JP2000242788A - 虹彩認識システム - Google Patents
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 病院内における管理システムをより高効率化
・高精度化した虹彩認識システムを得る。 【解決手段】 外来患者認識部Ａと、出門患者認識部Ｂ
と、登録処理部Ｃと、カルテ自動送出部Ｄと、薬引き渡
し部Ｅと、精算端末部Ｆとシステム管理Ｇとが、病院内
データ回線２と接続されて構成される。例えば、外来患
者認識部Ａは、外来患者の虹彩画像を撮像する外来患者
検知部３、虹彩画像を虹彩データへ処理する画像処理部
４、虹彩データ等の患者のデータを記憶する画像データ
部５、外来患者の医局指定端末６、外来患者の医局指定
端末６からのデータを保持する外来データ部７、Ｉ／Ｆ
３２を有して構成される。よって、病院へ入退出する患
者を患者自身の虹彩データにより管理することにより管
理の信頼性を高め、さらに、迅速処理を可能とする。
・高精度化した虹彩認識システムを得る。 【解決手段】 外来患者認識部Ａと、出門患者認識部Ｂ
と、登録処理部Ｃと、カルテ自動送出部Ｄと、薬引き渡
し部Ｅと、精算端末部Ｆとシステム管理Ｇとが、病院内
データ回線２と接続されて構成される。例えば、外来患
者認識部Ａは、外来患者の虹彩画像を撮像する外来患者
検知部３、虹彩画像を虹彩データへ処理する画像処理部
４、虹彩データ等の患者のデータを記憶する画像データ
部５、外来患者の医局指定端末６、外来患者の医局指定
端末６からのデータを保持する外来データ部７、Ｉ／Ｆ
３２を有して構成される。よって、病院へ入退出する患
者を患者自身の虹彩データにより管理することにより管
理の信頼性を高め、さらに、迅速処理を可能とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、院内への入退出者
の管理へ適用した虹彩認識システムに関する。
の管理へ適用した虹彩認識システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、虹彩認識システムは、個々の人体
の固有な特徴点から個人を識別が可能である点で、多く
の優れた特性を有している。
の固有な特徴点から個人を識別が可能である点で、多く
の優れた特性を有している。
【０００３】院内への入退出者の管理等を行う病院シス
テムは、その構成の内容が病院の規模により異なる各種
の方式が採用されている。しかし、その中で最も現在普
及しているのが個人に診察カードを発行し、個人のカー
ドの付与番号と病院管理システムとが連動されて、病暦
や訪問暦等、患者の全てのデータを管理あるいは必要に
応じて引き出すことが出来るようにする等で患者の管理
を行う方式である。
テムは、その構成の内容が病院の規模により異なる各種
の方式が採用されている。しかし、その中で最も現在普
及しているのが個人に診察カードを発行し、個人のカー
ドの付与番号と病院管理システムとが連動されて、病暦
や訪問暦等、患者の全てのデータを管理あるいは必要に
応じて引き出すことが出来るようにする等で患者の管理
を行う方式である。
【０００４】このように構成された病院システムでは、
患者の確認と、該患者の診療、薬の支給、料金精算等が
間違いなくスムーズに行われることが必要である。
患者の確認と、該患者の診療、薬の支給、料金精算等が
間違いなくスムーズに行われることが必要である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、病院において患者が手際よくスムーズに
且つ間違いなく診療を受けられ、患者に無駄な時間、待
ち時間を与えないようにすることが解決課題である。
従来技術では、病院において患者が手際よくスムーズに
且つ間違いなく診療を受けられ、患者に無駄な時間、待
ち時間を与えないようにすることが解決課題である。
【０００６】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、病院内における管理システムをより高効率化・
高精度化した虹彩認識システムを提供することを目的と
する。
であり、病院内における管理システムをより高効率化・
高精度化した虹彩認識システムを提供することを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、以下の構成を採る。
解決するため、以下の構成を採る。
【０００８】請求項１記載の発明の虹彩認識システム
は、カメラにて病院へ入退出する人物の虹彩画像を撮像
し、取得した患者の虹彩画像を虹彩データ化する。虹彩
データは病院内の個人データとリンクして保持され、病
院への外来患者や入院患者の入退出の管理に用いる。よ
って、病院へ入退出する患者を患者の虹彩データにより
管理し、より信頼性の高い管理の実行性を得ることがで
きる。
は、カメラにて病院へ入退出する人物の虹彩画像を撮像
し、取得した患者の虹彩画像を虹彩データ化する。虹彩
データは病院内の個人データとリンクして保持され、病
院への外来患者や入院患者の入退出の管理に用いる。よ
って、病院へ入退出する患者を患者の虹彩データにより
管理し、より信頼性の高い管理の実行性を得ることがで
きる。
【０００９】
【発明の実施の形態】請求項１記載の虹彩認識システム
に関する発明は、所定の病院へ入退出する人物の虹彩画
像を撮像する虹彩カメラと、カメラにて取得した患者の
虹彩画像を虹彩データ化する画像処理部と、虹彩データ
を病院内の個人データとリンクして保持する虹彩データ
部と、この虹彩データ部が保持する虹彩データに基づき
病院への外来患者や入院患者の入退出を管理する制御部
とを有する構成を採る。
に関する発明は、所定の病院へ入退出する人物の虹彩画
像を撮像する虹彩カメラと、カメラにて取得した患者の
虹彩画像を虹彩データ化する画像処理部と、虹彩データ
を病院内の個人データとリンクして保持する虹彩データ
部と、この虹彩データ部が保持する虹彩データに基づき
病院への外来患者や入院患者の入退出を管理する制御部
とを有する構成を採る。
【００１０】この構成により、病院へ入退出する患者
を、患者の虹彩データにより管理することができ、より
信頼性の高い管理の実行が可能となる。
を、患者の虹彩データにより管理することができ、より
信頼性の高い管理の実行が可能となる。
【００１１】請求項２記載の発明において、請求項１に
記載の虹彩認識システムは、通院患者が通院を欲する医
科の訪問医局指定入力を行う外来患者検知端末装置をさ
らに有し、外来患者検知端末装置に虹彩カメラが設けら
れた構成とする。
記載の虹彩認識システムは、通院患者が通院を欲する医
科の訪問医局指定入力を行う外来患者検知端末装置をさ
らに有し、外来患者検知端末装置に虹彩カメラが設けら
れた構成とする。
【００１２】この構成により、通院患者が通院を欲する
医科毎の管理が可能となる。
医科毎の管理が可能となる。
【００１３】請求項３記載の発明において、請求項２に
記載の虹彩認識システムは、訪問患者のカルテを自動的
に各医科へ送出を行うカルテ自動送出装置と接続され、
訪問医局指定を患者が行うと、カルテ自動送出装置によ
り訪問患者のカルテが訪問医局に自動的に送出される構
成とする。
記載の虹彩認識システムは、訪問患者のカルテを自動的
に各医科へ送出を行うカルテ自動送出装置と接続され、
訪問医局指定を患者が行うと、カルテ自動送出装置によ
り訪問患者のカルテが訪問医局に自動的に送出される構
成とする。
【００１４】この構成により、通院患者が通院を欲する
医科とカルテ自動送出装置とを連携し、カルテの自動的
な送出が可能となる。
医科とカルテ自動送出装置とを連携し、カルテの自動的
な送出が可能となる。
【００１５】請求項４記載の発明において、請求項１に
記載の虹彩認識システムは、薬局から支給の薬袋に虹彩
データを表示し、患者の虹彩データと照合して薬袋を支
給する構成とする。
記載の虹彩認識システムは、薬局から支給の薬袋に虹彩
データを表示し、患者の虹彩データと照合して薬袋を支
給する構成とする。
【００１６】この構成により、患者へ支給する薬袋を虹
彩データに基づき管理することにより、薬の支給の迅速
化・正確化を図ることができる。
彩データに基づき管理することにより、薬の支給の迅速
化・正確化を図ることができる。
【００１７】請求項５記載の発明において、請求項１に
記載の虹彩認識システムは、患者が診察終了の手続きを
行うと、患者の虹彩データを予め登録されている虹彩デ
ータと照合し、この照合の結果に基づき診療費、薬剤費
を自動で精算可能とした構成とする。
記載の虹彩認識システムは、患者が診察終了の手続きを
行うと、患者の虹彩データを予め登録されている虹彩デ
ータと照合し、この照合の結果に基づき診療費、薬剤費
を自動で精算可能とした構成とする。
【００１８】この構成により、診療費、薬剤費の精算を
より正確に且つ迅速に処理することが可能となる。
より正確に且つ迅速に処理することが可能となる。
【００１９】請求項６記載の発明において、請求項１に
記載の虹彩認識システムの初めて病院を訪問した患者
は、自身の虹彩データを登録し、登録番号とともに初診
申請をすることにより、以降の診察手続きを自動的に可
能とした構成とする。
記載の虹彩認識システムの初めて病院を訪問した患者
は、自身の虹彩データを登録し、登録番号とともに初診
申請をすることにより、以降の診察手続きを自動的に可
能とした構成とする。
【００２０】この構成により、患者が自身の虹彩データ
を登録し、登録番号とともに初診申請をすることによ
り、以降の診察手続きを簡便にすることができる。
を登録し、登録番号とともに初診申請をすることによ
り、以降の診察手続きを簡便にすることができる。
【００２１】請求項７記載の発明において、請求項１に
記載の虹彩認識システムは、病院内の出産後の新生児の
虹彩データを取得し、新生児の管理を行う構成とする。
記載の虹彩認識システムは、病院内の出産後の新生児の
虹彩データを取得し、新生児の管理を行う構成とする。
【００２２】この構成により、新生児についても一般患
者と同様に虹彩による管理を行うことができる。
者と同様に虹彩による管理を行うことができる。
【００２３】請求項８記載の発明において、請求項１に
記載の虹彩認識システムは、病院の診察カードに虹彩デ
ータを記録し、カードとの照合においても管理を行う構
成とする。
記載の虹彩認識システムは、病院の診察カードに虹彩デ
ータを記録し、カードとの照合においても管理を行う構
成とする。
【００２４】この構成により、家族による薬の受取等も
患者の虹彩データ管理システムを用いて管理を行うこと
ができる。
患者の虹彩データ管理システムを用いて管理を行うこと
ができる。
【００２５】請求項９記載の発明において、請求項１に
記載の虹彩認識システムは、病院の出口部のカメラに
て、痴呆症等の特定の患者や未精算者の出門管理を行う
構成とする。
記載の虹彩認識システムは、病院の出口部のカメラに
て、痴呆症等の特定の患者や未精算者の出門管理を行う
構成とする。
【００２６】この構成により、本人の意思に係わらず被
管理者を捕捉することができる。
管理者を捕捉することができる。
【００２７】次に図面を参照して、本発明の一実施の形
態に係る虹彩認識システムを詳細に説明する。図１は、
本発明の一実施形態に係る虹彩認識システム装置の図で
ある。
態に係る虹彩認識システムを詳細に説明する。図１は、
本発明の一実施形態に係る虹彩認識システム装置の図で
ある。
【００２８】図１に示す実施形態の虹彩認識システム
は、外来患者認識部Ａと、出門患者認識部Ｂと、登録処
理部Ｃと、カルテ自動送出部Ｄと、薬引き渡し部Ｅと、
精算端末部Ｆとシステム管理Ｇとが、病院内データ回線
２と接続される。また、この病院内データ回線２は、さ
らに病院管理システム（ＣＰＵ）１と公衆回線３４と接
続されて構成される。
は、外来患者認識部Ａと、出門患者認識部Ｂと、登録処
理部Ｃと、カルテ自動送出部Ｄと、薬引き渡し部Ｅと、
精算端末部Ｆとシステム管理Ｇとが、病院内データ回線
２と接続される。また、この病院内データ回線２は、さ
らに病院管理システム（ＣＰＵ）１と公衆回線３４と接
続されて構成される。
【００２９】外来患者認識部Ａは、外来患者検知部３、
画像処理部４、画像データ部５、外来患者の医局指定端
末６、外来データ部７、Ｉ／Ｆ３２を有して構成され
る。
画像処理部４、画像データ部５、外来患者の医局指定端
末６、外来データ部７、Ｉ／Ｆ３２を有して構成され
る。
【００３０】出門患者認識部Ｂは、出門患者検知部８、
画像処理部９、画像データ部１０、出門者監視部１１、
データ照合部１２、Ｉ／Ｆ３３を有して構成される。
画像処理部９、画像データ部１０、出門者監視部１１、
データ照合部１２、Ｉ／Ｆ３３を有して構成される。
【００３１】登録処理部Ｃは、登録虹彩カメラ１３、画
像処理部１４、虹彩データ部１５、登録端末１６、ＣＰ
Ｕ１７、カード作成機１８、Ｉ／Ｆ２５を有して構成さ
れる。
像処理部１４、虹彩データ部１５、登録端末１６、ＣＰ
Ｕ１７、カード作成機１８、Ｉ／Ｆ２５を有して構成さ
れる。
【００３２】カルテ自動送出部Ｄは、カルテ自動送出装
置２０、各医科端末１９ａ〜１９ｎ、Ｉ／Ｆ２９ａ〜２
９ｎを有して構成される。
置２０、各医科端末１９ａ〜１９ｎ、Ｉ／Ｆ２９ａ〜２
９ｎを有して構成される。
【００３３】薬引き渡し部Ｅは、データ照合部２１、薬
引き渡し所２２、薬局虹彩カメラ２３、画像処理部２
６、画像データ部２７、Ｉ／Ｆ２８を有して構成され
る。
引き渡し所２２、薬局虹彩カメラ２３、画像処理部２
６、画像データ部２７、Ｉ／Ｆ２８を有して構成され
る。
【００３４】精算端末部Ｆは、精算虹彩カメラ３５、画
像処理部３６、画像データ部３７、データ照合部３８、
精算端末３９、Ｉ／Ｆ４０を有して構成される。
像処理部３６、画像データ部３７、データ照合部３８、
精算端末３９、Ｉ／Ｆ４０を有して構成される。
【００３５】システム管理部Ｇは、（病院管理）ＣＰＵ
１とＩ／Ｆ３１とを有して構成される。
１とＩ／Ｆ３１とを有して構成される。
【００３６】上記の各部により構成される病院管理シス
テムは、規模の差はあっても病院を管理するセンターシ
ステムとしての（病院管理）ＣＰＵ１があり、そのＣＰ
Ｕ１が各医局、薬局等と結ぶ病院内データ回線２に接続
され、各データの管理を端末からの情報要求あるいは入
力に対して対応する。
テムは、規模の差はあっても病院を管理するセンターシ
ステムとしての（病院管理）ＣＰＵ１があり、そのＣＰ
Ｕ１が各医局、薬局等と結ぶ病院内データ回線２に接続
され、各データの管理を端末からの情報要求あるいは入
力に対して対応する。
【００３７】病院内データ回線２には、外来患者を管理
するための外来患者検知３内において虹彩カメラを装置
し、外来患者の虹彩を確認し、画像処理部４にて処理し
画像データ部５にてデータとし、外来患者の医局指定端
末６のデータとを外来データ部７として各医科端末１９
ａ〜１９ｎに情報として与えることにより、カルテ自動
送出装置２０から患者カルテを自動送出する。
するための外来患者検知３内において虹彩カメラを装置
し、外来患者の虹彩を確認し、画像処理部４にて処理し
画像データ部５にてデータとし、外来患者の医局指定端
末６のデータとを外来データ部７として各医科端末１９
ａ〜１９ｎに情報として与えることにより、カルテ自動
送出装置２０から患者カルテを自動送出する。
【００３８】初診患者が来て手続きをするために、初診
患者の虹彩をとるための登録虹彩カメラ１３により虹彩
を撮像し、虹彩画像を画像処理部１４にて処理し、虹彩
データ部１５でデータとし、同時に虹彩登録端末１６へ
患者に付随する各種データを入力し、ＣＰＵ１７にて虹
彩データと入力データとを個人データとして病院データ
回線２を介して病院管理システム１に登録する。
患者の虹彩をとるための登録虹彩カメラ１３により虹彩
を撮像し、虹彩画像を画像処理部１４にて処理し、虹彩
データ部１５でデータとし、同時に虹彩登録端末１６へ
患者に付随する各種データを入力し、ＣＰＵ１７にて虹
彩データと入力データとを個人データとして病院データ
回線２を介して病院管理システム１に登録する。
【００３９】患者の診察、あるいは薬の支給のために薬
を受け取りに来た患者の虹彩を、薬局虹彩カメラ２３に
より患者の虹彩画像を撮像し、撮像した虹彩画像を画像
処理部２６にて処理し、虹彩データ部２７でデータ化
し、その虹彩データをデータ照合部２１により確認し、
薬局に表示しているデータと照合して薬引き渡し所２２
にて薬の引き渡しを行う。
を受け取りに来た患者の虹彩を、薬局虹彩カメラ２３に
より患者の虹彩画像を撮像し、撮像した虹彩画像を画像
処理部２６にて処理し、虹彩データ部２７でデータ化
し、その虹彩データをデータ照合部２１により確認し、
薬局に表示しているデータと照合して薬引き渡し所２２
にて薬の引き渡しを行う。
【００４０】診療費や薬剤費の精算を行いに来た患者の
虹彩を精算虹彩カメラ３５により撮像し、撮像した虹彩
画像を画像処理部３６にて処理し、処理した虹彩データ
部３７でデータ化し、その虹彩データをデータ照合部３
８により確認し、精算端末３９にて料金の精算を行う。
そして料金精算が済むと、必要に応じて病院管理システ
ム１側に支払い済の登録処理を行う。
虹彩を精算虹彩カメラ３５により撮像し、撮像した虹彩
画像を画像処理部３６にて処理し、処理した虹彩データ
部３７でデータ化し、その虹彩データをデータ照合部３
８により確認し、精算端末３９にて料金の精算を行う。
そして料金精算が済むと、必要に応じて病院管理システ
ム１側に支払い済の登録処理を行う。
【００４１】病院の出口部には出門患者検知部８内に虹
彩カメラを装置し、出門者の虹彩を確認し、院内回線２
を通じて病院管理システム１にアクセスし、出門者監視
部１１に出門者の情報を伝え、出門者の管理を行う。
彩カメラを装置し、出門者の虹彩を確認し、院内回線２
を通じて病院管理システム１にアクセスし、出門者監視
部１１に出門者の情報を伝え、出門者の管理を行う。
【００４２】既に周知の様に、人間の目の虹彩は指の指
紋のように確率的に同じ紋様を持っている確立は非常に
低く、虹彩画像をデータ化して人物の特定が出来る。
紋のように確率的に同じ紋様を持っている確立は非常に
低く、虹彩画像をデータ化して人物の特定が出来る。
【００４３】よって、人物の目の虹彩データを人物を特
定するデータとして使用することが出来ることを、多く
の患者や訪問者が来る病院に応用することは、患者の特
定をする情報とすれば、誤りのない診療を行うことがで
きる。
定するデータとして使用することが出来ることを、多く
の患者や訪問者が来る病院に応用することは、患者の特
定をする情報とすれば、誤りのない診療を行うことがで
きる。
【００４４】外来患者が風邪を引いて病院に治療に来た
として、既にこの病院に虹彩データを登録済みの患者で
あれば、外来患者検知部３のところに来ると、装置され
た虹彩カメラで患者の虹彩画像を自動的に撮像し、画像
処理部４にて画像を再生して患者の虹彩画像を虹彩デー
タ化する。患者はその場で医局指定端末６にてモニター
のタッチパネル方式端末、ハード式のポタン、液晶式の
タッチパネルあるいはタッチパネルで医局を指定し、患
者は病院内の目的の医局に行く。
として、既にこの病院に虹彩データを登録済みの患者で
あれば、外来患者検知部３のところに来ると、装置され
た虹彩カメラで患者の虹彩画像を自動的に撮像し、画像
処理部４にて画像を再生して患者の虹彩画像を虹彩デー
タ化する。患者はその場で医局指定端末６にてモニター
のタッチパネル方式端末、ハード式のポタン、液晶式の
タッチパネルあるいはタッチパネルで医局を指定し、患
者は病院内の目的の医局に行く。
【００４５】患者からの虹彩データと医科の指定データ
は病院管理システム１に伝送され、全ての患者のデータ
から構成された患者データを医科に送ると同時に、カル
テ自動送出装置にこの患者のカルテを各医科に自動送出
しあるいは検索されたカルテを医科に送ることで、患者
が目的医科へ到達するまでには、指定医科の端末には患
者の情報とカルテが虹彩データを元にして誤りなく用意
されるシステムとすることが出来る。
は病院管理システム１に伝送され、全ての患者のデータ
から構成された患者データを医科に送ると同時に、カル
テ自動送出装置にこの患者のカルテを各医科に自動送出
しあるいは検索されたカルテを医科に送ることで、患者
が目的医科へ到達するまでには、指定医科の端末には患
者の情報とカルテが虹彩データを元にして誤りなく用意
されるシステムとすることが出来る。
【００４６】この患者が診療を終わり、その後、薬局に
行き薬を受け取るために薬局へ行くと、薬局にある薬局
虹彩カメラ２３が患者の虹彩を撮像し、画像データ部２
７にて処理された虹彩データは、医科から指定された患
者の虹彩とデータ照合部２１で照合され、薬袋に付いて
いる虹彩データとも比較されて、薬引き渡し所２２にて
薬袋が患者に引き渡される。
行き薬を受け取るために薬局へ行くと、薬局にある薬局
虹彩カメラ２３が患者の虹彩を撮像し、画像データ部２
７にて処理された虹彩データは、医科から指定された患
者の虹彩とデータ照合部２１で照合され、薬袋に付いて
いる虹彩データとも比較されて、薬引き渡し所２２にて
薬袋が患者に引き渡される。
【００４７】また、この患者が診療及び薬剤の費用を支
払う際には、精算所にある精算虹彩カメラ３５が患者の
虹彩を撮像し、その画像データ部３７はデータ照合部３
８で照合され、精算に必要な費用を精算端末３９のディ
スプレイに表示することで、患者は精算端末３９で早急
にかつ間違いなく費用を精算できる。
払う際には、精算所にある精算虹彩カメラ３５が患者の
虹彩を撮像し、その画像データ部３７はデータ照合部３
８で照合され、精算に必要な費用を精算端末３９のディ
スプレイに表示することで、患者は精算端末３９で早急
にかつ間違いなく費用を精算できる。
【００４８】一方、初めて風邪を引き病院に来たとき
は、初診登録をするために、虹彩カメラ１３にて虹彩画
像を、虹彩データとして登録端末１６にて端末に入力
し、この病院に対する患者としての登録がされる。
は、初診登録をするために、虹彩カメラ１３にて虹彩画
像を、虹彩データとして登録端末１６にて端末に入力
し、この病院に対する患者としての登録がされる。
【００４９】また、患者の診察カードは、システムに接
続されたカード作成機１８において、カードへ虹彩デー
タおよび個人データを書き込むことで実現出来る。
続されたカード作成機１８において、カードへ虹彩デー
タおよび個人データを書き込むことで実現出来る。
【００５０】以上は外部からの患者の虹彩データの使用
の実施例であるが、産婦人科で生まれた赤ん坊も、虹彩
カメラから虹彩データと個人データを入力することによ
り、また経過データをデータ端末から虹彩データを元に
入力することで、院内での赤ん坊の取り違えやその他の
作業を誤りなく実施出来る。
の実施例であるが、産婦人科で生まれた赤ん坊も、虹彩
カメラから虹彩データと個人データを入力することによ
り、また経過データをデータ端末から虹彩データを元に
入力することで、院内での赤ん坊の取り違えやその他の
作業を誤りなく実施出来る。
【００５１】新生児つまり赤ん坊の虹彩データの取得と
個人データの入力は、初診患者の入力と同じシステムで
行える。ただし、生まれたばかりの赤ちゃんを外部に出
すのは危険なので、赤ん坊用に産科の内部に上記と同様
の処理部を専用に装置することが望ましい。
個人データの入力は、初診患者の入力と同じシステムで
行える。ただし、生まれたばかりの赤ちゃんを外部に出
すのは危険なので、赤ん坊用に産科の内部に上記と同様
の処理部を専用に装置することが望ましい。
【００５２】また、例えば老人性痴呆症など病院で管理
している患者の虹彩データも、上記の赤ん坊と同様の方
法で管理者データとして個人データを入力しておき、病
院の出ロの出門患者検知部８の虹彩カメラにて出門者の
虹彩をとり、虹彩データを病院管理システム１の患者デ
ータと照合することにより、患者の徘徊や連れ去りなど
を病院側が管理することができる。
している患者の虹彩データも、上記の赤ん坊と同様の方
法で管理者データとして個人データを入力しておき、病
院の出ロの出門患者検知部８の虹彩カメラにて出門者の
虹彩をとり、虹彩データを病院管理システム１の患者デ
ータと照合することにより、患者の徘徊や連れ去りなど
を病院側が管理することができる。
【００５３】さらに必要に応じて、上記の方法と同様な
方法で、病院管理システム１の患者の精算状況データと
出門者データを照合することにより、未精算者の出門監
視も行うことができる。
方法で、病院管理システム１の患者の精算状況データと
出門者データを照合することにより、未精算者の出門監
視も行うことができる。
【００５４】以上で病院内の薬の引き渡しや費用の精算
においてそれぞれ虹彩カメラを装置し行う方法を示した
が、緊急時等において、患者の虹彩データを記録した診
察カードにより個人の識別を代用した手順でも同様に実
現が可能とする。このＩＤカードを用いた本人識別の代
用は、例えば、薬を取りに来た代理人等への適用に用い
る。また病院管理システム１は、病院データ回線２を経
由して公衆回線３４と接続されているため、例えばパス
ワードなどで使用認証を持ち合うことで、提携している
他の病院などとデータの共有化を行い患者の管理を行う
ことも可能である。
においてそれぞれ虹彩カメラを装置し行う方法を示した
が、緊急時等において、患者の虹彩データを記録した診
察カードにより個人の識別を代用した手順でも同様に実
現が可能とする。このＩＤカードを用いた本人識別の代
用は、例えば、薬を取りに来た代理人等への適用に用い
る。また病院管理システム１は、病院データ回線２を経
由して公衆回線３４と接続されているため、例えばパス
ワードなどで使用認証を持ち合うことで、提携している
他の病院などとデータの共有化を行い患者の管理を行う
ことも可能である。
【００５５】以上のように、病院に来る患者の虹彩デー
タを病院の各種端末データと照合することにより、迅速
且つ聞違いのない診療を可能にする。
タを病院の各種端末データと照合することにより、迅速
且つ聞違いのない診療を可能にする。
【００５６】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明に
よれば、虹彩カメラにより病院へ入退出する人物の虹彩
画像を撮像し、取得した患者の虹彩画像を虹彩データ化
し、虹彩データを病院内の個人データとリンクして保持
し、病院への外来患者や入院患者の入退出を管理する。
よれば、虹彩カメラにより病院へ入退出する人物の虹彩
画像を撮像し、取得した患者の虹彩画像を虹彩データ化
し、虹彩データを病院内の個人データとリンクして保持
し、病院への外来患者や入院患者の入退出を管理する。
【００５７】上記の構成によれば、病院へ入退出する患
者を患者の虹彩データにより管理することができ、より
信頼性の高い管理の実行が可能となる。さらに、虹彩デ
ータを管理に用いることは、個人認定の確実性を高め得
ることを意味し、個人データを病院内のデータと照合し
て間違いのない診療データを担当医に伝え、聞違いなく
薬が支給されるシステムの構築を可能とする。また、入
院患者の管理においても同様の効果を発揮し得る。
者を患者の虹彩データにより管理することができ、より
信頼性の高い管理の実行が可能となる。さらに、虹彩デ
ータを管理に用いることは、個人認定の確実性を高め得
ることを意味し、個人データを病院内のデータと照合し
て間違いのない診療データを担当医に伝え、聞違いなく
薬が支給されるシステムの構築を可能とする。また、入
院患者の管理においても同様の効果を発揮し得る。
【図１】本発明の一実施形態である虹彩認識システムの
システム構成図
システム構成図
１ 病院管理システム（ＣＰＵ） ２ 病院内データ回線 ３ 外来患者検知部 ４、１４、２６、３６ 画像処理部 ５ 画像データ部 ６ 外来患者の医局指定端末 ８ 出門患者検知部 １１ 出門者監視部 １３ 登録虹彩カメラ １５、２７、３７ 虹彩データ部 １６ 登録端末 １８ カード作成機 １９ａ〜１９ｎ 各医局端末 ２０ カルテ自動送出装置 ２１、３８ データ照合部 ２２ 薬引き渡し所 ２３ 薬局虹彩カメラ ３４ 公衆回線 ３５ 精算虹彩カメラ ３９ 精算端末
フロントページの続き (72)発明者 和田 穣二 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 均 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 Ｆターム(参考） 5B043 AA05 AA09 BA04 CA06 FA04 GA01 5B049 AA01 AA04 BB41 BB42 CC01 EE05 EE08
Claims (9)
- 【請求項１】 所定の病院へ入退出する人物の虹彩画像
を撮像する虹彩カメラと、 前記虹彩カメラにて取得した患者の虹彩画像を虹彩デー
タ化する画像処理部と、 前記虹彩データを病院内の個人データとリンクして保持
する虹彩データ部と、 前記虹彩データ部が保持する虹彩データに基づき前記病
院への外来患者や入院患者の入退出を管理する制御部
と、 を有して構成されたことを特徴とする虹彩認識システ
ム。 - 【請求項２】 請求項１に記載の虹彩認識システムは、
通院患者が通院を欲する医科の訪問医局指定入力を行う
外来患者検知端末装置をさらに有し、前記外来患者検知
端末装置に前記虹彩カメラが設けられたことを特徴とす
る虹彩認識システム。 - 【請求項３】 請求項２に記載の虹彩認識システムは、
訪問患者のカルテを自動的に各医科へ送出を行うカルテ
自動送出装置と接続され、訪問医局指定を患者が行う
と、前記カルテ自動送出装置により訪問患者のカルテが
訪問医局に自動的に送出されることを特徴とする虹彩認
識システム。 - 【請求項４】 請求項１に記載の虹彩認識システムは、
薬局から支給の薬袋に虹彩データを表示し、患者の虹彩
データと照合して前記薬袋を支給することを特徴とする
虹彩認識システム。 - 【請求項５】 請求項１に記載の虹彩認識システムは、
患者が診察終了の手続きを行うと、前記患者の虹彩デー
タを予め登録されている虹彩データと照合し、この照合
の結果に基づき診療費、薬剤費を自動で精算可能とした
ことを特徴とする虹彩認識システム。 - 【請求項６】 請求項１に記載の虹彩認識システムの初
めて病院を訪問した患者は、自身の虹彩データを登録
し、登録番号とともに初診申請をすることにより、以降
の診察手続きを自動的に可能としたことを特徴とする虹
彩認識システム。 - 【請求項７】 請求項１に記載の虹彩認識システムは、
病院内の出産後の新生児の虹彩データを取得し、前記新
生児の管理を行うことを特徴とする虹彩認識システム。 - 【請求項８】 請求項１に記載の虹彩認識システムは、
病院の診察カードに虹彩データを記録し、カードとの照
合においても管理を行うことを特徴とする虹彩認識シス
テム。 - 【請求項９】 請求項１に記載の虹彩認識システムは、
病院の出口部のカメラにて、痴呆症等の特定の患者や未
精算者の出門管理を行う虹彩認識システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4326499A JP2000242788A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 虹彩認識システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4326499A JP2000242788A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 虹彩認識システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000242788A true JP2000242788A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12658995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4326499A Pending JP2000242788A (ja) | 1999-02-22 | 1999-02-22 | 虹彩認識システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000242788A (ja) |
Cited By (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002085814A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-03-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | 個人情報管理システム及び装着型データ保持具及び端末装置 |
| JP2002109070A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-12 | Omron Corp | 医療用品、医療情報処理方法、薬剤投与確認装置および薬剤投与確認方法、並びに、印刷装置および印刷方法 |
| JP2008108104A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Fujitsu Ltd | 認証装置、認証システム、および認証プログラム |
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| US8050463B2 (en) | 2005-01-26 | 2011-11-01 | Honeywell International Inc. | Iris recognition system having image quality metrics |
| US8063889B2 (en) | 2007-04-25 | 2011-11-22 | Honeywell International Inc. | Biometric data collection system |
| US8064647B2 (en) | 2006-03-03 | 2011-11-22 | Honeywell International Inc. | System for iris detection tracking and recognition at a distance |
| US8085993B2 (en) | 2006-03-03 | 2011-12-27 | Honeywell International Inc. | Modular biometrics collection system architecture |
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| US8090246B2 (en) | 2008-08-08 | 2012-01-03 | Honeywell International Inc. | Image acquisition system |
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| US8285005B2 (en) | 2005-01-26 | 2012-10-09 | Honeywell International Inc. | Distance iris recognition |
| US8436907B2 (en) | 2008-05-09 | 2013-05-07 | Honeywell International Inc. | Heterogeneous video capturing system |
| US8442276B2 (en) | 2006-03-03 | 2013-05-14 | Honeywell International Inc. | Invariant radial iris segmentation |
| US8472681B2 (en) | 2009-06-15 | 2013-06-25 | Honeywell International Inc. | Iris and ocular recognition system using trace transforms |
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| US8742887B2 (en) | 2010-09-03 | 2014-06-03 | Honeywell International Inc. | Biometric visitor check system |
| CN107845417A (zh) * | 2017-10-24 | 2018-03-27 | 佛山北瓜科技有限公司 | 一种多功能用的心内科检测设备 |
-
1999
- 1999-02-22 JP JP4326499A patent/JP2000242788A/ja active Pending
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