順を示したフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る設備コント
ローラの要部構成を示すブロック図である。
【図11】 実施の形態4の処理手順を示したフローチ
ャートである。
【図12】 この発明の実施の形態5に係る設備コント
ローラの要部構成を示すブロック図である。
【図13】 実施の形態5の処理手順を示したフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1A〜1C 室内機、2A〜2C 室外機、3A〜3C
リモコン、4 集中制御装置、5 設備コントロー
ラ、8A〜8E 伝送線、9A〜9D 伝送線、10
伝送線、11A〜11C 遠隔監視端末機、13 公衆
回線、21c システム情報収集手段、21d アドレ
ス情報比較手段、21e アドレス情報書換手段、21
g グループ情報比較手段、21h グループ情報書換
手段、21i 状態変化検出手段、21j 状態変化記
憶手段、21k 予測判別手段、21m システム情報
受信手段、22 通信手段、23 公衆回線通信手段、
24現地調整手段、30A〜30C 空気調和機、31
空調システム。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台設置された空気調和機、前記複数
    台の空気調和機をそれぞれ操作するためのリモコン、及
    び、前記空気調和機を複数のグループに分けてグループ
    毎に運転操作する集中制御装置にそれぞれ伝送線を介し
    て接続され、前記グループ毎の空気調和機の運転操作と
    運転状態の監視を行う設備コントローラと、前記設備コ
    ントローラと公衆回線等を介して接続され、前記設備コ
    ントローラの収集する前記空気調和機の運転状態等を監
    視する遠隔監視端末機とを有して成り、前記設備コント
    ローラは、前記空気調和機及び前記リモコンを含む空調
    システムのアドレス情報とグループ情報を含むシステム
    情報を自動的に収集するシステム情報収集手段と、前記
    遠隔監視端末機との間で通信を行う通信手段とを具備す
    るとともに、前記システム情報収集手段により収集され
    た前記システム情報を前記通信手段を介して前記遠隔監
    視端末機へ通報することを特徴とする空調機の遠隔制御
    システム。
  2. 【請求項2】 設備コントローラは、空調システムのグ
    ループ分けを現地で行う現地調整手段と、現地で前記現
    地調整手段によりあるグループに登録された空調システ
    ムのアドレス情報とシステム情報収集手段により自動的
    に収集された実際の空調システムのアドレス情報とを比
    較するアドレス情報比較手段とを具備するとともに、前
    記現地調整手段によるグループ分けの際に登録された空
    調システムのアドレス情報と前記システム情報収集手段
    により収集された空調システムのアドレス情報とが異な
    っていると前記アドレス情報比較手段により判断された
    とき、アドレス情報が異なっている旨の情報を通信手段
    を介して遠隔監視端末機へ通報することを特徴とする請
    求項1に記載の空調機の遠隔制御システム。
  3. 【請求項3】 設備コントローラは、現地調整手段によ
    り現地で登録された空調システムのアドレス情報を遠隔
    監視端末機からの指令に基づいて書き換えるアドレス情
    報書換手段を具備するとともに、前記現地調整手段によ
    り登録された空調システムのアドレス情報とシステム情
    報収集手段により自動的に収集された実際の空調システ
    ムのアドレス情報とが異なっているとき、前記現地調整
    手段により登録された空調システムのアドレス情報を前
    記システム情報収集手段により検出された空調システム
    のアドレス情報に書き換えることを特徴とする請求項第
    2項に記載の空調機の遠隔制御システム。
  4. 【請求項4】 設備コントローラは、システム情報収集
    手段により自動的に収集された実際の空調システムのグ
    ループ情報と現地調整手段により現地で登録されたグル
    ープ情報とを比較するグループ情報比較手段を具備する
    とともに、前記システム情報収集手段により収集された
    グループ情報と前記現地調整手段により登録されたグル
    ープ情報とが異なっていると前記グループ情報比較手段
    により判断されたとき、グループ情報が異なる旨の情報
    を通信手段を介して遠隔監視端末機へ通報することを特
    徴とする請求項1に記載の空調機の遠隔制御システム。
  5. 【請求項5】 設備コントローラは、現地調整手段によ
    り現地で登録された空調システムのグループ情報を遠隔
    監視端末機からの指令に基づいて書き換えるグループ情
    報書換手段を具備するとともに、前記現地調整手段によ
    り登録された空調システムのグループ情報とシステム情
    報収集手段により自動的に収集された実際の空調システ
    ムのグループ情報とが異なっているとき、前記現地調整
    手段により登録された空調システムのグループ情報を前
    記システム情報収集手段により検出された空調システム
    のグループ情報に書き換えることを特徴とする請求項4
    に記載の空調機の遠隔制御システム。
  6. 【請求項6】 複数台設置された空気調和機、前記複数
    台の空気調和機をそれぞれ操作するためのリモコン、及
    び、前記空気調和機を複数のグループに分けてグループ
    毎に運転操作する集中制御装置にそれぞれ伝送線を介し
    て接続され、前記グループ毎の空気調和機の運転操作と
    運転状態の監視を行う設備コントローラと、前記設備コ
    ントローラと公衆回線等を介して接続され、前記設備コ
    ントローラの収集する前記空気調和機の運転状態等を監
    視する遠隔監視端末機とを有して成り、前記設備コント
    ローラは、前記空気調和機及び前記リモコンを含む空調
    システムのグループ分けを現地で行う現地調整手段と、
    前記空気調和機の運転状態変化を検出する状態変化検出
    手段と、前記空気調和機の運転状態変化履歴を記憶する
    状態変化記憶手段と、前記状態変化検出手段により検出
    された前記空気調和機の運転状態変化と前記状態変化記
    憶手段により確認可能な前記空気調和機の運転状態変化
    履歴とに基づいて、前記現地調整手段により登録された
    グループ情報と実際の空調システムのグループ情報との
    相違を予測する予測判別手段と、前記登録されたグルー
    プ情報と実際のグループ情報とを比較するグループ情報
    比較手段と、前記遠隔監視端末機と通信する通信手段と
    を具備するとともに、前記登録されたグループ情報と実
    際のグループ情報とが異なっていると前記グループ情報
    比較手段により判断されたとき、グループ情報が異なっ
    ている旨の情報を前記通信手段を介して前記遠隔監視端
    末機へ通報することを特徴とする空調機の遠隔制御シス
    テム。
  7. 【請求項7】 設備コントローラは、遠隔監視端末機か
    らの指令に基づいて、空調システムが保持するグループ
    情報を、現地調整手段により登録されたグループ情報に
    書き換えるグループ情報書換手段を具備していることを
    特徴とする請求項第4項または第6項に記載の空調機の
    遠隔制御システム。
  8. 【請求項8】 設備コントローラは、遠隔監視端末機か
    らのシステム情報の更新指令を受信するシステム情報受
    信手段を具備していることを特徴とする請求項第4項、
    第6項、または第7項のいずれかに記載の空調機の遠隔
    制御システム。
JP11073187A 1999-03-18 1999-03-18 空調機の遠隔制御システム Pending JP2000266390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11073187A JP2000266390A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 空調機の遠隔制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11073187A JP2000266390A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 空調機の遠隔制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000266390A true JP2000266390A (ja) 2000-09-29

Family

ID=13510899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11073187A Pending JP2000266390A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 空調機の遠隔制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000266390A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1335166A2 (en) 2002-01-31 2003-08-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Air conditioner control system, central remote controller, and facility controller
US7610116B2 (en) 2006-03-29 2009-10-27 Mitsubishi Electric Corporation Centralized management unit and management system of facility equipment
JP2011106784A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Mitsubishi Electric Corp 空調システム診断装置、空調システム診断方法、及び、プログラム
JP2012202662A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Daikin Industries Ltd 空調システム
JP2013257094A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Mitsubishi Electric Corp 空調システムにおける操作情報モニタ方法及び空調システム
EP2219384A4 (en) * 2007-11-21 2018-04-04 Daikin Industries, Ltd. Equipment item device, management device, equipment item management system, communication control method between equipment and management device and communication control program

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1335166A2 (en) 2002-01-31 2003-08-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Air conditioner control system, central remote controller, and facility controller
EP1335166A3 (en) * 2002-01-31 2003-12-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Air conditioner control system, central remote controller, and facility controller
US6978627B2 (en) 2002-01-31 2005-12-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Air conditioner control system, central remote controller, and facility controller
US7523872B2 (en) 2002-01-31 2009-04-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Air conditioner control system, central remote controller, and facility controller
EP2119976A1 (en) 2002-01-31 2009-11-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Air conditioner control system
EP2119975A1 (en) 2002-01-31 2009-11-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Air conditioner control system
EP3141829A1 (en) 2002-01-31 2017-03-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Air conditioner control system, central remote controller, and facility controller
US7610116B2 (en) 2006-03-29 2009-10-27 Mitsubishi Electric Corporation Centralized management unit and management system of facility equipment
EP2219384A4 (en) * 2007-11-21 2018-04-04 Daikin Industries, Ltd. Equipment item device, management device, equipment item management system, communication control method between equipment and management device and communication control program
JP2011106784A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Mitsubishi Electric Corp 空調システム診断装置、空調システム診断方法、及び、プログラム
JP2012202662A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Daikin Industries Ltd 空調システム
JP2013257094A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Mitsubishi Electric Corp 空調システムにおける操作情報モニタ方法及び空調システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5382169B1 (ja) 空調管理システム
KR101217121B1 (ko) 혼합 공조 시스템 및 그 제어 방법
EP2581676B1 (en) Air conditioning system
US20070232288A1 (en) Service tool for wireless automation systems
US20080185448A1 (en) Integrated management system and method using setting information back-up for controlling multi-type air conditioners
US7912586B2 (en) Integrated management system and method using enhanced remote communication protocol for controlling multi-type air conditioners
WO2014002184A1 (ja) 設備管理システム及びプログラム
US11416240B2 (en) Fire and security system including addressable loop and automatic firmware upgrade
WO2020166447A1 (ja) 機器管理システム
JP2010165331A (ja) 集中管理システム
JP3521843B2 (ja) 空気調和装置の監視システム
JP2000266390A (ja) 空調機の遠隔制御システム
KR20090058988A (ko) 스탠드 얼론형 에어컨 제어기를 이용한 멀티에어컨 제어방법 및 장치
JP2003228416A (ja) 設備管理装置
JPH06317346A (ja) 機器管理システム
JP2007318328A (ja) 設備管理システム
JP5139908B2 (ja) 機器管理システム
JP4305380B2 (ja) 設備機器監視システム
JP2011141096A (ja) 空調システム診断装置
JP4149240B2 (ja) 電気機器の管理方法、管理装置、そのプログラム、および、電気機器の管理システム
JPH0844419A (ja) ビル群管理システム用端末装置
KR20090067275A (ko) 3 차원 가상 빌딩 플랫폼을 이용한 빌딩 조명 관리 시스템및 방법
JP2001344015A (ja) 遠隔監視システム
JP2001084295A (ja) 設備機器の保守点検方法及び保守点検期間管理方法
JP2003324778A (ja) 建物管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040624