JP2000261500A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JP2000261500A
JP2000261500A JP6105299A JP6105299A JP2000261500A JP 2000261500 A JP2000261500 A JP 2000261500A JP 6105299 A JP6105299 A JP 6105299A JP 6105299 A JP6105299 A JP 6105299A JP 2000261500 A JP2000261500 A JP 2000261500A
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Junya Yamada
順也 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機密性のあるデータをより安全に送信するこ
とができるデータ通信装置を提供する。 【解決手段】 送信時には、データ入力部11から元デ
ータが入力され、入力部17から宛先およびパターンデ
ータが入力される。元データを分割して送信する場合、
データ分割部14がパターンデータに従って元データを
分割し、分割したデータを通信部12から複数の経路に
分けて宛先へ送信する。受信時には、通信部12で分割
されたデータを受信すると、すべて揃うまで蓄積部12
に記憶する。分割されたデータがすべて受信されると、
データ結合部15にて入力部17より入力されたパター
ンデータに従って分割されたデータを結合し、元データ
を復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットや
LANなどのネットワークを介してデータのやり取りを
行う機能を備えたデータ通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば特開平9−116728号
公報に記載されているように、インターネットを介して
データのやり取りを行うインターネットメールやインタ
ーネットFAXなどの装置が増えてきている。このよう
なインターネット、あるいは大規模なLANなどを介し
たデータの通信では、1ないし複数のコンピュータを経
由して宛先へ送られる場合が多く、通信経路の途中でデ
ータを容易に盗み見ることができる。そのため、一般的
に機密性のあるデータを送信する際には、データを暗号
化して送信している。
【0003】しかしながら、暗号化を行っても絶対に解
読が不可能であるということはあり得ず、いつかは解読
されてしまう可能性がある。最近ではRSA社による暗
号解読コンテスト「第2回DES Challenge
II」(DES−II−2)において、DESによる
暗号文がたった3日弱で解読された事実がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、機密性のあるデータをより
安全に送信することができるデータ通信装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信側のデー
タ通信装置では、送信する元データを複数に分割し、分
割したデータを異なる経路で送信する。このとき、分割
したデータを元に戻すための識別情報を含む復元情報
を、分割したデータに付加しておく。受信側のデータ通
信装置では、分割されたデータを受信すると、付加され
ている識別情報に従って分割されたデータを結合して元
のデータを復元する。これによって、ネットワーク上の
送信データは、送信する元データの断片ごとのデータと
なるため、通信経路上でデータが傍受されても、元デー
タの全容を知ることはできず、情報の漏洩を低減するこ
とができる。
【0006】特に、送信する元データを分割する際に、
例えばあらかじめ定めたパターンにより分割を行うこと
によって、各分割されたデータのみでは解読不能にする
ことができる。これによって、万が一、途中で分割され
たデータが全て傍受されても、解読が困難となる。この
ようなパターンは宛先ごとに異なるパターンを設定する
ことができ、同様に受信側でも送信者ごとにパターンを
設定することができる。これによって、送信側では宛先
ごとのパターンの切り替えが容易になる。また受信側で
は、送信者を偽って送信されたデータについて結合が正
常にできないので、偽りの送信者からのデータ受信を発
見することができる。
【0007】なお、分割送信は、重要度が高いデータだ
けに対して行うように構成することができる。これによ
って、重要度の低いデータの分割処理、結合処理などの
処理負荷を軽減しデータ通信装置の効率を向上させるこ
とができる。
【0008】また、経路上のトラブル等により受信側で
分割されたデータが揃わなかった場合、送信側に届かな
かった分割されたデータの再送を要求することができ
る。送信側は、再送の要求に応じて分割したデータを再
送する。これによって、データの転送を確実に行うこと
ができる。また、このような再送の場合には、先の送信
時とは別の経路を選択することによって、同じ原因によ
る不達を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデータ通信装置
の実施の一形態を示すブロック図である。図中、11は
データ入力部、12は通信部、13は蓄積部、14はデ
ータ分割部、15はデータ結合部、16はシステム制御
部、17は入力部、18は記憶部である。データ入力部
11は、送信する元データの入力を受け付ける。
【0010】通信部12は、インターネットやLANな
どのネットワークに接続されており、データの送信およ
び受信を行う。分割したデータを送信する際には、複数
の経路で送信することができる。また、複数の経路から
分割されたデータを受信することができる。分割された
データを受信する際に、同じ元データから分割されたデ
ータが不着の場合、送信元に再送を要求する。また、他
のデータ通信装置から再送が要求された場合には、要求
に応じて分割したデータを再送する。このとき、先の送
信とは異なる経路で送信する。
【0011】蓄積部13は、データ入力部11に入力さ
れた送信する元データや、通信部12で受信したデー
タ、データ分割部14で分割したデータ、データ結合部
15で合成したデータ等を蓄積することができる。
【0012】データ分割部14は、送信する元データを
分割する。このとき、分割したデータを元に戻すための
識別情報を含む復元情報を、分割したデータに付加して
おく。また、元データを分割する際には、記憶部18に
記憶しているパターンデータに基づいて行うことができ
る。分割したデータは、それぞれの分割したデータを送
る経路ごとに、蓄積部13に蓄積しておく。
【0013】データ結合部15は、分割されたデータを
通信部12で受信したとき、その分割されたデータに付
加されている復元情報を元に、受信した分割されたデー
タを結合し、もとのデータを復元する。このとき、記憶
部18に記憶しているパターンデータに基づいて結合を
行うことができる。
【0014】システム制御部16は、このデータ通信装
置全体の制御を行う。
【0015】入力部17は、宛先の入力やパターンデー
タの入力等を行う。また、元データを分割して送信する
か否かを指示するための分割指示手段としても機能す
る。さらに、データの重要度を入力する重要度入力手段
としても機能し、データ入力部11に入力したデータあ
るいは入力データの一部に対して重要度を指定すること
ができる。
【0016】記憶部18は、データ分割部14において
元データを分割する際に用いるパターンデータ、およ
び、データ結合部15で分割されたデータを結合する際
に用いるパターンデータを記憶している。パターンデー
タは、例えば、宛先や送信元ごとに記憶しておくことが
できる。
【0017】図2は、本発明のデータ通信装置の実施の
一形態における送信時の動作の一例を示すフローチャー
トである。S31において、データ入力部11に送信す
る元データが入力されると、元データはいったん蓄積部
13に格納される。また、入力部17により宛先が入力
される。
【0018】S32において、入力部17から分割して
送信する指示が入力されたか否かを判定する。あるい
は、入力部17から送信する元データの重要度が入力さ
れ、重要度が予め設定されている重要度より高いか否か
により分割して送信するか否かを判定する。分割して送
信を行わない場合は、S37において、そのまま元デー
タを宛先へ送信する。分割送信の必要のないデータにつ
いてはそのまま送信することによって、送信側の分割処
理および受信側の結合処理を不要として処理効率を向上
させることができる。
【0019】入力部17より分割して送信する指示が入
力された場合、S33において、データ分割部14は、
入力部17からパターンデータを取得する。あるいは、
記憶部18から宛先に応じて記憶しているパターンデー
タを読み出してもよい。入力部17からパターンデータ
が入力された場合、そのパターンデータを先に入力され
ている宛先と対応付けて記憶部18に記憶させておくこ
とができる。これによって、登録の操作を行うことな
く、次回は宛先の入力だけでパターンデータを自動的に
選択することで、ユーザによる操作を簡略化することが
できる。
【0020】パターンデータを取得すると、S34にお
いて、データ分割部14は蓄積部13に蓄積されてい
る、送信する元データをパターンデータに従って分割
し、蓄積部13に格納する。元データを分割する際に
は、分割したデータを元に戻すための識別情報を含む復
元情報を、分割したデータに付加しておく。分割方法の
一例については後述する。
【0021】元データの分割が終了すると、S35にお
いて、分割した各データについて、それぞれ、送信経路
を選択する。このとき、全てが同じ送信経路とならない
ように、複数の送信経路に分けて送信されるように送信
経路を選択する。そしてS36において、通信部12は
分割した各データを選択した送信経路で送信する。この
際に、分割したデータを更に暗号化して送信することも
可能である。また、S34で分割処理を行う前に暗号化
してから分割処理を行ってもよい。
【0022】図3は、分割処理の一例の説明図である。
図中、41は元データ、42はパターンデータ、43,
44は復元情報、45,46は分割データである。上述
のように、送信する元データが入力され、分割送信が指
定されていると、パターンデータに従って元データを分
割して送信する。ここでは元データ41「abcdef
ghijklmnopqrstuvwxyz」を、「2
1231」というパターンデータ42で2つの分割デー
タ45,46に分割する例を示している。ここでの分割
方法は、パターンデータ42の奇数番目に登録されてい
る数字の分のバイト数を1つめの分割データ45に、偶
数番目に登録されている数字の分のバイト数を2つめの
分割データ46に振り分けている。
【0023】図3に示す具体例では、パターンデータ4
2の最初は2であるから、1つめの分割データ45に元
データ41の最初の2バイト「ab」を振り分ける。パ
ターンデータ42の2つめは1であるから、2つめの分
割データ46に元データ41の続きの「c」を振り分け
る。これを繰り返し、パターンデータ42の最後尾まで
達した場合には最初に戻って繰り返し、元データ41の
最後のデータまでを分割データ45,46に振り分け
る。このようにして元データ41は、「abdeilo
pqstvw」という分割データ45と、「cfghj
kmnruxyz」という分割データ46に分割され
る。
【0024】このようにして分割されたデータは、それ
ぞれを参照しても内容を知ることはできない。また、全
ての分割されたデータを参照しても、パターンデータが
分からなければ、その内容を知ることは困難である。
【0025】元データ41を分割データ45,46に分
割した後、分割データ45,46に対して、それぞれ復
元情報43,44を付加する。復元情報43には、少な
くとも、2つに分割したうちの1つ目であることを示す
情報が含まれている。また、復元情報44には、少なく
とも、2つに分割したうちの2つ目であることを示す情
報が含まれている。
【0026】もちろん、パターンデータ42はこの例に
限られるものではないし、また、パターンデータを用い
た分割方法も、図3に示した例に限られるものではな
い。上述のように分割することによって解読不可能ある
いは解読が困難になるような分割方法であれば、どのよ
うな分割方法であってもよい。
【0027】図4は、ネットワーク構成の一例の模式図
である。図中、21,22はデータ通信装置、A〜Fは
中継装置である。この例では、データ通信装置21は中
継装置Aに接続され、データ通信装置22は中継装置F
に接続されている。このような構成のネットワークにお
いて、データ通信装置21からデータ通信装置22にデ
ータを送る場合を考える。この場合の送信経路として
は、A−E−F、A−B−C−F等の複数の経路があ
る。図3に示すようにして分割されたデータは、全てが
同じ経路とならないように送信経路が選択され、送信さ
れる。例えば2つの分割データに分割された場合、A−
E−FとA−B−C−Fの送信経路を選択して送信する
ことができる。実際には、例えば中継装置Cと中継装置
Eに対して、それぞれ異なる分割データを、データ通信
装置22に転送するように依頼して送る。中継装置Cと
中継装置Eでは、それぞれ、分割されたデータを受信
後、宛先であるデータ通信装置22に対して送信を行
う。これによって、2つの分割データは異なる中継装置
を経由してデータ通信装置22に送信されることにな
る。
【0028】このようにして分割したデータを異なる経
路で送信することによって、通信経路上で全てのデータ
を傍受される危険性を低減することができる。仮に分割
したデータを1つ傍受したところで、データは断片であ
るし、解読不可能あるいは解読が困難な状態に分割され
ているので、情報の漏洩を低減することができる。ま
た、仮に全ての分割したデータを入手しても、パターン
データがなければ内容の解読は困難である。そのため、
データの秘匿性を高めることが可能である。
【0029】図5は、本発明のデータ通信装置の実施の
一形態における受信時の動作の一例を示すフローチャー
トである。S51において、通信部12がネットワーク
からデータを受信すると、S52において、受信したデ
ータが分割されたデータであるか否かを判定する。分割
されたデータでなければ、そのまま受信したデータを蓄
積部13に格納して受信処理を終了する。
【0030】受信したデータが分割されたデータであれ
ば、その分割されたデータを蓄積部13に格納し、S5
3において、同じ元データから分割されたデータがすべ
て受信されているか否かを判定する。分割されたデータ
には、総個数と何番目のデータかを示す情報を含む復元
情報が付加されているので、この復元情報を参照するこ
とによって分割されたすべてのデータを受信したか否か
を判定することができる。まだ分割されたデータがすべ
て受信されていなければ、この受信処理を終了してデー
タ受信待ちに移行する。
【0031】同じ元データから分割されたデータがすべ
て受信されていた場合には、S54において、データ結
合部15はパターンデータを取得する。パターンデータ
は、送信者から別途伝えられたパターンデータの入力を
入力部17で受け付ける。あるいは、記憶部18から送
信者に対応したパターンデータを読み出す。なお、入力
部17からパターンデータが入力される場合、そのパタ
ーンデータを送信者に対応付けて記憶部18に記憶させ
てもよい。これによって、次回、この送信者からの分割
されたデータを受信した場合には、自動的にパターンデ
ータを選択することによって、受信側の操作を簡略化す
ることができる。
【0032】パターンデータを取得すると、S55にお
いて、データ結合部15は蓄積部13に蓄積されている
分割されたデータをパターンデータに従って結合し、S
56において蓄積部13に格納する。分割されたデータ
を結合する際には、分割されたデータに付加されている
復元情報を用いることができる。なお、分割されたデー
タが暗号化されている場合には、結合前、あるいは結合
後に解読処理を行う。
【0033】図6は、結合処理の一例の説明図である。
図中、61,62は復元情報、63,64は分割デー
タ、65はパターンデータ、66は復元データである。
ここでは、図3で説明した例において分割されたデータ
が受信されたものとする。すなわち、「abdeilo
pqstvw」という分割データ63と、「cfghj
kmnruxyz」という分割データ64が、それぞれ
復元情報61,62が付加された状態で受信される。復
元情報61には、2分割されたうちの1つ目であること
を示す情報が含まれている。また、復元情報62には、
2分割されたうちの2つ目であることを示す情報が含ま
れている。これらの情報から、2つの分割された情報が
そろわなければならないことが分かる。また、それぞ
れ、分割されたうちの1つ目、2つ目のデータであるこ
とが分かる。これらの情報により、元データを構成する
すべての分割された情報を受信したか否かを判定するこ
とができる。2つの分割された情報が受信された後に、
結合処理を行う。
【0034】受信されたこのような2つの分割されたデ
ータは、「21231」というパターンデータ65に従
って結合することができる。この例では、パターンデー
タ65の最初は2であるから、1つ目の分割データ63
から2バイト「ab」を取り出す。パターンデータ65
の2つ目は1であるから、2つ目の分割データ64から
1バイト「c」を取り出す。これを繰り返し、パターン
データ65の最後尾まで到達したら最初に戻って繰り返
し、分割データを全て読み取って結合することにより、
復元データ66に示すように元データを復元できる。
【0035】もちろん、パターンデータ65は、送信側
で分割処理を行うときに用いたパターンデータでなけれ
ばならない。例えば送信者を偽って分割されたデータを
送ったとしても、受信側ではパターンデータに従って結
合処理を行うため、分割されたデータは正常に結合され
ない。そのため、故意に行われる情報の攪乱などを防止
することができる。
【0036】なお、パターンデータ65は、送信側と一
致していれば任意である。また、送信側で異なる分割方
法を用いている場合には、その分割方法に応じた結合処
理を行えばよい。
【0037】図7は、本発明のデータ通信装置の実施の
一形態における受信待ち処理の動作の一例を示すフロー
チャートである。S71において、データが受信された
か否かを判定し、データが受信された場合にはS72に
おいて図5に示したデータの受信処理を行う。
【0038】データを受信していない間はS73に進
み、S73において受信待ちの分割データが存在するか
否かを判定する。分割されたデータを受信していない状
態の場合には、そのままS71へ戻って、データの受信
を待つ。
【0039】同じ元データから分割されたデータのうち
の一部のみが受信されており、まだすべての分割された
データがそろっていない場合には、S74において、最
後の分割されたデータの受信からの経過時間を取得す
る。そしてS75において、取得した経過時間が、あら
かじめ設定された最大待ち時間を超えたか否かを判定す
る。最後の分割されたデータの受信からまだ予め設定さ
れた最大待ち時間まで経過していなければ、S71へ戻
ってデータの受信を待つ。
【0040】最後の分割されたデータの受信からの経過
時間が、予め設定された最大待ち時間を超えた場合、S
76において、まだ受信していない分割されたデータの
再送を、既に受信している分割されたデータの送信元に
対して要求する。
【0041】なお、再送の要求後、さらに所定の待ち時
間を経過しても分割されたデータを受信できない場合に
は、通信エラーにすることができる。あるいは、再送要
求を繰り返した後に、通信エラーとしてもよい。再送要
求を繰り返す場合には、再送要求のデータを転送する経
路を変えて行うとよい。
【0042】図8は、本発明のデータ通信装置の実施の
一形態における再送処理の動作の一例を示すフローチャ
ートである。分割したデータを送った宛先のデータ通信
装置から、上述の図7に示すような処理によって再送が
要求されると、受信処理の一部としてS81において受
信したデータが再送要求であるか否かを判定する。再送
要求を受けると、S82において、再送を行うネットワ
ーク上の経路を検索する。具体的には、転送を要求する
データ通信装置を検索する。このとき、再送を行う分割
したデータを、さきに転送した際に用いた経路とは異な
る経路を選択する。そしてS83において、選択した経
路で、要求されている分割したデータを再送する。
【0043】このようにして再送要求および再送要求に
応じた再送を行うことによって、分割したデータを確実
に転送することが可能になる。また、再送の際に、経路
を変更することによって、同じ原因による不達を防止す
ることができる。
【0044】上述のデータ通信装置の実施の一形態で
は、元データを分割して送信する機能と、分割されたデ
ータを受信して結合する機能を有しているが、データ結
合部15を有しない送信機能のみの構成、あるいはデー
タ分割部14を有しない受信機能のみの構成であっても
よい。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、送信する元データを分割し、望ましくはパタ
ーンデータなどを用いて単独では解読不可能な形に分割
し、異なる経路で送信するので、送信経路上で分割デー
タを盗み見しても解読が不可能であり、機密の漏洩を防
ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ通信装置の実施の一形態を示
すブロック図である。
【図2】 本発明のデータ通信装置の実施の一形態にお
ける送信時の動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】 分割処理の一例の説明図である。
【図4】 ネットワーク構成の一例の模式図である。
【図5】 本発明のデータ通信装置の実施の一形態にお
ける受信時の動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】 結合処理の一例の説明図である。
【図7】 本発明のデータ通信装置の実施の一形態にお
ける受信待ち処理の動作の一例を示すフローチャートで
ある。
【図8】 本発明のデータ通信装置の実施の一形態にお
ける再送処理の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11…データ入力部、12…通信部、13…蓄積部、1
4…データ分割部、15…データ結合部、16…システ
ム制御部、17…入力部、18…記憶部、21,22…
データ通信装置、A〜F…中継装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを用いてデータを送信する
    データ通信装置において、送信する元データを複数に分
    割し該分割したデータを元に戻すための識別情報を含む
    復元情報を分割したデータに付加する分割手段と、分割
    したデータを前記ネットワークを介して複数の経路で送
    信する通信手段を有することを特徴とするデータ通信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記分割手段は、前記元データをあらか
    じめ定められたパターンに従って分割することを特徴と
    する請求項1に記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 宛先に対応したパターンを複数記憶可能
    な記憶手段を備え、前記分割手段は、送信時に宛先に対
    応したパターンに従って前記元データを分割することを
    特徴とする請求項2に記載のデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記元データを分割して送信する指示を
    入力する分割指示手段を備え、前記分割手段は、前記分
    割指示手段に分割の指示が入力された時のみ前記元デー
    タを分割することを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれか1項に記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 データの重要度を入力する重要度入力手
    段を備え、前記分割手段は、前記重要度入力手段に入力
    された重要度があらかじめ設定された重要度以上の場合
    のみ前記元データを分割することを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれか1項に記載のデータ通信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記通信手段は、宛先から分割したデー
    タの再送を要求された時、要求に応じて分割したデータ
    を再送することを特徴とする請求項1ないし請求項5の
    いずれか1項に記載のデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 前記通信手段は、分割したデータの再送
    を行う際に、さきに送信を行った経路とは異なる経路を
    選択して送信することを特徴とする請求項6に記載のデ
    ータ通信装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークからデータを受信するデー
    タ通信装置において、ネットワークを介して複数の経路
    を通って送られてくるデータを受信する通信手段と、該
    通信手段で受信したデータが分割されたデータであると
    き該分割されたデータを該データに付加されている識別
    情報に従って結合する結合手段を有することを特徴とす
    るデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 前記結合手段は、受信した分割されたデ
    ータをあらかじめ定められたパターンに従って結合する
    ことを特徴とする請求項8に記載のデータ通信装置。
  10. 【請求項10】 送信者ごとのパターンを複数記憶可能
    な記憶手段を備え、前記結合手段は、分割されたデータ
    を受信した時に送信者に対応して前記記憶手段に記憶さ
    れたパターンに従って分割されたデータを結合すること
    を特徴とする請求項9に記載のデータ通信装置。
  11. 【請求項11】 前記通信手段は、分割されたデータを
    受信してからあらかじめ定められた時間が経過しても、
    同じ元データから分割された他の分割されたデータを受
    信しなかった時に、送信元に対して分割されたデータの
    再送を要求することを特徴とする請求項8ないし請求項
    10のいずれか1項に記載のデータ通信装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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