JP2000244186A - バルクフィーダおよびチップ供給システム - Google Patents

バルクフィーダおよびチップ供給システム

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JP2000244186A
JP2000244186A JP11039866A JP3986699A JP2000244186A JP 2000244186 A JP2000244186 A JP 2000244186A JP 11039866 A JP11039866 A JP 11039866A JP 3986699 A JP3986699 A JP 3986699A JP 2000244186 A JP2000244186 A JP 2000244186A
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/02Feeding of components
    • H05K13/028Simultaneously loading a plurality of loose objects, e.g. by means of vibrations, pressure differences, magnetic fields

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ状の電気部品を損傷少なく供給するバ
ルクフィーダおよび部品供給システムを提供する。 【解決手段】 ケース62内の空間142に複数の固定
仕切り板170を配設し、各固定仕切り板170に設け
た切欠200を横断する状態で可動仕切り板202を上
下方向に摺動可能に嵌合する。可動仕切り板202の比
重は電気部品層208の比重(空隙を含む平均的な比
重)より小さく、可動仕切り板202は下半分が電気部
品層208の上層部に沈み、上半分が電気部品層208
から上方へ突出している。バルクフィーダ12の移動に
より電気部品層208の上層部の電気部品60が波打っ
ても、電気部品60の移動を固定仕切り板170が規制
し、切欠200においては可動仕切り板202が規制
し、電気部品60の移動距離は短く、運動エネルギが小
さく、電気部品60の衝突や擦れに損傷が少なくて済
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバルクフィーダおよ
びチップ供給システムに関するものであり、特に、チッ
プの損傷の低減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バルクフィーダは、例えば、チップ状の
電気部品を電気部品装着システムに供給するために用い
られる。電気部品供給用のバルクフィーダにおいては、
リード線を有さないリードレス電気部品が多数、ケース
内にバルク状で収容され、部品供給部から1個ずつ供給
される。このようなバルクフィーダを複数個含んで構成
される電気部品供給システムの中には、テーブル上に複
数個のバルクフィーダが各部品供給部が一線(直線でも
円弧等の曲線でもよい)に沿って並ぶ状態で設けられ、
テーブルがテーブル駆動装置によって上記一線に平行な
方向に移動させられることにより、各バルクフィーダの
部品供給部が予め定められた部品供給位置に順次位置決
めされるシステムがある。
【0003】しかしながら、この種の電気部品供給シス
テムにおいては、テーブルの移動開始,停止時に電気部
品が慣性によりケース内で波打つように移動し、損傷す
る問題があった。チップ状の電気部品がバルク状に堆積
して成る電気部品層の下層部の電気部品は互いに拘束し
合って移動し難いのであるが、上層部の電気部品は容易
に移動し、電気部品同士が衝突し、擦れ合い、あるいは
ケースの壁に衝突する等により損傷するのである。例え
ば、電気部品の電極表面が黒色化し、プリント基板等の
回路基材に電気部品を半田付する際のぬれ性が低下し、
半田付け不良の原因となるのである。
【0004】そのため、従来、ケース内に仕切り板を設
け、ケース内の空間を、テーブルの移動方向に平行な方
向に関して複数に仕切ることが行われている。仕切り板
を用いて仕切ることにより、ケース内空間全体の幅(テ
ーブルの移動方向に平行な方向の寸法)を小さくするこ
となく、電気部品の移動を規制することができる。電気
部品は、ケース内において、仕切り板とケースの壁面あ
るいは隣接する仕切り板同士により画定される幅の狭い
空間内に収容されることとなり、電気部品の移動距離が
短く制限されるため、慣性により電気部品が移動する
際、移動速度の最大値、ひいては運動エネルギは小さく
抑えられ、電気部品同士あるいは電気部品とケースとの
衝突による損傷が少なくて済むのである。しかしなが
ら、仕切り板を設けてもなお、電気部品の損傷を十分に
防止できない場合がある。仕切り板を設けることによ
り、ケース内部の空間は複数の空間に仕切られるが、ケ
ースから電気部品が排出される排出穴は1つであるた
め、各空間を互いに連通させ、排出穴に連通する空間へ
電気部品が移動し、排出穴から排出されるようにするこ
とが必要である。そのため、仕切り板に連通用の開口を
設け、仕切り板の両側の空間同士を連通させるのである
が、この開口の部分には仕切り板がないことになるた
め、電気部品の移動が規制されず、テーブルの移動に伴
って電気部品同士あるいは電気部品とケース壁面とが大
きい運動エネルギで衝突し、あるいは擦れ、電気部品に
半田付け不良が発生する程の電極の黒色化等の損傷が生
ずるのである。以上は、チップが電気部品である場合に
ついて説明したが、電気部品以外のチップである場合に
も同様な理由でチップの損傷が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】本発明は、以上の事情を背景とし、チップの損傷が
少ないバルクフィーダおよびそのバルクフィーダを有す
るチップ供給システムを提供することを課題としてなさ
れたものであり、本発明によって、下記各態様のバルク
フィーダおよびチップ供給システムが得られる。各態様
は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必
要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。こ
れは、あくまでも本発明の理解を容易にするためであ
り、本明細書に記載の技術的特徴およびそれらの組合わ
せが以下の各項に記載のものに限定されると解釈される
べきではない。 (1)ケース内にバルク状で収容されたチップを、チッ
プ供給部から1個ずつ供給するバルクフィーダであっ
て、前記ケースの内部の空間を複数に仕切る状態で仕切
り板が設けられ、その仕切り板に、上下方向に延びて形
成されて両側の空間を連通させる切欠が設けられ、その
切欠を横断する状態でかつ上下方向に移動可能に可動仕
切り部材が設けられ、その可動仕切り部材が、可動仕切
り部材制御手段により、可動仕切り部材の下部が、ケー
ス内に収容されたチップ層の上層部に沈み、上部がチッ
プ層から上方に突出する位置に制御されるバルクフィー
ダ(請求項1)。チップは、リードレス電気部品に限ら
ず、例えば、機械の構成部品等、種々の態様,用途のも
のを含む。ケースの内部の空間は、仕切り板によって複
数の空間に仕切られているため、バルクフィーダが加
速,減速され、チップ層の上層部のチップが波打って
も、チップの移動距離は短い。また、仕切り板の両側の
空間は切欠により連通させられていて、チップが両空間
の間で移動可能であるが、上層部のチップの移動は可動
仕切り部材により規制され、切欠がない部分に位置する
チップと同様に移動距離が短く抑えられる。可動仕切り
部材は、下部がチップ層の上層部に沈み、上部がチップ
層から上方へ突出することにより、可動仕切り部材のチ
ップ層へ沈んでいる深さに対応する厚さのチップ層の移
動を阻止するのである。その結果、チップの運動エネル
ギは小さく、チップ同士の衝突やチップのケースへの衝
突による損傷が少なくて済む。バルクフィーダによるチ
ップの供給が進み、チップ層の厚さが薄くなり、上面が
低下すれば、それに追従して可動仕切り部材も下降し、
残存チップ数が少なくなっても、可動仕切り部材による
チップの移動規制効果が維持される。可動仕切り部材の
チップ層の上層部への沈み量は、チップの形状,寸法,
比重等に応じてチップの移動を規制し得る量に設定さ
れ、例えば、可動仕切り部材全体の約1/2,2/3,
3/4あるいは4/5等とされる。切欠は、ケース内の
チップがなくなるまで、仕切り板により仕切られた空間
同士の間でチップが移動し得る形状とすることが望まし
い。一方、可動仕切り部材は、チップがなくなるまで、
チップの波打ちを規制し得ることが望ましいが、同時に
切欠を通ってチップが空間同士を移動することを許容す
ることも望まれる。可動仕切り部材,切欠の形状,寸法
は、これらの事情を考慮して設定することが望ましく、
可動仕切り部材の下降端位置を規定する下降端位置規定
手段を設けてもよい。例えば、発明の実施の形態におい
て説明するように、可動仕切り部材に紐状体をつない
で、紐状体を引っ張ることにより可動仕切り部材を引き
上げるのであれば、紐状体の長さの設定により可動仕切
り部材の下降端位置を規定することができる。また、可
動仕切り部材がケースの底面に当接して下降端位置を規
定されるようにすることもでき、その場合、ケースおよ
び可動仕切り部材の形状,寸法の設定により下降端位置
を調節することができる。 (2)前記切欠が、前記仕切り板の下端縁から上方に向
かって切り込まれた切欠である (1)項に記載のバルクフ
ィーダ(請求項2)。本態様の切欠は仕切り板の上部を
残して設けられ、切欠を設けることにより仕切り板が複
数の部分に分離されてしまうことがない。したがって、
ケース内への仕切り板の設置が容易である。仕切り板
に、その仕切り板のいずれの縁にも達しない開口を設
け、両側の空間を連通させても同様の効果を得ることが
できるが、この場合には、開口より下側の部分において
は、チップが隣接する空間へ移動することができず、ケ
ースから排出されずに残ってしまう恐れがある。それに
対し、仕切り板の下端縁に開口する切欠を設ければ、チ
ップが少なくなっても隣接する空間へ移動することが許
容される。 (3)前記可動仕切り部材の両側端面に、上下方向に延
びる嵌合溝が形成され、それら嵌合溝と前記切欠の両側
縁部とが嵌合されることにより、可動仕切り部材が切欠
の両側縁部に沿って摺動可能とされた (1)項または (2)
項に記載のバルクフィーダ(請求項3)。可動仕切り部
材の厚さは、一定でもよく、嵌合溝が形成される両側端
部を嵌合溝を形成可能な厚さとし、両側端部の間の部分
を、両側端部より薄くしてもよい。嵌合溝は、切欠の両
側縁部に設けてもよいが、仕切り板が厚くなり、チップ
の収容量が少なくなる。仕切り板の両側縁部を他の部分
より厚くして嵌合溝を設ければ、収容量の減少は小さく
抑えることができるが、加工コストが高くなる。本態様
によれば、可動仕切り部材と仕切り板とを、チップの収
容量の減少を回避しつつ安価に溝嵌合させることができ
る。可動仕切り部材は、嵌合溝と切欠の両側縁部との嵌
合により、仕切り板に対して、移動方向と直角な方向に
おいて位置決めされ、切欠の両側縁部に案内されて移動
する。嵌合溝および切欠の両側縁部が可動仕切り部材の
移動を案内する案内装置を構成するのである。 (4)前記可動仕切り部材制御手段が、可動仕切り部材
の比重が、前記チップ層の比重より小さくされることに
より、可動仕切り部材が、下部がチップ層内に沈んだ状
態でチップ層に浮くようにされたことである (1)項ない
し (3)項のいずれか1つに記載のバルクフィーダ(請求
項4)。可動仕切り部材制御手段を、例えば、チップ層
の表面の高さを検出する高さ検出器と、その高さ検出器
により検出された表面の高さに応じた高さに可動仕切り
部材を移動させる可動仕切り部材駆動装置とを含むもの
とすることも可能であるが、本態様によれば、可動仕切
り部材制御手段を極めて安価に構成することができる。
なお、チップ層の比重とは、チップ自体の比重ではな
く、チップ間に存在する空隙をも含めた平均的な比重の
ことである。また、可動仕切り部材を中実のものとする
場合には、可動仕切り部材を構成する材料自体を、チッ
プ層の比重より比重の小さいものとすることが必要であ
るが、中空のものとする場合は、それは不可欠ではな
く、可動仕切り部材の見かけ上の比重(中空のものであ
る場合は中空部をも含めた平均比重)をチップ層の比重
より小さくすればよい。可動仕切り部材の比重,材料
は、チップの種類によって設定される。例えば、チップ
が電気部品であり、金属製の電極および非導電性材料製
(例えばセラミックス)の本体を含むのであれば、可動
仕切り部材は、例えば、合成樹脂により作る。合成樹脂
製あるいは金属粉末を含む合成樹脂製の中実の部材とし
てもよく、中空の部材とし、比重が不足するのであれ
ば、例えば金属粉末を充填してもよい。金属製、例えば
アルミニウム製の中実部材としてもよく、例えば鋼製の
中空部材としてもよい。可動仕切り部材の比重は、変更
し得るようにすることが望ましい。例えば、比重が異な
る複数種類の可動仕切り部材を用意し、チップ層内への
沈み具合(浮き具合)に基づいて、下部がチップ層の上
層部に程よく沈んでチップの移動を規制し、上部がチッ
プ層から上方に突出してチップが越えることを防止する
状態が得られる比重の可動仕切り部材を選んで用いるの
である。また、中空の可動仕切り部材に、通常はプラ
グ,カバー等の閉塞部材により閉塞されている充填口を
設け、その充填口から必要に応じて金属粉末等の充填材
を出し入れすることにより、見かけ上の比重を調節して
もよい。 (5)前記可動仕切り部材に、その可動仕切り部材の側
面から側方へ突出し、比重がチップ層の比重より小さい
羽根が設けられ、その羽根が前記可動仕切り部材制御手
段を構成している (1)項ないし (3)項のいずれか1つに
記載のバルクフィーダ(請求項5)。羽根は、例えば、
合成樹脂あるいは発泡スチロール等の発泡体により作る
ことができる。羽根の見かけ上の比重が小さく、チップ
層上に浮くことにより、可動仕切り部材を、下部がチッ
プ層の上層部に沈み、上部がチップ層から上方に突出す
る位置に制御する。本態様によれば、可動仕切り部材を
鋼等の金属等、チップ層より比重が大きい材料製とする
ことができる。可動仕切り部材を金属により形成すれ
ば、チップとの衝突による摩耗が少なくて済み、寿命が
向上する。 (6)前記ケースが、幅が狭く、長さが長い偏平な形状
を有し、前記仕切り板がそのケースの長手方向に平行に
設けられた (1)項ないし (5)項のいずれか1つに記載の
バルクフィーダ。ケース内の空間は、その幅方向に平行
な方向において仕切り板により複数の空間に仕切られ
る。ケースは加速,減速を繰り返しつつ幅方向に移動さ
せられ、その際のチップ層の波打ちが仕切り板により抑
制される。 (7)前記仕切り板が複数枚、前記ケース内に互いに平
行に配設された (6)項に記載のバルクフィーダ。仕切り
板が1枚設けられるのみであっても、フィーダ振動時に
おけるチップの運動エネルギは減少し、損傷低減効果が
得られるが、仕切り板の枚数が多いほど、チップの運動
エネルギは減少し、損傷低減効果が大きい。 (8)前記複数の仕切り板の間に連結板が掛け渡される
ことにより、複数の仕切り板が互いに連結されており、
各仕切り板には上端縁から下方に向かう切込みが、連結
板には下端縁から上方に向かう切込みがそれぞれ形成さ
れ、仕切り板と連結板とがそれぞれ相手部材の切込みに
嵌合されることによって、互いに組み合わされた (7)項
に記載のバルクフィーダ(請求項6)。複数の仕切り板
が連結板によって互いに連結されれば、仕切り板および
連結板を1組立体として扱うことができ、ケースへの組
付け等が容易である。また、複数枚の仕切り板を連結板
によって連結すれば、それにより複数枚の仕切り板が間
隔を隔てた状態に保たれ、ケースに複数の仕切り板を間
隔を隔てた状態に位置決めする手段を設けなくてもよ
く、ケースの構成を簡易にすることができる。本項の特
徴は、 (1)項に記載の切欠および可動仕切り部材を備え
ないバルクフィーダにも適用することができる。 (9)前記仕切り板が、前記ケースの底面により支持さ
れた状態でケース内に配設された (1)項ないし (8)項の
いずれか1つに記載のバルクフィーダ(請求項7)。本
態様においては、仕切り板とケースの底面との間にチッ
プが挟まれて損傷することがない。本項の特徴は、 (1)
項に記載の切欠および可動仕切り部材を備えないバルク
フィーダや、 (8)項の特徴を有しないバルクフィーダに
も適用することができる。 (10)前記可動仕切り部材を、チップ層の表面の位置
とは無関係に、上限位置へ引き上げ得る引上げ装置を含
む (1)項ないし (9)項のいずれか1つに記載のバルクフ
ィーダ(請求項8)。可動仕切り部材は、例えば、ケー
ス内にチップを補給する際に引上げ装置により引き上げ
られる。補給後に引き上げてもよく、補給前に引き上げ
てもよい。 (11)前記引上げ装置が、前記ケースに移動可能に保
持された操作部材と、その操作部材と前記可動仕切り部
材とをつなぐ紐状体とを含む(10)項に記載のバルクフィ
ーダ。紐状体は、テグス,糸,紐,チェーン等、可撓性
を有し、かつ、可動仕切り部材を引上げ可能な強度を有
するものであればよい。前記可動仕切り部材に上方へ延
びるロッドを固定し、そのロッドをケース外に突出さ
せ、ロッドを引き上げることにより、可動仕切り部材を
上昇させることも可能である。しかし、この場合には、
操作部材としてのロッド突出端部の操作方向が制約され
る問題がある。それに対し、本態様によれば、紐状体を
案内する案内部材の配置によって、操作部材の操作方向
を任意に変更することができる。また、本態様によれ
ば、引上げ装置を簡易にかつ安価に構成し得る。 (12)前記操作部材が、前記ケースに開閉可能に設け
られたシャッタである(11)項に記載のバルクフィーダ。
本態様によれば、シャッタを開くのに伴って可動仕切り
部材を引き上げることができ、作業者は、シャッタを開
く作業と可動仕切り部材の引上げ作業との両方を行わな
くてもよく、作業が容易になるとともに、部品数が少な
くて済み、ケースを簡易に構成することができる。 (13)前記仕切り板と可動仕切り部材との少なくとも
一方の表面が、ゴムまたはその類似物により形成された
(1)項ないし(12)項のいずれか1つに記載のバルクフィ
ーダ。本態様によれば、チップが仕切り板や可動仕切り
部材に衝突しても、ゴムおよびその類似物により衝撃が
緩和され、チップの損傷が更に少なくて済む。本項の特
徴は、上記各項の特徴とは独立して採用することができ
る。 (14)前記ケースの底部に、前記チップの排出穴が設
けられており、その排出穴近傍に、上下動してチップの
排出を促す排出促進部材が設けられ、前記切欠が、排出
促進部材の上方に設けられて、排出促進部材の上昇に伴
うチップの上昇を許容する切欠を兼ねている (1)項ない
し(13)項のいずれか1つに記載のバルクフィーダ(請求
項9)。排出促進部材は、例えば、発明の実施の形態に
おいて説明するように、排出穴と同心に設けてもよく、
あるいは排出穴から外れた位置に少なくとも1つ設けて
もよい。排出穴近傍においては、複数個のチップが互い
に当接して落下を妨げ合うブリッジ現象が生ずることが
ある。排出促進部材を昇降させれば、排出促進部材に接
触しているチップが移動させられ、そのチップに接触し
ている他のチップも移動させられてブリッジが解消さ
れ、排出が促進される。しかも、排出促進部材の上方に
切欠が設けられているため、排出促進部材が上昇する
際、仕切り板との間にチップが強く挟まれて、排出促進
部材,チップ,仕切り板の少なくとも1つが損傷するこ
とが良好に回避される。 (15) (1)項ないし(14)項のいずれか1つに記載のバ
ルクフィーダが複数個、それらバルクフィーダの前記チ
ップ供給部が一線に沿って並ぶ状態でテーブル上に配列
され、そのテーブルがテーブル駆動装置により前記一線
に平行な方向に移動させられることによって、各バルク
フィーダのチップ供給部が予め定められたチップ供給位
置に順次位置決めされるチップ供給システム(請求項1
0)。複数のバルクフィーダの各チップ供給部が並ぶ一
線は、直線でもよく、円周でもよく、円弧(部分円周)
でもよく、円弧以外の曲線でもよく、あるいはそれらの
組合わせでもよい。一線が直線であれば、テーブルは直
線移動テーブルとされ、円周であれば、一軸線まわりに
回転する円形(全円)テーブルとされ、円弧であれば、
一軸線まわりに回転する扇形テーブルとされる。これら
円形テーブルおよび扇形テーブルはいずれも、一軸線ま
わりに回転する回転テーブルである。テーブルを、上記
一線に沿って一方向に移動させつつバルクフィーダにチ
ップを供給させてもよく、あるいは一方向の移動による
チップの供給後、逆方向への移動によりチップを供給さ
せてもよく、あるいは正逆両方向に任意に移動させつつ
チップを供給させてもよい。テーブルの移動方向が一方
向であっても正逆両方向であっても、テーブルの移動開
始時および停止時にチップ層に波打ちが生じるが、ケー
スの内部の空間が仕切り板によって仕切られるとともに
可動仕切り部材が設けられているため、チップの波打ち
は少なく、損傷が少なくて済む。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1において10は、チップ
供給システムの一種である電気部品供給システムであ
る。電気部品供給システム10は複数個のバルクフィー
ダ12(図1には1個のみ図示されている)を有してお
り、それら複数個のバルクフィーダ12のうちの1個
が、チップ取出装置たる電気部品取出システムの一種で
あり、チップ装着システムの一種である電気部品装着シ
ステム14に電気部品を供給し、電気部品装着システム
14は回路基板位置決め支持システムの一種であるプリ
ント基板位置決め支持システム16により位置決め支持
された回路基材たるプリント基板18に電気部品を装着
する。これら電気部品供給システム10,電気部品装着
システム14およびプリント基板位置決め支持システム
16がチップ装着機たる電気部品装着機を構成してい
る。
【0007】電気部品装着システム14は、垂直軸線ま
わりに間欠回転するインデックステーブル20を備えて
いる。インデックステーブル20は、複数個、例えば1
2個のチップ保持具の一種である部品保持具たる部品吸
着ヘッド22(図1には2個のみ図示されている)を有
し、図示しないカム,カムフォロワ,回転軸24および
カムを回転させるインデックス用サーボモータ26等に
より構成される間欠回転装置により間欠回転させられ、
12個の部品吸着ヘッド22が部品吸着位置,部品姿勢
検出位置,部品姿勢修正位置,部品装着位置等へ移動さ
せられ、停止させられる。これら部品吸着ヘッド22
は、インデックステーブル20に昇降可能に設けられて
おり、部品吸着位置および部品装着位置にはそれぞれ、
部品吸着ヘッド22を昇降させる昇降装置(図示省略)
が設けられている。インデックス用サーボモータ26の
回転が図示しないカム,カムフォロワ等により構成され
る運動変換装置により昇降部材(図示省略)の昇降運動
に変換され、昇降部材の昇降に基づいて部品吸着ヘッド
22が昇降させられる。
【0008】プリント基板位置決め支持装置16は、プ
リント基板18を位置決めし、支持する基板支持台30
を備えている。基板支持台30は、水平面内において互
いに直交するX軸方向(図1において紙面に直角な方
向)およびY軸方向(図1において左右方向)に移動す
るXYテーブル(図示省略)上に設けられており、XY
テーブルの移動によりプリント基板18は水平面内の任
意の位置に移動させられる。プリント基板18は、図示
しない搬入コンベヤおよび搬出コンベヤによりX軸方向
に平行な方向に搬送され、基板支持台30上に搬入さ
れ、搬出される。電気部品の装着時には、プリント基板
18はXYテーブルにより移動させられ、部品装着箇所
が、部品装着位置に位置する部品吸着ヘッド22の真下
に位置させられ、電気部品が装着される。
【0009】電気部品供給システム10を説明する。電
気部品供給システム10の基台40上には、一対の案内
部材たるガイドレール42がX軸方向に平行に設けられ
て案内装置を構成するとともに、テーブルの一種である
X軸テーブル44が移動可能に嵌合されている。X軸テ
ーブル44上には、前記複数個のバルクフィーダ12
が、部品搬送方向がY軸方向と平行となり、かつ、各チ
ップ供給部たる部品供給部がX軸方向に平行な一直線に
沿って並ぶ状態で配列されている。部品供給部は、電気
部品装着システム14に電気部品を供給する部分であ
り、電気部品がバルクフィーダ12から取り出される部
品取出部であると言うこともできる。
【0010】X軸テーブル44にはナット46が固定さ
れるとともに、基台40上に軸方向に移動不能かつ回転
可能に設けられたねじ軸48に螺合されており、ねじ軸
48がX軸サーボモータ50によって回転させられるこ
とにより、X軸テーブル44がX軸方向に移動させら
れ、複数個のバルクフィーダ12の各部品供給部が予め
定められたチップ供給位置たる部品供給位置、すなわち
部品吸着位置に位置決めされた部品吸着ヘッド22の真
下に位置する位置に選択的に位置決めされる。ナット4
6,ねじ軸48,X軸サーボモータ50がテーブル駆動
装置52を構成している。X軸サーボモータ50および
前記インデックス用サーボモータ26は、駆動源の一種
である回転角度および回転速度の精度の良い制御が可能
な電動モータであり、サーボモータに代えてステップモ
ータを用いてもよい。
【0011】バルクフィーダ12を説明する。バルクフ
ィーダ12は、チップの一種であり、リード線を有しな
いリードレス電気部品60(以下、電気部品60と略称
する)がバルク状で収容されたケース62と、電気部品
60をケース62から部品供給部へ搬送する部品搬送装
置64を備えている。部品搬送装置64は、特開平11
−20933号公報に記載のバルクフィーダとほぼ同様
に構成されており、簡単に説明する。
【0012】バルクフィーダ12の本体70は、図2に
示すように、製作の都合上、第1,第2部材72,74
等、複数の部材が互いに組み付けられて成る。第1,第
2部材72,74等は、組付け後は一体の本体70とし
て機能する。第1部材72は、概して細長い板状を為
し、その長手方向である部品搬送方向がY軸方向と平行
となり、部品搬送方向と高さ方向との両方に直角な幅方
向がX軸方向と平行となるとともに、前述のように、各
バルクフィーダ12の部品供給部がX軸方向に平行な一
直線に沿って並ぶ状態でX軸テーブル44上に立てて設
置されている。第1部材72は、図示しない位置決め装
置により、X軸テーブル44に対して幅方向および長手
方向に位置決めされるとともに、図示しない係合装置に
より、浮上がり不能にX軸テーブル44に取り付けられ
ている。バルクフィーダ12は、係合装置による第1部
材72のX軸テーブル44への係合を解いて、X軸テー
ブル44から取り外すことができる。
【0013】部品搬送装置64は、搬送部材たるベルト
76を、搬送部材駆動装置たるベルト駆動装置77によ
って移動させ、電気部品60を搬送するように構成され
ている。ベルト駆動装置77は、駆動回転体たる駆動プ
ーリ78,被駆動回転体たる被駆動プーリ80および駆
動プーリ78を回転させるプーリ駆動機構82を備えて
いる。駆動プーリ78と被駆動プーリ80とはそれぞ
れ、第1部材72の長手方向に隔たった2箇所であっ
て、第1部材72の前部、すなわち電気部品装着システ
ム14に近い側の部分であって、部品供給部側の部分
と、後部、すなわちケース62側の部分とに、第1部材
72の幅方向に平行な軸線まわりに回転可能に取り付け
られ、これらプーリ78,80にベルト76が巻き掛け
られている。プーリ78,80はいずれもタイミングプ
ーリであり、ベルト76は無端のタイミングベルトであ
る。
【0014】プーリ駆動機構82は、駆動プーリ78と
一体的にかつ同心に構成されたラチェットホイール8
4,第1回動部材86,第2回動部材88,駆動部材9
0,レバー92を含み、被駆動部材たる昇降リンク94
を介して駆動される。昇降リンク94は、部品供給位置
に設けられた駆動──たる昇降部材98により駆動され
る。昇降部材98は、部品供給部が部品供給位置に位置
決めされたバルクフィーダ12の昇降リンク94の上方
の位置に設けられている。昇降部材98には、部品吸着
ヘッド22を昇降させる昇降部材と同様に、前記インデ
ックス用サーボモータ26の回転が図示しないカム,カ
ムフォロワ等により構成される運動変換装置により昇降
運動に変換されて伝達され、部品吸着ヘッド22による
電気部品60の取出しと連動して昇降させられる。
【0015】部品吸着ヘッド22が下降させられ、バル
クフィーダ12から電気部品60を取り出すとき、部品
吸着ヘッド22の下降と並行して昇降部材98が下降さ
せられ、昇降リンク94に係合し、昇降リンク94を下
降させる。昇降リンク94の下降により、レバー92が
引張コイルスプリング100(以下、スプリング100
と略称する)の付勢力に抗して回動させられるととも
に、駆動部材90が移動させられ、第1回動部材86が
逆方向(図2においては時計方向)へ回動させられ、第
1回動部材86に回動可能に取り付けられた駆動爪10
2がばね部材104の付勢力に抗してラチェットホイー
ル84の歯106を乗り越えて逆方向へ回動し、ベルト
76を移動させるための準備が行われる。ラチェットホ
イール84の逆方向の回転は、第2回動部材88に設け
られた位置決め爪108が、引張コイルスプリング11
0(以下、スプリング110と略称する)の付勢によ
り、ラチェットホイール84に係合することにより阻止
される。
【0016】部品吸着ヘッド22が電気部品60を吸着
し、上昇させられてバルクフィーダ12から取り出した
後、昇降部材98が上昇させられ、昇降リンク94が引
張コイルスプリング100の付勢により昇降部材98に
追従して上昇させられる。それにより第1回動部材86
が正方向(図2においては反時計方向)に回動させられ
るとともに、駆動爪102が正方向に回動させられてラ
チェットホイール84および駆動プーリ78を正方向へ
回転させ、ベルト76が移動させられて、部品搬送方向
において部品供給部の上流側に位置していた電気部品6
0が部品供給部へ送られる。部品供給部は、電気部品装
着システム14への電気部品供給時に部品吸着ヘッド2
2によって電気部品60が取り出される位置を含む部分
である。この際、位置決め爪108はスプリング110
の付勢力に抗して回動させられ、ラチェットホイール8
4の正方向の回転を許容する。
【0017】前記ケース62を説明する。ケース62は
帯電防止材料を混入するなどの静電気対策を施した合成
樹脂により作られており、製作の都合上、複数の部材が
互いに一体的に組み付られて成り、組付後は、一体のケ
ース62として機能する。ケース62は、図3および図
4に示すように、幅が狭く、長さが長い偏平な形状を有
し、長手方向が部品搬送方向と平行となる姿勢で第2部
材74に着脱可能に固定されている。ケース62の底部
130には、幅方向の中心から外れた位置に嵌合穴13
2が上下方向に貫通して設けられるとともに、嵌合穴1
32に、排出促進部材たる排出促進筒134が上下方向
に摺動可能に嵌合されている。
【0018】排出促進筒134は筒状の部材であるが、
例えば断面形状が円形を成し、内部に断面形状が円形の
貫通孔を有する。また、排出促進筒134の上面は、下
方ほど中心へ向かう向きに傾斜させられて截頭円錐面状
の案内面136が形成されている。排出促進筒134の
上部は、漏斗状を成すのである。排出促進筒134内に
は、円形断面の案内部材たるパイプ140が相対移動可
能に嵌合されている。パイプ140は、本体70に上下
方向に移動不能に立設され、上端部は、嵌合穴132の
ケース62の内部の空間142側の開口近くに位置し、
下端部は、前記ベルト76に近接した位置まで延び出さ
せられている。パイプ140の空間142側の開口が排
出穴144を構成し、この排出穴144からケース62
内に収容された電気部品60が排出される。ケース62
の底部130に、電気部品60の排出穴が設けられ、排
出穴近傍に(本実施形態においては排出穴144と同心
に)、排出促進筒134が設けられているのである。ま
た、本体70内には、一端がパイプ140の下端部に連
通し、他端がベルト76に開口する案内通路146が設
けられている。なお、排出促進部材を四角形断面の貫通
孔を有する筒とし、パイプ140を断面形状が四角形の
ものとしてもよい。
【0019】排出促進筒134には、図3に示すよう
に、第2部材74に回動可能に取り付けられた駆動レバ
ー150の一端部が係合させられている。駆動レバー1
50は、本体70との間に設けられた圧縮コイルスプリ
ング152(以下、スプリング152と略称する)によ
り、他端部が、昇降リンク94に係合する向きに付勢さ
れている。また、排出促進筒134は、ケース62との
間に設けられた圧縮コイルスプリング154(以下、ス
プリング154と略称する)により、下方へ移動する向
きに、すなわち駆動レバー150に係合する向きに付勢
されている。
【0020】したがって、前記部品搬送装置64の昇降
リンク94が下降させられれば、図2に二点鎖線で示す
ように、駆動レバー150がスプリング152の付勢力
に抗して回動させられ、排出促進筒134をスプリング
154の付勢力に抗して上方へ移動させる。それにより
排出促進筒134は、図3に二点鎖線で示す上昇端位置
へ移動させられ、排出穴144を越えて空間142内に
突出させられ、案内面136が排出穴144からほぼ電
気部品2個分、突出させられる。また、昇降リンク94
が上昇させられるとき、駆動レバー150がスプリング
152の付勢により回動させられるとともに、排出促進
筒134がスプリング154の付勢により駆動レバー1
50に追従して下降させられる。駆動レバー150,ス
プリング152,154が排出促進部材駆動装置たる排
出促進筒駆動装置156を構成している。排出促進筒駆
動装置156は、駆動源および被駆動部材を部品搬送装
置64と共用しており、その分、部品点数が少なく、バ
ルクフィーダ12の構成が簡易である。
【0021】ケース62の内部の空間142には、複数
枚、本実施形態においては例えば2枚の仕切り板たる固
定仕切り板170が配設されている。これら仕切り板1
70は、図3および図4に示すように、ケース62の内
部の空間142に、ケース62の長手方向に平行に、か
つ互いに平行に、ケース62の幅方向に間隔を隔てて配
設され、空間142が複数、本実施形態においては3つ
の空間172に仕切られている。2枚の仕切り板170
はそれぞれ、ケース62の底面174により支持されて
いる。
【0022】ケース62の底面174は、図3に示すよ
うに、ケース62の長手方向の両端部から中央部に向か
うに従って下方へ向かう向きに傾斜させられ、ケース6
2の長手方向と直角な平面に対して対称に傾斜させられ
るとともに、図4に示すように、ケース62の幅方向に
おいて前記排出穴144から遠い側の端が排出穴144
より高く、排出穴144に向かって下方へ凸に湾曲させ
られた部分円筒面状の傾斜面とされている。そのため、
2枚の固定仕切り板170の各下部は、図3に示すよう
に、底面174に合わせて傾斜させられて底面174に
より支持されるとともに、図4に示すように、一方の固
定仕切り板170の方が他方の固定仕切り板170より
短くされている。なお、ケース62の側面は垂直となっ
ている。
【0023】上記2枚の固定仕切り板170の間には、
図3および図6に示すように、複数、例えば4枚の連結
板190が掛け渡され、2枚の固定仕切り板170が互
いに連結されている。2枚の固定仕切り板170にはそ
れぞれ、図5に示すように、上端縁から下方に向かう切
込み192が形成され、4枚の連結板190にはそれぞ
れ、下端縁から上方に向かう切込み194が形成され、
固定仕切り板170と連結板190とが、それぞれ相手
部材の切込み192,194に嵌合されることによっ
て、互いに組み合わされている。
【0024】上記2枚の固定仕切り板170にはそれぞ
れ、図3に示すように、上下方向に延びて形成されて両
側の空間172を連通させる切欠200が設けられてい
る。切欠200は、前記排出促進筒134の直径より大
きい幅を有し、排出促進筒134の上方に位置する部分
に、固定仕切り板170の下端縁から上方に向かって切
り込まれ、固定仕切り板170の上部を残して設けられ
ている。2枚の固定仕切り板170にはそれぞれ、切欠
200を横断する状態でかつ上下方向に移動可能に可動
仕切り部材たる可動仕切り板202が設けられている。
これら可動仕切り板202の各両側端面には、図5に示
すように、上下方向に延びる嵌合溝204が形成され、
それら嵌合溝204と、切欠200の両側縁部206と
が嵌合されることにより、可動仕切り板202が切欠2
00の両側縁部206に沿って摺動可能とされている。
【0025】上記2つの可動仕切り板202はそれぞ
れ、金属粉末を含有する合成樹脂が成形されて成る中実
の部材であり、比重が、ケース62内に収容された電気
部品60により形成されるチップ層たる電気部品層20
8の比重より小さくされている。電気部品60は、セラ
ミックス製の本体に金属製の電極が設けられて成るが、
ケース62内に収容された状態では電気部品60の間に
空隙があり、電気部品層208の比重は、電気部品60
自体の比重ではなく、電気部品60間に存在する空隙を
も含めた平均的な比重となる。可動仕切り板202の比
重は、金属粉末の量を調節することにより、電気部品層
208の比重より小さく、その下半分が電気部品層20
8の上層部に沈み、上半分が電気部品層208から上方
へ突出する状態で電気部品層208に浮く状態となる大
きさとされている。本実施形態においては、このように
可動仕切り板202の比重を、電気部品層208の比重
より小さくしたことが可動仕切り部材制御手段を構成し
ている。なお、図3および図4には、電気部品層208
を構成する電気部品60の一部が代表的に図示されてい
る。また、図4には、ケース62が、その側壁部216
の上部が除かれるとともに、可動仕切り板202におい
て断面にされた状態が図示されている。
【0026】ケース62には、図3および図5に示すよ
うに、上記2個の可動仕切り板202を、電気部品層2
08の表面の位置とは無関係に、上限位置、すなわち本
実施形態においては固定仕切り板170の切欠200の
上端を確定する部分に当接して上方への移動を阻止され
る位置へ引き上げ得る引上げ装置214が設けられてい
る。引上げ装置214は、ケース62の側壁部216
に、ケース62の長手方向に平行な方向に摺動可能に、
かつケース62から後方へ突出する向きに設けられた操
作部材たる操作ロッド218を有する。操作ロッド21
8のケース62からの突出端部にはつまみ220が設け
られ、ケース62内に位置する先端部には、両端がそれ
ぞれ2個の可動仕切り板202につながれた紐状体たる
テグス222が移動可能に通されている。テグス222
は、可撓性を有し、かつ可動仕切り板202を引上げ可
能な強度を有するとともに、2枚の可動仕切り板202
の昇降を許容し、それらの下降端位置を、上昇端位置へ
移動させられた前記排出促進筒134と干渉しない位置
に規定する長さを有し、ケース62の天井部228に設
けられた案内部材224に掛けられている。図5におい
て案内部材224の図示は省略されている。操作ロッド
218は、圧縮コイルスプリング226(以下、スプリ
ング226と略称する)により、ケース62内に移動す
る向きに付勢されている。
【0027】ケース62の天井部228には、図3に示
すように、上下方向に貫通し、空間142を外部に連通
させる開口230が設けられている。天井部228には
また、ケース62の長手方向に平行に溝232が形成さ
れ、シャッタ234が摺動可能であって開閉可能に嵌合
され、開口230を開閉するようにされている。
【0028】溝232の一方の溝側面には、図7(a)
に示すように、案内溝236がケース62の長手方向に
平行に形成されている。この案内溝236は、その後部
側(シャッタ234が開口230を閉じる向きに移動す
る側)が開口させられている。溝232の他方の溝側面
には、図7(b)に示すように、2個の案内溝237,
238がケース62の長手方向に平行にかつ直列に形成
されている。シャッタ234の両側面にはそれぞれ、図
7(b)に二点鎖線で示すように、長手方向に隔たった
2箇所にそれぞれ案内突部239,241が突設されて
おり、一方の側面に設けられた案内突部239,241
は案内溝236に移動可能に嵌合され、他方の側面に設
けられた案内突部239,241はそれぞれ、案内溝2
37,238に移動可能に嵌合されている。シャッタ2
34は、圧縮コイルスプリング240(以下、スプリン
グ240と略称する)により、開口230を閉じる向き
に付勢されている。スプリング240の付勢によるシャ
ッタ234の移動限度は、図7(b)に示すように、案
内突部239が案内溝237の端面(案内溝237と2
38との間の仕切り壁)に当接することにより規定され
る。この状態では、図3に示すように、開口230はシ
ャッタ234により閉じられた状態となる。
【0029】天井部228には更に、ロック部材242
が上下方向に移動可能に嵌合されている。ロック部材2
42は、天井部228との間に設けられた圧縮コイルス
プリング244(以下、スプリング244と略称する)
により、天井部228から上方へ突出する向きに付勢さ
れている。スプリング244の付勢によるロック部材2
42の移動限度は、ロック部材242に設けられた係合
部244が、天井部228に設けられた肩面248(図
4参照)に係合することにより規定され、この状態で
は、ロック部材242の上面がシャッタ234の上面と
ほぼ同じ高さに位置する。ケース62内に収容された電
気部品60がなくなるか、あるいは少なくなれば、部品
補給タンク250(図3参照)をケース62にセット
し、開口230から電気部品60をケース62内に入れ
る。部品補給タンク250には、その一方の側面(後述
するように部品補給タンク250をケース62に取り付
けたとき、案内溝236側となる側面)に、案内溝23
6に嵌合されて部品補給タンク250の移動を案内する
案内突部252が設けられている。電気部品60の補給
については、後に説明する。なお、前記スプリング10
0,110,152,154,226,240,244
はいずれも、付勢手段の一種である弾性部材たるばね部
材である。
【0030】本部品供給システムは、制御装置270
(図1参照)により制御される。制御装置270はコン
ピュータを主体とするものであり、前記インデックス用
サーボモータ26,X軸サーボモータ50等を制御す
る。
【0031】以上のように構成された電気部品装着機に
おいて電気部品60のプリント基板18への装着時に
は、X軸テーブル44が移動させられ、複数のバルクフ
ィーダ12の各部品供給部が順次部品供給位置に位置決
めされ、電気部品装着システム14に電気部品60を供
給する。前述のように、昇降リンク94が下降させられ
れば、ベルト76の送りの準備(電気部品60の搬送の
準備)が為されるが、この際、レバー92の回動に伴っ
て駆動レバー150が回動させられ、排出促進筒134
が上昇させられて、図3に二点鎖線で示すように、空間
142内に突出させられる。排出促進筒134の上昇お
よび排出促進筒134の上昇に伴う電気部品60の上昇
は、固定仕切り板170に設けられた切欠200により
許容される。
【0032】排出穴144の周辺にある複数個の電気部
品60が、互いに当接して排出穴144への移動を妨げ
合うブリッジを形成しようとしても、排出促進筒134
の昇降によりブリッジの形成が妨げられる。排出促進筒
134に接触している電気部品60およびその電気部品
60に接触している他の電気部品60が移動させられ
て、初期ブリッジが解消されるのであり、電気部品60
の排出が促進される。排出促進筒134の上下動によ
り、電気部品60の排出が促されるのである。
【0033】また、排出促進筒134は上昇により、排
出穴144から、ほぼ電気部品2個分に相当する長さ、
突出させられ、それにより電気部品60を排出穴144
へ導く通路が形成され、排出促進筒134の上端近傍に
位置する電気部品60のうち、1個あるいは2個が排出
促進筒134内に進入する。パイプ140内に電気部品
60が進入するスペースがあれば、電気部品60は排出
穴144を通ってパイプ140内に入る。パイプ140
内に進入した電気部品60は、本体70に設けられた案
内通路146を通ってベルト76に載り、ベルト76の
移動により部品供給部に向かって送られる。パイプ14
0内に電気部品60が詰まっていて、電気部品60がパ
イプ140内に入ることができなければ、排出促進筒1
34の下降に伴って排出促進筒134内から出る。
【0034】電気部品60が部品吸着ヘッド22により
バルクフィーダ12から取り出され、昇降リンク94が
上昇させられてベルト76が移動させられ、電気部品6
0が送られるとき、駆動レバー150がスプリング15
2の付勢により回動させられ、排出促進筒134が下降
させられる。
【0035】バルクフィーダ12が所定数の電気部品6
0を供給する毎にX軸テーブル44が移動させられ、次
に電気部品60を供給するバルクフィーダ12の部品供
給部が部品供給位置に位置決めされる。そのため、X軸
テーブル44の移動開始,停止時に複数のバルクフィー
ダ12が加速,減速され、各ケース62内において、電
気部品層208が波打つ。電気部品層208の下層部の
電気部品60は互いに拘束し合って動きにくいが、上層
部の電気部品60は容易に移動し、電気部品60同士が
衝突し、擦れ合い、あるいはケース62や固定仕切り板
170に衝突する。しかし、ケース62内の空間142
が固定仕切り板170により、3つの空間172に仕切
られているため、電気部品60の移動距離が短く、電気
部品60に与えられる運動エネルギが小さくて済み、電
気部品60の衝突や擦れに起因する損傷が少なくて済
む。それにより電気部品60が良好にプリント基板18
に半田付けされる。
【0036】固定仕切り板170の両側の空間172
は、切欠200によって互いに連通させられていて、電
気部品60が両側の空間172の間で移動可能である
が、上層部の電気部品60の移動は、可動仕切り板20
2により規制され、切欠200がない部分に位置する電
気部品60と同様に移動距離が短く抑えられる。可動仕
切り板202は、その下半分が電気部品層208の上層
部に沈み、上半分が電気部品層208から上方へ突出す
ることにより、可動仕切り板202の電気部品層208
へ沈んでいる深さに対応する厚さの電気部品層208の
移動を阻止するのである。その結果、電気部品60の運
動エネルギは小さく、電気部品60同士の衝突や電気部
品60のケース62への衝突による損傷が少なくて済
む。固定仕切り板170を1枚設けるのみでも、固定仕
切り板170を設けない場合に比較して電気部品60に
与えられる運動エネルギが小さく、電気部品損傷低減の
効果が得られるが、固定仕切り板170を2枚設けた方
が運動エネルギの減少量が大きく、電気部品損傷低減効
果がより大きい。
【0037】また、固定仕切り板170はケース62の
底面174により支持されていて、固定仕切り板170
と底面174との間に隙間がないため、固定仕切り板1
70と底面174との間に電気部品60が挟まれて損傷
することがない。
【0038】電気部品60は、可動仕切り板202より
下側の部分においては、切欠200を通って隣接する空
間176間を移動することができ、電気部品60がパイ
プ140を通って排出されるに従って、ケース62内の
電気部品60は底面174の傾斜に案内されて排出穴1
44側へ移動する。バルクフィーダ12による電気部品
60の供給が進み、電気部品60の収容数が減少して電
気部品層208の厚さが薄くなり、上面が低下するのに
従って、図3に二点鎖線で示すように可動仕切り板20
2も下降し、その下半分が電気部品層208の上層部に
沈み、上半分が電気部品層208から上方へ突出した状
態に保たれ、X軸テーブル44の移動時における上層部
の電気部品60の移動を規制する。
【0039】可動仕切り板202は、テグス222によ
り許容される位置まで下降させられる。この下降端位置
は、上昇端位置へ移動させられた排出促進筒134と干
渉しない位置に設定されているが、排出促進筒134が
上昇して可動仕切り板202と当接することがあって
も、可動仕切り板202は上昇し、排出促進筒134と
可動仕切り板202との間に電気部品60が挟まれて電
気部品60が損傷することが回避される。
【0040】可動仕切り板202は下降端位置より下へ
は移動しないため、電気部品層208が下降端位置に位
置する可動仕切り板202の下側に位置するほど電気部
品60が減少すれば、可動仕切り板202は電気部品6
0の移動を規制することができないが、通常は、それほ
ど電気部品60が減少するまでケース62が電気部品6
0を供給し続けることはなく、可動仕切り板202が電
気部品60の移動を規制できなくなるほど電気部品60
が減少する前に作業者によって電気部品60が補給され
る。また、たとえ、可動仕切り板202が電気部品60
の移動を規制できなくなるほど電気部品60が減少する
まで、電気部品60が供給されることがあっても、その
ときにはケース62内の電気部品60の数は少なく、短
時間で排出されるため、排出までの待時間が短くて移動
(波打ち)時間が短く、支障はない。
【0041】ケース62内の電気部品60が補給が必要
なほど減少すれば、あるいは電気部品60がなくなれ
ば、ケース62に電気部品60が補給される。電気部品
60の補給は、作業者により行われる。部品補給タンク
250がケース62から取り外された状態では、図8
(a)に示すように、シャッタ234はスプリング24
0の付勢により閉じられ、案内突部239が案内溝23
7の端面に当接した位置にあり(図7(b)参照)、ロ
ック部材242との間に小さい隙間がある。電気部品6
0の補給時には、作業者は、図8(a)に示すように、
電気部品60が収容された部品補給タンク250をロッ
ク部材242上に置き、図8(b)に示すように、ロッ
ク部材242を、部品補給タンク250に設けられた案
内突部252が、天井部228に設けられた案内溝23
6と一致するまで、ロック部材242をスプリング24
4の付勢力に抗して押し下げる。
【0042】次いで、部品補給タンク250をシャッタ
234側に移動させ、シャッタ234をスプリング24
0の付勢力に抗して移動させる。案内溝236は後部に
開口しているため、部品補給タンク250に設けられた
案内突部252が進入し、部品補給タンク250の移動
は、案内突部252および案内溝236により案内され
る。シャッタ234の移動は、案内突部239,24
1,案内溝236,237,238により案内される。
被案内部たる案内突部239,241および案内部たる
案内溝236,237,238がシャッタ234の移動
(開閉)を案内する案内装置を構成し、被案内部たる案
内突部252および案内部たる案内溝236が部品補給
タンク250の移動を案内する案内装置を構成してい
る。シャッタ234,部品補給タンク250の移動によ
り、図8(c)に示すように、開口230が開かれると
ともに、部品補給タンク250がロック部材242から
外れ、開口230上に位置する状態となる。この状態に
なれば、ロック部材242がスプリング244の付勢力
により上昇し、部品補給タンク250はシャッタ234
を介してスプリング240の付勢力によりロック部材2
42に押し付けられ、シャッタ234とロック部材24
2とに挟まれ、作業者が部品補給タンク250から手を
離しても部品補給タンク250はケース62から外れる
ことはない状態となる。部品補給タンク250はロック
部242によってロックされるのである。
【0043】部品補給タンク250がシャッタ234と
ロック部材242とに挟まれた状態では、部品補給タン
ク250の開口とケース62の開口230とが一致する
が、部品補給タンク250の開口は、上記のように部品
補給タンク250をケース62に取り付ける際には閉じ
られている。取付け後、作業者は、引上げ装置214の
つまみ220を持ち、図3に二点鎖線で示すように、操
作ロッド218をスプリング226の付勢力に抗して引
っ張り、2つの可動仕切り部材202を引き上げ、その
後、部品補給タンク250の開口を開く。それにより部
品補給タンク250内に収容された電気部品60がケー
ス62内に流入する。ケース62への電気部品60の補
給が終了すれば、作業者は操作ロッド218に加えてい
た力を解除する。それにより操作ロッド218はスプリ
ング226の付勢力によりケース62内に引き込まれる
が、ケース62内に電気部品60が入れられたため、可
動仕切り板202は下降せず、下半分が電気部品層20
8の上層部に沈み、上半分が電気部品層208から上方
へ突出し、上層部の電気部品60の移動を規制する状態
となる。テグス222は、たるんで可動仕切り板202
が電気部品層208に浮くことを許容する。
【0044】そして、作業者は、ロック部材242をス
プリング244の付勢力に抗して押し下げるとともに、
部品補給タンク250をロック部材242上へ引き出
し、外す。部品補給タンク250の引出しに伴ってシャ
ッタ234はスプリング240の付勢により部品補給タ
ンク250に追従して移動させられ、開口230が閉じ
られる。部品補給タンク250をロック部材242上に
引き出したならば、ロック部材242上から退避させ
る。それにより、ロック部材242がスプリング244
の付勢により上昇させられる。
【0045】本発明の別の実施形態を図9および図10
に示す。本実施形態のバルクフィーダ300において
は、固定仕切り板170が1枚設けられ、固定仕切り板
170に摺動可能に嵌合された可動仕切り板302に
は、一対の羽根304が設けられて可動仕切り部材制御
手段を構成している。可動仕切り板302は、可動仕切
り板202と同様に構成され、嵌合溝において固定仕切
り板170の切欠200の両側縁部206に上下方向に
摺動可能に嵌合されているが、金属、例えば鋼により作
られている。
【0046】一対の羽根304は、可動仕切り板302
の両側面からそれぞれ側方へ突出させられている。これ
ら羽根304は、比重が電気部品層208の比重より小
さく、可動仕切り板302を、下半分が金属部品層20
8の上層部内に沈み、上半分が電気部品層208から上
方へ突出した状態で電気部品層208に浮かせることが
できる材料、例えば合成樹脂あるいは発泡体の一種であ
る発泡スチロールにより作られている。羽根304は電
気部品層208上に浮き、それにより可動仕切り板30
2は電気部品層208に上記のように浮いた状態とな
り、バルクフィーダ移動時の電気部品60の移動を規制
する。その他の構成は、上記実施形態と同じであり、対
応する部分には同一の符号を付して説明を省略する。な
お、固定仕切り板を複数設け、それぞれ可動仕切り板を
上下方向に移動可能に嵌合するとともに、それら複数の
可動仕切り板の各々に羽根を設けてもよい。
【0047】本発明の更に別の実施形態を図11に示
す。本実施形態のバルクフィーダ320には、引上げ装
置322が、ケース62の天井部228に設けられたシ
ャッタ234を開くのに伴って可動仕切り板202を引
き上げるように構成されている。その他の構成は、図1
ないし図7に示す実施形態と同じであり、対応する部分
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0048】2枚の可動仕切り板202(図11には可
動仕切り板202が1枚のみ図示されている)はそれぞ
れ、テグス324によってシャッタ234につながれて
いる。天井部234には、テグス324を収容する溝3
26が設けられている。溝326は、シャッタ234の
移動方向と平行に延び、シャッタ234が収容された溝
232の底面に開口させられている。テグス324は、
シャッタ234が閉じた状態で可動仕切り板202が、
上昇端位置に位置する排出促進筒134と干渉しない下
降端位置へ下降することを許容し、かつ、シャッタ23
4が開くことを許容する長さを有する。
【0049】電気部品60のケース62への補給時に
は、前述のように部品補給タンク250がケース62に
取り付けられてシャッタ234が開かれるが、それと共
に、シャッタ234にテグス324によってつながれた
2枚の可動仕切り板202が引き上げられる。この際、
テグス324は溝326に収容され、シャッタ234と
溝232の底面との間に侵入してシャッタ234の移動
を妨げることが回避される。部品補給タンク250をケ
ース62に取り付ければ、可動仕切り板202が引き上
げられ、作業者が部品補給タンクの取付け後に可動仕切
り板202を引き上げなくてもよく、作業が容易とな
る。本実施形態においては、シャッタ234が操作部材
を構成している。電気部品60が補給されれば、可動仕
切り板202は電気部品層208に浮いた状態となり、
シャッタ234が閉じられれば、テグス324はたる
み、可動仕切り板202の下降に備えた状態となる。
【0050】本発明の更に別の実施形態を図12に示
す。本実施形態のバルクフィーダ340においては、引
上げ装置342の操作部材がロッド344により構成さ
れている。ロッド344の一端部は、2枚の可動仕切り
板202にわたって、その厚さ方向に直角に嵌合され、
他端部は、ケース62の天井部228に軸方向に摺動可
能に嵌合されるとともに、ケース62の外であって上方
へ突出させられている。ロッド344は、可動仕切り板
202が、上昇端位置に位置する排出促進筒134と干
渉しない下降端位置へ下降することを許容する長さを有
し、シャッタ234との干渉を避けて天井部228に嵌
合されている。本実施形態においては、天井部228が
ロッド344をシャッタ234等との干渉を避けて嵌合
し得る幅を有するのである。可動仕切り板202の下降
端位置は、例えば、ロッド344に設けられた図示しな
い係合部が天井部228に係合することにより規定され
る。また、ロッド344は、ロッド344および可動仕
切り板202の平均比重が、電気部品層208の比重よ
り小さくなり、可動仕切り板202の下半分が電気部品
層208の上層部に沈み、上半分が電気部品層208か
ら上方へ突出した状態で電気部品層208に浮く状態と
なる材料,構造のものとされている。
【0051】作業者は、電気部品60の補給前あるいは
補給後にロッド344を持って引き上げる。それにより
2枚の可動仕切り板202が引き上げられ、補給された
電気部品60から成る電気部品層208に浮いた状態と
される。電気部品60の供給が進み、電気部品層208
の上面が低くなれば、二点鎖線で示すように、可動仕切
り板202はロッド344と共に下降し、上層部の電気
部品60の移動を規制する。
【0052】なお、固定仕切り板170,可動仕切り板
202,302の各表面およびケース62の内面のうち
の側面に衝撃緩和材の一種であるゴムをコーティング
し、電気部品60が衝突しても衝撃が緩和されるように
してもよい。固定仕切り板170には、可動仕切り板2
02,302が移動可能に嵌合される部分を除いてゴム
がコーティングされる。
【0053】また、上記各実施形態においてケース62
から排出された電気部品60は、ベルト76を含む部品
搬送装置64によって部品供給部へ搬送されるようにな
っていたが、部品搬送装置はベルトを含む装置に限ら
ず、その他に、例えば、空気流により電気部品を一列に
並べて部品供給部へ送るものとしてもよい。また、部品
搬送装置を設けることは不可欠ではなく、例えば、傾斜
により、電気部品を部品供給部に位置させるようにして
もよい。
【0054】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるバルクフィーダを備
え、本発明の実施形態である電気部品供給システムを概
略的に示す正面図である。
【図2】上記バルクフィーダを示す正面図である。
【図3】上記バルクフィーダのケースを示す正面図(一
部断面)である。
【図4】上記ケースを示す側面図(一部断面)である。
【図5】上記ケース内に設けられた固定仕切り板,可動
仕切り板および連結板を引上げ装置と共に示す斜視図で
ある。
【図6】上記ケース内に設けられた固定仕切り板,可動
仕切り板および連結板を示す斜視図である。
【図7】上記ケースに設けられたシャッタの案内溝を示
す正面図である。
【図8】上記ケースへの部品補給タンクの取付けを説明
する図である。
【図9】本発明の別の実施形態であるバルクフィーダの
ケースを示す正面図(一部断面)である。
【図10】図8に示すバルクフィーダのケースを示す側
面図(一部断面)である。
【図11】本発明の別の実施形態であるバルクフィーダ
のケースを示す正面図(一部断面)である。
【図12】本発明の更に別の実施形態であるバルクフィ
ーダのケースを示す正面図(一部断面)である。
【符号の説明】
10:電気部品供給システム 12:バルクフィーダ
44:X軸テーブル 52:テーブル駆動装置
60:リードレス電気部品 62:ケース 130:底部 134:排出促進筒 140:パイ
プ 142:空間 144:排出穴 170:固定仕切り板 172:
空間 174:底面 190:連結板 192,
194:切込み 200:切欠 202:可動仕切
り板 204:嵌合溝 206:側縁部 20
8:電気部品層 214:引上げ装置 218:操作ロッド 23
4:シャッタ 250:部品補給タンク 270:
制御装置 300:バルクフィーダ 302:可動
仕切り板 304:羽根 320:バルクフィーダ
322:引上げ装置 340:バルクフィーダ
342:引上げ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 護 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機械 製造株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA03 AA11 CC03 CC07 CC08 CD02 CD06 DD10 DD11 DD42 EE24 FF24 FF29

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内にバルク状で収容されたチップ
    を、チップ供給部から1個ずつ供給するバルクフィーダ
    であって、 前記ケースの内部の空間を複数に仕切る状態で仕切り板
    が設けられ、その仕切り板に、上下方向に延びて形成さ
    れて両側の空間を連通させる切欠が設けられ、その切欠
    を横断する状態でかつ上下方向に移動可能に可動仕切り
    部材が設けられ、その可動仕切り部材が、可動仕切り部
    材制御手段により、可動仕切り部材の下部が、ケース内
    に収容されたチップ層の上層部に沈み、上部がチップ層
    から上方に突出する位置に制御されることを特徴とする
    バルクフィーダ。
  2. 【請求項2】 前記切欠が、前記仕切り板の下端縁から
    上方に向かって切り込まれた切欠であることを特徴とす
    る請求項1に記載のバルクフィーダ。
  3. 【請求項3】 前記可動仕切り部材の両側端面に、上下
    方向に延びる嵌合溝が形成され、それら嵌合溝と前記切
    欠の両側縁部とが嵌合されることにより、可動仕切り部
    材が切欠の両側縁部に沿って摺動可能とされたことを特
    徴とする請求項1または2に記載のバルクフィーダ。
  4. 【請求項4】 前記可動仕切り部材制御手段が、可動仕
    切り部材の比重が、前記チップ層の比重より小さくされ
    ることにより、可動仕切り部材が、下部がチップ層内に
    沈んだ状態でチップ層に浮くようにされたことを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれか1つに記載のバルクフ
    ィーダ。
  5. 【請求項5】 前記可動仕切り部材に、その可動仕切り
    部材の側面から側方へ突出し、比重がチップ層の比重よ
    り小さい羽根が設けられ、その羽根が前記可動仕切り部
    材制御手段を構成している請求項1ないし3のいずれか
    1つに記載のバルクフィーダ。
  6. 【請求項6】 前記ケースが、幅が狭く、長さが長い偏
    平な形状を有し、前記仕切り板が複数枚、ケース内に、
    ケースの長手方向に平行にかつ互いに平行に配設される
    とともに、前記複数の仕切り板の間に連結板が掛け渡さ
    れることにより、複数の仕切り板が互いに連結されてお
    り、各仕切り板には上端縁から下方に向かう切込みが、
    連結板には下端縁から上方に向かう切込みがそれぞれ形
    成され、仕切り板と連結板とがそれぞれ相手部材の切込
    みに嵌合されることによって、互いに組み合わされたこ
    とを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載
    のバルクフィーダ。
  7. 【請求項7】 前記仕切り板が、前記ケースの底面によ
    り支持された状態でケース内に配設されたことを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれか1つに記載のバルクフ
    ィーダ。
  8. 【請求項8】 前記可動仕切り部材を、チップ層の表面
    の位置とは無関係に、上限位置へ引き上げ得る引上げ装
    置を含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか
    1つに記載のバルクフィーダ。
  9. 【請求項9】 前記ケースの底部に、前記チップの排出
    穴が設けられており、その排出穴近傍に、上下動してチ
    ップの排出を促す排出促進部材が設けられ、前記切欠
    が、排出促進部材の上方に設けられて、排出促進部材の
    上昇に伴うチップの上昇を許容する切欠を兼ねているこ
    とを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載
    のバルクフィーダ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか1つに記
    載のバルクフィーダが複数個、それらバルクフィーダの
    前記チップ供給部が一線に沿って並ぶ状態でテーブル上
    に配列され、そのテーブルがテーブル駆動装置により前
    記一線に平行な方向に移動させられることによって、各
    バルクフィーダのチップ供給部が予め定められたチップ
    供給位置に順次位置決めされることを特徴とするチップ
    供給システム。
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