JP2000222814A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JP2000222814A
JP2000222814A JP11023539A JP2353999A JP2000222814A JP 2000222814 A JP2000222814 A JP 2000222814A JP 11023539 A JP11023539 A JP 11023539A JP 2353999 A JP2353999 A JP 2353999A JP 2000222814 A JP2000222814 A JP 2000222814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turntable
motor
rotor boss
disk
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP11023539A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiharu Yamamoto
三千治 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11023539A priority Critical patent/JP2000222814A/ja
Publication of JP2000222814A publication Critical patent/JP2000222814A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 OA、AV分野等の記録装置の記録用媒体の
駆動等に使用されるモータにおいて、薄型化対応が可能
で、マグネットの振動成分のディスクへの伝達によるエ
ラーの防止を図ることを目的とする。 【解決手段】 ターンテーブル10に穴部9を設け、タ
ーンテーブル10とロータボス5とフレーム8で構成さ
れる空間にテーパ状面を有する爪形突起12が設けられ
た芯出し部材13を、ロータボス5の外周部と上下動可
能に配置する。さらに、爪形突起12は穴部9に嵌め込
むように構成されることにより、モータ本体部とターン
テーブル部を略一体化し、薄型化が可能となり、さら
に、マグネットの吸引、反発等で生ずる振動成分が直接
にディスクに伝わることのないモータを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はOA、AV分野等の
記録装置の記録用媒体の駆動等に使用されるモータに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク等を用いた記録装置は
ディジタルビデオディスクに代表されるように、高容量
化が進む反面、装置本体の小型化も進んでいる。このた
め、これらの装置に使用されるモータにも高精度化及び
薄型化が要求されている。とりわけ、これらの記録媒体
を乗せるターンテーブル面の振れ精度の向上によるフォ
ーカスエラーの改善はもちろんのこと、記録媒体の芯出
し精度の向上によるトラッキングエラーの改善も必要と
なってきている。
【0003】従来、この種のモータで、芯出し精度の向
上を目指したものとして特開平5−334779号公報
等が知られており、さらに、小型化を目指したものとし
て特開平9−259516号公報等に記載されたものが
知られている。図2に前記する特開平5−334779
号公報に開示されているモータの概略を示す。図2にお
いて、動力部21より、回転可能に突出したシャフト2
2の先端には、記録媒体であるディスク(図示しない)
が載置されるターンテーブル23が取り付けられてお
り、さらに、ターンテーブル23の上方にボス24とバ
ネ25と傾斜状の芯出し部材26が配置され、ボス24
とバネ25により芯出し部材26を上下動可能に取り付
けている。この時、ディスクが下降してくると芯出し部
材26がディスクの内周に接触し、芯出し部材26とと
もにバネ25のバネ力に抗して下降させながら、ディス
クの芯出しを行っている。
【0004】また、図3に前記した特開平5−3347
79号公報に開示されたモータの概略を示す。図3にお
いて、シャフト31は軸受32及び軸受33に回転自在
に軸支され、さらに、軸受32及び軸受33はブラケッ
ト34に挿入固定されている。ブラケット34の外周部
には巻線が施されたステータ35が配置され、さらにス
テータ35の外周に対向して、マグネット36がフレー
ム37に固定され、さらに、フレーム37はシャフト3
1に固定され、ステータ35とマグネット36で回転力
を発生させている。また、フレーム37には記録媒体で
あるディスク(図示しない)が載置される突起38が設
けられている。さらに、フレーム37の上方にはクラン
プマグネット39が配置され、ディスクを吸引して固定
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の図2に示し
たモータにおいては、動力部21とターンテーブル23
のそれぞれが別体の構造をしており、全体の高さは動力
部21とターンテーブル23の高さとを合わせた高さと
なっているため、薄型化の要求には自ずと限界が生じ
る。当然、動力部21の薄型化要求も厳しくなり、例え
ば、モータ本体を構成している軸受部の軸スパンも短く
ならざるを得なくなるため、シャフト22と軸受間の隙
間もしくはガタ量に対して軸スパンが短くなった分だけ
軸の倒れ量が大きくなり、さらには、回転時のターンテ
ーブル23面の振れも増大してしまう。
【0006】また、前記従来の図3に示したモータにお
いては、フレーム37がターンテーブル面を兼ねている
ため、マグネット36の吸引、反発等で生ずる振動成分
が直接に記録媒体であるディスクに伝わってしまい、最
悪、データ読み書きのエラーを生じてしまい、高密度記
録化の要求に応えることができなくなる。
【0007】本発明は、このような課題を解決し、高精
度の芯出し精度が実現でき、さらに、薄型化が図れ、高
密度記録化が可能な優れたモータを得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、ロータボスの上面部にターンテーブルを固
定し、さらに、ロータボスの下面部にはフレームを固定
し、さらには、ターンテーブルには等配分に配置された
少なくとも3ヶ所以上の穴部を設け、ターンテーブルと
ロータボスとフレームで構成される空間には、バネを介
して、テーパ状面を有するとともに、ターンテーブルの
穴部を貫通する突起部を有する芯出し部材を摺動可能に
配置したものである。
【0009】これにより、高精度の芯出し精度が実現で
き、さらに、薄型化が図れ、高密度記録化が可能な優れ
たモータが得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は請求項に記載した構成と
することにより本発明の目的を実現する実施形態のモー
タを提供することができる。
【0011】請求項1に記載の発明は、シャフトと、シ
ャフトに固定され、円筒状外径部を有するロータボス
と、ロータボス下方にシャフトを軸架した軸受と、前記
軸受を保持するとともにステータを有するブラケットと
からなる構成において、前記ロータボスの上面部にはタ
ーンテーブルが固定されるとともに、前記ロータボスの
下面部にはステータと対向して配置されるマグネットを
有するフレームが固定され、さらに、前記ターンテーブ
ルには等配分に配置された少なくとも3ヶ所以上の穴部
が設けられ、さらに、前記ターンテーブルと前記ロータ
ボスと前記フレームで構成される空間にはバネを介し
て、テーパ状面を有するとともに、ターンテーブルの穴
部を貫通する突起部を有する芯出し部材を摺動可能に配
置したものであり、モータ本体部とターンテーブル部が
略一体化でき、薄型化が可能となる。逆に、モータ高さ
が変わらない場合は、軸受部の軸スパンを逆に長くで
き、軸の倒れ量を少なくでき、さらには、回転時のター
ンテーブル面の振れを減少させることもできる。また、
さらにはフレームがターンテーブル面を分離しているた
め、マグネットの吸引、反発等で生ずる振動成分が直接
に記録媒体であるディスクに伝わることがなく、データ
読み書きのエラーを生じることがなく、高密度記録化の
対応ができるという作用を有する。
【0012】
【実施例】以下本発明の具体的な実施例について、図1
を用いて説明する。
【0013】図1は本発明の実施例におけるモータを示
し、図1においてシャフト1は軸受2及び軸受3に回転
自在に軸支されており、軸受2及び軸受3はブラケット
4に挿入して固定されている。シャフト1の上方には、
ロータボス5が固定されている。ブラケット4の上方外
周部には巻線が施されたステータ6が配置され、さらに
ステータ6の外周に対向して、マグネット7がフレーム
8に固定されている。また、フレーム8はロータボス5
の下面部に固定され、ステータ6とマグネット7で回転
力を発生させている。そして、ロータボス5の上面部に
は等配分に配置された3ヶ所の穴部9が設けられたター
ンテーブル10が固定され、さらに、ターンテーブル1
0には、記録媒体であるディスク(図示しない)が載置
されるリング状突起11が設けられている。また、ター
ンテーブル10とロータボス5とフレーム8で構成され
る空間にはテーパ状面を有する爪形突起12が設けられ
た芯出し部材13が、ロータボス5の外周部と上下動可
能に配置され、さらに、爪形突起12は穴部9に嵌め込
むように構成される。芯出し部材13の下方にはバネ1
4が配置され、芯出し部材13をバネ14のバネ力に抗
して、下降させながら、ディスクの芯出しを行ってい
る。
【0014】以上のように構成されたモータは、軸受
2,3、ブラケット4、ステータ6、マグネット7、フ
レーム8などから構成されたモータ本体部とロータボス
5、ターンテーブル10、爪形突起12、芯出し部材1
3などから構成されたターンテーブル部が略一体化でき
るため、全体として薄型化が可能となる。また、モータ
の高さが変わらない場合は、軸受2と3の軸スパンを逆
に長くできるので、軸スパンの量とシャフト1と軸受
2,3との隙間の量もしくはガタの量の比率で決まる軸
の倒れ量を少なくでき、さらには、回転時のターンテー
ブル10の面の振れを減少させることもできる。また、
さらにはフレーム8がターンテーブル10の面をモータ
本体部より分離しているため、マグネット7の吸引、反
発等で生ずる振動成分が直接に記録媒体であるディスク
に伝わることがなく、データ読み書きのエラーを生じる
ことがなく、高密度記録化の対応ができるという作用を
有する。
【0015】なお、以上の実施例において、使用する軸
受の種類には特に制約はなく、焼結含油軸受等の他に、
ボールベアリングや、ヘリングボーン溝やスパイラル溝
等を有する動圧型軸受についても適用できる。
【0016】また、爪形突起12の数や大きさ等につい
ても、適宜変更して実施することが可能であり、さら
に、記録媒体であるディスクが載置されるリング状突起
11を部分的に設けてもよい。また、ディスクの密着性
や保持性向上のために、リング状突起11にゴムや樹脂
等を併用してもよい。
【0017】また、マグネット7とステータ6とは周囲
で対向する型の例としたが、面で対向する型等の他の形
態でも使用できる。
【0018】さらには、使用するモータの構成部材の種
類や形状等についても、特許請求の範囲内で適宜変更し
て実施することが可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モータ本
体部とターンテーブル部が略一体化できるため、薄型化
が可能となり、モータの高さが変わらない場合は、軸受
部の軸スパンを長くできるので、軸の倒れ量を少なくで
き、さらには、回転時のターンテーブル面の振れを減少
させることもできる。また、さらにはフレームがターン
テーブル面をモータ部より分離しているため、モータ部
のマグネットの吸引、反発等で生ずる振動成分が直接に
記録媒体であるディスクに伝わることがなく、データ読
み書きのエラーを生じることがなく、高密度記録化の対
応ができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の実施例におけるモータの上面図 (B)同モータの縦断面図
【図2】従来例のモータの要部縦断面図
【図3】他の従来例のモータの要部縦断面図
【符号の説明】
1 シャフト 2、3 軸受 4 ブラケット 5 ロータボス 6 ステータ 7 マグネット 8 フレーム 9 穴部 10 ターンテーブル 11 リング状突起 12 爪形突起 13 芯出し部材 14 バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトと、前記シャフトに固定されて
    いて、円筒状外径部を有するロータボスと、前記ロータ
    ボスの下方に前記シャフトを軸架した軸受と、前記軸受
    を保持するとともにステータを有するブラケットとを備
    えていて、前記ロータボスの上面部にはターンテーブル
    を固定するとともに、前記ロータボスの下面部にはステ
    ータと対向して配置されるマグネットを有するフレーム
    を固定し、前記ターンテーブルには複数の穴部を設け、
    さらに、前記ターンテーブルと前記ロータボスと前記フ
    レームで構成される空間にはバネを介して、ターンテー
    ブルの穴部に貫通する突起部を有する芯出し部材を摺動
    可能に配置したことを特徴とするモータ。
JP11023539A 1999-02-01 1999-02-01 モータ Pending JP2000222814A (ja)

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JP11023539A JP2000222814A (ja) 1999-02-01 1999-02-01 モータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7454770B2 (en) * 2002-02-26 2008-11-18 Koninklijke Philips Electronics N.V. Apparatus for reading information, supporting means for use in the apparatus and method for rotating a data carrier

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7454770B2 (en) * 2002-02-26 2008-11-18 Koninklijke Philips Electronics N.V. Apparatus for reading information, supporting means for use in the apparatus and method for rotating a data carrier

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