JP2000229542A - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP2000229542A
JP2000229542A JP11031640A JP3164099A JP2000229542A JP 2000229542 A JP2000229542 A JP 2000229542A JP 11031640 A JP11031640 A JP 11031640A JP 3164099 A JP3164099 A JP 3164099A JP 2000229542 A JP2000229542 A JP 2000229542A
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雄二 山田
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和彦 宮本
Hiroshi Ogawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付け孔への差込みが円滑になされるように
する。 【解決手段】 ウェザストリップWを取付け孔8が貫通
されたドアパネルDに固定するための合成樹脂製のクリ
ップ1において、取付け孔8を塞ぐ鍔部9の下面からは
支柱11が垂下され、支柱11の両側には窄み変形可能
な一対の係止脚片13が配される。係止脚片13の内側
面と鍔部9との間はリブ15によって連結され、係止脚
片13が撓むとリブ15も撓む。取付け孔8へ係止脚片
13が窄みながら差し込まれるときに、リブ15が支柱
11と干渉しないよう、支柱11には逃がし凹部17が
設けられている。これにより、係止脚片13は円滑に窄
み変形できるため、差込み作業性が阻害されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリップに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車のドアパネルとボディ
パネルとの間をシールするために、ゴム製のウェザスト
リップが用いられている。このウェザストリップは合成
樹脂製のクリップによってドアパネルに固定されてい
る。図8はその取付け状況を示すものである。
【0003】クリップ50は上部にウェザストリップの
取付けのための頭部51を有し、頭部51の下方にはド
アパネル52に穿孔された取付け孔53に被せられる円
盤状の鍔部54が形成されている。また、鍔部54より
下側は取付け孔53より差し込まれる脚部55となって
いる。この脚部55は鍔部54から垂下された支柱56
を有し、その途中からは斜め上方へ向けて一対の係止脚
片57,57が張り出し形成されている。両係止脚片5
7は支柱56に接近する方向へ撓み変形ができるように
なっていて、これによって取付け孔53へ差し込むこと
ができるようになっている。そして、それらの先端に設
けられた係止凸部58が取付け孔53の孔縁に弾性的に
係止することにより全体が抜け止めされ、同時に鍔部5
4によって取付け孔53が密閉されるようになってい
る。また、両係止脚片57の内面と鍔部54との間は、
係止脚片57の撓み動作と連動して変形するリブ59に
よって連結されている。リブ59は係止脚片57の弾性
反力を増強し、係止凸部58の係着力を強化する役割を
果たすものとして設定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クリップ50には次のような問題点があった。すなわ
ち、最近では取付け孔53の孔径が小径化する傾向にあ
り、これに伴ってクリップ50自体も小型化している。
そのため、上記のようなリブ59を有するタイプのもの
では、係止脚片57を取付け孔へ差込む際に、リブ59
や係止脚片57の逃げを許容する間隔を支柱56との間
に確保することが容易でなくなってきており、リブ59
が支柱56に干渉するような事態が生じていた。干渉が
生じたままさらにクリップ50の押し込みがなされる
と、つまりリブ59が撓み規制された状態で、係止脚片
57の撓みが進行されねばならないため、係止脚片57
が撓みにくくなる。このため、取付け孔53への差込み
の荷重が高くなり、作業性を損なうという問題点が指摘
されるようになっていた。また、クリップ50の小型化
により、リブ59の全長も短くならざるを得ず、そのた
めリブ59自体の撓みもしにくくなって差込み荷重を高
める原因ともなっていた。さらに、差込み荷重が高いた
め、作業者は過度にクリップ50に押圧力を作用させる
傾向にあった。そのため、従来のクリップ50では鍔部
54の端縁に撓み性の良好なシール縁54Aが形成され
ているが、このシール縁54A部分が反転して取付け孔
53内に一部押し込められてシール性が損なわれてしま
うことも懸念されていた。
【0005】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開
発工夫されたものであり、その目的は取付け孔に対する
挿入性を向上させることができるクリップを提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、ウェザストリップを取付け孔が
貫通されたパネルに固定するための合成樹脂製のクリッ
プにおいて、前記ウェザストリップに取付け可能な頭部
と、前記取付け孔を被覆可能なスカート状の鍔部と、前
記取付け孔へ抜け止め状態で差し込まれる脚部とからな
るとともに、前記脚部は前記鍔部から垂下された支柱
と、この支柱から前記鍔部側へ向けて末広がり状に延出
しかつ前記支柱側に接近する方向へ撓み変形して前記取
付け孔へ挿入可能となっており、かつ先端に設けられた
係止凸部によって前記取付け孔の孔縁に弾性的に係止可
能な複数の係止脚片と、この係止脚片の内面と前記鍔部
とを連結し前記係止脚片の撓み動作に連動して撓み変形
可能なリブと、前記支柱の一部を切り欠いて形成され前
記リブとの干渉を回避するための逃がし凹部とからなる
ことを特徴とするものである。また請求項2の発明は、
請求項1記載のものにおいて、前記鍔部が前記取付け孔
より大径に形成されていることを特徴とするものであ
る。さらに請求項3の発明は、請求項1または2記載の
ものにおいて、前記係止脚片あるいは前記鍔部における
前記リブとの連結端部であって、前記リブの撓み変形時
にリブの倒れ側に連続する部分には除肉部が形成されて
いることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1または請求項2の発明
によれば、ウェザストリップはクリップの頭部によって
保持される。その後、脚部がパネルの取付け孔へ差し込
まれる。具体的には、係止脚片が支柱に接近する方向に
撓んで窄み変形するため、取付け孔内への進入が可能と
なる。そして、所定深さまで差込みがなされたら、係止
脚片は弾性復帰して係止凸部が取付け孔の孔縁に弾性的
に係止し、これによってクリップ全体がパネルに対して
抜け止めされた状態で固定される。ところで、前記した
係止脚片の撓み動作に連動してリブも支柱側に向けて撓
み変形するが、支柱には逃がし凹部が形成されているた
め、撓み動作の間に支柱と干渉することが回避される。
したがって、差込み作業のときにリブが支柱に擦れ合う
ことがないため、差込み荷重が過大となる事態が解消さ
れ、円滑な作業に寄与する。請求項3の発明によれば、
リブが撓み動作行うときの倒れ側において鍔部あるいは
係止脚片の付け根部分が除肉されているため、リブは撓
み易くなっており、その分クリップの差込み荷重を減少
させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図7に基づいて説明する。この実施形態では、自動車
のドアパネル用ウェザストリップWを取り付けるための
合成樹脂製のクリップ1について説明する。まず、簡単
にウェザストリップWについて説明すると、ウェザスト
リップWは軟質のゴム材によって一体に成形されたもの
であり、ドアパネルDとボディパネルBとの間の隙間を
シールするためのものである(図4参照)。そして、そ
の基部にはクリップ1の頭部4を収容するための収容空
間2が形成され、その一部にはやや間口の狭くなった差
込み口3が長さ方向に沿って拡開可能に開口している。
また、ウェザストリップWには断面がループ状をなすシ
ール片5が突設され、ボディパネルBに対し一部潰れな
がら密着することができる。
【0009】さて、クリップ1は上記した差込み口3を
通して収容空間2へ差し込み可能な頭部4をその上端部
に有している。頭部4は、平板の長片状をなして形成さ
れ、かつ図2に示すように両端部にゆくにしたがって徐
々に幅狭4Bとなるようにしてあり、収容空間2への差
込みが容易に行える。また、図2に示すように、頭部4
の中央部の両側縁は互いに平行をなすようにして面取り
4Aがなされている。この面取り4Aがなされた部分の
幅は、差込み口3の開口幅より広く設定され、収容空間
2内に収容されたときに、差込み口3の開口縁に引っ掛
かって、クリップ1がウェザストリップWから抜けない
ようになっている。なお、頭部4の上面中央部には長さ
方向に沿って所定幅の凹溝6が形成されている。
【0010】頭部4の下面中央部には短円柱状の首部7
が形成されている。この首部7は、ウェザストリップW
の差込み口3部分の肉厚とほぼ等しいかやや短めに形成
され、かつその外径は差込み口3の開口幅よりやや大き
めに形成されている。また、首部7はドアパネルDに貫
通して形成された取付け孔8を塞ぐための円盤状の鍔部
9に対しほぼ同心で接続されている。鍔部9は取付け孔
8より大径に形成されるとともに、その外周側は全周に
わたって垂れ下がり状に形成されたシール縁10となっ
ており、薄肉に形成されて取付け孔8の外周りに撓みつ
つ密着できるようにしてある。このシール縁10の内周
縁の径は取付け孔8の孔径より僅かに大きめになるよう
にしてあり、取付け孔8に対しするリップの差込み力が
必要以上に加えられたときであっても、シール縁10が
反転して取付け孔8内に入り込まない。
【0011】鍔部9の下面には支柱と一対の係止脚片に
よって構成される脚部18が配されている。すなわち、
鍔部9の下面中央部には軸芯に沿って支柱11が垂下さ
れている。支柱11は平板状に形成され、鍔部9に近い
側は幅広に形成されるが、中央部で一旦幅狭となり、下
端部ではさらに幅狭となって、差し込み導入部12とさ
れている。支柱11において、差し込み導入部12の上
側には一対の係止脚片13が配されている。両係止脚片
13は鍔部9へ向けて斜め上方へ向けて末広がり状に張
り出しており、これらが連結されている支柱11の幅と
同幅をもって形成されている。また、両係止脚片13は
自然状態ではそれらの先端が鍔部9より外側へ突出しな
い程度の張り出し幅をもって、つまり取付け孔8の孔径
より広めの間隔をもって形成されるが、共に支柱11側
に接近する方向へ撓み変形できるようになっており、こ
れによって取り付け孔を通過可能なように窄みうる。こ
うした変形動作が円滑になされるよう、両係止脚片13
の内側付け根部分は全幅にわたって円弧断面をもって抉
られて連結基部13Aとなっている。
【0012】さらに、係止脚片13の先端内縁にはやや
幅狭の係止凸部14が係止脚片13と同方向へ向けて突
出形成されており、これによって取付け孔8の孔縁に対
し弾性的に係止可能となる。また、両係止脚片13の裏
側にはドアパネルDに対する係止脚片13の係着力を増
強するためのリブ15がそれぞれ配されている。リブ1
5は係止脚片13の内側面でほぼ中央部に、その一端が
連結され、そこから内側へ斜めに立ち上がって屈曲部1
5Aを形成した後、支柱11に沿って真っ直ぐ上方へ延
び、鍔部9の下面に連結されている。リブ15は係止脚
片13の撓み動作に連動して撓みうるような弾性が付与
されている(図5参照)。そして、特に係止脚片13に
おけるリブ15との連結端部で、リブ15の倒れ側はリ
ブ15の全幅にわたって断面円弧状の除肉部16が形成
されて、リブ15の弾性反力を低下させることができ
る。この除肉部16は、本実施形態においては、図7に
示すように、リブ15の側縁から連続するようにしてあ
る。一方、支柱11において両リブ15と対向する面で
あって、リブ15が撓み動作するときに屈曲部15Aと
対向する高さ位置には、屈曲部15Aと適合して嵌め合
わせ可能な逃がし凹部17がそれぞれ全幅にわたって形
成され、これによって屈曲部15Aとの干渉が回避可能
となっている。つまり、脚部18の差込み途上で両係止
脚片13が最も窄んだ状態(図5状態)となったときで
も、屈曲部15Aが逃がし凹部17にほぼ圧接しないよ
うにしてある。
【0013】次に、上記のように構成されたクリップ1
を用いてウェザストリップWを固定する場合の作業例に
ついて説明すると、まず、クリップ1の頭部4のいずれ
かの端部側を差込み口3に適合させ、そのまま押し込ん
で頭部4全体を収容空間2へ収容させる。その状態で
は、首部7が差込み口3の内壁面に圧着するとともに、
頭部4は収容空間2内における差込み口3の口縁に係止
するため、クリップ1全体がウェザストリップWに対し
て抜け止めされた状態で取り付けられる。
【0014】上記の作業の後、あるいはこれに先立っ
て、クリップ1のドアパネルDに対する取付け作業がな
される。すなわち、クリップ1の差込み導入部をドアパ
ネルDの取付け孔8に適合させそのまま差し込むと、両
係止脚片13の外面が取付け孔8の孔縁に擦れるため、
両係止脚片13は共に支柱11に接近する方向へ窄み変
形する。これにより、両係止脚片13間の寸法が次第に
小さくなるため、クリップ1の脚部18は取付け孔8内
へ徐々に差し込まれてゆく。
【0015】係止脚片13が窄み変形する間、これに連
動して両リブ15も支柱11側に向けて変形するが、リ
ブ15は係止脚片13側の付け根部分に除肉部16が連
続して形成されているため、比較的容易に撓み動作をな
しうる。また、脚部18が取付け孔8へ差込まれる間、
両係止脚片13が最も撓み変形した状態のときであって
も(図5状態)、リブ15の屈曲部15Aは支柱11の
逃がし凹部17に適合して支柱11との干渉が回避され
るようになっている。したがって、両係止脚片13は従
来のようにリブ15の干渉に起因して撓みが阻害される
ようなことはなく、引き続き撓み変形しやすい状態が継
続する。このため、上記したようにリブ15が撓み易い
ことと併せて、クリップ1の差込み荷重が過大となって
しまうことがないことから、円滑な作業が確保される。
さらに、この実施形態では、鍔部9のシール縁10の内
周縁の径が、取付け孔8の孔径より大径に設定されてい
るため、クリップ1が過度に差し込まれても、鍔部9の
基部(シール縁10より内側の部分)はより剛性が高く
なっているから、シール縁10が反転して取付け孔8内
に入り込んでしまう事態も未然に回避される、という効
果も得られる。
【0016】かくして、係止脚片13の上端が取付け孔
8を通過すると、両係止脚片13はそれぞれ弾性復帰
し、係止凸部14が取付け孔8の孔縁に弾性的に係止す
る。この係止状態では、係止脚片13の係止を解除する
方向に変形させようとすれば、リブ15の弾性力に抗し
た外力を必要となるため、その分、クリップ1の係着力
の増強されていることになり、ウェザストリップWの取
付けに対する信頼性が高められている。
【0017】以上のように、本実施形態のクリップ1に
よれば、取付け孔8の孔径が小さくなり、それに伴うク
リップ1の小型化によってリブ15の撓み空間が充分に
確保されない状況になっても、リブ15が支柱11と干
渉することがなく、クリップ1の差込み荷重が過大とな
ることが回避される。また、リブ15自体も除肉部16
が設けられていることによって撓み易くなっているた
め、このことによっても、クリップ1の差込み作業性を
向上させることができる。
【0018】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。 本実施形態では係止脚片13は一対を設けた場合を示
したが、二つ以上あればよく、その数は限定されない。
そのときには、リブ15の数も同様に変更され、同様に
して逃がし凹部17の数あるいは設置状況も変更され
る。 除肉部16は係止脚片13側のみに限らず、鍔部9側
あるいは設定される弾性反力によっては双方に設けても
よい。鍔部9側に設ける場合には、図5であればリブ1
5の内側(支柱11に近い側)に連続するように設定さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウェザストリップを取付けた状態でのクリップ
の一部破断正面図
【図2】クリップの平面図
【図3】同じく側面図
【図4】ドアパネルへの取付け状態を示す断面図
【図5】取付け孔への差込み途中の状態を示す断面図
【図6】取付け孔への差込みが完了した状態を示す断面
【図7】逃がし凹部付近の拡大図
【図8】従来のクリップを示す断面図
【符号の説明】
1…クリップ 8…取付け孔 11…支柱 13…係止脚片 14…係止凸部 15…リブ 15A…屈曲部 16…除肉部 17…逃がし凹部 18…脚部 W…ウェザストリップ D…ドアパネル
フロントページの続き (72)発明者 宮本 和彦 広島県広島市西区三篠町二丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内 (72)発明者 小川 浩史 広島県広島市西区三篠町二丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 3D024 AA06 AB05 AB17 AC09 3J022 DA11 EA08 EC04 ED03 ED13 FA08 FB08 HA05 HB06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェザストリップを取付け孔が貫通され
    たパネルに固定するための合成樹脂製のクリップにおい
    て、 前記ウェザストリップに取付け可能な頭部と、前記取付
    け孔を被覆可能なスカート状の鍔部と、前記取付け孔へ
    抜け止め状態で差し込まれる脚部とからなるとともに、 前記脚部は前記鍔部から垂下された支柱と、この支柱か
    ら前記鍔部側へ向けて末広がり状に延出しかつ前記支柱
    側に接近する方向へ撓み変形して前記取付け孔へ挿入可
    能となっており、かつ先端に設けられた係止凸部によっ
    て前記取付け孔の孔縁に弾性的に係止可能な複数の係止
    脚片と、この係止脚片の内面と前記鍔部とを連結し前記
    係止脚片の撓み動作に連動して撓み変形可能なリブと、
    前記支柱の一部を切り欠いて形成され前記リブとの干渉
    を回避するための逃がし凹部とからなることを特徴とす
    るクリップ。
  2. 【請求項2】 前記鍔部が前記取付け孔より大径に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載のクリップ。
  3. 【請求項3】 前記係止脚片あるいは前記鍔部における
    前記リブとの連結端部であって、前記リブの撓み変形時
    にリブの倒れ側に連続する部分には除肉部が形成されて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載のクリップ。
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