JP2000221623A - 平面型イメージ増倍管および放射線画像形成方法 - Google Patents

平面型イメージ増倍管および放射線画像形成方法

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JP2000221623A
JP2000221623A JP1968199A JP1968199A JP2000221623A JP 2000221623 A JP2000221623 A JP 2000221623A JP 1968199 A JP1968199 A JP 1968199A JP 1968199 A JP1968199 A JP 1968199A JP 2000221623 A JP2000221623 A JP 2000221623A
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phosphor
photons
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phosphor screen
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Kenji Takahashi
健治 高橋
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  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高画質の画像を与え、かつ軽量で安価に製造
できる新規な等倍サイズの平面型イメージ増倍管、およ
びそれを用いた放射線画像形成方法を提供する。 【解決手段】 放射線画像を可視像に増幅して変換する
イメージ増倍管であって、被写体を透過した放射線もし
くは被検体から発せられた放射線が照射されると、その
照射線量に応じて二次元的に光子を放出する平面状の入
力蛍光面;該入力蛍光面に密着状態で配され、該光子を
吸収して電子に変換する光電面;該光電面上の電子に
0.3〜10kVの範囲の電圧をかけて加速する、長さ
が100〜3000μmの範囲の真空ギャップ;および
該真空ギャップを介して該光電面に相対して配置され、
加速された電子を光子に変換する平面状の出力蛍光面か
らなる平面型イメージ増倍管、およびこの平面型イメー
ジ増倍管を用いた放射線画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージ増倍管お
よびそれを用いた放射線画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ラジオグラフィーやフルオロスコピーな
どの分野においては、放射線画像を増幅して可視像に変
換するために放射線用イメージ増倍管が利用されてい
る。放射線用イメージ増倍管としては従来より、真空管
内に設けられた放射線用の蛍光面と、光電陰極等の光電
面と、集束電子レンズ等の縮小電子光学系と、蛍光面と
から構成されたものが知られている。被写体を透過した
もしくは被検体から発せられたX線等の放射線はまず、
イメージ増倍管の放射線用蛍光面に吸収されて蛍光とし
て放出された後隣接する光電面により電子に変換され、
次いで電子は真空管内に形成された電界により加速され
ながら縮小電子光学系により蛍光面に集束され、蛍光面
にて再び光子に変換されて可視像が形成される。これに
より被写体もしくは被検体の放射線画像は、電子の高圧
加速と出力像寸法の縮小によって輝度の増倍された可視
像として得られる。
【0003】医療診断用のラジオグラフィーでは胸部撮
影などの際に大サイズでの放射線撮影が要求されてお
り、また同時に、画質の優れた放射線画像を得ることが
望まれている。上記従来のイメージ増倍管では、入力面
のサイズを大きくするとそれにつれて巨大な真空管を形
成しなければならず、また縮小電子光学系を用いるため
に、画像のコントラストの低下や周辺部の歪みなどが生
じがちで問題となっていた。
【0004】これらの問題を解消するために、ファイバ
ーオプティックスプレートやマイクロチャンネルプレー
トを用いた等倍サイズのイメージ増倍管が提案されてい
る。たとえばマイクロチャンネルプレートは、静電方式
または近接方式による光電子増倍機能を有するものであ
る。しかしながら、胸部撮影に要求される17×17イ
ンチのような大サイズのものを製造することは極めて困
難である。さらに、フラットパネルセンサーも開発され
ているが、大型化するためには大サイズの薄膜トランジ
スタが必要であり、製造コストが相当に高くなってしま
って実用的ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高画質の画
像を与え、かつ軽量で安価に製造できる新規な等倍サイ
ズの平面型イメージ増倍管、およびそれを用いた放射線
画像形成方法を提供するものである。特に本発明は、大
サイズの平面型イメージ増倍管、およびそれを用いた放
射線画像形成方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、大型化する
ことが可能な等倍サイズのイメージ増倍管について検討
を重ねた結果、放射線の入力蛍光面に放射線の吸収が十
分に大きい蛍光体を用い、更には異方化することによ
り、蛍光として放出されて隣接する光電面に吸収される
光子の量を増大させ、一方光電面上の電子を電界放出に
より真空中に放出させ、加速して相対する出力蛍光面に
吸収させることにより、出力蛍光面上に増幅された等倍
サイズの可視像を形成することを見い出し、本発明に到
達したものである。
【0007】本発明は、放射線画像を可視像に増幅して
変換するイメージ増倍管であって、被写体を透過した放
射線もしくは被検体から発せられた放射線が照射される
と、その照射線量に応じて二次元的に光子を放出する平
面状の入力蛍光面;該入力蛍光面に密着状態で配され、
該光子を吸収して電子に変換する光電面;該光電面上の
電子に0.3〜10kVの範囲の電圧をかけて加速す
る、長さが100〜3000μmの範囲の真空ギャッ
プ;および該真空ギャップを介して該光電面に相対して
配置され、加速された電子を光子に変換する平面状の出
力蛍光面からなる平面型イメージ増倍管にある。
【0008】また本発明は、被写体を透過した放射線も
しくは被検体から発せられた放射線を、上記平面型イメ
ージ増倍管の平面状入力蛍光面に照射して光子を放出さ
せ、該光子を光電面にて電子に変換し、該光電面上の電
子を真空ギャップにて電界により加速して増幅した後、
平面状出力蛍光面にて光子に変換し、次いで出力蛍光面
から放出された被写体もしくは被検体の放射線画像情報
を有する光子をレンズ系により撮像素子上に集束し、撮
像素子にて該光子を電気信号に変換し、そして該電気信
号を信号処理装置にてディジタル画像データに変換する
ことからなる放射線画像形成方法にもある。
【0009】以下に、本発明の平面型イメージ増倍管の
好ましい態様を挙げる。 (1)光電面がバイアルカリの光電陰極であり、該光電
陰極と出力蛍光面に密着状態で配された透明電極との間
に電圧を掛けることにより真空ギャップにおいて電子を
加速する平面型イメージ増倍管。 (2)平面状の入力蛍光面が異方化された蛍光面である
平面型イメージ増倍管。 (3)平面状の入力蛍光面が針状結晶のCsI:Na蛍
光体および/またはCsI:Tl蛍光体から構成される
平面型イメージ増倍管。 (4)平面状の入力蛍光面がGd22S:Tb蛍光体お
よび/またはBaFX:Eu蛍光体(XはCl、Br及
び/又はIである)からなる異方化膜である平面型イメ
ージ増倍管。 (5)平面型イメージ増倍管が3×4インチ乃至17×
17インチの範囲の入力蛍光面を有する平面型イメージ
増倍管。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の平面型イメージ増倍管を
用いた放射線画像形成方法について、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の放射線画像形成方法を説
明する概略断面図である。図1において、1はX線源で
あり、2は被写体であり、3は平面型イメージ増倍管で
あり、4はレンズ系であり、そして5は撮像素子であ
る。
【0012】本発明に係る平面型イメージ増倍管3は、
真空状態の薄型箱状物(セル)31内に設けられた平面
状の入力蛍光面32、入力蛍光面32に密着状態で配さ
れた光電陰極からなる光電面33、光電面33に真空ギ
ャップ(スペーサ)34を間において相対して配置され
た平面状の出力蛍光面35、出力蛍光面35に密着状態
で配された透明電極36から構成されている。そして、
光電陰極33と透明電極36との間に掛けられた電圧V
によって真空ギャップ34には電界が生じる。
【0013】入力蛍光面32は、X線等の放射線を吸収
して蛍光を発する蛍光体から構成されている。蛍光体と
しては、放射線の吸収効率および発光効率のできる限り
高いものが望ましい。また、隣接する光電面33側によ
り多く蛍光が放出されることが望ましい。そのような蛍
光体膜としては、高い発光輝度と高鮮鋭度とを両立でき
ることから、異方化されたものが望ましい。たとえば、
針状結晶のCsI:Na蛍光体およびCsI:Tl蛍光
体からなる異方化膜を挙げることができる。あるいは、
Gd22S:Tb蛍光体やBaFX:Eu蛍光体(Xは
Cl、Br及び/又はIである)からなる異方化膜であ
ってもよい。
【0014】異方化蛍光体膜としてはたとえば、その蛍
光体膜を平面方向に沿って細分区画する蛍光体含有隔壁
と、その蛍光体含有隔壁により区画された蛍光体充填領
域とからなり、蛍光体含有隔壁と蛍光体充填領域とが、
放射線の照射によって蛍光体から発生する蛍光に対して
互いに異なる反射特性を示すものを挙げることができ
る。好ましくは鮮鋭度などの点から、蛍光に対して蛍光
体充填領域が示す反射率が、蛍光体含有隔壁が示す反射
率よりも低いものである。この反射率の差異は、たとえ
ば蛍光体含有隔壁及び/又は蛍光体充填領域に白色微粒
子等の光反射性物質や色素等の光吸収性物質を含有させ
たり、蛍光体の粒子径を変えたり、あるいは蛍光体と結
合剤との混合比を変えたりすることにより設けることが
できる。
【0015】異方化膜は、蛍光体含有隔壁が格子状に形
成され、その格子により形成された略正方形の領域に蛍
光体が充填されている構成であってもよいし、あるいは
隔壁が帯状に形成され、その帯状に区画された領域に蛍
光体が充填されている構成であってもよい。また、円柱
状の蛍光体充填領域を隔壁が囲むように形成されていて
もよく、蛍光体含有隔壁の形状や位置などは任意に定め
ることができる。
【0016】蛍光体含有隔壁の幅は一般に5乃至50μ
mであることが望ましく、また蛍光体充填領域の幅(平
面方向の幅の平均値)は20乃至200μmであること
が望ましい。また、蛍光体含有隔壁の頂部と底部は蛍光
体膜の両表面に露出していてもよいし、あるいは蛍光体
膜に埋没していてもよい。ただし、隔壁の高さは、蛍光
体膜の厚さの1/3乃至1/1の範囲にあることが望ま
しい。
【0017】あるいはまた、蛍光体含有隔壁の代わりに
蛍光体の発光光の少なくとも一部の波長の光を吸収する
光吸収物質が含有された隔壁であってもよく、異方化膜
は光吸収物質含有隔壁とその光吸収物質含有隔壁により
区画された蛍光体充填領域とからなるものであってもよ
い。
【0018】光電面33は、バイアルカリの光電陰極で
あることが好ましい。出力蛍光面35は、電子を吸収し
て蛍光を発する蛍光体から構成され、そのような蛍光体
としては、たとえばSrGa24:Eu蛍光体、Zn
S:Cu蛍光体、および(In,Al)23蛍光体など
を挙げることができるが、これらに限定されるものでは
ない。光電面33と透明電極36との間には、入力蛍光
面32のサイズや構成、真空ギャップ34の長さなどに
よっても異なるが、一般には0.3〜10kVの範囲の
電圧Vが掛けられる。光電面33と出力蛍光面35との
間の真空ギャップ34は、電圧Vなどによっても異なる
が、一般には100〜3000μmの範囲の長さであ
る。特に、加速電圧Vが4kV以下である場合には、真
空ギャップ34の長さを1000μm以下に保つことが
できるので、間に電極を入れなくても画像のコントラス
トの低下、いわゆるボケが少なく、かつ歪みもないので
好ましい。また、真空ギャップ(スペーサ)のアスペク
ト比も比較的小さい値に抑えることができる。なお、出
力蛍光面35の外側表面には光反射防止膜を付設した
り、あるいは多層膜フィルタを設けて指向性を付与して
もよい。
【0019】撮像素子5としてはたとえば、CCD、M
OS等の固体撮像素子や撮像管を挙げることができる。
これらのうちで好ましいのはCCDであり、使用に際し
ては冷却装置等により高温とならないように冷却しても
よい。
【0020】X線源1から放射されて被写体2を透過し
た(すなわち、被写体2の放射線画像情報を有する)X
線6は、平面型イメージ増倍管3の平面状入力蛍光面3
2にて吸収されて蛍光(光子)に変換される(放射線画
像の可視像への変換)。光子は隣接する光電面33にて
吸収、変換されて電子が発生する(可視像の電子像への
変換)。光電面33と透明電極36との間に掛けられた
電圧Vにより真空ギャップ34には電界が形成され、光
電面33上に生じた電子は、この電界により真空中に放
出され、加速、増倍されて平面状出力蛍光面35に到達
する。到達した電子は出力蛍光面35で再び光子に変換
されて(電子像の可視像への変換)、出力蛍光面35か
らは被写体2の放射線画像が輝度の増倍された可視像と
なって出力される。
【0021】この可視像情報を有する光子ビーム7は、
好適なレンズ系4を介して撮像素子5に入射し、これに
より可視像は縮小されて撮像素子5上に結像する。撮像
素子5において光子ビーム7は電気信号に変換される。
次いで、電気信号は撮像素子5に接続された信号処理装
置(図示なし)において、好適な演算処理が施されてデ
ィジタル画像データに変換される。たとえば、信号処理
装置にスペーサのサイズに応じたノイズ補正のための演
算処理を予め組み込んでおいて、データの補正を行って
もよい。得られたディジタル画像データを適当な画像再
生手段に入力することにより、可視画像として再生する
ことができる。
【0022】一例として、40keVのX線光子1個が
イメージ増倍管3の入力蛍光面32で吸収された場合を
考える。入力蛍光面32の発光(エネルギー)効率を1
0%とすると、入力蛍光面32から3eVの光子が13
30個放出される。光電面33にて光子が吸収されて電
子に変換される効率を15%とすると、光電面33から
は200個の電子が放出される。この電子に電圧Vを掛
けて4kVで加速する。出力蛍光面35のエネルギー効
率を10%とすると、出力蛍光面35からは2.3eV
の光子が35000個放出される。レンズ系4の集光効
率を0.1%とすると、35個の光子が撮像素子5に照
射される。撮像素子5の量子効率を50%とすると、1
7個の光子が検出されることになる。従って、本発明に
よれば量子数は減少することがなく、かつ放射線検出部
である入力蛍光面32における量子ノイズがその後の系
で増大することが殆どないので、高画質の画像を得るこ
とが可能である。
【0023】本発明において、放射線はX線に限定され
るものではなく、電子線(β線)やα線、γ線など任意
の放射線や中性子線を用いることができる。X線源1と
被写体2の代わりに、それ自体がα線やβ線などを放射
する被検体であってもよい。また、本発明の平面型イメ
ージ増倍管3は等倍サイズのものであるが、入力蛍光面
32を3×4インチ乃至17×17インチの範囲の大サ
イズとすることが可能である。その際に、撮像素子5と
して複数個の撮像素子を用いたり、あるいは1個の撮像
素子を適宜移動したりしてもよい。さらに、本発明の方
法は上述したようなラジオグラフィーに利用できるばか
りでなく、たとえば、予めシステムにラジオグラフィー
モードとフルオロスコピーモード両方の設定を行ってお
くことにより、フルオロスコピーにも利用することがで
きる。
【0024】
【発明の効果】本発明の等倍サイズの平面型イメージ増
倍管を用いることにより、歪みのないコントラストの優
れた放射線画像を得ることができる。そして、イメージ
増倍管の構成が比較的単純化されているので、大サイズ
で、軽量かつ安価に製造することができる。また、この
平面型イメージ増倍管と汎用の撮像素子とを組み合わせ
て用いる本発明の放射線画像形成方法によれば、低コス
トで高画質の放射線画像を得ることができる。本発明の
方法は、胸部撮影に要求される17×17インチサイズ
での医療診断用ラジオグラフィーに利用できるばかりで
なく、工業用ラジオグラフィーや更にはフルオロスコピ
ーにも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放射線画像形成方法の一例を示す概略
断面図である。
【符号の説明】
1 X線源 2 被写体 3 平面型イメージ増倍管 4 レンズ系 5 撮像素子 6 X線 7 光子ビーム 31 薄型箱状物 32 平面状の入力蛍光面 33 光電面 34 真空ギャップ 35 平面状の出力蛍光面 36 透明電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線画像を可視像に増幅して変換する
    イメージ増倍管であって、被写体を透過した放射線もし
    くは被検体から発せられた放射線が照射されると、その
    照射線量に応じて二次元的に光子を放出する平面状の入
    力蛍光面;該入力蛍光面に密着状態で配され、該光子を
    吸収して電子に変換する光電面;該光電面上の電子に
    0.3〜10kVの範囲の電圧をかけて加速する、長さ
    が100〜3000μmの範囲の真空ギャップ;および
    該真空ギャップを介して該光電面に相対して配置され、
    加速された電子を光子に変換する平面状の出力蛍光面か
    らなる平面型イメージ増倍管。
  2. 【請求項2】 光電面がバイアルカリの光電陰極であ
    り、該光電陰極と出力蛍光面に密着状態で配された透明
    電極との間に電圧を掛けることにより真空ギャップにお
    いて電子を加速する請求項1に記載の平面型イメージ増
    倍管。
  3. 【請求項3】 平面状の入力蛍光面が異方化された蛍光
    面である請求項1または2に記載の平面型イメージ増倍
    管。
  4. 【請求項4】 平面状の入力蛍光面が針状結晶のCs
    I:Na蛍光体および/またはCsI:Tl蛍光体から
    構成される請求項1乃至3のうちのいずれかの項に記載
    の平面型イメージ増倍管。
  5. 【請求項5】 平面状の入力蛍光面がGd22S:Tb
    蛍光体および/またはBaFX:Eu蛍光体(XはC
    l、Br及び/又はIである)からなる異方化膜である
    請求項1乃至3のうちのいずれかの項に記載の平面型イ
    メージ増倍管。
  6. 【請求項6】 平面型イメージ増倍管が3×4インチ乃
    至17×17インチの範囲の入力蛍光面を有する請求項
    1乃至5のうちのいずれかの項に記載の平面型イメージ
    増倍管。
  7. 【請求項7】 被写体を透過した放射線もしくは被検体
    から発せられた放射線を、請求項1乃至6のうちのいず
    れかの項に記載の平面型イメージ増倍管の平面状入力蛍
    光面に照射して光子を放出させ、該光子を光電面にて電
    子に変換し、該光電面上の電子を真空ギャップにて電界
    により加速して増幅した後、平面状出力蛍光面にて光子
    に変換し、次いで出力蛍光面から放出された被写体もし
    くは被検体の放射線画像情報を有する光子をレンズ系に
    より撮像素子上に集束し、撮像素子にて該光子を電気信
    号に変換し、そして該電気信号を信号処理装置にてディ
    ジタル画像データに変換することからなる放射線画像形
    成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007105370A1 (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Canon Kabushiki Kaisha 表示装置用蛍光体および電界放出型表示装置
JP2008226730A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 近接型イメージインテンシファイア

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