JP2000225351A - ロールクラッシャ - Google Patents

ロールクラッシャ

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JP2000225351A
JP2000225351A JP11025770A JP2577099A JP2000225351A JP 2000225351 A JP2000225351 A JP 2000225351A JP 11025770 A JP11025770 A JP 11025770A JP 2577099 A JP2577099 A JP 2577099A JP 2000225351 A JP2000225351 A JP 2000225351A
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Japan
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crushing
roll
crushed
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concrete
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English (en)
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Takamitsu Wakuta
高光 和久田
Masakatsu Tojo
正勝 東條
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄筋等を含む長尺コンクリート製造物の破砕を
能率良く行うことができるロールクラッシャを提供す
る。 【解決手段】ロールクラッシャ本体1の前後方向に回転
中心方向を向けた破砕ロール3a、3bおよび4a、4
bを上下に配置して破砕部3、4を構成する。1本体の
一方の側面部に、破砕部3、4に被破砕物を導入する導
入口6を設ける。本体1の側方に、導入口6に被破砕物
を送り込む搬入装置7を設置する。本体1の他方の側面
部に、破砕部3、4においてコンクリートを破砕し落下
させた鉄筋あるいは鉄網を排出する排出口9を設ける。
破砕部3、4において破砕されて落下するコンクリート
屑を本体1の前方または後方に搬出する搬出コンベヤ1
0を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に鉄筋あるい
は鉄網を有するコンクリート製長尺被破砕物を破砕する
ロールクラッシャに係わり、特に、板状の鉄筋コンクリ
ート製壁材や床材等の建築材の不良品のコンクリートを
破砕して鉄筋を分離するロールクラッシャに関する。
【0002】
【従来の技術】鉄筋あるいは鉄網(以下鉄筋等と称す)
を有するコンクリート製被破砕物を破砕する場合、従来
は破砕刃を有する解体機等で被破砕物を小分けした後、
ロールクラッシャやジョークラッシャ等の上部のホッパ
やフィーダからこの小分けしたブロックを投入してコン
クリートブロックを破砕してコンクリート屑と鉄筋等に
分離し、鉄筋等はクラッシャに備えた磁選機でコンクリ
ート屑から選別し、コンクリートは道路の材料として再
利用していた。
【0003】一方、鉄筋入りのヒューム管、電柱等を破
砕する破砕装置として、特開平8−103675号公報
に記載のものがある。該公報に記載のものは、ジョーク
ラッシャの側方よりプレス式の押し込み装置により被破
砕物をジョークラッシャの可動歯と固定歯との間に押し
込み、可動歯を固定歯側に押圧することにより、被破砕
物を可動歯と固定歯との間で破砕し、再度可動歯を後退
させるという動作を繰り返して破砕を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、解体機
等で長尺のコンクリート製被破砕物を小分けした後、ク
ラッシャにより破砕する場合、コンクリート製被破砕物
の破砕のために2種の異なる機械が必要となる上、小分
けの工程と、コンクリート屑への破砕の2段階の工程が
必要となり、能率が悪いという問題点がある。
【0005】一方、ジョークラッシャの側方からコンク
リート製長尺被破砕物を押し込んで破砕を行う破砕装置
の場合は、可動歯を往復動と、被破砕物を所定長さだけ
破砕部に押し込む工程とを連係させ、被破砕物の押し込
みと破砕を交互に繰り返して断続的に破砕を行うため、
やはり破砕の能率が悪いという問題点がある。
【0006】また、このジョークラッシャによる場合
は、最終段階で固定歯と可動歯との間に残留する鉄筋等
を除くため、押し込み装置を使用して通常の押し込み量
より異なる破砕部の端部まで鉄筋等を押し出す必要があ
り、作業工程が複雑となる上、このことが作業能率をさ
らに低下させるという問題点がある。
【0007】本発明は、上述のような問題点に鑑み、鉄
筋等を含む長尺コンクリート製造物の破砕を能率良く行
うことができるロールクラッシャを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のロールクラッ
シャは、鉄筋あるいは鉄網を含むコンクリート製長尺被
破砕物を破砕するロールクラッシャであって、ロールク
ラッシャ本体の前後方向に回転中心方向を向けた破砕ロ
ールを上下に配置して破砕部を構成し、前記本体の一方
の側面部に、前記破砕部に被破砕物を導入する導入口を
設けると共に、該本体の側方に、該導入口に被破砕物を
送り込む搬入装置を設置し、前記本体の他方の側面部
に、前記破砕部においてコンクリートを破砕し落下させ
た鉄筋あるいは鉄網を排出する排出口を設け、前記破砕
部において破砕されて落下するコンクリート屑を前記本
体の前方または後方に搬出する搬出コンベヤを設置した
ことを特徴とする。
【0009】このロールクラッシャにおいては、上下に
配置した破砕ロール間に側方の導入口から搬入装置によ
り長尺のコンクリート製被破砕物を導入し、破砕ロール
を回転させて被破砕物を引き込みながら破砕を連続的に
行い、鉄筋等は反対側の排出口から排出し、コンクリー
ト屑は下方に落下させて搬出コンベヤにより外部に搬送
する。搬入装置は、一旦被破砕物を破砕ロールに噛み込
ませた後は被破砕物を押し込む必要はなく、破砕ロール
により被破砕物の引き込み、排出が行われる。
【0010】請求項2のロールクラッシャは、請求項1
において、前記本体が自走式車両の車体であることを特
徴とする。
【0011】このように、ロールクラッシャを自走式と
することにより、任意の位置において破砕作業を行うこ
とができ、作業性が向上する。
【0012】請求項3のロールクラッシャは、請求項1
または2において、前記破砕部が、導入口側の粗割用の
一次破砕部と、排出口側の小割用の二次破砕部の2組の
破砕部からなることを特徴とする。
【0013】請求項4のロールクラシャは、請求項3に
おいて、前記2組の破砕部のうち、二次破砕部の上破砕
ロールと下破砕ロールとの間隔を、一次破砕部の上破砕
ロールと下破砕ロールとの間隔より狭く設定したことを
特徴とする。
【0014】このように、2段の破砕部の破砕ロールの
間隔を異ならせることにより、被破砕物をより細かく、
かつより確実に破砕することができる。
【0015】請求項5のロールクラッシャは、請求項3
または4において、前記2組の破砕部のうち、一次破砕
部の破砕ロールより、二次破砕部の破砕ロールの破砕爪
の配置密度及び配置数を多くしたことを特徴とする。
【0016】このように、2段の破砕部の破砕爪の密
度、配置数を異ならせることにより、被破砕物が細かく
かつ破砕残しなく確実に破砕される。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるロールクラッ
シャの一実施の形態を示す背面図、図2はその平面図、
図3は図1の拡大右側面図、図4は図1の左側面図であ
る。図1〜図4において、1はロールクラッシャ本体で
あり、該本体はクローラ式走行体2を有して自走式ロー
ルクラッシャを構成する。
【0018】前記本体1にはその前後方向に回転中心方
向を向けた破砕ロール3a、3bを上下に配置して粗割
用の一次破砕部3と、該一次破砕部3に隣接して、一次
破砕部3と同様に軸の向きを設定して上下に配置した小
割用の破砕ロール4a、4bからなる二次破砕部4とを
搭載する。
【0019】前記本体1の一次破砕部3側の側面部に
は、該破砕部3に被破砕物を導入する導入口6を設け
る。該導入口6は、車体のカバー5を開口してその開口
部に被破砕物を通す筒状体を設けることにより構成され
る。該本体1の側方に、該導入口6に被破砕物を送り込
む搬入装置7を設置する。
【0020】また、前記本体1の他方の側面部に、前記
破砕部3、4においてコンクリートを破砕し落下させた
鉄筋あるいは鉄網を排出する排出口9を設ける。該排出
口9は、車体のカバー5を開口してその開口部に鉄筋等
を通す筒状体を設けることにより構成される。
【0021】前記本体1の下部には、破砕部3、4にお
いて破砕されて落下するコンクリート屑を前記本体の前
方または後方に搬出する搬出コンベヤ10を設置する。
図2、図4において、11は該搬出コンベヤ10から搬
出されるコンクリート屑をトラック等に積み込むための
二次コンベヤである。
【0022】図1、図2、および図1のE−E断面図で
ある図5に示すように、被破砕物の搬入装置7は、搬入
コンベヤ12と、該搬入コンベヤ12の側部に設置され
る伸縮自在な載置台13と、載置台13上の長尺コンク
リート製被破砕物14を搬入コンベヤ12上に載せる引
き込み装置15とからなる。
【0023】前記搬入コンベヤ12は、図1に示すよう
に、導入口6の高さに設定されたフレーム16と、該フ
レーム16の一端に取付けられた駆動スプロケット17
と、該駆動スプロケット17を回転させる駆動モータ1
9と、該フレーム16の他端に取付けられた従動スプロ
ケット20と、これらのスプロケット17、20に掛け
回された搬送プレートあるいは搬送ゴム板付きのチェー
ン21とからなる。
【0024】前記載置台13は、図1、図2、図5に示
すように、下フレーム23と、被破砕物14を載置する
上フレーム24と、下フレーム23と上フレーム24と
の間に設けた左右一対のリンク31、32と、これらの
リンク31、32との間に設けたリンク伸縮用の油圧シ
リンダ33とからなる。各リンク31、32は、その各
一端を下フレーム23、上フレーム24にそれぞれピン
25、26により連結し、中間部をピン27により連結
し、他端に取付けたローラ29、30をそれぞれ上フレ
ーム24、下フレーム23に転動自在に係合させてい
る。
【0025】前記引き込み装置15のフレーム34は、
搬入コンベヤ12の中間部において、搬入コンベヤ12
上を覆うように、搬入コンベヤ12のフレーム16に取
付けられる。該フレーム34には、搬入コンベヤ12を
横断する方向に取付けられた一対の油圧シリンダ35を
取付け、該油圧シリンダ35の先端には被破砕物引き寄
せ用の爪36を取付けている。該引き寄せ用の爪36
は、垂直姿勢から、図5の矢印Rに示すように、油圧シ
リンダ35の方向にのみ回動可能に取付けられる。
【0026】図6は前記一次破砕部3の破砕ロール3
a、3bの端面図、図7は破砕ロール3aまたは3bの
縦断面図であり、これらの破砕ロール3a、3bは、ド
ラム39の周囲に破砕爪40を周方向、軸方向に等間隔
に取付けたものである。ただし軸方向に隣接する破砕爪
40は、互いに周方向にずらして取付けられる。
【0027】図8は前記二次破砕部4の破砕ロール4
a、4bの端面図、図9は破砕ロール4aまたは4bの
縦断面図であり、これらの破砕ロール4a、4bは、ド
ラム41の周囲に破砕爪42を周方向、軸方向に等間隔
に取付けたものである。これらの破砕爪42も、軸方向
に隣接するものどうしは互いに周方向にずらして取付け
られる。
【0028】ここで、被破砕物をより細かく、かつより
確実に破砕するため、前記2組の破砕部のうち、図8に
示す二次破砕部4の上破砕ロール4aと下破砕ロール4
bとの間隔δ2は、図6に示す一次破砕部3の上破砕ロ
ール3aと下破砕ロール3bとの間隔δ1より狭く設定
している。
【0029】また、図6、図7の一次破砕部3の破砕ロ
ール3a、3bの破砕爪40より、二次破砕部4の破砕
ロール4a、4bの破砕爪42の配置密度及び配置数を
多くしている。すなわち、図6に示す一次破砕部3の破
砕ロール3a、3bの破砕爪40の周方向の配置間隔a
より、図8に示す二次破砕部4の破砕ロール4a、4b
の破砕爪42の周方向の配置間隔bを小さく(a>b)
して破砕爪42がドラム1周について配置される個数
(本例では5個)を破砕爪40の個数(本例では4個)
より多くしている。
【0030】さらに、図7に示す一次破砕部3の破砕ロ
ール3a、3bの破砕爪40の軸方向の配置間隔cよ
り、図9に示す二次破砕部4の破砕ロール4a、4bの
破砕爪42の軸方向の配置間隔dを小さく(c>d)し
て破砕爪42がドラム1列について配置される個数(本
例では7個)を破砕爪40の個数(本例では5個)より
多くしている。
【0031】図7に示すように、各破砕ロール3a、3
bを回転させる駆動モータ43は、本体1に設けられた
取付フレーム44に取付けられてその回転部43aをド
ラム39に結合し、ドラム39の他端側に取付けた軸4
5を取付フレーム46に軸受47を回転自在に支持させ
ている。図9に示すように、二次側破砕部4の破砕ロー
ル4a、4bも同様の構造で駆動モータ43や軸受47
に支持される。
【0032】このロールクラッシャにおいては、搬入装
置7の載置台13上に長尺のコンクリート製被破砕物1
4、例えば建築材である壁材、床材等の不良品を載置し
ておき、載置台13の油圧シリンダ33の伸縮量を調整
することにより、載置台13上の最上部の被破砕物14
を搬入コンベヤ12の搬送面よりやや高い位置に設定
し、引き込み装置15により最上部の被破砕物14を搬
入コンベヤ12の搬送面上に引き込む。この引き込み作
業は、図5の実線位置に爪36がある状態から、油圧シ
リンダ35を伸長させることにより爪36を図5の矢印
R方向に回動させて傾斜させた姿勢で被破砕物14の上
面を爪36で摩りながら移動させ、被破砕物14を図5
の二点鎖線に示す位置まで突出させた後、油圧シリンダ
35を収縮させて被破砕物14の側面に爪36を掛けた
状態で搬入コンベヤ12上まで被破砕物14を引き込む
ことにより行われる。
【0033】搬入コンベヤ12上に引き込まれた被破砕
物14は、図1に示す駆動モータ19の作動により搬入
コンベヤ12を作動させて本体1の導入口6より一次破
砕部3に導入する。一次破砕部3においては、図6に示
すように、被破砕物14の導入方向Xに対し、破砕ロー
ル3a、3bを矢印r方向に回転させ被破砕物14を引
き込みながら破砕を連続的に行い、破砕されたコンクリ
ート屑を図1〜図4に示す搬出コンベヤ10上に落下さ
せ、外部に排出する。この例においては、二次コンベヤ
11によりさらにトラック(図示せず)等の荷台あるい
は集積箇所等に積載あるいは集積させる。
【0034】被破砕物14は、一次破砕部3を通過する
ことによりコンクリートの多くが落下し、コンクリート
が鉄筋等に付着残留した状態でさらに二次破砕部4側に
破砕ロール3a、3bの回転により送られ、続いて図8
に示すように、二次破砕部4においても被破砕物14の
導入方向Xに対し、破砕ロール4a、4bを矢印r方向
に回転させて被破砕物14の鉄筋等に残留するコンクリ
ートをさらに細かく砕き、コンクリート屑を搬出コンベ
ヤ10に落下させる。
【0035】コンクリート屑が除かれた鉄筋等は、破砕
ロール3a、3bおよび4a、4bの回転により、排出
口9から排出される。搬入装置7の搬入コンベヤ12
は、一旦被破砕物を破砕ロール3a、3bに噛み込ませ
た後は被破砕物14を押し込む必要はなく、破砕ロール
3a、3bおよび4a、4bによる破砕と同時に被破砕
物14の引き込み、排出が連続的に行われる。
【0036】本発明を実施する場合、ロールクラッシャ
は据え付け式に構成してもよいが、本体1を自走式車両
の車体として構成することにより、異なる種類の被破砕
物14を異なる搬入装置7の載置台13に積載してお
き、それぞれの搬入装置7に移動する等の作業を行う
等、任意の位置で破砕作業を行うことができ、能率良く
作業を行うことができ、作業性が向上する。
【0037】また、本発明は、破砕部3が1組の破砕ロ
ール3a、3bのみである構成とすることも可能である
が、本実施の形態に示すように、粗割用の一次破砕部3
と小割用の二次破砕部4とによって構成することによ
り、被破砕物が細かくかつ破砕残しなく確実に破砕され
る。
【0038】また、本発明を実施する場合、具体的な構
造は、上記実施の形態に限らず、種々に変更できる。ま
た、本発明は、建築材のみでなく、鉄筋等を含む他の長
尺コンクリート製被破砕物であれば、破砕することがで
きる。
【0039】
【発明の効果】請求項1によれば、鉄筋あるいは鉄網を
含むコンクリート製長尺被破砕物を破砕するロールクラ
ッシャであって、ロールクラッシャ本体の前後方向に回
転中心方向を向けた破砕ロールを上下に配置して破砕部
を構成し、前記本体の一方の側面部に、前記破砕部に被
破砕物を導入する導入口を設けると共に、該本体の側方
に、該導入口に被破砕物を送り込む搬入装置を設置し、
前記本体の他方の側面部に、前記破砕部においてコンク
リートを破砕し落下させた鉄筋あるいは鉄網を排出する
排出口を設け、前記破砕部において破砕されて落下する
コンクリート屑を前記本体の前方または後方に搬出する
搬出コンベヤを設置したので、鉄筋等を含むコンクリー
ト製被破砕物の破砕が連続的に行われ、能率良く破砕作
業を行うことができる。また、搬入装置は、一旦被破砕
物を破砕ロールに噛み込ませた後は被破砕物を押し込む
必要はなく、破砕ロールにより被破砕物の引き込み、排
出が行われるため、1つの被破砕物の破砕部からの搬出
のために特殊な搬出作業を行う必要がなく、このことが
さらに破砕作業の能率向上に寄与する上、残留鉄筋等の
除去作業が不要になるので、作業性がよい。
【0040】請求項2によれば、請求項1において、前
記本体が自走式車両の車体であるため、任意の位置にお
いて破砕作業を行うことができ、作業性が向上する。
【0041】請求項3によれば、請求項1または2にお
いて、前記破砕部が、導入口側の粗割用の一次破砕部
と、排出口側の小割用の二次破砕部の2組の破砕部から
なるため、被破砕物が細かくかつ破砕残しなく確実に破
砕される。
【0042】請求項4によれば、請求項3において、前
記2組の破砕部のうち、二次破砕部の上破砕ロールと下
破砕ロールとの間隔を、一次破砕部の上破砕ロールと下
破砕ロールとの間隔より狭く設定したので、被破砕物を
より細かく、かつより確実に破砕することができる。
【0043】請求項5によれば、請求項3または4にお
いて、前記2組の破砕部のうち、一次破砕部の破砕ロー
ルより、二次破砕部の破砕ロールの破砕爪の配置密度及
び配置数を多くしたので、請求項4と同様の効果をあげ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロールクラッシャの一実施の形態
を示す背面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の拡大右側面図である。
【図4】図1の左側面図である。
【図5】図1のE−E断面図である。
【図6】本実施の形態における一次破砕ロールの端面図
である。
【図7】図6の破砕ロールの縦断面図である。
【図8】本実施の形態における二次破砕ロールの端面図
である。
【図9】図8の破砕ロールの縦断面図である。
【符号の説明】
1:本体、2:走行体、3:一次破砕部、3a、3b、
4a、4b:破砕ロール、4:二次破砕部、5:カバ
ー、6:導入口、7:搬入装置、9:排出口、10:搬
出コンベヤ、11:二次コンベヤ、12:搬入コンベ
ヤ、13:載置台、15:引き込み装置、39、41:
ドラム、40、42:破砕爪、43:駆動モータ、4
4、47:取付フレーム、45:軸、46:軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D063 CC01 CC07 GA10 GC02 GC05 GC08 GC14 GD12 4D067 DD04 DD13 DD14 GA06 GB07 GB10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄筋あるいは鉄網を含むコンクリート製長
    尺被破砕物を破砕するロールクラッシャであって、 ロールクラッシャ本体の前後方向に回転中心方向を向け
    た破砕ロールを上下に配置して破砕部を構成し、 前記本体の一方の側面部に、前記破砕部に被破砕物を導
    入する導入口を設けると共に、該本体の側方に、該導入
    口に被破砕物を送り込む搬入装置を設置し、 前記本体の他方の側面部に、前記破砕部においてコンク
    リートを破砕し落下させた鉄筋あるいは鉄網を排出する
    排出口を設け、 前記破砕部において破砕されて落下するコンクリート屑
    を前記本体の前方または後方に搬出する搬出コンベヤを
    設けたことを特徴とするロールクラッシャ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記本体が自走式車両
    の車体であることを特徴とするロールクラッシャ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記破砕部
    が、導入口側の粗割用の一次破砕部と、排出口側の小割
    用の二次破砕部の2組の破砕部からなることを特徴とす
    るロールクラッシャ。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記2組の破砕部のうち、二次破砕部の上破砕ロールと
    下破砕ロールとの間隔を、一次破砕部の上破砕ロールと
    下破砕ロールとの間隔より狭く設定したことを特徴とす
    るロールクラッシャ。
  5. 【請求項5】請求項3または4において、前記2組の破
    砕部のうち、一次破砕部の破砕ロールより、二次破砕部
    の破砕ロールの破砕爪の配置密度及び配置数を多くした
    ことを特徴とするロールクラッシャ。
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