JP2000234914A - 歪み検出装置 - Google Patents

歪み検出装置

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JP2000234914A
JP2000234914A JP11036206A JP3620699A JP2000234914A JP 2000234914 A JP2000234914 A JP 2000234914A JP 11036206 A JP11036206 A JP 11036206A JP 3620699 A JP3620699 A JP 3620699A JP 2000234914 A JP2000234914 A JP 2000234914A
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mirror
optical path
movable
corner cube
mirrors
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JP11036206A
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English (en)
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Akihiro Cho
亮弘 長
Keiichi Sawada
敬一 澤田
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Tokimec Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏波保持光ファイバとマイケルソン型干渉計
とを含む歪み検出装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 歪み検出装置は偏波保持光ファイバの歪
みを偏波保持機能の劣化としてマイケルソン型干渉計に
よって検出するように構成され、マイケルソン型干渉計
を構成する2つの光路のうち、少なくとも一方の光路は
少なくとも1個の可動ミラーを含む複数のミラーを有
し、該複数のミラーの少なくとも1個を移動させること
によって、2つの光路の間の光路差の変化量は上記移動
したミラーの移動距離の4倍以上になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は偏波保持(複屈折)
光ファイバとマイケルソン型干渉計を含む歪み検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバのコア断面が真円であり且つ
軸が真直であれば、一端から入射された直線偏光は偏波
状態が保持され、同一偏波状態の直線偏光が他端から出
射される。しかしながら、通常、光ファイバは僅かであ
るが変形し又は歪んでいるからコア断面が真円であり且
つ軸が真直となることはない。そこでカップリングと称
する現象が発生する。基本モード、即ち、HE11モード
の偏波は互いに直交する2つの偏波、即ち、HE11 X
ードとHE11 Y モードの偏波に分離する。両者は伝搬定
数や群速度が異なり、楕円偏波及び直線偏波を周期的に
繰り返す。これが偏波分散である。
【0003】偏波保持単一モード(複屈折)光ファイバ
(以下に単に偏波保持ファイバという。)では、光ファ
イバに予め内部応力又は内部歪みが付与されており、H
11 X モードとHE11 Y モードの偏波の伝搬定数の差が
大きく、両者がモード結合することはない。従って、入
射端にて光ファイバ固有の偏波方向に整合した光を入射
させると出射端までその偏波状態が保存される。
【0004】偏波保持光ファイバが外力等によって歪み
又は変形すると偏光維持性能が劣化する。この偏光維持
性能の劣化は、偏波保持光ファイバに生じた偏波分散と
して測定されることができる。逆に、偏波保持光ファイ
バに生じた偏波分散を測定することによって偏波保持光
ファイバに生じた歪み又は変形を検出することができ
る。
【0005】特開昭60−173429号及び特開昭6
3−250546号には、マイケルソン型干渉計によっ
て偏波保持光ファイバに生じたカップリング又は偏波分
散を測定する方法が開示されている。また、本願出願人
と同一の出願人によって平成8年11月1日に出願され
た特願平8−291662号(特開平10−13252
6号)には、偏波保持光ファイバに生じたカップリング
又は偏波分散を測定することによって、偏波保持光ファ
イバに生じた歪み又は変形を測定するための歪み検出装
置が記載されている。
【0006】図5を参照して従来の歪み検出装置の例を
説明する。詳細は上記の公報又は出願を参照されたい。
歪み検出装置は、光源11と2つの偏光子13、15と
偏波保持光ファイバ17とマイケルソン型干渉計40と
を含む。マイケルソン型干渉計40はハーフミラー41
と固定平板ミラー42と可動平板ミラー43とを有し、
可動平板ミラー43は移動ステージ43A上に装着され
ている。マイケルソン型干渉計40は更に受光器44と
信号処理装置45とを有する。
【0007】先ず、偏波保持光ファイバ17に入射する
HE11モードの偏波の偏波方向が偏波保持光ファイバ1
7の固有偏波方向に一致するように、アラインメントが
とられる。光源11からの光は第1の偏光子13によっ
て直線偏光化され偏波保持光ファイバ17に導かれる。
偏波保持光ファイバに歪み又は変形が存在すると、そこ
にカップリングが起き、互いに直交する偏波方向を有す
る2つの偏波、即ち、HE11 X モードとHE11 Y モード
の偏波が生ずる。2つの偏波は、第2の偏光子15によ
って偏波方向が同一となるように偏光されて、合波す
る。合波した光はマイケルソン型干渉計40に導かれ
る。
【0008】マイケルソン型干渉計40に導かれた光
は、ハーフミラー41によって2つに分岐され、一方は
固定平板ミラー42を反射し他方は可動平板ミラー43
を反射する。これらの反射光はハーフミラー41によっ
て合成され、干渉光は受光器44によって受光される。
受光器44からの信号は信号処理装置45によって処理
される。
【0009】このような歪み検出装置によって歪み又は
変形を検出する方法を説明する。センサ部である偏波保
持光ファイバを、例えば、検査対象である部材に巻き付
ける。この部材が変形又は歪むと、それに巻き付けられ
た偏波保持光ファイバが変形し又は歪む。これは、マイ
ケルソン型干渉計によって偏波分散として検出されるこ
とができる。偏波分散を検出することによって、検査対
象に生じた変形又は歪みの大きさと位置が測定される。
【0010】検査対象に生じた変形又は歪みの大きさは
受光器によって検出された干渉光の強度信号を分析する
ことによって求められる。
【0011】検査対象に生じた変形又は歪みの位置はカ
ップリングが発生した位置を検出することによって求め
られる。
【0012】カップリングによって生じた偏波分散、即
ち、群速度の遅延は、2つの偏波が偏波保持光ファイバ
17の出口端まで伝播する間に、増加する。単位距離当
たりの偏波分散が一定であるとすれば、偏波保持光ファ
イバの出口端における偏波分散は、カップリングが発生
した位置から偏波保持光ファイバの出口端までの距離x
1 に比例する。従って、偏波分散を求めることによっ
て、カップリングの発生位置が得られる。
【0013】受光器の出力信号を監視しながら、可動平
板ミラーを光軸方向に沿って移動させる。それによっ
て、固定平板ミラーを反射する第1の偏光の光路長と可
動平板ミラーを反射する第2の偏光の光路長の間の光路
差が変化する。この光路差を以下に単にマイケルソン干
渉計の光路差と称する。
【0014】この光路差が偏波分散に対応したとき、干
渉光の強度のピーク値が得られる。偏波分散は、受光器
44の出力の2つのピーク値の間の距離を求めることに
よって得られる。このときの、光路差Pは偏波分散に相
当し、カップリングの発生位置x1 を指示する。
【0015】
【数1】x1 =P/B
【0016】x1 はカップリングの発生位置から偏波保
持光ファイバの出口端までの距離、Pはマイケルソン型
干渉計の2つの伝播光の光路差である。また、Bは偏波
保持光ファイバのモード複屈折率である。
【0017】偏波保持光ファイバの全長Lが歪み検出装
置のセンサ部として機能する場合、カップリングは偏波
保持光ファイバの入口端から出口端までの何処でも生ず
る。従って、カップリングの位置x1 の最小値はゼロ、
最大値は偏波保持光ファイバの全長Lである。光路差P
の最大値PMAX は、カップリングが偏波保持光ファイバ
の入口端にて生じた場合に生じ、数1の式にてx1 =L
を代入することによって求められる。
【0018】
【数2】PMAX =B×L
【0019】数2の式から明らかなように、偏波保持光
ファイバをセンサ部とする歪み検出装置において、マイ
ケルソン干渉計の光路差Pの最大値はセンサ部の全長に
比例する。逆にセンサ部の長さを大きくすると、光路差
Pを大きくしなければならない。
【0020】図6を参照して従来の歪み検出装置の他の
例を説明する。この例を図5に示した例と比較すると、
平板ミラーの代わりにコーナーキューブプリズムミラー
が使用されている。即ち、固定平板ミラー42の代わり
に固定コーナーキューブプリズムミラー46が使用さ
れ、可動平板ミラー43の代わりに可動コーナーキュー
ブプリズムミラー47が使用されている。それ以外の構
成は図5の例と同様である。
【0021】コーナーキューブプリズムミラーは、平板
ミラーと比較すると、設置方法が簡単である特徴を有す
る。平板ミラーは、光軸に対して正確に垂直に設置しな
くてはならない。もし、光軸に対して垂直でないと、入
射光と反射光が平行とならない。コーナーキューブプリ
ズムミラーは光軸に対して正確に対称的に設置されなく
ても、入射光と反射光は常に平行となる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来の歪み検出装置で
は、マイケルソン型干渉計の光路差Pの増加量は、可動
ミラーの移動量xの2倍であった。以下に簡単化のため
に、可動ミラーが初期位置にあるときに、マイケルソン
型干渉計の光路差Pはゼロであると仮定する。可動ミラ
ーの移動量をxとすると、光路差Pは次のようになる。
【0023】
【数3】P=2x
【0024】従って、可動ミラーの移動量xの最大値x
MAX は、同様に、偏波保持光ファイバの全長Lに比例す
る。
【0025】
【数4】xMAX =B×L/2
【0026】従って、従来の歪み検出装置では、歪みを
検出するためのセンサ部の長さを大きくすると、可動ミ
ラーの移動量xの最大値xMAX が大きくなり、マイケル
ソン型干渉計の部分の寸法が大きくなる欠点があった。
【0027】本発明は、センサ部の長さを大きくして
も、マイケルソン型干渉計の部分の寸法を大きくする必
要がない歪み検出装置を提供することを目的とする。
【0028】本発明は、センサ部の長さを大きくして
も、マイケルソン型干渉計を構成する可動ミラーの移動
距離を大きくする必要がない歪み検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0029】本発明は、マイケルソン干渉計の部分の可
動ミラーの移動距離を大きくすることなく、2つの偏光
の間の光路差を大きくすることができる歪み検出装置を
提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明によると、光源と
偏波保持光ファイバとマイケルソン型干渉計とを含み、
偏波保持光ファイバの歪みを偏波保持機能の劣化として
マイケルソン型干渉計によって検出するように構成され
た歪み検出装置において、マイケルソン型干渉計を構成
する2つの光路のうち、少なくとも一方の光路は少なく
とも1個の可動ミラーを含む複数のミラーを有し、該複
数のミラーの少なくとも1個を移動させることによっ
て、2つの光路の間の光路差の変化量は移動したミラー
の移動距離の4倍以上になるように構成されている。
【0031】従って、可動ミラーの移動距離が小さくて
も大きな光路差を得ることができるから、センサ部であ
る偏波保持光ファイバの全長が大きくても、マイケルソ
ン干渉計の部分の寸法を小さくすることができる。
【0032】本発明の歪み検出装置の例によると、一方
の光路は1個の可動ミラーと1個の固定ミラーとを含
み、1個の可動ミラーを移動させることによって2つの
光路の間の光路差の変化量は移動したミラーの移動距離
の4倍となる。又、他の例によると、一方の光路は2個
の可動ミラーと1個の固定ミラーとを含み、2個の可動
ミラーを移動させることによって2つの光路の間の光路
差の変化量は移動したミラーの移動距離の4倍となる。
【0033】本発明の更に他の例によると、一方の光路
はn個(nは自然数)の固定ミラーと(n+1)個の可
動ミラーとを含み、該(n+1)個の可動ミラーを移動
させることによって2つの光路の間の光路差の変化量は
移動したミラーの移動距離の2(n+1)倍となる。更
に、(n+1)個の可動ミラーは互いに異なる移動距離
だけ移動させるように構成されている。
【0034】本発明の他の例によると、マイケルソン型
干渉計を構成する2つの光路のうちの他方の光路は、少
なくとも1つの可動ミラーを含む。第1の光路の可動ミ
ラーを第2の光路の可動ミラーの移動方向と反対方向に
移動させることによって2つの光路の光路差は大きくな
る。
【0035】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明の歪み検出
装置の第1の例について説明する。本例の歪み検出装置
は、光源11と第1及び第2の偏光子13、15と偏波
保持光ファイバ17とマイケルソン型干渉計50とを有
する。
【0036】本例の歪み検出装置では、マイケルソン型
干渉計50はビームスプリッタ、即ち、ハーフミラー5
1と2つの固定平板ミラー53、54と可動コーナーキ
ューブプリズムミラー61とを有し、可動コーナーキュ
ーブプリズムミラー61は移動ステージ70に装着され
ている。本例のマイケルソン型干渉計50は、従来のマ
イケルソン型干渉計40と同様に、更に受光器44及び
信号処理装置45とを有する。
【0037】光源11からの光は第1の偏光子13によ
って直線偏光化されて偏波保持光ファイバ17に導かれ
る。偏波保持光ファイバ17を伝播した光は第2の偏光
子15を経由してマイケルソン型干渉計50に導かれ
る。第2の偏光子15によって、カップリングによって
発生した2つの偏光の偏波方向は同一となる。
【0038】マイケルソン型干渉計50に導かれた直線
偏光はビームスプリッタ、即ち、ハーフミラー51によ
って2つに分岐される。第1の偏光は第1の固定平板ミ
ラー53を反射して、ハーフミラー51に導かれる。第
2の偏光は可動コーナーキューブプリズムミラー61を
経由して、第2の固定平板ミラー54を反射する。この
反射光は再び可動コーナーキューブプリズムミラー61
を経由してハーフミラー51に導かれる。
【0039】第1の固定平板ミラー53からの反射光と
第2の固定平板ミラー54からの反射光は、ハーフミラ
ー51によって合成され、干渉光は受光器44によって
受光される。受光器44からの信号は信号処理装置45
によって処理される。
【0040】第1の固定平板ミラー53を反射する第1
の偏光と第2の固定平板ミラー54を反射する第2の偏
光の間の光路差、即ち、マイケルソン干渉計の光路差を
考察する。第1の偏光の光路長は変化しないが、第2の
偏光の光路長は、可動コーナーキューブプリズムミラー
61を移動させることによって変化する。従って、2つ
の偏光の光路差は、第2の偏光の光路長の増加量だけ増
加する。
【0041】可動コーナーキューブプリズムミラー61
を支持する移動ステージ70の移動距離をxとする。第
2の偏光の光路長は、可動コーナーキューブプリズムミ
ラー61の反射前と反射後にてそれぞれ距離2xだけ増
加する。従って、第2の偏光の光路長は距離4xだけ増
加する。従って、光路差の増加量は4xである。上述の
ように、簡単化のために、移動ステージ70が初期位置
にあるときに、2つの偏光の間の光路差Pはゼロである
と仮定すると、光路差Pは次のようになる。
【0042】
【数5】P=4x
【0043】尚、上述の説明で、第2の固定平板ミラー
54は移動しないように構成されているが、この第2の
固定平板ミラー54を移動ステージに装着して移動可能
に構成してもよい。この第2の固定平板ミラー54を可
動コーナーキューブプリズムミラー61より遠ざかる方
向に移動させることによって、2つの偏光の間の光路差
Pは更に増加する。
【0044】図2を参照して説明する。本例の歪み検出
装置によると、マイケルソン型干渉計50は2つのハー
フミラー51、52と2つの固定コーナーキューブプリ
ズムミラー55、56と2つの可動コーナーキューブプ
リズムミラー61、62とを有し、可動コーナーキュー
ブプリズムミラー61、62は移動ステージ70に装着
されている。
【0045】マイケルソン型干渉計50に導かれた直線
偏光はビームスプリッタ、即ち、第1のハーフミラー5
1によって2つに分岐される。第1の偏光は第1の固定
コーナーキューブプリズムミラー55を反射して、ビー
ムスプリッタ、即ち、第2のハーフミラー52に導かれ
る。第2の偏光は第1の可動コーナーキューブプリズム
ミラー61、第2の固定コーナーキューブプリズムミラ
ー56及び第2の可動コーナーキューブプリズムミラー
62を経由して、第2のハーフミラー52に導かれる。
【0046】第1の偏光と第2の偏光は、第2のハーフ
ミラー52によって合成され、干渉光は受光器44によ
って受光される。受光器44からの信号は信号処理装置
45によって処理される。
【0047】同様に、第1の偏光と第2の偏光の光路差
を考察する。第1の偏光の光路長は変化しないが、第2
の偏光の光路長は、可動コーナーキューブプリズムミラ
ー61、62を移動させることによって変化する。従っ
て、2つの偏光の光路差の増加量は、第2の偏光の光路
長の増加量に等しい。
【0048】可動コーナーキューブプリズムミラー6
1、62を支持する移動ステージ70の移動距離をxと
する。第2の偏光の光路長は、可動コーナーキューブプ
リズムミラー61、62の反射前と反射後にてそれぞれ
距離xだけ増加する。従って、第2の偏光の光路長は距
離4xだけ増加する。従って、光路差の増加量は4xで
ある。上述のように、簡単化のために、移動ステージ7
0ーが初期位置にあるときに、2つの偏光の間の光路差
Pはゼロであると仮定すると、光路差Pは次のようにな
る。
【0049】
【数6】P=4x
【0050】尚、上述の説明で、第2の固定コーナーキ
ューブプリズムミラー56は移動しないように構成され
ているが、この第2の固定コーナーキューブプリズムミ
ラー56を移動ステージに装着して移動可能に構成して
もよい。この第2の固定コーナーキューブプリズムミラ
ー56を可動コーナーキューブプリズムミラー61、6
2より遠ざかる方向に移動させることによって、2つの
偏光の間の光路差Pは更に増加する。
【0051】図3を参照して説明する。本例の歪み検出
装置によると、マイケルソン型干渉計50は2つのハー
フミラー51、52と3つの固定コーナーキューブプリ
ズムミラー55、56、57と3つの可動コーナーキュ
ーブプリズムミラー61、62、63とを有する。第1
及び第2の可動コーナーキューブプリズムミラー61、
62は第1の移動ステージ70に装着され、第3の可動
コーナーキューブプリズムミラー63は第2の移動ステ
ージ71に装着されている。
【0052】マイケルソン型干渉計50に導かれた直線
偏光は第1のハーフミラー51によって2つに分岐され
る。第1の偏光は第1の固定コーナーキューブプリズム
ミラー55を反射して、第2のハーフミラー52に導か
れる。第2の偏光は第3の可動コーナーキューブプリズ
ムミラー63、第2の固定コーナーキューブプリズムミ
ラー56、第1の可動コーナーキューブプリズムミラー
61、第3の固定コーナーキューブプリズムミラー57
及び第2の可動コーナーキューブプリズムミラー62を
経由して、第2のハーフミラー52に導かれる。
【0053】第1の偏光と第2の偏光は、第2のハーフ
ミラー52によって合成され、干渉光は受光器44によ
って受光される。受光器44からの信号は信号処理装置
45によって処理される。
【0054】同様に、第1の偏光と第2の偏光の光路差
を考察する。第1の偏光の光路長は変化しないが、第2
の偏光の光路長は、可動コーナーキューブプリズムミラ
ー61、62、63を移動させることによって変化す
る。従って、2つの偏光の光路差の増加量は、第2の偏
光の光路長の増加量に等しい。
【0055】第1及び第2の可動コーナーキューブプリ
ズムミラー61、62を支持する第1の移動ステージ7
0の移動距離をx1 とし、第3の可動コーナーキューブ
プリズムミラー63を支持する第2の移動ステージ71
の移動距離をx2 とする。第2の偏光の光路長は、第1
及び第2の可動コーナーキューブプリズムミラー61、
62の反射前と反射後にてそれぞれ距離x1 だけ増加
し、第3の可動コーナーキューブプリズムミラー63の
反射前と反射後にてそれぞれ距離x2 だけ増加する。従
って、光路長は距離4x1 +2x2 増加する。光路差の
増加量も4x1 +2x2 である。上述のように、簡単化
のために、移動ステージ70、71が初期位置にあると
きに、2つの偏光の間の光路差Pはゼロであると仮定す
ると、光路差Pは次のようになる。
【0056】
【数7】P=4x1 +2x2
【0057】以上の例から容易に理解されるように、一
般に、第2の偏光の光路に、多数の固定コーナーキュー
ブプリズムミラー及び可動コーナーキューブプリズムミ
ラーを設けることによって光路差を増加させることがで
きる。例えば、n個(nは自然数)の固定コーナーキュ
ーブプリズムミラーと(n+1)個の可動コーナーキュ
ーブプリズムミラーを、互いに向き合うように、それぞ
れ1列に並べる。(n+1)個の可動コーナーキューブ
プリズムミラーは移動ステージに装着する。
【0058】移動ステージの移動距離をxとすると、第
2の偏光の光路長は、各可動コーナーキューブプリズム
ミラーの反射前と反射後にてそれぞれ距離xだけ増加す
る。従って、第2の偏光の光路長は距離2x×(n+
1)増加する。従って、光路差の増加量も2x×(n+
1)である。上述のように、簡単化のために、移動ステ
ージが初期位置にあるときに、2つの偏光の間の光路差
Pはゼロであると仮定すると、光路差Pは次のようにな
る。
【0059】
【数8】P=2x×(n+1)
【0060】数8の式は、(n+1)個の可動コーナー
キューブプリズムミラーは1つの移動ステージに装着さ
れている場合である。しかしながら、これらの(n+
1)個の可動コーナーキューブプリズムミラーをm個の
移動ステージに装着してもよい。(n+1)個の可動コ
ーナーキューブプリズムミラーをm個のグループに分割
し、このm個のグループを順にm個の移動ステージに装
着する。
【0061】例えば、第1の移動ステージにM1 個の可
動コーナーキューブプリズムミラーを装着し、第2の移
動ステージにM2 個の可動コーナーキューブプリズムミ
ラーを装着し、第3の移動ステージにM3 個の可動コー
ナーキューブプリズムミラーを装着し、第mの移動ステ
ージにMm 個の可動コーナーキューブプリズムミラーを
装着する。
【0062】m個の移動ステージはそれぞれ別個に移動
することができるように構成される。第1の移動ステー
ジの移動距離をx1 、第2の移動ステージの移動距離を
2、第3の移動ステージの移動距離をx3 、第mの移
動ステージの移動距離をxmとする。上述のように、簡
単化のために、m個の移動ステージが初期位置にあると
きに、2つの偏光の間の光路差Pはゼロであると仮定す
ると、光路差Pは次のようになる。
【0063】
【数9】P=2x1 ×M1 +2x2 ×M2 +2x3 ×M
3 +・・・・+2xm ×Mm
【0064】但し、M1 +M2 +M3 +・・・・+Mm
=n+1である。
【0065】数8の式及び数9の式の例では、n個の固
定コーナーキューブプリズムミラーは固定されていると
仮定している。しかしながら、これらのn個の固定コー
ナーキューブプリズムミラーを1個又は複数の移動ステ
ージに装着して移動可能に構成してもよい。この場合、
n個の固定コーナーキューブプリズムミラーが装着され
た移動ステージの移動方向を、(n+1)個の可動コー
ナーキューブプリズムミラーが装着された移動ステージ
の移動方向と反対にすることによって、光路差をより大
きくすることができる。
【0066】図4を参照して説明する。本例の歪み検出
装置によると、マイケルソン型干渉計50はビームスプ
リッタ、即ち、ハーフミラー51と2つの可動コーナー
キューブプリズムミラー61、64とを有し、x軸方向
の可動コーナーキューブプリズムミラー61はx軸移動
ステージ70に装着され、y軸方向の可動コーナーキュ
ーブプリズムミラー64はy軸移動ステージ72に装着
されている。
【0067】マイケルソン型干渉計50に導かれた直線
偏光はハーフミラー51によって2つに分岐される。第
1の偏光はx軸方向の可動コーナーキューブプリズムミ
ラー61を反射して、ハーフミラー51に導かれ、第2
の偏光はy軸方向の可動コーナーキューブプリズムミラ
ー64を反射してハーフミラー51に導かれる。
【0068】第1の偏光と第2の偏光は、ハーフミラー
51によって合成され、干渉光は受光器44によって受
光される。受光器44からの信号は信号処理装置45に
よって処理される。
【0069】同様に、第1の偏光と第2の偏光の光路差
を考察する。第1及び第2の偏光の光路長は、可動コー
ナーキューブプリズムミラー61、64を移動させるこ
とによって変化する。従って、2つの偏光の光路差の変
化量は、2つの偏光の光路長の変化量の差に等しい。2
つの偏光の光路差を増加させるためには、一方の偏光の
光路長を増加し、他方の偏光の光路長を減少させればよ
い。
【0070】例えば、x軸方向の可動コーナーキューブ
プリズムミラー61を支持するx軸移動ステージ70の
移動距離を+xとし、y軸方向の可動コーナーキューブ
プリズムミラー64を支持するy軸移動ステージ72の
移動距離を−yとする。第1の偏光の光路長は、y軸可
動コーナーキューブプリズムミラー64の反射前と反射
後にてそれぞれ距離2yだけ減少し、第2の偏光の光路
長は、x軸方向可動コーナーキューブプリズムミラー6
1の反射前と反射後にてそれぞれ距離2xだけ増加す
る。従って、光路差の増加量は2x+2yである。上述
のように、簡単化のために、移動ステージ70、72が
初期位置にあるときに、2つの偏光の間の光路差Pはゼ
ロであると仮定すると、光路差Pは次のようになる。
【0071】
【数10】P=2x+2y
【0072】こうして本発明の第1及び第2の例による
と、移動ステージ70の移動距離xに対して光路差は4
xだけ増加するから、従来の歪み検出装置と比べて、2
倍の光路差を得ることができる。逆に、従来の装置のよ
うに光路差を2xだけ増加させるためには、移動ステー
ジ70の移動距離はx/2でよい。第3及び第4の例も
同様に、光路差をx増加するためには、移動ステージ7
0の移動距離は従来例の場合より少ない。
【0073】従って、センサ部である偏波保持光ファイ
バの長さが同じなら、移動ステージ70の移動距離が小
さくなり、マイケルソン型干渉計の部分の長さが短くな
る。また、センサ部である偏波保持光ファイバの長さを
大きくしても、移動ステージ70の移動距離は増加しな
いから、マイケルソン型干渉計の部分の長さは増加しな
い。
【0074】本例の歪み検出装置では、偏波保持光ファ
イバ17がセンサ部である。偏波保持光ファイバ17
は、偏波保持光ファイバ17に歪みを生じさせる原因又
は異変が起きる可能性のある場所に配置される。例えば
柱状部材に偏波保持光ファイバ17を巻き付けてよい。
柱状部材が変形し又は歪むと、偏波保持光ファイバ17
が歪みそれはマイケルソン型干渉計50によって検出さ
れる。柱状部材が加熱されて変形した場合でも、偏波保
持光ファイバ17が歪むから、マイケルソン型干渉計5
0によって検出される。こうして、本例の歪み検出装置
によって、被検出対象である柱状部材に異変が生じたと
きそれが検出される。
【0075】本例の歪み検出装置は、人間が入り込むこ
とができない場所、例えば高所、地中深部、極めて狭い
通路、危険な場所等にて異変を検出することができる。
そのような場所に、偏波保持光ファイバ17を配置す
る。異変が生じたとき偏波保持光ファイバ17に歪みが
生ずるように、偏波保持光ファイバ17を配置又は装着
する。例えば、異変が生じたとき変形又は変位する可能
性のある部材に偏波保持光ファイバ17を巻き付け又は
装着してよい。
【0076】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
【0077】
【発明の効果】本発明によると、歪み検出装置におい
て、センサ部の長さを大きくしても、マイケルソン型干
渉計の部分の寸法を大きくする必要がない利点を有す
る。
【0078】本発明によると、歪み検出装置において、
センサ部の長さを大きくしても、マイケルソン型干渉計
の部分の可動ミラーの移動距離を大きくする必要がない
利点を有する。
【0079】本発明によると、歪み検出装置において、
マイケルソン干渉計の部分の可動ミラーの移動距離を大
きくすることなく、2つの偏光の間の光路差を大きくす
ることができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歪み検出装置の第1の例を示す図であ
る。
【図2】本発明の歪み検出装置の第2の例を示す図であ
る。
【図3】本発明の歪み検出装置の第3の例を示す図であ
る。
【図4】本発明の歪み検出装置の第4の例を示す図であ
る。
【図5】従来の歪み検出装置の例を示す図である。
【図6】従来の歪み検出装置の他の例を示す図である。
【符号の説明】
11…光源 13、15…偏光子 17…偏波保持光フ
ァイバ 40…マイケルソン型干渉計 41…ハーフミ
ラー 42…固定ミラー 43…可動ミラー 44…受
光器 45…信号処理装置 50…マイケルソン型干渉
計 51,52…ハーフミラー 53,54…固定平板
ミラー 55,56,57…固定コーナーキューブプリ
ズムミラー 61,62,63,64…可動コーナーキ
ューブプリズムミラー 70,71,72…移動ステー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F064 AA11 CC06 EE01 FF01 GG04 GG12 GG16 GG22 GG33 GG52 2F065 AA65 DD02 FF52 LL02 LL12 LL17 LL33 UU07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と偏波保持光ファイバとマイケルソ
    ン型干渉計とを含み、上記偏波保持光ファイバの歪みを
    偏波保持機能の劣化として上記マイケルソン型干渉計に
    よって検出するように構成された歪み検出装置におい
    て、 上記マイケルソン型干渉計を構成する2つの光路のう
    ち、少なくとも一方の光路は少なくとも1個の可動ミラ
    ーを含む複数のミラーを有し、該複数のミラーの少なく
    とも1個を移動させることによって、上記2つの光路の
    間の光路差の変化量は上記移動したミラーの移動距離の
    4倍以上になることを特徴とする歪み検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の歪み検出装置において、
    上記一方の光路は1個の可動ミラーと1個の固定ミラー
    とを含み、上記1個の可動ミラーを移動させることによ
    って上記2つの光路の間の光路差の変化量は上記移動し
    たミラーの移動距離の4倍となることを特徴とする歪み
    検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の歪み検出装置において、
    上記一方の光路は2個の可動ミラーと1個の固定ミラー
    とを含み、上記2個の可動ミラーを移動させることによ
    って上記2つの光路の間の光路差の変化量は上記移動し
    たミラーの移動距離の4倍となることを特徴とする歪み
    検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の歪み検出装置において、
    上記一方の光路はn個(nは自然数)の固定ミラーと
    (n+1)個の可動ミラーとを含み、該(n+1)個の
    可動ミラーを移動させることによって上記2つの光路の
    間の光路差の変化量は上記移動したミラーの移動距離の
    2(n+1)倍となることを特徴とする歪み検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の歪み検出装置において、
    上記(n+1)個の可動ミラーは互いに異なる移動距離
    だけ移動させるように構成されていることを特徴とする
    歪み検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5記載の歪み
    検出装置において、上記マイケルソン型干渉計を構成す
    る2つの光路のうちの他方の光路は、少なくとも1つの
    可動ミラーを含むことを特徴とする歪み検出装置。
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