JP2000253284A - 画像読取装置、画像処理システム、画像読取方法、及び記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置、画像処理システム、画像読取方法、及び記憶媒体

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JP2000253284A
JP2000253284A JP11050211A JP5021199A JP2000253284A JP 2000253284 A JP2000253284 A JP 2000253284A JP 11050211 A JP11050211 A JP 11050211A JP 5021199 A JP5021199 A JP 5021199A JP 2000253284 A JP2000253284 A JP 2000253284A
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image
film
wavelength
light emitting
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Hiroyuki Wada
宏之 和田
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Canon Inc
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透過原稿上の画像情報を読み取る際に、可視
光波長領域及び赤外波長領域の光量を十分に得ると共に
光源を安定して制御することを可能とすることで、透過
原稿上に存在するゴミや埃等を的確に検出して、透過原
稿上の画像情報を高品質に取得する画像読取装置を提供
する。 【解決手段】 透過原稿102を、それぞれが波長特性
が異なる発光手段103a,103bによって照射す
る。このとき、反射手段118により、発光手段103
a,103bの光束の波長特性を選択する。また、撮像
手段106に対する原稿台101の相対的な走査運動
(スキャン動作)毎に、発光手段103a,103bの
点滅を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、現像済み
写真フィルム等の透明原稿の画像を読み取るフィルムス
キャナ等の装置に適用される画像読取装置、画像処理シ
ステム、画像読取方法、及びそれを実施するための処理
ステップをコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、画像読取装置として、現像済み
写真フィルム等の透明原稿の画像を読み取るフィルム画
像読取装置(以下、「フィルムスキャナ」と言う)があ
る。このフィルムスキャナでは、一般に、マイクロフィ
ルムや写真フィルムといった透過原稿(以下、単に「フ
ィルム」と言う)の背後から照明光学系により該フィル
ムを照射し、そのフィルムの透過光を、投影光学系を介
して光電変換素子の結像面に投影して結像させ、その光
電変換素子によって光電変換することにより、フィルム
上の画像情報を電気的に変換している。
【0003】上述のような従来からのフィルムスキャナ
において、フィルムを照射する照明光学系の光源の特性
に応じて、フィルム上の画像情報を取り込み、その画像
情報に対して種々の画像処理を行うことで、より品質の
高いフィルム上の画像データを得るようになされたもの
も知られている。その一例として、照明光学系及び投影
光学系、或いはフィルム上に付着したゴミや埃を画像処
理によって検出し、それを補正するようになされたフィ
ルムスキャナがある。
【0004】具体的には、まず、図8(A)及び(B)
は、上記のごみや埃による画像データ及び出力画像デー
タへの影響を模式的に示したものであり、図8(A)で
は対象フィルムがリバーサルフィルムの場合を示し、図
8(B)では対象フィルムがネガフィルムの場合を示し
ている。上記図8(A)及び(B)に示すように、対象
フィルムがリバーサルフィルムであってもネガフィルム
であっても何れにしろ、対象フィルム上の画像情報をフ
ィルムスキャナによって画像信号(画像データ)に変換
して読み取った場合、該画像データ上には、上記のごみ
や埃が黒点となって表れてしまう。この結果、対象フィ
ルムがリバーサルフィルムの場合、上記図8(A)に示
すように、フィルムスキャナによって得られた画像デー
タに対して、そのままの状態でガンマ補正等の画像処理
を行ってプリントアウト等の出力を行うと、その出力画
像には、上記のゴミや埃の影響がそのまま黒点となって
表れてしまう。一方、対象フィルムがネガフィルムの場
合、上記図8(B)に示すように、フィルムスキャナに
よって得られた画像データを、フルレベルで読み取った
画像データから減算することにより、ネガ画像からポジ
画像への変換を行うため、この場合の出力画像には、上
記のゴミや埃の影響が白い輝点となって表れてしまう。
【0005】そこで、赤外光に対するフィルムの透過率
特性に着目して、上述したような画質劣化の原因となる
ゴミや埃が存在する画像領域のみを、フィルムを透過す
る赤外光によって検知し、その検知したゴミや埃が存在
する画像領域の情報(以下、「ゴミ情報」と言う)に基
づいて、フィルムから読み取った画像データに対して修
正を加えるようになされたフィルムスキャナが提案され
ている。図9は、上記のフィルムスキャナ800の要部
斜視図、図10は、図9にて示されるフィルムスキャナ
800の概要構成図、図11は、図9にて示されるフィ
ルムスキャナ800内部の回路構成を示すブロック図、
図12は、図9にて示されるフィルムスキャナ800全
体の動作制御のための処理フローチャートを示したもの
である。
【0006】上記図9及び図10において、”801”
は、原稿台として使用されるフィルムキャリッジであ
る。”802”は、現像済みのフィルムであり、フィル
ムキャリッジ801上に固定されている。”803”
は、可視光及び赤外光の光源となるランプであり、可視
光波長領域から赤外波長までの発光特性を有する光を発
する。”804”はミラー、”805”はレンズ(結像
レンズ)、”806”はCCD等で構成されるラインセ
ンサであり、ランプ803からの光は、フィルム802
を透過し、ミラー804で反射され、レンズ805によ
ってラインセンサ806上に結像される。また、ライン
センサ806は、R(赤)受光部分、G(緑)受光部
分、及びB(青)受光部分の3部分の受光領域を有して
おり、それぞれ赤色、緑色、及び青色の光波長に対して
感度を有し、また、R(赤)受光部分、G(緑)受光部
分、及びB(青)受光部分の少なくとも1部分は、赤外
光に対しても感度を有する。”807”は、フィルムキ
ャリッジ801をスキャン(走査)方向(上記図9及び
図10中の矢印方向)へ移動させるためのモータであ
る。”808”は、フィルムキャリッジ801の位置を
検出するキャリッジセンサであり、”809”で示す点
線は、ランプ803からラインセンサ806へ至る光軸
である。”810a”は、赤外光をカットするためのフ
ィルタ(以下、「赤外光カットフィルタ」とも言う)で
あり、”810b”は、可視光をカットするフィルタ
(以下、「可視光カットフィルタ」とも言う)であ
る。”811”は、フィルタ810a及び810b(以
下、これらをまとめて「フィルタ810」とも言う)を
移動させるためのフィルタ用モータであり、このフィル
タ用モータ811を駆動することで、光軸809上に赤
外カットフィルタ810aと可視光カットフィルタ81
0bを切り替えて配することが可能となっている。”8
12”は制御回路(フィルムスキャナ制御回路)、”8
13”はレンズ805を保持するレンズホルダ、”81
4”はフィルムスキャナの外装ケース、”815”は画
像情報等の入出力端子、”816”はフィルム濃度を検
出するための濃度センサ、”817”はフィルタ810
の位置を検出するフィルタ用センサである。そして、ラ
ンプ803、ラインセンサ806、モータ807、キャ
リッジセンサ808、フィルタ用モータ811、及び入
出力端子815はそれぞれ、制御回路812と電気的に
接続されている。
【0007】制御回路812は、上記図11に示すよう
に、キャリッジセンサ制御回路812a、濃度センサ制
御回路812b、フィルタ用センサ制御回路812c、
モータ制御回路812d、フィルタ用モータ制御回路8
12e、画像情報処理回路812f、ランプ制御回路8
12g、ラインセンサ制御回路812h、フィルム濃度
検出回路812i、モータ駆動速度決定回路812j、
及び画像情報記憶回路812kにより構成されている。
【0008】上述のようなフィルムスキャナ800は、
上記図12に示すフローチャートに従って、次のように
動作する。
【0009】ステップS901:先ず、外部より入出力
端子815を介してフィルム読み取りの指令が制御回路
812内に入力されると、キャリッジセンサ制御回路8
12aは、フィルムキャリッジ801の位置をキャリッ
ジセンサ808により検出する。この検出結果情報は、
モータ制御回路812dに伝達される。これにより、モ
ータ制御回路812dは、フィルムキャリッジ801を
所定の待機位置へ待機させるために、モータ807を駆
動することで、フィルムキャリッジ801を待機位置へ
移動させる。
【0010】ステップS902:次に、フィルタ用セン
サ制御回路812cは、フィルタ810の位置をフィル
タ用センサ817により検出する。この検出結果情報
は、フィルタ用モータ制御回路812eに伝達される。
これにより、フィルタ用モータ制御回路812eは、赤
外光カットフィルタ810aを光軸809上に配するた
めに、フィルタ用モータ811を駆動することで、赤外
光カットフィルタ810aを光軸809上へと移動させ
る。
【0011】ステップS903:そして、フィルム濃度
検出回路812iは、濃度センサ816によりフィルム
802の濃度を検出する。 ステップS904:ステップS903にて検出された濃
度情報に基づいて、モータ駆動速度が決定される。
【0012】ステップS905:次に、フィルタ用セン
サ制御回路812cは、フィルタ810の位置をフィル
タ用センサ817により検出する。この検出結果情報
が、フィルタ用モータ制御回路812eに伝達される。
これにより、フィルタ用モータ制御回路812eは、可
視光カットフィルタ810bを光軸809上に配するた
めに、フィルタ用モータ811を駆動することで、可視
光カットフィルタ810bを光軸809上へ移動させ
る。
【0013】ステップS906:次に、ランプ制御回路
812gは、ランプ803を点灯させる。
【0014】ステップS907:次に、モータ制御回路
812dは、ステップS904にて決定された駆動速度
で、モータ807を所定の方向へと回転させる。これに
より、赤外光によるフィルム802の画像データを得る
ためのスキャン動作が行われる。ここでのスキャン中
に、ラインセンサ806から出力される画像データが、
ラインセンサ制御回路812hを介して画像情報処理回
路812fへと伝達される。
【0015】ステップS908:画像情報処理回路81
2fは、ステップS907にて得られた画像データを用
いて、フィルム802上において、他の大部分の領域よ
り赤外光の透過率が所定値以上に異なる領域を検出し、
その検出結果から、ゴミ情報(ゴミや埃が存在する画像
領域の情報)を作成する。この作成されたゴミ情報は、
画像情報記憶回路812kに記憶される。
【0016】ステップS909:次に、フィルタ用セン
サ制御回路812cは、フィルター810の位置をフィ
ルタ用センサ17により検出する。この検出結果に基づ
いて、フィルタ用モータ制御回路812eは、フィルタ
用モータ811を駆動することで、赤外光カットフィル
タ810aを光軸809上へと移動させる。
【0017】ステップS910:次に、モータ制御回路
812dは、ステップS904にて決定された駆動速度
で、モータ807を逆の方向へ回転させる。これによ
り、可視光によるフィルム802の画像データを得るた
めのスキャン動作が行われる。ここでのスキャン中に、
ラインセンサ806から出力される画像データは、ライ
ンセンサ制御回路812hを介して画像情報処理回路8
12fへと伝達される。
【0018】ステップS911:上述のスキャン動作が
終了すると、ランプ制御回路812gは、ランプ803
を消灯させる。また、画像情報処理回路812fは、ス
テップS908にて画像情報記憶回路812kに記憶さ
れたゴミ情報を取得する。
【0019】ステップS912:上述のようにして、フ
ィルムスキャナ800のフィルム画像読取動作が終了す
ると、画像情報処理回路812fは、ステップS911
にて画像情報記憶回路812kから取得したゴミ情報に
基づいて、ステップS910にて得られた可視光による
フィルム802の画像データを補正し、それを出力端子
815を介して出力する。
【0020】上述のような構成及び動作により、フィル
ムスキャナ800は、フィルム上のゴミや埃を検出して
補正(修正)するようになされている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにして、フィルム上に存在するゴミや埃等を検出して
修正するようになされたフィルムスキャナが従来より提
案されているが、例えば、単一光源にてフィルムを照射
する場合、その光源には可視光から赤外光までの広範な
波長特性が要求される。また、撮像素子についても、光
源の波長特性に合致した感度特性が要求されることにな
る。しかしながら、赤外光の波長領域までの十分な光量
を持つ光源はなく、また、ファクシミリや複写機等に用
いられる一般的な二次元の撮像素子においては、赤外光
の波長領域の感度が低く、したがって、上述したゴミや
埃等を検出するために十分な光源と撮像素子の組み合わ
せが得られないのが実状である。
【0022】そこで、上記の問題を解決するために、可
視光に十分な光量を持つ光源からの光と、赤外光に十分
な光量を持つ光源からの光とを、ダイクロイックミラに
より同一光路上に導き、それをフィルムに対して照射す
る構成が考えられる。例えば、特開平5−260256
号公報には、上述のような異なる波長の光源からの光
を、ダイクロイックミラにより同一光路上に導き順次点
灯して、フィルムを照射するようになされたフィルムス
キャナが開示されている。また、このフィルムスキャナ
では、異なる波長を持つ光源或いは白色光源を、数ms
ecオーダの高速で点滅させ、そのタイミングに同期し
て撮像素子からの出力を処理して、フィルム上の画像デ
ータを得るようになされている。
【0023】しかしながら、ラインセンサとしてRGB
三色のラインを持つフィルムスキャナでは、十分な光量
を持つ光源として蛍光管等の白色光源を用いる場合が多
い。このため、このようなフィルムスキャナでは、特開
平5−260256号公報等に開示されているような構
成により高速で光源を点滅することはできず、したがっ
て、上述したフィルム上に存在するゴミや埃等を検出す
るために十分な光量を得ることはできない。また、冷陰
極管等の蛍光管では、電源を投入してから発光特性が安
定するまでに相当の時間を要するものもあり、このよう
な蛍光管を光源として用いる際には、スキャナ作動中に
連続点灯しておく必要がある。
【0024】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、透過原稿上の画像情報を読み取
る際に、可視光波長領域及び赤外波長領域の光量を十分
に得ると共に光源を安定して制御することを可能とする
ことで、透過原稿上に存在するゴミや埃等を的確に検出
して、透過原稿上の画像情報を高品質に取得する画像読
取装置、画像処理システム、画像読取方法、及びそれを
実施するための処理ステップをコンピュータが読出可能
に格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、走査運動可能な原稿台上に設置された透
過原稿の背後から該透過原稿を照射して、その透過光を
撮像手段上に結像させることで、上記透過原稿上の画像
情報を読み取る画像読取装置であって、それぞれが異な
る波長特性を有し、上記透過原稿を照射する複数の発光
手段と、所定の波長成分の反射特性を有し、上記複数の
発光手段からの光を合成して上記撮像手段へと導く反射
手段と、上記撮像手段に対する上記原稿台の相対的な走
査運動を制御する走査制御手段と、上記相対的な走査運
動毎に、上記複数の発光手段の点滅動作を制御する発光
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0026】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記発光制御手段は、上記相対的な走査運動毎に、上記
複数の発光手段のうち消灯させる発光手段と点灯させる
発光手段を選択的に制御することを特徴とする。
【0027】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記発光制御手段は、上記複数の発光手段の何れかの発
光手段を常時点灯させ、他の発光手段を上記相対的な走
査運動毎に点滅させることを特徴とする。
【0028】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記複数の発光手段が有する波長特性は、可視光及び赤
外光の波長領域を有する波長特性、及び赤外光の波長領
域を有する波長特性を含むことを特徴とする。
【0029】第5の発明は、上記第1の発明において、
上記複数の発光手段のうちの少なくとも第1の発光手段
は、第1及び第2の波長成分の光を発し、上記複数の発
光手段のうちの少なくとも第2の発光手段は、上記第1
の波長成分の光を発し、上記反射手段は、上記第1の波
長成分の光を反射する特性を有し、上記第1の発光手段
からの上記第1の波長成分の光を反射して上記撮像手段
へと導くと共に、上記第2の発光手段の上記第1の波長
成分の光を反射して上記第2の波長成分のみの光を上記
撮像手段へと導くように設けられていることを特徴とす
る。
【0030】第6の発明は、複数の機器が接続され、そ
れらの機器が互いに通信可能になされた画像処理システ
ムであって、上記複数の機器の少なくとも1つの機器
は、請求項1〜5の何れかに記載の画像読取装置の機能
を有することを特徴とする。
【0031】第7の発明は、走査運動可能な原稿台上に
設置された透過原稿の背後から、それぞれが異なる波長
特性を有する複数の発光手段によって照射して、その透
過光を撮像手段上に結像させることで、上記透過原稿上
の画像情報を読み取るための画像読取方法であって、上
記複数の発光手段からの光に含まれる所定の波長成分を
反射手段によって反射させることで、上記複数の発光手
段からの光の波長特性を選択し、その選択した波長特性
の光を合成して上記撮像手段へと導いて結像させる結像
ステップと、上記撮像手段に対する上記原稿台の相対的
な走査運動を制御する走査制御ステップと、上記走査制
御ステップによる上記相対的な走査運動毎に、上記複数
の光源の点滅動作を制御することで、上記透過原稿を照
射する光の波長特性を変化させる発光制御ステップとを
含むことを特徴とする。
【0032】第8の発明は、上記第7の発明において、
上記発光制御ステップは、上記相対的な走査運動毎に、
上記複数の発光手段のうち消灯させる発光手段と点灯さ
せる発光手段を選択的に制御するステップを含むことを
特徴とする。
【0033】第9の発明は、上記第7の発明において、
上記発光制御ステップは、上記複数の発光手段の何れか
の発光手段を常時点灯させ、他の発光手段を上記相対的
な走査運動毎に点滅させるステップを含むことを特徴と
する。
【0034】第10の発明は、上記第7の発明におい
て、上記複数の発光手段が有する波長特性は、可視光及
び赤外光の波長領域を有する波長特性、及び赤外光の波
長領域を有する波長特性を含むことを特徴とする。
【0035】第11の発明は、請求項7〜10の何れか
に記載の画像読取方法の処理ステップを、コンピュータ
が読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とす
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0037】(第1の実施の形態)本発明は、例えば、
図1に示すようなフィルムスキャナ100に適用され
る。このフィルムスキャナ100は、マイクロフィルム
や写真フィルムといった透過原稿(以下、単に「フィル
ム」と言う)上の画像情報を読み取るものであり、上記
図1に示すように、フィルム102の原稿台として使用
されるフィルムキャリッジ101と、フィルムキャリッ
ジ101により固定されて載置されたフィルム102を
照射するための可視光及び赤外光の光源となる光源10
3a及び103bと、赤外光を反射するダイクロックミ
ラー118と、CCD等を含むラインセンサ106と、
フィルム102の透過光をラインセンサ106上へ結像
させるレンズ(結像レンズ)105と、フィルムキャリ
ッジ101をスキャン(走査)方向へ移動させるための
モータ107と、フィルムキャリッジ101の位置を検
出するキャリッジセンサ108と、フィルムスキャナ1
00全体の動作制御を司る制御回路112と、画像情報
等の入出力端子115と、フィルム102の濃度を検出
するための濃度センサ116とを含んでなる。また、上
記図1において、”109”は、光源103a,103
bからラインセンサ106へ至る光軸を示している。
【0038】上述のようなフィルムスキャナ100にお
いて、まず、ラインセンサ106は、R(赤)受光部
分、G(緑)受光部分、及びB(青)受光部分の3部分
の受光領域を有しており、それぞれ赤色、緑色、及び青
色の光波長に対して感度を有し、また、R(赤)受光部
分、G(緑)受光部分、及びB(青)受光部分の少なく
とも1部分は、赤外光に対しても感度を有する。また、
光源103a,103b、ラインセンサ106、モータ
107、キャリッジセンサ108、及び入出力端子11
5はそれぞれ、制御回路112と電気的に接続されてい
る。
【0039】制御回路(フィルムスキャナ制御回路)1
12は、例えば、図2に示すように、フィルムキャリッ
ジ101を制御するキャリッジセンサ制御回路112a
と、濃度センサ116を制御する濃度センサ制御回路1
12bと、モータ107を制御するモータ制御回路11
2dと、スキャン動作で得られた画像データに対して所
定の画像処理を行う画像情報処理回路112fと、光源
103a及び103bを制御するランプ制御回路112
gと、ラインセンサ106を制御するラインセンサ制御
回路112hと、濃度センサ116によるフィルム10
2の濃度を検出するフィルム濃度検出回路112iと、
モータ107の駆動速度を決定するモータ駆動速度決定
回路112jと、画像データを含む種々の情報を記憶す
る画像情報記憶回路112kとを含んでなる。
【0040】ここで、上記図1及び図2から明らかなよ
うに、上記図9〜図11に示したような従来からのフィ
ルムスキャナ800や特開平5−260256号公報等
に開示されているフィルムスキャナでは、赤外成分をカ
ットする赤外光カットフィルタ(810a)をレンズ
(805)に蒸着するなどして設けると共に、この赤外
光カットフィルタを光軸(809)上に配するための各
構成(フィルタ用モータ811等)を設ける構成であっ
たのに対して、本実施の形態でのフィルムスキャナ10
0では、これらを設けていない構成としている。
【0041】また、例えば、上記図9〜図11に示した
ような従来からのフィルムスキャナ800では、フィル
ム802の透過光がレンズ805に入射する前にミラー
804で光路をほぼ直角に折り曲げる構成であったのに
対して、本実施の形態でのフィルムスキャナ100で
は、フィルム102の透過光を折り曲げない構成として
いる。尚、本実施の形態では、フィルム102の透過光
を折り曲げない構成としているが、フィルム〜ピント面
間をミラー等により複数回折り曲げる構成としてもよ
い。すなわち、フィルム〜ピント面間をミラー等により
複数回折り曲げる構成としても、また、本実施の形態の
ように全く折り曲げない構成としても、本実施の形態を
説明する上で何ら本質的な違いはない。
【0042】さらに、本実施の形態でのフィルムスキャ
ナ100では、光源として2つの光源103a及び10
3bを用いている。光源103aは、主に可視光領域に
十分な光量を持つ光源であり、光源103bは、赤外光
成分のみの波長特性を持つ光源である。例えば、光源1
03aに対しては蛍光管を用いることが考えられ、光源
103bに対してはLEDを用いることが考えられる。
そして、光源103aは、光軸109上に配置され、光
源103bは、光軸109に対してほぼ直角方向に配置
されている。
【0043】赤外光を反射するダイクロイックミラー1
18は、光源103bの光路と光軸109とが交わる点
を通りほぼ45度の角度を持って配置される。このよう
にして光源103a,103bとダイクロイックミラー
118を配置することにより、光源103aからの可視
光成分は、ダイクロイックミラー118を透過してフィ
ルム102を照射し、その赤外光成分は、ダイクロイッ
クミラー118によって反射され除かれる。また、光源
3bからの光束(赤外光成分)は、ダイクロイックミラ
ー118により反射されて同じくフィルム102を照射
する。このような構成により、可視光及び赤外光の成分
を持つ光束で、フィルム102を照射することが可能と
なる。
【0044】上述のようなフィルムスキャナ100は、
例えば、図3に示すようなフローチャートに従って動作
する。すなわち、上記図3のフローチャートに従った処
理プログラムが予めプログラムメモリ(図示せず)に格
納されており、この処理プログラムが、制御回路112
によって読み出され実行されることで、フィルムスキャ
ナ100は次のように動作する。
【0045】ステップS201:先ず、外部より入出力
端子115を介してフィルム読取指令が制御回路112
内へ入力されると、キャリッジセンサ制御回路112a
は、フィルムキャリッジ101の位置を、キャリッジセ
ンサ108により検出する。この検出結果情報(フィル
ムキャリッジ位置情報)は、モータ制御回路112dへ
と伝達される。これにより、モータ制御回路112d
は、フィルムキャリッジ101を所定の待機位置へ待機
させるために、モータ107を駆動することで、フィル
ムキャリッジ101を待機位置へと移動させる。このと
き、ランプ制御回路112gは、光源(ランプ)103
a及び103bを消灯させておく。
【0046】ステップS202:次に、電源投入等の開
始命令が制御回路112内へ入力されると、ランプ制御
回路112gは、光源103aを点灯させる。
【0047】ステップS203:次に、フィルム濃度検
出回路112iは、濃度センサ116により、フィルム
102の濃度を検出する。この検出結果情報(フィルム
濃度情報)は、モータ駆動速度決定回路112bへと伝
達される。 ステップS204:モータ駆動速度決定回路112b
は、フィルム濃度検出回路112iからのフィルム濃度
情報に基づいて、モータ107の駆動速度を決定する。
この決定情報(モータ駆動速度情報)は、モータ制御回
路112dへと伝達される。 ステップS205:ランプ制御回路112gは、光源1
03bを点灯させ、光源103aを消灯させる。
【0048】ステップS206:次に、モーター制御回
路112dは、ステップS204にてモータ駆動速度決
定回路112bから伝達されたモータ駆動速度情報に基
づいた駆動速度で、モータ107を所定の方向へ回転さ
せる。これにより、光源103bの赤外光によるフィル
ム102の画像情報を得るためのスキャン動作が行われ
る。ここでのスキャン中において、ラインセンサ106
から出力される画像情報(画像データ)は、ラインセン
サ制御回路112hを介して画像情報処理回路112f
へと伝達される。
【0049】ステップS207:画像情報処理回路11
2fは、ステップS206でのスキャン動作にて得られ
た画像データを用いて、フィルム102上の他の大部分
の領域より赤外光の透過率が所定値以上に異なる画像領
域を検出し、その領域の情報から、フィルム102上に
存在するゴミや埃等の範囲情報(ゴミ情報)を作成す
る。このゴミ情報は、画像情報記憶回路112kに一旦
記憶される。
【0050】ステップS208:次に、ランプ制御回路
12gは、光源103aを点灯させ、光源103bを消
灯させる。
【0051】ステップS209:モーター制御回路11
2dは、ステップS204にてモータ駆動速度決定回路
112bから伝達されたモータ駆動速度情報に基づいた
駆動速度で、モータ107を、赤外光の場合とは逆の方
向へ回転させる。これにより、光源103aの可視光に
よるフィルム102の画像情報を得るためのスキャン動
作(本スキャン動作)が行われる。ここでのスキャン中
において、ラインセンサ106から出力される画像情報
(画像データ)は、ラインセンサ制御回路112hを介
して画像情報処理回路112fへと伝達される。
【0052】ステップS210:上述のようにしてスキ
ャン動作が終了すると、ランプ制御回路112gは、光
源103a及び103bを消灯させる。画像情報処理回
路112fは、ステップS207にて画像情報記憶回路
112kへ一旦記憶されたゴミ情報を読み出して取得す
る。本ステップS210の実行にて、フィルム102の
画像情報読取動作が終了する。
【0053】ステップS211:画像情報処理回路11
2fは、ステップS210にて画像情報記憶回路112
kから取得したゴミ情報に基づいて、ステップS209
にてラインセンサ制御回路112hから伝達された画像
データ(可視光により読み取られたフィルム102の画
像データ)を補正し、それを出力端子115を介して出
力する。
【0054】上述のように、本実施の形態では、先ず、
フィルム102上のゴミや埃等を検出するためのスキャ
ン時には、ランプ制御回路112gにより、光源103
bを点灯させ、光源103aを消灯させて、フィルム1
02をスキャン(赤外光によるスキャン)し、それによ
って得られた画像情報から、フィルム102上に存在す
るゴミや埃等の領域を検出する。その後の本スキャン時
には、ランプ制御回路112gにより、光源103bを
消灯させ、光源103aを点灯させて、フィルム102
をスキャンし、それによって得られた画像データに対し
て、前回のスキャン時に得られた上記ゴミや埃等の領域
の情報(ゴミ情報)に基づいた補正(修正)処理を行
う。すなわち、各スキャン動作毎に、光源103a及び
103bの点灯/消灯の動作制御を行うことで、フィル
ム102を照射する波長特性(光源10bの点灯及び光
源103aの消灯による赤外光、光源10bの消灯及び
光源103aの点灯による可視光)を選択可能に構成し
た。これにより、赤外光の波長特性においても十分な光
量でフィルム102を照射することができると共に、C
CD等のセンサの感度(赤外光波長領域の感度)の低さ
を補いS/N比の高い画像データを得ることができる。
したがって、ゴミや埃等が存在するフィルムであって
も、そのゴミや埃等を的確に検出して、それを補正する
ことができるため、ゴミや埃等による画質劣化のない出
力画像を得ることができる。また、赤外光を反射するダ
イクロックミラー118を設け、さらに赤外光を発する
光源103bの点滅を制御し、光源103aによる可視
光でフィルム102を照射するときの赤外光成分を遮断
するように構成したことにより、従来のように光学系に
赤外光カットフィルタを蒸着する必要がない。したがっ
て、簡単な構成で上記の効果を得ることができると共
に、コスト削減を図ることができる。
【0055】尚、ダイクロイックミラー118と光源1
03bを設置する角度は、上述した実施の形態での角度
に限られず、おおよそ光源103bの光路と光軸109
が交わった点を通り、全反射の法則に従って反射光が光
軸109に一致するよう角度で、ダイクロイックミラー
118を設定すればよい。
【0056】また、上述した実施の形態において、ダイ
クロイックミラー118を可視光反射を反射する特性を
有するものとして、赤外成分を持つ光源103bを光軸
109上に配置し、可視光成分を持つ光源103aを光
軸109からはずれた位置に配置するようにしてもよ
い。
【0057】また、例えば、図4に示すように、上述し
た実施の形態におけるダイクロイックミラーを一枚増や
して、2枚のダイクロイックミラー118a及び118
bを設けるようにしてもよい。この場合、光源113a
を光軸109に対してほぼ直角方向に向けて配置する。
このような構成によっても、上述した実施の形態と同様
に、可視光及び赤外光の成分を持つ光束でフィルム10
2を照射することが可能となる。
【0058】(第2の実施の形態)本発明は、例えば、
図5に示すようなフィルムスキャナ300に適用され
る。このフィルムスキャナ300は、上記図1のフィル
ムスキャナ100と同様の構成としているが、上記図1
のフィルムスキャナ100の構成に対して、光路中に可
視光カットフィルタ110bを配置した構成としたこと
が異なっている。
【0059】このため、フィルムスキャナ300は、上
記図1に示した構成に加えて、上述の可視光カットフィ
ルタ110bと共に、可視光カットフィルタ110bを
移動させるためのフィルタモータ111と、可視光カッ
トフィルタ110bの位置を検出するためのフィルタセ
ンサ117とを更に含む構成としており、これらのフィ
ルタモータ111及びフィルタセンサ117は、制御回
路112に電気的に接続されている。これにより、可視
光カットフィルタ110bは、光路中に出し入れが可能
となっている。
【0060】また、制御回路112については、例え
ば、図6に示すように、上記図2に示した構成に加え
て、フィルタモータ111を制御するフィルタモータ用
制御回路112eと、フィルタセンサ117を制御する
フィルタ用センサ制御回路112cとを更に含む構成と
している。
【0061】尚、上記図5のフィルムスキャナ300に
おいて、上記図1のフィルムスキャナ100と同様に動
作する箇所には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略
する。また、上記図6の制御回路112において、上記
図2の制御回路112と同様に動作する箇所には同じ符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0062】上述のようなフィルムスキャナ300は、
例えば、図7に示すようなフローチャートに従って動作
する。すなわち、上記図7のフローチャートに従った処
理プログラムが予めプログラムメモリ(図示せず)に格
納されており、この処理プログラムが、制御回路112
によって読み出され実行されることで、フィルムスキャ
ナ300は次のように動作する。
【0063】ステップS401:先ず、外部より入出力
端子115を介してフィルム読取指令が制御回路112
内へ入力されると、キャリッジセンサ制御回路112a
は、フィルムキャリッジ101の位置を、キャリッジセ
ンサ108により検出する。この検出結果情報(フィル
ムキャリッジ位置情報)は、モータ制御回路112dへ
と伝達される。これにより、モータ制御回路112d
は、フィルムキャリッジ101を所定の待機位置へ待機
させるために、モータ107を駆動することで、フィル
ムキャリッジ101を待機位置へと移動させる。このと
き、ランプ制御回路112gは、光源(ランプ)103
a及び103bを消灯させておく。
【0064】ステップS402:次に、電源投入等の開
始命令が制御回路112内へ入力されると、ランプ制御
回路112gは、光源103aを点灯させる。このと
き、光源103bは、消灯されており、また、可視光カ
ットフィルタ110bは、光軸109上から退避した位
置にある。さらに、このときの光源103aの光から
は、赤外光成分がダイクロックミラー118によりカッ
トされているため、フィルム102には、可視光成分の
みが照射されている。
【0065】ステップS403:次に、フィルム濃度検
出回路112iは、濃度センサ116により、フィルム
102の濃度を検出する。この検出結果情報(フィルム
濃度情報)は、モータ駆動速度決定回路112bへと伝
達される。 ステップS404:モータ駆動速度決定回路112b
は、フィルム濃度検出回路112iからのフィルム濃度
情報に基づいて、モータ107の駆動速度を決定する。
この決定情報(モータ駆動速度情報)は、モータ制御回
路112dへと伝達される。
【0066】ステップS405:次に、フィルタ用セン
サ制御回路112cは、可視光カットフィルタ110b
の位置をフィルタ用センサ17により検出する。この検
出結果情報(フィルタ位置情報)は、フィルタ用モータ
制御回路112eへと伝達される。これにより、フィル
タ用モータ制御回路112eは、可視光カットフィルタ
110bを光軸109上に配するために、フィルタ用モ
ータ111を駆動することで、可視光カットフィルタ1
10bを光軸109上へと移動させる。
【0067】ステップS406:ランプ制御回路112
gは、光源103bを点灯させ。このステップS406
と、上述のステップS405との実行により、赤外光に
よる画像が光学系を介してラインセンサ106上に結像
される。
【0068】ステップS407:次に、モーター制御回
路112dは、ステップS404にてモータ駆動速度決
定回路112bから伝達されたモータ駆動速度情報に基
づいた駆動速度で、モータ107を所定の方向へ回転さ
せる。これにより、光源103bの赤外光によるフィル
ム102の画像情報を得るためのスキャン動作が行われ
る。ここでのスキャン中において、ラインセンサ106
から出力される画像情報(画像データ)は、ラインセン
サ制御回路112hを介して画像情報処理回路112f
へと伝達される。
【0069】ステップS408:画像情報処理回路11
2fは、ステップS407でのスキャン動作にて得られ
た画像データを用いて、フィルム102上の他の大部分
の領域より赤外光の透過率が所定値以上に異なる画像領
域を検出し、その領域の情報から、フィルム102上に
存在するゴミや埃等の範囲情報(ゴミ情報)を作成す
る。このゴミ情報は、画像情報記憶回路112kに一旦
記憶される。
【0070】ステップS409:次に、フィルタ用セン
サ制御回路112cは、可視光カットフィルタ110b
の位置をフィルタ用センサ17により検出する。この検
出結果情報(フィルタ位置情報)は、フィルタ用モータ
制御回路112eへと伝達される。これにより、フィル
タ用モータ制御回路112eは、可視光カットフィルタ
110bを光軸109上から退避させるために、フィル
タ用モータ111を駆動することで、可視光カットフィ
ルタ110bを光軸109から退避させる。また、ラン
プ制御回路12gは、光源103bを消灯させる。これ
により、再び可視光成分のみがフィルム102を透過し
てラインセンサ106上に結像される。
【0071】ステップS410:モーター制御回路11
2dは、ステップS404にてモータ駆動速度決定回路
112bから伝達されたモータ駆動速度情報に基づいた
駆動速度で、モータ107を、赤外光の場合とは逆の方
向へ回転させる。これにより、光源103aの可視光に
よるフィルム102の画像情報を得るためのスキャン動
作(本スキャン動作)が行われる。ここでのスキャン中
において、ラインセンサ106から出力される画像情報
(画像データ)は、ラインセンサ制御回路112hを介
して画像情報処理回路112fへと伝達される。
【0072】ステップS411:上述のようにしてスキ
ャン動作が終了すると、ランプ制御回路112gは、光
源103a及び103bを消灯させる。画像情報処理回
路112fは、ステップS207にて画像情報記憶回路
112kへ一旦記憶されたゴミ情報を読み出して取得す
る。本ステップS411の実行にて、フィルム102の
画像情報読取動作が終了する。
【0073】ステップS412:画像情報処理回路11
2fは、ステップS210にて画像情報記憶回路112
kから取得したゴミ情報に基づいて、ステップS410
にてラインセンサ制御回路112hから伝達された画像
データ(可視光により読み取られたフィルム102の画
像データ)を補正し、それを出力端子115を介して出
力する。
【0074】上述のような本実施の形態における構成に
よっても、上述した第1の実施の形態と同様に、赤外光
の波長特性においても十分な光量でフィルム102を照
射することができると共に、CCD等のセンサの感度
(赤外光波長領域の感度)の低さを補いS/N比の高い
画像データを得ることができる。これにより、ゴミや埃
等が存在するフィルムであっても、そのゴミや埃等を的
確に検出して、それを補正することができるため、ゴミ
や埃等による画質劣化のない出力画像を得ることができ
る。
【0075】尚、上述した第1及び第2の実施の形態で
は、2つの光源103a及び103bを設ける構成とし
たが、この光源の数は限られず、例えば、2つよりも多
い数の光源を設けるようにしてもよい。この場合、その
数に対応してダイクロイックミラーの数も増やすように
する。また、各スキャン動作毎に点滅すべき光源も、フ
ィルム102を照射すべき波長に応じて選択する。
【0076】また、上述した第1及び第2の実施の形態
において、ここでのスキャン動作とは、フィルムキャリ
ッジ101を往復運動により走査させることを意味する
が、光源103a及び103bを点滅させるタイミング
を、この往復運動の往路から復路への切り替え時に行な
ってもよいし、往復運動による走査時に行なってもよ
い。いずれにしても、フィルム102の画像情報の入力
毎に、光源103a及び103bの点灯/消灯を制御す
ればよい。
【0077】また、本発明の目的は、上述した各実施の
形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアの
プログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或い
は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュー
タ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読みだして実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。 この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が各実施の形態
の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを
記憶した記憶媒体は本発明を構成することとなる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体としては、RO
M、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができ
る。また、コンピュータが読みだしたプログラムコード
を実行することにより、各実施の形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一
部又は全部を行い、その処理によって各実施の形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコード
が、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピ
ュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに
書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって本実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、透過原
稿(現像済み写真フィルム等)を、それぞれが波長特性
が異なる複数の発光手段によって照射する。このとき、
所定の波長成分を反射する反射手段によって、それらの
発光手段からの光束の波長特性を選択する。また、撮像
手段に対する原稿台の相対的な走査運動(原稿台を往復
運動により走査させるスキャン動作)毎に、複数の発光
手段の点灯及び消灯を制御する。
【0079】具体的には例えば、赤外光成分(第1の波
長成分)の光を発する第2の発光手段を、赤外光成分
(第1の波長成分)及び可視光成分(第2の波長成分)
の光を発する第1の発光手段からラインセンサ(撮像手
段)に至る光軸に対してほぼ直角に設置すると共に、赤
外光成分(第1の波長成分)を反射するダイクロックミ
ラー(反射手段)を、第2の発光手段の光路と上記の光
軸が交わる点を通りほぼ45度の角度を持たせて設置す
る。これにより、第1の発光手段が点灯された場合に
は、その光速のうちの赤外光成分がダイクロックミラー
によって反射され、残りの可視光成分のみの光がフィル
ム(透過原稿)を透過してラインセンサ上に結像され
る。また、第2の発光手段が点灯された場合には、その
光(赤外光成分の光)がダイクロックミラーによって反
射され、フィルムを透過してラインセンサ上に結像され
る。そこで、先ず、フィルム上のゴミや埃を検出するた
めのスキャン動作では、第2の発光手段を点灯させ、第
1の発光手段を消灯させる。この場合、第2の発光手段
からの光(赤外光)はダイクロックミラーによって反射
されてフィルムへ導かれるため、フィルムは、第2の発
光手段からの赤外光、すなわちフィルム上に存在するゴ
ミや埃等を検出するための十分な光量の赤外光で照射さ
れる。そして、フィルムの透過光は、ラインセンサ上に
結像される。これによって得られた画像情報から、フィ
ルム上の他の大部分の領域より赤外光の透過率が所定値
以上に異なる画像領域を検出する等をして、フィルム上
に存在するゴミや埃等の領域情報(ゴミ情報)を得る。
その後の本スキャン動作では、第2の発光手段を消灯さ
せ、第1の発光手段を点灯させる。この場合、第2の発
光手段からの光(赤外光及び可視光)に含まれる赤外光
成分はダイクロックミラーによって反射され、残りの可
視光成分の光のみがフィルムへ導かれるため、フィルム
は、可視光成分の光で照射される。そして、フィルムの
透過光は、ラインセンサ上に結像される。これによって
得られた画像情報に対して、前回のスキャン動作(赤外
光照射時のスキャン動作)にて得られた上記のゴミ情報
に基づいた補正(修正)処理を行う。
【0080】すなわち、本発明では、各走査運動毎に、
それぞれの発光手段の点灯及び消灯の動作制御を行うこ
とで、各走査運動毎に、透過原稿を照射する波長特性を
選択可能となるように構成した。これにより、赤外光の
波長特性においても十分な光量で透過原稿を照射するこ
とができると共に、CCD等のセンサの感度(赤外光波
長領域の感度)の低さを補いS/N比の高い画像情報を
得ることができる。したがって、画像読取対象となる透
過原稿が、ゴミや埃等が存在する透過原稿であっても、
そのゴミや埃等を的確に検出して、それを補正すること
ができるため、ゴミや埃等による画質劣化のない出力画
像を得ることができる。また、それぞれの発光手段から
の複数の光束を合成するために、所定の波長成分の反射
特性を有する反射手段を設けるように構成したので、例
えば、赤外光を発する発光手段の点滅を制御して、可視
光で透過原稿を照射するときの赤外光成分を反射手段に
より遮断するようにすれば、可視光で透過原稿を照射す
るとき(本スキャン動作時等)のために、従来のように
光学系に赤外光カットフィルタを蒸着する必要はない。
したがって、装置又はシステム構成を簡単にすることが
でき、コスト削減を図ることができる。
【0081】よって、本発明によれば、透過原稿上の画
像情報を読み取る際に、可視光波長領域及び赤外波長領
域の光量を十分に得ると共に光源を安定して制御するこ
とができるため、透過原稿上にゴミや埃等が存在する場
合であっても、そのゴミや埃等を的確に検出して、透過
原稿上の画像情報を高品質に取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
フィルムスキャナの構成を示すブロック図である。
【図2】上記フィルムスキャナの制御回路の構成を示す
ブロック図である。
【図3】上記フィルムスキャナの動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】上記フィルムスキャナの構成の変形例を示す図
である。
【図5】第2の実施の形態において、本発明を適用した
フィルムスキャナの構成を示すブロック図である。
【図6】上記フィルムスキャナの制御回路の構成を示す
ブロック図である。
【図7】上記フィルムスキャナの動作を説明するための
フローチャートである。
【図8】従来のフィルムスキャナにおいて、フィルム上
のゴミや埃の出力画像に対する影響を説明するための図
である。
【図9】従来のフィルムスキャナの要部斜視図である。
【図10】上記フィルムスキャナの構成を示すブロック
図である。
【図11】上記フィルムスキャナの制御回路の構成を示
すブロック図である。
【図12】上記フィルムスキャナの動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
100 フィルムスキャナ 101 フィルムキャリッジ 102 フィルム 103a,103b ランプ(光源) 105 光学系(結像レンズ) 106 ラインセンサ 107 モータ 108 キャリッジセンサ 109 光軸 112 制御回路 115 入出力端子 116 フィルム濃度センサ 118 ダイクロイックミラー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査運動可能な原稿台上に設置された透
    過原稿の背後から該透過原稿を照射して、その透過光を
    撮像手段上に結像させることで、上記透過原稿上の画像
    情報を読み取る画像読取装置であって、 それぞれが異なる波長特性を有し、上記透過原稿を照射
    する複数の発光手段と、 所定の波長成分の反射特性を有し、上記複数の発光手段
    からの光を合成して上記撮像手段へと導く反射手段と、 上記撮像手段に対する上記原稿台の相対的な走査運動を
    制御する走査制御手段と、 上記相対的な走査運動毎に、上記複数の発光手段の点滅
    動作を制御する発光制御手段とを備えることを特徴とす
    る画像読取装置。
  2. 【請求項2】 上記発光制御手段は、上記相対的な走査
    運動毎に、上記複数の発光手段のうち消灯させる発光手
    段と点灯させる発光手段を選択的に制御することを特徴
    とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 上記発光制御手段は、上記複数の発光手
    段の何れかの発光手段を常時点灯させ、他の発光手段を
    上記相対的な走査運動毎に点滅させることを特徴とする
    請求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 上記複数の発光手段が有する波長特性
    は、可視光及び赤外光の波長領域を有する波長特性、及
    び赤外光の波長領域を有する波長特性を含むことを特徴
    とする請求項1記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 上記複数の発光手段のうちの少なくとも
    第1の発光手段は、第1及び第2の波長成分の光を発
    し、 上記複数の発光手段のうちの少なくとも第2の発光手段
    は、上記第1の波長成分の光を発し、 上記反射手段は、上記第1の波長成分の光を反射する特
    性を有し、上記第1の発光手段からの上記第1の波長成
    分の光を反射して上記撮像手段へと導くと共に、上記第
    2の発光手段の上記第1の波長成分の光を反射して上記
    第2の波長成分のみの光を上記撮像手段へと導くように
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像読
    取装置。
  6. 【請求項6】 複数の機器が接続され、それらの機器が
    互いに通信可能になされた画像処理システムであって、 上記複数の機器の少なくとも1つの機器は、請求項1〜
    5の何れかに記載の画像読取装置の機能を有することを
    特徴とする画像処理システム。
  7. 【請求項7】 走査運動可能な原稿台上に設置された透
    過原稿の背後から、それぞれが異なる波長特性を有する
    複数の発光手段によって照射して、その透過光を撮像手
    段上に結像させることで、上記透過原稿上の画像情報を
    読み取るための画像読取方法であって、 上記複数の発光手段からの光に含まれる所定の波長成分
    を反射手段によって反射させることで、上記複数の発光
    手段からの光の波長特性を選択し、その選択した波長特
    性の光を合成して上記撮像手段へと導いて結像させる結
    像ステップと、 上記撮像手段に対する上記原稿台の相対的な走査運動を
    制御する走査制御ステップと、 上記走査制御ステップによる上記相対的な走査運動毎
    に、上記複数の光源の点滅動作を制御することで、上記
    透過原稿を照射する光の波長特性を変化させる発光制御
    ステップとを含むことを特徴とする画像読取方法。
  8. 【請求項8】 上記発光制御ステップは、上記相対的な
    走査運動毎に、上記複数の発光手段のうち消灯させる発
    光手段と点灯させる発光手段を選択的に制御するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項7記載の画像読取方
    法。
  9. 【請求項9】 上記発光制御ステップは、上記複数の発
    光手段の何れかの発光手段を常時点灯させ、他の発光手
    段を上記相対的な走査運動毎に点滅させるステップを含
    むことを特徴とする請求項7記載の画像読取方法。
  10. 【請求項10】 上記複数の発光手段が有する波長特性
    は、可視光及び赤外光の波長領域を有する波長特性、及
    び赤外光の波長領域を有する波長特性を含むことを特徴
    とする請求項7記載の画像読取方法。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10の何れかに記載の画像
    読取方法の処理ステップを、コンピュータが読出可能に
    格納したことを特徴とする記憶媒体。
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