JP2000241749A - シャーカステン - Google Patents

シャーカステン

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JP2000241749A
JP2000241749A JP11040364A JP4036499A JP2000241749A JP 2000241749 A JP2000241749 A JP 2000241749A JP 11040364 A JP11040364 A JP 11040364A JP 4036499 A JP4036499 A JP 4036499A JP 2000241749 A JP2000241749 A JP 2000241749A
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JP
Japan
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light
color
screen
film
light source
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JP11040364A
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English (en)
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Norio Seki
紀夫 関
Sumisaburo Kimura
純三郎 木村
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DAIKYO KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
DAIKYO KIKAI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 白色照射光だけでは判別しにくい画像情報
を、容易に且つ正確・精確に読影できるものとし、更に
モノクロのコントラスト画面から生じる読影者の目の疲
労を軽減して誤診や見落としを防止するとともに作業効
率の向上を図る。 【解決手段】 被読影フィルム上の被写体の種類・内容
・撮像状況等の条件に応じて、最も読影に適するカラー
可視光線をスクリーンに供給するように、調光装置によ
りカラー光源たるカラー発光管のオン・オフ、色調、輝
度、階調を任意に制御調節する。それにより、読影者は
被読影フィルムの画像中、読影に必要な個所において従
来の白色照射光だけでは判別できなかった画像情報を、
特徴的に浮かび上がらせて容易に且つ正確・精確に読影
できるものとすることができる。また、白色光源からの
照射によるモノクロ画面を長時間見続けたり、そのコン
トラスト効果だけで画像をできるだけ解読しようとする
場合における読影者の目の負担を軽減し、疲労のための
作業効率の低下や誤診、見落としの発生を防止すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシャーカステンに関
し、更に詳しくは、医科・歯科等において診断用・治療
用として撮影されるX線レントゲンフィルム、磁気共鳴
映像(MRI)のネガフィルム、或いは一般写真のネガ
フィルムその他各種の陰画・陽画フィルムを対象とし、
その影像内容を背面から光を照射して読み取る(本明細
書では「読影」という)ために用いられるシャーカステ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種シャーカステンはスタンド
タイプ、壁面埋込みタイプを問わず、筐体内部に光源と
なる白色蛍光管を配設し、前面には光透過性のガラス製
又はアクリル板等の合成樹脂製からなるスクリーンを配
設し、該スクリーン上端縁に設けたクリップ部材にネガ
フィルムを挟み付け固定してスクリーン背面から白色の
バックライト光を照射することにより、ネガフィルム等
の影像を読影するものが用いられている。この際に、輝
度ムラや過剰輝度による誤読防止や目の疲労防止を目的
として、スクリーン面における照射光の光量を均一化す
るためにスクリーン内面を粗面にして光を乱反射させ乳
白色の照射光とするのが一般的であるが、光源としての
蛍光管の色調は白色光のみであり、又その輝度・階調も
一定のレベルに固定されたものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、読影対象た
るネガフィルムの画像には多くの情報が記録されてお
り、特にX線レントゲンフィルムやMRIフィルムに
は、立体物たる人体の内部の複雑な状況がモノクロの濃
淡平面情報として重畳的に圧縮記録されている。しかも
これらの画像情報には診断や治療の目的に応じて種々の
撮影条件が加えられため、同じ臓器・組織でもフィルム
上に一様の画像となって現れるとは限らないものであ
る。このようなフィルムに対して上記のように一定の照
射レベルに固定された蛍光管の白色光源を使用するだけ
で、モノクロ濃淡として重畳的に記録された微妙かつ多
くの情報を、常に正確・精確に読影しかつ診断すること
は至難の業であり、誤診や見落としを阻止するには熟練
した医師による特殊な読影技能・経験・勘に頼らざるを
得ないのが実状である。
【0004】また、蛍光管からの白色光線照射によるモ
ノクロ画面を長時間見続けたり、そのコントラスト効
果、即ち輝度・光量の増加をもって画像をできるだけ解
読しようとすると、注視する読影者の目に対する負担が
大きくなり、この疲労のため読影の集中力が持続できず
作業効率が低下するだけでなく、この疲労が原因で誤診
や見落としが発生することも指摘されていた。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、複雑微妙なフィルムの画像読影においては、被読
影フィルムの種類・撮影条件・撮影対象物等に応じてこ
れを的確かつ特徴的に浮かび上がらせることが必要であ
るが、蛍光管から照射する白色光の光量を単に増加させ
てコントラストだけを強くすることよりも、光の波長変
化すなわち色調を調整してカラー光(フルカラー白色光
を含む)を照射することが、より重要かつ効果的である
ことを知得した。特に、レントゲン写真のように人体内
部の組織・構造が重畳的かつ複雑微細な陰影情報として
記録されたモノクロネガフィルムにあっては、単なる陰
影ではなく、読影用の照射光の波長変化によりその透過
率・屈折率・干渉率が著しく又は微妙に異なる性質を持
つものであるを知得し、これをシャーカステンにおける
バックライト光の照射技術として完成したものである。
すなわち、本発明は、従来読影が困難であった複雑微妙
なフィルム画像の読み取りを容易に且つ正確・精確に読
影できるものとし、更にモノクロのコントラスト画面の
凝視から生じる読影者の目の疲労を軽減して誤診や見落
としを防止するとともに、読影の集中力を持続可能とす
ることにより作業効率を向上し得るシャーカステンを提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1記載の本発明のシャーカステンは、被読影
フィルムに対しフィルム透過用の光線を照射するための
スクリーンと、該スクリーンに対してバックライト光を
供給するための光源とを有するシャーカステンにおい
て、該バックライト光としてカラー可視光線を供給し得
る光源装置と、該光源装置を制御して、該フィルム透過
用光線の色調、輝度、階調のうち少なくとも1を可変に
調節するための調光装置と、を有することを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の本発明のシャーカステン
は、請求項1記載のシャーカステンであって、前記スク
リーンが光透過性の合成樹脂板製又はガラス製からな
り、前記光源装置は該スクリーンの背面又は外周端面に
対面配設された1以上のカラー発光管であることを特徴
とする。
【0008】請求項3記載の本発明のシャーカステン
は、請求項1記載のシャーカステンであって、前記スク
リーンが液晶パネルからなり、前記光源装置は該液晶パ
ネルに配設されたカラー発光素子回路であることを特徴
とする。
【0009】請求項4記載の本発明のシャーカステン
は、請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載のシャー
カステンであって、前記調光装置がスクリーンから照射
される光の色調、輝度、階調を各々単独に又は二つ以上
を組み合わせて調光するための制御回路を有することを
特徴とする。
【0010】請求項5記載の本発明のシャーカステン
は、請求項1乃至請求項4のいずれか1に記載のシャー
カステンであって、前記スクリーンの面を複数の区域に
分割し、該区域ごとに対応配設した前記カラー発光装置
を独立制御可能にしたことを特徴とする。
【0011】請求項6記載の本発明のシャーカステン
は、請求項1乃至請求項5のいずれか1に記載のシャー
カステンであって、前記調光装置が、前記被読影フィル
ムの装着範囲のみに光を照射するためのフィルム位置・
サイズ検知用センサ回路を具備したことを特徴とする。
【0012】請求項7記載の本発明のシャーカステン
は、請求項6記載のシャーカステンであって、前記セン
サ回路が前記被読影フィルム装着用のクリップ部材に配
設された感圧センサ、前記スクリーン面に配設されたタ
ッチ式感圧センサのいずれか一方のセンサ又は両方のセ
ンサを具備したことを特徴とする。
【0013】(作用)請求項1記載のシャーカステンに
よれば、X線レントゲン撮影のネガフィルム等の被読影
フィルムをスクリーン面に設置し、当該フィルム上の被
写体の種類・撮像状況等の条件に応じて、最も読影に適
するカラー可視光線をスクリーンに供給すべく光源装置
が調光装置により制御される。すなわち該光源装置には
光の三原色たる緑色光(以下「G光源」という)、青色
光(以下「B光源」という)、赤色光(以下「R光源」
という)を供給するためのカラー発光管が備えられてお
り、そのオン・オフ、輝度、階調が調光装置により任意
に制御調節可能とされているので、三原色の合成色とし
ての白色光は勿論、全ての色調のカラー可視光線の範囲
で任意にその色調、輝度、階調を調節してカラー可視光
線及び白色可視光線を選択的に照射できる。読影者は被
読影フィルムの画像中、読影に必要な個所をはっきりと
また特徴的に現出するために最適な照射光を容易に得る
ことができ、正確・精確な読影が可能となる。また、白
色光線照射によるモノクロ画面を長時間見続けたり、そ
のコントラストの強さだけで画像を解読しようとする場
合における読影者の目の負担を解放できるとともに、疲
労のための作業効率の低下や誤診、見落としの発生を防
止することができる。
【0014】請求項2記載のシャーカステンによれば、
カラー発光用のネオン管等のカラー発光管をスクリーン
の背面空間に配置した場合、G光源、B光源、R光源の
光は、スクリーンの背後空間で単色カラー光として又は
ミックス調光された混合カラー光(白色光も含む)とし
てスクリーン背面から入光し肉厚内を通過して前面を照
らすことができる。
【0015】また、カラー発光用のカラー発光管をスク
リーンの外周端面に対面配置した場合、G光源、B光
源、R光源の光は、スクリーンの端面から入光した後、
単色光として又はスクリーンの肉厚内でミックスされて
混合カラー光(白色光も含む)となってスクリーンの前
面を照らすことできる。
【0016】請求項3記載のシャーカステンによれば、
発光素子に対する電子的調光制御によりスクリーン全面
を均一な色調・輝度・階調の白色光又はカラー光とする
ことができる。
【0017】請求項4記載のシャーカステンによれば、
光源装置を一定のレベルのまゝ単にオン・オフするので
はなく、調光装置を操作して色調、輝度、階調を各々単
独に又は二つ以上を組み合わせて調光し、被読影フィル
ムの種類・影像状況に応じて読影に最適な照射光を得る
ことができる。
【0018】請求項5記載のシャーカステンによれば、
複数の区域に分割されたスクリーンの各区域に別々の被
読影フィルムを同時に設置して、それぞれの被読影フィ
ルムの種類・影像状況に応じた色分けで使用する等、読
影に最適な照射光を得ることができる。また、複数コピ
ーの同一被読影フィルムを別々の区域に設置して色分
け、即ち異なる波長の照射光を用いて読影することによ
り、同一画像情報を異なった観点から解読・分析するこ
とができるので、更に高い精度の診断等が可能となり、
見落としや誤診の防止効果が向上する。
【0019】請求項6記載のシャーカステンによれば、
スクリーンに設置した被読影フィルムの範囲だけがカラ
ー光又は白色光で照射されるため、読影者の目には該フ
ィルムの周囲から余計な光が入らず、より正確・精確な
読み取り作業ができるとともに目の疲労を防止できる。
また、必要な読影部分だけの照射電力に限定できるので
電力の節約となる。
【0020】請求項7記載のシャーカステンによれば、
スクリーンの周囲におけるクリップ部材に感圧センサを
配設した場合、これに被読影フィルムを装着したとき作
動するように設けた感圧センサにより、四ツ切り・半切
り等の該フィルムのサイズ及び設置位置が検出される。
【0021】また、透明な皮膜にタッチ式感圧センサを
形成してこれをスクリーン前面に配設した場合、被読影
フィルムを該スクリーン表面に設置した後、タッチペン
等により該フィルムの四隅の点若しくは対角点のうち少
なくとも2隅を押圧したとき作動するように設けた該タ
ッチ式感圧センサにより、該フィルムのサイズ及び位置
が検出される。
【0022】上記クリップ部材の感圧センサ及び/又は
タッチ式感圧センサの作動により、その検出された範囲
だけが白色光又はカラー光で照射されるため、読影者の
目には該フィルムの周囲から余計な光が入らず、より正
確・精確な読み取り作業ができるとともに目の疲労を防
止できる。また、必要な読影部分だけの照射電力に限定
できるので電力の節約となる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るシャーカステ
ンを図面に示した第1の実施形態に基づき説明する。図
1、図2および図3に示すように、本実施の形態に係る
シャーカステンは、被読影フィルムをその表面に装着可
能に形成しかつ筐体状本体の前面に固定された光透過性
素材のスクリーンと、該本体内部に収納されて前記スク
リーンに対してカラー光を供給するバックライトとして
配設されたカラー発光管と、該本体の後壁内面又はスク
リーン背面に配設された反射板及び本体内部に内蔵され
た電源回路(図示せず)と、該カラー発光管の出力を制
御するための調光装置とを有して構成されている。
【0024】図1及び図2には、カラー発光管をスクリ
ーン2の背面における本体1内に配置し、かつ反射板6
を本体の後壁内面に配置した実施形態が示されている。
本体1は、ステンレス等の金属板を用いて前面を開口部
とした略直方体の筐体に形成されている。該開口部には
半透明に加工処理された適宜厚のアクリル板製等の光透
過性の合成樹脂板からなるスクリーン2が嵌め込み固定
される。なお、スクリーン2の素材として、合成樹脂板
に変えて曇りガラス等の半透明ガラス板、その他適宜の
光透過性の板状素材を用いることができる。
【0025】3、4、5は、各々本体1の内部に収納さ
れてスクリーン2の背面に対してほぼ等距離で配設固定
された3本のカラー発光管であり、相互に略平行かつ等
間隔を以って配置されている。該カラー発光管3、4、
5は光源装置として各々異なる光の三原色光たるカラー
可視光線の色調を出力するものとするが、その配列順序
は任意としてよい。例えばカラー発光管3はG光源、カ
ラー発光管4はB光源、カラー発光管5はR光源として
用いる。なお、該カラー発光管3、4、5としては市販
のカラーカラー発光管、例えばネオン管を使用すること
ができる。
【0026】6は、本体1の筐体内の後壁に配設固定さ
れた反射板であり、鏡面処理を施した金属板、ガラス製
の鏡等、反射率の高い素材を用いるものとする。
【0027】7は、カラー発光管3、4、5を有する光
源装置を制御するための調光装置であり、本実施形態で
は本体1と分離した制御ボックス71に収納したものが
示されている。
【0028】72は色調制御用つまみ、73は輝度制御
用つまみ、74は階調制御用つまみである。而して、各
つまみ72、73、74はカラー発光管3、4、5を同
時に制御できるものとしている。
【0029】すなわち、色調制御用つまみ72は、これ
を回動操作することにより、制御ボックス71内の調光
回路を介してカラー発光管3、4、5の電源をオン・オ
フしてG光源、B光源、R光源の単色相(緑色、青色又
は赤色)を個別に選択できるほか、カラー発光管3、
4、5のいずれか2以上の光源色をミックスして任意所
望の色調のカラー光可視光線、例えばセピア色、赤紫
色、青緑色、黄緑色、フルカラー白色、青白色、オレン
ジ色、黄色、ベージュ色等を得ることができる。
【0030】輝度制御用つまみ73は、これを回動操作
することにより、カラー発光管3、4、5の電圧を調節
して光量を制御するものである。この操作により、スク
リーン2における発光面の輝度を任意に調節することが
できる。
【0031】階調用つまみ74は、これを回動操作する
ことにより、上記色調制御用つまみ72の操作で選択さ
れた色調の濃淡を制御調節するものである。例えば、濃
いセピア色、薄赤紫色、濃青緑色、薄黄緑色、淡青色
等、或いはそれらの逆の濃淡色を得ることができる。
【0032】なお、上記各つまみ72、73、74によ
る制御にあたり、被読影フィルムの種類に応じて、例え
ばレントゲンネガフィルムの場合、内蔵、骨、血管、
等、それぞれの読影に適した色調、輝度、階調を予め定
型的に設定して制御ボックス71の表面に内蔵用、骨用
等の表示部を設けておき、各制御用つまみ72、73、
74ごとに該表示部に従って適切かつ迅速・簡易に切替
え選択できるようにしてもよい。
【0033】8は本体1の前面上端縁の枠縁101に固
定されたフィルム装着用のクリップ部材であり、金属製
又は合成樹脂製の弾性体により長板状に形成されてお
り、常態においてスクリーン2の表面方向に対する押圧
付勢力を持つように取り付けられている。而して、被読
影フィルムをスクリーン2の表面に当てながらクリップ
部材8の弾性力に抗して枠縁101の内方に押入するこ
とにより、該フィルムはその上端においてクリップ部材
8によりスクリーン2の表面に挟持固定されるように形
成されている。
【0034】75は調光装置7を光源装置および電源回
路に接続するための接続ケーブル、102は電源回路を
外部電源に接続するための電源ケーブルである。
【0035】本実施の形態は、壁埋め込み用に適する形
態として図に示したが、本体1及び制御ボックス71に
脚を取り付け又はこれらを架台に載置し或いは吊り下げ
て用いる等、適宜の支持構造を備えることは本発明に含
まれる変更実施例である。
【0036】更に、本実施の形態では、カラー光源とし
てのカラー発光管3、4、5をスクリーン2の背面に対
面して配置した例を示したが、これらカラー発光管3、
4、5を対面しない位置、例えば筐体内の上方、下方、
左右側方に退避して分散配置若しくは2本以上をまとめ
て配置することも本発明に含まれる変更実施例である。
この対面配置の回避により、各カラー発光管3、4、5
からスクリーン2の背面へ直接照射される光成分が緩和
され、照射スクリーン2の表面における色むらが低減
し、平均的な色調のスクリーン面を得ることができる。
【0037】図3には、第2の実施形態が示されてお
り、各カラー発光管3、4、5をスクリーン2の外周端
縁に対面させ、且つ反射板6をスクリーン2の背面に密
着配置させた状態で本体1内に配置している。なお、こ
の各カラー発光管3、4、5の配置関係以外は上記第1
の実施形態で述べた構成及び素材が適用可能なものとす
る。
【0038】この第2の実施形態によれば、各カラー発
光管3、4、5からのカラー光線は、スクリーン2の端
縁肉厚面21、22、23より入光し、スクリーン2の
肉厚内で乱反射した後、方向を変えて表面から出光す
る。また、スクリーン2の背面方向に向かった一部の光
線は反射板6によって反射せしめられて後、表面から出
光する。
【0039】この場合、各カラー発光管3、4、5から
のカラー光線は入光後、スクリーン2の肉厚内でミック
スされ又は単色光のまゝ、所定の色調となってスクリー
ン2の表面から出光することとなる。
【0040】従って、各カラー発光管3、4、5のカラ
ー光線が直線的に直接スクリーン2を横切ってその表面
から出光することがないので、該表面の色むらが生じる
ことがなく、表面全体を均一の色調とすることができ
る。また、反射板6を直接スクリーン2の背面に取り付
けることができるので、本体1の筐体の奥行きサイズを
小さくできるメリットもある。
【0041】なお、透明なスクリーン2の表面に粗面加
工した半透明フィルム(図示せず)を密着配置して、乱
反射による微細な散乱光とすることにより視覚的に均一
な照射面を得ることとしてもよい。更に、スクリーン2
の製造工程において、合成樹脂素材又はガラス素材の分
子配向、異なる素材の微粒子整列配合等の処理を施すこ
とにより、スクリーンから出る照射光のうち一定方向の
平行光成分を多くするものとして、読影者がスクリーン
の正面からだけでなく、上下、左右から被読影フィルム
を観察するとき、同一陰影部分から生じる異なった色調
光、干渉光、反射光を観察できるように構成して、更に
明瞭に読影できるものとしてもよい。
【0042】次に、本発明に係るシャーカステンの第3
の実施形態につき、図4に基づき説明する。本実施形態
に係るシャーカステンは、スクリーン2を三分割して使
用する場合のものである。なお、この分割構造以外は上
記第1の実施形態および第2の実施形態で述べた構成及
び素材が適用されるものとする。
【0043】本体1の筐体は仕切板90、91により、
光学的に独立した三つの室に分割されている。
【0044】201は第1室の前面に配設されたスクリ
ーン、202は第2室の前面に配設されたスクリーン、
203は第3室の前面に配設された照射用のスクリーン
であり、その素材・構造は上記第1の実施形態に示した
ものを使用することができる。
【0045】301、302、303はG光源用のカラ
ー発光管であり、各々第1室、第2室、第3室において
上記第1の実施形態の配置と同様に配設される。40
1、402、403はB光源用のカラー発光管であり、
各々第1室、第2室、第3室において上記第1の実施形
態の配置と同様に配設される。501、502、503
はR光源用のカラー発光管であり、各々第1室、第2
室、第3室において上記第1の実施形態の配置と同様に
配設されている。
【0046】而して、第1室、第2室、第3室の各室に
設けた上記光源装置に対応配設された制御用の調光装置
7により、各室におけるスクリーン201、202、2
03を、別個独立した色調・輝度・階調で照らし出すこ
とができる。
【0047】これにより、各室ごとに被読影フィルムの
種類や画像状態に応じた色分けとして個別に表示しこれ
を対比観察して使用する等、読影に最適な照射光を得る
ことができる。
【0048】なお、81、82、83は、上記各室ごと
に配設されたフィルム装着用のクリップ部材であり、そ
の構成・作用・効果は第1の実施形態で説明したクリッ
プ部材8と同様のものする。
【0049】更に、この第3の実施形態において、図3
で述べた前記第2の実施形態を適用することは本発明に
含まれる変更実施形態である。また、分割室の数は本実
施形態で示すものには限定されないものとする。
【0050】次に、本発明に係るシャーカステンの第4
の実施形態につき、図5及び図7に基づき説明する。本
実施形態に係るシャーカステンは、上記第1の実施形態
におけるカラー発光管3、4、5に代えて、スクリーン
を一枚のカラー液晶パネル200とする場合のものが示
されている。なお、この実施形態においては、カラー液
晶パネル200及びこれに用いる半導体発光素子回路並
びにその制御回路を有しており、それ以外の構成は上記
第1乃至第3の実施形態で述べた構成及び素材が適用可
能である。
【0051】この光源装置を形成するカラー液晶パネル
200は、液晶パネル部204及びカラー発光素子回路
205を有しており、図1に示すスクリーン2と同様に
本体1に設置固定される。207は接続ケーブルであ
り、カラー液晶パネル200を光源回路38及び調光回
路37に接続している。
【0052】而して、つまみ72、73、74を操作す
ることにより、調光装置7に組み込んだ調光回路37を
介して発光素子回路205を電子的に調光制御するもの
であり、これにより照射用スクリーンたる液晶パネル2
00の全面からは色むらのない均一な色調・輝度・階調
のカラー光又はフルカラー白色光を出力することができ
る。カラー発光素子205としては発光ダイオード等の
半導体カラー発光素子を用いることができる。
【0053】なお、液晶パネル200からの照射光をよ
り高輝度とするため、本体1内に市販のバックライト
(図示せず)を配設して、液晶パネル200の背面から
補助光を付与するものとしてもよい。この場合、バック
ライトの電圧を輝度調節用のつまみ73により制御する
ものとすることができる。
【0054】206は感圧素子回路を有するタッチパネ
ルであり、必要に応じて液晶パネル部204の表面に密
着配設される。208は接続ケーブルであり、該タッチ
パネル206をセンサ回路36に接続している。而し
て、タッチパネル206の面上にタッチしたとき、その
座標を示すポイント信号をセンサ回路36に出力する。
センサ回路36には予め被読影フィルムの標準的縦横サ
イズの種類、例えば四ツ切りサイズ、半切りサイズ、大
陸サイズに関する寸法データが登録されている。
【0055】そして、少なくとも二つのポイント信号が
入力したとき、それが水平方向の座標であるか、垂直方
向の座標であるか、又は斜め方向の座標であるかを判定
し、座標間の距離を算出する。次いで水平・垂直・斜め
の各方向に関する上記登録済み寸法データと照合して、
最も近似したサイズのデータを選択してそのサイズ信号
を調光回路37に出力する。
【0056】調光回路37は、上記サイズ信号を受けて
光源回路38に対し、液晶パネル200における上記ポ
イント信号に対応した座標位置の内側に、該当するサイ
ズの面積領域に対してのみ所定のカラー光を出力し、そ
れ以外の領域における発光を停止するための領域指定信
号を出力する。
【0057】光源回路38は上記領域指定信号を受け
て、液晶パネル200における発光素子205の発光領
域を制御する。これによりスクリーンの面のうち被読影
フィルムを装着した範囲のみがカラー光又はフルカラー
白色光で照射されるため、読影者の目には該フィルムの
周囲から余計な光が入らず、より正確・精確な読み取り
ができるとともに目の疲労を防止できる。また、必要な
読影部分だけの照射電力に限定できるので電力の節約と
なる。
【0058】図6にはタッチパネル206に代え、又は
これと併用して液晶パネル200における発光素子20
5の発光領域を指定するためのクリップ部材84に関す
る実施形態が示されている。なお、この場合にもクリッ
プ部材84における弾性押圧力により被読影フィルムを
挟持する構成・作用・効果は第1の実施形態で説明した
クリップ部材8と同様である。
【0059】86は該クリップ部材84のフィルム押圧
部に沿って水平方向に一定の間隔を以って装着された複
数個の感圧素子であり、帯状の基板87に列設固定され
ている。各感圧素子86、86…は並列に接続されてお
り、各感圧素子86における個別のオン・オフ信号は接
続ケーブル88を介してセンサ回路36に出力される。
【0060】ここで、スクリーンの上端縁すなわち図5
におけるタッチパネル206の上端縁付近においてクリ
ップ部材84の間に被読影フィルムが押入されると、例
えば常態においてオフしている感圧素子86はその押入
範囲にあるものだけがオン状態となり、そのオン信号が
センサ回路36に出力される。
【0061】そして、センサ回路36では、何個目から
何個目までの感圧素子がオンになったかを判定し、その
データを水平座標の位置データ及び間隔データに変換す
る。而して、その後の処理制御過程は上記のタッチパネ
ル206からの信号処理と同様に、調光回路37、光源
回路38を介して液晶パネル200の照射領域を制御す
るものであり、かつ同様の作用効果を得るものである。
【0062】また、他の実施形態として、図1、図3、
図4又は図5におけるスクリーン2又は液晶パネル20
0の表面に、透明薄膜の偏光フィルタ(図示せず)を貼
着又は着脱自在に付設することとしてもよい。これによ
り、読影者は選択したカラー照射光の中でも特定の波長
に限定した光線を被読影フィルムに透過させて観察読影
することができる。これによれば、被読影フィルムの撮
像対象物の種類や撮影条件等に一定性がある場合等に、
最もこれに適する波長の偏光フィルタをあらかじめ用意
しておくことにより、通常では読み取ることが困難な画
像情報を更に迅速かつ正確・精確に読み取ることができ
る。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載のシャーカステンによれ
ば、X線レントゲン撮影のネガフィルム等の被読影フィ
ルムをスクリーン面に設置し、当該フィルム上の被写体
の種類・撮像状況等の条件に応じて、最も読影に適する
カラー可視光線をスクリーンに供給すべく光源装置が調
光装置により制御される。従って、光源装置におけるG
光源、B光源、R光源を供給するカラー発光管のオン・
オフ、輝度、階調を調光装置により任意に制御調節可能
とされているので、それらのミックス色たるフルカラー
白色光は勿論、全ての色調のカラー可視光線の色調、輝
度、階調を任意に調節してカラー可視光線及び白色可視
光線を選択的に照射できる。読影者は被読影フィルムの
画像中、読影に必要な個所を特徴的に表示するために最
適な照射光を容易に得ることができる。また、白色光線
照射によるモノクロ画面を長時間見続けたり、そのコン
トラスト効果だけで画像をできるだけ解読しようとする
場合における読影者の目の負担を解放できるとともに、
疲労のための作業効率の低下や誤診、見落としの発生を
防止することができる。
【0064】請求項2記載のシャーカステンによれば、
カラー発光管をスクリーンの背面空間に配置した場合、
G光源、B光源、R光源の光は、スクリーンの背後空間
で単色カラー光として又はミックス調光された各種カラ
ー光(白色光も含む)としてスクリーン背面から入光し
肉厚内を通過して前面を照らすことができる。
【0065】また、カラー発光管をスクリーンの外周端
面に配置した場合、G光源、B光源、R光源の光は、ス
クリーンの端面から入光した後、単色光として又はスク
リーンの肉厚内でミックスされて混合カラー光(白色光
も含む)となってスクリーンの前面を照らすことでき
る。
【0066】請求項3記載のシャーカステンによれば、
発光素子に対する電子的調光制御によりスクリーン全面
を均一な色調・輝度・階調のカラー光又は白色光とする
ことができる。
【0067】請求項4記載のシャーカステンによれば、
光源装置を一定のレベルのまゝ単にオン・オフするので
はなく、調光装置を操作して色調、輝度、階調を各々単
独に又は二つ以上を組み合わせて出力できるので、被読
影フィルムの種類・影像状況に応じて最適な読影用の照
射光を得ることができる。
【0068】請求項5記載のシャーカステンによれば、
複数の区域に分割されたスクリーンの各区域に別々の被
読影フィルム又は同一画像のコピーフィルムを同時に設
置して、それぞれの被読影フィルムの種類・影像状況に
応じた色分け比較で使用したり、同一画像のフィルムを
異なる観点から解読する等、読影に最適な照射光を得る
ことができる。
【0069】請求項6記載のシャーカステンによれば、
スクリーンに設置した被読影フィルムの範囲だけがカラ
ー光で照射されるため、読影者の目には該フィルムの周
囲から余計な光が入らず、より正確・精確な読み取り作
業ができるとともに目の疲労を防止できる。また、必要
な読影部分だけの照射電力に限定できるので電力の節約
となる。
【0070】請求項7記載のシャーカステンによれば、
スクリーンの周囲におけるクリップ部材に感圧センサを
配設した場合、これに被読影フィルムを装着した際に作
動する感圧センサにより該フィルムのサイズ及び設置位
置が検出される。
【0071】また、透明な皮膜にタッチ式感圧センサを
形成してこれをスクリーン面に配設した場合、被読影フ
ィルムを該スクリーン面に設置した後、タッチペン等に
より該フィルムの四隅点若しくは対角点の少なくとも2
隅点を押圧することにより、該タッチ式感圧センサが作
動せしめられるので該フィルムのサイズ及び位置が検出
される。
【0072】従って、該タッチ式感圧センサの作動によ
り、その検出範囲だけがカラー光で照射されるため、読
影者の目には該フィルムの周囲から余計な光が入らず、
より正確・精確な読み取り作業ができるとともに目の疲
労を防止できる。また、必要な読影部分だけの照射電力
に限定できるので電力の節約となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシャーカステンの第一の実施形態
を示す一部切り欠き斜視図である。
【図2】第1図におけるA−A断面図である。
【図3】光源装置とスクリーンとの他の位置関係を示す
一部省略斜視図である。
【図4】スクリーンを分割使用する場合の実施形態を示
す本体1の正面図である。
【図5】スクリーンとして液晶パネルを用いる場合の実
施形態を示す本体1の縦断面図である。
【図6】感圧センサを有するクリップ部材の実施形態を
示す一部切り欠き斜視図である。
【図7】感圧センサによる液晶パネルの発光面制御の実
施形態を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 本体 2 スクリーン 3 カラー発光管 4 カラー発光管 5 カラー発光管 6 反射板 7 調光装置 8 クリップ部材 21 端縁肉厚面 72 色調制御用つまみ 73 輝度制御用つまみ、 74 階調制御用つまみ 81 クリップ部材 84 クリップ部材 86 感圧センサ 87 帯状基板 200 液晶パネル 206 タッチパネル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被読影フィルムに対しフィルム透過用の
    光線を照射するためのスクリーンと、該スクリーンに対
    してバックライト光を供給するための光源とを有するシ
    ャーカステンにおいて、 該バックライト光としてカラー可視光線を供給し得る光
    源装置と、 該光源装置を制御して、該フィルム透過用光線の色調、
    輝度、階調のうち少なくとも1を可変に調節するための
    調光装置と、を有することを特徴とするシャーカステ
    ン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシャーカステンであっ
    て、前記スクリーンが光透過性の合成樹脂板製又はガラ
    ス製からなり、前記光源装置は該スクリーンの背面又は
    外周端面に対面配設された1以上のカラー発光管である
    ことを特徴とするシャーカステン。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシャーカステンであっ
    て、前記スクリーンが液晶パネルからなり、前記光源装
    置は該液晶パネルに配設されたカラー発光素子回路であ
    ることを特徴とするシャーカステン。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1に記
    載のシャーカステンであって、前記調光装置がスクリー
    ンから照射される光の色調、輝度、階調を各々単独に又
    は二つ以上を組み合わせて調光するための制御回路を有
    することを特徴とするシャーカステン。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1に記
    載のシャーカステンであって、前記スクリーンの面を複
    数の区域に分割し、該区域ごとに対応配設した前記カラ
    ー発光装置を独立制御可能にしたことを特徴とするシャ
    ーカステン。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1に記
    載のシャーカステンであって、前記調光装置が、前記被
    読影フィルムの装着範囲のみに光を照射するためのフィ
    ルム位置・サイズ検知用センサ回路を具備したことを特
    徴とするシャーカステン。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のシャーカステンであっ
    て、前記センサ回路が前記被読影フィルム装着用のクリ
    ップ部材に配設された感圧センサ、前記スクリーン面に
    配設されたタッチ式感圧センサのいずれか一方のセンサ
    又は両方のセンサを具備したことを特徴とするシャーカ
    ステン。
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