JP2000238710A - 中空糸束を包み込むための方法及び装置 - Google Patents

中空糸束を包み込むための方法及び装置

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JP2000238710A JP2000046286A JP2000046286A JP2000238710A JP 2000238710 A JP2000238710 A JP 2000238710A JP 2000046286 A JP2000046286 A JP 2000046286A JP 2000046286 A JP2000046286 A JP 2000046286A JP 2000238710 A JP2000238710 A JP 2000238710A
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B19/00Packaging rod-shaped or tubular articles susceptible to damage by abrasion or pressure, e.g. cigarettes, cigars, macaroni, spaghetti, drinking straws or welding electrodes
    • B65B19/34Packaging other rod-shaped articles, e.g. sausages, macaroni, spaghetti, drinking straws, welding electrodes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中空糸束を囲繞するフィルムチューブ内に中
空糸束を包み込むための方法及び装置 【解決手段】 フィルムウェブを中空糸束に巻きかけて
フィルムチューブを形成し、所定の長さに切断し、かつ
フィルム同士を互いに結合する方法において、フィルム
ウェブを中空糸束に巻きかけて、該フィルムウェブが連
続的に第1区分、第2区分及び第3区分を有し、しか
も、中空糸束が第2区分で囲繞され、かつ第1区分と第
3区分とは重なり合って、中空糸束から離れる方向に向
いているようにし、更に第1区分と第3区分とを中空糸
束の付近で相互に結合させて1つの結合部とし、かつ中
空糸束から見て該結合部のところで、又は該結合部の背
後で第1区分と第3区分とを切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中空糸束を囲繞する
フィルムチューブ内に、中空糸束を包み込むにあたり、
フィルムウェブを中空糸束に巻き掛けてフィルムチュー
ブを形成し、所定の長さに切断し、かつフィルム同士を
互いに結合する方法並びにこの方法を実施するための装
置に関する。
【0002】更に本発明は、請求項1から8までのいず
れか1項に記載の方法を実施するための装置においてテ
ーブルプレート、フィルムウェブを供給するための装
置、フィルムウェブを結合するための装置及びフィルム
ウェブを切断するための装置を有する中空糸束を包み込
むための装置に関する。
【0003】
【従来の技術】中空糸束は公知のように、他の繊維も含
有してよい中空糸からなる束であり、かつ酸素及び/又
は熱交換に使用されるものである。この束の中空糸は機
械的負荷に対して非常に不安定である。所定の酸素及び
/又は熱交換に関して限定される中空糸全体の面積を提
供するために、中空糸の数は束で正確に確定されていな
ければならない。そのような中空糸束が交換装置中で使
用される。中空糸束を製造場所から交換装置内の使用場
所に輸送するために、中空糸束をフィルム内に包み込ん
で保護する。この場合にはこのフィルムは、中空糸束が
その中に配置されているチューブを形成する。中空糸束
がより簡単に取り出されるように、このフィルムチュー
ブは通常、端面で開いていて、かつ中空糸束を緩く囲繞
しているので、中空糸束をチューブから、フィルムチュ
ーブの両端面を介して押し出すことができる。
【0004】中空糸束の包み込みを通常は次のように実
施する:フィルムウェブを繰り出し、そのフィルムウェ
ブに中空糸束を載置させ、かつシートウェブ中に巻き込
んでシートチューブを形成する。フィルムを結合してフ
ィルムチューブにするために通常は、溶接法が使用され
るが、その場合、フィルムの溶接のために必要な熱が中
空糸束の中空糸にまで及ぶことを避けて、中空糸が損傷
を受けることは回避しなければならない。溶接装置が中
空糸束軸線に対して平行に、形成したフィルムチューブ
に対して垂直に送られるようにフィルムの溶接を行い、
それにより溶接シームは外側から見て溶接シームの下に
位置するフィルム層と共に生じる。形成したい溶接シー
ムの近くに位置する中空糸の過剰な加熱を回避するため
に、中空糸束には少なくとももう1つの所定の長さのフ
ィルムが必要である。極端な場合には幾つかの中空糸を
溶接シームに一緒に溶着してしまうこともある。その場
合には、フィルムを数層で中空糸束に巻き掛けて、外側
に位置するもう1つの層と溶着されない、中空糸束に隣
接する層をすくなくとも1つは得なければならない。中
空糸への過剰な熱の侵入が回避される数で、このような
層は存在する必要がある。フィルムを少なくとも3層で
中空糸束上に巻いた後に初めて溶接を行うことが可能で
あることをこのことは明らかにしている。個々の中空糸
がフィルムに付着することを回避すべきであるので、フ
ィルムを接着してチューブを生じさせる際にも、同様の
問題が生じる。経済的な理由から他の結合法、例えば縫
合は除外される。
【0005】中空糸束を囲繞するための前記の方法は一
連の欠点を有する。例えばフィルム中に中空糸束を包み
込む際に、個々の中空糸がフィルム層の間に存在してし
まい、後で中空糸束の取り出しが困難になることは回避
することができない。かえってこのような中空糸の損傷
を招きうる。更に大量のフィルムが、必要な多層巻で必
要であり、それにより囲繞体が極端に高価になる。更
に、フィルムの多層巻により包み込まれた中空糸束の最
終調節が困難になる。それというのも、フィルムのそれ
ぞれの層により、透明なフィルムの場合でさえ中空糸束
の外観がこれらの層によりますます不澄明になるためで
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、簡単かつ経済的に実施することができ、かつその場
合に前記の欠点が少なくとも低減される冒頭に記載した
技術を提供することである。本発明の方法を実行するこ
とができる装置の提供も本発明の課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、フィル
ムウェブを中空糸束に巻き掛けてフィルムチューブを形
成し、所定の長さに切断し、かつフィルム同士を相互に
結合させる、中空糸束を囲繞するフィルムチューブ内に
中空糸束を包み込む方法により解決され、その際、この
方法は、フィルムウェブを中空糸束に巻きかけて、該フ
ィルムウェブが連続的に第1区分、第2区分及び第3区
分を有し、しかも、中空糸束が第2区分で囲繞され、か
つ第1区分と第3区分とは重なり合って、中空糸束から
離れる方向に向いているようにし、更に第1区分と第3
区分とを中空糸束の付近で相互に結合させて1つの結合
部とし、かつ中空糸束から見て該結合部のところで、又
は該結合部の背後で第1区分と第3区分とを切断するこ
とを特徴とする。
【0008】こうして、第1区分及び第3区分を比較的
短く抑えることができて、中空糸束に1層巻をする場合
に比べて僅かに多いフィルムが必要なだけである。本発
明の方法では、フィルムの第2区分を比較的ゆるく中空
糸束に巻きかけることにより、第1区分と第3区分とを
重ね合わせた後に第1区分と第3区分とを結合するため
に使用する位置に、隣接する中空糸に対して多少の距離
をもたせることが可能になる。このことによって、かつ
結合をもはや中空糸束に対してではなく、中空糸束の軸
線に沿った平面に対して、しかし中空糸束の外側で実施
することができるという事実によっても、本発明の方法
では、かなり多い結合法、例えば溶接、接着、縫合、針
止め、圧締め等を使用することができる。
【0009】本発明の方法により、複数の中空糸束をた
だ1枚のフィルムに包み込むことも可能である。この場
合に本発明の意味では、複数の中空糸束からなる形成物
も中空糸束と見なす。
【0010】本発明ではフィルムという概念には、中空
糸束を包み込むために好適な平面形成物の全てが含まれ
ている。最も簡略には、フィルムは紙製であってよい。
しかしこれは、密なメッシュ状のネット、テキスタイル
又はニット等からなってもよい。フィルムは、その材料
が有利には熱可塑性ポリマーである薄膜からなるのが有
利である。
【0011】フィルムウェブを展開させ、フィルムウェ
ブに第2区分を形成するための凹部を形成し、その凹部
に中空糸束を置き、中空糸束を含むチューブに凹部を形
成し、それにより、チューブがフィルムウェブの第2区
分を形成する場合に、かつ第1区分と第3区分とを結合
させる場合に、本発明の方法を特に簡単に実施すること
ができる。こうして、包み込みたい中空糸束は特に慎重
に処理される。
【0012】本発明の方法を自動装置により実施するこ
とができるように、フィルムウェブを第1テーブルプレ
ートと第2テーブルプレートとの2つの部分からなるテ
ーブルに沿って展開させ、第1テーブルプレート及び/
又は第2テーブルプレートを所定の相互間隔が形成され
るまで互いに接近させて、囲繞したい中空糸束の直径と
最低でも同じ、又はそれよりも広いギャップを設け、か
つフィルムをこのギャップ内に、囲繞したい中空糸束と
最低でも同じ、又はそれよりも深い深さで没入させるこ
とにより凹部を生じさせることを推奨する。
【0013】この場合、チューブを形成するために、第
1テーブルプレート及び/又は第2テーブルプレートを
互いに接近する方向に運動させ、フィルムの厚みの2倍
よりも広いが、中空糸束の直径よりも狭いギャップを生
じさせ、その後、フィルムの第1区分及び/又は第3区
分を、凹部を形成する第2区分が中空糸束を緩く囲繞
し、かつチューブを形成するようになるまで所定の距離
だけギャップから離れる方向に案内する場合に特に有利
である。これにより、第1区分及び第3区分とが結合し
ている完成した包み込みにより中空糸束が緩く、しかし
包み込まれた中空糸束が更なる処理の際に簡単に囲繞体
から滑り出ない程度に狭く取り巻かれることが保証され
る。
【0014】第1テーブルプレート及び第2テーブルプ
レートの、ギャップ側のテーブル縁部の所に配置された
結合装置を用いて、フィルムの第1区分と第3区分との
間の結合部を形成する場合に、これは有利に行いうる。
【0015】結合部を形成するために、第1区分と第3
区分とを相互に溶接する場合に、特に簡単かつコスト的
に有利に本発明の方法を実施することができる。
【0016】この場合、有利には第1区分と第3区分と
を溶接の際に切断して、溶接及び切断を同時に実施する
ことができる。同時に所定の部分をフィルムから切断す
る溶接法は十分に公知であり、従って更に詳述する必要
はない。
【0017】本発明の課題は、テーブルプレート、フィ
ルムウェブを供給するための装置、フィルムウェブを結
合するための装置及びフィルムウェブを切断するための
装置を有する本発明の方法を実施するための装置によっ
ても解決され、その際、この装置が2つのテーブルプレ
ートを有し、第1テーブルプレート及び/又は第2テー
ブルプレートが、第1テーブルプレートと第2テーブル
プレートとの間に形成されるギャップの幅を変化させる
ために、互いに接近する方向及び互いに離れる方向で第
1テーブルプレートに関しては第1運動平面内で、かつ
/又は第2テーブルプレートに関しては第2運動平面内
で運動可能であるように配置されていて、かつ第2テー
ブルプレートがフィルムウェブを供給するための装置に
隣接して配置されていることを特徴とする。
【0018】この装置では先ず、第1テーブルプレート
と第2テーブルプレートとの間のギャップを、運動可能
に配置されたテーブルプレートを送ることにより包み込
みたい中空糸束の直径よりもおおよそ広く調節し、それ
により簡単に、フィルムを下方に押すことによりギャッ
プ内に凹部を形成させ、次いでその凹部に中空糸束を没
入させることができる。引き続き、運動可能なテーブル
プレートを相互に接近する方向に動かす場合に、同時に
凹部をチューブに形成し、かつフィルムの第1区分と第
3区分とを重ねることができる。
【0019】第1テーブルプレート及び第2テーブルプ
レートの上方に、所定の平面で運動可能なポンチが凹部
を形成するために配置されており、その平面が、第1及
び/又は第2運動平面に対して90゜〜60゜の角度を
有し、かつ少なくとも第1テーブルプレートと第2テー
ブルプレートとにより形成されたギャップの少なくとも
ほぼ中央に延びている場合に、凹部の形成を有利に行う
ことができる。
【0020】本発明の装置の有利な1実施態はフィルム
ウェブを供給するための装置がステッピングモーターを
含むことを特徴とする。ステッピングモーターを用い
て、一方では両方のテーブルプレートに沿ってフィルム
を送ることができ、その後で、凹部を形成し、かつ中空
糸束を囲繞する。しかしこれは、フィルムの第3区分
を、両方のテーブルプレートを合わせた後に再び、フィ
ルムが中空糸束の輪郭に適合し、かつ同時に中空糸束を
緩く取り囲む程度に引き戻すために使用することもでき
る。
【0021】この場合、第1テーブルプレートがフィル
ムウェブを保持するための装置を有すると、特に有利で
ある。この装置を用いて、ステッピングモータを介して
第3区分を、チューブを形成するために引き戻す間、第
1区分を固定することができる。
【0022】フィルムウェブを結合するための装置が溶
接装置である装置が、特に有利であるとみなすべきであ
る。
【0023】溶接装置がフィルムウェブを切断するため
の装置である場合に、特に有利である。
【0024】
【実施例】本発明を次の図に基づき詳述する。
【0025】本発明の方法を実施するために、図1〜5
に示すような装置を使用する。フィルム1を輸送ローラ
4及び4′に接続しているステッピングモータ(図示さ
れていない)を介してフィルムロール7からフィルム1
が第1テーブルプレート2及び第2テーブルプレート3
に載るように、引き出し、矢印Aの方向に送る。輸送ロ
ーラ4の回転方向は矢印Bで示してある。第1テーブル
プレート及び第2テーブルプレート3は、囲繞したい中
空糸束の直径よりもおおよそ大きい所定の間隔で相互に
配置してある。第1テーブルプレート2と第2テーブル
プレート3との間隔により生じるギャップ上に、囲繞し
たい中空糸束の輪郭に相応する輪郭を有するポンチ5を
配置しておく。中空糸束はこの後に初めて必要となるの
で、中空糸束は図1及び2には図示していない。
【0026】テーブルプレート2及びテーブルプレート
3の下方に位置し、その際、図2に示しているような凹
部8となる第2区分をフィルムが形成するように、ポン
チ5を下の方向に動かす。先ず支持器6をフィルムの第
1区分1が固定されるように矢印Dの方向に下に動かす
ようにして、凹部の形成を行うことができる。続いて保
持器6を降ろして、ステッピングモータを介してポンチ
5に凹部を生じさせることができるだけのフィルムを後
から供給する。
【0027】ここで、凹部に中空糸束9を導入し、その
後ポンチ5を再び、図1で示されている出発位置に引き
戻す。この後、運動可能に配置されたテーブルプレート
2を矢印Eの方向に、従って、第2テーブルプレート3
の方向に、第1テーブルプレート2と第2テーブルプレ
ート3との間に狭いギャップがまだ形成されている(図
3参照)ように動かす。このギャップは、フィルムの2
倍の厚さよりも僅かに広く、従ってフィルムを更にギャ
ップを介して引っ張ることができるが、凹部8′に導入
された中空糸束9を引っ張ることはできない。
【0028】ここで輸送ローラ4、4′(矢印Fの回転
方向)を介してフィルムをロール7(矢印G)の方向
に、フィルムが第2区分8”’で緩く、しかし中空糸束
9の輪郭に沿って中空糸束に巻き掛かる分だけ引き戻
す。
【0029】溶接のためにここで、運動可能に配置され
た第1テーブルプレート2を更に第2テーブルプレート
3に近づく方向に案内するが(図5)、その際、それら
の縁には溶接装置(図示されていない)が配置されてい
て、その溶接装置は、フィルムの溶接と同時にフィルム
の第1区分1と第3区分1′とを切断するように設計さ
れている。簡略には溶接装置は、第1テーブルプレート
又は第2テーブルプレートのテーブル縁部に組み込まれ
た、溶接のために例えば電流により加熱することができ
る溶接線材である。
【0030】溶接によりフィルムの第2区分から、中空
糸束9を囲繞するチューブ8””を形成した。このフィ
ルムチューブは、輪郭に沿って中空糸束軸線に平行に走
る溶接シームを有し、その溶接シームの部分で、チュー
ブを形成するフィルムの両末端は合わさっていて、中空
糸束から離れる方向を向き、かつ相互に溶接されてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施態の第1の過程を示す概略図。
【図2】本発明の1実施態の第2の過程を示す概略図。
【図3】本発明の1実施態の第3の過程を示す概略図。
【図4】本発明の1実施態の第4の過程を示す概略図。
【図5】本発明の1実施態の第5の過程を示す概略図。
【符号の説明】
1 フィルム、 2 第1テーブルプレート、 3 第
2テーブルプレート、4 輸送ローラ、 5 ポンチ、
6 保持器、 7 フィルムロール、 8凹部、 9
中空糸束
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月29日(2000.2.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空糸束を囲繞するフィルムチューブ内
    に中空糸束を包み込むための方法であって、フィルムウ
    ェブを中空糸束に巻きかけてフィルムチューブを形成
    し、所定の長さに切断し、かつフィルム同士を互いに結
    合する形式の方法において、フィルムウェブを中空糸束
    に巻きかけて、該フィルムウェブが連続的に第1区分、
    第2区分及び第3区分を有し、しかも、中空糸束が第2
    区分で囲繞され、かつ第1区分と第3区分とは重なり合
    って、中空糸束から離れる方向に向いているようにし、
    更に第1区分と第3区分とを中空糸束の付近で相互に結
    合させて1つの結合部とし、かつ中空糸束から見て該結
    合部のところで、又は該結合部の背後で第1区分と第3
    区分とを切断することを特徴とする、中空糸束を包み込
    むための方法。
  2. 【請求項2】 フィルムウェブを展開させ、そのフィル
    ムウェブに第2区分を形成するための凹部を形成し、そ
    の凹部に中空糸束を挿入し、凹部を成形して中空糸束を
    有するチューブにして、該チューブによりフィルムウェ
    ブの第2区分を形成し、かつ第1区分を第3区分に結合
    させる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 フィルムウェブを第1テーブルプレート
    と第2テーブルプレートとの2つの部分からなるテーブ
    ルに沿って展開させ、第1テーブルプレート及び/又は
    第2テーブルプレートを所定の相互間隔が形成されるま
    で相互に接近させて、囲繞したい中空糸束の直径と最低
    でも同じか、又はそれよりも広いギャップを形成し、か
    つ該ギャップ内に、囲繞したい中空糸束の直径と最低で
    も同じか、又はそれよりも大きい深さまで、フィルムを
    没入させることにより凹部を生じさせる、請求項2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 チューブを形成するために、第1テーブ
    ルプレート及び/又は第2テーブルプレートを互いに接
    近する方向に運動させて、フィルムの厚さの2倍よりも
    大きいが、中空糸束の直径よりも小さいギャップを形成
    し、その後に、フィルムの第1区分及び/又は第3区分
    を、凹部を形成する第2区分が中空糸束を緩く囲繞し、
    かつチューブを形成するようになるまで所定の距離だけ
    ギャップから離れる方向に案内する、請求項3に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 第1テーブルプレート及び第2テーブル
    プレートの、ギャップ側のテーブル縁部に配置された結
    合装置を用いて、フィルムの第1区分と第3区分との結
    合部を形成する、請求項3又は4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記結合部を製造するために、第1区分
    と第3区分とを相互に溶接する、請求項1から5までの
    いずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 第1区分と第3区分とを溶接の際に切断
    する、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 溶接と切断とを同時に実施する、請求項
    6又は7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 テーブルプレート、フィルムウェブを供
    給するための装置、フィルムウェブを結合するための装
    置及びフィルムウェブを切断するための装置を有する請
    求項1から8までのいずれか1項に記載の方法を実施す
    るための装置において、該装置が2つのテーブルプレー
    トを有し、その際、第1テーブルプレート及び/又は第
    2テーブルプレートが、第1テーブルプレートと第2テ
    ーブルプレートとの間に形成されるギャップの幅を変化
    させるために互いに接近する方向及び互いに離れる方向
    で第1テーブルプレートに関しては所定の第1運動平面
    内で、かつ/又は第2テーブルプレートに関しては所定
    の第2運動平面内で運動可能に配置されていて、かつ第
    2テーブルプレートがフィルムウェブを供給するための
    装置に隣接して配置されていることを特徴とする、中空
    糸束を囲繞するフィルムチューブ内に中空糸束を包み込
    むための装置。
  10. 【請求項10】 第1テーブルプレート及び第2テーブ
    ルプレートの上方に、凹部を形成するための、所定の平
    面に沿って運動可能なポンチが配置されており、その平
    面が、第1運動平面及び/又は第2運動平面に対して9
    0゜〜60゜の角度を有し、かつ少なくとも第1テーブ
    ルプレートと第2テーブルプレートとにより形成された
    ギャップの少なくともほぼ中央を通って延びている、請
    求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 フィルムウェブを供給するための装置
    がステッピングモータを有している、請求項9又は10
    に記載の装置。
  12. 【請求項12】 第1のテーブルプレートが、フィルム
    ウェブを保持するための装置を有する、請求項9から1
    1までのいずれか1項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 フィルムウェブを結合するための装置
    が溶接装置である、請求項9から12までのいずれか1
    項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 溶接装置がフィルムウェブを切断する
    ための装置でもある、請求項13に記載の方法。
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