JP2000247075A - ク ジ - Google Patents
ク ジInfo
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Abstract
雰囲気が変化しても確実に開封でき、なおかつ、容易に
開封できるクジを提供すること。 【解決手段】基材2と、剥離基材3と、基材2と剥離基
材3とを剥離可能に接着する疑似接着シート5とからな
るクジ1であって、疑似接着シート5で接着される基材
2の内面又は剥離基材3の内面にクジ情報9が記録さ
れ、基材2及び剥離基材3の少なくとも一方に切り込み
部4が設けられているクジ1。
Description
生せず、確実かつ容易に開封できるクジに関するもので
ある。
けるクジとして、例えば紙等の印刷基材上に、 1)「当たり」・「はずれ」のクジ情報。 2)「1等」・「2等」・「3等」・・・等の当選順位
に関するクジ情報。 3)「大吉」・「吉」・・・等の運勢に関するクジ情
報。 等を印刷した正方形の用紙を、対角線に沿って直角三角
形状に2つ折りに折り畳んで、重なり合う周縁部を接着
する等して、内面に印刷されたクジ情報が外側からは知
り得ることができないように加工したものが用いられて
いる。この三角クジを用いた抽選等では、複数のクジの
中から任意のクジを選び出して、選んだ三角クジの接着
された2辺を切り取ることによって、「当たり」・「は
ずれ」、当選順位、運勢等を知ることができた。しか
し、三角クジのように、クジの周縁部を切り取って開封
するクジは、クジを開封する際にゴミが発生してしまう
とともに、1つ間違うとクジ情報が印刷されている部分
まで破ってしまうことがある。
ぎ、確実に開封できるクジとして、特開平5−3454
97号公報に記載されているように、ゴムを水に分散し
た感圧接着剤を用いてクジを作成することが提案されて
いる。このクジで用いられる感圧接着剤は、感圧接着剤
上に印刷することができ、しかも、感圧接着剤同士を対
接させて所定の圧力を加えることで接着でき、さらに、
剥離の際には対接された感圧接着剤の界面で剥離できる
という特性を持つものである。
ジは、クジを開封するときのゴミの発生を防ぐことがで
きるものの、水分散系の接着剤を用いていることから、
例えば、高湿度な雰囲気下や、クジの水濡れなどによっ
て、感圧接着剤の接着力が設計値を上回り、剥離の際
に、クジの用紙を破壊し、クジ情報を確認できないこと
があった。
防ぐとともに、周囲の雰囲気が変化しても確実に開封で
き、なおかつ、容易に開封できるクジの提供を目的とす
るものである。
めに本発明のクジは、基材と、剥離基材と、基材と剥離
基材とを剥離可能に接着する疑似接着シートとからなる
クジであって、疑似接着シートで接着される基材の内面
又は剥離基材の内面にクジ情報が記録され、基材及び剥
離基材の少なくとも一方に切り込み部が設けられてい
る。なお、疑似接着シートが、第1接着層、樹脂層、フ
ィルム層、第2接着層が順次積層されたシートであっ
て、切り込み部が設けられた基材又は剥離基材が、第1
接着層に接着されていてもよい。
いて、図面に基づいて詳細に説明する。ここで、図1か
ら図5は、本発明のクジの実施例を説明するための図、
図1は開封前のクジを説明するための図、図2はクジに
用いられる疑似接着シートを説明するための図、図3は
クジに用いられる他の疑似接着シートを説明するための
図、図4は開封しかかったクジの状態を説明するための
図、図5は開封されたクジを説明するための図である。
封状態は、基材2と剥離基材3とが疑似接着シート5を
介して剥離可能に接着されているものである。なお、ク
ジを開封するための切り込み部4が剥離基材3に設けら
れており、後述する理由により、切り込み部4は、疑似
接着シート5には設けられておらず、剥離予定面7に到
達していない。
ているクジ情報を隠蔽できればよく、例えば、上質紙、
合成紙、及び、樹脂シート等を用いることができる。本
実施例においては、開封されたクジの取り扱いを容易に
するために、基材2と剥離基材3とを連接させ2つ折り
にすることで、クジ情報を記録できる隠蔽された内面を
構成している。
6を剥離基材3から分離できるものであればよく、例え
ば、カットされた切り込みや、非常に細かいミシン目で
あるマイクロミシン、連接部の少ないミシン目等とする
ことができる。
フィルム層51に樹脂層52が塗布された後に、樹脂層
52のフィルム層51に接する面と反対側には第1接着
層53が、フィルム層51の樹脂層52に接する面と反
対側には第2接着層54がそれぞれ設けられている。こ
の疑似接着シート5の剥離予定面7は、フィルム層51
と樹脂層52との界面となる。図中、剥離予定面7より
も上側には、樹脂層52と第1接着層53のみ存在し、
これらの層は、ともに、コーティングにより形成されて
いるため、フィルム等のシート状のものに比べて格段に
破断強度が弱い。従って、第1接着層53に接着されて
いる剥離基材3に切り込み部4を設けるだけで、クジ1
の開封の際には、切り込み部4に接する第1接着層53
及び樹脂層52の部分に応力が集中し、当該部分が破断
され、切り込み部4の切り込みが容易に剥離予定面7に
到達するものである。また、疑似接着シート5を構成す
る各層は、少なくとも、クジ1の内面に記録されるクジ
情報がクジの開封時に認識できる程度の透明性が必要で
ある。なお、図2に示す疑似接着シート5の詳細につい
ては、特公平8−15827号公報や特許第26455
35号公報に記載されており、これらの特許出願人から
購入することができる。
第2の例について、説明する。この疑似接着シート5の
他の例は、図3に示すように、フィルム層51と他のフ
ィルム層55との間に、樹脂層52が溶融押し出しされ
て形成されており、他のフィルム層55の樹脂層52に
接する面と反対側には第1接着層53が、フィルム層5
1の樹脂層52に接する面と反対側には第2接着層54
がそれぞれ設けられている。この疑似接着シート5の剥
離される面は、フィルム層51,55を構成する材料と
樹脂層52を構成する材料との接着性や、切り込み部4
の位置、クジ1を開封する際の状況等によって、他のフ
ィルム層55と樹脂層52の界面である剥離予定面71
か、フィルム層51と樹脂層52の界面である剥離予定
面72かになる。この図3に示す疑似接着シート5も、
図2に示す疑似接着シートと同様に、それを構成する各
層は、少なくとも、クジ1の内面に記録されるクジ情報
がクジの開封時に認識できる程度の透明性が必要であ
る。なお、図3に示す疑似接着シート5の詳細について
は、特許第2613418号公報に記載されており、こ
の特許出願人から購入することができる。
部6と持ってクジ1を反らせると、剥離基材3のコシが
疑似接着シート5の剥離予定面の接着力よりも大きいた
め、クジ1を容易に開封できる。なお、図4のクジ1
で、図2に示す疑似接着シート5を用いれば、前述のよ
うに、剥離基材3の切り込み部4が剥離予定面7に達
し、剥離保持部6を剥離基材3から容易に分離する。一
方、疑似接着シート5として、図3に示すものを利用し
た場合、剥離基材3に切れ込み部4を設けただけでは、
クジ1の開封の際に、フィルム層55が破断せずに伸び
てしまい、剥離のきっかけとならないため、切り込み部
4をフィルム層55にも設けなければならない。この場
合、疑似接着シート5と剥離基材3との接着前に、両者
に切り込み部4を設ける場合、疑似接着シート5と剥離
基材3との接着時に、切り込み部4の位置を合わせるこ
とが困難であり、また、接着後に切り込み部4を設ける
場合、樹脂層52の膜厚分しか遊びがなく、切り込み部
4を正確に形成することが困難であるため、図2の疑似
接着シート5を利用することが好ましい。
すように、基材2及び剥離基材3の内面に記録された
「大吉」というクジ情報8を見ることができる。なお、
剥離保持部6は、疑似接着シート5によって接着された
まま基材2に残っている。
の基づいて説明する。連続した用紙の外面(図中では裏
面)にクジである旨の表示や絵柄を、また、内面(図中
では表面)に「大吉」などのクジ情報や絵柄を印刷した
のち、必要に応じてミシン目等によって、折り予定線k
を設けて、基材2と剥離基材3を形成する。剥離基材3
には、剥離保持部6を作成するための切り込み部4を抜
き加工により作成するとともに、断裁予定線lを形成す
る。(図6(a))次に、フィルム層側に設けられた第
2接着層が基材2に接するように、疑似接着シート5を
基材上に配置しつつ、用紙を折り予定線kで折り畳むこ
とで、基材2、疑似接着シート5、及び、剥離基材3を
順次積層させる。このとき、疑似接着シート5の第2接
着層を切り込み部4が設けられた剥離基材3に接するよ
うにする。(図6(b))この積層された連続用紙に熱
圧力を加えて、疑似接着シート5の第1接着層を剥離基
材3に、疑似接着シート5の第2接着層を基材2に接着
させる。(図6(c))接着された連続用紙を断裁予定
線lで断裁し(図6(d))、さらに、断裁予定線mで
断裁することによって、クジ1が作成できる。(図6
(e))なお、図6の例では、開封後の取り扱いの容易
性から、基材2と剥離基材3とが連接し2つ折りされた
用紙を用いることにすると、断裁予定線mによって断裁
されたクジ1以外の断裁片は廃棄しなければならない
が、この断裁片の剥離基材に相当する部分の用紙に予め
切り取り部を設けておき、分離された基材と剥離基材と
が積層されたクジとしてもよい。
たが、本発明は、前述の実施例に限定されるものではな
く、発明の範囲内において、様々な変形が可能である。
例えば、切り込み部は、剥離基材でなく、基材に設けて
も位置をずらして両方に設けてもよく、クジの形も三角
以外に、四角などの多角形や、円形でもよい。また、ク
ジ情報は、基材又は剥離基材のどちらか片方の内面に形
成し、もう一方の内面には、クジ情報が透けて見えない
ように地紋やベタ印刷などによる隠蔽印刷を施しても良
い。
基材と剥離基材とを剥離可能に接着する疑似接着シート
とからなるクジであって、疑似接着シートで接着される
基材の内面又は剥離基材の内面にクジ情報が記録され、
基材及び剥離基材の少なくとも一方に切り込み部が設け
られているため、開封時のゴミの発生を防ぐとともに、
周囲の雰囲気が変化しても確実に開封でき、なおかつ、
容易に開封できるものである。しかも、開封後のクジの
内面は、樹脂層とフィルム層に覆われているため、光沢
のある高級感が得られるものである。
す図である。
を示す図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 基材と、剥離基材と、前記基材と前記剥
離基材とを剥離可能に接着する疑似接着シートとからな
るクジであって、前記疑似接着シートで接着される基材
の内面又は剥離基材の内面にクジ情報が記録され、前記
基材及び前記剥離基材の少なくとも一方に切り込み部が
設けられていることを特徴とするクジ。 - 【請求項2】 前記疑似接着シートが、第1接着層、樹
脂層、フィルム層、第2接着層が順次積層されたシート
であって、前記切り込み部が設けられた前記基材又は前
記剥離基材が、前記第1接着層に接着されている請求項
1記載のクジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5116899A JP2000247075A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | ク ジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5116899A JP2000247075A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | ク ジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000247075A true JP2000247075A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12879306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5116899A Pending JP2000247075A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | ク ジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000247075A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008155610A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | K D K Kk | 密封情報通信体及びその製造方法 |
JP2015160435A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | ケイディケイ株式会社 | 破断用打ち抜き加工が施された葉片を有する情報通信体及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP5116899A patent/JP2000247075A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008155610A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | K D K Kk | 密封情報通信体及びその製造方法 |
JP2015160435A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | ケイディケイ株式会社 | 破断用打ち抜き加工が施された葉片を有する情報通信体及びその製造方法 |
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Legal Events
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