JP2000263748A - 印刷方法、印刷装置、配線基板及びその製造方法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器 - Google Patents

印刷方法、印刷装置、配線基板及びその製造方法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器

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JP2000263748A
JP2000263748A JP11073045A JP7304599A JP2000263748A JP 2000263748 A JP2000263748 A JP 2000263748A JP 11073045 A JP11073045 A JP 11073045A JP 7304599 A JP7304599 A JP 7304599A JP 2000263748 A JP2000263748 A JP 2000263748A
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Japan
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mask
printing
pressing force
center
manufacturing
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Toshiaki Kori
利明 郡
Ikuya Miyazawa
郁也 宮沢
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Seiko Epson Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/80Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
    • H01L2224/81Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a bump connector

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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Screen Printers (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリーン印刷において版離れの制御を行え
る印刷方法、印刷装置、配線基板及びその製造方法、半
導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器を
提供することにある。 【解決手段】 この印刷方法は、印刷用の開口部18が
形成されて可撓性を有するマスク12と印刷対象物30
とを接触させて配置する第1工程と、マスク12の開口
部18にペーストを充填して印刷対象物30上に供給す
る第2工程と、マスク12を撓ませ、マスク12が印刷
対象物30の方向に撓んだ状態を維持したまま、印刷対
象物30とマスク12とを剥離する第3工程と、を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷方法、印刷装
置、配線基板及びその製造方法、半導体装置及びその製
造方法、回路基板並びに電子機器に関する。
【0002】
【発明の背景】スクリーン印刷は、スキージング工程と
版離れ工程とを含む。スキージング工程では、スキージ
を使用してマスク上でペーストをローリングさせて、マ
スクの開口部にペーストを充填し、印刷対象物上にペー
ストを密着させる。続いて、版離れ工程では、マスクの
開口部に充填されたペーストを印刷対象物に転写しなが
ら、マスクを引き剥がす。
【0003】スクリーン印刷には、オフコンタクト印刷
とコンタクト印刷があるが、前者は、マスクと印刷対象
物との間にギャップを設けて印刷を行う方法であり、細
密な印刷に適していなかったので、後者の方法を適用す
ることが多かった。コンタクト印刷では、版離れ工程で
版離れ速度を遅くする必要があった。詳しくは、ペース
トがマスクの開口部内に残留しようとする力を小さくす
るために、ゆっくりとマスクを引き剥がすことが必要で
あった。
【0004】しかし、コンタクト印刷の版離れ工程で
は、マスクが印刷対象物に密着して貼り付くので、ある
時点で急に版離れが生じる。そのため、版離れ制御を行
うことが難しかった。
【0005】本発明は、上述したような課題を解決する
ものであり、その目的は、スクリーン印刷において版離
れの制御を行える印刷方法、印刷装置、配線基板及びそ
の製造方法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並
びに電子機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る印刷
方法は、印刷用の開口部が形成されて可撓性を有するマ
スクと、印刷対象物と、を接触させて配置する第1工程
と、前記マスクの前記開口部にペーストを充填し、前記
ペーストを前記印刷対象物上に供給する第2工程と、前
記マスクを撓ませ、前記マスクが前記印刷対象物の方向
に撓んだ状態を維持したまま、前記印刷対象物と前記マ
スクとを剥離する第3工程と、を含む。
【0007】本発明によれば、マスクと印刷対象物とが
接触するので、スクリーン印刷のうちコンタクト印刷が
行われる。コンタクト印刷では、マスクの開口部にペー
ストが充填されると、マスクと印刷対象物とが密着して
版離れしにくい。本発明では、第3工程でマスクが所定
の方向に撓んだ状態が維持されている。したがって、版
離れ工程で、マスクが反対の方向に反発しないので、マ
スクと印刷対象物とが急に剥離しないようになってい
る。これにより、版離れ速度を制御することができ、そ
の結果、良好な印刷が可能になる。
【0008】(2)この印刷方法において、第3工程
で、前記マスクにおける前記印刷対象物との接触面とは
反対側面に押圧力を加えて、前記マスクが撓んだ状態を
維持してもよい。
【0009】この方法は、マスクが撓んだ状態を維持す
るための効果的な方法である。
【0010】(3)この印刷方法において、前記マスク
は、前記印刷対象物よりも大きく形成され、前記押圧力
を、前記マスクにおける前記印刷対象物の領域内であっ
て前記開口部を避ける部分に加えてもよい。
【0011】こうすることで、マスクと印刷対象物とを
剥離していくときに、マスクにおける押圧力を受けた部
分は、最後まで印刷対象物と接触したままとなり、最後
に印刷対象物から剥離される。この部分は、開口部を避
けているので、印刷に影響がない。一方、マスクにおけ
る押圧力を直接的には受けていない部分は、反発しない
状態が確保されて、印刷対象物から剥離されるので、版
離れ速度が制御される。
【0012】(4)この印刷方法において、前記押圧力
を、前記マスクにおけるほぼ点に近い領域に加えてもよ
い。
【0013】このように、ほぼ点に近い領域に押圧力を
加えることで、強制的にマスクを撓ませやすいとともに
その状態を維持しやすくなっている。
【0014】(5)この印刷方法において、前記マスク
の中心と、前記印刷対象物の中心がほぼ一致し、前記押
圧力を、前記マスクのほぼ中心に加えてもよい。
【0015】こうすることで、印刷対象物の外周端部か
ら順に、マスクとの剥離を生じさせることができる。
【0016】(6)この印刷方法において、前記押圧力
を、前記マスクにおけるほぼ直線に近い領域に加えても
よい。
【0017】このように、ほぼ直線に近い領域に押圧力
を加えることで、強制的にマスクを撓ませやすいととも
にその状態を維持しやすくなっている。
【0018】(7)この印刷方法において、前記マスク
の中心と、前記印刷対象物の中心がほぼ一致し、前記押
圧力を、前記マスクのほぼ中心を通る直線上に加えても
よい。
【0019】こうすることで、押圧力が加えられる直線
から離れた部分から順に、印刷対象物とマスクとの剥離
が生じる。
【0020】(8)本発明に係る配線基板の製造方法
は、印刷用の開口部が形成されて可撓性を有するマスク
と、配線パターンが形成された基板と、を接触させて配
置する第1工程と、前記マスクの前記開口部に金属ペー
ストを充填し、前記金属ペーストを前記配線パターンの
少なくとも一部に供給する第2工程と、前記マスクを撓
ませ、前記マスクが前記基板の方向に撓んだ状態を維持
したまま、前記基板と前記マスクとを剥離する第3工程
と、を含む。
【0021】本発明によれば、マスクと基板とが接触す
るので、スクリーン印刷のうちコンタクト印刷が行われ
る。コンタクト印刷では、マスクの開口部に金属ペース
トが充填されると、マスクと基板とが密着して版離れし
にくい。本発明では、第3工程でマスクが所定の方向に
撓んだ状態が維持されている。したがって、版離れ工程
で、マスクが反対の方向に反発しないので、マスクと基
板とが急に剥離しないようになっている。これにより、
版離れ速度を制御することができ、その結果、良好な印
刷が可能になる。
【0022】(9)この配線基板の製造方法において、
第3工程で、前記マスクにおける前記基板との接触面と
は反対側面に押圧力を加えて、前記マスクが撓んだ状態
を維持してもよい。
【0023】この方法は、マスクが撓んだ状態を維持す
るための効果的な方法である。
【0024】(10)この配線基板の製造方法におい
て、前記マスクは、前記基板よりも大きく形成され、前
記押圧力を、前記マスクにおける前記基板の領域内であ
って前記開口部を避ける部分に加えてもよい。
【0025】こうすることで、マスクと基板とを剥離し
ていくときに、マスクにおける押圧力を受けた部分は、
最後まで印刷対象物と接触したままとなり、最後に基板
から剥離される。この部分は、開口部を避けているの
で、印刷に影響がない。一方、マスクにおける押圧力を
直接的には受けていない部分は、反発しない状態が確保
されて、基板から剥離されるので、版離れ速度が制御さ
れる。
【0026】(11)この配線基板の製造方法におい
て、前記押圧力を、前記マスクにおけるほぼ点に近い領
域に加えてもよい。
【0027】このように、ほぼ点に近い領域に押圧力を
加えることで、強制的にマスクを撓ませやすいとともに
その状態を維持しやすくなっている。
【0028】(12)この配線基板の製造方法におい
て、前記マスクの中心と、前記基板の中心がほぼ一致
し、前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心に加えてもよ
い。
【0029】こうすることで、基板の外周端部から順
に、マスクとの剥離を生じさせることができる。
【0030】(13)この配線基板の製造方法におい
て、前記押圧力を、前記マスクにおけるほぼ直線に近い
領域に加えてもよい。
【0031】このように、ほぼ直線に近い領域に押圧力
を加えることで、強制的にマスクを撓ませやすいととも
にその状態を維持しやすくなっている。
【0032】(14)この配線基板の製造方法におい
て、前記マスクの中心と、前記基板の中心がほぼ一致
し、前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心を通る直線上
に加えてもよい。
【0033】こうすることで、押圧力が加えられる直線
から離れた部分から順に、印刷対象物とマスクとの剥離
が生じる。
【0034】(15)本発明に係る半導体装置の製造方
法は、上記方法により製造された配線基板に、半導体チ
ップを実装する工程を含む。
【0035】(16)本発明に係る半導体装置の製造方
法は、印刷用の開口部が形成されて可撓性を有するマス
クと、複数の集積回路が形成されていると共にそれぞれ
の集積回路について複数の電極が形成された半導体ウエ
ーハと、を接触させて配置する第1工程と、前記マスク
の前記開口部に金属ペーストを充填し、前記金属ペース
トを前記電極上に供給する第2工程と、前記マスクを撓
ませ、前記マスクが前記半導体ウエーハの方向に撓んだ
状態を維持したまま、前記半導体ウエーハと前記マスク
とを剥離する第3工程と、前記半導体ウエーハを加熱
し、前記金属ペーストを固化又は溶融する第4工程と、
前記半導体ウエーハを、それぞれの集積回路ごとに個片
に切断する第5工程と、を含む。
【0036】本発明によれば、マスクと半導体ウエーハ
とが接触するので、スクリーン印刷のうちコンタクト印
刷が行われる。コンタクト印刷では、マスクの開口部に
金属ペーストが充填されると、マスクと半導体ウエーハ
とが密着して版離れしにくい。本発明では、第3工程で
マスクが所定の方向に撓んだ状態が維持されている。し
たがって、版離れ工程で、マスクが反対の方向に反発し
ないので、マスクと半導体ウエーハとが急に剥離しない
ようになっている。これにより、版離れ速度を制御する
ことができ、その結果、良好な印刷が可能になる。
【0037】(17)この半導体装置の製造方法におい
て、第3工程で、前記マスクにおける前記半導体ウエー
ハとの接触面とは反対側面に押圧力を加えて、前記マス
クが撓んだ状態を維持してもよい。
【0038】この方法は、マスクが撓んだ状態を維持す
るための効果的な方法である。
【0039】(18)この半導体装置の製造方法におい
て、前記マスクは、前記半導体ウエーハよりも大きく形
成され、前記押圧力を、前記マスクにおける前記半導体
ウエーハの領域内であって前記開口部を避ける部分に加
えてもよい。
【0040】こうすることで、マスクと半導体ウエーハ
とを剥離していくときに、マスクにおける押圧力を受け
た部分は、最後まで半導体ウエーハと接触したままとな
り、最後に半導体ウエーハから剥離される。この部分
は、開口部を避けているので、印刷に影響がない。一
方、マスクにおける押圧力を直接的には受けていない部
分は、反発しない状態が確保されて、半導体ウエーハか
ら剥離されるので、版離れ速度が制御される。
【0041】(19)この半導体装置の製造方法におい
て、前記押圧力を、前記マスクにおけるほぼ点に近い領
域に加えてもよい。
【0042】このように、ほぼ点に近い領域に押圧力を
加えることで、強制的にマスクを撓ませやすいとともに
その状態を維持しやすくなっている。
【0043】(20)この半導体装置の製造方法におい
て、前記マスクの中心と、前記半導体ウエーハの中心が
ほぼ一致し、前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心に加
えてもよい。
【0044】こうすることで、半導体ウエーハの外周端
部から順に、マスクとの剥離を生じさせることができ
る。
【0045】(21)この半導体装置の製造方法におい
て、前記押圧力を、前記マスクにおけるほぼ直線に近い
領域に加えてもよい。
【0046】このように、ほぼ直線に近い領域に押圧力
を加えることで、強制的にマスクを撓ませやすいととも
にその状態を維持しやすくなっている。
【0047】(22)この半導体装置の製造方法におい
て、前記マスクの中心と、前記半導体ウエーハの中心が
ほぼ一致し、前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心を通
る直線上に加えてもよい。
【0048】こうすることで、押圧力が加えられる直線
から離れた部分から順に、半導体ウエーハとマスクとの
剥離が生じる。
【0049】(23)本発明に係る配線基板は、上記方
法により製造される。
【0050】(24)本発明に係る半導体装置は、上記
方法により製造される。
【0051】(25)本発明に係る回路基板には、上記
配線基板が使用されている。
【0052】(26)本発明に係る回路基板には、上記
半導体装置が搭載される。
【0053】(27)本発明に係る電子機器は、上記配
線基板を備えている。
【0054】(28)本発明に係る電子機器は、上記半
導体装置を備える。
【0055】(29)本発明に係る印刷装置は、印刷用
の開口部が形成されて可撓性を有するマスクと、前記マ
スクの前記開口部にペーストを充填するためのスキージ
と、前記マスクにおける印刷対象物との接触面とは反対
側面に押圧力を加えて、前記マスクが撓んだ状態を維持
する押圧部材と、を含む。
【0056】本発明によれば、マスクとスキージを使用
して、スクリーン印刷を行うことができる。スクリーン
印刷のうちコンタクト印刷では、マスクと印刷対象物と
が接触するので、マスクの開口部にペーストが充填され
ると、マスクと印刷対象物とが密着して版離れしにく
い。本発明では、押圧部材によってマスクが所定の方向
に撓んだ状態が維持される。したがって、版離れ工程
で、マスクが反対の方向に反発しないので、マスクと印
刷対象物とが急に剥離しないようになっている。これに
より、版離れ速度を制御することができ、その結果、良
好な印刷が可能になる。
【0057】(30)この印刷装置において、前記マス
クは、前記印刷対象物よりも大きく形成され、前記押圧
部材は、前記押圧力を、前記マスクにおける前記印刷対
象物の領域内であって前記開口部を避ける部分に加えて
もよい。
【0058】この構成によれば、マスクと印刷対象物と
を剥離していくときに、マスクにおける押圧力を受けた
部分は、最後まで印刷対象物と接触したままとなり、最
後に印刷対象物から剥離される。この部分は、開口部を
避けているので、印刷に影響がない。一方、マスクにお
ける押圧力を直接的には受けていない部分は、跳ね返ら
ない状態が確保されて、印刷対象物から剥離されるの
で、版離れ速度が制御される。
【0059】(31)この印刷装置において、前記押圧
部材は、前記押圧力を、前記マスクにおけるほぼ点に近
い領域に加えてもよい。
【0060】このように、ほぼ点に近い領域に押圧力を
加えることで、強制的にマスクを撓ませやすいとともに
その状態を維持しやすくなっている。
【0061】(32)この印刷装置において、前記マス
クの中心と、前記印刷対象物の中心がほぼ一致し、前記
押圧部材は、前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心に加
えてもよい。
【0062】こうすることで、印刷対象物の外周端部か
ら順に、マスクとの剥離を生じさせることができる。
【0063】(33)この印刷装置において、前記押圧
部材は、前記押圧力を、前記マスクにおけるほぼ直線に
近い領域に加えてもよい。
【0064】このように、ほぼ直線に近い領域に押圧力
を加えることで、強制的にマスクを撓ませやすいととも
にその状態を維持しやすくなっている。
【0065】(34)この印刷装置において、前記マス
クの中心と、前記印刷対象物の中心がほぼ一致し、前記
押圧部材は、前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心を通
る直線上に加えてもよい。
【0066】こうすることで、押圧力が加えられる直線
から離れた部分から順に、印刷対象物とマスクとの剥離
が生じる。
【0067】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0068】(第1の実施の形態)図1〜図6は、本発
明の第1の実施の形態に係る印刷方法を説明する図であ
る。図1には、この印刷方法で使用される印刷装置の平
面図が示され、図2は図1のII−II線断面図である。印
刷装置10は、マスク12と、スキージ14(図3参
照)と、押圧部材16(図5参照)と、を含む。なお、
印刷装置10は、全て又は一部が自動化された装置のみ
ならず、全ての作業を人が行う治具も含む。
【0069】マスク12は、鋼鈑または樹脂等で形成す
ることができ、印刷対象物の印刷面に対応できるように
可撓性を有することが好ましい。金属で構成されたマス
ク12はメタル部である。マスク12は、100mm×
100mm〜1000mm×1000mm程度で形成す
ることができ、印刷対象物30よりも大きいことが好ま
しい。マスク12は、20μm〜0.50mm程度の薄
さであることが好ましい。マスク12には、複数の開口
部18が形成されている。各開口部18は、エッチン
グ、レーザ又はメッキ等で形成することができる。各開
口部18には、印刷で使用されるペーストが充填され
る。ここで、ペーストは、インキの他に、ソルダペース
ト、銀ペースト、銅ペースト及びニッケルペースト等の
金属ペーストを含む。
【0070】例えば、QFP(Quad Flat Package)
型の半導体装置が実装される回路基板の配線パターン
に、本発明を適用してハンダを設けるときには、開口部
18の形状を矩形にする。具体的には、開口部18の形
状が、2mm以下×0.2mm以下の長方形であり、そ
の短辺方向に沿って、0.4mm以下の開口ピッチで複
数の開口部18が並べられる。QFP型の半導体装置の
アウターリードが、4辺に設けられているときには、図
1に示すように、4辺のそれぞれに沿って複数の開口部
18が形成される。アウターリードが、2辺に設けられ
ているときには、2辺のそれぞれに沿って複数の開口部
18が形成される。また、複数の半導体装置に対応する
ときには、図1に示すように、複数箇所に複数の開口部
18を形成する。
【0071】マスク12は、弾性部材20を介してフレ
ーム22の内側に設けられている。弾性部材20はサス
ペンション部であり、例えば樹脂などで形成される。弾
性部材20によって、マスク12が撓みやすくなってい
る。フレーム22は、マスク枠であり、アルミニウムや
スチールなどで構成された剛体である。フレーム22に
よってマスク12は支持される。
【0072】マスク12は、所定の位置で支持される。
具体的には、弾性部材20を介してマスク12を支持す
るフレーム22が、受け部材24に支持される。受け部
材24は、図示しない部材にて固定されている。マスク
12は、水平に位置されることが好ましい。
【0073】マスク12の一方の面に対向する位置に、
印刷対象物30は配置される。例えば、マスク12の下
方に印刷対象物30を配置する。印刷対象物30は、マ
スク12に平行に配置される。印刷対象物30は、特に
限定されないが、例えば、配線パターンが形成された基
板が挙げられる。この基板は、半導体装置が実装される
回路基板であっても、半導体装置の一部をなす基板(例
えばフレキシブル基板)であってもよい。この場合に
は、配線パターンに金属ペーストを設けて覆ったり、ハ
ンダを設けることができる。
【0074】印刷装置10は、印刷対象物30を自動的
に送り出すための手段を有していてもよい。例えば、搬
送手段26によって、印刷対象物30をマスク12と向
かい合う位置に自動的に送り出し、その後、マスク12
から離れた位置に送り出してもよい。詳しくは、マスク
12の開口部18と、印刷対象物30の被印刷領域と、
が向かい合う位置に、印刷対象物30が送り出されるこ
とが好ましい。また、マスク12と向かい合う位置で、
印刷対象物30の位置を調整してもよい。搬送手段26
は、印刷対象物30を、マスク12と非接触の位置で搬
送する。搬送手段26の具体的な構成は、図1に示すよ
うに、一対のベルトであってもよい。一対のベルトの間
に印刷対象物30が掛け渡される。それぞれのベルトが
同一方向で同一速度で送り出されることで、印刷対象物
30が移動する。
【0075】印刷対象物30は、マスク12に平行かつ
非接触の状態で対面してから、マスク12に接触し、印
刷(コンタクト印刷)工程が終了すると元の状態に戻
る。そのために、印刷対象物30又はマスク12の少な
くとも一方が移動する。例えば、印刷対象物30がマス
ク12の下方に平行かつ非接触の状態で配置されてか
ら、昇降手段28によって、印刷対象物30を昇降させ
られる。昇降手段28は、マスク12に密着した印刷対
象物30を下降させて剥離することもできる。マスク1
2は所定の位置で支持されて動かないことが好ましい。
昇降手段28は、印刷対象物30を支持して昇降させ
る。例えば、昇降手段28は、印刷対象物30における
印刷面とは反対側の面を支持する。マスク12の開口部
18と、印刷対象物30の被印刷領域と、が向かい合う
位置に印刷対象物30を配置して、昇降手段28が、印
刷対象物30を、水平移動させることなくその印刷面に
垂直な方向に昇降させることが好ましい。印刷対象物3
0の平行移動、すなわち、ずれを防ぐために、昇降手段
28は印刷対象物30を吸着するなどして一時的に固定
することが好ましい。あるいは、昇降手段28は、印刷
対象物30を平行移動させてその位置を調整してもよ
い。
【0076】スキージ14は、マスク12の開口部18
にペースト32(図4参照)を充填するためもので、公
知のものを使用することができる。スキージ14は、図
示しない駆動手段によって自動的に操作されてもよい
し、手動で使用されてもよい。
【0077】押圧部材16(図5参照)は、印刷が終了
して、マスク12と印刷対象物30とを剥離するときに
使用される。押圧部材16は、マスク12に押圧力を加
えて、マスク12を撓ませ、この撓んだ状態を維持す
る。詳しくは、マスク12における印刷対象物30との
接触面とは反対側の面に、押圧部材16は押圧力を加え
る。
【0078】押圧部材16におけるマスク12との接触
面は、広い面であっても、点に近い小さな面であって
も、直線に近い形状の面であってもよい。押圧部材16
におけるマスク12との接触面は、印刷対象物30より
も小さいことが好ましい。こうすることで、印刷対象物
30の領域内で、マスク12に押圧力を加えることがで
き、マスク12を撓ませやすい。印刷不良を避けるため
には、マスク12の開口部18を避けて、マスク12に
押圧力を加えることが好ましい。
【0079】押圧部材16におけるマスク12との接触
面が点に近い小さな面であるときには、マスク12の中
心と印刷対象物30の中心とをほぼ一致させ、マスク1
2の中心に押圧部材16を押圧することが好ましい。ま
た、押圧部材16におけるマスク12との接触面が直線
に近い形状の面であるときには、マスク12の中心と印
刷対象物30の中心とをほぼ一致させ、マスク12の中
心を通る直線上に押圧部材16を押圧することが好まし
い。こうすることで、印刷対象物30の端部から順に、
マスク12との剥離を生じさせることができる。
【0080】本実施の形態に係る印刷装置10は、上記
のように構成されており、以下、印刷装置10を使用し
た印刷方法(配線基板又は半導体装置の製造方法)につ
いて説明する。この印刷方法は、スクリーン印刷のうち
コンタクト印刷である。
【0081】図1及び図2に示すように、マスク12に
対面する位置に印刷対象物30を配置する。たとえば、
印刷装置10の搬送手段26によって印刷対象物30を
搬送する。また、マスク12の開口部18と、印刷対象
物30の被印刷領域と、が対面するように位置を調整し
てもよい。マスク12の下方に印刷対象物30が位置す
るときには、開口部18の直下に、印刷対象物30の被
印刷領域を位置させる。
【0082】(第1工程)図3に示すように、印刷対象
物30及びマスク12の少なくとも一方を移動させて、
両者を接触させる。例えば、マスク12の位置を固定
し、印刷対象物30を昇降手段28を介してマスク12
に接触させる。
【0083】(第2工程)図4に示すように、スキージ
14によって、ペースト32をマスク12の開口部18
に充填する。この工程はスキージング工程である。例え
ば、印刷対象物30が、配線パターン34の形成された
基板である場合には、ペースト32を配線パターン34
上に供給する。この場合は、ペースト32は、ハンダペ
ーストなどの金属ペーストである。ペースト32は、配
線パターン34の表面(側端面を除く)の全面上に供給
してもよいし、その一部、例えばランド部上に供給して
もよい。この工程で、マスク12は、撓みやすい状態で
あれば、印刷対象物30の表面形状に対応しやすくな
る。
【0084】こうして、ペースト32が、開口部18に
充填されて印刷対象物30上に供給されると、ペースト
32の粘性等によって、マスク12と印刷対象物30と
が密着する。
【0085】(第3工程)次に、マスク12を撓ませな
がら、マスク12と印刷対象物30とを剥離する。この
工程は版離れ工程である。例えば、図5及び図6に示す
ように、マスク12における印刷対象物30との接触面
とは反対側面に押圧部材16を押圧して、印刷対象物3
0とマスク12とを剥離する。印刷対象物30とマスク
12との剥離は、印刷対象物30を剥離する方向に移動
させて行うことができる。印刷対象物30の移動を、昇
降手段28によって行えば、この昇降手段28は剥離手
段となる。昇降手段28は、印刷対象物30を吸着など
により保持していることが好ましい。あるいは、印刷対
象物30の位置を固定し、マスク12及び押圧部材16
を移動させてもよい。
【0086】版離れ工程で、マスク12と印刷対象物3
0とは、ペースト32によって密着しているので、印刷
対象物30とマスク12とを剥離しようとすると、マス
ク12が印刷対象物30の方向に撓む。このとき、マス
ク12には、元に戻ろうとする反発力F′が生じる。本
実施の形態では、押圧部材16によってマスク12に押
圧力Fを加えている。ここで、F′≦Fであることが好
ましい。これにより、マスク12が反発することを防ぐ
ことができる。そして、押圧部材16による押圧力Fを
加えてマスク12を撓ませたまま、版離れ工程を続けれ
ば、最後までマスク12が反発しない。
【0087】マスク12の反発力F′は、印刷対象物3
0とマスク12との剥離が進むにつれて大きくなるの
で、これに対応して、押圧部材16による押圧力Fも変
化させて大きくしてもよい。また、押圧力Fを加える位
置も変化させてもよい。例えば、マスク12における印
刷対象物30の端部に対応する位置に対して、最初に押
圧力Fを加え、剥離が進むにつれて印刷対象物30の中
央に、押圧力Fをずらしてもよい。あるいは、最初に複
数位置に押圧力Fを加え、剥離が進むにつれて、押圧力
Fを加える位置の数を減らしてもよい。この場合、剥離
が終了するときには、1箇所のみに押圧力Fが加えられ
ていることが好ましい。
【0088】本実施の形態によれば、マスク12の撓み
を維持しながら、マスク12と印刷対象物30との剥離
を行うので、両者が急に剥離することがない。したがっ
て、版離れの速度制御を行うことができる。
【0089】なお、マスク12及び印刷対象物30の少
なくとも一方は、マスク12に対してほぼ垂直な方向に
移動することが好ましい。こうすることで、マスク12
の開口部18に充填されたペースト32の版抜け性が良
くなる。
【0090】以上の工程により、印刷対象物30への印
刷を行うことができる。印刷対象物30が配線パターン
34の形成された基板であって、ペースト32がハンダ
ペーストなどの金属ペーストである場合には、配線パタ
ーン34に金属を設けることができる。この金属で覆わ
れた配線パターン34を有する配線基板を製造すること
ができる。あるいは、本実施の形態によれば、半導体装
置などの電子部品を実装するためのハンダを印刷によっ
て設けることもできる。
【0091】図7は、本発明を適用した方法により製造
された配線基板を示す図である。同図に示す配線基板
は、印刷対象物30としての基板に、配線パターン34
が形成されており、配線パターン34にはペースト32
が設けられている。ペースト32としてハンダペースト
などの金属ペーストが使用される。ペースト32が設け
られた配線パターン34上に半導体装置などの電子部品
を搭載し、リフロー工程で、金属ペーストを溶融して、
電子部品を実装することができる。
【0092】あるいは、本発明を適用して製造された配
線基板をインターポーザとして、半導体装置を製造する
ことができる。詳しくは、上述した方法で配線基板を製
造し、金属ペーストが設けられた配線パターンに半導体
チップの電極を接合して半導体装置を製造することがで
きる。
【0093】図8には、本発明を適用して製造された半
導体装置が実装された回路基板が示されている。半導体
装置40は複数の外部端子42を有し、この外部端子4
2が回路基板50の配線パターン52に接合されてい
る。なお、回路基板50として、本発明を適用して製造
された配線基板を使用してもよい。回路基板50とし
て、例えばガラスエポキシ基板等の有機系基板を用いる
ことが一般的である。
【0094】(第2の実施の形態)図9は、本発明を適
用した第2の実施の形態に係るマスクを示す図である。
同図に示すマスク60には、円形の複数の開口部62が
形成されている。それ以外の構成は、第1の実施の形態
に係るマスク12と同じである。
【0095】開口部62は、直径50μm〜0.3mm
程度、開口ピッチ70μm〜0.8mm程度で形成する
ことができる。このような円形の開口部62によって、
円形の印刷を行うことができる。例えば、CSP(Chip
Scale/Size Package)型又はBGA(Ball Grid A
rray)型の半導体装置を実装するための配線基板(回路
基板)の製造工程で、配線パターンに金属ペーストを設
けるときに、本実施の形態に係るマスク60を使用する
ことができる。あるいは、CSP型又はBGA型の半導
体装置の一部をなすインターポーザとしての配線基板の
製造工程で、配線パターンに金属ペーストを設けるとき
に、本実施の形態に係るマスク60を使用することがで
きる。あるいは、本発明を適用して、配線パターンのラ
ンド部にハンダを設けて、これをリフロー工程で溶融し
て、外部端子としてのハンダボールを形成することもで
きる。図8に示す外部端子42は、この方法で形成する
ことができる。
【0096】(第3の実施の形態)図10は、本発明を
適用した第3の実施の形態に係る半導体装置の製造方法
を説明する図である。本実施の形態では、複数の集積回
路が形成され、かつ、それぞれの集積回路について複数
の電極82が形成された半導体ウエーハ80を用意す
る。そして、スクリーン印刷によって、半導体ウエーハ
80の電極82に金属ペーストを設ける。例えば、ハン
ダペーストを電極82上に設け、これをハンダボールに
する。その後半導体ウエーハ80を切断して、半導体装
置を製造する。
【0097】(第1工程)図10に示すように、半導体
ウエーハ80における電極82が形成された面に、マス
ク70を接触させる。マスク70には、電極82に対応
する複数の開口部72が形成されており、その他の構成
は、第1の実施の形態のマスク12と同じである。マス
ク70の開口部72と、電極72とは位置合わせされ
る。
【0098】(第2工程)マスク70の開口部72に、
ハンダなどの金属ペーストを充填し、金属ペーストを電
極82上に供給する。その詳細は、図4に示す工程と同
じでよい。
【0099】(第3工程)マスク70の撓みを維持しな
がら、半導体ウエーハ80とマスク70とを剥離する。
その詳細は、図5及び図6に示す工程と同じでよい。こ
うして、電極82に金属ペーストを設けることができ
る。
【0100】(第4工程)半導体ウエーハ80を加熱
し、金属ペーストを固化又は溶融する。金属ペーストと
してハンダペーストが使用される場合には、リフロー工
程を経てこれをハンダボールにしてもよい。
【0101】(第5工程)半導体ウエーハ80を、それ
ぞれの集積回路ごとに個片に切断する。こうして、複数
の半導体装置を製造することができる。なお、この切断
工程の前に、それぞれの半導体装置をパッケージングす
る工程を含んでもよい。
【0102】そして、本発明を適用した半導体装置を有
する電子機器100として、図11には、ノート型パー
ソナルコンピュータが示されている。
【0103】なお、上記本発明の構成要件「半導体チッ
プ」を「電子素子」に置き換えて、半導体チップと同様
に電子素子(能動素子か受動素子かを問わない)を、基
板に実装して電子部品を製造することもできる。このよ
うな電子素子を使用して製造される電子部品として、例
えば、抵抗器、コンデンサ、コイル、発振器、フィル
タ、温度センサ、サーミスタ、バリスタ、ボリューム又
はヒューズなどがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係る印刷装置を示す図である。
【図2】図2は、図1のII−II線断面図である。
【図3】図3は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係る印刷方法を説明する図である。
【図4】図4は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係る印刷方法を説明する図である。
【図5】図5は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係る印刷方法を説明する図である。
【図6】図6は、本発明を適用した第1の実施の形態に
係る印刷方法を説明する図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態に係る配線基板を
示す図である。
【図8】図8は、本発明の実施の形態に係る半導体装置
が実装された回路基板を示す図である。
【図9】図9は、本発明を適用した第2の実施の形態に
係るマスクを示す図である。
【図10】図10は、本発明を適用した第3の実施の形
態に係るマスクを示す図である。
【図11】図11は、本発明に係る方法を適用して製造
された半導体装置を備える電子機器を示す図である。
【符号の説明】
10 印刷装置 12 マスク 14 スキージ 16 押圧部材 18 開口部 30 印刷対象物 32 ペースト 34 配線パターン 40 半導体装置 50 回路基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C035 AA06 FA22 FB23 FC07 FD01 FE01 FF16 5E319 BB05 CD29 5E343 AA02 AA33 BB24 BB25 BB44 BB54 BB72 DD03 FF02 FF12

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用の開口部が形成されて可撓性を有
    するマスクと、印刷対象物と、を接触させて配置する第
    1工程と、 前記マスクの前記開口部にペーストを充填し、前記ペー
    ストを前記印刷対象物上に供給する第2工程と、 前記マスクを撓ませ、前記マスクが前記印刷対象物の方
    向に撓んだ状態を維持したまま、前記印刷対象物と前記
    マスクとを剥離する第3工程と、 を含む印刷方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷方法において、 第3工程で、前記マスクにおける前記印刷対象物との接
    触面とは反対側面に押圧力を加えて、前記マスクが撓ん
    だ状態を維持する印刷方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の印刷方法において、 前記マスクは、前記印刷対象物よりも大きく形成され、 前記押圧力を、前記マスクにおける前記印刷対象物の領
    域内であって前記開口部を避ける部分に加える印刷方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の印刷方法において、 前記押圧力を、前記マスクにおけるほぼ点に近い領域に
    加える印刷方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の印刷方法において、 前記マスクの中心と、前記印刷対象物の中心がほぼ一致
    し、 前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心に加える印刷方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項2又は請求項3記載の印刷方法に
    おいて、 前記押圧力を、前記マスクにおけるほぼ直線に近い領域
    に加える印刷方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の印刷方法において、 前記マスクの中心と、前記印刷対象物の中心がほぼ一致
    し、 前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心を通る直線上に加
    える印刷方法。
  8. 【請求項8】 印刷用の開口部が形成されて可撓性を有
    するマスクと、配線パターンが形成された基板と、を接
    触させて配置する第1工程と、 前記マスクの前記開口部に金属ペーストを充填し、前記
    金属ペーストを前記配線パターンの少なくとも一部に供
    給する第2工程と、 前記マスクを撓ませ、前記マスクが前記基板の方向に撓
    んだ状態を維持したまま、前記基板と前記マスクとを剥
    離する第3工程と、 を含む配線基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の配線基板の製造方法にお
    いて、 第3工程で、前記マスクにおける前記基板との接触面と
    は反対側面に押圧力を加えて、前記マスクが撓んだ状態
    を維持する配線基板の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の配線基板の製造方法に
    おいて、 前記マスクは、前記基板よりも大きく形成され、 前記押圧力を、前記マスクにおける前記基板の領域内で
    あって前記開口部を避ける部分に加える配線基板の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の配線基板の製造方法
    において、 前記押圧力を、前記マスクにおけるほぼ点に近い領域に
    加える配線基板の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の配線基板の製造方法
    において、 前記マスクの中心と、前記基板の中心がほぼ一致し、 前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心に加える配線基板
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項9又は請求項10記載の配線基
    板の製造方法において、 前記押圧力を、前記マスクにおけるほぼ直線に近い領域
    に加える配線基板の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の配線基板の製造方法
    において、 前記マスクの中心と、前記基板の中心がほぼ一致し、 前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心を通る直線上に加
    える配線基板の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項8から請求項14のいずれかに
    記載の方法により製造された配線基板に、半導体チップ
    を実装する工程を含む半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 印刷用の開口部が形成されて可撓性を
    有するマスクと、複数の集積回路が形成されていると共
    にそれぞれの集積回路について複数の電極が形成された
    半導体ウエーハと、を接触させて配置する第1工程と、 前記マスクの前記開口部に金属ペーストを充填し、前記
    金属ペーストを前記電極上に供給する第2工程と、 前記マスクを撓ませ、前記マスクが前記半導体ウエーハ
    の方向に撓んだ状態を維持したまま、前記半導体ウエー
    ハと前記マスクとを剥離する第3工程と、 前記半導体ウエーハを加熱し、前記金属ペーストを固化
    又は溶融する第4工程と、 前記半導体ウエーハを、それぞれの集積回路ごとに個片
    に切断する第5工程と、 を含む半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の半導体装置の製造方
    法において、 第3工程で、前記マスクにおける前記半導体ウエーハと
    の接触面とは反対側面に押圧力を加えて、前記マスクが
    撓んだ状態を維持する半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記マスクは、前記半導体ウエーハよりも大きく形成さ
    れ、 前記押圧力を、前記マスクにおける前記半導体ウエーハ
    の領域内であって前記開口部を避ける部分に加える半導
    体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記押圧力を、前記マスクにおけるほぼ点に近い領域に
    加える半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記マスクの中心と、前記半導体ウエーハの中心がほぼ
    一致し、 前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心に加える半導体装
    置の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項17又は請求項18記載の半導
    体装置の製造方法において、 前記押圧力を、前記マスクにおけるほぼ直線に近い領域
    に加える半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の半導体装置の製造方
    法において、 前記マスクの中心と、前記半導体ウエーハの中心がほぼ
    一致し、 前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心を通る直線上に加
    える半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項8から請求項14のいずれかに
    記載の方法により製造された配線基板。
  24. 【請求項24】 請求項15から請求項22のいずれか
    に記載の方法により製造された半導体装置。
  25. 【請求項25】 請求項23記載の配線基板を使用した
    回路基板。
  26. 【請求項26】 請求項24記載の半導体装置が搭載さ
    れた回路基板。
  27. 【請求項27】 請求項23記載の配線基板を備える電
    子機器。
  28. 【請求項28】 請求項24記載の半導体装置を備える
    電子機器。
  29. 【請求項29】 印刷用の開口部が形成されて可撓性を
    有するマスクと、 前記マスクの前記開口部にペーストを充填するためのス
    キージと、 前記マスクにおける印刷対象物との接触面とは反対側面
    に押圧力を加えて、前記マスクが撓んだ状態を維持する
    押圧部材と、 を含む印刷装置。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の印刷装置において、 前記マスクは、前記印刷対象物よりも大きく形成され、 前記押圧部材は、前記押圧力を、前記マスクにおける前
    記印刷対象物の領域内であって前記開口部を避ける部分
    に加える印刷装置。
  31. 【請求項31】 請求項29又は請求項30記載の印刷
    装置において、 前記押圧部材は、前記押圧力を、前記マスクにおけるほ
    ぼ点に近い領域に加える印刷装置。
  32. 【請求項32】 請求項31記載の印刷装置において、 前記マスクの中心と、前記印刷対象物の中心がほぼ一致
    し、 前記押圧部材は、前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心
    に加える印刷装置。
  33. 【請求項33】 請求項29又は請求項30記載の印刷
    装置において、 前記押圧部材は、前記押圧力を、前記マスクにおけるほ
    ぼ直線に近い領域に加える印刷装置。
  34. 【請求項34】 請求項33記載の印刷装置において、 前記マスクの中心と、前記印刷対象物の中心がほぼ一致
    し、 前記押圧部材は、前記押圧力を、前記マスクのほぼ中心
    を通る直線上に加える印刷装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103660540A (zh) * 2012-09-25 2014-03-26 中国科学院理化技术研究所 电子器件印刷装置
CN104325778A (zh) * 2014-09-24 2015-02-04 深圳市华星光电技术有限公司 网版印刷机及其印刷方法

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