JP2000230261A - 連結防水パン - Google Patents

連結防水パン

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JP2000230261A
JP2000230261A JP11034218A JP3421899A JP2000230261A JP 2000230261 A JP2000230261 A JP 2000230261A JP 11034218 A JP11034218 A JP 11034218A JP 3421899 A JP3421899 A JP 3421899A JP 2000230261 A JP2000230261 A JP 2000230261A
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JP
Japan
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waterproof pan
waterproof
drain
pans
split cover
Prior art date
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Application number
JP11034218A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Furuhashi
清 古橋
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユニットバスル−ムの支持架台に設置される複
数の防水パンを平坦な形で、且つ洗い場として使用する
水の流れる面で連結することを目的とするものである。 【解決手段】連結防水パンは、防水パンの一側辺のほぼ
全長に排水溝を形成し、該防水パンを排水溝が対向する
ように設置して排水溝にグレ−チングを載置し、対向す
る防水パンをコ字形分割カバ−材で接続して全体を面一
とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本願発明は、高齢者、身体障
害者、病院あるいは福祉関係施設等のユニットバスル−
ムに使用される防水パンの構造であって、特に福祉関係
のケアセンタ−での浴室においては車椅子で入浴した
り、あるいは身体が全く不自由なためにベッドに寝かせ
た状態で入浴させるために浴室は大型化され、そこに使
用される防水パンも浴室に合わせて大型化されている
が、大型防水パンの製造はもとより搬入、据え付けがで
きなかった。
【0002】そこでこのような問題点を解消するために
複数の防水パンを連結することにより大型な防水パンと
しているが、このような浴室での床は平坦であることが
重要となってくる。
【0003】本願発明は複数の防水パンから構成される
大型防水パンの連結部を平坦でバリアフリ−なものと
し、且つ連結部における漏水を防ぐ連結防水パンに関す
るものである。
【0004】
【従来の技術】複数の防水パンを接続することにより大
型の防水パンとすることは以前より知られており、防水
パンの連結部として図4(特開平10−25781号)
に示すように、支持架台に設置された浴槽側の防水パン
15上に浴槽17を設け、洗い場側の防水パン16に
は、浴槽側防水パン15に連結する側に立上部19を設
け、浴槽の上縁部と該立上部間にエプロン18を取付け
て、エプロン18の裏側で浴槽側防水パン15と洗い場
側防水パン16が連結20されており、浴槽の洗い場側
に取付けられるエプロン18の下など入浴する人から見
えない箇所とか、立上部19によって水が廻らない箇所
で防水パンを連結している。
【0005】この方法では防水パンの連結部がエプロン
裏に限られるので洗い場側の防水パンが大きくなり、又
洗い場防水パンを分割したくてもできない。洗い場側の
防水パンを分割すると、洗い場側の防水パンに連結部を
設けなければならない。洗い場には水が流れるので、こ
の場合洗い場の連結部の上を水が流れるので連結部の止
水を特に気をつける必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、このよう
な問題点を解決するために案出されたもので、ユニット
バスル−ムの支持架台に設置される複数の防水パンを平
坦な形で、且つ洗い場として使用する水の流れる面で連
結することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明の請求項1記載
の連結防水パンは、防水パンの一側辺のほぼ全長に排水
溝を形成し、該防水パンを排水溝が対向するように設置
して排水溝にグレ−チングを載置し、対向する防水パン
をコ字形分割カバ−材で接続して全体を面一とするもの
である。
【0008】本願発明の請求項2記載の連結防水パン
は、請求項1記載の連結防水パンにおいて、対向する防
水パンを結合部材で連結し、該結合部材をコ字形分割カ
バ−材で被覆するものである。
【0009】本願発明の請求項3記載の連結防水パン
は、請求項1記載の連結防水パンにおいて、コ字形分割
カバ−材に水勾配を付けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本願発明は、複数の防水パンを連
結することによって形成される大型防水パンを、平坦な
形で、且つ洗い場として使用する水の流れる面で連結す
るにもかかわらず本願発明の請求項1記載の連結防水パ
ンは、防水パンの一側辺のほぼ全長に排水溝を形成し、
該排水溝を対向するように防水パン設置して排水溝にグ
レ−チングを載置し、対向する防水パンをコ字形分割カ
バ−材で接続することにより、連結部へ向かって流れる
水は連結部の両側の排水溝により排水され、水が連結部
まで達しないから水密性を良くしており、本願発明の請
求項2記載の連結防水パンは、対向する防水パンを結合
部材で連結することにより、両防水パンは結合部材で固
定されるので、コ字形カバ−は両防水パンに固定する必
要がなく、よってコ字形カバ−にはビス等金具が露出し
ない。本願発明の請求項3記載の連結防水パンは、コ字
形分割カバ−材に水勾配を付けることにより、連結部の
上面の水はけをより良くしている。
【0011】
【実施例】以下この本願発明に係る連結防水パンについ
て、図面に示す実施例に基づいて説明すると次のとおり
である。
【0012】図1は本願発明の第1の実施例を示す大型
防水パンの平面図である。この実施例は、浴槽2を設置
してある防水パン1と、便器4および洗面器5を設置し
てある防水パン3から大型防水パンが構成されており、
防水パンの対面する側辺のほぼ全長に排水溝7が形成さ
れ、排水孔8が設けられている。ドア開口部10が設け
られる防水パン3の床勾配は、ドア開口部10に段差を
なくすため床面を2枚に分け勾配の向きが変えられてい
る。
【0013】図2は本願発明の第2の実施例を示す大型
防水パンの平面図である。この実施例は、第1実施例で
ある浴槽側の防水パン1に代えて浴槽2を設置しない防
水パン6と便器4および洗面器5を設置してある防水パ
ン3から大型防水パンが構成されており、浴槽を設けな
い防水パン6側はシャワ−ル−ムになっており、その他
の部分は第1の実施例と同じ構造から成っている。
【0014】次に本願発明の防水パン同士を結合する連
結部について、縦断面図を示す図3により説明する。周
辺に補強材14を取付けた防水パンが複数枚支持架台上
に設置され、防水パンの対面する側に排水溝8がそれぞ
れに形成されていて、該排水溝8にグレ−チング9を支
持する段部と分割カバ−材12を支持する段部が設けら
れ、防水パンの周辺に立上部が形成されている。
【0015】支持架台上に設置された防水パン間にシ−
ル材を取付け、立上部の上面に亘って結合部材11が止
め金具13により固定され、グレ−チング9の上面が防
水パンの上面と面一となるように排水溝8の受け段部に
載置される。そして結合部材11の上面を覆い、その上
面がグレ−チング9の上面と面一となるようにして分割
カバ−材12が排水溝8の支持段部に取り付けられる。
【0016】図4は、防水パンの結合部に取り付けるコ
字形分割カバ−材12の形状を山形状にすることによ
り、分割カバ−材の上面の水はけをより良くしたもので
ある。
【0017】このようにして複数の防水パンを結合する
ことにより、防水パン同士を面一にして連結することが
できる。
【0018】大型防水パンを構成する材料としては、防
水パンはFRP、分割カバ−材はステンレス、結合部材
は合成樹脂が主に用いられる。
【0019】
【発明の効果】本願発明は、大型防水パンが複数に分割
されているため輸送と搬入が簡便で、又防水パンを据え
付ける際の水平出し作業が容易となり施工性が良好とな
ることに加えて、連結する防水パンの対向辺に沿って、
それぞれの防水パンに排水溝を設けることにより、平坦
な形で且つ洗い場として使用する水の流れる面で連結す
るにもかかわらず、連結部の水密性を良くするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴槽を設けた防水パンと便器、洗面台を設けた
防水パンからなる大型防水パンの平面図。
【図2】シャワ−ル−ムとした防水パンと便器、洗面台
を設けた防水パンからなる大型防水パンの平面図。
【図3】フラットな分割カバ−材による結合部分の縦断
面図。
【図4】山形状の分割カバ−材による結合部分の縦断面
図。
【図5】浴槽側防水パンと洗い場側防水パンとの結合を
示す従来例の縦断面図。
【符号の説明】
1 浴槽側の防水パン 2 浴槽 3 便器・洗面器側の防水パン 4 便器 5 洗面器 6 シャワ−ル−ム側の防水パン 7 排水溝 8 排水孔 9 グレ−チング 10 ドア開口部 11 結合部材 12 分割カバ−材 13 止め金具 14 周辺補強材 15 浴槽側防水パン 16 洗い場側防水パン 17 浴槽 18 エプロン 19 立上部 20 連結部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水パンの一側辺のほぼ全長に排水溝を
    形成し、該防水パンを排水溝が対向するように設置して
    排水溝にグレ−チングを載置し、対向する防水パンをコ
    字形分割カバ−材で接続して全体を面一とする連結防水
    パン。
  2. 【請求項2】 対向する防水パンを結合部材で連結し、
    該結合部材をコ字形分割カバ−材で被覆して成る請求項
    1記載の連結防水パン。
  3. 【請求項3】 コ字形分割カバ−材に水勾配を付けて成
    る請求項1又は請求項2記載の連結防水パン。
JP11034218A 1999-02-12 1999-02-12 連結防水パン Pending JP2000230261A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013209840A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Panasonic Corp 床構造
JP2016145516A (ja) * 2016-03-24 2016-08-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 床構造

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