JP2000261943A - ケーブル布設洞道におけるケーブル延焼防止構造 - Google Patents

ケーブル布設洞道におけるケーブル延焼防止構造

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JP2000261943A
JP2000261943A JP11058466A JP5846699A JP2000261943A JP 2000261943 A JP2000261943 A JP 2000261943A JP 11058466 A JP11058466 A JP 11058466A JP 5846699 A JP5846699 A JP 5846699A JP 2000261943 A JP2000261943 A JP 2000261943A
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Katsuji Takahara
克二 高原
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Abstract

(57)【課題】 新設・既設によらず、簡単にケーブル布設洞
道のケーブル延焼防止を施工できるようにする。 【解決手段】 ケーブル布設洞道1内に、金属箔と難燃
性ゴムまたはプラスチックシートとの複合シートである
厚さが0.45mmの不燃ないし難燃性シートを、少な
くとも2つのケーブル群6を仕切るように、洞道天井の
取付部から床付近まで垂直に垂れた状態で洞道長手方向
に延長配置する。あるいは、不燃ないし難燃性シート2
1を、各ケーブル載置体の上方空間を洞道長手方向に間
隔を置いて仕切るように、洞道天井またはケーブル載置
体裏面の取付部から垂直に垂れた状態で洞道長手方向と
直角に配置する。洞道長手方向に延長配置した不燃ない
し難燃性シート11は、他のケーブル群に延焼するのを
防止する。洞道長手方向と直角に配置した不燃ないし難
燃性シート21は、洞道長手方向の延焼を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送配電ケーブル
等のケーブルを布設した洞道(トンネル)内で、当該布
設ケーブルの保護被覆や絶縁被覆が燃える火災が発生し
た時に、当該布設ケーブルの延焼を防止するケーブル布
設洞道におけるケーブル延焼防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ケーブル布設洞道内でケーブル
に火が着いた場合、その構成材である有機質の絶縁材
料、保護材料が燃焼時に互いに燃料・熱を補給し合う相
乗効果が生じるので、布設ケーブルが容易に延焼する。
このようなケーブル延焼を防止する対策として、従来、
次のような技術が知られている。 束状のケーブル群あるいはラック上に並んだケーブル
群に延焼防止用塗料を吹き付ける。この場合、塗料はモ
ルタル状に分厚く塗布する。 束状のケーブル群あるいはラック上に並んだケーブル
群に延焼防止用マットを巻き付ける。 ケーブル毎に延焼防止用テープを巻き付ける。 ケーブルそのものを難燃化する。すなわち、絶縁被覆
あるいは保護被覆に難燃材を用いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の各ケーブル
延焼防止対策はいずれも、延焼防止を施す作業に時間が
かかるという問題がある。また、前記の延焼防止用塗
料による対策を、束状のケーブル群に適用した場合に
は、ケーブル追加布設をするためには、分厚く塗布され
た塗料を剥ぎ取り、追加ケーブルを含めてケーブルを束
ねた後に、再度塗料を塗布するという作業が必要となる
が、前記の塗料の剥ぎ取り、再塗布の作業が容易でな
く、長時間を要するという欠点がある。また、ラック上
に並べたケーブル群に適用する場合でも、例えば壁を貫
通させる箇所等では、やはり塗料を剥ぎ取る必要が生
じ、同様に作業が容易でなく、長時間を要する。また、
前記の延焼防止用マットを用いる対策や、の延焼防
止用テープを用いる対策にしても、同様にマットやテー
プを剥ぎ取り、再度巻き付ける作業が必要となり、同様
に作業が容易でなく、長時間を要する。また、のケー
ブルそのものを難燃化する対策は、既設のケーブル布設
洞道に適用できないという問題がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ケーブル布設洞道内でケーブル延焼防止を施す作業
が容易で施工性に優れるとともに、新設・既設にかかわ
らず適用可能なケーブル布設洞道におけるケーブル延焼
防止構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1の発明は、複数のケーブル群を布設したケーブル布
設洞道における当該布設ケーブルの延焼を防止するケー
ブル延焼防止構造であって、不燃ないし難燃性シート
を、少なくとも2つのケーブル群を仕切るように洞道長
手方向に延長配置したことを特徴とする。そして、不燃
ないし難燃性シートは、垂直に垂れた状態で洞道長手方
向に延長する場合と、水平状態で洞道長手方向に延長す
る場合との2つの態様を採ることができる。
【0006】請求項4の発明は、ケーブルを布設したケ
ーブル布設洞道における当該布設ケーブルの延焼を防止
するケーブル延焼防止構造であって、不燃ないし難燃性
シートを、ケーブルに沿う空間を洞道長手方向に間隔を
置いて仕切るように、洞道長手方向と直角に配置したこ
とを特徴とする。
【0007】請求項5は、請求項1、2、3または4に
おける不燃ないし難燃性シートが、金属箔、乃至、難燃
性ゴムまたはプラスチックシート、乃至、両者の複合シ
ートであることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図9を参照して説明する。図1〜図3に請求項1のケ
ーブル延焼防止構造の一実施形態を示す。図1はケーブ
ル布設洞道1の横断面図、図2は図1のA−A断面図、
図3は図1のケーブル布設洞道1の内部の要部斜視図で
ある。図示例のケーブル布設洞道(以下洞道と略す)1
は矩形断面であり、この洞道1の長手方向左右両側をケ
ーブル布設空間2とし、中央部を通路空間3としてい
る。左右のケーブル布設空間2に例えば洞道1の長手方
向に延びる棚状のラックからなるケーブル載置体4を上
下方向に間隔を置いて複数段設置し、各ケーブル載置体
4にそれぞれ、複数本のケーブル5を1つのケーブル群
6として並べて配置している。各ケーブル載置体4は、
内壁に接して洞道長手方向に間隔をあけて立てた支柱8
に取り付けている。なお、ケーブル載置体4は、図示は
省略したが、各支柱8に洞道中央側に突出するブラケッ
トを固定し、このブラケット上に載置するとよい。な
お、ケーブル載置体4として、上記棚状のラック4を設
けずに、単に洞道中央側に突出するブラケット状の載置
体を洞道長手方向に間隔をあけて設け、このブラケット
状の載置体の上に直接ケーブルを乗せて布設してもよ
い。
【0009】ケーブル延焼防止のための不燃ないし難燃
性シート11は、例えば左右のケーブル布設空間2と中
央部の通路空間3とを仕切るように、垂直に垂らした状
態で洞道長手方向に延長配置する。図示例では、不燃な
いし難燃性シート11を天井に設けた取付金具12にボ
ルト等で固定して、垂直に垂らしている。また、不燃な
いし難燃性シート11は、図3に示すように、洞道長手
方向に分割し、つなぎ合わせていくとよい。つなぎ合わ
せ部の一方にマグネットを取り付け、他方に鉄片を取り
付けておくと、相互に吸着させるだけでつなぎ合わせる
ことができ、つなぎ合わせが容易である。
【0010】不燃ないし難燃性シート11の材質として
は、鉄、鋼、銅、銅合金、アルミ、アルミ合金その他の
金属の箔、あるいはノンハロゲン難燃ゴムまたはプラス
チックシート(ポリオレフィンエラストマー等)等を使
用できる。また、金属箔とノンハロゲン難燃ゴムまたは
プラスチックシートとを組み合わせたものでもよい。組
み合わせの例を図9に示す。図9の不燃ないし難燃性シ
ート11は、厚さ0.3mmの黒色ノンハロゲン難燃ゴ
ムシート11aと、厚さ0.1mmのステンレス箔11
bと、厚さ0.05mmの黒色ノンハロゲン難燃プラス
チックフィルム11cとの3層構造である。
【0011】上記ケーブル布設洞道1において、左右の
ケーブル布設空間2の一方で火災が発生した場合、不燃
ないし難燃性シート11が、少なくとも反対側のケーブ
ル布設空間2への温度移動を防止し、反対側のケーブル
布設空間2にあるケーブル5に延焼することを防止す
る。
【0012】なお、不燃ないし難燃性シート11は左右
のケーブル布設空間2の片側のみに配置してもよい。こ
の場合でもやはり、反対側のケーブル布設空間への延焼
を防止できる。また、洞道横幅方向に3つ以上のケーブ
ル布設空間を設ける場合(通路空間を2列設ける場合)
には、それに対応させて不燃ないし難燃性シート11を
2列ないし3列以上配置することもできる。
【0013】また、不燃ないし難燃性シートを図1ない
し図3に示した実施形態のように垂直に垂らした状態で
洞道長手方向に延長配置するだけなく、図4(イ)、
(ロ)に模式的に示したように、上下のケーブル布設空
間を仕切るように水平状態で洞道長手方向に延長配置す
ることも考えられる。図4(イ)は、水平状態のシート
11'のみを洞道長手方向に延長配置した場合の例を示
し、また図4(ロ)は、垂直に垂らした状態のシート1
1と水平状態のシート11'とを併用させた場合の例を
示している。このように水平状態のシート11'を配置
する場合には、上下段相互のケーブル5の延焼防止を計
ることができる。なお、この水平状態のシート11'
は、ケーブル載置体4が、洞道長手方向に間隔を置いて
洞道中央側に突出するブラケット状のものである場合に
特に有効である。
【0014】図5〜図7に請求項4のケーブル延焼防止
構造の一実施形態を示す。ケーブル布設洞道1自体は前
記と同じである。ケーブル延焼防止のための不燃ないし
難燃性シート21は、ケーブル5に沿う空間を、洞道長
手方向に間隔を置いて仕切るように、洞道長手方向と直
角に配置している。実施形態では、複数段設けている各
ケーブル載置体4間の空間毎に不燃ないし難燃性シート
21を配置している。また、この不燃ないし難燃性シー
ト21は、各ケーブル載置体4の下面(または天井)に
取り付けた取付金具22にボルト等で固定して、垂直に
垂らしている。
【0015】ところで、洞道を模擬した火災実験やスタ
イナートンネル試験によれば、いかに洞道長手方向の温
度移動を防止するかが、延焼防止に有効であることが分
かる。図5〜図7のケーブル延焼防止構造によれば、洞
道1において火災が発生した場合、不燃ないし難燃性シ
ート21が、洞道長手方向の温度移動を直接遮断するの
で、ケーブル長手方向の延焼を防止するためにきわめて
有効である。なお、この実施形態では棚状のラックから
なるケーブル載置体4がケーブル布設空間を上下に仕切
っているので、このケーブル載置体4が上下方向の延焼
を防止する作用もする。上記の実施形態はケーブルを多
段に布設した場合のものであるが、本発明はケーブルを
単に1段で布設した場合にも適用可能である。
【0016】なお、図1〜図4のケーブル延焼防止構造
では、不燃ないし難燃性シート11は、直接的に洞道長
手方向の温度移動を防止するものではないが、不燃ない
し難燃性シート11で火災発生空間の断面積を狭くする
ことは、洞道長手方向への温度移動を抑制するために一
定の効果を奏するので、洞道長手方向への延焼を防止す
る作用も得られる。
【0017】図8は垂直に垂れた状態で洞道長手方向に
延長配置した不燃ないし難燃性シート11(請求項2)
と、ケーブルに沿う空間を洞道長手方向に間隔を置いて
仕切るように洞道長手方向と直角に配置した不燃ないし
難燃性シート21(請求項4)との両方を備えたもので
ある。これによれば、ケーブル延焼防止が一層確実にな
る。
【0018】なお、上記の各実施形態の洞道は矩形断面
であるが、断面形状自体は円形断面その他任意である。
また、本発明は、送配電用のケーブル布設洞道だけでな
く、例えば、光ケーブルを布設したケーブル布設洞道に
も適用可能である。さらに、洞道とは、必ずしも地下の
トンネルに限らない。建築物内に設けられたトンネル状
のケーブル布設空間を持つ洞道であればよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、不燃ないし難燃性シー
トが洞道内の洞道横幅方向の温度移動、あるいは洞道長
手方向の温度移動を遮断するので、ケーブルの延焼を防
止することができる。そして、その延焼防止を施す作業
は、単に不燃ないし難燃性シートを洞道長手方向に延長
するように、または洞道長手方向と直角に配置すればよ
いので、従来の延焼防止用塗料の塗布や延焼防止用マッ
トの巻き付けや延焼防止用テープの巻き付け等の延焼防
止方法と比べて、著しく容易であり、施工性に優れてい
る。また、ケーブル追加布設の際にも、従来方法に必要
な塗料やマットやテープの剥ぎ取りならびに塗料の再塗
布、マット、テープ類の再巻き付け等の煩雑かつ困難な
作業が不要であり、既設のケーブル布設洞道にも容易に
適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、2の発明のケーブル布設洞道におけ
るケーブル延焼防止構造の一実施形態を示すもので、ケ
ーブル布設洞道の横断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のケーブル布設洞道の内部の要部斜視図で
ある。
【図4】(イ)は請求項1、3の発明の実施形態を示す
模式的な洞道横断面図、(ロ)は請求項1、2、3の発
明の実施形態を示す模式的な洞道横断面図である。
【図5】請求項4の発明の一実施形態を示すもので、ケ
ーブル布設洞道の横断面図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】図5のケーブル布設洞道の内部の要部斜視図で
ある。
【図8】請求項1、2および請求項4の発明を共に実施
した実施形態を示すもので、ケーブル布設洞道の内部の
要部斜視図である。
【図9】本発明に用いる不燃ないし難燃性シートの一例
を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル布設洞道 2 ケーブル布設空間 3 通路空間 4 ケーブル載置体 5 ケーブル 6ケーブル群 12、22 取付金具 11、11'、21 不燃ないし難燃性シート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月11日(2000.1.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ケーブル布設洞道におけるケーブル延
焼防止構造
【特許請求の範囲】
【請求項多段に設けられたケーブル載置体にそれ
ぞれケーブルを布設したケーブル布設洞道における当該
布設ケーブルの延焼を防止するケーブル延焼防止構造で
あって、金属箔、乃至、難燃性ゴムまたはプラスチックシート、
乃至、両者の複合シートである厚さが0.45±0.1
5mmの 不燃ないし難燃性シートを、前記各ケーブル載
置体の上方空間を洞道長手方向に間隔を置いて仕切るよ
うに、洞道天井またはケーブル載置体裏面の取付部から
垂直に垂れた状態で洞道長手方向と直角に配置したこと
を特徴とするケーブル布設洞道におけるケーブル延焼防
止構造。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送配電ケーブル
等のケーブルを布設した洞道(トンネル)内で、当該布
設ケーブルの保護被覆や絶縁被覆が燃える火災が発生し
た時に、当該布設ケーブルの延焼を防止するケーブル布
設洞道におけるケーブル延焼防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ケーブル布設洞道内でケーブル
に火が着いた場合、その構成材である有機質の絶縁材
料、保護材料が燃焼時に互いに燃料・熱を補給し合う相
乗効果が生じるので、布設ケーブルが容易に延焼する。
このようなケーブル延焼を防止する対策として、従来、
次のような技術が知られている。 束状のケーブル群あるいはラック上に並んだケーブル
群に延焼防止用塗料を吹き付ける。この場合、塗料はモ
ルタル状に分厚く塗布する。 束状のケーブル群あるいはラック上に並んだケーブル
群に延焼防止用マットを巻き付ける。 ケーブル毎に延焼防止用テープを巻き付ける。 ケーブルそのものを難燃化する。すなわち、絶縁被覆
あるいは保護被覆に難燃材を用いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の各ケーブル
延焼防止対策はいずれも、延焼防止を施す作業に時間が
かかるという問題がある。また、前記の延焼防止用塗
料による対策を、束状のケーブル群に適用した場合に
は、ケーブル追加布設をするためには、分厚く塗布され
た塗料を剥ぎ取り、追加ケーブルを含めてケーブルを束
ねた後に、再度塗料を塗布するという作業が必要となる
が、前記の塗料の剥ぎ取り、再塗布の作業が容易でな
く、長時間を要するという欠点がある。また、ラック上
に並べたケーブル群に適用する場合でも、例えば壁を貫
通させる箇所等では、やはり塗料を剥ぎ取る必要が生
じ、同様に作業が容易でなく、長時間を要する。また、
前記の延焼防止用マットを用いる対策や、の延焼防
止用テープを用いる対策にしても、同様にマットやテー
プを剥ぎ取り、再度巻き付ける作業が必要となり、同様
に作業が容易でなく、長時間を要する。また、のケー
ブルそのものを難燃化する対策は、既設のケーブル布設
洞道に適用できないという問題がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ケーブル布設洞道内でケーブル延焼防止を施す作業
が容易で施工性に優れるとともに、新設・既設にかかわ
らず適用可能なケーブル布設洞道におけるケーブル延焼
防止構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1の発明は、複数のケーブル群を布設したケーブル布
設洞道における当該布設ケーブルの延焼を防止するケー
ブル延焼防止構造であって、金属箔、乃至、難燃性ゴム
またはプラスチックシート、乃至、両者の複合シートで
ある厚さが0.45±0.15mmの不燃ないし難燃性
シートを、洞道幅方向に区分された少なくとも2つのケ
ーブル群を仕切るように、洞道天井の取付部から床付近
まで垂直に垂れた状態で長手方向に延長配置したことを
特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、多段に設けられたケー
ブル載置体にそれぞれケーブルを布設したケーブル布設
洞道における当該布設ケーブルの延焼を防止するケーブ
ル延焼防止構造であって、金属箔、乃至、難燃性ゴムま
たはプラスチックシート、乃至、両者の複合シートであ
る厚さが0.45±0.15mmの不燃ないし難燃性シ
ートを、前記各ケーブル載置体の上方空間を洞道長手方
向に間隔を置いて仕切るように、洞道天井またはケーブ
ル載置体裏面の取付部から垂直に垂れた状態で洞道長手
方向と直角に配置したことを特徴とする。
【0007】請求項3は、請求項1において、不燃ない
し難燃性シートを、洞道長手方向に分割しつなぎ合わせ
て構成するとともに、そのつなぎ合わせ部は、その一方
に取り付けたマグネットと他方に取り付けた鉄片とを互
いに吸着させてつなぎ合わせてなることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図9を参照して説明する。図1〜図3に請求項1のケ
ーブル延焼防止構造の一実施形態を示す。図1はケーブ
ル布設洞道1の横断面図、図2は図1のA−A断面図、
図3は図1のケーブル布設洞道1の内部の要部斜視図で
ある。図示例のケーブル布設洞道(以下洞道と略す)1
は矩形断面であり、この洞道1の長手方向左右両側をケ
ーブル布設空間2とし、中央部を通路空間3としてい
る。左右のケーブル布設空間2に例えば洞道1の長手方
向に延びる棚状のラックからなるケーブル載置体4を上
下方向に間隔を置いて複数段設置し、各ケーブル載置体
4にそれぞれ、複数本のケーブル5を1つのケーブル群
6として並べて配置している。各ケーブル載置体4は、
内壁に接して洞道長手方向に間隔をあけて立てた支柱8
に取り付けている。なお、ケーブル載置体4は、図示は
省略したが、各支柱8に洞道中央側に突出するブラケッ
トを固定し、このブラケット上に載置するとよい。な
お、ケーブル載置体4として、上記棚状のラック4を設
けずに、単に洞道中央側に突出するブラケット状の載置
体を洞道長手方向に間隔をあけて設け、このブラケット
状の載置体の上に直接ケーブルを乗せて布設してもよ
い。
【0009】ケーブル延焼防止のための不燃ないし難燃
性シート11は、後述する通り、金属箔、乃至、難燃性
ゴムまたはプラスチックシート、乃至、両者の複合シー
トであって、厚さが0.45±0.15mmであり、
えば左右のケーブル布設空間2と中央部の通路空間3と
を仕切るように、洞道天井の取付部から床付近まで垂直
に垂れた状態で洞道長手方向に延長配置する。図示例で
は、不燃ないし難燃性シート11を天井に設けた取付金
具12にボルト等で固定して、垂直に垂らしている。ま
た、不燃ないし難燃性シート11は、図3に示すよう
に、洞道長手方向に分割し、つなぎ合わせていくとよ
い。つなぎ合わせ部の一方にマグネットを取り付け、他
方に鉄片を取り付けておくと、相互に吸着させるだけで
つなぎ合わせることができ、つなぎ合わせが容易であ
る。
【0010】不燃ないし難燃性シート11の材質として
は、鉄、鋼、銅、銅合金、アルミ、アルミ合金その他の
金属の箔、あるいはノンハロゲン難燃ゴムまたはプラス
チックシート(ポリオレフィンエラストマー等)等を使
用できる。また、金属箔とノンハロゲン難燃ゴムまたは
プラスチックシートとを組み合わせたものでもよい。組
み合わせの例を図9に示す。図9の不燃ないし難燃性シ
ート11は、厚さ0.3mmの黒色ノンハロゲン難燃ゴ
ムシート11aと、厚さ0.1mmのステンレス箔11
bと、厚さ0.05mmの黒色ノンハロゲン難燃プラス
チックフィルム11cとの3層構造で、全体厚みが0.
45mmである。本発明に用いる不燃ないし難燃性シー
トは、公差を考慮して0.45±0.15mmとする。
【0011】上記ケーブル布設洞道1において、左右の
ケーブル布設空間2の一方で火災が発生した場合、不燃
ないし難燃性シート11が、少なくとも反対側のケーブ
ル布設空間2への温度移動を防止し、反対側のケーブル
布設空間2にあるケーブル5に延焼することを防止す
る。
【0012】なお、不燃ないし難燃性シート11は左右
のケーブル布設空間2の片側のみに配置してもよい。こ
の場合でもやはり、反対側のケーブル布設空間への延焼
を防止できる。また、洞道横幅方向に3つ以上のケーブ
ル布設空間を設ける場合(通路空間を2列設ける場合)
には、それに対応させて不燃ないし難燃性シート11を
2列ないし3列以上配置することもできる。
【0013】図4は前記の不燃ないし難燃性シート11
を設置する他の実施形態を説明するもので、(イ)は施
工対象の洞道の横断面図、(ロ)は(イ)の洞道に前記
不燃ないし難燃性シート11を設置した状態を示す洞道
横断面図である。この実施形態は、図示の通り、水平状
態の不燃ないし難燃性シート11'洞道長手方向に延
長配置した洞道に、さらに前記と同様に不燃ないし難燃
性シート11を、洞道天井の取付部から床付近まで垂直
に垂れた状態で長手方向に延長配置したものである。
【0014】図5〜図7に請求項2のケーブル延焼防止
構造の一実施形態を示す。ケーブル布設洞道1自体は前
記と同じである。ケーブル延焼防止のための不燃ないし
難燃性シート21は、多段に設けられた前記各ケーブル
載置体4の上方空間を、洞道長手方向に間隔を置いて仕
切るように、洞道天井またはケーブル載置体裏面の取付
部から垂直に垂れた状態で洞道長手方向と直角に配置し
ている。実施形態では、複数段設けている各ケーブル載
置体4間の空間毎に不燃ないし難燃性シート21を配置
している。また、この不燃ないし難燃性シート21は、
各ケーブル載置体4の下面(または天井)に取り付けた
取付金具22にボルト等で固定して、垂直に垂らしてい
る。
【0015】ところで、洞道を模擬した火災実験やスタ
イナートンネル試験によれば、いかに洞道長手方向の温
度移動を防止するかが、延焼防止に有効であることが分
かる。図5〜図7のケーブル延焼防止構造によれば、洞
道1において火災が発生した場合、不燃ないし難燃性シ
ート21が、洞道長手方向の温度移動を直接遮断するの
で、ケーブル長手方向の延焼を防止するためにきわめて
有効である。なお、この実施形態では棚状のラックから
なるケーブル載置体4がケーブル布設空間を上下に仕切
っているので、このケーブル載置体4が上下方向の延焼
を防止する作用もする。
【0016】なお、図1〜図4のケーブル延焼防止構造
では、不燃ないし難燃性シート11は、直接的に洞道長
手方向の温度移動を防止するものではないが、不燃ない
し難燃性シート11で火災発生空間の断面積を狭くする
ことは、洞道長手方向への温度移動を抑制するために一
定の効果を奏するので、洞道長手方向への延焼を防止す
る作用も得られる。
【0017】図8は洞道天井の取付部から床付近まで垂
直に垂れた状態で洞道長手方向に延長配置した不燃ない
し難燃性シート11(請求項1)と、各ケーブル載置体
の上方空間を洞道長手方向に間隔を置いて仕切るように
洞道長手方向と直角に配置した不燃ないし難燃性シート
21(請求項2)との両方を備えたものである。これに
よれば、ケーブル延焼防止が一層確実になる。
【0018】なお、上記の各実施形態の洞道は矩形断面
であるが、断面形状自体は円形断面その他任意である。
また、本発明は、送配電用のケーブル布設洞道だけでな
く、例えば、光ケーブルを布設したケーブル布設洞道に
も適用可能である。さらに、洞道とは、必ずしも地下の
トンネルに限らない。建築物内に設けられたトンネル状
のケーブル布設空間を持つ洞道であればよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、不燃ないし難燃性シー
トが洞道内の洞道横幅方向の温度移動、あるいは洞道長
手方向の温度移動を遮断するので、ケーブルの延焼を防
止することができる。そして、その延焼防止を施す作業
は、単に不燃ないし難燃性シートを洞道長手方向に延長
するように、または洞道長手方向と直角に配置すればよ
いので、従来の延焼防止用塗料の塗布や延焼防止用マッ
トの巻き付けや延焼防止用テープの巻き付け等の延焼防
止方法と比べて、著しく容易であり、施工性に優れてい
る。また、ケーブル追加布設の際にも、従来方法に必要
な塗料やマットやテープの剥ぎ取りならびに塗料の再塗
布、マット、テープ類の再巻き付け等の煩雑かつ困難な
作業が不要であり、既設のケーブル布設洞道にも容易に
適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明のケーブル布設洞道におけるケ
ーブル延焼防止構造の一実施形態を示すもので、ケーブ
ル布設洞道の横断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のケーブル布設洞道の内部の要部斜視図で
ある。
【図4】請求項1の発明の他の実施形態を説明するもの
で、(イ)は施工対象の洞道の横断面図、(ロ)は
(イ)の洞道に請求項1のケーブル延焼防止構造を施工
した状態を示す洞道横断面図である。
【図5】請求項2の発明の一実施形態を示すもので、ケ
ーブル布設洞道の横断面図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】図5のケーブル布設洞道の内部の要部斜視図で
ある。
【図8】請求項1および請求項2の発明を共に実施した
実施形態を示すもので、ケーブル布設洞道の内部の要部
斜視図である。
【図9】本発明に用いる不燃ないし難燃性シートの一例
を示す横断面図である。
【符号の説明】 1 ケーブル布設洞道 2 ケーブル布設空間 3 通路空間 4 ケーブル載置体 5 ケーブル 6ケーブル群 12、22 取付金具 11、21 不燃ないし難燃性シート ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月14日(2000.3.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1の発明は、複数のケーブル群を布設したケーブル布
設洞道における当該布設ケーブルの延焼を防止するケー
ブル延焼防止構造であって、金属箔と難燃性ゴムまたは
プラスチックシートとの複合シートである厚さが0.4
5mmの不燃ないし難燃性シートを、洞道幅方向に区分
された少なくとも2つのケーブル群を仕切るように、洞
道天井の取付部から床付近まで垂直に垂れた状態で長手
方向に延長配置したことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】請求項2の発明は、多段に設けられたケー
ブル載置体にそれぞれケーブルを布設したケーブル布設
洞道における当該布設ケーブルの延焼を防止するケーブ
ル延焼防止構造であって、金属箔と難燃性ゴムまたはプ
ラスチックシートとの複合シートである厚さが0.45
mmの不燃ないし難燃性シートを、前記各ケーブル載置
体の上方空間を洞道長手方向に間隔を置いて仕切るよう
に、洞道天井またはケーブル載置体裏面の取付部から垂
直に垂れた状態で洞道長手方向と直角に配置したことを
特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】ケーブル延焼防止のための不燃ないし難燃
性シート11は、後述する通り、金属箔と難燃性ゴムま
たはプラスチックシートとの複合シートであって、厚さ
が0.45mmであり、例えば左右のケーブル布設空間
2と中央部の通路空間3とを仕切るように、洞道天井の
取付部から床付近まで垂直に垂れた状態で洞道長手方向
に延長配置する。図示例では、不燃ないし難燃性シート
11を天井に設けた取付金具12にボルト等で固定し
て、垂直に垂らしている。また、不燃ないし難燃性シー
ト11は、図3に示すように、洞道長手方向に分割し、
つなぎ合わせていくとよい。つなぎ合わせ部の一方にマ
グネットを取り付け、他方に鉄片を取り付けておくと、
相互に吸着させるだけでつなぎ合わせることができ、つ
なぎ合わせが容易である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】不燃ないし難燃性シート11の材質は、金
属箔としては鉄、鋼、銅、銅合金、アルミ、アルミ合金
その他の金属を使用でき、難燃性ゴムまたはプラスチッ
クシートとしてはノンハロゲン難燃ゴムまたはプラスチ
ックシート(ポリオレフィンエラストマー等)等を使用
できる。金属箔とノンハロゲン難燃ゴムまたはプラスチ
ックシートとの組み合わせの例を図9に示す。図9の不
燃ないし難燃性シート11は、厚さ0.3mmの黒色ノ
ンハロゲン難燃ゴムシート11aと、厚さ0.1mmの
ステンレス箔11bと、厚さ0.05mmの黒色ノンハ
ロゲン難燃プラスチックフィルム11cとの3層構造
で、全体厚みが0.45mmである。ただし、本発明に
おけるこの厚さ0.45mmという数値は、このような
シートにおける常識的な公差程度の範囲を含むものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 英治 東京都江東区木場1−5−1 株式会社フ ジクラ内 (72)発明者 高原 克二 三重県鈴鹿市岸岡町1800 株式会社フジク ラ鈴鹿工場内 Fターム(参考) 5G369 AA04 BA05 CB05 CB09 EA01 EA04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のケーブル群を布設したケーブル布
    設洞道における当該布設ケーブルの延焼を防止するケー
    ブル延焼防止構造であって、 不燃ないし難燃性シートを、少なくとも2つのケーブル
    群を仕切るように洞道長手方向に延長配置したことを特
    徴とするケーブル布設洞道におけるケーブル延焼防止構
    造。
  2. 【請求項2】 不燃ないし難燃性シートが、垂直に垂れ
    た状態で洞道長手方向に延長配置されている請求項1記
    載のケーブル布設洞道におけるケーブル延焼防止構造。
  3. 【請求項3】 不燃ないし難燃性シートが、水平状態で
    洞道長手方向に延長配置されている請求項1記載のケー
    ブル布設洞道におけるケーブル延焼防止構造。
  4. 【請求項4】 ケーブルを布設したケーブル布設洞道に
    おける当該布設ケーブルの延焼を防止するケーブル延焼
    防止構造であって、 不燃ないし難燃性シートを、ケーブルに沿う空間を洞道
    長手方向に間隔を置いて仕切るように、洞道長手方向と
    直角に配置したことを特徴とするケーブル布設洞道にお
    けるケーブル延焼防止構造。
  5. 【請求項5】 前記不燃ないし難燃性シートが、金属
    箔、乃至、難燃性ゴムまたはプラスチックシート、乃
    至、両者の複合シートである請求項1、2、3または4
    記載のケーブル布設洞道におけるケーブル延焼防止構
    造。
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