JP2000216661A - 受信帯域分割型弾性表面波分波器 - Google Patents
受信帯域分割型弾性表面波分波器Info
- Publication number
- JP2000216661A JP2000216661A JP11016942A JP1694299A JP2000216661A JP 2000216661 A JP2000216661 A JP 2000216661A JP 11016942 A JP11016942 A JP 11016942A JP 1694299 A JP1694299 A JP 1694299A JP 2000216661 A JP2000216661 A JP 2000216661A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- reception
- acoustic wave
- surface acoustic
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信用フィルタを帯域分割し、分割した２つ
の受信用フィルタと分割しない送信用フィルタとで構成
され、小型化、高性能化された受信帯域分割型弾性表面
波分波器を提供する。 【解決手段】 通過帯域の異なる送信用フィルタと受信
用フィルタを含む弾性表面波分波器において、前記受信
用フィルタ１１０は、通過帯域が分割された第１の通過
帯域を有する第１の受信用フィルタ回路１１２と、通過
帯域が分割された第２の通過帯域を有する第２の受信用
フィルタ回路１１４とを具備する。
の受信用フィルタと分割しない送信用フィルタとで構成
され、小型化、高性能化された受信帯域分割型弾性表面
波分波器を提供する。 【解決手段】 通過帯域の異なる送信用フィルタと受信
用フィルタを含む弾性表面波分波器において、前記受信
用フィルタ１１０は、通過帯域が分割された第１の通過
帯域を有する第１の受信用フィルタ回路１１２と、通過
帯域が分割された第２の通過帯域を有する第２の受信用
フィルタ回路１１４とを具備する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の小型
移動体通信機器に用いられるＲＦ（ＲａｄｉｏＦｒｅｑ
ｕｅｎｃｙ）フィルタに使用される弾性表面波共振器型
弾性表面波（ＳＡＷ）フィルタを用いた分波器に関する
ものである。
移動体通信機器に用いられるＲＦ（ＲａｄｉｏＦｒｅｑ
ｕｅｎｃｙ）フィルタに使用される弾性表面波共振器型
弾性表面波（ＳＡＷ）フィルタを用いた分波器に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、以下に示すようなものがあった。
例えば、以下に示すようなものがあった。
【０００３】近年、小型で軽量な携帯電話等の移動体通
信機器端末の開発が急速に進められている。これに伴
い、それに用いられる部品の小型化、高性能化が求めら
れており、弾性表面波（ＳＡＷ）素子の開発が進められ
ている。携帯電話等の移動体通信機器の多様化、多チャ
ンネル化に伴い、送信帯域と受信帯域の間隔の近接化、
各通過帯域の広帯域化方式の採用が進んでいる。
信機器端末の開発が急速に進められている。これに伴
い、それに用いられる部品の小型化、高性能化が求めら
れており、弾性表面波（ＳＡＷ）素子の開発が進められ
ている。携帯電話等の移動体通信機器の多様化、多チャ
ンネル化に伴い、送信帯域と受信帯域の間隔の近接化、
各通過帯域の広帯域化方式の採用が進んでいる。
【０００４】図９は従来のＳＡＷ分波器の回路図であ
る。
る。
【０００５】この図において、１はアンテナ端子（ＡＮ
Ｔ端）、２は送信端子（Ｔｘ端）、３は受信端子（Ｒｘ
端）、４はＳＡＷ共振器を用いた送信用フィルタ、５は
その送信用フィルタの整合用回路、６は送信用フィルタ
回路、７は受信用フィルタ、８は受信用フィルタの整合
用回路、９は受信用フィルタ回路である。
Ｔ端）、２は送信端子（Ｔｘ端）、３は受信端子（Ｒｘ
端）、４はＳＡＷ共振器を用いた送信用フィルタ、５は
その送信用フィルタの整合用回路、６は送信用フィルタ
回路、７は受信用フィルタ、８は受信用フィルタの整合
用回路、９は受信用フィルタ回路である。
【０００６】このようなＳＡＷ分波器は、ＲＦ部の形状
及び性能が携帯電話等の小型化、高性能化に大きく貢献
できるデバイスであるため、その実用化が強く要望され
ている。
及び性能が携帯電話等の小型化、高性能化に大きく貢献
できるデバイスであるため、その実用化が強く要望され
ている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図１０
に示すように、周波数が割り当てられた日本−ＣＤＭＡ
方式（Ｃｏｄｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ
Ａｃｃｅｓｓ：符号分割多重アクセス方式）において
は、送信用フィルタの通過帯域が８８７〜９２５（ＭＨ
ｚ）、受信用フィルタの通過帯域が８３２〜８７０（Ｍ
Ｈｚ）で、送信帯域と受信帯域の間隔が１７（ＭＨｚ）
である。
に示すように、周波数が割り当てられた日本−ＣＤＭＡ
方式（Ｃｏｄｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ
Ａｃｃｅｓｓ：符号分割多重アクセス方式）において
は、送信用フィルタの通過帯域が８８７〜９２５（ＭＨ
ｚ）、受信用フィルタの通過帯域が８３２〜８７０（Ｍ
Ｈｚ）で、送信帯域と受信帯域の間隔が１７（ＭＨｚ）
である。
【０００８】この日本−ＣＤＭＡ用分波器のＳＡＷフィ
ルタでの実現は、通過帯域幅が３８（ＭＨｚ）、且つ送
信帯域と受信帯域の間隔が１７（ＭＨｚ）と狭いため、
図９に示した従来のＳＡＷ分波器の構成では、主に、Ｓ
ＡＷ共振器を用いた送信用フィルタ４の通過帯域幅が広
い点で製作が困難である。因みに、この日本−ＣＤＭＡ
方式の実際の送信帯域は８８７〜９０１ＭＨｚと９１５
〜９２５ＭＨｚ、受信帯域は８３２〜８４６ＭＨｚと８
６０〜８７０ＭＨｚである。
ルタでの実現は、通過帯域幅が３８（ＭＨｚ）、且つ送
信帯域と受信帯域の間隔が１７（ＭＨｚ）と狭いため、
図９に示した従来のＳＡＷ分波器の構成では、主に、Ｓ
ＡＷ共振器を用いた送信用フィルタ４の通過帯域幅が広
い点で製作が困難である。因みに、この日本−ＣＤＭＡ
方式の実際の送信帯域は８８７〜９０１ＭＨｚと９１５
〜９２５ＭＨｚ、受信帯域は８３２〜８４６ＭＨｚと８
６０〜８７０ＭＨｚである。
【０００９】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、受信用フィルタを帯域分割し、分割した２つの受信
用フィルタと分割しない送信用フィルタとで構成され、
小型化、高性能化された受信帯域分割型弾性表面波分波
器を提供することを目的とする。
で、受信用フィルタを帯域分割し、分割した２つの受信
用フィルタと分割しない送信用フィルタとで構成され、
小型化、高性能化された受信帯域分割型弾性表面波分波
器を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔１〕通過帯域の異なる送信用フィルタと受信用フィル
タを含む弾性表面波分波器において、前記受信用フィル
タは、通過帯域が分割された第１の通過帯域を有する第
１の受信用フィルタ回路と、通過帯域が分割された第２
の通過帯域を有する第２の受信用フィルタ回路とを具備
するようにしたものである。
成するために、 〔１〕通過帯域の異なる送信用フィルタと受信用フィル
タを含む弾性表面波分波器において、前記受信用フィル
タは、通過帯域が分割された第１の通過帯域を有する第
１の受信用フィルタ回路と、通過帯域が分割された第２
の通過帯域を有する第２の受信用フィルタ回路とを具備
するようにしたものである。
【００１１】〔２〕上記〔１〕記載の受信帯域分割型弾
性表面波分波器において、前記第１の受信用フィルタ回
路と前記第２の受信用フィルタ回路のそれぞれに直列に
整合用回路を具備するようにしたものである。
性表面波分波器において、前記第１の受信用フィルタ回
路と前記第２の受信用フィルタ回路のそれぞれに直列に
整合用回路を具備するようにしたものである。
【００１２】〔３〕上記〔１〕記載の受信帯域分割型弾
性表面波分波器において、前記第１の受信用フィルタ回
路又は第２の受信用フィルタ回路に直列に整合用回路を
具備するようにしたものである。
性表面波分波器において、前記第１の受信用フィルタ回
路又は第２の受信用フィルタ回路に直列に整合用回路を
具備するようにしたものである。
【００１３】〔４〕上記〔２〕又は〔３〕記載の受信帯
域分割型弾性表面波分波器において、前記整合用回路と
して所定長線路、キャパシタ又はインダクタを用いるよ
うにしたものである。
域分割型弾性表面波分波器において、前記整合用回路と
して所定長線路、キャパシタ又はインダクタを用いるよ
うにしたものである。
【００１４】〔５〕上記〔１〕記載の受信帯域分割型弾
性表面波分波器において、アンテナ端子に接続されると
ともに、並列接続される周波数特性改善用素子を具備す
るようにしたものである。
性表面波分波器において、アンテナ端子に接続されると
ともに、並列接続される周波数特性改善用素子を具備す
るようにしたものである。
【００１５】〔６〕上記〔１〕記載の受信帯域分割型弾
性表面波分波器において、アンテナ端子に接続されると
ともに、直列接続及び並列接続される周波数特性改善用
素子を具備するようにしたものである。
性表面波分波器において、アンテナ端子に接続されると
ともに、直列接続及び並列接続される周波数特性改善用
素子を具備するようにしたものである。
【００１６】〔７〕上記〔５〕記載の受信帯域分割型弾
性表面波分波器において、前記周波数特性改善用素子と
してインダクタ又はキャパシタを用いるようにしたもの
である。
性表面波分波器において、前記周波数特性改善用素子と
してインダクタ又はキャパシタを用いるようにしたもの
である。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１８】図１は本発明のＳＡＷ分波器の原理を示す
回路図である。
回路図である。
【００１９】この図において、１０１はアンテナ端子
（ＡＮＴ端）、１０２は送信端子（Ｔｘ端）、１０３は
第１の受信端子（Ｒｘ端１）、１０４は第２の受信端子
（Ｒｘ端２）、１０５はＳＡＷ共振器を用いた送信用フ
ィルタ、１０６はその送信用フィルタの整合用回路、１
０７は送信用フィルタのフィルタ回路、１１０は受信用
フィルタ、１１１はその受信用フィルタの第１の整合用
回路、１１２はその受信用フィルタの第１のフィルタ回
路、１１３はその受信用フィルタの第２の整合用回路、
１１４はその受信用フィルタの第２のフィルタ回路、１
１５はアンテナ端子に並列に接続される周波数特性改善
用素子である。
（ＡＮＴ端）、１０２は送信端子（Ｔｘ端）、１０３は
第１の受信端子（Ｒｘ端１）、１０４は第２の受信端子
（Ｒｘ端２）、１０５はＳＡＷ共振器を用いた送信用フ
ィルタ、１０６はその送信用フィルタの整合用回路、１
０７は送信用フィルタのフィルタ回路、１１０は受信用
フィルタ、１１１はその受信用フィルタの第１の整合用
回路、１１２はその受信用フィルタの第１のフィルタ回
路、１１３はその受信用フィルタの第２の整合用回路、
１１４はその受信用フィルタの第２のフィルタ回路、１
１５はアンテナ端子に並列に接続される周波数特性改善
用素子である。
【００２０】このように、受信用フィルタ１１０におい
て帯域幅、ＢＷ（Ｔ）をそのまま実現せず、通過帯域が
８３２〜８４６ＭＨｚ、減衰帯域が８８７〜９０１ＭＨ
ｚと通過帯域が８６０〜８７０ＭＨｚ、減衰帯域９１５
〜９２５ＭＨｚとする二個の受信用フィルタ１１２，１
１４で構成することにより、高性能分波器が得られる。
て帯域幅、ＢＷ（Ｔ）をそのまま実現せず、通過帯域が
８３２〜８４６ＭＨｚ、減衰帯域が８８７〜９０１ＭＨ
ｚと通過帯域が８６０〜８７０ＭＨｚ、減衰帯域９１５
〜９２５ＭＨｚとする二個の受信用フィルタ１１２，１
１４で構成することにより、高性能分波器が得られる。
【００２１】このように受信帯域を２つに分割すること
により、各フィルタの帯域幅が狭くなるため、構成段数
が少なくなる。したがって、挿入損失は減少する。
により、各フィルタの帯域幅が狭くなるため、構成段数
が少なくなる。したがって、挿入損失は減少する。
【００２２】一方、分波器が三個のフィルタによる構成
となるため、整合用回路が複雑になり、挿入損失が増加
するが、分波器としては、高性能化特性が得られる。
となるため、整合用回路が複雑になり、挿入損失が増加
するが、分波器としては、高性能化特性が得られる。
【００２３】この分波器の原理を図２を参照しながら説
明する。
明する。
【００２４】まず、ＡＮＴ端１０１において、分波器と
して、次の条件が成立する必要がある。
して、次の条件が成立する必要がある。
【００２５】 １／Ｚａｎｔ＝１／Ｚｉｎ（Ｔ）＋１／Ｚｉｎ（Ｒ１）＋１／Ｚｉｎ（Ｒ２） …（１） Ｚａｎｔ≒５０．０ …（２） ここで、Ｚｉｎ（Ｔ）＝８８７〜９２５ＭＨｚを通過帯
域とする送信用フィルタ１０５の整合用回路１０６を含
んだ入力インピーダンス Ｚｉｎ（Ｒ１）＝８３２〜８４６ＭＨｚを通過帯域とす
る受信用フィルタ１１２の整合用回路１１１を含んだ入
力インピーダンス Ｚｉｎ（Ｒ２）＝８６０〜８７０ＭＨｚを通過帯域とす
る受信用フィルタ１１４の整合用回路１１３を含んだ入
力インピーダンスである。
域とする送信用フィルタ１０５の整合用回路１０６を含
んだ入力インピーダンス Ｚｉｎ（Ｒ１）＝８３２〜８４６ＭＨｚを通過帯域とす
る受信用フィルタ１１２の整合用回路１１１を含んだ入
力インピーダンス Ｚｉｎ（Ｒ２）＝８６０〜８７０ＭＨｚを通過帯域とす
る受信用フィルタ１１４の整合用回路１１３を含んだ入
力インピーダンスである。
【００２６】一般に、弾性表面波共振器を用いた梯子型
ＳＡＷフィルタにおいては、通過帯域の低域側減衰域に
入力インピーダンスが０に近い値になるため、日本−Ｃ
ＤＭＡ方式の場合、送信用フィルタのインピーダンスＺ
ｉｎ（Ｔ）による受信用フィルタの通過帯域の特性変化
が最も影響を受ける。例えば、 Ｚｉｎ（Ｔ）≒０，Ｚｉｎ（Ｒ２）≒０ …（３） による受信用フィルタ（Ｒ１）１１２の特性劣化が最も
影響を受ける。
ＳＡＷフィルタにおいては、通過帯域の低域側減衰域に
入力インピーダンスが０に近い値になるため、日本−Ｃ
ＤＭＡ方式の場合、送信用フィルタのインピーダンスＺ
ｉｎ（Ｔ）による受信用フィルタの通過帯域の特性変化
が最も影響を受ける。例えば、 Ｚｉｎ（Ｔ）≒０，Ｚｉｎ（Ｒ２）≒０ …（３） による受信用フィルタ（Ｒ１）１１２の特性劣化が最も
影響を受ける。
【００２７】図１の整合用回路として、送信用フィルタ
１０７に直列に接続する整合用回路１０６及び第１の受
信用フィルタ１１２に直列に接続する第１の整合用回路
１１１にλ／４長線路を採用することにより、近似的に Ｚｉｎ（Ｔ）≒∞、Ｚｉｎ（Ｒ２）≒∞ …（４） となり、式（２）の条件が満足され、各フィルタの特性
が分波器特性になり、高性能特性が得られる。
１０７に直列に接続する整合用回路１０６及び第１の受
信用フィルタ１１２に直列に接続する第１の整合用回路
１１１にλ／４長線路を採用することにより、近似的に Ｚｉｎ（Ｔ）≒∞、Ｚｉｎ（Ｒ２）≒∞ …（４） となり、式（２）の条件が満足され、各フィルタの特性
が分波器特性になり、高性能特性が得られる。
【００２８】次に、本発明の第１実施例について説明す
る。
る。
【００２９】図３は本発明の第１実施例を示すＳＡＷ分
波器の回路図である。
波器の回路図である。
【００３０】この図において、２０１はアンテナ端子
（ＡＮＴ端）、２０２は送信端子（Ｔｘ端）、２０３は
第１の受信端子（Ｒｘ端１）、２０４は第２の受信端子
（Ｒｘ端２）、２０５はＳＡＷ共振器を用いた送信用フ
ィルタ、２０６はその送信用フィルタの整合用回路、２
０７はその送信用フィルタのフィルタ回路、２１０は受
信用フィルタ、２１１は受信用フィルタの第１の整合用
回路、２１２は受信用フィルタの第１のフィルタ回路、
２１３は受信用フィルタの第２のフィルタ回路である。
（ＡＮＴ端）、２０２は送信端子（Ｔｘ端）、２０３は
第１の受信端子（Ｒｘ端１）、２０４は第２の受信端子
（Ｒｘ端２）、２０５はＳＡＷ共振器を用いた送信用フ
ィルタ、２０６はその送信用フィルタの整合用回路、２
０７はその送信用フィルタのフィルタ回路、２１０は受
信用フィルタ、２１１は受信用フィルタの第１の整合用
回路、２１２は受信用フィルタの第１のフィルタ回路、
２１３は受信用フィルタの第２のフィルタ回路である。
【００３１】この第１実施例によれば、送信用フィルタ
のフィルタ回路２０７の受信用フィルタのフィルタ回路
２１２、２１３への影響を除去するため、送信用フィル
タのフィルタ回路２０７及び受信用フィルタのフィルタ
回路２１２に接続する二つの整合用回路２０６，２１１
にλ／４長線路を用いる。受信用フィルタのフィルタ回
路２１２，２１３による送信用フィルタ２０７の特性劣
化は受信用フィルタのフィルタ回路２１２，２１３の直
列腕の減衰極が送信用フィルタ２０７の通過帯域内に存
在するため少ない。したがって、図１に示したような、
受信用フィルタの第２のフィルタ回路１１４へ直列に接
続すべき第２の整合用回路１１３は必要がない。
のフィルタ回路２０７の受信用フィルタのフィルタ回路
２１２、２１３への影響を除去するため、送信用フィル
タのフィルタ回路２０７及び受信用フィルタのフィルタ
回路２１２に接続する二つの整合用回路２０６，２１１
にλ／４長線路を用いる。受信用フィルタのフィルタ回
路２１２，２１３による送信用フィルタ２０７の特性劣
化は受信用フィルタのフィルタ回路２１２，２１３の直
列腕の減衰極が送信用フィルタ２０７の通過帯域内に存
在するため少ない。したがって、図１に示したような、
受信用フィルタの第２のフィルタ回路１１４へ直列に接
続すべき第２の整合用回路１１３は必要がない。
【００３２】次に、本発明の第２実施例について説明す
る。
る。
【００３３】図４は本発明の第２実施例を示すＳＡＷ分
波器の回路図である。
波器の回路図である。
【００３４】この図において、３０１はアンテナ端子
（ＡＮＴ端）、３０２は送信端子（Ｔｘ端）、３０３は
第１の受信端子（Ｒｘ端１）、３０４は第２の受信端子
（Ｒｘ端２）、３０５はＳＡＷ共振器を用いた送信用フ
ィルタ、３０６はその送信用フィルタの整合用回路、３
０７はその送信用フィルタのフィルタ回路、３１０は受
信用フィルタ、３１１はその受信用フィルタの第１のフ
ィルタ回路、３１２はその受信用フィルタの第２のフィ
ルタ回路、３１３は周波数特性改善用素子である。
（ＡＮＴ端）、３０２は送信端子（Ｔｘ端）、３０３は
第１の受信端子（Ｒｘ端１）、３０４は第２の受信端子
（Ｒｘ端２）、３０５はＳＡＷ共振器を用いた送信用フ
ィルタ、３０６はその送信用フィルタの整合用回路、３
０７はその送信用フィルタのフィルタ回路、３１０は受
信用フィルタ、３１１はその受信用フィルタの第１のフ
ィルタ回路、３１２はその受信用フィルタの第２のフィ
ルタ回路、３１３は周波数特性改善用素子である。
【００３５】このように、第２実施例は、ＳＡＷ分波器
において、整合用回路としてのλ／４長線路の占有面積
を広く必要とすること及びλ／４長線路による特性劣化
が無視できないため、λ／４長線路は少ない方がよいと
いうことに着目したものである。しかし、送信用フィル
タのフィルタ回路３０７の送信用フィルタの通過帯域に
おいて、低インピーダンスであるため、受信用フィルタ
の特性に最も影響する送信用フィルタのフィルタ回路３
０７のみに整合用回路３０６を設けた。
において、整合用回路としてのλ／４長線路の占有面積
を広く必要とすること及びλ／４長線路による特性劣化
が無視できないため、λ／４長線路は少ない方がよいと
いうことに着目したものである。しかし、送信用フィル
タのフィルタ回路３０７の送信用フィルタの通過帯域に
おいて、低インピーダンスであるため、受信用フィルタ
の特性に最も影響する送信用フィルタのフィルタ回路３
０７のみに整合用回路３０６を設けた。
【００３６】図１においては、受信用フィルタの第１の
フィルタ回路１１２に接続する第１の整合用回路１１１
が必要であったが、この実施例では、λ／４長線路の近
似特性を示す直列腕を持つ受信用フィルタ３１０のＡＮ
Ｔ端３０１側に設けた。
フィルタ回路１１２に接続する第１の整合用回路１１１
が必要であったが、この実施例では、λ／４長線路の近
似特性を示す直列腕を持つ受信用フィルタ３１０のＡＮ
Ｔ端３０１側に設けた。
【００３７】また、受信用フィルタの第１のフィルタ回
路３１１及び受信用フィルタの第２のフィルタ回路３１
２による送信用フィルタ３０５の特性劣化は受信用フィ
ルタの第１のフィルタ回路３１１及び受信用フィルタの
第２のフィルタ回路３１２の直列腕の減衰極が送信用フ
ィルタ３０５の通過帯域内に存在するため少ない。した
がって、図１に示す整合用回路１１１及び１１３は必要
がない。
路３１１及び受信用フィルタの第２のフィルタ回路３１
２による送信用フィルタ３０５の特性劣化は受信用フィ
ルタの第１のフィルタ回路３１１及び受信用フィルタの
第２のフィルタ回路３１２の直列腕の減衰極が送信用フ
ィルタ３０５の通過帯域内に存在するため少ない。した
がって、図１に示す整合用回路１１１及び１１３は必要
がない。
【００３８】この場合、図１に示す整合用回路１１１と
直列腕ＳＡＷ共振器の特性差を補正のため、周波数特性
改善用素子（Ｚａｎｔ）３１３を用いた。この周波数特
性改善用素子（Ｚａｎｔ）３１３をインダクタ（Ｌａｎ
ｔ）のみで構成し、Ｌ＝１０ｎＨとした。即ち、この実
施例の場合、図２において近似的に次の関係が成立す
る。
直列腕ＳＡＷ共振器の特性差を補正のため、周波数特性
改善用素子（Ｚａｎｔ）３１３を用いた。この周波数特
性改善用素子（Ｚａｎｔ）３１３をインダクタ（Ｌａｎ
ｔ）のみで構成し、Ｌ＝１０ｎＨとした。即ち、この実
施例の場合、図２において近似的に次の関係が成立す
る。
【００３９】受信用フィルタの通過帯域において、Ｚｉ
ｎ（Ｔ）≒∞，Ｚｉｎ（Ｒ１）≒０，Ｚｉｎ（Ｒ２）≒
５０の状態である。
ｎ（Ｔ）≒∞，Ｚｉｎ（Ｒ１）≒０，Ｚｉｎ（Ｒ２）≒
５０の状態である。
【００４０】 １／５０＝１／Ｚａｎｔ＋１／Ｚｉｎ（Ｔ）＋１／Ｚｉｎ（Ｒ１） ＋１／Ｚｉｎ（Ｒ２） …（５） したがって、Ｚａｎｔ＝ｊωＬ，Ｌ＝１０ｎＨである。
【００４１】次に、本発明の第３実施例について説明す
る。
る。
【００４２】図５は本発明の第３実施例を示すＳＡＷ分
波器の回路図である。
波器の回路図である。
【００４３】この図において、４０１はアンテナ端子
（ＡＮＴ端）、４０２は送信端子（Ｔｘ端）、４０３は
第１の受信端子（Ｒｘ端１）、４０４は第２の受信端子
（Ｒｘ端２）、４０５はＳＡＷ共振器を用いた送信用フ
ィルタ、４０６はその送信用フィルタのフィルタ回路、
４１０はＳＡＷ共振器を用いた受信用フィルタ、４１１
はその受信用フィルタの第１のフィルタ回路、４１２は
その受信用フィルタの第２のフィルタ回路、４１３はア
ンテナ端子に接続される周波数特性改善用素子である。
（ＡＮＴ端）、４０２は送信端子（Ｔｘ端）、４０３は
第１の受信端子（Ｒｘ端１）、４０４は第２の受信端子
（Ｒｘ端２）、４０５はＳＡＷ共振器を用いた送信用フ
ィルタ、４０６はその送信用フィルタのフィルタ回路、
４１０はＳＡＷ共振器を用いた受信用フィルタ、４１１
はその受信用フィルタの第１のフィルタ回路、４１２は
その受信用フィルタの第２のフィルタ回路、４１３はア
ンテナ端子に接続される周波数特性改善用素子である。
【００４４】一般には、整合用回路としてのλ／４長線
路の占有面積を広く必要とすること、及び（λ／４）長
線路による特性劣化が存在するため、λ／４長線路は少
ない方がよい。
路の占有面積を広く必要とすること、及び（λ／４）長
線路による特性劣化が存在するため、λ／４長線路は少
ない方がよい。
【００４５】そこで、本実施例では、第２実施例から、
更にλ／４長線路をなくするように構成している。
更にλ／４長線路をなくするように構成している。
【００４６】すなわち、集中定数素子（Ｌ，Ｃ）によ
り、図１に示したような、整合用回路１０６，１１１，
１１３及び周波数特性改善用整合素子１１５で構成した
場合である。受信用フィルタの第１及び第２のフィルタ
回路４１１、４１２による送信用フィルタ４０５の特性
劣化は受信用フィルタの第１及び第２のフィルタ回路４
１１、４１２の直列腕の減衰極が送信用フィルタ４０５
の通過帯域内に存在するため、少ない。したがって、整
合用回路は必要がない。
り、図１に示したような、整合用回路１０６，１１１，
１１３及び周波数特性改善用整合素子１１５で構成した
場合である。受信用フィルタの第１及び第２のフィルタ
回路４１１、４１２による送信用フィルタ４０５の特性
劣化は受信用フィルタの第１及び第２のフィルタ回路４
１１、４１２の直列腕の減衰極が送信用フィルタ４０５
の通過帯域内に存在するため、少ない。したがって、整
合用回路は必要がない。
【００４７】すなわち、この実施例の場合、図２におい
て近似的に次の関係が成立する。受信用フィルタの通過
帯域において、Ｚｉｎ（Ｔ）≒０−１／（ｊωＣ），Ｚ
ｉｎ（Ｒ１）≒０，Ｚｉｎ（Ｒ２）≒５０の状態であ
る。
て近似的に次の関係が成立する。受信用フィルタの通過
帯域において、Ｚｉｎ（Ｔ）≒０−１／（ｊωＣ），Ｚ
ｉｎ（Ｒ１）≒０，Ｚｉｎ（Ｒ２）≒５０の状態であ
る。
【００４８】 １／５０＝１／Ｚａｎｔ＋１／Ｚｉｎ（Ｔ）＋１／Ｚｉｎ（Ｒ１） ＋１／Ｚｉｎ（Ｒ２） …（６） したがって、Ｚａｎｔ＝ｊωＬ，Ｃ＝５ｐＦ，Ｌ＝５ｎ
Ｈである。
Ｈである。
【００４９】表１に第１実施例、第２実施例及び第３実
施例のシミュレーション特性の比較を示す。
施例のシミュレーション特性の比較を示す。
【００５０】
【表１】
【００５１】また、本実施例のＳＡＷ分波器の送信用フ
ィルタＴｘの回路構成を図６に、ＳＡＷ分波器の受信フ
ィルタＲｘ（１），Ｒｘ（２）の回路構成を図７に示
す。
ィルタＴｘの回路構成を図６に、ＳＡＷ分波器の受信フ
ィルタＲｘ（１），Ｒｘ（２）の回路構成を図７に示
す。
【００５２】図８は本発明の第１実施例のＳＡＷ分波器
の特性を示す図であり、その縦軸は減衰量（ｄＢ）、横
軸は周波数（Ｈｚ）である。
の特性を示す図であり、その縦軸は減衰量（ｄＢ）、横
軸は周波数（Ｈｚ）である。
【００５３】この図において、ａは送信用フィルタＴｘ
の減衰特性、ｂは第１の受信用フィルタＲｘ（１）の減
衰特性、ｃは第２の受信用フィルタＲｘ（２）の減衰特
性をそれぞれ示している。また、表２に表１に示した各
実施例の各整合用回路および周波数特性改善用インピー
ダンス値の比較を示している。
の減衰特性、ｂは第１の受信用フィルタＲｘ（１）の減
衰特性、ｃは第２の受信用フィルタＲｘ（２）の減衰特
性をそれぞれ示している。また、表２に表１に示した各
実施例の各整合用回路および周波数特性改善用インピー
ダンス値の比較を示している。
【００５４】
【表２】
【００５５】第３実施例の特性を比較すると、減衰域の
減衰量は略同じ、通過帯域の特性は整合用回路としてλ
／４長線路を用いた場合の挿入損失が少ないことがわか
る。
減衰量は略同じ、通過帯域の特性は整合用回路としてλ
／４長線路を用いた場合の挿入損失が少ないことがわか
る。
【００５６】第３実施例は整合用回路の構成及びその値
の検討により高性能化が可能である。
の検討により高性能化が可能である。
【００５７】なお、上記した整合用回路として所定長線
路（λ／４）、キャパシタ又はインダクタを用いるよう
にすることができる。
路（λ／４）、キャパシタ又はインダクタを用いるよう
にすることができる。
【００５８】また、上記した周波数特性改善用素子とし
てインダクタ又はキャパシタを用いるようにすることが
できる。
てインダクタ又はキャパシタを用いるようにすることが
できる。
【００５９】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【００６０】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、受信用フィルタの通過帯域を分割し、二つの受
信用フィルタ及び分割しない送信用フィルタにより分波
器を構成することにより、構成の簡単な受信用フィルタ
を用いることで、小型化された高性能化ＳＡＷ分波器を
得ることができる。
よれば、受信用フィルタの通過帯域を分割し、二つの受
信用フィルタ及び分割しない送信用フィルタにより分波
器を構成することにより、構成の簡単な受信用フィルタ
を用いることで、小型化された高性能化ＳＡＷ分波器を
得ることができる。
【図１】本発明のＳＡＷ分波器の原理を示す回路図であ
る。
る。
【図２】本発明のＳＡＷ分波器の原理を示す具体的回路
図である。
図である。
【図３】本発明の第１実施例を示すＳＡＷ分波器の回路
図である。
図である。
【図４】本発明の第２実施例を示すＳＡＷ分波器の回路
図である。
図である。
【図５】本発明の第３実施例を示すＳＡＷ分波器の回路
図である。
図である。
【図６】本発明のＳＡＷ分波器の送信用フィルタＴｘの
回路構成図である。
回路構成図である。
【図７】本発明のＳＡＷ分波器の第１の受信用フィルタ
Ｒｘ（１）と第２の受信用フィルタＲｘ（２）の回路構
成図である。
Ｒｘ（１）と第２の受信用フィルタＲｘ（２）の回路構
成図である。
【図８】本発明の第１実施例のＳＡＷ分波器の特性を示
す図である。
す図である。
【図９】従来のＳＡＷ分波器の回路図である。
【図１０】日本−ＣＤＭＡ方式の周波数割り当ての説明
図である。
図である。
１０１，２０１，３０１，４０１ アンテナ端子（Ａ
ＮＴ端） １０２，２０２，３０２，４０２ 送信端子（Ｔｘ
端） １０３，２０３，３０３，４０３ 第１の受信端子
（Ｒｘ端１） １０４，２０４，３０４，４０４ 第２の受信端子
（Ｒｘ端２） １０５，２０５，３０５，４０５ ＳＡＷ共振器を用
いた送信用フィルタ １０６，２０６，３０６ 送信用フィルタの整合用回
路 １０７，２０７，３０７，４０６ 送信用フィルタの
フィルタ回路 １１０，２１０，３１０，４１０ 受信用フィルタ １１１，２１１，３１１ 受信用フィルタの第１の整
合用回路 １１２，２１２，４１１ 受信用フィルタの第１のフ
ィルタ回路 １１３ 受信用フィルタの第２の整合用回路 １１４，２１３，３１２，４１２ 受信用フィルタの
第２のフィルタ回路 １１５，３１３，４１３ 周波数特性改善用素子
ＮＴ端） １０２，２０２，３０２，４０２ 送信端子（Ｔｘ
端） １０３，２０３，３０３，４０３ 第１の受信端子
（Ｒｘ端１） １０４，２０４，３０４，４０４ 第２の受信端子
（Ｒｘ端２） １０５，２０５，３０５，４０５ ＳＡＷ共振器を用
いた送信用フィルタ １０６，２０６，３０６ 送信用フィルタの整合用回
路 １０７，２０７，３０７，４０６ 送信用フィルタの
フィルタ回路 １１０，２１０，３１０，４１０ 受信用フィルタ １１１，２１１，３１１ 受信用フィルタの第１の整
合用回路 １１２，２１２，４１１ 受信用フィルタの第１のフ
ィルタ回路 １１３ 受信用フィルタの第２の整合用回路 １１４，２１３，３１２，４１２ 受信用フィルタの
第２のフィルタ回路 １１５，３１３，４１３ 周波数特性改善用素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 義昭 東京都港区虎ノ門１丁目７番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 駒崎 友和 東京都港区虎ノ門１丁目７番12号 沖電気 工業株式会社内 Ｆターム(参考） 5J097 AA28 AA29 BB15 KK04 LL01 LL07
Claims (7)
- 【請求項１】 通過帯域の異なる送信用フィルタと受信
用フィルタを含む弾性表面波分波器において、 前記受信用フィルタは、通過帯域が分割された第１の通
過帯域を有する第１の受信用フィルタ回路と、通過帯域
が分割された第２の通過帯域を有する第２の受信用フィ
ルタ回路とを具備することを特徴とする受信帯域分割型
弾性表面波分波器。 - 【請求項２】 請求項１記載の受信帯域分割型弾性表面
波分波器において、前記第１の受信用フィルタ回路と前
記第２の受信用フィルタ回路のそれぞれに直列に整合用
回路を具備することを特徴とする受信帯域分割型弾性表
面波分波器。 - 【請求項３】 請求項１記載の受信帯域分割型弾性表面
波分波器において、前記第１の受信用フィルタ回路又は
第２の受信用フィルタ回路に直列に整合用回路を具備す
ることを特徴とする受信帯域分割型弾性表面波分波器。 - 【請求項４】 請求項２又は３記載の受信帯域分割型弾
性表面波分波器において、前記整合用回路として所定長
線路、キャパシタ又はインダクタを用いることを特徴と
する受信帯域分割型弾性表面波分波器。 - 【請求項５】 請求項１記載の受信帯域分割型弾性表面
波分波器において、アンテナ端子に接続されるととも
に、並列接続される周波数特性改善用素子を具備するこ
とを特徴とする受信帯域分割型弾性表面波分波器。 - 【請求項６】 請求項１記載の受信帯域分割型弾性表面
波分波器において、アンテナ端子に接続されるととも
に、直列接続及び並列接続される周波数特性改善用素子
を具備することを特徴とする受信帯域分割型弾性表面波
分波器。 - 【請求項７】 請求項５記載の受信帯域分割型弾性表面
波分波器において、前記周波数特性改善用素子としてイ
ンダクタ又はキャパシタを用いることを特徴とする受信
帯域分割型弾性表面波分波器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11016942A JP2000216661A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 受信帯域分割型弾性表面波分波器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11016942A JP2000216661A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 受信帯域分割型弾性表面波分波器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000216661A true JP2000216661A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11930198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11016942A Withdrawn JP2000216661A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 受信帯域分割型弾性表面波分波器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000216661A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030067901A (ko) * | 2002-02-08 | 2003-08-19 | 텔레포스 주식회사 | Ｓａｗ 듀플렉서 |
| JP2006211057A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | トリプレクサ |
| JP2007266897A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Kyocera Corp | 分波器 |
| JP2011091862A (ja) * | 2006-12-19 | 2011-05-06 | Hitachi Metals Ltd | 分波回路、高周波回路、高周波部品、及び通信装置 |
| WO2016117676A1 (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 株式会社村田製作所 | フィルタ装置 |
| WO2018212025A1 (ja) * | 2017-05-16 | 2018-11-22 | 株式会社村田製作所 | マルチプレクサ、送信装置および受信装置 |
| JP2019033422A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | 京セラ株式会社 | フィルタデバイス、フィルタモジュールおよび通信装置 |
| JPWO2017217197A1 (ja) * | 2016-06-14 | 2019-03-22 | 株式会社村田製作所 | マルチプレクサ、高周波フロントエンド回路および通信装置 |
-
1999
- 1999-01-26 JP JP11016942A patent/JP2000216661A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030067901A (ko) * | 2002-02-08 | 2003-08-19 | 텔레포스 주식회사 | Ｓａｗ 듀플렉서 |
| JP2006211057A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | トリプレクサ |
| JP2007266897A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Kyocera Corp | 分波器 |
| JP2011091862A (ja) * | 2006-12-19 | 2011-05-06 | Hitachi Metals Ltd | 分波回路、高周波回路、高周波部品、及び通信装置 |
| WO2016117676A1 (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | 株式会社村田製作所 | フィルタ装置 |
| JPWO2016117676A1 (ja) * | 2015-01-23 | 2017-07-20 | 株式会社村田製作所 | フィルタ装置 |
| CN107210733A (zh) * | 2015-01-23 | 2017-09-26 | 株式会社村田制作所 | 滤波器装置 |
| US10158341B2 (en) | 2015-01-23 | 2018-12-18 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Filter device |
| CN107210733B (zh) * | 2015-01-23 | 2020-09-18 | 株式会社村田制作所 | 滤波器装置 |
| JPWO2017217197A1 (ja) * | 2016-06-14 | 2019-03-22 | 株式会社村田製作所 | マルチプレクサ、高周波フロントエンド回路および通信装置 |
| WO2018212025A1 (ja) * | 2017-05-16 | 2018-11-22 | 株式会社村田製作所 | マルチプレクサ、送信装置および受信装置 |
| JP2019033422A (ja) * | 2017-08-09 | 2019-02-28 | 京セラ株式会社 | フィルタデバイス、フィルタモジュールおよび通信装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3388475B2 (ja) | 分波器 | |
| USRE37639E1 (en) | Surface-acoustic-wave filters with poles of attenuation created by impedance circuits | |
| KR100434411B1 (ko) | 탄성 표면파 장치 | |
| EP1067686B1 (en) | Saw resonator filter with bridged-t configuration | |
| EP0938153A1 (en) | Bandpass filter, duplexer , high-frequency module and communications device | |
| JP2001313542A (ja) | 分波器 | |
| JP2002208835A (ja) | 有極型ｓａｗフィルタ | |
| CN103597744A (zh) | 分波器 | |
| JPH10341135A (ja) | 弾性表面波装置 | |
| JP3337073B2 (ja) | 弾性表面波装置 | |
| JP2000349591A (ja) | 弾性表面波フィルタを用いた分波器 | |
| JP5389590B2 (ja) | フィルタ | |
| JP2000216661A (ja) | 受信帯域分割型弾性表面波分波器 | |
| JP3246906B2 (ja) | 分波器 | |
| JP3939293B2 (ja) | 弾性表面波フィルタおよびデュプレクサ | |
| JP4147646B2 (ja) | 送信帯域分割型弾性表面波分波器 | |
| JPH10322105A (ja) | 分波器 | |
| CN210958380U (zh) | 多路复用器及通信装置 | |
| CN112671362A (zh) | Fbar滤波器 | |
| JPH07154200A (ja) | 共振器型弾性表面波フィルタ | |
| JP2004048283A (ja) | 縦結合型弾性表面波フィルタ | |
| JP4240611B2 (ja) | 分波器 | |
| JP3673112B2 (ja) | 送信帯域分割型分波器 | |
| JP3415030B2 (ja) | 複数の通過帯域を持つフィルタ回路 | |
| JP4004340B2 (ja) | アンテナ分波器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060404 |