JP2000240532A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JP2000240532A JP2000038452A JP2000038452A JP2000240532A JP 2000240532 A JP2000240532 A JP 2000240532A JP 2000038452 A JP2000038452 A JP 2000038452A JP 2000038452 A JP2000038452 A JP 2000038452A JP 2000240532 A JP2000240532 A JP 2000240532A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴射装置の出口によって形成される燃料流れ
に対する制限、かつしたがって燃料流量が、使用中、す
べての出口開口をしようしながら変更され得る燃料噴射
装置を提供することにある。 【解決手段】 燃料噴射装置は、開口(16)を含んで
いる調整部材(15)からなっている、出口開口(1
2)への燃料供給を制御するために座と係合し得る弁針
(14)からなる。調整部材(15)は出口開口(1
2)によって形成された燃料流れに対する制限かつそれ
ゆえ燃料が噴射装置によって供給される量を変化するた
めに出口開口(12)に対して調整部材の開口(16)
を動かすように動き得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料噴射装置、特とく
に内燃機関(エンジン)のシリンダへ圧力下の燃料を供
給するために使用するのにに適する燃料噴射装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】代表的な燃料噴射装置は孔内で摺動可能
でかつ座の下流の室への燃料の供給を制御するために座
と係合可能な弁針を含み、室が複数の出口開口と連通し
ている。出口開口は燃料の噴出(流れ)に対する制限を
形成しかつ一定の燃料圧力に関して、燃料が噴射装置に
よって供給される量を制限するのに役立っている。出口
開口は予め穿孔されるので、燃料噴出に対する制限の調
整が製造後になされることはできず、かつ燃料流量は使
用において調整され得ない。
【0003】
【発明が解決すべき課題】例えば2次弁針が弁針内に形
成された孔内で摺動可能である、幾つかの公知の装置に
おいて、いつでも使用される開口の数は制御され得る。
しかしながら、この方法において燃料流量を制御するこ
とは、全体の噴霧形成またはパターンが使用中の開口の
数が変化するとき変化し、かつ使用してないそれらの開
口がコークスまたはラッカーによって塞がれる可能性が
あり不都合である。
【0004】本発明の目的は、噴射装置の出口開口によ
って形成された燃料噴出に対する制限、かつしたがって
燃料流量が、すべての出口開口を使用しながら、変更さ
れ得る燃料噴射装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、出口開
口への燃料の供給を制御するために座と係合可能な弁
針、および開口を含んでいる調整部材からなり、この調
整部材が、燃料が噴射装置にによって供給される量を変
化するために出口に対して調整部材の開口を動かすよう
に動き得る燃料噴射装置が提供される。
【0006】調整部材は便宜的には第1開口および第2
開口を備え、前記調整部材は第1開口が出口開口と連通
し、第1開口および出口開口が燃料噴出に対する第1の
制限を画成する第1位置と、第2開口が出口開口と連通
し、第2開口と出口開口が燃料流れに対する第2の制限
を画成する第2位置との間で動き得る。
【0007】第1および第2開口は実質上等しい直径か
らなってもよく、第1および第2開口の入口端は燃料噴
出に対する制限を変更するように種々の形状からなって
いる。例えば、第1開口の入口端は鋭くすることがで
き、第2開口の入口端は丸みが付けられている。結果と
して、ほぼ30%までの流量の変化が達成され得る。
【0008】調整部材は角度的に動き得るかまたは第1
および第2位置間で軸方向に動くことも可能である。
【0009】座は調整部材の部材によって画成され得
る。
【0010】前述された装置が調整されるべき燃料噴出
に対する有効な制限を許容するので、一定の燃料圧力に
関して、燃料が噴射装置によって供給される量が調整さ
れ得る。
【0011】代替の装置において、調整部材は調整部材
の開口と出口開口との間の連通を維持しながら出口開口
からの調整部材の開口の引き離しを変化するために出口
開口に対して移動可能であってもよい。かかる装置は燃
料の噴出に対する有効な制限、かつしたがって2つのま
たはそれ以上の別個のレベル間で調整可能であるよりむ
しろ連続して可変であるという利点を有している。
【0012】本発明を、さらに、添付図面を参照して、
例として説明する。
【0013】
【実施例】図1に、部分的に示される燃料噴射装置は、
端部に隣接して、座区域を画成する孔11を備えたノズ
ル本体10からなっている。座区域の下流で、ノズル本
体10は小径の穿孔の形の複数の出口開口12を備えて
いる。孔11は供給通路の部分を形成している穿孔(図
示せず)と連通している環状通路13を画成するように
形作られており、それによって孔11は適宜な燃料源か
ら圧力下の燃料を供給する。燃料源は燃料ポンプによっ
て適宜に高い圧力に燃料で充填されるコモンレールの形
を採ることも可能である。代替的に、例えば、燃料源は
回転分配ポンプの形を採ることもできる。
【0014】弁針14は孔11内で摺動可能であり、前
記弁針14は摺動運動のために弁針14を案内するため
に孔11の隣接部分の直径に実質上、同一直径の領域を
含みかつノズル本体10との実質上、流体液密密封を形
成している。弁針14は孔11内で燃料圧力に曝され、
かつ孔11に対する高い圧力の燃料の印加が孔11の端
部から離れる方向に弁針14を押圧する弁針14への力
を印加するように方向付けられるスラスト面14aを含
んでいる。孔11の端部に隣接する弁針14の端部分は
スリーブの形の調整部材15内で摺動可能である。調整
部材15は孔11によって画成される座区域との係合の
ために形作られ、調整部材15の内部は弁針14の端部
領域が調整部材15と係合し得る座を画成している。座
の下流で、調整部材15はノズル本体10に設けられた
出口開口12と係合し得るように方向付けられる複数の
開口16を備えている。座の上流で、調整部材15は、
孔11と調整部材15の内部との間の連通を許容する半
径方向に延びる穿孔17を備えている。
【0015】ばね18が調整部材15と弁針14によっ
て画成された肩部との間に設けられ、前記ばねは孔11
によって画成された座区域と係合して調整部材15を押
圧するように作用している。ばね18は圧縮コイルばね
の形を採ることが可能であるが、図1に示した実施例に
おいて、ばね18は機械加工されたばねの形を採ってい
る。
【0016】環状通路13がコモンレール型燃料装置の
コモンレールと連通するように配置され、その場合に噴
射装置はさらに弁針14の運動を制御し、かつそれによ
って噴射装置の始動および終了のタイミングを制御する
ように配置された制御装置からなっている。
【0017】図3(a)および図3(b)に最も明瞭に
示されるように、調整部材15に設けられた開口16は
第1組の開口16aおよび第2組の開口16bからなっ
ている。第1組の開口16aは出口開口12の直径に実
質上等しい直径の穿孔の形を採っている。第2組の開口
16bは開口16aと同様であるがそれらの最内方端で
丸みが付けられている。調整部材15は、第1組の開口
16aが出口開口12と係合するように配置される図1
および図3(a)に示された位置と、第2組の開口16
bが出口開口12と連通する図2および図3(b)に示
された位置との間で角度的に調整可能である。第2組の
開口16b上に丸みが付けられた端部領域を設けること
は結果として、調整部材15が図1および図3(a)に
示された位置を占有するときより調整部材15が図2お
よび図3(b)に示された位置を占有するとき燃料の流
れに対するより小さい制限を形成する開口16と出口開
口12の組み合わせを生じる。この方法において達成さ
れ得る燃料流量の変化はほぼ30%である。
【0018】使用において、噴射の開始の前に、制御装
置がエンジンの運転条件を考慮して望ましい燃料供給量
を決定するのに使用され、そして調整部材15は、第1
組の開口16aまたは第2組の開口16bを出口開口1
2と連通させるように適宜な位置に角度的に動かされ
る。この位置がいったん達成されると、弁針14は調整
部材15によって画成された座から離れて上昇させら
れ、かかる運動は、孔11から穿孔17を通って調整部
材15の内部へかつ適宜な組の開口16を通って出口開
口12へ燃料を流れさせそこから燃料は噴射装置が連係
するエンジンのシリンダの燃焼空間へ供給される。噴射
が終了されるべきであることが決定されるとき、弁針1
4は調整部材15によって画成された座と係合して戻さ
れ、それによって孔11の内部と出口開口12との間の
連通を遮断する。噴射の間中、ばね18は、調整部材1
5が孔11によって画成された座区域と係合して保持さ
れかくして孔11と出口開口12との間の直接連通を阻
止することを保証する。
【0019】前述されたように、調整部材15は噴射の
開始前に所望の位置に回転させられるけれども、理解さ
れることは、調整部材15は弁針14の運動の開始後間
もなく動かされ得るということである。かかる装置にお
いて、その位置が調整され得るときに調整部材15上の
負荷は減少され、かつそこで調整はより容易に達成され
得る。さらに、調整部材15の位置の調整は噴射サイク
ルの間中燃料供給量を調整するために噴射の間中達成さ
れ得る。
【0020】理解されることは、多数の技術が調整部材
15の位置を調整するために使用するのに適するという
ことである。例えば、調整部材15は、弁針14の角度
運動が調整部材15に伝達されるように弁針14に係合
され得る。かかる装置において、適宜なモータが、使用
において、燃料が供給される量を制御するために弁針1
4の角度的位置を調整するのに便宜的に使用される。弁
針14に調整部材15を係合する代替として、調整部材
15は、順次、弁針14の角度的運動がばね18を介し
て調整部材15に伝達されるように弁針14に係合され
るばね18に係合され得る。以前の説明において、ばね
18および調整部材15は別個の完全体であるが、所望
ならば、これらの構成要素は互いに一体に形成され得
る。
【0021】図9は調整部材15の位置を調整するため
の代替の技術を示している。図9に示される装置におい
て、調整部材15は、その外部に、駆動軸またはピン2
1によって支持される歯車20に設けられた歯部と協働
するように配置される一連の歯部19を備えている。駆
動軸またはピン21は通路13と連通する穿孔に沿って
延び、この穿孔は調整部材15に隣接して孔11の部分
に開口するように延長されている。適宜なモータ、例え
ば、ステッピングまたは圧電モータが歯車20を駆動す
るのにかつしたがって噴射装置の運転サイクルにおける
適宜な点において調整部分15の位置の回転または角度
的調整を生じるために駆動軸またはピン21を回転させ
るのに使用される。
【0022】図1および図2に示した装置において、調
整部分15が孔11の部分によって画成された座区域に
対して着座されるので、かつ弁針14が調整部材15内
で摺動可能であるので、理解されることは、孔11の端
部に近接する弁針14の1部分が摺動運動のために案内
され、弁針の案内が、この弁針14が孔11と同中心で
かつ座が調整部材15上に設けられることを保証するの
を助けるということである。
【0023】理解されることは、前述された装置におい
て、出口回転12のすべてが各噴射の間中使用され、か
くして噴霧形成および形状が噴射間で変化せずかつ出口
開口12の閉塞の危険が低減されるということである。
噴射量の選択は一定の燃料圧力に関しての噴霧幅、速力
および侵入を決定する。
【0024】図4(a)および図4(b)は図1ないし
図3を参照して説明された装置に対する変形例を示して
いる。図4(a)および図4(b)に示される変形例に
おいて、開口16bは段付形状からなりかつ燃料が流れ
ることができる量を制限する領域16cを含むように配
置される穿孔と置き換えられ、領域16cは比較的大き
な直径領域16dに開口している。使用において、図4
(a)に示された角度的方向付けにおける調整部材15
により、開口16aおよび出口開口12の組み合わせの
有効面積は実質上出口開口12の断面積に等しい。調整
部材15が図4(b)に示される位置に動かされるなら
ば、その場合に制限16cおよび比較的大きな調整領域
16dによって互いに離れている出口開口12の組み合
わせの有効面積は出口開口12の断面積のほぼ0.70
7倍である。それゆえ、理解されることは、図4aに示
された位置から図4bに示された位置への調整部材15
の運動は増加する燃料流れに対する制限を、かつしたが
って効果している燃料流れを結果として生じる。
【0025】図5(a)および図5(b)は、図1ない
し図3を参照して前述された装置に対する変形例を略示
しているが、そのさい調整部材15は、燃料供給量を調
整するために、角度的に調整可能であるよりむしろ孔に
対して軸方向に動き得る。図5(a)に示された位置に
おいて、開口16bは出口開口12と連通しており、か
つそこで燃料流れに対する制限は比較的小さくかつ燃料
供給量は比較的高い。図5(b)は、開口16bがもは
や出口開口12と連通せず、かつ代わりに開口16aが
出口開口12と連通している位置に持ち上げられた調整
部材15を有する噴射装置を示している。結果として、
燃料流れに対する制限は増加され、かつしたがって燃料
が一定の燃料圧力に関して供給される量が低減される。
【0026】図6(a)および図6(b)は図4(a)
および図4(b)を参照して説明された装置に対する変
形例を示しているが、そのさい調整装置15は、図5
(a)および図5(b)を参照して説明されたように、
調整部材15の第1および第2位置間で角度的動き得る
よりむしろ軸方向に動き得る。
【0027】図7(a)および図7(b)は、そのさい
調整部材15がその第1および第2位置間で軸方向に動
き得るさらに他の変形例を示している。この装置におい
て、図7(a)に示した第1位置において調整部材15
に設けられた開口16bは噴射装置に設けられた幾つか
の出口開口12と連通している。図7(a)に示された
位置から図7(b)に示された位置への調整部材15の
運動は出口開口12の対応する開口と連通して動いてい
る別個の開口16aを結果として生じる。理解されるこ
とは、図7(a)の装置における燃料流れに対する制限
は図7(b)の制限と異なり、かつそれゆえ一定の燃料
圧力に関して、燃料が供給される量は図7(a)および
図7(b)に示された位置間で調整部材15を動かすこ
とによって調整され得る。
【0028】前述された装置の各々において、調整部材
15は、燃料が第1の量で流れさせられる第1位置と燃
料が第2の量で流れさせられる第2位置との間で動き得
る。理解されることは、燃料の流れは、一定の燃料圧力
で、2つの別個の量においてのみ許容される。実施例の
各々はより多数の別個の量で燃料供給を許容するように
変更され得るが、実施例燃料流量の連続する範囲にわた
っての燃料供給を許容しない。
【0029】図8(a)および図8(b)はそのさい燃
料が流れさせられる量が連続して調整され得る変形例を
示している。図8(a)および図8(b)の装置におい
て、調整部材15は図8(a)に示された位置と図8
(b)に示された位置との間で動き得る。調整部材15
はこれら2つの末端位置間のいずれの位置においても保
持され得る。図8(a)に示した位置において、調整部
材15に形成されかつ出口開口12の直径に等しい直径
からなる開口16は出口開口12と連通しかつ出口開口
12に直接隣接して横たわっている。図8(b)に示し
た位置において、調整部材15の開口16は出口開口1
2から間隔が置かれている。図8(a)に示された位置
における調整部材15によれば、出口開口12と開口1
6の組み合わせによって形成された燃料流れに対する制
限の有効面積は出口開口12の断面積に実質上等しく、
出口開口12と開口16は実質上等しい断面積からなっ
ている。
【0030】調整部材15が図8(b)に示された位置
に動かされるとき、出口開口12と開口16によって構
成された制限の有効面積は出口開口12の断面積の実質
上0.707倍に等しい。中間位置において、制限の有
効面積はこれら2つの末端間にある。理解されること
は、調整部材15の位置の適宜な調整によって、開口1
6と出口開口12の組み合わせによって形成された燃料
流れに対する制限が制御されることができ、かつそれゆ
え一定の燃料圧力に関して、燃料が供給される量が制御
され得る。
【0031】前記記載において、噴射装置が制御される
方法はコモンレール型噴射装置に関連して説明されたけ
れども、理解されることは、弁針14は孔11の盲端に
向かって単にばね負荷されてもよく、噴射の開始のタイ
ミングは圧力下の燃料が孔11に供給される時間の適宜
な制御によって制御されており、噴射は孔11内の燃料
圧力が、弁針14のばね偏倚が示された位置に弁針14
を戻すことができる十分に低いレベルに降下するとき決
定され、そのさい弁針14は調整部材15によって画成
された座に係合するということである。
【0032】叙上のごとく、本発明は、出口開口への燃
料供給を制御するために座と係合し得る弁針からなって
いる燃料噴射装置において、調整部材が開口を含んでお
り、前記調整部材が出口開口によって形成された燃料流
れに対する制限かつそれゆえ燃料が噴射装置によって供
給される量を変化するように前記出口開口に対して前記
開口を動かすように動き得る構成としたので、噴射装置
の出口開口によって形成された燃料流れに対する制限、
かつそれゆえ燃料流量が、すべての出口開口を使用しな
がら、使用中変更され得る燃料噴射装置を提供すること
ができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、出口開口への燃料供給を制御
するために座と係合し得る弁針からなっている燃料噴射
装置において、調整部材が開口を含んでおり、前記調整
部材が出口開口によって形成された燃料流れに対する制
限かつそれゆえ燃料が噴射装置によって供給される量を
変化するように前記出口開口に対して前記開口を動かす
ように動き得る構成としたので、噴射装置の出口開口に
よって形成された燃料流れに対する制限、かつそれゆえ
燃料流量が、すべての出口開口を使用しながら、使用中
変更され得る燃料噴射装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の叙上のごとく、による燃料噴射装置の
一部分を示す断面図である。
【図2】他の作動モードにおいて図1の燃料噴射装置の
一部分を示す断面図である。
【図3】(a)図1の実施例の作動モードを示す概略図
である。 (b)図2の実施例の作動モードを示す概略図である。
【図4】(a)変形例を示す図3(a)図と同様な図で
ある。 (b)変形例を示す図3(b)と同様な図である。
【図5】(a)他の変形例を示す図である。 (b)図5(a)の変形例の位置を変えて示す図であ
る。
【図6】(a)さらに他の変形例を示す図である。 (b)図6(a)の変形例の位置を変えて示す図であ
る。
【図7】(a)他の変形例を示す図である。 (b)図7(a)の変形例の位置を変えて示す図であ
る。
【図8】(a)さらに他の変形例を示す図である。 (b)図8(a)の変形例の位置を変えて示す図であ
る。
【図9】噴射装置をその作動モード間で切り換える技術
を示している図1と同様な図である。
【符号の説明】
10 ノズル本体 12 出口開口 14 弁針 15 調整部材 16 開口 16a 第1開口 16b 第2開口 16c 第2開口 16d 第2開口 21 駆動軸

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出口開口(12)への燃料の供給を制御
    するために座と係合し得る弁針(14)を備えた燃料噴
    射装置において、調整部材(15)が開口(16)を有
    し、前記出口開口(12)により形成された燃料噴出に
    対して制限し、かつ前記燃料噴射装置によって供給され
    る燃料の量を変化させるために前記出口開口(12)に
    対して前記調整部材(15)の前記開口(16)を可動
    にしたことを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 燃料噴射装置が複数の出口開口(12)
    を備え、調整部材(15)が前記出口開口(12)の全
    部を使用して前記出口開口(12)により形成された燃
    料噴出に対する制限を変化させるために前記出口開口
    (12)に対して前記調整部材(15)の前記開口(1
    6)を可動にしたことを特徴とする請求項1に記載の燃
    料噴射装置。
  3. 【請求項3】 調整部材(15)が第1開口(16a)
    と第2開口(16b,16c,16d)を備えているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】 調整部材(15)の第1開口(16a)
    が出口開口(12)と連通し、前記第1開口(16a)
    と前記出口開口(12)とにより燃料噴出に対して第1
    の制限を画成する第1位置と、第2開口(16b,16
    c,16d)が前記出口開口(12)と連通し、前記第
    2開口(16b,16c,16d)と前記出口開口(1
    2)とにより燃料噴出に対する第2の制限を画成するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射装置。
  5. 【請求項5】 第1開口(16a)と第2開口(16
    b)が略同一の直径を有し、前記第1開口および前記第
    2開口が燃料噴出に対する制限を変更するために異なる
    形状の入口端を有していることを特徴とする請求項4に
    記載の燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】 開口(16a)の1つの入口端が鋭い形
    状有し、他の開口(16b)の入口端が丸みを付けた形
    状であることを特徴とする請求項5に記載の燃料噴射装
    置。
  7. 【請求項7】 第2開口(16b)が段付状の穿孔(1
    6c,16d)の形状であることを特徴とする請求項4
    に記載の燃料噴射装置。
  8. 【請求項8】 調整部材(15)が第1位置および第2
    位置との間で角度的に可動であることを特徴とする請求
    項4乃至7のいずれか1項に記載の燃料噴射装置。
  9. 【請求項9】 調整部材(15)の角度的運動を行うた
    めに前記弁針(14)に係合されることを特徴とする請
    求項8に記載の燃料噴射装置。
  10. 【請求項10】 調整部材(15)の角度的運動を行う
    ために駆動軸(21)と連係する対応する歯部と協働す
    る複数の歯部を備えていることを特徴とする請求項8に
    記載の燃料噴射装置。
  11. 【請求項11】 調整部材(15)が第1位置および第
    2位置の間で軸方向に可動であることを特徴とする請求
    項4乃至7のいずれか1項に記載の燃料噴射装置。
  12. 【請求項12】 調整部材(15)が、燃料噴出率の連
    続した範囲にわたり燃料供給を許容するために開口(1
    6)と出口開口(12)の間の連通を維持しながら前記
    出口開口(12)からの前記調整部材(15)の前記開
    口(16)の選択を変更するために前記出口開口(1
    2)に可動であることを特徴とする請求項1乃至7のい
    ずれか1項に記載の燃料噴射装置。
  13. 【請求項13】記弁針(14)の座が調整部材(15)
    の一部分によって画成されていることを特徴とする請求
    項1乃至12のいずれか1項に記載の燃料噴射装置。
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