JP2000227886A - 情報源観測装置および情報源観測方法ならびに情報源観測処理を実行させるプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報源観測装置および情報源観測方法ならびに情報源観測処理を実行させるプログラムを記録した記録媒体

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JP2000227886A
JP2000227886A JP11028647A JP2864799A JP2000227886A JP 2000227886 A JP2000227886 A JP 2000227886A JP 11028647 A JP11028647 A JP 11028647A JP 2864799 A JP2864799 A JP 2864799A JP 2000227886 A JP2000227886 A JP 2000227886A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WWWなどのハイパーテキストシステムにお
いて、ユーザがどのようなページを参照元としてURL
ページを参照しているかを集計し、その参照元のリスト
をユーザに提示する。 【解決手段】 参照情報抽出手段4によって、クライア
ントコンピュータ3で発行される要求ヘッダから参照元
のURLを、サーバコンピュータ1で発行される応答ヘ
ッダからデータファイルのデータタイプを抽出し、これ
らの参照情報を参照情報保存手段5に保存する。そし
て、参照情報が一定数以上となった場合に、カウント手
段6およびソート手段7によって、データタイプ毎に、
各参照元のURLを集計し、集計結果を情報源リストと
してユーザに提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばサーバコン
ピュータとクライアントコンピュータとがネットワーク
で結ばれたシステムにおいて、サーバコンピュータ上に
あるハイパーリンク構造をもったデータファイルをクラ
イアントコンピュータ上において閲覧する際に利用され
る情報源観測装置および情報源観測方法ならびに情報源
観測処理を実行させるプログラムを記録した記録媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、複数のサーバコンピュータおよび
複数のクライアントコンピュータがネットワークで結ば
れ、各サーバコンピュータにハイパーテキスト構造のマ
ルチメディアデータが記憶されており、各クライアント
コンピュータにおいて、ブラウザと呼ばれるソフトウェ
アによって、このようなマルチメディアデータを閲覧す
ることが可能なシステムが広く普及している。このよう
なシステムの例としては、例えば、インターネットにお
けるWorld Wide Web(WWW)と呼ばれるシステムなど
が挙げられる。
【0003】マルチメディアデータを含む文書は、例え
ばHyper Text Markup Language(HTML)と呼ばれる
記述言語によって記述されており、テキスト文書、静止
画、動画、音楽データ、およびJava(登録商標)アプレ
ットなどのアプリケーションプログラムなどを含むこと
が可能になっている。このような文書(以下、HTML
ページと称する)およびマルチメディアデータには、そ
れぞれURL(UniformResource Locator)と呼ばれる固
有のアドレスが割り当てられている。ユーザは、ブラウ
ザ上においてURLを指定することによって、所望のH
TMLページあるいはマルチメディアデータにアクセス
することができる。また、HTMLページには、他のペ
ージやマルチメディアデータへアクセスするためのリン
クなども埋め込まれており、ユーザは、このリンクをブ
ラウザ上でポイントすることによって、リンク先のペー
ジやマルチメディアデータに移動することも可能となっ
ている。
【0004】クライアントコンピュータにおけるHTM
L表示ソフトウェアであるブラウザとしては、例えば、
Netscape Communications 社のNetscape Communicator
(登録商標)や、Microsoft 社のInternet Explorer
(登録商標)などの製品が広く普及している。これらの
ブラウザでは、アクセスしたHTMLページおよびマル
チメディアデータのURL、アクセス日時、およびタイ
トルなどが、履歴データとしてクライアントコンピュー
タ内のハードディスクに記憶することが可能になってい
る。そして、ユーザは、過去にアクセスしたHTMLペ
ージあるいはマルチメディアデータに再びアクセスした
い時に、この履歴データを参照することによって、容易
に所望のHTMLページあるいはマルチメディアデータ
にアクセスすることが可能となる。
【0005】また、例えばNetscape Communicator で
は、履歴データに基づいて、過去にアクセスしたHTM
LページおよびマルチメディアデータのURLを、頻度
順、あるいは日時順などに並べ変えて表示することが可
能となっている。
【0006】さらに、例えば特開平10-143519号公報に
は、ユーザが過去にアクセスしたURLに対して、頻度
や視聴時間をもとに順序づけを行い、その結果を表示す
る方法および装置が開示されている。
【0007】また、例えば特開平9-204347号公報、特開
平10-21134号公報には、サーバコンピュータとクライア
ントコンピュータとの間でURLの中継を行うゲートウ
ェイコンピュータにおいて、ゲートウェイコンピュータ
に中継キャッシュが内蔵されている場合、過去に中継し
たURLに対して、その頻度の算出を行ってリストを作
成するとともに、頻度順にゲートウェイコンピュータが
自発的にキャッシュの更新を行う方法が開示されてい
る。
【0008】これらの方式に共通する点としては、過去
にアクセスしたHTMLページおよびマルチメディアデ
ータのURLに関して、その頻度に注目し、それらを統
計処理することによって頻度を算出し、頻度の高いHT
MLページおよびマルチメディアデータは、ユーザの要
求度が高いと判断している点である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで、情報を提供す
る複数のサーバコンピュータと、ゲートウェイコンピュ
ータと、クライアントコンピュータとからなるシステム
を想定する。なお、ゲートウェイコンピュータとは、異
なるネットワーク/システムを相互接続するためのコン
ピュータを示すものである。
【0010】そして、例えば、図8に示すように、ある
サーバコンピュータ上に、URLが“http://www.news
/”で示されるHTMLページが存在し、別のサーバコ
ンピュータ上に、URLが“http://www.hello.nara/”
で示されるHTMLページが存在するとする。
【0011】URLが“http://www.news/”で示される
HTMLページは、あるニュース情報(「日々新聞」)
を提供するページであり、「新刊情報(“http://www.n
ews/1.html”)」、「天気予報(“http://www.news/2.
html”)」、「A社新製品(“http://www.news/3.htm
l”)」、「B社新製品(“http://www.news/4.htm
l”)」、および「C社新製品(“http://www.news/5.h
tml”)」の5つのHTMLページへのリンクがはられ
てある。
【0012】また、URLが“http://www.hello.nara
/”で示されるHTMLページは、奈良県地域情報を提
供するページであり、「株式情報(“http://www/a.mo
v”)」および「道路情報(“http://www/b.mov”)」
の2つの動画データ、および「お知らせ(“http://www
/index.html ”)」のHTMLページにリンクがはられ
てある。
【0013】ここで、あるユーザが、クライアントコン
ピュータにおいて、まず、URLが“http://www.news
/”で示されるHTMLページにアクセスし、このペー
ジからリンクされている5つのHTMLページ(テキス
トデータ)を閲覧し、その後、URLが“http://www.h
ello.nara/”で示されるHTMLページにアクセスし、
このページからリンクされている2つの動画データ、お
よび1つのHTMLページ(テキストデータ)を閲覧し
たとする。
【0014】このとき、以下に示す表1のようなアクセ
スログが、ゲートウェイコンピュータに記録される。
【0015】
【表1】
【0016】なお、表1において、URLが“http://w
ww.news/”で示されるHTMLページが一回しかカウン
トされていないのは、次のような理由によるものであ
る。例えば、URLが“http://www.news/”で示される
HTMLページから、リンク先である「新刊情報(“ht
tp://www.news/1.html”)」のページへ移動し、閲覧
後、ブラウザのバックボタン(戻るボタン)を押すこと
によって再び“http://www.news/”のページに戻り、同
様にして他の4つのリンク先に移動したとする。この際
に、ブラウザには、通常、キャッシュが一定量蓄積され
ており、「新刊情報(“http://www.news/1.html”)」
のページから、“http://www.news/”のページに戻る際
には、このキャッシュから“http://www.news/”のペー
ジのデータが取り出されることになる。この場合、ゲー
トウェイコンピュータには、URLの取得要求が伝達さ
れないので、ゲートウェイコンピュータのアクセスログ
には、URLが“http://www.news/”で示されるHTM
Lページが、一回しか現れてこないことになる。
【0017】表1に示す集計結果によれば、どのURL
も1回の出現頻度であるから、上記のように、出現頻度
に基づいてユーザの要求度を判断する方式によれば、ど
のURLもユーザの要求度は同等とみなされることにな
る。しかしながら、実際には、ユーザは、後日、URL
が“http://www.news/”で示されるHTMLページや、
URLが“http://www.hello.nara/”で示されるHTM
Lページに再びアクセスし、新しいリンクが作られてい
れば、その新しいリンクにアクセスする、というアクセ
ス動作を行う可能性が高いと予想される。この際に、す
でにアクセス済みのURLである“http://www.news/1.
html”や、“http://www.news/2.html”などへ再びアク
セスすることはほとんどないものと予想される。
【0018】すなわち、上記のように、出現頻度に基づ
いてユーザの要求度を判断する方式の場合には、実際の
ユーザの要求度を反映した判定を行っていないことにな
る。よって、このような方式によって示された結果に
は、無駄なデータが多く含まれることになり、ユーザに
とって有用な情報が示されているとは言いがたい場合が
ありうる。
【0019】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、WWWなどのハイパーテキ
ストシステムにおいて、ユーザがどのようなページを参
照元としてURLページを参照しているかを集計し、そ
の参照元のリストをユーザに提示することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の情報源観測装置は、ネットワーク
で繋がれたサーバコンピュータ上のハイパーリンク構造
を有するデータファイルをクライアントコンピュータ上
で閲覧する際に用いられる情報源観測装置において、ク
ライアントコンピュータからアクセスがあったデータフ
ァイルの参照元のURLを参照情報として保存する参照
情報保存手段と、上記参照情報を、参照元となる各UR
L毎に集計するカウント手段とを有していることを特徴
としている。
【0021】上記の構成によれば、参照情報保存手段に
よって、クライアントコンピュータからアクセスがあっ
たデータファイルの参照元のURLを参照情報として保
存し、カウント手段によって、上記参照情報を、参照元
となる各URL毎に集計するので、参照元として頻繁に
利用されるURLを把握することが可能となる。すなわ
ち、ユーザにとって有用なURLを的確に提示すること
が可能となる。
【0022】請求項2記載の情報源観測装置は、請求項
1記載の構成において、クライアントコンピュータにお
いて、サーバコンピュータ上のデータファイルにアクセ
スが行われる際に、クライアントコンピュータから発行
される要求ヘッダから参照元となるURLの情報を抽出
する参照情報抽出手段をさらに備えていることを特徴と
している。
【0023】上記の構成によれば、参照情報抽出手段に
よって、クライアントコンピュータから発行される要求
ヘッダから参照元となるURLの情報を抽出しており、
このような要求ヘッダは、HTTP1.0の仕様に基づ
いているものであるので、特別にクライアントコンピュ
ータにデータを要求することなく、参照元となるURL
の情報を取得することができる。
【0024】請求項3記載の情報源観測装置は、請求項
2記載の構成において、上記参照情報抽出手段が、クラ
イアントコンピュータにおいて、サーバコンピュータ上
のデータファイルにアクセスが行われた際に、サーバコ
ンピュータから発行される応答ヘッダから、上記データ
ファイルのデータタイプを抽出することを特徴としてい
る。
【0025】上記の構成によれば、参照情報抽出手段
が、クライアントコンピュータにおいて、サーバコンピ
ュータ上のデータファイルにアクセスが行われた際に、
サーバコンピュータから発行される応答ヘッダから、上
記データファイルのデータタイプを抽出しており、この
ような応答ヘッダは、HTTP1.0の仕様に基づいて
いるものであるので、特別にサーバコンピュータにデー
タを要求することなく、データファイルのデータタイプ
を取得することができる。
【0026】請求項4記載の情報源観測装置は、請求項
3記載の構成において、上記参照情報を、データタイプ
別に、参照元となる各URL毎に集計するソート手段を
さらに備えていることを特徴としている。
【0027】上記の構成によれば、ソート手段によっ
て、参照情報を、データタイプ別に、参照元となる各U
RL毎に集計するので、データタイプ毎に、参照元とし
て頻繁に利用されるURLを把握することが可能とな
る。すなわち、データタイプに応じて、ユーザにとって
有用なURLを的確に提示することが可能となる。
【0028】請求項5記載の情報源観測装置は、請求項
1記載の構成において、上記参照情報保存手段が、クラ
イアントコンピュータからアクセスがあったデータファ
イルに付随するテキストをさらに保存することを特徴と
している。
【0029】上記の構成によれば、参照情報保存手段に
よって、クライアントコンピュータからアクセスがあっ
たデータファイルに付随するテキストが参照情報として
さらに保存されるので、ユーザにとって有用なURLを
提示する際に、ユーザの嗜好する内容をも提示すること
ができる。
【0030】請求項6記載の情報源観測装置は、請求項
1または4記載の構成において、クライアントコンピュ
ータからアクセスがあったデータファイルをキャッシュ
として所定量蓄積する情報蓄積手段と、上記参照情報の
集計結果に基づいて、上記キャッシュのうち、参照元と
なるURLのデータファイル、および、参照元となるU
RLのデータファイルに所定のリンクレベルでリンクさ
れているデータファイルを、所定の時間毎に、該当する
サーバコンピュータにアクセスすることによって更新す
る情報更新手段とをさらに備えていることを特徴として
いる。
【0031】上記の構成によれば、情報蓄積手段によっ
て、クライアントコンピュータからアクセスがあったデ
ータファイルをキャッシュとして所定量蓄積し、情報更
新手段によって、参照情報の集計結果に基づいて、上記
キャッシュのうち、参照元となるURLのデータファイ
ル、および、参照元となるURLのデータファイルに所
定のリンクレベルでリンクされているデータファイル
を、所定の時間毎に、該当するサーバコンピュータにア
クセスすることによって更新するので、ユーザが参照元
として数多く利用するURLを起点にした情報収集とな
り、ユーザが利用する可能性の高い、的確な情報収集が
可能となる。これにより、参照元のURLからリンクさ
れているデータに対してユーザがアクセスした場合に
も、キャッシュデータの中からデータを取り出すことが
可能となり、アクセススピードの向上およびネットワー
クトラフィックの低減を図ることができる。
【0032】請求項7記載の情報源観測装置は、請求項
6記載の構成において、上記キャッシュ内のデータファ
イルに対して、検索処理を行う検索手段をさらに備えて
いることを特徴としている。
【0033】上記の構成によれば、検索手段によって、
上記キャッシュ内のデータファイルに対して、検索処理
を行うので、ユーザの情報源をもとに情報収集されたフ
ァイルオブジェクトに対して検索が行われることにな
り、一般のインターネット検索エンジンなどに比べて、
情報の鮮度が高く、かつ、ユーザのニーズに適した検索
結果を提供することができる。
【0034】請求項8記載の情報源観測方法は、ネット
ワークで繋がれたサーバコンピュータ上のハイパーリン
ク構造を有するデータファイルをクライアントコンピュ
ータ上で閲覧する際の情報源観測方法において、クライ
アントコンピュータからアクセスがあったデータファイ
ルの参照元のURLを参照情報として保存するステップ
と、上記参照情報を、参照元となる各URL毎に集計す
るステップとを有していることを特徴としている。
【0035】上記の方法によれば、クライアントコンピ
ュータからアクセスがあったデータファイルの参照元の
URLを参照情報として保存し、上記参照情報を、参照
元となる各URL毎に集計するので、参照元として頻繁
に利用されるURLを把握することが可能となる。すな
わち、ユーザにとって有用なURLを的確に提示するこ
とが可能となる。
【0036】請求項9記載の情報源観測処理を実行させ
るプログラムを記録した記録媒体は、ネットワークで繋
がれたサーバコンピュータ上のハイパーリンク構造を有
するデータファイルをクライアントコンピュータ上で閲
覧する際の情報源観測処理を実行させるプログラムを記
録した記録媒体において、クライアントコンピュータか
らアクセスがあったデータファイルの参照元のURLを
参照情報として保存する処理と、上記参照情報を、参照
元となる各URL毎に集計する処理とをコンピュータに
実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータ
読み取り可能であることを特徴としている。
【0037】上記の構成によれば、クライアントコンピ
ュータからアクセスがあったデータファイルの参照元の
URLを参照情報として保存し、上記参照情報を、参照
元となる各URL毎に集計するプログラムが記録されて
いるので、参照元として頻繁に利用されるURLを把握
することが可能なプログラムを提供することができる。
すなわち、ユーザにとって有用なURLを的確に提示す
ることが可能なプログラムを提供することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図7に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0039】図1は、本実施形態に係るコンピュータネ
ットワークシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。該コンピュータネットワークシステムは、サーバコ
ンピュータ1、情報源観測手段(情報源観測装置)2、
およびクライアントコンピュータ3とを備えている。な
お、図中において、サーバコンピュータ1は1つしか記
載されていないが、サーバコンピュータ1としては、イ
ンターネット上に存在する無数のサーバコンピュータが
該当することになる。
【0040】サーバコンピュータ1は、HTMLページ
や各種マルチメディアデータを保持しており、例えばH
TTP(Hyper Text Transfer Protocol)デーモンと呼ば
れるサーバソフトウェアによって、これらのデータの管
理、および外部コンピュータからのアクセスの管理を行
っている。
【0041】クライアントコンピュータ3は、HTML
ページや各種マルチメディアデータを表示可能なブラウ
ザとよばれるソフトウェアを備えており、ユーザはこの
クライアントコンピュータ3上においてブラウザを操作
することによって、所望のHTMLページや各種マルチ
メディアデータを閲覧することができる。
【0042】情報源観測手段2としては、例えばファイ
アーウォール上に設けられるゲートウェイコンピュータ
や、インターネット上に設けられるHTTPプロキシサ
ーバコンピュータなどが該当し、HTTPリクエストと
応答の中継を行うことを基本としている。この情報源観
測手段2は、参照情報抽出手段4、参照情報保存手段
5、カウント手段6、ソート手段7、データ変換手段
8、情報更新手段9、情報蓄積手段10、および検索手
段11を備えている。これらの各手段についての説明は
後述する。
【0043】また、図2に示すように、情報源観測手段
2を、クライアントコンピュータ3に内蔵させた構成と
することも可能である。このように、クライアントコン
ピュータ3に内蔵可能なHTTPプロキシサーバとして
は、シャープ株式会社製のシャープモバイルプロキシ
(商品名)などがある。
【0044】さらに、情報源観測手段2を、クライアン
トコンピュータ3におけるブラウザの一部として、ソフ
トウェア的に構成することも可能である。
【0045】図3は、クライアントコンピュータ3の概
略構成を示すブロック図である。図3に示すように、ク
ライアントコンピュータ3は、CPU(Central Process
ingUnit) 12、RAM(Random Access Memory)などで
構成されるメモリ13、ハードディスクやフラッシュメ
モリなどで構成される不揮発性メモリ14、外部ネット
ワークとのインターフェースとなるネットワークI/O
(Input/Output)15、キーボードやマウスなどで構成さ
れる入力装置16、および表示装置17を備えており、
これらがバス18によって接続されている。このような
構成のクライアントコンピュータ3は、一般的にパーソ
ナルコンピュータと呼ばれるコンピュータによって構成
されることになる。
【0046】ここで、クライアントコンピュータ3にお
けるブラウザによってWWW上のHTMLページを閲覧
する際の、情報源観測手段2の動作について説明する。
【0047】まず、あるHTMLページをブラウザ上に
表示させている状態から、そのHTMLページに埋め込
まれているリンクをマウスカーソルでポイントし、クリ
ックすることによって、リンク先のURLにアクセスし
た場合を想定する。例えば、図8に示す例において、U
RLが“http://www.news/" で示されるHTMLページ
を表示させている状態から、「新刊情報」のHTMLペ
ージを示すリンクをクリックしたとする。この時、クラ
イアントコンピュータ3において、ネットワークI/O
15を介して、情報源観測手段2に対してTCP/IP
(TransmissionControl Protocol/Internet Protocol)
のコネクションがオープンされ、図4に示すような要求
ヘッダが発行される。
【0048】この要求ヘッダに含まれるReferer ヘッダ
は、ブラウザによって発行されているものであり、要求
されているURLの参照元情報が示されている。図4に
示す例では、現在要求しているURL“http:// www.ne
ws/1.html"が、URLが“http://www.news/" のHTM
Lページからのリンクによって要求されていることを示
している。このような要求ヘッダは、HTTP1.0の
仕様で規定されている標準ヘッダである。このような要
求ヘッダの情報は、通常サーバコンピュータにて記録さ
れることを想定して定義されているものである。
【0049】情報源観測手段2は、上記のような要求ヘ
ッダを受けて、URLが“www.news" で示されるサーバ
コンピュータ1にコネクションを張り、該当するファイ
ル(1.html)を受信し、クライアントコンピュータ3の
ブラウザに転送する。この際に、情報源観測手段2がサ
ーバコンピュータ1から受信する応答データは、図5に
示すように、応答ヘッダとテキストデータ(HTMLデ
ータ)とからなっている。
【0050】図5において、応答ヘッダにあるContent-
Typeヘッダは、後に続くデータのマルチメディアタイプ
を示しており、図5に示す例では、後に続くデータがテ
キストデータ(HTMLデータ)であることを示してい
る。
【0051】本実施形態における情報源観測手段2は、
上記のような要求ヘッダおよび応答ヘッダに含まれる情
報を利用して、アクセスしたURLのうちで正常応答を
示したURLの参照元情報およびマルチメディアタイプ
を取得し、アクセスログの項目として記録している。こ
れにより、例えば、アクセスログにおいて参照元情報に
注目して集計を行えば、アクセスしたURLの参照元と
なったURLを頻度順に並びかえて、情報源リストとし
てユーザに提示することが可能となる。
【0052】また、参照元情報は、マルチメディアデー
タタイプ毎に集計することも可能となる。例えば、テキ
ストデータ、動画データ、音楽データなどのデータタイ
プ毎に分別して、情報源リストとしてユーザに提示する
ことも可能となる。
【0053】また、情報源観測手段2として、HTTP
プロキシサーバコンピュータやゲートウェイコンピュー
タなどのような、キャッシュを蓄積するタイプのコンピ
ュータの場合、情報源リストに基づいて、参照元として
頻度の高いURLに対して、キャッシュを自発的に更新
する構成とすることも可能である。
【0054】次に、情報源観測手段2における処理の流
れを、図2を参照しながら、図6に示すフローチャート
に基づいて説明する。なお、以下の説明において、情報
源観測手段2は、クライアントコンピュータ3に内蔵さ
れているものとしているが、クライアントコンピュータ
3の外部に設けられた構成においても、ほぼ同様の処理
が行われる。
【0055】まず、情報源観測手段2は、ネットワーク
I/O15を用いてサーバソケットをオープンし、中継
要求を受け付ける待機状態に入る(ステップ1、以降、
S1のように表記する)。中継要求を受信した場合に
は、S2に進む。なお、上記のように、情報源観測手段
2がクライアントコンピュータ3に内蔵されている場合
には、情報源観測手段2は、メモリ13を経由してブラ
ウザ3Aと通信する。
【0056】次に、情報源観測手段2は、中継要求を受
け付けると、参照情報抽出手段4によって、要求ヘッダ
から、参照元情報であるReferer ヘッダを抽出し、この
内容をメモリ13に一時記憶させる(S2)。
【0057】次に、情報源観測手段2は、サーバコンピ
ュータ1に対してコネクションを開いて要求ヘッダを中
継する(S3)。この際に、要求したURLが存在しな
い場合には、エラーメッセージがクライアントコンピュ
ータ3の表示装置17によってユーザに提示され、メモ
リ13に一次記憶させたReferer ヘッダの情報が破棄さ
れる(S4)。
【0058】要求したURLが存在する場合(応答コー
ドが正常である場合)には、そのURLに該当するサー
バコンピュータ1からの応答データを受け取り、クライ
アントコンピュータ3におけるブラウザ3Aに該応答デ
ータを送信する。また、これと同時に、参照情報保存手
段5によって、要求したURLが、応答ヘッダに含まれ
るContent-typeヘッダに基づいて検出されるデータタイ
プ、Referer ヘッダに基づいて検出される参照元情報、
および参照元のタイトルとともに、参照情報として不揮
発性メモリ14に記録され、保存される(S5)。この
保存された参照情報の保存データの例を表2に示す。
【0059】
【表2】
【0060】ここで、保存されるデータのデータタイプ
としてはtext/htmlなどがあるが、これ以外にあらかじ
め指定されたデータタイプだけを保存してもよい。な
お、Content-typeヘッダがtext/htmlであるときにおい
て、応答データのHTMLデータを構文解析し、<title
> タグで囲まれた部分を抽出することによって、該当ペ
ージのタイトルとして同時に保存してもよい。
【0061】上記のような参照情報の保存処理は、保存
データが一定数になるまで繰り返して行われる(S
6)。そして、保存データが一定数に達したら、次のス
テップ(S7)に進む。
【0062】一定数に達した保存データに対して、カウ
ント手段6によって、参照元情報毎に参照に用いられた
回数を集計し、集計データを作成する(S7)。そし
て、ソート手段7によって上記集計データをデータタイ
プ別にソートする(S8)。このソート結果の例を表3
および表4に示す。なお、表3は、表2に示す参照情報
の保存データの例において、データタイプとしてtext/h
tmlまたはmovie を集計した結果を示し、表4は、デー
タタイプとしてtext/htmlのみを集計した結果を示して
いる。
【0063】
【表3】
【0064】
【表4】
【0065】このようにソートされた参照情報のデータ
を、データ変換手段によって、例えばHTMLデータな
どの、ユーザがブラウザで表示することが可能なデータ
形式に変換し、情報源リストとして表示装置17に表示
することによって、ユーザに提示する(S9)。このよ
うな情報源リストの例を図7に示す。
【0066】情報源リストには、参照元情報のページの
タイトルを示す情報が付随しているので、クライアント
コンピュータ3を使用するユーザが、どのような情報を
求めることを習慣としているかを把握することができ
る。すなわち、この情報源リストは、嗜好データベース
として利用できる。例えば、図7に示す例では、ユーザ
が日々新聞、奈良県の地域情報などを情報ソースとして
重要と考えていることがわかる。また、各データタイプ
毎に参照元情報の集計が提示されているので、データタ
イプ毎に、重要となる参照元情報を把握することができ
る。
【0067】ここで、情報源観測手段2が、アクセスし
たURLのデータをキャッシュとして情報貯蓄手段10
に一定量蓄積するものである場合を考える。この場合、
情報更新手段9が、所定の時間毎に、上記のソートされ
た参照情報のデータに基づいて、サーバコンピュータ1
から情報を自発的に取得し、情報蓄積手段10に蓄積さ
れたデータの更新が行われる(S10)。このような情
報更新処理は、ソートされた参照情報のデータにおい
て、例えば全てのデータタイプにおける参照元として頻
度の高い順、あるいは、ユーザが指定したデータタイプ
における参照元として頻度の高い順などに基づいて行わ
れる。
【0068】この情報更新手段9による情報更新処理に
おいて、情報源リストに掲載されたURL群を対象にリ
ンクレベル2以上でファイルオブジェクトの自動収集す
る処理を行えば、参照元としてのURLからリンクされ
ているデータ、すなわち、ユーザがアクセスする可能性
の高いデータをも自動的に情報蓄積手段10に蓄積され
ることになる。すなわち、リンクレベルを深くすれば、
参照元としてのURLからリンクされている広い範囲の
関連情報まで自動収集することになるが、ユーザが参照
元として数多く利用するURLを起点にした情報収集と
なるので、ユーザが利用する可能性の高い、的確な情報
収集が可能となる。これにより、参照元のURLからリ
ンクされているデータに対してユーザがアクセスした場
合にも、キャッシュデータの中からデータを取り出すこ
とが可能となり、アクセススピードの向上およびネット
ワークトラフィックの低減を図ることができる。
【0069】さらに、上記のように、情報源リストに掲
載されたURL群を対象に所定のリンクレベル以上で自
動収集したファイルオブジェクトに対して、検索手段1
1により検索をかけ、ユーザに結果を提示することも可
能である。この場合、ユーザの情報源をもとに情報収集
されたファイルオブジェクトに対して検索が行われるの
で、一般のインターネット検索エンジンなどに比べて、
情報の鮮度が高く、かつ、ユーザのニーズに適した検索
結果を提供することができる。
【0070】以上のようなS1からS10のステップ
を、情報源観測手段2は繰り返し行うことになる。
【0071】このように、参照情報を集計し、出現頻度
順にソートした結果において、ユーザが参照元として頻
繁に利用したURLは上位にランクされることになる。
したがって、このようなソート結果をユーザに提示すれ
ば、ユーザは、所望の情報をどこから得ることが出来る
かを、自分の情報源リストから発見することが可能とな
り、この情報源リストからリンクをたどることによっ
て、容易に情報を得ることが可能となる。
【0072】ここで、情報源観測手段2がクライアント
コンピュータ3に内蔵されている構成の場合において、
情報源観測手段2が備える各手段が、クライアントコン
ピュータ2内でどのように構成されるかについて、その
一例を説明する。まず、上記のS1からS10までの処
理を行うプログラムコード、およびこのプログラムコー
ドを実行可能なOS(Operating System)コードが、ファ
イル形態で不揮発性メモリ14に格納されている。ま
た、CPUアドレス空間にマッピング可能な、ROM(R
ead Only Memory)などの不揮発性メモリ14に、電源が
ONされた時に、上記のOSコードをメモリ13にロー
ドさせる処理などを行うコードが格納されている。すな
わち、情報源観測手段2が備える各手段は、不揮発性メ
モリに格納されたプログラムコードおよびOSコード
が、メモリ12にロードされて、CPU12によって実
行されることによって実現される。また、情報源観測手
段2が、クライアントコンピュータ3とは別の、外部の
コンピュータに設けられている場合にも、上記とほぼ同
様の構成によって実現されることになる。
【0073】また、情報源観測手段2が、例えばインタ
ーネット対応テレビやインターネット対応電話などの情
報家電機器に内蔵されている場合には、例えば、上記の
ような処理を行うプログラムコードが直接ROMなどの
不揮発性メモリに記憶され、CPUがこのプログラムコ
ードをROMから読み出すことによって実行されること
になる。また、このような情報家電機器においても、O
Sを備えた構成とし、OS上でプログラムを実行する構
成とすることも可能である。
【0074】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明に係る情
報源観測装置は、ネットワークで繋がれたサーバコンピ
ュータ上のハイパーリンク構造を有するデータファイル
をクライアントコンピュータ上で閲覧する際に用いられ
る情報源観測装置において、クライアントコンピュータ
からアクセスがあったデータファイルの参照元のURL
を参照情報として保存する参照情報保存手段と、上記参
照情報を、参照元となる各URL毎に集計するカウント
手段とを有している構成である。
【0075】これにより、参照元として頻繁に利用され
るURLを把握することが可能となるという効果を奏す
る。すなわち、ユーザにとって有用なURLを的確に提
示することが可能となるという効果を奏する。
【0076】請求項2の発明に係る情報源観測装置は、
クライアントコンピュータにおいて、サーバコンピュー
タ上のデータファイルにアクセスが行われる際に、クラ
イアントコンピュータから発行される要求ヘッダから参
照元となるURLの情報を抽出する参照情報抽出手段を
さらに備えている構成である。
【0077】これにより、請求項1の構成による効果に
加えて、特別にクライアントコンピュータにデータを要
求することなく、参照元となるURLの情報を取得する
ことができるという効果を奏する。
【0078】請求項3の発明に係る情報源観測装置は、
上記参照情報抽出手段が、クライアントコンピュータに
おいて、サーバコンピュータ上のデータファイルにアク
セスが行われた際に、サーバコンピュータから発行され
る応答ヘッダから、上記データファイルのデータタイプ
を抽出する構成である。
【0079】これにより、請求項2の構成による効果に
加えて、特別にサーバコンピュータにデータを要求する
ことなく、データファイルのデータタイプを取得するこ
とができるという効果を奏する。
【0080】請求項4の発明に係る情報源観測装置は、
上記参照情報を、データタイプ別に、参照元となる各U
RL毎に集計するソート手段をさらに備えている構成で
ある。
【0081】これにより、請求項3の構成による効果に
加えて、データタイプ毎に、参照元として頻繁に利用さ
れるURLを把握することが可能となるという効果を奏
する。すなわち、データタイプに応じて、ユーザにとっ
て有用なURLを的確に提示することが可能となるとい
う効果を奏する。
【0082】請求項5の発明に係る情報源観測装置は、
上記参照情報保存手段が、クライアントコンピュータか
らアクセスがあったデータファイルに付随するテキスト
をさらに保存する構成である。
【0083】これにより、請求項1の構成による効果に
加えて、ユーザにとって有用なURLを提示する際に、
ユーザの嗜好する内容をも提示することができるという
効果を奏する。
【0084】請求項6の発明に係る情報源観測装置は、
クライアントコンピュータからアクセスがあったデータ
ファイルをキャッシュとして所定量蓄積する情報蓄積手
段と、上記参照情報の集計結果に基づいて、上記キャッ
シュのうち、参照元となるURLのデータファイル、お
よび、参照元となるURLのデータファイルに所定のリ
ンクレベルでリンクされているデータファイルを、所定
の時間毎に、該当するサーバコンピュータにアクセスす
ることによって更新する情報更新手段とをさらに備えて
いる構成である。
【0085】これにより、請求項1または4の構成によ
る効果に加えて、ユーザが参照元として数多く利用する
URLを起点にした情報収集となり、ユーザが利用する
可能性の高い、的確な情報収集が可能となる。これによ
り、参照元のURLからリンクされているデータに対し
てユーザがアクセスした場合にも、キャッシュデータの
中からデータを取り出すことが可能となり、アクセスス
ピードの向上およびネットワークトラフィックの低減を
図ることができるという効果を奏する。
【0086】請求項7の発明に係る情報源観測装置は、
上記キャッシュ内のデータファイルに対して、検索処理
を行う検索手段をさらに備えている構成である。
【0087】これにより、請求項6の構成による効果に
加えて、ユーザの情報源をもとに情報収集されたファイ
ルオブジェクトに対して検索が行われることになり、一
般のインターネット検索エンジンなどに比べて、情報の
鮮度が高く、かつ、ユーザのニーズに適した検索結果を
提供することができるという効果を奏する。
【0088】請求項8の発明に係る情報源観測方法は、
ネットワークで繋がれたサーバコンピュータ上のハイパ
ーリンク構造を有するデータファイルをクライアントコ
ンピュータ上で閲覧する際の情報源観測方法において、
クライアントコンピュータからアクセスがあったデータ
ファイルの参照元のURLを参照情報として保存するス
テップと、上記参照情報を、参照元となる各URL毎に
集計するステップとを有している。
【0089】これにより、参照元として頻繁に利用され
るURLを把握することが可能となるという効果を奏す
る。すなわち、ユーザにとって有用なURLを的確に提
示することが可能となるという効果を奏する。
【0090】請求項9の発明に係る情報源観測処理を実
行させるプログラムを記録した記録媒体は、ネットワー
クで繋がれたサーバコンピュータ上のハイパーリンク構
造を有するデータファイルをクライアントコンピュータ
上で閲覧する際の情報源観測処理を実行させるプログラ
ムを記録した記録媒体において、クライアントコンピュ
ータからアクセスがあったデータファイルの参照元のU
RLを参照情報として保存する処理と、上記参照情報
を、参照元となる各URL毎に集計する処理とをコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録した、コン
ピュータ読み取り可能である構成である。
【0091】これにより、参照元として頻繁に利用され
るURLを把握することが可能なプログラムを提供する
ことができるという効果を奏する。すなわち、ユーザに
とって有用なURLを的確に提示することが可能なプロ
グラムを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る情報源観測手段の
概略構成、および、該情報源観測手段と、それに接続さ
れるサーバコンピュータおよびクライアントコンピュー
タとの関係を示すブロック図である。
【図2】上記情報源観測手段がクライアントコンピュー
タに内蔵された場合の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】上記情報源観測手段の構成要素の概略を示すブ
ロック図である。
【図4】クライアントコンピュータから発行される要求
ヘッダの一例を示す説明図である。
【図5】サーバコンピュータから発行される応答ヘッダ
の一例を示す説明図である。
【図6】情報源観測手段における処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図7】情報源観測手段が備えるデータ変換手段によっ
て生成されたデータを表示させたときの一例を示す説明
図である。
【図8】WWW上におけるHTMLページおよびデータ
ファイルのリンクの様子の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
1 サーバコンピュータ 2 情報源観測手段(情報源観測装置) 3 クライアントコンピュータ 4 参照情報抽出手段 5 参照情報保存手段 6 カウント手段 7 ソート手段 8 データ変換手段 9 情報更新手段 10 情報蓄積手段 11 検索手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/419 320

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークで繋がれたサーバコンピュー
    タ上のハイパーリンク構造を有するデータファイルをク
    ライアントコンピュータ上で閲覧する際に用いられる情
    報源観測装置において、 クライアントコンピュータからアクセスがあったデータ
    ファイルの参照元のURLを参照情報として保存する参
    照情報保存手段と、 上記参照情報を、参照元となる各URL毎に集計するカ
    ウント手段とを有していることを特徴とする情報源観測
    装置。
  2. 【請求項2】クライアントコンピュータにおいて、サー
    バコンピュータ上のデータファイルにアクセスが行われ
    る際に、クライアントコンピュータから発行される要求
    ヘッダから参照元となるURLの情報を抽出する参照情
    報抽出手段をさらに備えていることを特徴とする請求項
    1記載の情報源観測装置。
  3. 【請求項3】上記参照情報抽出手段が、クライアントコ
    ンピュータにおいて、サーバコンピュータ上のデータフ
    ァイルにアクセスが行われた際に、サーバコンピュータ
    から発行される応答ヘッダから、上記データファイルの
    データタイプを抽出することを特徴とする請求項2記載
    の情報源観測装置。
  4. 【請求項4】上記参照情報を、データタイプ別に、参照
    元となる各URL毎に集計するソート手段をさらに備え
    ていることを特徴とする請求項3記載の情報源観測装
    置。
  5. 【請求項5】上記参照情報保存手段は、クライアントコ
    ンピュータからアクセスがあったデータファイルに付随
    するテキストをさらに保存することを特徴とする請求項
    1記載の情報源観測装置。
  6. 【請求項6】クライアントコンピュータからアクセスが
    あったデータファイルをキャッシュとして所定量蓄積す
    る情報蓄積手段と、 上記参照情報の集計結果に基づいて、上記キャッシュの
    うち、参照元となるURLのデータファイル、および、
    参照元となるURLのデータファイルに所定のリンクレ
    ベルでリンクされているデータファイルを、所定の時間
    毎に、該当するサーバコンピュータにアクセスすること
    によって更新する情報更新手段とをさらに備えているこ
    とを特徴とする請求項1または4記載の情報源観測装
    置。
  7. 【請求項7】上記キャッシュ内のデータファイルに対し
    て、検索処理を行う検索手段をさらに備えていることを
    特徴とする請求項6記載の情報源観測装置。
  8. 【請求項8】ネットワークで繋がれたサーバコンピュー
    タ上のハイパーリンク構造を有するデータファイルをク
    ライアントコンピュータ上で閲覧する際の情報源観測方
    法において、 クライアントコンピュータからアクセスがあったデータ
    ファイルの参照元のURLを参照情報として保存するス
    テップと、 上記参照情報を、参照元となる各URL毎に集計するス
    テップとを有していることを特徴とする情報源観測方
    法。
  9. 【請求項9】ネットワークで繋がれたサーバコンピュー
    タ上のハイパーリンク構造を有するデータファイルをク
    ライアントコンピュータ上で閲覧する際の情報源観測処
    理を実行させるプログラムを記録した記録媒体におい
    て、 クライアントコンピュータからアクセスがあったデータ
    ファイルの参照元のURLを参照情報として保存する処
    理と、 上記参照情報を、参照元となる各URL毎に集計する処
    理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記
    録した、コンピュータ読み取り可能であることを特徴と
    する記録媒体。
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