JP2000255734A - 切出装置 - Google Patents

切出装置

Info

Publication number
JP2000255734A
JP2000255734A JP11056962A JP5696299A JP2000255734A JP 2000255734 A JP2000255734 A JP 2000255734A JP 11056962 A JP11056962 A JP 11056962A JP 5696299 A JP5696299 A JP 5696299A JP 2000255734 A JP2000255734 A JP 2000255734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
roller
present
support frame
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11056962A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Yokoya
重治 横矢
Kozo Imaizumi
幸三 今泉
Yasuyuki Manaka
康幸 間中
Atsushi Sakagami
敦 阪上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kanetsu KK filed Critical Toyo Kanetsu KK
Priority to JP11056962A priority Critical patent/JP2000255734A/ja
Publication of JP2000255734A publication Critical patent/JP2000255734A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Conveying (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない駆動モータで確実に搬送物を切り出すこ
とが可能な切出装置を備えたコンベヤを提供する。 【解決手段】本発明の切出装置10は、ローラコンベヤ
1の搬送経路の所定のゾーンに設けられている。切出装
置10は、支持フレーム14に回動自在に支持されて配
列された所定数の切出ローラ15を有し、支持フレーム
14の近傍に配設されたラインシャフト5からプーリ7
a及び丸ベルト7bからなる動力伝達機構7を介して切
出ローラ15に駆動力を伝達するように構成されてい
る。切出ユニット11の支持フレーム14の搬送方向下
流側端部を昇降手段17によって所定のタイミングで昇
降させ、後続搬送物2bをストッパ12に当接させて先
行搬送物2aを切り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラコンベヤに
用いられる切出装置に関し、特に連続的に搬送される搬
送物を切り出す機能を有するローラコンベヤの切出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送中の多数の物品のうち、特定
の物品を仕分けるため、切り出し機能を備えたコンベヤ
が知られている。このようなローラコンベヤとしては、
コンベヤラインの途中にベルトコンベヤを配設し、この
ベルトコンベヤ上に載せられた搬送物を所定時間停止さ
せた後に再び搬送することによって搬送物を切り出すよ
うにしたものが知られている。また、コンベヤの下部又
は側面にストッパを設け、このストッパを用いて搬送物
を押さえることによって搬送物を切り出すようにしたも
のも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコンベヤにおいては、次のような問題があ
る。すなわち、ベルトコンベヤを用いて切り出しを行う
従来例にあっては、駆動モータを備えたコンベヤを切出
用のベルトコンベヤの搬送方向下流側に配設しなければ
ならず、構成が複雑になるとともに、コストアップの原
因になる。
【0004】一方、ストッパを用いて切り出しを行う従
来例の場合は、搬送物を確実に切り出すことは困難で、
切り出しの際にミスが生ずるおそれがある。また、この
従来例においては、重量の大きい搬送物に対しては対応
しにくいという問題もある。
【0005】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、少ない駆動モータで確
実に搬送物を切り出すことが可能なコンベヤを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、支持フレーム(1
4)に回動自在に支持されて配列された所定数の切出用
搬送ローラ(15)を有し、前記支持フレーム(14)
の近傍に配設された駆動手段(5)から所定の動力伝達
機構(7)を介して前記切出用搬送ローラ(15)に駆
動力を伝達するように構成された切出ユニット(11)
と、前記切出ユニット(11)の前記支持フレーム(1
4)の所定の部位を所定のタイミングで昇降させる昇降
手段(17)とを備えたことを特徴とする切出装置であ
る。
【0007】請求項1記載の発明の場合、支持フレーム
(14)の近傍に配設された駆動手段(5)の駆動力を
用いて切出装置(10)の切出用搬送ローラ(15)を
駆動するように構成したことから、従来より少数の駆動
モータでコンベヤラインをレイアウトすることが可能に
なる。
【0008】また、本発明は、搬送物(2)を押さえて
切り出す方式ではないため、各搬送物(2)に対して確
実に切り出しを行うことができ、しかも、本発明によれ
ば、重量の大きい搬送物(2)に対しても円滑に切り出
しを行うことが可能になる。
【0009】この場合、請求項2記載の発明のように、
請求項1記載の発明において、前記切出ユニット(1
1)の近傍に、前記切出用搬送ローラ(15)の搬送基
準位置(P)より下方の部位に上端部が位置するように
配設されたストッパ部(12)を備えることも効果的で
ある。
【0010】請求項2記載の発明にあっては、昇降手段
(17)を下降させることによってストッパ部(12)
が搬送経路上に現れる。その結果、本発明によれば、搬
送物(2)をストッパ部(12)に突き当てることによ
ってより確実に搬送物(2)の切り出しを行うことがで
きる。
【0011】また、請求項3記載の発明のように、請求
項1又は2のいずれか1項記載の発明において、前記動
力伝達機構(7)は、前記切出ユニット(11)を下降
させる際に前記駆動手段(5)から前記切出用搬送ロー
ラ(15)に対して動力を伝達をするように構成されて
いることも効果的である。
【0012】請求項3記載の発明によれば、切り出しの
際に切出用搬送ローラ(15)に対する駆動状態を切り
換える必要がないので、簡素な構成の切出装置を得るこ
とができる。
【0013】さらに、本発明においては、前記切出ユニ
ット(11)の搬送方向下流側に、前記駆動手段(5)
から所定の動力伝達機構(6)を介して駆動力が伝達さ
れるとともに前記切出用搬送ローラ(15)より搬送速
度が大きくなるように構成された他の切出用搬送ローラ
(4A)を設けることも効果的である。
【0014】かかる構成によれば、搬送方向下流側の他
の切出用搬送ローラ(4A)による搬送速度(V2
が、切出装置の切出用搬送ローラ(15)による搬送速
度(V1)より大きくなり、これにより、後続搬送物
(2b)に対する先行搬送物(2a)の切り出しをより
確実かつスムーズに行うことができる。
【0015】さらにまた、本発明においては、前記切出
ユニット(11)を下降させる際に前記駆動手段(5)
から前記切出用搬送ローラ(15)への駆動力を遮断す
るように構成された動力伝達機構(30)を備えること
も効果的である。
【0016】かかる構成によれば、切出ユニット(1
1)を下降させる際に駆動手段(5)から切出用搬送ロ
ーラ(15)への駆動力を遮断することによって、先行
搬送物(2a)が切り出されている間には後続搬送物
(2b)を搬送させる力が作用しないため、より確実に
各搬送物(2)の切り出しを行うことが可能になる。
【0017】さらにまた、本発明においては、搬送物を
検出するための検出手段(20)を有し、この検出手段
(20)によって得られた結果に基づいて前記昇降手段
(17)を昇降させるように構成することも効果的であ
る。
【0018】かかる構成によれば、検出手段(20)に
よって得られた結果に基づいて昇降手段(17)を昇降
させることで搬送物を切り出すタイミングの精度を向上
させることができるので、より確実に搬送物の切り出し
を行うことが可能になる。
【0019】一方、本発明にあっては、搬送物(2)の
搬送経路に沿って設けられた支持フレーム(3)に回動
自在に支持されて配列された複数の搬送ローラ(4)
と、前記搬送経路に沿って配設され、所定の動力伝達機
構(6)を介して前記搬送ローラ(4)に駆動力を与え
るための駆動手段(5)と、前記搬送経路の所定のゾー
ンに配設された前記いずれかの切出装置とを備え、前記
動力伝達機構(7)を介して前記駆動手段(5)の駆動
力を前記切出装置の切出用搬送ローラ(15)に伝達す
るようにローラコンベヤを構成することもできる。
【0020】かかるローラコンベヤによれば、少ない駆
動モータで種々の搬送物(2)の切り出しを確実に行う
ことが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る切出装置の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1(a)
〜(d)は、本発明の切出装置の第1の実施の形態を備
えたローラコンベヤの概略構成を示すもので、図1
(a)は要部正面図、図1(b)は平面図、図1(c)
はローラ下降手段の動作を示す説明図である。また、図
1(d)は、本実施の形態の切出装置の制御系の構成を
示すブロック図である。
【0022】本発明は、ラインシャフト駆動ローラコン
ベヤに適用されるもので、図1(a)(b)に示すよう
に、本実施の形態のローラコンベヤ1は、搬送物2の搬
送経路に沿って平行に配設された支持フレーム3(3
a、3b)に多数の搬送ローラ4が回動自在に支持され
ており、駆動モータ(図示せず)によって回転駆動され
るラインシャフト(駆動手段)5の駆動力が動力伝達機
構6としてのプーリ6a及び丸ベルト6bを介して伝達
されることで各搬送ローラ4が所定の方向(矢印B方
向)へ回転されるようになっている。
【0023】図1(a)〜(c)に示すように、本実施
の形態のローラコンベヤ1は、搬送経路の所定のゾーン
に本発明の切出装置10を有している。この切出装置1
0は、搬送経路の所定の部位に設けられた切出ユニット
11と、この切出ユニット11の搬送物2搬送方向下流
側に配設されたストッパ(ストッパ部)12とから構成
されている。
【0024】図1(b)に示すように、本実施の形態の
切出装置10は、支持フレーム3の内側に支持フレーム
3と平行に配設され搬送方向Aの上流側端部において支
軸13を中心として上下方向に揺動自在に取り付けられ
た一対の昇降フレーム14(14a、14b、支持フレ
ーム)を有している。この昇降フレーム14には、所定
の間隔をおいて複数の切出ローラ(切出用搬送ローラ)
15が回動自在に支持されている。
【0025】ここで、各切出ローラ15は、搬送ローラ
4と同一の直径で搬送ローラ4より短い長さに形成され
ている。また、各切出ローラ15は、支持フレーム3に
支持された搬送ローラ4と同一の間隔で、かつ、後述す
る昇降手段17の非動作時に搬送ローラ4と同じ高さの
位置となるように位置決めされている。そして、搬送ロ
ーラ4と同様に、動力伝達機構7としてのプーリ7a及
び丸ベルト7bを介してラインシャフト5の回転駆動力
が切出ローラ15に伝達されるように構成されている。
【0026】この丸ベルト7bの材料としては、伸び及
び引張強さの大きいポリウレタン等のウレタン系材料が
本実施の形態に適した材料の一つである。
【0027】一方、昇降フレーム14の搬送方向Aの下
流側端部(以下単に「下流側端部」という。)14cの
下方には昇降手段17が設けられている。この昇降手段
17は、例えば、空気圧シリンダや油圧シリンダ等のア
クチュエータからなるもので、昇降フレーム14の下流
側端部14cの下部に連結された駆動軸17aを所定の
範囲だけ上下動させるように構成されている。
【0028】なお、本実施の形態の場合、昇降手段17
によって昇降フレーム14の下流側端部14cが下降さ
せられた場合において丸ベルト7bが緩まないように丸
ベルト7bの長さ、ラインシャフト5と切出ローラ15
との位置関係、昇降フレーム14の揺動角度が設定され
ている。すなわち、本実施の形態においては、昇降フレ
ーム14の下流側端部14cが下降した場合であって
も、丸ベルト7bの張力によってラインシャフト5の回
転駆動力が切出ローラ15に伝達されるように構成され
ている。
【0029】一方、ストッパ12は、例えばステンレス
等の金属製の板状の部材からなり、支持フレーム3の内
側の部位で昇降フレーム14の下流側端部14cの近傍
において搬送方向Aに対して直交するように配設されて
いる。
【0030】この場合、ストッパ12は、搬送ローラ4
の上面によって形成される搬送基準位置Pよりストッパ
12の上端部が若干下方に位置するように位置決めさ
れ、その状態で支持フレーム3に固定されている。
【0031】図1(a)に示すように、昇降フレーム1
4の下流側端部14cの近傍には、搬送物2を検出する
ための検出手段として例えば光電式センサ20が配設さ
れている。
【0032】図1(d)に示すように、本実施の形態に
おいては、例えばCPUやメモリ等を有する制御手段2
1に上述した光電式センサ20及び昇降手段17と、タ
イマ22とが接続され、このような構成により、光電式
センサ20の検出結果に基づき昇降手段17を動作させ
て昇降フレーム14を所定のタイミングで昇降させるよ
うになっている。
【0033】図2(a)〜(d)は、本実施の形態のロ
ーラコンベヤ1の概略構成及び動作を示す説明図であ
る。本実施の形態の場合は、例えば、図2(a)に示す
ように、搬送される搬送物2のうち光電式センサ20が
先行する搬送物(以下「先行搬送物」という。)2aの
先端部を検出した後、図2(b)に示すように所定時間
が経過して各搬送物2が搬送され、例えば光電式センサ
20が先行搬送物2aの後端部を検出した時点で昇降手
段17を動作させ、昇降フレーム14の下流側端部14
cを下降させる。
【0034】これにより、図2(c)に示すように、後
に続く搬送物(以下「後続搬送物」という。)2bが昇
降フレーム14とともに下降し、後続搬送物2bの先端
部がストッパ12に当接して後続搬送物2b及びこれに
続く搬送物2c、2dがせき止められる。この状態では
先行搬送物2aのみが搬送されるため、先行搬送物2a
と後続搬送物2bとの間隔が広がる。なお、この状態に
おいては、切出ローラ15は回転し続けている。
【0035】その後、タイマ22によって所定時間の経
過が計測された時点で昇降手段17を動作させ、昇降フ
レーム14の下流側端部14cを上昇させる。これによ
り、図2(d)に示すように、昇降フレーム14が元の
位置に復帰して後続搬送物2bの先端部とストッパ12
との当接が外れ、切出ローラ15の回転によって後続搬
送物2b及びこれに続く搬送物2c、2dが再び搬送方
向Aの下流側へ搬送される。その結果、先行搬送物2a
が後続搬送物2bに対して距離Dだけ離れた状態で切り
出されて搬送される。
【0036】以上述べたように本実施の形態によれば、
ラインシャフト5の駆動力を用いて搬送ローラ4及び切
出装置10の切出ローラ15を駆動するように構成した
ことから、従来より少数の駆動モータでコンベヤライン
をレイアウトすることが可能になる。
【0037】また、本実施の形態は、固定されたストッ
パ12に搬送物2を当接させて切り出しを行うものであ
って、搬送物2を押さえて切り出す方式ではないため、
各搬送物2に対して確実に切り出しを行うことができ
る。
【0038】さらに、本実施の形態によれば、重量の大
きい搬送物2に対しても円滑に切り出しを行うことがで
きる。
【0039】図3(a)〜(d)は、本発明の第2の実
施の形態の概略構成及び動作を示すもので、以下、上述
した実施の形態と対応する部分については同一の符号を
付しその詳細な説明を省略する。
【0040】本実施の形態のローラコンベヤ1Aは、第
1の実施の形態と同様に、上述した動力伝達機構として
のプーリ6a及び丸ベルト7bによって搬送ローラ4及
び切出ローラ15が駆動されるようになっているが、本
実施の形態の切出装置10Aの場合は、ストッパ12に
対して搬送方向Aの下流側の搬送ローラ4Aの直径が切
出ローラ15の直径より大きくなるように構成されてい
る点が第1の実施の形態と異なる。
【0041】このような構成を有する本実施の形態によ
れば、図3(a)〜(d)に示すように、搬送方向下流
側の搬送ローラ4Aによる搬送速度V2が、切出装置10
Aの切出ローラ15による搬送速度V1より大きくなる
ため、後続搬送物2bに対する先行搬送物2aの切り出
しをより確実かつスムーズに行うことが可能になる。
【0042】また、本実施の形態によれば、後続搬送物
2bに対し先行搬送物2aが所望の距離Dだけ離れるま
での時間が短くなり、切出ローラ15を下降させておく
時間を短縮することができるので、搬送物2の切り出し
及び搬送効率を向上させることができるというメリット
もある。その他の構成及び作用効果については上記実施
の形態と同一であるのでその詳細な説明を省略する。
【0043】図4(a)は、本発明の第3の実施の形態
の要部概略構成を示す平面図、図4(b)は本実施の形
態の概略構成及び動作を示す正面図、図4(c)は、本
実施の形態の概略構成を示す側面図である。以下、上述
した実施の形態と対応する部分については同一の符号を
付しその詳細な説明を省略する。
【0044】本実施の形態の切出装置10Bは、切出ユ
ニット11を下降させる際にラインシャフト5から前記
切出ローラ15への駆動力を遮断するように構成された
動力伝達機構30を備えている。
【0045】図4(a)〜(c)に示すように、本実施
の形態のローラコンベヤ1Bは、ラインシャフト5と平
行に延びる駆動シャフト31が昇降フレーム14の下部
に回動自在に支持され、この駆動シャフト31を介して
ラインシャフト5の回転駆動力を切出ローラ15に伝達
することによって切出ローラ15を回転駆動するように
構成されている。
【0046】図4(b)(c)に示すように、駆動シャ
フト31は、昇降フレーム14とともに上下動するよう
に支持部材32によって支持されている。そして、駆動
シャフト31には、切出ローラ15と同一の間隔をおい
て複数のプーリ31aが取り付けられ、これらのプーリ
31aと切出ローラ15に掛け渡された上記丸ベルト7
bによって切出ローラ15を回転駆動させるようになっ
ている。
【0047】また、駆動シャフト31は、搬送方向上流
側の端部31bが昇降フレーム14の支軸13より搬送
方向上流側に延びる長さを有している。そして、図4
(a)(c)に示すように、駆動シャフト31の搬送方
向上流側の端部31bの近傍の位置には、ラインシャフ
ト5と駆動シャフト31との間に、支持部材33に回動
自在に支持された連動ホイール34が設けられている。
ここで、連動ホイール34は、例えばウレタン等の材料
からなり、ラインシャフト5に当接した状態で位置決め
固定され、ラインシャフト5の回転に伴って従動回転す
るようになっている。
【0048】さらに、図4(b)(c)に示すように、
昇降フレーム14を下降させない状態において駆動シャ
フト31の搬送方向上流側端部が連動ホイール34に当
接し(図4(b))、昇降フレーム14を下降させた状
態では駆動シャフト31の搬送方向上流側端部が連動ホ
イール34から離れる(図4(c))ように構成されて
いる。
【0049】このような構成を有する本実施の形態にお
いて、上述したように光電式センサ20による検出結果
に基づき昇降手段17を動作させて昇降フレーム14を
下降させた場合には、駆動シャフト31の搬送方向上流
側の端部31bが連動ホイール34から離れるため、切
出ローラ15に対して駆動力が伝達されなくなって切出
ローラ15の回転が停止する。
【0050】このように、本実施の形態によれば、先行
搬送物2aが切り出されている間には後続搬送物2bに
対して搬送させる力は作用しないため、より確実に各搬
送物2の切り出しを行うことが可能になる。その他の構
成及び作用効果については上記実施の形態と同一である
のでその詳細な説明を省略する。
【0051】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。例えば、
上述の実施の形態においては、昇降フレームの搬送方向
下流側の端部を昇降させるようにしたが、本発明はこれ
に限られず、昇降フレームを全体的に昇降させ、又は昇
降フレームの搬送方向上流側の端部を昇降させるように
構成することも可能である。
【0052】また、上記第2の実施の形態においては、
ストッパに対して搬送方向下流側の搬送ローラの直径が
切出ローラの直径より大きくなるように構成したが、駆
動シャフトのプーリの直径を大きくすることによってス
トッパの搬送方向下流側における搬送物の搬送速度を大
きくするように構成することも可能である。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、少な
い駆動モータで確実に搬送物を切り出すことができ、簡
素な構成で安価なローラコンベヤを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(d)は、本発明の切出装置の第
1の実施の形態を備えたローラコンベヤの概略構成を示
すもので、図1(a)は要部正面図、図1(b)は平面
図、図1(c)はローラ下降手段の動作を示す説明図、
図1(d)は、本実施の形態に係る切出装置の制御系の
構成を示すブロック図である。
【図2】(a)〜(d):同実施の形態のローラコンベ
ヤの概略構成及び動作を示す説明図である。
【図3】(a)〜(d):本発明の第2の実施の形態の
概略構成及び動作を示す説明図である。
【図4】(a):本発明の第3の実施の形態の要部概略
構成を示す平面図である。 (b):同実施の形態の概略構成及び動作を示す正面図
である。 (c):同実施の形態の概略構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ローラコンベヤ 2 搬送物 2a 先行搬送物 2b 後続搬送物 3 支持フレーム 5 ラインシャフト(駆動手段) 6 動力伝達機構 6a プーリ 6b 丸ベルト 7 動力伝達機構 7a プーリ 7b 丸ベルト 11 切出ユニット 12 ストッパ(ストッパ部) 14 昇降フレーム(支持フレーム) 15 切出ローラ(切出用搬送ローラ) 17 昇降手段 20 光電式センサ 30 動力伝達機構 31 駆動シャフト 34 連動ホイール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間中 康幸 東京都江東区東砂8丁目19番20号 トーヨ ーカネツ株式会社内 (72)発明者 阪上 敦 東京都江東区東砂8丁目19番20号 トーヨ ーカネツ株式会社内 Fターム(参考) 3F017 CA01 CC07 CD01 DA08 DA31 EA01 EB07 FA09 FE03 3F033 BB01 BB19 BC03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持フレーム(14)に回動自在に支持さ
    れて配列された所定数の切出用搬送ローラ(15)を有
    し、前記支持フレーム(14)の近傍に配設された駆動
    手段(5)から所定の動力伝達機構(7)を介して前記
    切出用搬送ローラ(15)に駆動力を伝達するように構
    成された切出ユニット(11)と、 前記切出ユニット(11)の前記支持フレーム(14)
    の所定の部位を所定のタイミングで昇降させる昇降手段
    (17)とを備えたことを特徴とする切出装置。
  2. 【請求項2】前記切出ユニット(11)の近傍に、前記
    切出用搬送ローラ(15)の搬送基準位置(P)より下
    方の部位に上端部が位置するように配設されたストッパ
    部(12)を備えたことを特徴とする請求項1記載の切
    出装置。
  3. 【請求項3】前記動力伝達機構(7)は、前記切出ユニ
    ット(11)を下降させる際に前記駆動手段(5)から
    前記切出用搬送ローラ(15)に対して動力を伝達をす
    るように構成されていることを特徴とする請求項1又は
    2のいずれか1項記載の切出装置。
JP11056962A 1999-03-04 1999-03-04 切出装置 Pending JP2000255734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11056962A JP2000255734A (ja) 1999-03-04 1999-03-04 切出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11056962A JP2000255734A (ja) 1999-03-04 1999-03-04 切出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000255734A true JP2000255734A (ja) 2000-09-19

Family

ID=13042174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11056962A Pending JP2000255734A (ja) 1999-03-04 1999-03-04 切出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000255734A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010195545A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Daifuku Co Ltd ローラコンベヤの物品停止装置
CN102139797A (zh) * 2010-01-28 2011-08-03 北新集团建材股份有限公司 一种外墙板送料***
KR200473071Y1 (ko) 2012-11-26 2014-06-12 에스디상사 (주) 판재 자동 공급장치
CN105398739A (zh) * 2015-11-18 2016-03-16 无锡市正阳机械有限公司 一种出料输送装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010195545A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Daifuku Co Ltd ローラコンベヤの物品停止装置
CN102139797A (zh) * 2010-01-28 2011-08-03 北新集团建材股份有限公司 一种外墙板送料***
KR200473071Y1 (ko) 2012-11-26 2014-06-12 에스디상사 (주) 판재 자동 공급장치
CN105398739A (zh) * 2015-11-18 2016-03-16 无锡市正阳机械有限公司 一种出料输送装置
CN105398739B (zh) * 2015-11-18 2017-10-27 无锡市正阳机械有限公司 一种出料输送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5115903A (en) Method and apparatus for orientation of fish upon a conveyor
JP3686975B2 (ja) ローラコンベアにおける搬送方向切り換え装置
JPH06171801A (ja) 搬送路内で紙シートを回転せしめる装置
JP3286203B2 (ja) 扁平箱状物品の切出しコンベヤ装置
JP2000255734A (ja) 切出装置
JP2000313518A (ja) ベルトコンベア装置
JP2921482B2 (ja) パイプの蹴り出し装置及び方法
JP4576673B2 (ja) 袋体の方向転換装置
JP4729192B2 (ja) フィルム供給装置
KR101857888B1 (ko) 벨트컨베이어용 자동 보수장치
JPH07300226A (ja) 搬送物の搬送方向変換装置
JP2002154626A (ja) ローラコンベア装置
JP2845135B2 (ja) ローラーコンベアにおける横送り装置
JP4166323B2 (ja) 形鋼材の反転装置
JP2008150142A (ja) 給紙装置
JP2798178B2 (ja) 切断機に対するワーク搬送方法及び装置
JP4618242B2 (ja) シート材圧延装置
JP5154117B2 (ja) ベルトコンベヤ装置および搬送装置
JP2757794B2 (ja) コンベア装置
JP4487189B2 (ja) 物品搬送装置
JPS6175752A (ja) シ−ト状物の供給装置
JP2000034040A (ja) 用紙搬送装置
JPH0412032Y2 (ja)
JP3076980B2 (ja) 形鋼材の自動搬出方法およびその装置
JP3016252U (ja) 農作物用切断機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090203