JP2000241151A - 紙厚算出装置及び紙厚算出方法 - Google Patents

紙厚算出装置及び紙厚算出方法

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JP2000241151A
JP2000241151A JP11041531A JP4153199A JP2000241151A JP 2000241151 A JP2000241151 A JP 2000241151A JP 11041531 A JP11041531 A JP 11041531A JP 4153199 A JP4153199 A JP 4153199A JP 2000241151 A JP2000241151 A JP 2000241151A
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Masaru Nishimura
賢 西村
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙厚検知装置の持つ特性のばらつきを吸収し
て正確な紙厚検知を行うことができると共に位置検出素
子の取付交差が広い安価な紙厚検知手段の使用を可能に
することができる紙厚検知装置及び紙厚検知方法を提供
する。 【解決手段】 紙厚検知センサ6がサンプルがない場合
とある場合の変位量を検知し、該検知された変位量に基
づいて補正値が演算され、この補正値から正確な紙厚が
算出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙厚算出装置及び
紙厚算出方法に関し、特に、電子写真プロセスを用いた
レーザプリンタ・複写機・ファクシミリ装置等の画像形
成装置に使用される記録紙の紙厚算出装置及び紙厚算出
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを用いたレーザプリン
タ・複写機・ファクシミリ装置等の画像形成装置に使用
される記録紙は、抵抗値及び熱伝導率といった特性値が
紙質によっても異なるがその厚みによっても異なる。そ
のため、記録紙の紙厚を検知する紙厚検知センサを用い
て、該センサにより検知された紙厚を電子写真のプロセ
ス条件に加える画像形成装置がある。
【0003】ここで、前記紙厚検知センサは発光部と受
光部とを併せ持つ光学式反射型変位センサであることが
多い。
【0004】図8(A)は、光学式反射型変位センサの
概略図であり、この図を参照しながら、記録紙の紙厚を
検知する方法を説明する。
【0005】光学式反射型変位センサ16は、発光素子
としてのLED101、位置検出素子(以下「PSD」
という)102及びレンズ103を有しており、このL
ED101は記録紙の紙厚を検知する検知領域に光を照
射し、PSD102はレンズ103を介してその検知領
域からの反射光を検出する。レンズ103によって記録
紙からの反射光はPSD102上に集光されるが、PS
D102の中央から該集光された反射光の重心までの長
さLはLED101から記録紙までの距離に対応して変
化する(図8(B))。
【0006】従って、例えば、記録紙がない状態及び記
録紙がある状態の各々の状態で、PSD102の中央か
ら反射光の重心までの長さLを求め、この結果からそれ
ぞれの状態のLED101から記録紙までの距離を検出
することで記録紙の紙厚を検出していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記光
学式反射型変位センサ16では、LED101及びPS
D102の取付精度に非常に高い精度が要求されて、そ
のことが光学式反射型変位センサ16のコスト高を招い
ている。
【0008】これは、例えば、図9(A)に示すように
PSD102の取付位置がずれたとすると、本来aの位
置に集光される反射光がa’に集光されてしまい(図9
(B))、PSD102の中央から反射光の重心までの
長さLが正確に検出できなくなり、結果として、記録紙
の紙厚を正確に検出できなくなるおそれがあった。
【0009】本発明は、上記点に着目してなされたもの
であり、紙厚検知装置の持つ特性のばらつきを吸収して
正確な紙厚検知を行うことができると共に位置検出素子
の取付交差が広い安価な紙厚検知手段の使用を可能にす
ることができる紙厚検知装置及び紙厚検知方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の紙厚算出装置は、記録紙の紙厚を検知す
る紙厚検知手段と、前記紙厚検知手段によって検知され
た厚みであって管理された厚みを有する少なくとも1種
類のサンプルの厚みと当該管理された厚みとに基づいて
前記記録紙の紙厚に関する補正係数を取得する補正係数
取得手段と、前記補正係数に基づいて前記検知された記
録紙の紙厚を補正する紙厚補正手段とを備えることを特
徴とする紙厚算出装置。
【0011】請求項2の紙厚算出装置は、請求項1記載
の紙厚算出装置において、前記補正計数を記憶する記憶
手段を備えることを特徴とする。
【0012】請求項3の紙厚算出装置は、請求項1又は
2記載の紙厚算出装置において、前記紙厚検知手段に故
障が発生したことを検出する故障発生検出手段と、該故
障が発生したときに警告を発する警告手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0013】請求項4の紙厚算出方法は、記録紙の紙厚
を検知する紙厚検知工程と、前記紙厚検知工程によって
検知された厚みであって管理された厚みを有する少なく
とも1種類のサンプルの厚みと当該管理された厚みとに
基づいて前記記録紙の紙厚に関する補正係数を取得する
補正係数取得工程と、前記補正係数に基づいて前記検知
された記録紙の紙厚を補正する紙厚補正工程とを含むこ
とを特徴とする。
【0014】請求項5の紙厚算出方法は、請求項4記載
の紙厚算出方法において、前記補正計数を記憶する記憶
工程を含むことを特徴とする。
【0015】請求項6の紙厚算出方法は、請求項4又は
5記載の紙厚算出方法において、前記紙厚検知工程で故
障が発生したことを検出する故障発生検出工程と、該故
障が発生したときに警告を発する警告工程とを含むこと
を特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0017】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る紙厚算出装置を有する画像形成装
置の全体構成を示す構成図である。本画像形成装置は、
フルカラーで画像形成可能なレーザプリンタである。
【0018】このプリンタは、感光媒体である感光ドラ
ム1と、感光ドラム1上に走査を行い静電画像を形成す
るレーザスキャナユニット2と、トナーを静電的に感光
ドラム1に付着させることにより可視像を得る現像器3
と、記録紙を搬送して感光ドラム1上のトナー画像を記
録紙に転写する転写ベルト4と、転写紙上のトナー画像
を熱及び圧力で記録紙に固定する定着器5とを備えてい
る。
【0019】さらに、このプリンタは、記録紙の紙厚を
検知する紙厚検知センサ6(紙厚検知手段)と、紙厚検
知センサ6からの情報を処理する情報処理手段7(補正
係数取得手段、紙厚補正手段)と、紙厚検知センサ6の
出力値の補正情報を記録する不揮発性メモリ8(記憶手
段)と、紙厚検知ローラ9(紙厚検知手段)と、レーザ
スキャナユニット2に画像データを送るコントローラ1
0と、記録紙を格納する用紙トレイ11と、操作等を指
示でき、エラー表示を行う表示部12(警告手段)と、
プリンタ全体を制御する制御部13(故障発生検出手
段)とを備えている。
【0020】スキャナユニット2はコントローラ10か
らの画像データに従い、感光ドラム1上に走査を行い静
電画像を形成し、現像器3は収容されたトナーにより該
静電画像を可視化する。同時に記録紙は用紙トレイ11
よりピックアップされて紙厚検知ローラ9に送られる。
【0021】図2(A)は紙厚検知ローラ9の一構成例
を示す図である。本実施の形態で使用される紙厚検知ロ
ーラ9は、図2(A)に示すように、上側の紙厚検知ロ
ーラ9がばね109により上方から付勢されている構成
になっており、一対の紙厚検知ローラ9の間を記録紙が
通過すると紙厚の分だけ上側の紙厚検知ローラ9が持ち
上がる構成である。上側の紙厚検知ローラ9の上下方向
の変位量を紙厚検知センサ6が検知することで紙厚を検
知する。また、図2(B)は紙厚検知ローラ9の他の構
成例を示す図であり、図2(B)に示すように転写ベル
ト4に記録紙を静電気吸着させることにより直接紙厚検
知センサ6で記録紙の紙厚を検知してもよい。
【0022】紙厚検知センサ6の出力は情報処理手段7
に送られる。情報処理手段7は不揮発性メモリ8内の紙
厚の補正値を参照して、紙厚を算出する。この不揮発性
メモリ8内の補正値は後述する処理により算出される。
情報処理手段7は算出された正確な紙厚から適切な転写
・定着プロセス条件を選択する。そして、この選択され
た条件に従い、感光ドラム1上に形成された画像を転写
ベルト4により搬送されてきた記録紙に転写する。その
後記録紙は定着器5に搬送され、定着器5は熱でトナー
を融解したのちに加圧ローラで融解したトナーを記録紙
に完全に定着させる。
【0023】図3は、不揮発性メモリ8内に紙厚検知セ
ンサ6の補正データを記録するプログラムである。この
プログラムは、制御部13により実行され、プリンタ生
産時の検査工程内で実施される場合を想定している。
【0024】まず、本プログラムを実行するように作業
者が表示部12を介して指示すると、制御部13はサン
プルの記録紙を所定の位置にセットするように要求する
(ステップS101)。このサンプルの記録紙は紙厚が
しっかりと管理されており、プリンタ本体が印字可能と
する全ての記録紙よりも大きい紙厚を持つものであるの
が好ましい。
【0025】制御部13はこのサンプルが所定の位置に
セットされたことを確認すると、紙厚検知センサ6が初
期状態における上側の紙厚検知ローラ9の上下方向位置
を検知し、その後サンプルが紙厚検知ローラ9に送られ
る。上側の紙厚検知ローラ9はサンプルの厚み分だけ上
方に変位し、紙厚検知センサ6がその上下方向位置を検
知する(ステップS102)。
【0026】ここで、情報処理手段7は紙厚検知センサ
6で測定されたサンプル無し時の上側の紙厚検知ローラ
9の上下方向位置とサンプル有り時のそれとを比較し
(ステップS103)、この比較結果である上側の紙厚
検知ローラ9の変位量を制御部13に通知する。
【0027】ステップS103で、サンプル無し時の変
位量がサンプル有り時の変位量と同等、若しくは上回っ
ていた場合は、制御部13は表示部12にエラー表示を
させ(ステップS104)、作業者に報告し、処理を終
了する。
【0028】一方、サンプル無し時の変位量がサンプル
有り時の変位量より下回っていた場合はそのまま処理を
続行する。情報処理手段7は前記検知の結果に基づいて
後述する処理により補正値を演算する(ステップS10
5)。以下、図4を参照しながらこの補正値の演算法の
一例を説明する。
【0029】図4は紙厚検知センサ6の変位量の出力値
と実際の紙厚との関係を示す図である。図中のAは記録
紙が無い場合の紙厚検知センサ6の出力値である。この
時当然紙厚は0である。Bはサンプルを測定した場合の
紙厚検知センサ6の出力値である。この時、サンプルの
厚みは正確に管理されているため必ずxとなる。このx
は定数として予め情報処理手段7に記録する。紙厚検知
センサ6の出力値と記録紙の紙厚との関係は一次式で表
現できるので、紙厚検知センサ6が記録紙が無い場合
(A)及びサンプルを測定した場合(B)の変位量の出
力値を検知すれば、補完法により任意の記録紙の紙厚を
算出できる。即ち、任意の記録紙の紙厚を測定した場合
の紙厚検知センサ6の出力値をC、紙厚をyとすると、
以下の関係式が成立する。
【0030】y=αC+β α=x/(B−A) β=−Ax/(B−A) 情報処理手段7は、このαとβを演算して不揮発性メモ
リ8に記録し(ステップS106)、本プログラムを終
了する。
【0031】上述したように、本実施の形態によれば、
紙厚検知センサ6がサンプルがない場合とある場合の変
位量を検知し、該検知された変位量に基づいて補正値が
演算され、該補正値に基づいて紙厚が算出されるので、
紙厚検知センサの持つ特性のばらつきを吸収して正確な
紙厚検知を行うことができる。それがひいては、印字工
程中での正確なプロセス条件の選択につながり、より高
度な印字品質を生み出すことになる。
【0032】また、紙厚検知センサ6の持つ特性のばら
つきが吸収されるので、位置検出素子の取付交差が広い
安価な紙厚検知センサの使用を可能にすることができ
る。
【0033】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態に係る紙厚検知装置を有する画像形成装置は、第
1の実施の形態の画像形成装置と比べ、不揮発性メモリ
8に後述する紙厚検知センサ6の補正データを記録する
プログラムの内容が異なる。これ以外の構成は同様であ
るので、その説明は省略する。
【0034】図5は不揮発性メモリ8に紙厚検知センサ
6の補正データを記録するプログラムであり、上述した
図3のプログラムの変形例である。このプログラムでは
2種類のサンプルを使用する。そのサンプルとは、プリ
ンタ本体が印字可能とする全ての記録紙より小さい紙厚
を持つサンプルSAM1と、プリンタ本体が印字可能と
する全ての記録紙より大きな紙厚を持つサンプルSAM
2である。
【0035】図3との相違点を説明すると、ステップS
101の後に、紙厚検知センサ6がサンプルSAM1と
サンプルSAM2の紙厚、即ち上側の紙厚検知ローラ9
の上下方向位置をそれぞれ検知し(ステップS20
2)、情報処理手段7がそれらの変位量を比較する(ス
テップS203)。SAM1の紙厚がSAM2の紙厚以
上の厚みの場合には、制御部13は表示部12にエラー
表示をさせ(ステップS204)、作業者に報告し、処
理を終了する。SAM1の紙厚がSAM2の紙厚より小
さい厚みの場合には、そのまま処理を続行する。情報処
理手段7は前記ステップS202の検知の結果に基づい
て後述する処理により補正値を演算する(ステップS2
05)。以下、図6を参照しながらこの補正値の演算法
の一例を説明する。
【0036】図6は紙厚検知センサ6の変位量の出力値
と実際の紙厚との関係を示す図である。図中のAはサン
プルSAM1を測定した場合の紙厚検知センサ6の変位
量の出力値である。この時、サンプルSAM1の紙厚は
正確に管理されていて必ずyとなる。BはサンプルSA
M2を測定した場合の紙厚検知センサ6の変位量の出力
値である。この時、サンプルSAM2の紙厚は正確に管
理されているため必ずxとなる。このx,yは定数とし
て予め情報処理手段7に記録する。紙厚検知センサ6の
変位量の出力値と記録紙の紙厚との関係は一次式で表現
できるので、紙厚検知センサ6がサンプルSAM1を測
定した場合(A)及びサンプルSAM2を測定した場合
(B)の出力値を検知すれば、補完法により任意の記録
紙の紙厚を算出できる。即ち、任意の記録紙の紙厚を測
定した場合の紙厚検知センサ6の出力値をC、紙厚をz
とすると、以下の関係式が成立する。
【0037】z=αC+β α=(x−y)/(B−A) β=y−A(x−y)/(B−A) 情報処理手段7は、このαとβを演算して不揮発性メモ
リ8に記録し(ステップS206)、本プログラムを終
了する。
【0038】上述したように、本実施の形態によれば、
紙厚検知センサ6が2つのサンプルの変位量を検知し、
該検知された変位量に基づいて補正値が演算され、該補
正値に基づいて紙厚が算出されるので、紙厚検知センサ
の持つ特性のばらつきを吸収して正確な紙厚検知を行う
ことができる。それがひいては、印字工程中での正確な
プロセス条件の選択につながり、より高度な印字品質を
生み出すことになる。
【0039】また、紙厚検知センサ6の持つ特性のばら
つきが吸収されるので、位置検出素子の取付交差が広い
安価な紙厚検知センサの使用を可能にすることができ
る。
【0040】尚、本実施の形態のプログラムでは、2枚
のサンプルを使用したため、第1の実施の形態のプログ
ラムに比べ、補正精度が向上する。サンプルの枚数は更
に増やしてもよく、補正精度をより向上させることがで
きる。
【0041】上述した図3及び図5のプログラムは、プ
リンタ生産時のみでなく、紙厚検知センサ6の故障交換
時にも実行することが必要である。
【0042】図7は図3及び図5で説明したプログラム
の実行時期に関するプログラムである。まず、制御部1
3が紙厚検知センサ6の故障を検知したときに、その故
障の旨を表示部12を介して表示し、作業者に通知する
(ステップS301)。次に、制御部13により紙厚検
知センサ6が交換されたか否かを判別し(ステップS3
02)、交換されていない場合には、図3及び図5のプ
ログラムの実行を停止又は中止し(ステップS30
3)、ステップS302に戻る。交換された場合には、
図3及び図5のプログラムの実行を開始し(ステップS
304)、本プログラムを終了する。
【0043】これにより、交換された紙厚検知センサ6
に対しても補正が実行されて特性のばらつきが吸収さ
れ、より正確な紙厚検知が可能となる。ここで、紙厚検
知センサ6の交換はユーザではなくメーカから派遣され
たサービスマンが行っても構わない。
【0044】尚、第1及び第2の実施の形態で説明した
制御部13の機能は情報処理手段7が備えるようにして
もよい。また、第1及び第2の実施の形態で使用したサ
ンプルは、記録紙に限定する必要はなく、厚みを管理で
きるものであれば材質は問わない。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
紙厚算出装置及び請求項4の紙厚算出方法によれば、記
録紙の紙厚が検知され、該検知された厚みであって、管
理された厚みを有する少なくとも1種類のサンプルの厚
みと、当該管理された厚みとに基づいて記録紙の紙厚に
関する補正係数が取得され、該補正係数に基づいて検知
された記録紙の紙厚が補正されるので、紙厚検知装置の
持つ特性のばらつきを吸収して正確な紙厚検知を行うこ
とができると共に位置検出素子の取付交差が広い安価な
紙厚検知手段の使用を可能にすることができる。
【0046】請求項2の紙厚算出装置及び請求項5の紙
厚算出方法によれば、補正係数が記憶されるので、画像
形成の度に補正係数を求める必要がなく、画像形成にか
かる時間を短縮することができる。
【0047】請求項3の紙厚算出装置及び請求項6の紙
厚算出方法によれば、紙厚検知で故障が発生したことが
検出され、該故障が発生したときに警告が発せられるの
で、正確な紙厚検知ができないことを作業者に通知する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る紙厚算出装置
を有する画像形成装置の全体構成を示す構成図である。
【図2】(A)は紙厚検知ローラ9の一構成例を示す図
であり、(B)は紙厚検知ローラ9の他の構成例を示す
図である。
【図3】不揮発性メモリ8内に紙厚検知センサ6の補正
データを記録するプログラムである。
【図4】紙厚検知センサ6の変位量の出力値と実際の紙
厚との関係を示す図である。
【図5】不揮発性メモリ8内に紙厚検知センサ6の補正
データを記録するプログラムである。
【図6】紙厚検知センサ6の変位量の出力値と実際の紙
厚との関係を示す図である。
【図7】図3及び図5で説明したプログラムの実行時期
に関するプログラムである。
【図8】(A)は光学式反射型変位センサの概略図であ
り、(B)はPSD102の中央と反射光の重心との位
置関係を示す図である。
【図9】(A)はPSD102の取付位置がずれた場合
の一例を示す図であり、(B)はPSD102の取付位
置が正常な場合及びずれた場合の反射光の重心の位置を
示す図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 レーザスキャナユニット 3 現像器 4 転写ベルト 5 定着器 6 紙厚検知センサ 7 情報処理手段 8 不揮発性メモリ 9 紙厚検知ローラ 10 コントローラ 11 用紙トレイ 12 表示部 13 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA06 AA09 AA30 BB01 BB06 BB15 BB16 CC02 EE00 FF09 FF61 GG07 GG12 HH13 JJ01 JJ08 JJ16 LL04 PP16 PP22 QQ23 QQ25 QQ28 SS01 SS09 2F069 AA06 AA46 BB00 BB36 CC05 CC06 EE23 GG01 GG04 GG07 GG12 GG20 HH01 HH09 LL04 LL06 PP06 QQ01 QQ03 2H027 DC02 DE02 DE03 EC06 EE08 GA30 HA10 HA13 9A001 KK37 KZ42

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙の紙厚を検知する紙厚検知手段
    と、前記紙厚検知手段によって検知された厚みであって
    管理された厚みを有する少なくとも1種類のサンプルの
    厚みと当該管理された厚みとに基づいて前記記録紙の紙
    厚に関する補正係数を取得する補正係数取得手段と、前
    記補正係数に基づいて前記検知された記録紙の紙厚を補
    正する紙厚補正手段とを備えることを特徴とする紙厚算
    出装置。
  2. 【請求項2】 前記補正計数を記憶する記憶手段を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の紙厚算出装置。
  3. 【請求項3】 前記紙厚検知手段に故障が発生したこと
    を検出する故障発生検出手段と、該故障が発生したとき
    に警告を発する警告手段とを備えることを特徴とする請
    求項1又は2記載の紙厚算出装置。
  4. 【請求項4】 記録紙の紙厚を検知する紙厚検知工程
    と、前記紙厚検知工程によって検知された厚みであって
    管理された厚みを有する少なくとも1種類のサンプルの
    厚みと当該管理された厚みとに基づいて前記記録紙の紙
    厚に関する補正係数を取得する補正係数取得工程と、前
    記補正係数に基づいて前記検知された記録紙の紙厚を補
    正する紙厚補正工程とを含むことを特徴とする紙厚算出
    方法。
  5. 【請求項5】 前記補正計数を記憶する記憶工程を含む
    ことを特徴とする請求項4記載の紙厚算出方法。
  6. 【請求項6】 前記紙厚検知工程で故障が発生したこと
    を検出する故障発生検出工程と、該故障が発生したとき
    に警告を発する警告工程とを含むことを特徴とする請求
    項4又は5記載の紙厚算出方法。
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