JP2000255387A - ワイパーとアームとの連結具 - Google Patents

ワイパーとアームとの連結具

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JP2000255387A
JP2000255387A JP11057000A JP5700099A JP2000255387A JP 2000255387 A JP2000255387 A JP 2000255387A JP 11057000 A JP11057000 A JP 11057000A JP 5700099 A JP5700099 A JP 5700099A JP 2000255387 A JP2000255387 A JP 2000255387A
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JP
Japan
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connector
wiper
holding frame
arm
stopper
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JP11057000A
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Takao Watanabe
辺 隆 夫 渡
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Maruenu KK
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Maruenu KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】スノーブレード型式のワイパーをアームに連結
するために用いられる連結具について、ひき起こしたア
ームに連結された状態でワイパーが必要以上の空回転を
するのを阻止できるようにする。 【解決手段】断面凹状の逆チャンネル型に形成した保持
枠の内側に、前面を規制面とするとともに、横腹の一方
にストッパー舌片5を突設する規制具6とガイド壁を形
成する側面板11の両側にピン挿通孔12を横断し、且
つ、ストッパー片13を突設して成る前面を曲面とした
コネクター14を対向して回動自在に軸着して配して成
ると共に、該保持枠の一方の側板に規制具の横腹に配し
たストッパー舌片を係合する係合溝を形成し、且つ、コ
ネクターの前記側板に配したストッパー片を扇状回動す
ることを許容する半弦溝9を少なくとも一方の側の側板
に設け、該ストッパー片を該半弦溝に嵌合して成るワイ
パーとアームとの連結具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アームとワイパー
を連結する連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のウインドガラス等を拭掃するワ
イパーは、ワイパーの主ヨークの背中面に構成した連結
機構を介して駆動機構に基部を連結したアームの先端と
連結するよう構成されている。その連結機構を構成する
連結具には各種構成のものがあるが、主として、図1に
示すスノーブレードと称するワイパー2と先端をU字状
に折り返して折り返し部をコネクター嵌合部としたアー
ム1を連結する連結具3は、その構成を、保持枠7の一
方側に、アーム1のコネクター嵌合部に嵌合するコネク
ター14と、他方側にコネクター14を嵌合したアーム
1の先端が、コネクター14からむやみにはずれないよ
うにした規制面4を配した構成から成る規制具6を規制
具6の規制面4がコネクター14の先方面に対向してそ
れぞれが回動自在となるように軸支した構造から成って
いる。
【0003】この連結具3を構成する部材について詳細
に説明すると、保持枠7は断面凹状の逆チャンネル枠と
して形成され、その一方側にコネクター14を回動自在
に軸支し、他方側に規制具6を配して構成されている。
【0004】前記保持枠7に装着されるコネクター14
は先方面が断面U字状の曲面に形成され、先方部側面に
ピン貫通孔12を穿設して成るものであり、また、規制
具6は、先方面がコネクター14を嵌合したアーム1の
先端のU字状折り返し部であるコネクター嵌合部がコネ
クター14からはずれるのを阻止する規制面4として形
成され、横腹にストッパー片5を突設し、基部側面にピ
ン挿通孔を穿設して成るものであり、保持枠7は両端側
の両側板にコネクター14を軸支するピンを挿通するピ
ン挿通孔、並びに規制具6を軸支するピンを挿通するピ
ン挿通孔を穿設し、中間部の一方側板には規制具6に設
けたストッパー舌片の係合溝8を設けて成るものであ
る。
【0005】この連結具7を主ヨークに取付けたワイパ
ー2とアーム1を連結するには、保持枠7に回動自在に
軸支された規制具6をひき起こして保持枠7に回動自在
に軸支されたコネクター14との間をあけ、保持枠7に
回動自在に軸支されたコネクター14に、アーム1の先
端のU字状に折り返したコネクター嵌合部を嵌合した
後、前記規制具7を平伏させて、規制具7のストッパー
舌片5を保持枠7のストッパー係合溝8に係合させ、規
制具7の規制面4を、前記コネクター14を嵌合したア
ーム1の嵌合外面に対向させた状態で保持枠7に定着さ
せるものである。
【0006】これによって、前記コネクター14を嵌合
したアーム1は、コネクター14を嵌合した状態でアー
ム1の嵌合部外面が規制具6の規制面5に摺動自在に対
向して、保持枠7に回動自在に軸支されたコネクター1
4からはずれない状態でワイパーを連結することにな
る。
【0007】しかし、この連結具6は、ワイパー2の回
転範囲を規制する構造となっていないため、ウインドガ
ラスを掃除、或いはワイパー2の取り替え作業等を行う
場合にアーム1を引き起こしたとき、ワイパー2が空回
転し、ウインドガラスを傷つけると言う不都合を引き起
こすことがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、主としてス
ノーブレードと称する型式のワイパーをアームに連結す
るために用いられてる連結具について、該連結具でワイ
パーをアームに連結した状態で該ワイパーをウインドガ
ラスからひきはなしてひき起こしウインドガラスの掃除
等いろいろな操作を行おうとしたとき、ひき起こしたア
ームに連結された状態でワイパーが必要以上の空回転を
するのを阻止できるようにした連結具を提供しようとす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】U字状に折り曲げた先端
の内側をコネクター嵌合部としたアームとワイパーを連
結するためにワイパーの主ヨークの背中部に固定する連
結具であって、断面凹状の逆チャンネル型に形成した保
持枠の内側に、前面を規制面とするとともに、横腹の一
方にストッパー舌片を突設する規制具とガイド壁を形成
する側面板の両側にピン挿通孔を横断し、且つ、ストッ
パー片を突設して成る前面を曲面としたコネクターを対
向して回動自在に軸着して配して成ると共に、該保持枠
の一方の側板に規制具の横腹に配したストッパー舌片を
係合する係合溝を形成し、且つ、コネクターの前記側板
に配したストッパー片を扇状回動することを許容する半
弦溝を少なくとも一方の側の側板に設け、該ストッパー
片を該半弦溝に嵌合して成るワイパーとアームとの連結
具。
【0010】
【実施例】本発明は、先端をU字状に折り曲げ、折り曲
げ部内側をコネクター嵌合部とするアーム1とワイパー
2を連結する連結具に関するものである。その連結具3
を構成する保持枠7を従来型の連結具3の保持枠7と同
様に断面凹状の逆チャンネル型に形成する。その保持枠
の両側板の一方端側には規制具6を回動自在に軸支する
軸を挿通するピン挿通孔を対向して、他方端側はコネク
ター14を回動自在に軸支する軸を挿通するピン挿通孔
16を対向して穿設する。また、両側板の一方側の側板
の一側面には、後記する構成の規制具6に設けられたス
トッパー舌片5を係合する係合溝8を側板の上辺から保
持枠7の底面に向かって切欠して設ける。また、他方側
の両側板の両側面には、本件発明の解決課題を達成する
ための構成として上下方向に延びる半弦溝9を切欠して
設けることを図示したがこの半弦溝は少なくとも一方の
側板に設ければよい。
【0011】前記保持枠7には一方側に規制具6を、他
方側にコネクター14を回動自在に軸支する。
【0012】その規制具6は、従来型の連結具3に軸支
する規制具7と同じく、基部に軸を挿通するピン挿通孔
を横断して穿設し、前方にはコネクター14を嵌合した
アーム1の嵌合部外面に対向する規制面4を形成し、横
腹にストッパー舌片5を突出させて成るものである。
【0013】また、コネクター14は図2,図3に示す
ように先方面を断面をU字状の曲面として形成したチッ
プの両側にガイド壁を形成するよう側板11を配し、該
側板11に軸を挿通する軸嵌合溝12を横断して形成す
るとともに、該軸嵌合溝12に並んでチップ基部側に偏
してストッパー片13を突設して成るものである。この
ストッパー片13は強度計算によって少なくとも一方に
設けることによって目的を達成することができるように
することができる。
【0014】このストッパー片13は、コネクター14
を保持枠7に形成した前記半弦溝9に嵌合しやすいよ
う、側板のストッパー片13を突設した箇所の両側を図
2,図3に示すように切り欠いてストッパー片13を形
成した部分の側板11を舌片状にして側板11の該スト
ッパー片13形成部分がたわむように形成するようにし
てもよい。
【0015】本発明にかかる連結具の組立は、図4,図
5,図6に示すように連結具3を構成する保持枠7の両
側板の内側の一方側に規制具6を配する。規制具6の先
端に設けた規制面4を、保持枠7の両側板内側の他方側
に回動自在に軸着コネクター14を配置する方向に向
け、基部に設けたピン貫通孔を保持枠の一方側に設けた
ピン挿通孔と合致させて配し、両ピン挿通孔に軸10を
横断させて保持枠7内側で規制具6が該軸10を支点と
して回動自在になるように挿通する。勿論この軸10
は、両端を適宜の手段によって保持枠7のピン挿通孔か
ら引き抜けないようにすることは言うまでもない。
【0016】また、保持枠7の両側板の内側の他方側
に、コネクター14を先方の曲面が前記規制具6の規制
面4に対向させて側板に設けたピン嵌合溝12を保持枠
7の両側板に対向して穿設したピン嵌合孔に合致させ、
且つ、コネクター14の側板に設けたストッパー片13
を保持枠7の両側板に設けた半弦溝9に嵌合して配し、
前記コネクター14のピン嵌合溝12を保持枠7のピン
挿通孔16から挿通する軸15を以て横断させ、コネク
ター14を保持枠7内で回動自在に配置する。勿論、該
コネクター14の回動範囲は、ストッパー片13が、半
弦溝9内を移動する範囲に規制される。また、前記軸1
5は、両端を適宜の手段によって保持枠7のピン挿通孔
16から引き抜けないようにすることは言うまでもな
い。
【0017】この連結具3は、主としてスノーブレード
と称する耐雪用ワイパー2に取付けるものであって、該
ワイパーの主ヨークの背中中央部に適宜手段で固定す
る。この連結具3を以てするアーム1への連結は、保持
枠7に回動自在に軸支された規制具6をひき起こして保
持枠7に回動自在に軸支されたコネクター14との間を
あけ、保持枠7に回動自在に軸支されたコネクター14
に、アーム先端のU字状に折り返したコネクター嵌合部
を嵌合した後、前記規制具6を平伏させて、規制具6の
ストッパー片5を保持枠7のストッパー係合溝8に係合
させ、規制具6の規制面4を、前記コネクター14を嵌
合したアーム1の嵌合部外面に対向させた状態で保持枠
に定着させるものである。
【0018】これによって、図7に示すように前記コネ
クター14を嵌合したアーム1は、コネクター14を嵌
合した状態でアーム1の嵌合部外面が規制具6の規制面
4に摺動自在となり、保持枠7に回動自在に軸支された
コネクター14からはずれない状態でワイパー2を連結
することになる。
【0019】
【発明の効果】本発明は前記したように、保持枠に半弦
溝を形成し、保持枠に回動自在に軸着するコネクターの
側板面に、前記半弦溝に係合するストッパー片を設け、
このコネクターのストッパー片を保持枠の半弦溝に係合
する構成としたので、ワイパーをウインドガラス面から
ひきはなしてひき起こし、この状態でウインドガラスの
拭掃等の作業を行うときでもワイパーはやたらに回動せ
ず、その回動範囲が規制され、これまでのように前記作
業等を行うときにワイパーの回転によりいろいろな不都
合を生じたものを阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先端をU字状に折り返して折り返し部内側をコ
ネクター嵌合部としたアームにスノーブレード型ワイパ
ーを連結する従来の連結具
【図2】本発明にかかるコネクターの表面斜視図
【図3】本発明にかかるコネクターの背面斜視図
【図4】本発明の連結具の組立手順を示す斜視図
【図5】本発明の連結具の組立手順を示す斜視図
【図6】本発明の連結具の組立完了を示す斜視図
【図7】本発明の連結具を以てアームとスノーブレード
型ワイパーを連結した状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 アーム 2 ワイパー 3 連結具 4 規制面 5 ストッパー舌片 6 規制具 7 保持枠 8 ストッパー片係合溝 9 半弦溝 10 軸 11 ガイド壁を有する側板 12 軸挿通孔 13 スットパー片 14 コネクター 15 軸 16 ピン挿通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字状に折り曲げた先端の内側をコネク
    ター嵌合部としたアームとワイパーを連結するためにワ
    イパーの主ヨークの背中部に固定する連結具であって、
    断面凹状の逆チャンネル型に形成した保持枠の内側に、
    前面を規制面とするとともに、横腹の一方にストッパー
    舌片を突設する規制具とガイド壁を形成する側面板の両
    側にピン挿通孔を横断し、且つ、ストッパー片を突設し
    て成る前面を曲面としたコネクターを対向して回動自在
    に軸着して配して成ると共に、該保持枠の一方の側板に
    規制具の横腹に配したストッパー舌片を係合する係合溝
    を形成し、且つ、コネクターの前記側板に配したストッ
    パー片を扇状回動することを許容する半弦溝を少なくと
    も一方の側の側板に設け、該ストッパー片を該半弦溝に
    嵌合して成ることを特徴とするワイパーとアームとの連
    結具。
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