JP2000247824A - 泡状化粧料 - Google Patents

泡状化粧料

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JP2000247824A
JP2000247824A JP24155299A JP24155299A JP2000247824A JP 2000247824 A JP2000247824 A JP 2000247824A JP 24155299 A JP24155299 A JP 24155299A JP 24155299 A JP24155299 A JP 24155299A JP 2000247824 A JP2000247824 A JP 2000247824A
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spherical
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Nariyuki Kurotani
成幸 黒谷
Keiichi Fukuda
啓一 福田
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 着色顔料を0.05〜2.4重量%含有
し、外観色が、マンセル表色系において、明度3.0〜
9.0、彩度1.5〜10.0の範囲内にある泡状化粧
料。 【効果】 のびが良く、簡便に塗布でき、肌の色を自然
に補正して、透明感のあるきれいな肌に仕上げることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、のびが良く、簡便
に塗布でき、肌の色を自然に補正して、透明感のあるき
れいな肌に仕上げることができる泡状の化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のファンデーションは、例えば肌の
シミ・ソバカス等までカバーすることを目的として、着
色顔料を多く配合する傾向があったが、着色顔料の隠蔽
力は光の散乱によるものであるため、多量に配合する
と、仕上がりにおいて透明感に欠け、素肌っぽい自然な
仕上がりは得られない。近年、化粧の仕上がりについ
て、特に若年女性の間では素肌っぽい仕上がりが好まれ
ており、肌の色相を美しく変化させ、しかも自然で素肌
っぽい仕上がりが得られる化粧料が求められている。
【0003】また、従来のファンデーションは、肌にう
すくのばして塗布しようとした場合に、のびが悪いな
ど、使用時の簡便性の点でも問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、のび
が良く、簡便に塗布でき、肌の色を自然に補正して、透
明感のあるきれいな肌に仕上げることができる化粧料を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、着色顔料
を特定の割合で含有し、特定の明度及び彩度の外観色を
有する泡状化粧料が、のびが良く、ムラづきせずに簡便
に塗布でき、透明感を持ちながら肌の色を自然に補正し
てきれいに仕上げることを見出した。
【0006】本発明は、(A)着色顔料を0.05〜
2.4重量%含有し、外観色が、マンセル表色系におい
て、明度3.0〜9.0、彩度1.5〜10.0の範囲
内にある泡状化粧料を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる(A)着色顔
料としては、例えば酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコ
ニウム、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄、水酸化鉄、
黄土、黒酸化鉄、カーボンブラック、マンガンバイオレ
ット、コバルトバイオレット、酸化クロム、水酸化クロ
ム、コバルトチタン、群青、紺青等の無機着色顔料;赤
色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205
号、赤色220号、赤色221号、赤色228号、赤色
404号、赤色405号、黄色205号、黄色401
号、青色404号、橙色203号、橙色204号、橙色
401号等のタール色素;カルミン酸、ラッカイン酸、
ブラジリン、クロシン等の天然色素等が挙げられる。
【0008】これらの着色顔料は、平均粒径0.1〜
1.0μm、特に0.2〜0.5μmが好ましい。平均
粒径は、試料をエチルアルコール等の分散媒に超音波で
分散したものを、粒度分布測定機(例えばSKレーザー
(セイシン企業社製)等)にて、同じ分散媒を用いて測
定することにより求められる。
【0009】また、これらの着色顔料は、その表面を通
常用いられる撥水処理剤を用いて撥水処理したものであ
ってもよい。撥水処理剤としては、例えばシリコーン
油、脂肪酸金属塩、アルキルリン酸、アルキルリン酸の
アルカリ金属塩又はアミン塩、N−モノ長鎖(炭素数8
〜22)脂肪族アシル塩基性アミノ酸、パーフルオロア
ルキル基を有するフッ素化合物などが挙げられる。それ
ぞれの具体例については、特開平10−158123号
公報、第2頁2欄第24行〜第4頁5欄第25行に記載
のもの等が挙げられる。粉体を撥水処理するには、通常
の方法、例えば特開平10−158123号公報、第4
頁5欄第26行〜6欄第29行に記載されている方法に
従って行えば良い。
【0010】着色顔料は、1種以上を用いることがで
き、自然で透明感のある仕上がりを得るために、全組成
中に0.05〜2.4重量%の量が配合され、好ましく
は0.3〜2重量%、特に好ましくは0.5〜1.8重
量%である。また、着色顔料中には酸化チタンが含有さ
れているのが好ましく、全着色顔料中、酸化チタンを1
〜95重量%、特に20〜90重量%含有するのが、肌
のくすみをなくすのに適度なカバー力が得られるので好
ましい。
【0011】本発明の化粧料は、上記の着色顔料を含有
し、その外観色が、マンセル表色系において、明度3.
0〜9.0、彩度1.5〜10.0の範囲内であり、特
に肌色補正の観点から、明度5.0〜8.5、彩度2.
5〜6.0の範囲内であるのが好ましい。これらの明
度、彩度は、JIS Z 8721(色の表示方法−三
属性による表示)に従って求めたものである。また、外
観色の色相は特に制限されず、好みの色にすることがで
きる。
【0012】本発明の化粧料は泡状化粧料、すなわち使
用時に泡状の形態となるものである。泡状とするには、
界面活性剤と噴射剤を配合して、エアゾール化粧料とす
るのが好ましい。界面活性剤としては、例えば特開平8
−40837号公報、第2頁2欄第32行〜第3頁3欄
第16行に記載のもの等が挙げられ、特にスルホコハク
酸エステル、ベタイン系両性界面活性剤、ポリオキシア
ルキレンアルキルエーテル、モノ長鎖アルキル第4級ア
ンモニウム塩が好ましい。これらの界面活性剤は、1種
以上を用いることができ、全組成中に0.3〜10重量
%、特に0.5〜5重量%、更に1〜3重量%配合する
のが、安定性の点から好ましい。
【0013】また、噴射剤としては、通常エアゾール化
粧料に用いられているもの、例えばプロパン、ブタン又
はそれらの混合物(液化石油ガス(LPG)を含む)等
の低級飽和炭化水素、ジメチルエーテル等のエーテル
類、窒素ガス、炭酸ガス、亜酸化窒素ガス、イソペンタ
ン、n−ペンタンなどが挙げられる。これらの噴射剤は
1種以上を用いることができ、全組成中に3〜25重量
%、特に5〜20重量%配合するのが、使用性の点で好
ましい。
【0014】本発明の化粧料には、更に(B)球状粉体
を配合でき、塗布時のすべりが良く、使用感を向上させ
ることができる。球状粉体としては、例えば球状シリ
カ、球状酸化アルミニウム等の無機球状粉体;球状ポリ
メタクリル酸メチル、球状ナイロン、球状オルガノポリ
シロキサン、球状ポリ塩化ビニル、球状ポリスチレン等
の有機高分子球状粉体などが挙げられる。
【0015】成分(B)の球状粉体は、成分(A)と同
様に、その表面を撥水処理したものを用いることもでき
る。
【0016】成分(B)の球状粉体は、1種以上を用い
ることができ、全組成中に0.1〜5重量%、特に0.
5〜4重量%配合するのが、塗布時にすべりが良く、使
用感の点で好ましい。
【0017】本発明の化粧料には、更に(C)屈折率が
1.6〜1.8であり、粉体濃度20重量%で厚さ25
μmの薄膜を形成したときの散乱透過度が70%以上
で、かつ全透過度が80%以上である粉体を配合でき、
毛穴や色むらを見えにくくすることができる。成分
(C)の粉体は、毛穴や色むらを見えにくくする効果と
透明性の観点から、屈折率が1.6〜1.8であること
が好ましいが、屈折率が上記範囲外の粉体であっても、
ポリマー等で被覆した結果1.6〜1.8の範囲にある
ものであれば使用できる。また、成分(C)の粉体は、
粉体濃度20重量%で厚さ25μmの薄膜を形成したと
きの散乱透過度が70%以上で、かつ全透過度が80%
以上である。この範囲においては、毛穴や色むらを見え
難くする効果及び透明性が良好となり好ましい。
【0018】ここで、薄膜の調製は、粘度1000mPa
・s のシリコーン油中に粉体を20重量%となるように
加え、粉体が均一分散するまでよく混練し、25μmの
アプリケーターを用いて薄膜を得ることにより行う。そ
して、この薄膜の透過度を、REFLECTANCE-TRANSMITTANC
E METER HR-100(村上色彩研究所製)により測定する。
なお、散乱透過度は全透過度から視野角7°の範囲の直
進する光の透過度を除いたものをいい、全透過度は全透
過光量を入射光量で割ったものをいう。
【0019】このような粉体としては、無機粉体、特に
板状構造を有する酸化アルミニウム、硫酸バリウム、窒
化ホウ素が好ましく、更に板状構造を呈し、そのアスペ
クト比が5〜100であり、かつその板状面の周囲長の
2乗と板状面の正射影面の面積との比が20:1〜15
0:1である板状硫酸バリウムが好ましい。ここで板状
構造には薄片状、薄板状、葉片状、花弁状、雲母状、箔
状等が含まれる。また、その形状は板状面に垂直な1枚
又は2枚の鏡像面を有し、かつ縁部に凹部を有するバタ
フライ形状であるのが好ましい。このような板状硫酸バ
リウムは、例えば特開平4−5215号公報に記載の方
法に従って製造できる。
【0020】成分(C)の粉体は、成分(A)と同様
に、その表面を撥水処理したものを用いることもでき
る。
【0021】成分(C)の粉体は、1種以上を用いるこ
とができ、全組成中に0.1〜20重量%、特に0.5
〜15重量%、更に1〜10重量%配合するのが、毛穴
や色むらを見えにくくする効果を付与できる点で好まし
い。
【0022】本発明の化粧料には、更に(D)発色性粉
体を配合でき、よりくすみがなく明るい肌色にすること
ができる。成分(D)の発色性粉体は、板状、球状又は
不定形の母粉体に被覆処理を施し、内部拡散光、又は干
渉光あるいはその両方の機構により発色する粉体であ
り、粉体そのものが色調を呈する成分(A)の着色顔料
とは区別される。そして、その平均粒径は1〜100μ
m、特に2〜80μmのものが好ましい。ここで被覆さ
れる母粉体としては、板状、球状又は不定形の粉体で、
例えば雲母、酸化チタン、硫酸バリウム、酸化鉄、アル
ミナ、シリカ、魚鱗箔、オキシ塩化ビスマス等が挙げら
れ、特に雲母が好ましい。これらの母粉体に、例えば金
属酸化物粒子、タール色素、天然色素、有機粉体等で被
覆することにより内部拡散光又は干渉光を発するものが
(D)の発色性粉体として好ましく用いられる。
【0023】金属酸化物としては、例えば酸化チタン、
酸化鉄、酸化ジルコニウム、アルミナ等;タール色素と
しては、例えば赤色202号、赤色203号、赤色20
4号、赤色205号、赤色220号、赤色221号、赤
色228号、赤色404号、赤色405号、黄色205
号、黄色401号、青色404号、橙色203号、橙色
204号、橙色401号等;天然色素としては、例えば
カルミン、ラッカイン酸、ブラジリン、クロシン等;有
機粉体としては、例えばラウロイルリジン、セチルリン
酸亜鉛等が挙げられ、これらの1種以上を用いることが
できる。
【0024】このような発色性粉体のうち、雲母又は板
状シリカの表面を金属酸化物、あるいはタール色素で被
覆したものが好ましく、特に雲母の表面を酸化チタン、
酸化鉄、あるいはタール色素で被覆したものがより好ま
しい。なお、母粉体を上記の物質で被覆する方法は特に
制限されず、常法の方法に従って行なえば良い。
【0025】成分(D)の発色性粉体は、成分(A)と
同様に、その表面を撥水処理したものを用いることもで
きる。
【0026】成分(D)の発色性粉体は、1種以上を用
いることができ、肌色のくすみ改善及び自然な仕上がり
の観点から、全組成中に0.1〜20重量%、特に0.
5〜15重量%、更に1〜10重量%配合するのが好ま
しい。
【0027】また、本発明の化粧料には、水、エチルア
ルコール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール
を配合でき、使用感、さっぱり感を高めることができ
る。水及び/又は低級アルコールは、全組成中に合計で
10重量%以上、特に20〜90重量%配合するのが好
ましい。
【0028】更に、通常の化粧料に配合される成分、例
えば油剤、水溶性高分子、前記以外の粉体、保湿剤、防
腐剤、薬効成分、紫外線吸収剤、無機塩又は有機酸塩、
香料、キレート剤、pH調整剤等を適宜配合できる。油剤
としては、特開平8−40837号公報、第3頁3欄2
4行〜47行に記載のもの等が挙げられ、特にスクワラ
ン、プロピレングリコール、ジメチルポリシロキサン、
ポリエーテル変性シリコーンが好ましい。水溶性高分子
としては、特開平10−158123号公報、第5頁7
欄第13行〜20行に記載のもの等が挙げられ、特にポ
リビニルアルコール、カルボキシビニルポリマー、キサ
ンタンガムが好ましい。
【0029】前記以外の粉体としては、例えばタルク、
マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金
雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライ
ト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪藻土、珪酸
マグネシウム、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、珪
酸バリウム、珪酸ストロンチウム、タングステン酸金属
塩、ヒドロキシアパタイト、含水珪酸、無水珪酸、酸化
マグネシウム、ベントナイト、ゼオライト、セラミクス
パウダー、水酸化アルミニウム等の無機粉体;ナイロン
パウダー、ポリエチレンパウダー、ポリメチルベンゾグ
アナミンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダ
ー、四フッ化エチレンパウダー、微結晶性セルロース、
コメデンプン、ラウロイルリジン等の有機粉体;ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マ
グネシウム、ミリスチン酸マグネシウム、セチルリン酸
カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム等の界面活性
剤金属塩粉体;アルミニウムパウダー、ステンレスパウ
ダー、カッパーパウダー等の金属粉末等の化粧品に汎用
される粉体が挙げられる。これらの粉体は、前記と同様
に撥水処理したものであっても良い。
【0030】本発明の化粧料は、例えばファンデーショ
ン、ほほ紅、アイシャドウ等のメイクアップ化粧料、日
焼け止め化粧料、化粧下地等のほか、首、腕、脚等に使
用するボディ用化粧料、制汗剤としても好適に使用でき
る。
【0031】
【発明の効果】本発明の化粧料は、のびが良く、簡便に
塗布でき、肌の色を自然に補正して、透明感のあるきれ
いな肌に仕上げることができる。
【0032】
【実施例】実施例1 表1〜3に示す組成のうち、着色顔料(1)〜(7)と
他の粉体(8)〜(12)を混合し、粉砕機にて粉砕し
た。これと、成分(13)〜(16)を常法に従って混
合し、得られた原液と噴射剤(17)を市販の耐圧密閉
容器に充填して、泡状化粧料を製造した。得られた泡状
化粧料をファンデーションとして使用したときの仕上が
りを評価した。結果を表1〜3に併せて示す。
【0033】(評価方法)専門パネラー10名により、
各化粧料を顔に塗布したときののびの良さ、ムラづきの
しにくさ、仕上がり(肌くすみがない、自然な仕上が
り、透明感のある仕上がり、カバー力の好み、仕上がり
のきめ細かさ、粉っぽさのなさ、毛穴の目立ちにくさ)
について官能評価し、以下の基準で判定した。 判定基準: ◎:8名以上が良好と評価した。 ○:5〜7名が良好と評価した。 △:3〜4名が良好と評価した。 ×:2名以下が良好と評価した。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】表1〜3から明らかなように、本発明の泡
状化粧料を肌に塗布した場合には、のびが良く、ムラづ
きがなく、また肌のくすみがない、自然で透明感のある
仕上がりになることが確認された。
【0038】実施例2(泡状日焼け止め化粧料) 下記組成の泡状日焼け止め化粧料を実施例1と同様にし
て製造した(着色顔料1.87重量%,外観色:色相
6.51YR、明度6.97、彩度4.50)。
【0039】
【表4】 (組成) (重量%) (1)マイカ 4.00 (2)タルク 2.00 (3)酸化チタン 1.50 (4)ベンガラ 0.10 (5)黄酸化鉄 0.25 (6)黒酸化鉄 0.02 (7)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 0.70 (8)ベントナイト 1.00 (9)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 2.50 (10)95°変性アルコール 10.00 (11)精製水 バランス (12)香料 微量 (13)噴射剤(LPG/ジメチルエーテル=5/1) 12.00
【0040】実施例3(泡状日焼け止め化粧料) 実施例2において、マイカを3.00重量%、タルクを
1.00重量%とし、更に板状硫酸バリウム(特開平4
−5215号公報の製造例4記載の方法により製造した
もの;屈折率1.64、散乱透過度72%、全透過度8
8%)4.00重量%及び窒化ホウ素(屈折率1.7
4、散乱透過度77%、全透過度85%)1.00重量
%を加える以外は同様にして、泡状日焼け止め化粧料を
製造した(着色顔料1.87重量%,外観色:色相6.
43YR,明度7.19,彩度4.40)。
【0041】実施例4(泡状日焼け止め化粧料) 実施例2において、マイカを2.00重量%、タルクを
1.00重量%とし、更に発色性粉体(茶色系着色粉
体;MEARL社製、TIMICA NU-ANTIQUE BRONZE、平均粒径2
2.6μm)3.50重量%を加える以外は同様にして、
泡状日焼け止め化粧料を製造した(着色顔料1.87重
量%,外観色:色相6.44YR,明度7.16,彩度
3.28)。
【0042】実施例2で得られた泡状化粧料は、使用感
に優れ、自然な仕上がりで、透明感のあるきれいな肌に
仕上げることができた。また、実施例3の化粧料は、特
に毛穴を見えにくくする効果が高く、実施例4の化粧料
は、特にくすみがなく明るい仕上がりが得られた。これ
らの泡状化粧料は、顔はもちろん、ボディにも塗布しや
すく、簡便性に優れていた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB232 AB241 AB242 AB352 AB432 AC012 AC102 AC182 AC732 AC862 AC932 AD072 AD352 BB21 CC12 DD08 EE06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)着色顔料を0.05〜2.4重量
    %含有し、外観色が、マンセル表色系において、明度
    3.0〜9.0、彩度1.5〜10.0の範囲内にある
    泡状化粧料。
  2. 【請求項2】 着色顔料中、酸化チタンを1〜95重量
    %含有する請求項1記載の泡状化粧料。
  3. 【請求項3】 更に、(B)球状粉体を含有する請求項
    1又は2記載の泡状化粧料。
  4. 【請求項4】 更に、(C)屈折率が1.6〜1.8で
    あり、粉体濃度20重量%で厚さ25μmの薄膜を形成
    したときの散乱透過度が70%以上で、かつ全透過度が
    80%以上である粉体を0.1〜20重量%含有する請
    求項1〜3のいずれか1項記載の泡状化粧料。
  5. 【請求項5】 更に、(D)発色性粉体を0.1〜20
    重量%含有する請求項1〜4のいずれか1項記載の泡状
    化粧料。
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