JP2000242012A - 電子写真感光体とそれを用いた画像形成装置、画像形成方法及びプロセスカートリッジ - Google Patents

電子写真感光体とそれを用いた画像形成装置、画像形成方法及びプロセスカートリッジ

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JP2000242012A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期の使用においても感光層膜厚の変動が小
さく、その結果長期にわたって特性の安定な感光体を提
供する。 【解決手段】 導電性支持体上に感光層、表面保護層を
順次積層してなる感光体において、前記表面保護層が電
荷輸送性能を有する構造単位を含み、且つ架橋構造を有
するシロキサン樹脂を含有する層からなり、前記感光層
がペリレン化合物を含有することを特徴とする電子写真
感光体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体と
それを用いた画像形成装置、画像形成方法及びプロセス
カートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル信号処理されたデータを
書き込むため有機感光体上にドット光露光して静電潜像
を形成し、反転現像方式により画像形成を行う電子写真
画像形成方法が盛んに行われるようになった。このよう
な方式に用いられる感光体には長期の使用にわたって安
定でかつ高い解像度を要する書き込みにも対応できるこ
とが要求される。
【0003】通常、有機感光体は無機感光体に比べて材
料選択の幅が広いために種々の露光光源への対応が容易
で、かつ電位安定性に優れる点から特に高画質を要求さ
れるプロセスには必須の技術とされてきた。
【0004】一方で有機感光体は強度的に弱く、感光層
の減耗や傷による欠陥が発生し易く、耐久性の面では改
良が求められてきた。この問題を解決するためには半導
体レーザーやLEDに対応可能な長波長域に良好な感度
を有し、かつ耐久性に優れた有機感光体が求められてい
る。
【0005】長波長域に良好な感度を有するペリレンは
電位安定性に優れ感光体の長寿命化に好適な材料として
知られている。しかし、ペリレンを用いた感光体の課題
としては感光層膜厚に対するキャリア発生効率の電界強
度依存性が大きく、その結果長期の使用での膜摩耗に由
来する感度変動が大きいことである。
【0006】特に減耗が大きい場合には帯電特性や光減
衰特性に大きな影響が生じ、帯電電位が低くなった場合
にはカブリが発生し、光減衰が不十分な場合には濃度低
下などの問題が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題を解決することにある。即ち、長期の使用において
も感光層膜厚の変動が小さく、その結果長期にわたって
特性の安定な感光体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記構
成の何れかを採ることによって達成される。
【0009】〔1〕 導電性支持体上に感光層、表面保
護層を順次積層してなる感光体において、前記表面保護
層が電荷輸送性能を有する構造単位を含み、且つ架橋構
造を有するシロキサン樹脂を含有する層からなり、前記
感光層がペリレン化合物を含有することを特徴とする電
子写真感光体。
【0010】〔2〕 前記ペリレン化合物が下記一般式
(1)〜(3)で表される3,4,9,10−テトラカ
ルボン酸イミド誘導体及びこれらの混合体であることを
特徴とする〔1〕記載の電子写真感光体。
【0011】
【化2】
【0012】(式中、R1〜R2は水素原子、各々置換若
しくは未置換のアルキル基、シクロアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、アルキルアミノ基、ジアルキルア
ミノ基、ベンジル基、フェネチル基、複素環基を表す。
また多量体を形成する場合にはR1〜R2は1,4フェニ
レン基でも良い。Zは置換若しくは未置換の複素環を形
成するのに必要な原子群を表す。) 〔3〕 前記表面保護層が水酸基或いは加水分解性基を
有する有機ケイ素化合物と、水酸基と電荷輸送性能を有
する構造単位を含む化合物とを反応させて得られる架橋
構造を有するシロキサン樹脂層であることを特徴とする
〔1〕又は〔2〕記載の電子写真感光体。
【0013】〔4〕 前記表面保護層が酸化防止剤を含
有することを特徴とする〔1〕、〔2〕又は〔3〕記載
の電子写真感光体。
【0014】〔5〕 前記表面保護層が酸化防止剤とし
てヒンダードフェノール化合物又はヒンダードアミン化
合物を含有することを特徴とする〔4〕記載の電子写真
感光体。
【0015】〔6〕 〔1〕〜〔5〕の何れか1項記載
の電子写真感光体を用い、帯電、像露光、現像、転写・
分離、クリーニングの工程を有し、前記感光体の一周目
から画像形成を行うことを特徴とする画像形成方法。
【0016】〔7〕 〔1〕〜〔5〕の何れか1項記載
の電子写真感光体を用い、帯電、像露光、現像、転写・
分離、クリーニングの工程を経て画像形成することを特
徴とする画像形成装置。
【0017】〔8〕 電子写真感光体を用い、帯電、像
露光、現像、転写・分離、クリーニングの工程を経る画
像形成に使用するプロセスカートリッジにおいて、
〔1〕〜〔5〕の何れか1項記載の電子写真感光体と帯
電器、像露光器、現像器、転写又は分離器、クリーニン
グ器の少なくとも何れか1つとを組み合わせて造られて
いることを特徴とするプロセスカートリッジ。
【0018】本発明に用いられるペリレン化合物の例と
してはペリレン、1−ニトロペリレン、1,12−o−
フェニレンペリレン、1,3,7,9−テトラアセトキ
シペリレンなどが挙げられるが、その中でも3,4,
9,10−テトラカルボン酸イミド誘導体が好ましく、
一般式(1)〜(3)の構造式で表されるものが特に好
適に用いられる。
【0019】構造としては対称または非対称のいずれで
も良い。一般式(3)に見られるようにシス型とトラン
ス型のものも含まれる。これらの異性体は合成またはそ
の後の分離操作により単独で用いられる場合もあるし、
合成時に混合体として生成したものをそのまま用いても
良い。
【0020】これらペリレン化合物の中でも特に一般式
(3)で表されるペリレン化合物が最も好適に用いら
れ、中でも下記構造式で表されるペリレン化合物が最も
好ましい。
【0021】
【化3】
【0022】(式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、炭
素数1〜10のアルキル基、アリール基、アルコキシ
基、複素環基を表す。) 上記ペリレン化合物はいくつかの結晶多形が存在する
が、特にどの結晶型のものも好適に用いられる。例えば
X線回折スペクトルのブラッグ角2θ(±0.2°)の
6.3°、12.4°、25.3°、27.1°にピー
クを有し、最大ピークが12.4°である結晶型のもの
やほとんど明瞭なピークを示さないアモルファスのもの
も含まれる。また、キャリア発生層に用いる場合には特
定の結晶型を示すペリレンを分散して用いてもよいし、
蒸着等の操作により膜を形成してもかまわない。また、
蒸着膜を溶媒処理等で結晶変換させることもできる。
【0023】次に、本発明に好ましく用いることの出来
るペリレン化合物の具体例を下記に示す。
【0024】一般式(1)の化合物
【0025】
【化4】
【0026】但し、R1、R2は同一でも異なっていても
良く、下記のものがある。
【0027】
【化5】
【0028】
【化6】
【0029】
【化7】
【0030】一般式(2)の化合物
【0031】
【化8】
【0032】但し、R1は一般式(1)と同一であり、
Zは下記のものである。
【0033】
【化9】
【0034】2量体の場合には、Zは下記のものとな
る。
【0035】
【化10】
【0036】一般式(3)の化合物
【0037】
【化11】
【0038】
【化12】
【0039】
【化13】
【0040】
【化14】
【0041】
【化15】
【0042】本発明の感光層に含有される電荷発生物質
(CGM)としてのペリレン化合物は単独で又は適当な
バインダー樹脂と共に層形成が行われる。
【0043】次に本発明における表面保護層は、電荷輸
送性能を有する構造単位を含み、且つ架橋構造を有する
シロキサン樹脂を含有する層である。電荷輸送性能を有
するとは、通常よく用いられる電荷輸送物質の構造単位
を有するという意味であり、あるいは後述するTime
−Of−Flight法などで電荷輸送性能を検知でき
るという意味である。
【0044】架橋構造を有するシロキサン樹脂として
は、予め構造単位内にシロキサン結合を有するモノマ
ー、オリゴマー、ポリマーに触媒や架橋剤を加えて新た
な化学結合を形成させ三次元網目構造を形成した、或い
はシロキサン結合でモノマー、オリゴマー、ポリマーか
ら三次元網目構造を形成したものである。ここで用いら
れる構造単位とは、例えば一般的にはアルコキシシラン
の縮合反応やシラノールの縮合反応により三次元網目構
造を形成することができるものであり、又、三次元網目
構造にはコロイダルシリカのような粒子を含ませても良
い。
【0045】本発明において、水酸基或いは加水分解性
基を有する有機ケイ素化合物における加水分解性基と
は、メトキシ基、エトキシ基、メチルエチルケトオキシ
ム基、ジエチルアミノ基、アセトキシ基、プロペノキシ
基、プロポキシ基、ブトキシ基、メトキシエトキシ基等
が挙げられる。中でも好ましくは−ORで表される加水
分解性基が良く、Rがアルコキシ基を形成する原子団で
あり、炭素数が1〜6であることが好ましい。例えば、
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基、メトキシエチル基等が挙げられる。
【0046】本発明におけるシロキサン結合を含有する
硬化性樹脂の原料として用いられる有機ケイ素化合物
は、一般にはケイ素原子に結合している加水分解性基の
数nが1のとき、有機ケイ素化合物の高分子化反応は抑
制される。nが2、3又は4のときは高分子化反応が起
こりやすく、特に3或いは4では高度に架橋反応を進め
ることが可能である。従って、これらをコントロールす
ることにより得られる塗布層液の保存性や塗布層の硬度
等を制御することが出来る。
【0047】一方、水酸基と電荷輸送性能と有する構造
単位を含む化合物とは、通常用いられる構造の電荷輸送
物質の構造単位と水酸基を有している化合物である。
【0048】電荷輸送性能を有する構造単位とは、単独
で電子或いは正孔のドリフト移動度を有する性質を示す
のものであり、又、本発明の電荷輸送性化合物の別の定
義としては通常のTime−Of−Flight法など
の電荷輸送性能を検知できる公知の方法により電荷輸送
に起因する検出電流が得られる化合物として表現するこ
ともできる。
【0049】例えば正孔輸送型としてはオキサゾール、
オキサジアゾール、チアゾール、トリアゾール、イミダ
ゾール、イミダゾロン、イミダゾリン、ビスイミダゾリ
ジン、スチリル、ヒドラゾン、ベンジジン、ピラゾリ
ン、スチルベン、アミン、オキサゾロン、ベンゾチアゾ
ール、ベンズイミダゾール、キナゾリン、ベンゾフラ
ン、アクリジン、フェナジン、アミノスチルベン、ポリ
−N−ビニルカルバゾール、ポリ−1−ビニルピレン、
ポリ−9−ビニルアントラセンなどの構造単位を有する
化合物及びこれらの誘導体が挙げられる。
【0050】又、電子輸送型としては無水コハク酸、無
水マレイン酸、無水フタル酸、無水ピロメリット酸、無
水メリット酸、テトラシアノエチレン、テトラシアノキ
ノジメタン、ニトロベンゼン、ジニトロベンゼン、トリ
ニトロベンゼン、テトラニトロベンゼン、ニトロベンゾ
ニトリル、ピクリルクロライド、キノンクロルイミド、
クロラニル、ブロマニル、ベンゾキノン、ナフトキノ
ン、ジフェノキノン、トロポキノン、アントラキノン、
1−クロロアントラキノン、ジニトロアントラキノン、
4−ニトロベンゾフェノン、4,4′−ジニトロベンゾ
フェノン、4−ニトロベンザルマロンジニトリル、α−
シアノ−β−(p−シアノフェニル)−2−(p−クロ
ロフェニル)エチレン、2,7−ジニトロフルオレン、
2,4,7−トリニトロフルオレノン、2,4,5,7
−テトラニトロフルオレノン、9−フルオレニリデンジ
シアノメチレンマロノニトリル、ポリニトロ−9−フル
オロニリデンジシアノメチレンマロノジニトリル、ピク
リン酸、o−ニトロ安息香酸、p−ニトロ安息香酸、
3,5−ジニトロ安息香酸、ペンタフルオロ安息香酸、
5−ニトロサリチル酸、3,5−ジニトロサリチル酸、
フタル酸、メリット酸などの構造単位を有する化合物及
びこれらの誘導体が挙げられるが、これらの構造に限定
されるものではない。
【0051】即ち、代表的には硬化性有機ケイ素化合物
と結合して、樹脂層を形成することが出来る下記一般式
で示される電荷輸送性化合物である。
【0052】X−(R−OH)m m≧1 ここにおいて、 X:電荷輸送性能を有する構造単位、 R:単結合子、各々置換又は非置換のアルキレン、アリ
ーレン基、 m:好ましくは1〜5である。
【0053】その中でも代表的なものを挙げれば下記の
ごときものがある。例えばトリアリールアミン系化合物
とは、トリフェニルアミン等のトリアリールアミン構造
を含み、該基を構成する炭素原子を介して炭素原子と結
合する水酸基を有する化合物である。
【0054】1.トリアリールアミン系化合物
【0055】
【化16】
【0056】2.ヒドラジン系化合物
【0057】
【化17】
【0058】3.スチルベン系化合物
【0059】
【化18】
【0060】4.ベンジジン系化合物
【0061】
【化19】
【0062】5.ブタジエン系化合物
【0063】
【化20】
【0064】6.その他の化合物
【0065】
【化21】
【0066】又、表面保護層には、酸化防止剤とりわけ
ヒンダードフェノール系化合物又はヒンダードアミン系
化合物の酸化防止剤を含有することが望ましい。これに
より本発明の効果がさらに増大することが期待できる。
【0067】次に本発明に好ましく使用できる具体的化
合物例を挙げる。
【0068】
【化22】
【0069】
【化23】
【0070】
【化24】
【0071】
【化25】
【0072】
【化26】
【0073】
【化27】
【0074】
【化28】
【0075】
【化29】
【0076】
【化30】
【0077】
【化31】
【0078】
【化32】
【0079】
【化33】
【0080】
【化34】
【0081】
【化35】
【0082】
【化36】
【0083】
【化37】
【0084】
【化38】
【0085】
【化39】
【0086】本発明の電子写真感光体の層構成は、特に
限定はないが、電荷発生層、電荷輸送層、或いは電荷発
生・電荷輸送層等の感光層とその上に本発明の樹脂層を
塗設した構成をとるのが好ましい。
【0087】前記感光層に含有される電荷輸送物質(C
TM)としては、例えばオキサゾール誘導体、オキサジ
アゾール誘導体、チアゾール誘導体、チアジアゾール誘
導体、トリアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、イミ
ダゾロン誘導体、イミダゾリン誘導体、ビスイミダゾリ
ジン誘導体、スチリル化合物、ヒドラゾン化合物、ベン
ジジン化合物、ピラゾリン誘導体、スチルベン化合物、
アミン誘導体、オキサゾロン誘導体、ベンゾチアゾール
誘導体、ベンズイミダゾール誘導体、キナゾリン誘導
体、ベンゾフラン誘導体、アクリジン誘導体、フェナジ
ン誘導体、アミノスチルベン誘導体、ポリ−N−ビニル
カルバゾール、ポリ−1−ビニルピレン、ポリ−9−ビ
ニルアントラセン等が挙げられこれらの電荷輸送物質
(CTM)は通常バインダーと共に層形成が行われる。
【0088】単層構成の感光層、及び積層構成の場合の
電荷発生層(CGL)、電荷輸送層(CTL)に含有さ
れるバインダー樹脂としては、ポリカーボネート樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、メタクリル樹
脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニ
リデン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルア
セテート樹脂、スチレン−ブタジエン樹脂、塩化ビニリ
デン−アクリロニトリル共重合体樹脂、塩化ビニル−無
水マレイン酸共重合体樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹
脂、エポキシ樹脂、シリコン−アルキッド樹脂、フェノ
ール樹脂、ポリシラン樹脂、ポリビニルカルバゾール等
が挙げられる。
【0089】本発明に於いて電荷発生層中の電荷発生物
質とバインダー樹脂との割合は重量比で1:5〜5:1
が好ましい。また電荷発生層の膜厚は5μm以下が好ま
しく、特には0.05〜2μmが好ましい。
【0090】又、電荷輸送層は前記の電荷輸送物質とバ
インダー樹脂を適当な溶剤に溶解し、その溶液を塗布乾
燥することによって形成される。電荷輸送物質とバイン
ダー樹脂との混合割合は重量比で3:1〜1:3が好ま
しい。
【0091】電荷輸送層の膜厚は5〜50μm、特には
10〜40μmが好ましい。また、電荷輸送層が複数設
けられている場合は、電荷輸送層の上層の膜厚は10μ
m以下が好ましく、かつ、電荷輸送層の上層の下に設け
られた電荷輸送層の全膜厚より小さいことが好ましい。
【0092】本発明に用いられる溶媒又は分散媒として
は、n−ブチルアミン、ジエチルアミン、エチレンジア
ミン、イソプロパノールアミン、トリエタノールアミ
ン、トリエチレンジアミン、N,N−ジメチルホルムア
ミド、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソプロ
ピルケトン、シクロヘキサノン、ベンゼン、トルエン、
キシレン、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジ
クロロエタン、1,2−ジクロロプロパン、1,1,2
−トリクロロエタン、1,1,1−トリクロロエタン、
トリクロロエチレン、テトラクロロエタン、テトラヒド
ロフラン、ジオキソラン、ジオキサン、メタノール、エ
タノール、ブタノール、イソプロパノール、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、ジメチルスルホキシド、メチルセロソ
ルブ等が挙げられる。本発明はこれらに限定されるもの
ではないが、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタ
ン、メチルエチルケトン等が好ましく用いられる。ま
た、これらの溶媒は単独或いは2種以上の混合溶媒とし
て用いることもできる。
【0093】次に本発明の電子写真感光体の導電性支持
体としては、 1)アルミニウム板、ステンレス板などの金属板、 2)紙或いはプラスチックフィルムなどの支持体上に、
アルミニウム、パラジウム、金などの金属薄層をラミネ
ート若しくは蒸着によって設けたもの、 3)紙或いはプラスチックフィルムなどの支持体上に、
導電性ポリマー、酸化インジウム、酸化錫などの導電性
化合物の層を塗布若しくは蒸着によって設けたもの等が
挙げられる。
【0094】次に本発明の電子写真感光体を製造するた
めの塗布加工方法としては、浸漬塗布、スプレー塗布、
円形量規制型塗布等の塗布加工法が用いられるが、上層
側の塗布加工は下層の膜を極力溶解させないため、又、
均一塗布加工を達成するためスプレー塗布又は円形量規
制型(円形スライドホッパ型がその代表例)塗布等の塗
布加工方法を用いるのが好ましい。なお前記スプレー塗
布については例えば特開平3−90250号及び特開平
3−269238号公報に詳細に記載され、前記円形量
規制型塗布については例えば特開昭58−189061
号公報に詳細に記載されている。
【0095】本発明においては導電性支持体と感光層の
間に、バリヤー機能を備えた中間層を設けることもでき
る。
【0096】中間層用の材料としては、カゼイン、ポリ
ビニルアルコール、ニトロセルロース、エチレン−アク
リル酸共重合体、ポリビニルブチラール、フェノール樹
脂ポリアミド類(ナイロン6、ナイロン66、ナイロン
610、共重合ナイロン、アルコキシメチル化ナイロン
等)、ポリウレタン、ゼラチン及び酸化アルミニウムを
用いた中間層、或いは特開平9−68870号公報の如
く金属アルコキシド、有機金属キレート、シランカップ
リング剤による硬化型中間層等が挙げられる。中間層の
膜厚は、0.1〜10μmが好ましく、特には0.1〜
5μmが好ましい。
【0097】又、支持体の形状はドラム状でもシート状
でもベルト状でもよく、適用する電子写真装置に最適し
た形状であればよい。
【0098】本発明の電子写真感光体は、複写機、レー
ザープリンター、LEDプリンター、液晶シャッター式
プリンター等の電子写真装置一般に適用し得るものであ
るが、更には電子写真技術を応用したディスプレイ、記
録、軽印刷、製版、ファクシミリ等の装置にも広く適用
し得るものである。
【0099】図1に本発明の電子写真感光体を搭載する
画像形成装置の断面図を示す。
【0100】図1において10は像担持体である感光体
ドラム(感光体)で、有機感光層をドラム上に塗布し、
その上に本発明の樹脂層を塗設した感光体で、接地され
て時計方向に駆動回転される。12はスコロトロンの帯
電器で、感光体ドラム10周面に対し一様な帯電をコロ
ナ放電によって与えられる。この帯電器12による帯電
に先だって、前画像形成での感光体の履歴をなくすため
に発光ダイオード等を用いた露光部11による露光を行
って感光体周面の除電をしてもよい。
【0101】感光体への一様帯電の後、像露光器13に
より画像信号に基づいた像露光が行われる。この図の像
露光器13は図示しないレーザーダイオードを露光光源
とする。回転するポリゴンミラー131、fθレンズ等
を経て反射ミラー132により光路を曲げられた光によ
り感光体ドラム上の走査がなされ、静電潜像が形成され
る。
【0102】その静電潜像は次いで現像器14で現像さ
れる。感光体ドラム10周縁にはイエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等のトナーとキ
ャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵した現像器14
が設けられていて、先ず1色目の現像がマグネットを内
蔵し現像剤を保持して回転する現像スリーブ141によ
って行われる。現像剤は、例えばフェライトをコアとし
てそのまわりに絶縁性樹脂をコーティングしたキャリア
と、ポリエステルを主材料として色に応じた顔料と荷電
制御剤、シリカ、酸化チタン等を加えたトナーとからな
るもので、現像剤は図示していない層形成手段によって
現像スリーブ141上に100〜600μmの層厚に規
制されて現像域へと搬送され、現像が行われる。この時
通常は感光体ドラム10と現像スリーブ141の間に直
流及び/又は交流バイアス電圧をかけて現像が行われ
る。
【0103】カラー画像形成に於いては、1色目の顕像
化が終った後2色目の画像形成行程にはいり、再びスコ
ロトロン帯電器12による一様帯電が行われ、2色目の
潜像が像露光器13によって形成される。3色目、4色
目についても2色目と同様の画像形成行程が行われ、感
光体ドラム10周面上には4色の顕像が形成される。
【0104】一方モノクロの電子写真装置では現像器1
4は黒トナー1種で構成され、1回の現像で画像を形成
することができる。
【0105】記録紙Pは画像形成後、転写のタイミング
の整った時点で給紙ローラ17の回転作動により転写域
へと給紙される。
【0106】転写域においては転写のタイミングに同期
して感光体ドラム10の周面に転写ローラ(転写器)1
8が圧接され、給紙された記録紙Pを挟着して多色像が
一括して転写される。
【0107】次いで記録紙Pは転写ローラとほぼ同時に
圧接状態とされた分離ブラシ(分離器)19によって除
電がなされ、感光体ドラム10の周面により分離して定
着装置20に搬送され、熱ローラ201と圧着ローラ2
02の加熱、加圧によってトナーを溶着したのち排紙ロ
ーラ21を介して装置外部に排出される。なお前記の転
写ローラ18及び分離ブラシ19は記録紙Pの通過後感
光体ドラム10の周面より退避離間して次なるトナー像
の形成に備える。
【0108】一方記録紙Pを分離した後の感光体ドラム
10は、クリーニング器22のブレード221の圧接に
より残留トナーを除去・清掃し、再び露光部11による
除電と帯電器12による帯電を受けて次なる画像形成の
プロセスに入る。なお感光体上にカラー画像を重ね合わ
せて形成する場合には、前記のブレード221は感光体
面のクリーニング後直ちに移動して感光体ドラム10の
周面より退避する。
【0109】尚、30は感光体、帯電器、転写器・分離
器及びクリーニング器が一体化されている着脱可能なカ
ートリッジである。
【0110】電子写真画像形成装置としては、上述の感
光体と、現像器、クリーニング器等の構成要素をプロセ
スカートリッジとして一体に結合して構成し、このユニ
ットを装置本体に対して着脱自在に構成しても良い。
又、帯電器、像露光器、現像器、転写又は分離器、及び
クリーニング器の少なくとも1つを感光体とともに一体
に支持してプロセスカートリッジを形成し、装置本体に
着脱自在の単一ユニットとし、装置本体のレールなどの
案内手段を用いて着脱自在の構成としても良い。
【0111】像露光は、画像形成装置を複写機やプリン
ターとして使用する場合には、原稿からの反射光や透過
光を感光体に照射すること、或いはセンサーで原稿を読
み取り信号化し、この信号に従ってレーザービームの走
査、LEDアレイの駆動、又は液晶シャッターアレイの
駆動を行い感光体に光を照射することなどにより行われ
る。
【0112】尚、ファクシミリのプリンターとして使用
する場合には、像露光器13は受信データをプリントす
るための露光を行うことになる。
【0113】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。
【0114】下記のごとくして感光体を作製した。
【0115】 実施例1 <中間層> ポリアミド樹脂(X−1874M:ダイセルヒュルス社製) 60g メタノール 1600ml 1−ブタノール 400ml を混合し、溶解して中間層塗布液を調製した。この塗布
液を円筒状アルミニウム基体上に浸漬塗布法で塗布し、
膜厚0.3μmの中間層を形成した。
【0116】 <電荷発生層> ペリレン(A) 60g ブチラール樹脂(BL−S:積水化学社製) 700g 2−ブタノン 2000ml を混合し、サンドミルを用いて30時間分散し、電荷発
生層塗布液を調製した。この塗布液を前記中間層の上に
浸漬塗布法で塗布し、膜厚0.2μmの電荷発生層を形
成した。
【0117】 <電荷輸送層> 電荷輸送物質(D1) 200g ビスフェノールZ型ポリカーボネート 300g (ユーピロンZ300:三菱ガス化学社製) 1,2−ジクロロエタン 2000ml を混合し、溶解して電荷輸送層塗布液を調製した。この
塗布液を前記電荷発生層の上に浸漬塗布法で塗布し、膜
厚20μmの電荷輸送層を形成した。
【0118】
【化40】
【0119】
【化41】
【0120】<表面保護層>この上にメチルシロキサン
単位80モル%、メチル−フェニルシロキサン単位20
モル%からなるポリシロキサン樹脂10重量部にモレキ
ュラーシーブ4Aを添加し、15時間静置し脱水処理し
た。この樹脂をトルエン10重量部に溶解し、これにメ
チルトリメトキシシラン5重量部、ジブチル錫アセテー
ト0.2重量部を加え均一な溶液にした。
【0121】これにジヒドロキシメチルトリフェニルア
ミン(例示化合物T−1)12重量部、ヒンダードアミ
ン化合物(2−1)を加えて混合し、この溶液を乾燥膜
厚1μmの保護層として塗布して、120℃、1時間の
加熱硬化を行い、実施例1の感光体を作製した。
【0122】実施例2 実施例1において表面保護層中のジヒドロキシメチルト
リフェニルアミンを4−[2−(トリエトキシシリル)
エチル]トリフェニルアミンに代えた以外は全く同様に
して感光体を作製した。
【0123】実施例3〜5 実施例1のペリレン顔料の代わりに化合物(B)〜
(D)のペリレン顔料を用いた他は実施例1と同様にし
て感光体を作製した。
【0124】実施例6 実施例1と同様に電荷輸送層まで作製した。その上に市
販の有機ケイ素化合物からなるKP−854(信越化学
工業社製)60重量部、2−プロパノール60重量部を
加えて均一に溶解し、実施例1と同様にジヒドロキシト
リフェニルアミン(例示化合物T−1)6重量部加えて
混合し、この溶液を乾燥膜厚1μmの保護層となるよう
に塗布し、110℃、1時間の乾燥を行い感光体を作製
した。
【0125】実施例7 実施例1と同様に電荷輸送層まで作製した。その上に市
販の有機ケイ素化合物からなるx−40−2269(信
越化学工業社製)60重量部、2−プロパノール60重
量部を加えて均一に溶解し、実施例1と同様にジヒドロ
キシトリフェニルアミン(例示化合物T−1)6重量部
加えて混合し、この溶液を乾燥膜厚1μmの表面保護層
となるように塗布し、110℃、1時間の乾燥を行い、
感光体を作製した。
【0126】実施例8 実施例1において、表面保護層中のヒンダードアミン化
合物(2−1)の代わりにヒンダードフェノール化合物
(1−32)を用いた他は実施例1と同様にして感光体
を作製した。
【0127】実施例9 実施例1において、表面保護層中のヒンダードアミンを
用いなかった他は実施例1と同様にして感光体を作製し
た。
【0128】比較例1 実施例1において電荷発生層の上に膜厚20μmの電荷
輸送層を形成した後、120℃、1時間の乾燥を行った
以外は実施例1と同様にして感光体を作製した。
【0129】比較例2 実施例1において電荷発生物質をX型無金属フタロシア
ニンに代えた他は実施例1と同様にして感光体を作製し
た。
【0130】比較例3 実施例1において電荷発生物質を下記構造式「化42」
で表されるアゾ顔料に代えた他は実施例1と同様にして
感光体を作製した。
【0131】
【化42】
【0132】<評価>評価は上記各感光体をコニカ社製
デジタル複写機Konica7050を改造し、露光光
源を680nmの半導体レーザーを備え付け露光量を適
正化した評価機に搭載し、初期帯電電位を−650Vに
設定し、5万コピーの実写評価を行った。評価は5万コ
ピー後の露光部及び未露光部の電位変動の測定、画像の
目視評価及び感光体の膜厚減耗量を測定した。
【0133】結果を表1に示す。
【0134】
【表1】
【0135】本発明の実施例1〜7はいずれの特性も良
好であるが、本発明外の比較例1、2及び3は少なくと
も何れかの特性に問題があることがわかる。
【0136】実施例10 実施例1の感光体をコニカ社製デジタル複写機Koni
ca7050を改造し、露光光源を680nmの半導体
レーザーを備え付け露光量を適正化した評価機に搭載
し、初期帯電電位を−650Vに設定した。そして5万
コピー後、機器を一旦3日間休止させ、感光体に対して
現像部に表面電位計を設置し、感光体ドラムの一回転目
と二回転目の未露光部電位を測定した。また、一回転目
の白地部のカブリを相対濃度で評価した。測定結果を表
2に示す。
【0137】比較例4 実施例10において実施例1の感光体の代わりに比較例
3の感光体を用いた他は実施例10と同様にして測定を
行った。測定結果を表2に示す。
【0138】
【表2】
【0139】本発明の実施例10はいずれの特性も良好
であるが、本発明外の比較例4は特性に問題があること
がわかる。
【0140】
【発明の効果】本発明により、長期の使用においても感
光層膜厚の変動が小さく、その結果長期にわたって特性
の安定な感光体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる画像形成装置の断面図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム(又は感光体) 11 発光ダイオード等を用いた露光部 12 帯電器 13 像露光器 14 現像器 17 給紙ローラ 18 転写ローラ(転写器) 19 分離ブラシ(分離器) 20 定着装置 21 排紙ローラ 22 クリーニング器 30 感光体、帯電器、転写器・分離器及びクリーニン
グ器が一体化されている着脱可能なプロセスカートリッ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/18 G03G 15/00 556 Fターム(参考) 2H068 AA04 AA05 AA19 AA21 BA12 BA16 BA36 BA58 BB33 BB49 FA27

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に感光層、表面保護層を
    順次積層してなる感光体において、前記表面保護層が電
    荷輸送性能を有する構造単位を含み、且つ架橋構造を有
    するシロキサン樹脂を含有する層からなり、前記感光層
    がペリレン化合物を含有することを特徴とする電子写真
    感光体。
  2. 【請求項2】 前記ペリレン化合物が下記一般式(1)
    〜(3)で表される3,4,9,10−テトラカルボン
    酸イミド誘導体及びこれらの混合体であることを特徴と
    する請求項1記載の電子写真感光体。 【化1】 (式中、R1〜R2は水素原子、各々置換若しくは未置換
    のアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコ
    キシ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ベン
    ジル基、フェネチル基、複素環基を表す。また多量体を
    形成する場合にはR1〜R2は1,4フェニレン基でも良
    い。Zは置換若しくは未置換の複素環を形成するのに必
    要な原子群を表す。)
  3. 【請求項3】 前記表面保護層が水酸基或いは加水分解
    性基を有する有機ケイ素化合物と、水酸基と電荷輸送性
    能を有する構造単位を含む化合物とを反応させて得られ
    る架橋構造を有するシロキサン樹脂層であることを特徴
    とする請求項1又は2記載の電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 前記表面保護層が酸化防止剤を含有する
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の電子写真感
    光体。
  5. 【請求項5】 前記表面保護層が酸化防止剤としてヒン
    ダードフェノール化合物又はヒンダードアミン化合物を
    含有することを特徴とする請求項4記載の電子写真感光
    体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1項記載の電子写
    真感光体を用い、帯電、像露光、現像、転写・分離、ク
    リーニングの工程を有し、前記感光体の一周目から画像
    形成を行うことを特徴とする画像形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5の何れか1項記載の電子写
    真感光体を用い、帯電、像露光、現像、転写・分離、ク
    リーニングの工程を経て画像形成することを特徴とする
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 電子写真感光体を用い、帯電、像露光、
    現像、転写・分離、クリーニングの工程を経る画像形成
    に使用するプロセスカートリッジにおいて、請求項1〜
    5の何れか1項記載の電子写真感光体と帯電器、像露光
    器、現像器、転写又は分離器、クリーニング器の少なく
    とも何れか1つとを組み合わせて造られていることを特
    徴とするプロセスカートリッジ。
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