JP2000220947A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP2000220947A
JP2000220947A JP11021846A JP2184699A JP2000220947A JP 2000220947 A JP2000220947 A JP 2000220947A JP 11021846 A JP11021846 A JP 11021846A JP 2184699 A JP2184699 A JP 2184699A JP 2000220947 A JP2000220947 A JP 2000220947A
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evaporator
tube
refrigerant
refrigeration cycle
suction pipe
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Ichiro Miyamoto
一郎 宮本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は可燃性のハイドロカーボン冷媒を使
用した冷却装置に関して、装置部品破損によるハイドロ
カーボン冷媒が漏洩した時に火災や爆発等の重大事故を
回避するものである。 【解決手段】 本発明の冷却装置は、圧縮機9と凝縮器
10と、キャピラリチューブ11と、蒸発器8と、サク
ションパイプ12とを順次環状に接続し、ハイドロカー
ボン冷媒を封入した冷凍サイクルにおいて、その冷凍サ
イクルの1部又は全ての溶接部に塗装をしたことから構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷媒について、特に
可燃性の冷媒を使用した場合の冷却装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、クロロフルオロカーボン(以下C
FCと称する)の影響によるオゾン層破壊及び地球温暖
化等の環境問題が注目されている。このような観点よ
り、冷媒であるCFCの全廃が極めて重要なテーマとな
っている。現在CFCをハイドロクロロフルオロカーボ
ン(以下HCFCと称する)やハイドロフルオロカーボ
ン(以下HFCと称する)に転換していく一方で可燃性
はあるが地球温暖化への影響が極めて少ないハイドロカ
ーボン(以下HCと称する)への展開も図られている。
【0003】例えば1993年2月にベルギーで行われ
たIIR−IIFのコミッションB1/2の予稿集のP
281〜P291には家庭用冷却装置の一つである冷蔵
庫にHCであるプロパン(R290)やイソブタン(R
600a)が適用できることが示されている。
【0004】以下、図面を参照しながらこの様な冷却装
置の一つであるHC冷却装置の一つである冷蔵庫につい
て説明する。
【0005】図7は、従来のHC冷却装置の一つである
冷蔵庫の断面図である。図3において1は冷却装置の一
つである冷蔵庫の本体、2は断熱箱体で、3は外箱、4
は内箱、5は断熱材とで構成されている。6は扉で断熱
箱体2に設置されている。本体1の背面下部には機械室
7が設置されている。8は蒸発器で前記内箱4内の背面
側に設置される。
【0006】また前記機械室7に圧縮器9が設置され、
凝縮器10,キャピラリチューブ11,前記蒸発器8,
サクションパイプ12と順次環状に接続し、冷凍サイク
ルを構成する。前記キャピラリチューブ11とサクショ
ンパイプ12は、互いに熱交換的に、たとえばハンダ付
け等により密接し設置している。そして、この冷凍サイ
クルにはHC冷媒13が封入されている。
【0007】また、前記冷凍機油はパラフィン系やナフ
テン系の鉱油でもよいし、アルキルベンゼンやアルファ
オレフィンのような合成油でもよい。さらに、溶解粘度
が低下し過ぎる場合にはエステルやグリコールやカルボ
ネートのような分子構造に酸素を含むような合成油でも
よい。また、これらを混合して使用できることは言うま
でもない。
【0008】前記内箱4内には、内箱4の温度を圧縮機
9の運転停止により制御する庫内温度調節手段14が設
置される。15は庫内灯、16はドアースイッチで庫内
灯15の点滅を行う。
【0009】次に、上記構成の動作について図3を参考
に説明する。圧縮機9を運転すると圧縮機9から吐出さ
れた高温高圧のHC冷媒13は、凝縮器10で、外気と
熱交換して凝縮液化し、キャピラリチューブ11に流入
する。キャピラリチューブ11でHC冷媒13は減圧さ
れ、蒸発器8で蒸発し、内箱4内の空気と熱交換を行
う。
【0010】ここで、蒸発気化したHC冷媒13は、そ
のまま、サクションパイプ12を通り、圧縮機9へと戻
る。このとき、キャピラリチューブ11とサクションパ
イプ12は、熱交換的に配設されているため、サクショ
ンパイプ12内の気化した温度の低いガス体のHC冷媒
13と、キャピラリチューブ11内の液化した温度の高
い液体のHC冷媒13は、熱交換を行い、液体のHC冷
媒13は過冷却方向へ、ガス体のHC冷媒13は過熱方
向へとそれぞれエンタルピが減少,増加する。これによ
り冷凍効果が大きくなり、冷凍サイクルの冷凍能力は向
上する。そして内箱4内の背面側に設置した蒸発器8が
冷却されるので内箱4内も冷却される。
【0011】また、庫内4の温度が所定の温度となった
とき、庫内温度制御手段14は、圧縮機9を停止し、冷
却を停止する。そして、内箱4の温度が、上昇し、第2
の所定の温度となったとき、庫内温度制御手段14は、
圧縮機9を再び運転し、冷却を開始する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、冷却用冷媒として可燃性のHC冷媒を使
用していると、冷媒回路や蒸発器とサクションパイプ,
キャピラリチューブとの溶接部が破損したとき可燃性の
HC冷媒が冷却装置の一つである冷蔵庫の外側に漏れ
る。冷却装置の一つである冷蔵庫の外側にはガスこんろ
や石油ストーブ等の燃焼機器があり、これらが着火源と
なり可燃性のHC冷媒が発火する危険性があるという課
題があった。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、冷媒回路や蒸発器とサクションパイプ,キャピラリ
チューブとの溶接部から可燃性冷媒が漏れることを防止
できる冷却装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】圧縮機と、凝縮器と、キ
ャピラリチューブと、蒸発器と、サクションパイプとを
順次環状に接続し、ハイドロカーボン冷媒を封入した冷
凍サイクルにおいて、その冷凍サイクルの一部又は全て
の溶接部に塗装を行っている。
【0015】また、圧縮機と、凝縮機と、キャピラリチ
ューブと、蒸発器と、サクションパイプとを順次環状に
接続し、ハイドロカーボン冷媒を封入した冷凍サイクル
において、その冷凍サイクルの一部又は全ての溶接部を
収縮チューブで覆っている。
【0016】また、圧縮機と、凝縮器と、キャピラリチ
ューブと、蒸発器と、サクションパイプとを順次環状に
接続し、ハイドロカーボン冷媒を封入した冷凍サイクル
において、その冷凍サイクルの一部又は全ての溶接部を
防食テープで覆っている。
【0017】また、圧縮機と、凝縮器と、キャピラリチ
ューブと、蒸発器と、サクションパイプとを順次環状に
接続し、ハイドロカーボン冷媒を封入した冷凍サイクル
において、前記蒸発器がチューブオンシート構造である
時、そのチューブの一部又は全てを溶接部も含んで塗装
をしている。
【0018】また、圧縮機と、凝縮器と、キャピラリチ
ューブと、蒸発器と、サクションパイプとを順次環状に
接続し、ハイドロカーボン冷媒を封入した冷凍サイクル
において、前記蒸発器がチューブオンシート構造である
時、そのチューブの一部又は全てを溶接部も含んで収縮
チューブが覆っている。
【0019】また、圧縮機と、凝縮器と、キャピラリチ
ューブと、蒸発器と、サクションパイプとを順次環状に
接続し、ハイドロカーボン冷媒を封入した冷凍サイクル
において、前記蒸発器がチューブオンシート構造である
時、そのチューブの一部又は全てを溶接部も含んで防食
テープで覆っている。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は上記した構成によって、
冷媒回路や蒸発器とサクションパイプ,キャピラリチュ
ーブ等との溶接部がロー材等の異種金属が共存すること
による腐食環境に対する抵抗力が管材部分に比べ弱いこ
とを溶接表面に塗膜を配することにより、溶接部を腐食
環境に直接曝す事が無いため腐食により可燃性冷媒が漏
れることがなく、冷蔵庫の外側にはあるガスこんろや石
油ストーブ等の燃焼機器による着火が避けられHC冷媒
が発火することを避けることができる。
【0021】また、本発明は上記した構成によって、冷
媒回路や蒸発器とサクションパイプ,キャピラリチュー
ブ等との溶接部がロー材等の異種金属が共存することに
よる腐食環境に対する抵抗力が管材部分に比べ弱いこと
を溶接表面に収縮チューブで覆ったことにより、溶接部
を腐食環境に直接曝す事が無いため腐食により可燃性冷
媒が漏れることがなく、冷蔵庫の外側にはあるガスこん
ろや石油ストーブ等の燃焼機器による着火が避けられH
C冷媒が発火することを避けることができる。
【0022】また、本発明は上記した構成によって、冷
媒回路や蒸発器とサクションパイプ,キャピラリチュー
ブ等との溶接部がロー材等の異種金属が共存することに
よる腐食環境に対する抵抗力が管材部分に比べ弱いこと
を溶接表面を防食テープで覆ったことにより、溶接部を
腐食環境に直接曝す事が無いため腐食により可燃性冷媒
が漏れることがなく、冷蔵庫の外側にはあるガスこんろ
や石油ストーブ等の燃焼機器による着火が避けられHC
冷媒が発火することを避けることができる。
【0023】また、本発明は上記した構成によって、蒸
発器がチューブオン仕様である時、そのチューブ表面が
−20℃以下になり、その表面に結露が生じ易く腐食環
境として他の部分に比べ過酷となることにより、そのチ
ューブの一部又は全てを溶接部も含んで塗装をしたこと
により、溶接部を腐食環境に直接曝す事が無いため腐食
により可燃性冷媒が漏れることがなく、冷蔵庫の外側に
はあるガスこんろや石油ストーブ等の燃焼機器による着
火が避けられHC冷媒が発火することを避けることがで
きる。
【0024】また、本発明は上記した構成によって、蒸
発器がチューブオン仕様である時、そのチューブ表面が
−20℃以下になり、その表面に結露が生じ易く腐食環
境として他の部分に比べ過酷となることにより、そのチ
ューブの一部又は全てを溶接部も含んで収縮チューブで
覆ったことにより、溶接部を腐食環境に直接曝す事が無
いため腐食により可燃性冷媒が漏れることがなく、冷蔵
庫の外側にはあるガスこんろや石油ストーブ等の燃焼機
器による着火が避けられHC冷媒が発火することを避け
ることができる。
【0025】また、本発明は上記した構成によって、蒸
発器がチューブオン仕様である時、そのチューブ表面が
−20℃以下になり、その表面に結露が生じ易く腐食環
境として他の部分に比べ過酷となることにより、そのチ
ューブの一部又は全てを溶接部も含んで防食テープで覆
ったことにより、溶接部を腐食環境に直接曝す事が無い
ため腐食により可燃性冷媒が漏れることがなく、冷蔵庫
の外側にはあるガスこんろや石油ストーブ等の燃焼機器
による着火が避けられHC冷媒が発火することを避ける
ことができる。
【0026】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に参考に説明する
が、従来例と同一構成については、その詳細な説明を省
略し、同一符号付す。
【0027】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる冷却装置の一つである冷凍サイクルの溶接部の断面
図である。
【0028】次に、上記構成の動作について図1を参考
に説明する。17は塗膜で冷凍サイクルのパイプA18
とパイプB19を銀ロウ等のロウ材20で溶接した箇所
を被覆する。溶接部はパイプとロウ材の材質が異なる為
水分等が表面に付着すると局部電池が形成され金属腐食
が促進される。表面を塗膜で覆うと水分等から遮断され
腐食される事がなく、溶接部が穴が空き、冷却サイクル
内のHC冷媒が漏れ、HC冷媒が発火することを避ける
ことができる。
【0029】(実施例2)図2は、本発明の実施例2に
よる冷却装置の一つである冷凍サイクルの溶接部の断面
図である。
【0030】次に、上記構成の動作について図2を参考
に説明する。20は収縮チューブで冷凍サイクルのパイ
プA18とパイプB19を銀ロウ等のロウ材20で溶接
した箇所を被覆する。溶接部はパイプとロウ材の材質が
異なる為水分等が表面に付着すると局部電池が形成され
金属腐食が促進される。表面を収縮テープで覆うと水分
等から遮断され腐食される事がなく、溶接部が穴が空
き、冷却サイクル内のHC冷媒が漏れ、HC冷媒が発火
することを避けることができる。
【0031】(実施例3)図3は、本発明の実施例3に
よる冷却装置の一つである冷凍サイクルの溶接部の断面
図である。
【0032】次に、上記構成の動作について図3を参考
に説明する。21は防食テープで冷凍サイクルのパイプ
A18とパイプB19を銀ロウ等のロウ材20で溶接し
た箇所を被覆する。溶接部はパイプとロウ材の材質が異
なる為水分等が表面に付着すると局部電池が形成され金
属腐食が促進される。表面を防食テープで覆うと水分等
から遮断され腐食される事がなく、溶接部が穴が空き、
冷却サイクル内のHC冷媒が漏れ、HC冷媒が発火する
ことを避けることができる。
【0033】(実施例4)図4は、本発明の実施例4に
よる冷却装置の一つである冷凍サイクルの蒸発器の断面
図である。22は塗膜で冷凍サイクルの蒸発器8を構成
する蒸発パイプ8aの表面を前後の接続溶接部を含んで
被覆する。23は蒸発器8を構成するアルミ等の熱伝導
の良い金属板で、蒸発パイプ8aを保持する支持ヒレ2
4を複数個金属板23から切り起こし、蒸発パイプ8a
を支持ヒレ24をかしめる事によって固定している。
【0034】次に、上記構成の動作について図4を参考
に説明する。蒸発パイプ8aは−20℃以下の低温とな
るため蒸発パイプ8aの表面に着霜し、性能確保の為定
期的に除霜を行うと表面が水で濡れ、食品から発散する
酢酸や環境面からの塩分や亜硫酸ガス等の腐食促進物質
の溶解により腐食され易い条件になり、金属腐食が促進
される。表面を塗膜22で覆うと水分等から遮断され腐
食される事がなく、冷却サイクル内のHC冷媒が漏れる
ことが無く、HC冷媒が発火することを避けることがで
きる。
【0035】(実施例5)図5は、本発明の実施例5に
よる冷却装置の一つである冷凍サイクルの蒸発器の断面
図である。26は収縮チューブで冷凍サイクルの蒸発器
8を構成する蒸発パイプ8aの表面を前後の接続溶接部
を含んで被覆する。23は蒸発器8を構成するアルミ等
の熱伝導の良い金属板で、蒸発パイプ8aを保持する支
持ヒレ24を複数個金属板23から切り起こし、蒸発パ
イプ8aを支持ヒレ24をかしめる事によって固定して
いる。
【0036】次に、上記構成の動作について図5を参考
に説明する。蒸発パイプ8aは−20℃以下の低温とな
るため蒸発パイプ8aの表面に着霜し、性能確保の為定
期的に除霜を行うと表面が水で濡れ、食品から発散する
酢酸や環境面からの塩分や亜硫酸ガス等の腐食促進物質
の溶解により腐食され易い条件になり、金属腐食が促進
される。表面を収縮チューブ26で覆うと水分等から遮
断され腐食される事がなく、冷却サイクル内のHC冷媒
が漏れることが無く、HC冷媒が発火することを避ける
ことができる。
【0037】(実施例6)図6は、本発明の実施例6に
よる冷却装置の一つである冷凍サイクルの蒸発器の断面
図である。27は防食テープで冷凍サイクルの蒸発器8
を構成する蒸発パイプ8aの表面を前後の接続溶接部を
含んで被覆する。23は蒸発器8を構成するアルミ等の
熱伝導の良い金属板で、蒸発パイプ8aを保持する支持
ヒレ24を複数個金属板23から切り起こし、蒸発パイ
プ8aを支持ヒレ24をかしめる事によって固定してい
る。
【0038】次に、上記構成の動作について図6を参考
に説明する。蒸発パイプ8aは−20℃以下の低温とな
るため蒸発パイプ8aの表面に着霜し、性能確保の為定
期的に除霜を行うと表面が水で濡れ、食品から発散する
酢酸や環境面からの塩分や亜硫酸ガス等の腐食促進物質
の溶解により腐食され易い条件になり、金属腐食が促進
される。表面を防食テープで覆うと水分等から遮断され
腐食される事がなく、冷却サイクル内のHC冷媒が漏れ
ることが無く、HC冷媒が発火することを避けることが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の冷却装置は、冷媒
回路や蒸発器とサクションパイプ,キャピラリチューブ
等との溶接部がロー材等の異種金属が共存することによ
る腐食環境に対する抵抗力が管材部分に比べ弱いことを
溶接表面に塗膜を配することにより、溶接部を腐食環境
に直接曝す事が無いため腐食により可燃性冷媒が漏れる
ことがなく、冷蔵庫の外側にはあるガスこんろや石油ス
トーブ等の燃焼機器による着火が避けられHC冷媒が発
火することを避けることができる。
【0040】また、本発明の別の冷却装置は、冷媒回路
や蒸発器とサクションパイプ,キャピラリチューブ等と
の溶接部がロー材等の異種金属が共存することによる腐
食環境に対する抵抗力が管材部分に比べ弱いことを溶接
表面に収縮チューブで覆ったことにより、溶接部を腐食
環境に直接曝す事が無いため腐食により可燃性冷媒が漏
れることがなく、冷蔵庫の外側にはあるガスこんろや石
油ストーブ等の燃焼機器による着火が避けられHC冷媒
が発火することを避けることができる。
【0041】また、本発明の別の冷却装置は、冷媒回路
や蒸発器とサクションパイプ,キャピラリチューブ等と
の溶接部がロー材等の異種金属が共存することによる腐
食環境に対する抵抗力が管材部分に比べ弱いことを溶接
表面を防食テープで覆ったことにより、溶接部を腐食環
境に直接曝す事が無いため腐食により可燃性冷媒が漏れ
ることがなく、冷蔵庫の外側にはあるガスこんろや石油
ストーブ等の燃焼機器による着火が避けられHC冷媒が
発火することを避けることができる。
【0042】また、本発明の別の冷却装置は、蒸発器が
チューブオンシート構造である時、そのチューブ表面が
−20℃以下になり、その表面に結露が生じ易く腐食環
境として他の部分に比べ過酷となることにより、そのチ
ューブの一部又は全てを溶接部も含んで塗装をしたこと
により、溶接部を腐食環境に直接曝す事が無いため腐食
により可燃性冷媒が漏れることがなく、冷蔵庫の外側に
はあるガスこんろや石油ストーブ等の燃焼機器による着
火が避けられHC冷媒が発火することを避けることがで
きる。
【0043】また、本発明の別の冷却装置は、蒸発器が
チューブオンシート構造である時、そのチューブ表面が
−20℃以下になり、その表面に結露が生じ易く腐食環
境として他の部分に比べ過酷となることにより、そのチ
ューブの一部又は全てを溶接部も含んで収縮チューブで
覆ったことにより、溶接部を腐食環境に直接曝す事が無
いため腐食により可燃性冷媒が漏れることがなく、冷蔵
庫の外側にはあるガスこんろや石油ストーブ等の燃焼機
器による着火が避けられHC冷媒が発火することを避け
ることができる。
【0044】また、本発明の別の冷却装置は、蒸発器が
チューブオンシート構造である時、そのチューブ表面が
−20℃以下になり、その表面に結露が生じ易く腐食環
境として他の部分に比べ過酷となることにより、そのチ
ューブの一部又は全てを溶接部も含んで防食テープで覆
ったことにより、溶接部を腐食環境に直接曝す事が無い
ため腐食により可燃性冷媒が漏れることがなく、冷蔵庫
の外側にはあるガスこんろや石油ストーブ等の燃焼機器
による着火が避けられHC冷媒が発火することを避ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の溶接部の断面図
【図2】本発明の実施例2の溶接部の断面図
【図3】本発明の実施例3の溶接部の断面図
【図4】本発明の実施例4の冷却器の断面図
【図5】本発明の実施例5の冷却器の断面図
【図6】本発明の実施例6の冷却器の断面図
【図7】従来の冷蔵庫の断面図
【符号の説明】
8 蒸発器 9 圧縮機 10 凝縮器 11 キャピラリチューブ 12 サクションパイプ 13 HC冷媒 17,22 塗膜 20,26 収縮チューブ 21,27 防食テープ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機と、凝縮器と、キャピラリチューブ
    と、蒸発器と、サクションパイプとを順次環状に接続
    し、ハイドロカーボン冷媒を封入した冷凍サイクルにお
    いて、その冷凍サイクルの一部又は全ての溶接部に塗装
    をしたことを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】圧縮機と、凝縮器と、キャピラリチューブ
    と、蒸発器と、サクションパイプとを順次環状に接続
    し、ハイドロカーボン冷媒を封入した冷凍サイクルにお
    いて、その冷凍サイクルの一部又は全ての溶接部を収縮
    チューブで覆ったことを特徴とする冷却装置。
  3. 【請求項3】圧縮機と、凝縮器と、キャピラリチューブ
    と、蒸発器と、サクションパイプとを順次環状に接続
    し、ハイドロカーボン冷媒を封入した冷凍サイクルにお
    いて、その冷凍サイクルの一部又は全ての溶接部を防食
    テープで覆ったことを特徴とする冷却装置。
  4. 【請求項4】圧縮機と、凝縮器と、キャピラリチューブ
    と、蒸発器と、サクションパイプとを順次環状に接続
    し、ハイドロカーボン冷媒を封入した冷凍サイクルにお
    いて、前記蒸発器がチューブオンシート構造である時、
    そのチューブの一部又は全てを溶接部も含んで塗装をし
    たことを特徴とする冷却装置。
  5. 【請求項5】圧縮機と、凝縮器と、キャピラリチューブ
    と、蒸発器と、サクションパイプとを順次環状に接続
    し、ハイドロカーボン冷媒を封入した冷凍サイクルにお
    いて、前記蒸発器がチューブオンシート構造である時、
    そのチューブの一部又は全てを溶接部も含んで収縮チュ
    ーブで覆ったことを特徴とする冷却装置。
  6. 【請求項6】圧縮機と、凝縮器と、キャピラリチューブ
    と、蒸発器と、サクションパイプとを順次環状に接続
    し、ハイドロカーボン冷媒を封入した冷凍サイクルにお
    いて、前記蒸発器がチューブオンシート構造である時、
    そのチューブの一部又は全てを溶接部も含んで防食テー
    プで覆ったことを特徴とする冷却装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267785A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Samsung Electronics Co Ltd パイプ連結ソケット及びこれを備えた空気調和機
CN109465573A (zh) * 2018-11-06 2019-03-15 珠海格力智能装备有限公司 油汀加工设备

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