JP2000227238A - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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JP2000227238A
JP2000227238A JP11025323A JP2532399A JP2000227238A JP 2000227238 A JP2000227238 A JP 2000227238A JP 11025323 A JP11025323 A JP 11025323A JP 2532399 A JP2532399 A JP 2532399A JP 2000227238 A JP2000227238 A JP 2000227238A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸発皿の清掃を使用実体に合わせたものと
し、水垢に対するトラブルを減少できる加湿器を提供す
る。 【解決手段】 カートリッジ式の給水タンクと、該給水
タンクの水が供給されて一定水位に保持される水受け部
と、該水受け部から供給された水を蒸発させる蒸発皿
と、該水を加熱する加熱体6とを有する加湿器におい
て、前記加熱体6への通電時間を積算する積算部21
と、前記加熱体ヘの通電を制御する制御部22とを設
け、前記加熱体への通電時間の積算値に加湿量運転に基
づく第一の補正を行う第一補正手段と、補正された通電
時間積算値に基づき蒸発皿の清掃情報を表示する表示部
23とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、水により室内等の
使用箇所の雰囲気を加湿するためのヒータと蒸発皿を有
し、この蒸発皿本体を清掃する時期を表示パネルに表示
する電気回路を有する加湿器に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図5は、従来の電気ヒータ加熱式の加湿
器の構造を示す原理断面図である。図5に示す加湿器に
おいては、符号1はカートリッジ式の給水タンク、2は
弁により開閉される水流出口を備え、前記給水タンク1
に取付られているタンクキャップ、3はタンクキャップ
を介して給水タンク内の水が供給され、一定水位に保持
される水受け部、4は水受け部3から水がゴムホース5
を通して供給される蒸発皿、6は蒸発皿4を加熱する電
気ヒータからなる加熱体、8は蒸発皿4に隣接する蒸気
案内筒7によって案内された蒸気を外部に放出する蒸気
放出口である。 【0003】次に、加湿器の動作について説明する。該
加湿器において、ユーザがカートリッジ式の給水タンク
1を水受け部3にセットすると、給水タンク1内の水が
タンクキャップ2の水流出口を通り水受け部3に供給さ
れる。一定水位に保持される水受け部3内の水は、ゴム
ホース5を通り、蒸発皿4内に供給され、蒸発皿4内も
水受け部3と同じ水位に保持される。蒸発皿4はヒータ
等の加熱体6により加熱され、蒸発皿4内の水を蒸気に
変える。 【0004】ところで、加熱体6によって蒸発皿4の水
は温められ、沸騰、蒸発するが、水の不純物は蒸発皿4
および水受け部3内部に残留し、長時間使用していく
と、水中成分のカルシウム、マグネシウムなどの濃度が
濃くなり、蒸発皿4、水供給路内に水垢が付着し、この
付着が蓄積、堆積することになる。かかる付着物を除去
するために、水垢除去フィルターを蒸発皿4に投入して
水面上に浮上させたりしていた。 【0005】しかしながら、従来の水垢除去フィルター
は、フェルトや不織物などのフィルター用材料を円筒
状、円盤状など各種製作したもので、しかも各メーカー
毎に異なって付属品として販売されており、交換に際し
てはユーザー側はメーカー指定のフィルターを購入しな
ければならず、その人手が困難な状況である。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】従来の加湿器は上述の
ような構成になっているので、本体、特に、蒸発皿に付
着する水垢は思いの外多く、加湿特性の変動、パッキン
への浸透による水漏れ、更に劣化などの悪影響があり、
また、一度付着し硬化した水垢はほとんど取れなくなっ
てしまう。そのため加湿時間が長期にわたると蒸発皿に
水垢が付着し、その加湿量が減少すると共に、本体にも
悪影響を及ぼすので、前記のように水垢除去フィルター
を付属させ若しくは蒸発皿内に入れて対応しているが、
完全に除去しきれないのが実情であった。 【0007】そのため、その清掃時期に関して、一定時
間使用したら、使用者に清掃を知らせる表示をしている
(特開平10−141716号公報、特開平08−27
0990号公報等参照)。しかしながら、使用状況や使
用する水によって水垢の発生量が異なってくるので、従
来技術の表示では実使用に応じた内容での清掃時期が表
示されていないという問題点があった。 【0008】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、その目的は、蒸発皿の清掃を使用
実体に合わせたものとし、水垢に対するトラブルを減少
できる加湿器を提供するものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の加湿器は、上記
課題を解決するものであり、次の構成を有する。本発明
は、カートリッジ式の給水タンクと、該給水タンクの水
が供給されて一定水位に保持される水受け部と、該水受
け部から供給された水を蒸発させる蒸発皿と、該水を加
熱する加熱体とを有する加湿器において、本体内の適所
に、水受け部からの水の排水を検知する排水検知手段を
設けると共に前記加熱体への通電時間を積算する積算手
段と、前記加熱体ヘの通電および送風機の運転を制御す
る制御部とを設け、前記加熱体への通電時間の積算値に
加湿量運転に基づく第一の補正を行う第一補正手段と、
補正された通電時間積算値に基づき蒸発皿の清掃情報を
表示する表示手段とを有するものである。本発明によれ
ば、加熱体への通電時間を積算する積算し、加熱体(ヒ
ータ)への通電時間の積算値に加湿量運転に基づく補正
手段を設けたものであり、加湿発生量によって水垢の発
生(付着)量が異なることに基づき、加湿発生量モード
で第一の補正をかけて、蒸発皿の清掃時期を知らせるこ
とができるので、実使用に近い形になり、清掃時期にバ
ラツキがなくなる。また、本発明においては、水質の選
択スイッチを設け、前記加熱体(ヒータ)への通電時間
の積算値に対して、選択された水質に基づく第二の補正
を行う第二の補正手段を設けることができる。このよう
にすれば、水質の違いを加熱体(ヒータ)への通電時間
の積算値にさらに補正することにより、蒸発皿の清掃時
期を知らせることが、実使用と同等になり、蒸発皿の清
掃時期の表示が適確になる。また、本発明においては、
排水検知手段にスイッチを用いることができる。このよ
うにすれば、このスイッチを例えば補助タンクの排出部
に設け、補助タンクの蓋の取り外し時に、スイッチがO
FFになるようにすると、リセットする操作を省くこと
ができ、操件が簡単になる。また、本発明においては、
排水検知手段により前記水受け部からの水の排水を検知
したとき、前記ヒータの通電時間の積算値を初期化する
ようにできる。このようにすれば、水受け部から水垢を
含んだ水を排水するときに、例えば蓋を外ずすためにス
イッチがOFFになり、この信号を用いるなどして、加
熱体(ヒータ)への通電時間の積算値がクリヤーされ、
再度蓋を取り付けされたときから、ゼロからのスタート
となるので、解除の操作がなく操件の繁雑さがなくな
る。また、本発明においては、前記水受け部からの水の
排水を検知したとき、前記蒸発皿の清掃情報表示を解除
するようにできる。この場合、補助タンクや水受け部か
ら水垢を含んだ水を排水するときに、蓋を外ずすために
スイッチがOFFになる信号を排水信号として検知し、
この検知信号により蒸発皿の清掃を促す表示が自動的に
消灯するので、排水操作のみで解除し、解除の操作を別
に行う必要がなく操作の繁雑さがなくなる。また、本発
明においては、前記蒸発皿に水垢の付着したことを検知
する水垢検知手段を設けたものにできる。この場合、水
垢付着による清掃の即時の実施を促すことになり、器具
の故障が速やかに防止できる。また、本発明において
は、前記清掃情報の表示手段が、清掃時期を知らせる表
示として、前記加熱体(ヒータ)の通電の累積時間が所
定時間に到達すると表示ランプを点灯させ、それと共
に、水垢検知手段が前記蒸発皿に水垢の付着したことを
検知すると、表示ランプを点滅させることができる。こ
の場合、使用者に清掃の啓蒙(促すること)と警告(水
垢による故障の警告)の区分を明確化し、清掃を適時に
行うことが出来るので、衛生的であるとともに蒸発皿の
性能低下が防止できる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。実施形態に係る蒸発皿を備え
た加湿器の構成については、従来の技術欄で記載した図
5に示す加湿器と重複部分は割愛し、この実施の形態の
説明においても、同様の部品には同じ符号を使用して、
以下記載する。 【0011】図1は本発明の実施の形態に係る加湿器の
外観斜視図で、図2は同じく本発明の実施の形態に係る
加湿器のブロック構成図で、図3は加湿量と通電時間の
第一補正表で、図4は水質と通電時間の第二補正表であ
る。 【0012】図1に示すように、加湿器は、全体的外周
面を覆う筺体の本体10を有しこの本体10内に次のも
のが収容配置されている。該本体10内の前側上部に
は、カートリッジ式の給水タンク1が設けられ、この給
水タンク1には、弁により開閉される水流出口を備えた
タンクキャップ2が、前記給水タンク1の下部に取付ら
れている。そして、本体10前側下部には、給水タンク
1をタンクキャップ2を下方に位置させた状態で支持
し、かつ、タンクキャップ2を介して給水タンク1内の
水が供給され、一定水位に保持する水受け部3が設けら
れる。 【0013】前記本体10の後側下部には、水受け部3
からの水がゴム等の弾性体からなるホース5を通して一
時的に溜められる補助タンク9と、補助タンク9などの
水を排水する排水口の蓋11と、水を沸騰・蒸発させる
蒸発皿4と、蒸発皿4の周囲部に設けられた、該蒸発皿
4を加熱する電気ヒータからなる加熱体6が設けられ
る。前記本体の後側上部には、前記蒸発皿4に上方に隣
接する蒸気案内筒7によって案内された蒸気を外部に放
出する蒸気放出口8が開口し、この蒸気案内筒7には、
図示しない送風機による送風によって蒸気を放出口8か
ら外部に強制的に放出するようになっている。 【0014】また、この加湿器の本体10前面部には、
給水タンク1内の水の水質を選択するスイッチ13aや
加湿量選択スイッチ13b等の各種スイッチが配設され
た操作部13が設けられている。また、蒸発皿4に隣接
してサーモスタット等の温度検出手段14が設けられて
いる。また、補助タンク9の排水口には、蓋11の取付
け・取り外しでON・OFF動作するスイッチ12が水
受け部3からの排水を検出する排水検知手段として設け
られている。 【0015】加湿器の電気的制御系としては、図2に示
すように、水質選択スイッチ13a、加湿量設定スイッ
チ13b等を入力とし、加熱体6の駆動と表示部23の
表示等を出力として、出力加熱体(ヒータ)6への通電
時間を積算する積算部21と、前記スイッチ12を介し
て蒸発皿4の清掃の有無を検知すると共に、加熱体6へ
の通電および図示しない送風機の制御をする制御部22
と、加湿運転状態を表示する表示部23とを含んでマイ
クロコンピュータ20で構成されている。 【0016】実施形態の加湿器の加湿動作について説明
する。カートリッジ式の給水タンク1を水受け部3にセ
ットすると、給水タンク1内の水がタンクキャップ2の
水流出口を通り水受け部3に供給され、一定水位に保持
される。水受け部3内の水は、ホース5を通り、蒸発皿
4内に供給され、蒸発皿4内も水受け部3と同じ水位に
保持される。蒸発皿4は加熱体6により加熱され、蒸発
皿4内の水を蒸気に変える。蒸発皿4により発生される
蒸気は、蒸気案内筒7を通って図示しない送風機で送風
されるなどして蒸気放出口8より外部に放出される。 【0017】また、この加湿器には、図2に示すよう
に、加熱体(ヒータ)6への通電が始まると積算部21
では通電時間を積算し始め、その積算値が例えば150
時間に達すると、制御部22は表示部23に設けた「お
手入れランプ」24を点灯(連続点灯)させて(清掃情
報表示の一例)、蒸発皿4の清掃を促すようになってい
る。しかし、加湿量によって水垢の発生量が異なるの
で、単に加熱体6への通電時間だけを積算しても使用条
件と異なるので、加湿量の運転モードによって時間の第
一補正が必要であり、実験データより、加湿量と加熱体
6への通電時間を例えば図3に示す第一補正値を掛け
て、通電時間(A)とする。図3の例では、加湿量の運
転モードが『多め』、『普通』、『少なめ』におけるそ
れぞれの第一補正値を「1.2」、「1.0」、「0.
8」としているが、これは一例であり、加湿器の運転能
力、加湿器運転環境等に応じて他の補正値を適切に設定
することができる。 【0018】また、水質によって蒸発皿4への水垢の付
着量も異なるので、上述の加湿量の補正だけでなく、水
質の補正も必要であり、操作部13に設けた水質スイッ
チ13aで、使用者が加湿器に使用する水の水質を、水
の中に含まれている不純物のマグネシウムやカルシウム
などの量『多い』、『普通』、『少ない』の三者の中か
ら選択することにより、選択された水質で、例えば図4
の第二補正(「1.3」、「1.0」、「0.7」)を
通電時間(A)に掛けて、通電時間(B)を算出し、こ
の通電時間(B)の値を蒸発皿4の清掃時期の真の積算
値として積算する。なお、図4の第二補正値は一例であ
り、もちろん、加湿器の運転能力、加湿器運転環境等に
応じて他の補正値を適切に設定することができる。 【0019】使用者は、この表示部23の「お手入れラ
ンプ」24の点灯表示に気がつき、本体10より蒸気放
出口8、蒸気案内筒7を外して、蒸発皿4の水垢の清掃
をし、蒸発皿4や補助タンク9や水受け部3に溜まった
水垢を、補助タンク9の蓋11を外して、水垢を含んだ
水を排出する。このとき蓋11と連動して配役している
スイッチ12が動作して、それまで加熱体6への通電時
間(B)を積算していた積算値を初期化されると共に蒸
発皿4の清掃を促していた表示部23の「お手入れラン
プ」24の表示も解除される。 【0020】加熱体6の通電時間(B)の積算値が15
0時間以内に水垢が多量に蒸発皿4に付着したときに
は、蒸発性能の低下があり、加湿量が過不足の状態のま
ま、加湿運転を蒸発皿4の清掃時期表示の加熱体6の通
電時間(B)の積算150時間まで清掃なしに持続運転
をすることになる。実施形態では、この対策の水垢検出
手段として、蒸発皿4の周囲に温度検知用のサーモスタ
ット14を設けている。つまり、蒸発皿4の内部に水垢
が付着・堆積されると、水への熱伝導が悪くなる等して
蒸発性能が低下し逆に蒸発皿4から外部への熱放散が多
くなるので、この熱を蒸発皿4の近傍に配役しているサ
ーモスタット14で温度検知する。制御部22は、その
検知信号が水垢検知信号とし、検出温度か所定温度以上
になったならば、表示部23の「お手入れランプ」24
を使用者に清掃を促す警告表示として点滅表示をさせ
て、加湿運転を自動的に停止する。 【0021】以上説明のように、実施形態に係る加湿器
においては、制御部22で、加熱体6への通電時間を積
算する積算し、加熱体6への通電時間の積算値に加湿量
運転に基づく補正手段を設けているので、加湿発生量に
よって水垢の発生(付着)量が異なることに基づき、加
湿発生量モードで第一の補正をかけて、蒸発皿の清掃時
期を知らせることができるので、実使用に近い形にな
り、清掃時期にバラツキがなくなる。 【0022】また、水質の選択スイッチ13aを設け、
前記加熱体6への通電時間の積算値に水質に基づく第二
の補正ができるようにしたもので、水質の違いを加熱体
6への通電時間の積算値にさらに補正することにより、
蒸発皿4の清掃時期を知らせることが、実使用と同等に
なり、蒸発皿4の清掃時期の表示が適確になる。 【0023】また、前記排水検知手段としてスイッチ1
2を用い、このスイッチ12を補助タンク9の排出部に
設け、補助タンク9の蓋11の取り外し時に、スイッチ
12がOFFになるようにすると、リセットする操作を
省くことができ、操件が簡単になる。 【0024】また、補助タンク9や水受け部3からの水
の排水を検知したとき、前記加熱体6の通電時間の積算
値を初期化すれは、水受け部3から水垢を含んだ水を排
水するときに、蓋11を外ずすために、スイッチ12が
OFFになり、加熱体6への通電時間の積算値がクリヤ
ーされ、再度蓋を取り付けされたときから、スイッチは
ONして積算値がゼロからのスタートとなるので、解除
の操作がなく操件の繁雑さがなくなる。 【0025】また、前記補助タンク9や水受け部3から
の水の排水を検知したとき、前記蒸発皿の清掃を促す表
示を解除するようにしたもので、補助タンク9や水受け
部3から水垢を含んだ水を排水するときに、蓋11を外
すために、スイッチがOFFになり、蒸発皿の清掃を促
す表示が自動的に消灯するので、解除の操作がなく操作
の繁雑さがなくなる。 【0026】また、前記蒸発皿4に水垢の付着したこと
を検知する水垢検知手段を設けたもので、蒸発皿の外部
への熱放散をサーモスタット14で検知して、自動的に
加湿運転を停止して、表示ランプを点滅させて清掃を促
す警告表示にすることで、清掃の即時の実施を促すこと
になり、器具の故障が速やかに防止できる。 【0027】また、前記清掃を促す表示手段において、
清掃時期を知らせる表示で、前記ヒータの通電の累積時
間が所定時間に到達すると、表示ランプ(「お手入れラ
ンプ」24)を点灯(連続点灯)させ、水垢検知手段が
前記蒸発皿に水垢の付着したことを検知すると、表示ラ
ンプを点滅させて、水垢の付着状態の違いを使用者に知
らせる。ランプの点灯は清掃の啓蒙、ランプの点滅は蒸
発性能の低下で能力が発揮されていないので、即蒸発皿
の清掃を促す警告の意義をもつもので、使用者に清掃の
啓蒙と警告の区分を明確化し、清掃を適時に行うことが
出来る。したがって、加湿器は、常に衛生的であるとと
もに蒸発皿の性能低下が防止される。 【0028】 【発明の効果】本発明に係る加湿器においては、加熱体
への通電時間を積算する積算し、加熱体(ヒータ)への
通電時間の積算値に加湿量運転に基づく補正手段を設け
たものであり、加湿発生量によって水垢の発生(付着)
量が異なることに基づき、加湿発生量モードで第一の補
正をかけて、蒸発皿の清掃時期を知らせることができる
ので、実使用に近い形になり、清掃時期にバラツキがな
くなる。また、水質の選択スイッチを設け、前記加熱体
(ヒータ)への通電時間の積算値に水質に基づく第二の
補正ができるようにしたものであるので、水質の違いを
加熱体(ヒータ)への通電時間の積算値にさらに補正す
ることにより、蒸発皿の清掃時期を知らせることが、実
使用と同等になり、蒸発皿の清掃時期の表示が適確にな
る。また、前記排水検知手段としてスイッチを用い、こ
のスイッチを例えば補助タンクの排出部に設け、補助タ
ンクの蓋の取り外し時に、スイッチがOFFになるよう
にすると、リセットする操作を省くことができ、操件が
簡単になる。また、補助タンクや水受け部からの水の排
水を検知したとき、前記加熱体(ヒータ)の通電時間の
積算値を初期化すれは、水受け部から水垢を含んだ水を
排水するときに、加熱体(ヒータ)への通電時間の積算
値がクリヤーされるので、積算値の解除の操作の繁雑さ
がなくなる。また、前記補助タンクや水受け部からの水
の排水を検知したとき、前記蒸発皿の清掃を促す表示を
解除するようにしたもので、補助タンクや水受け部から
水垢を含んだ水を排水するときに、蒸発皿の清掃を促す
表示が、自動的に消灯するので、解除の操作がなく操作
の繁雑さがなくなる。また、前記蒸発皿に水垢の付着し
たことを検知する水垢検知手段を設けたもので、蒸発皿
の外部への熱放散を温度検出器で検知して、自動的に加
湿運転を停止して、表示ランプを点滅させて清掃を促す
警告表示にすることで、清掃の即時の実施を促すことに
なり、器具の故障が速やかに防止できる。また、前記清
掃を促す表示手段において、清掃時期を知らせる表示と
して、前記ヒータの通電の累積時間が所定時間に到達す
ると、表示ランプを点灯させ、また、水垢検知手段が前
記蒸発皿に水垢の付着したことを検知すると、表示ラン
プを点滅させて水垢の付着状態の違いを使用者に知らせ
ることにより、ランプの点灯は清掃の啓蒙の意義を有
し、ランプの点滅は蒸発性能の低下で能力が発揮されて
いないので、即蒸発皿の清掃を促す警告の意義をもつも
ので、使用者に清掃の啓蒙と警告の区分を明確化し、清
掃を適時に行うことが出来るので、衛生的であるととも
に蒸発皿の性能低下が防止される。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る加湿器の外観斜視図
である。 【図2】本発明の実施の形態に係る加湿器のブロック構
成図である。 【図3】本発明の実施の形態に係る加湿器の加湿量と通
電時間の第一補正表である。 【図4】本発明の実施の形態に係る加湿器の水質と通電
時間の第二補正表である。 【図5】従来の加湿器の概略構造を説明するための断面
図である。 【符号の説明】 1 給水タンク 2 タンクキャップ 3 水受け部 4 蒸発皿 5 ホース 6 加熱体(ヒータ) 7 蒸気案内筒 8 蒸気放出口 9 補助タンク 10 加湿器本体 11 排出口蓋 12 スイッチ 13 操作部 13a、13b 水質選択スイッチ、加湿量設定スイッ
チ 14 サーモスタット 20 マイクロコンピュータ 21 積算部 22 制御部 23 表示部 24 お手入れランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守川 守 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3L055 BC01 CA04 DA04 DA09 DA13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 カートリッジ式の給水タンクと、該給水
    タンクの水が供給されて一定水位に保持される水受け部
    と、該水受け部から供給された水を蒸発させる蒸発皿
    と、該水を加熱する加熱体とを有する加湿器において、 本体内の適所に、水受け部からの水の排水を検知する排
    水検知手段を設けると共に前記加熱体への通電時間を積
    算する積算手段と、前記加熱体ヘの通電および送風機の
    運転を制御する制御部とを設け、 前記加熱体への通電時間の積算値に加湿量運転に基づく
    第一の補正を行う第一補正手段と、補正された通電時間
    積算値に基づき蒸発皿の清掃情報を表示する表示手段と
    を有することを特徴とする加湿器。 【清求項2】 水質の選択スイッチを設け、前記加熱体
    への通電時間の積算値に対して、選択された水質に基づ
    く第二の補正を行う第二の補正手段を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の加湿器。 【請求項3】 排水検知手段にスイッチを用いたことを
    特徴とする請求項1に記載の加湿器。 【請求項4】 排水検知手段により前記水受け部からの
    水の排水を検知したとき、前記加熱体の通電時間の積算
    値を初期化するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の加湿器。 【請求項5】 前記水受け部からの水の排水を検知した
    とき、前記蒸発皿の清掃情報表示を解除するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の加湿器。 【請求項6】 前記蒸発皿に水垢の付着したことを検知
    する水垢検知手段を設けたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項5のいずれかひとつに記載の加湿器。 【請求項7】 前記清掃情報の表示手段が、清掃時期を
    知らせる表示として、前記加熱体の通電の累積時間が所
    定時間に到達すると表示ランプを点灯させ、それと共
    に、水垢検知手段が前記蒸発皿に水垢の付着したことを
    検知すると、表示ランプを点滅させることを特徴とする
    請求項6に記載の加湿器。
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