JP2000214834A - 情報表示方法、情報表示装置及び受信表示装置 - Google Patents

情報表示方法、情報表示装置及び受信表示装置

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JP2000214834A
JP2000214834A JP11017363A JP1736399A JP2000214834A JP 2000214834 A JP2000214834 A JP 2000214834A JP 11017363 A JP11017363 A JP 11017363A JP 1736399 A JP1736399 A JP 1736399A JP 2000214834 A JP2000214834 A JP 2000214834A
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JP11017363A
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English (en)
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Satoshi Suzuki
聡嗣 鈴木
Koichi Koyama
公一 小山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、表示効果を持たせた所定の方法で操
作キーの操作に応答する応答情報を表示する。 【解決手段】本発明は、操作キーの操作に応答する応答
情報を表示画面に表示する場合、操作キーの操作に応じ
て応答情報を序々に表示又は消去させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報表示方法、情報
表示装置及び受信表示装置に関し、例えばディジタル衛
星放送システムにおいて通信衛星からの放送波を受信し
て復号する受信復号装置(以下、これをIRD(Integra
ted Receiver/Decoder) と呼ぶ)に適用して好適なもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル衛星放送システムにお
いては、数百チャンネルもの番組をユーザに提供してお
り、通信衛星のトランスポンダを介して放送される放送
波をIRDで受信し、選択したチャンネルの番組データ
を復号することにより、その番組の映像及び音声をモニ
タから出力するようになされている。
【0003】この種のIRDにおいては、リモートコマ
ンダに設けられたチャンネルキーが押下されることによ
り、ユーザ所望のチャンネルに切り換えることを行って
いるが、このとき押下されたチャンネルキーに対応した
チャンネルナンバを番組映像に重ねた応答情報(以下、
これをOSD(On Screen Display) と呼ぶ)としてモニ
タの画面上の片隅に表示し、選択された番組のチャンネ
ルナンバをユーザに認識させるようになされている。
【0004】またIRDは、リモートコマンダに設けら
れた音量アップダウンキーが押下されることにより、ユ
ーザ所望の音量に調整することを行っているが、このと
き押下された音量アップダウンキーに対応した数字やバ
ーでなる音量表示をOSDとしてモニタの画面上の片隅
に表示するようになされている。
【0005】さらにIRDは、リモートコマンダに設け
られた番組表キーが押下されることにより、OSDとし
てのキャラクタが集合して構成されるEPG(Electroni
c Program Guide)と呼ばれる電子番組ガイドを表示する
ようになされており、これによりユーザは数百チャンネ
ルもの番組の中から所望の番組を容易に選択し得るよう
になされている。
【0006】このようにIRDにおいては、選択された
所望の番組映像をモニタで視聴している最中に、リモー
トコマンダによって所望の入力キーが押下された場合に
当該入力キーに対応した応答情報でなるOSDをモニタ
に表示するようになされている。
【0007】この場合ユーザは、リモートコマンダの入
力キーを押下したときに速やかな反応でOSDがモニタ
に表示されるときには不安を感じることはないが、瞬時
にOSDが表示されないときには不安を感じて入力キー
を再度押下してしまうことが起こり得る。従ってIRD
は、ユーザに入力キーを再度押下させることがないよう
にリモートコマンダの入力キーが押下されたことを検出
すると、OSDを生成して速やかにモニタに表示するよ
うになされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
IRDにおいては、OSDの表示形態に関してはデザイ
ンや見易さやが十分に考慮されているが、例えばOSD
をモニタに表示するときの表示方法については何も考慮
されていない。すなわちIRDにおいては、ユーザに不
安を感じさせないように入力キーの押下に対してOSD
を瞬間的に表示画面上に登場させるような表示方法が採
られているために、急激な画面変化を起こしてモニタを
視聴しているユーザに不快感を与えてしまうという問題
があった。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、表示効果を持たせた所定の方法で操作キーの操作に
応答する応答情報を表示し得る情報表示方法、情報表示
装置及び受信表示装置を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、操作キーの操作に応答する応答情
報を表示画面に表示する場合、操作キーの操作に応じて
応答情報を序々に表示又は消去させることにより、表示
画面に表示する応答情報の明瞭さを操作キーが操作され
たときから次第に変化させることができるので、ユーザ
に対して安心感と快適さを表示効果として与えることが
できる。
【0011】また本発明においては、受信した放送波を
復調することにより得られる所望チャンネルの放送映像
を外部の表示手段に表示する受信表示装置において、放
送波を受信して復調することにより所望チャンネルの放
送データを得る受信復調手段と、放送データの中から抽
出して操作キーに応じた応答情報を生成する応答情報生
成手段と、操作キーによる入力のタイミングに基づいて
応答情報を放送映像に重ねた状態で序々に表示又は消滅
させる表示制御手段とを設けることにより、放送映像に
重ねて表示する応答情報の明瞭さを操作キーが操作され
たときから次第に変化させることができるので、放送映
像を試聴しているユーザに対して急激な画面変化の印象
を与えることなく安心感と快適さを表示効果として与え
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0013】図1において、1は全体としてディジタル
衛星放送を受信する受信システムを示し、放送衛星(図
示せず)から送られてくる衛星波をパラボラアンテナ2
を介して受信し、リモートコマンダ5から送信されてく
る命令信号S50に基づいて選局された所望チャンネル
の番組を受信表示装置としてのIRD(Integrated Rece
iver/Decoder) 3によって復号してモニタ4の画面上に
表示するようになされている。
【0014】このIRD3は、図2に示すような操作パ
ネル10を有し、IRD3の電源をオン又はオフするた
めの電源ボタン11と、スクランブルを解除する暗号解
読用の暗号キー情報が格納されたIC(Integrated Circ
uit)カードを差し込むためのICカード差し込み口12
と、選択したチャンネル番号や各種表示を行うフロント
パネル13と、モニタ4に表示されたカーソルを移動し
て決定する際に用いられるアップキー14、ダウンキー
15、レフトキー16、ライトキー17及び決定キー1
8と、放送サービス事業者を選択するためのネットワー
ク切換キー19と、メニュー画面を表示又は表示消去す
るためのメニューキー20と、一週間分の番組表を表示
又は表示消去するための週間EPGキー21と、チャン
ネル番号のアップ又はダウンを行うためのチャンネルダ
ウンキー22及びチャンネルアップキー23と、日付の
入力又は番組ジャンル別の番組表を表示又は表示消去す
るための日付/ジャンルキー24と、リモートコマンダ
5から送信されてくる赤外線信号を受光するリモートコ
マンダ信号受光部25とが設けられている。
【0015】IRD3では、操作パネル10に設けられ
た各種入力キーを用いてチャンネルの選択やメニュー画
面に応じた操作を行うようになされていると共に、同様
の操作をリモートコマンダ5(図1)を操作した場合に
おいても実行し得るようになされている。
【0016】このようなIRD3における操作パネル1
0のリモートコマンダ信号受光部25に赤外線信号を送
信するリモートコマンダ5は、図3に示すように操作部
51を有し、IRD3及びモニタ4の電源をそれぞれオ
ン又はオフするための電源キーK1及びテレビ電源キー
K2と、音声を消音又は消音解除するための消音キーK
3と、モニタ4の入力系統を切り換えるための入力切換
キーK4と、モニタ4の受信チャンネル(地上波テレビ
ジョン)を選局するためのテレビチャンネルアップダウ
ンキーK5と、放送サービス事業者を選択するための衛
星選択キーK6と、0〜9の各数字を入力するためのテ
ンキーK7と、IRD3の各種設定等を行うメニュー画
面をモニタ4に表示及び表示消去するためのメニューキ
ーK10とが設けられている。
【0017】また操作部51には、モニタ4にディジタ
ル衛星放送システムが配信している各チャンネルの番組
内容説明を表示又は表示消去するための番組説明キーK
11と、ディジタル衛星放送システムが配信している各
チャンネルの画面を一覧表示するプロモーションチャン
ネルを表示するためのプロモキーK12と、好みリスト
に登録されているユーザ所望のチャンネルを一覧表示す
るための好み一覧キーK13と、ユーザがIRD3にお
いて選局予約した番組を一覧表示するための予約一覧キ
ーK16と、衛星テレビジョン放送と衛星ラジオ放送と
を切り換えるためのラジオ切換キーK17とが設けられ
ている。
【0018】さらに操作部51には、現在選局している
チャンネルについての各種データを表示又は表示消去す
るための現在番組表キーK18と、日付を入力するため
の日付キーK19と、一週間の番組表を表示又は表示消
去するための週間番組表キーK20と、番組ジャンル別
の番組表を表示又は表示消去するためのジャンルキーK
21と、モニタ4に表示されるカーソルを上下左右に移
動するためのカーソルキーK22と、音量又はチャンネ
ル番号を増減するための音量アップダウンキーK23及
びチャンネルアップダウンキーK24とが設けられてい
る。
【0019】このようなリモートコマンダ5において操
作部51のいずれかの入力キーが押下された場合、リモ
ートコマンダ5は押下された入力キーに応じた命令信号
S50を赤外線光に重畳し、これをリモートコマンダ信
号発信部K25からIRD3のリモートコマンダ信号受
信部25に対して送信するようになされている。
【0020】IRD3は、図4に示すようにリモートコ
マンダ信号受信部25で受信した赤外線光に重畳された
命令信号S50を電気信号に変換し、これを命令信号S
51としてフロントパネルマイコン61を介してCPU
(Central Processing Unit)62に送出する。
【0021】CPU62は、EEPROM(Electricall
y Erasable Read Only Memory)64に格納されているプ
ログラムに基づいて電源立ち上げ時に所定のOS(Opera
tingSystem)を起動してIRD3全体の動作を制御する
ようになされており、送られてきた命令信号S51を解
析してリモートコマンダ5からの命令を認識すると、不
揮発性のフラッシュメモリ63から所定のプログラムを
読み出し、当該プログラムに応じてリモートコマンダ5
からの命令に応じた各種処理を開始する。
【0022】例えば、ユーザによってリモートコマンダ
5のチャンネルアップダウンキーK24又はテンキーK
7が操作されて受信チャンネルが選局されると、CPU
62はこれに応じたチャンネル選択信号S52を受信復
調手段としてのチューナ66に送出する。チューナ66
は、チャンネル選択信号S52に応じた放送波S53を
受信復調手段としてのQPSK(Quadrature Phase Shif
t Keying) 復調回路67に送出する。
【0023】QPSK復調回路67は、放送波S53を
QPSK復調することにより、受信データストリームS
54を生成し、これをエラー訂正回路68に送出する。
エラー訂正回路68は、受信データストリームS54に
対して所定の誤り訂正処理を施した後、これを受信デー
タストリームS55としてデスクランブラ69に送出す
る。
【0024】IRD3は、ICカード差し込み口12
(図2)から差し込まれたICカード70に格納されて
いる契約チャンネルの暗号キー情報S56をICカード
インターフェース71を介して読み取り、当該暗号キー
情報S56をデスクランブラ69に送出する。
【0025】デスクランブラ69は、暗号キー情報S5
6に基づいて受信データストリームS55のうち契約チ
ャンネルの多重化データS57を取り出してデマルチプ
レクサ72に送出する。
【0026】デマルチプレクサ72は、多重化データS
57を一旦DRAM(Dynamic Random Access Memory)7
3に格納し、当該DRAM73上で多重化データS57
を各チャンネル毎に並び換え、ユーザによって指定され
たチャンネルの番組データを取り出し、その番組データ
のデータストリームS58をMPEG(Moving Picture
Experts Group)ビデオデコーダ74に送出する。
【0027】MPEGビデオデコーダ74は、データス
トリームS58のうち映像部分のパケットからなるビデ
オストリームをデコードすることにより圧縮符号化前の
ビデオデータS59を復元し、これをNTSC(Nationa
l Television System Committee)エンコーダ76に送出
すると共に、データストリームS58のうち音声部分の
パケットからなるオーディオストリームをデコードする
ことにより、圧縮符号化前のオーディオデータS60を
復元し、これをディジタル/アナログコンバータ77に
送出する。
【0028】NTSCエンコーダ76は、ビデオデータ
S59をNTSC方式の輝度信号及び色差信号に変換
し、これをディジタルアナログ変換処理することにより
アナログのビデオ信号S61に変換し、これをモニタ4
(図1)に番組映像として出力する。
【0029】ディジタル/アナログコンバータ77は、
オーディオデータS60をアナログ信号化することによ
りオーディオ信号S62を生成し、これをモニタ4のス
ピーカ(図示せず)を介して番組音声として出力する。
【0030】なおIRD3は、外部機器(図示せず)を
制御する場合には外部機器制御マイコン78を介して制
御信号を外部に出力し、またユーザが試聴した番組に対
する課金情報等についてはモデム79を介して放送局等
に送信するようになされている。
【0031】ところでリモートコマンダ5の操作部51
(図2)に設けられた現在番組表キーK18がユーザに
よって押下された場合、リモートコマンダ5はOSDと
しての応答情報が集合してなるEPG画面を表示するた
めの命令信号S50をリモートコマンダ信号受信部25
に送信する。
【0032】リモートコマンダ信号受信部25は、命令
信号S51をフロントパネルマイコン61を介して認識
手段としてのCPU62に送出する。CPU62は、図
5に示すように命令信号S51を解析してEPG画面の
生成を指示するためのOSD生成指示信号S71を生成
し、これをデマルチプレクサ72及びMPEGデコーダ
74のホストインターフェース74Aに送出する。
【0033】MPEGデコーダ74のホストインターフ
ェース74Aはマイクロコンピュータを有しており、O
SD生成指示信号S71に基づいてオーディオデコーダ
74B、ビデオデコーダ74C、グラフィックスユニッ
ト74D、SDRAMアクセスユニット74E及びミキ
サ74Fを制御し、番組映像に重ねてEPG画面を表示
するための処理を施すようになされている。
【0034】デマルチプレクサ72は、DRAM73に
格納された多重化データS57を各チャンネル毎に並び
換え、ユーザに指定されたチャンネルの番組データのデ
ータストリームS58のうちビデオストリームS58A
をMPEGビデオデコーダ74のビデオデコーダ74C
に送出すると共に、オーディオストリームS58Bをオ
ーディオデコーダ74Bに送出する。
【0035】またデマルチプレクサ72は、OSD生成
指示信号S71に基づいて記憶手段としてのDRAM7
3に格納した多重化データS57のうちEPG画面を構
成するパケットからなるEPGデータストリームS72
を読み出し、これをMPEGデコーダ74のグラフィッ
クスユニット74Dに送出する。
【0036】応答情報生成手段としてのグラフィックス
ユニット74Dは、SDRAMアクセスユニット74E
を介してEPGデータストリームS72をSDRAM(S
ynchronous Dynamic Random Access Memory)75に送出
し、当該SDRAM75上でEPGデータストリームS
72に対して所定のグラフィクス処理を施す。
【0037】実際上、表示制御手段としてのミキサ74
Eは、SDRAM75上でEPGデータストリームS7
2に対してグラフィクス処理を施す場合、EPG画面を
形成する枠のサイズ及び画面上の配置を決定し、画面の
所定部分をクリッピングして所望形状に整えた後にEP
G画面の色を決定するクロマ信号に対して所定の変換処
理を施してEPG画面データS73を生成するようにな
されている。
【0038】SDRAM75は、グラフィクス処理が施
されて生成された応答情報の集合でなるEPG画面デー
タS73をSDRAMアクセスユニット74Eを介して
グラフィックスユニット74Dに送出する。グラフィッ
クスユニット74Dは、EPG画面データS73をミキ
サ74Eに送出する。またビデオデコーダ74Cは、ビ
デオストリームS58Aをデコードすることにより生成
したビデオデータS59をミキサ74Eに送出する。
【0039】ミキサ74Eは、EPG画面データS73
とビデオデータS59とを混合して出力するが、このと
きEPG画面データS73のビデオデータS59に対す
る混合比率を所定の時間経過に応じて次第に増加させる
ようになされている。またミキサ74Eは、EPG画面
データS73によって表示されるEPG画面上のカーソ
ルのビデオデータS59に対する混合比率についても所
定の時間経過に応じて4段階ずつ増加させるようになさ
れている。
【0040】実際上MPEGデコーダ74は、ビデオデ
ータS59に対するEPG画面データS73の混合比率
を全64段階のうち離散的な16段階に分け、1秒間に
16段階ずつ次第に増加させながら混合し、これを合成
データS74として所定の信号フォーマットに変換した
後NTSCエンコーダ76に順次送出するようになされ
ている。従って合成データS74としては、EPG画面
データS73とビデオデータS59との混合比率が次第
に増加することにより、番組映像に重ねて表示されるE
PG画面の諧調が序々に濃くなるように透明度が変化す
る。
【0041】この場合図6(A)に示すように、リモー
トコマンダ5のキー操作に応じてEPG画面(破線で示
す)がモニタ4の表示画面4A上に直ちに表示される
が、このときは未だ明確に表示されているとは言えない
状態であり、ユーザにとってはEPG画面の表示が始ま
ったことが認識できる程度である。そして図6(B)に
示すように、所定時間経過後にはEPG画面(実線で示
す)がモニタ4の表示画面4A上に明確に表示されるよ
うになる。
【0042】このようにEPG画面は、リモートコマン
ダ5のキー操作に応じて直ちにモニタ4の表示画面4A
上に表示されるが、当初は表示が開始されたことを認識
できる程度であり、時間の経過と共に読み取れる程度に
明確に表示される。因みにIRD3は、EPG画面を番
組映像に重ねて表示し始めたときから、最終的に全ての
EPG画面を表示し終わるまでの時間をユーザに不快感
を与えないため約1秒間に設定している。
【0043】ところで従来のようにキー操作に応じてE
PG画面をモニタ4の表示画面4A上に瞬時に表示する
ような表示方法の場合、EPG画面データS73をSD
RAM75から読み出してミキサ74Fに転送するタイ
ミングと、モニタ4の表示画面4A上にEPG画面を表
示するタイミングとを一致させてしまうと、順次送られ
てくるEPG画面データS73を基にEPG画面が序々
に形成されていく過程の画乱れが生じたEPG画面を表
示画面4A上に表示してしまうことになる。
【0044】このために従来の表示方法の場合には、E
PG画面データS73を全てミキサ74Fに転送してE
PG画面が全て形成されたときのタイミングに合わせて
モニタ4の表示画面4A上にEPG画面を表示しなけれ
ばならなかった。この場合EPG画面が全て形成される
までモニタ4の表示画面4A上に表示するタイミングを
待つ必要があり、タイミングを合わせるための時間を要
すると共に速やかに表示することができなかった。
【0045】しかしながらMPEGデコーダ74におい
ては、ビデオデータS59との混合比率を1秒間に16
段階ずつ次第に増加させながらEPG画面データS73
を混合し、EPG画面をモニタ4の表示画面4A上にフ
ェードイン効果を持たせながら序々に明確になるように
表示するようにしたことにより、タイミング調整を行わ
なくても最初にEPG画面を生成した表示し始めの段階
ではEPG画面を明確には表示していないので、ユーザ
は画乱れが生じていることを認識できない。
【0046】従ってMPEGデコーダ74は、EPG画
面データS73を生成したタイミングで順次ミキサ74
Fに転送してモニタ4の表示画面4A上にEPG画面を
表示するだけでよく、タイミング調整を不要にすること
ができる。
【0047】続いて、IRD3のCPU62によって制
御されるEPG画面の表示処理手順について図7のフロ
ーチャートを用いて説明する。CPU62は、RT1の
開始ステップから入ってステップSP1に移る。ステッ
プSP1においてCPU62は、リモートコマンダ5の
現在番組表キーK18が押下されたことを命令信号S5
1に基づいて認識すると、次のステップSP2に移る。
【0048】ステップSP2においてCPU62は、命
令信号S51に応じたOSD生成指示信号S71を基に
DRAM73からEPGデータストリームS72を読み
出させ、次のステップSP3に移る。ステップSP3に
おいてCPU62は、SDRAM75上でEPGデータ
ストリームS72に対して所定のグラフィックス処理を
施すことによりEPG画面データS73を生成し、次の
ステップSP4に移る。
【0049】ステップSP4においてCPU62は、ビ
デオデータS59に対するEPG画面データS73の混
合比率を所定の時間内で段階的に増加させるように設定
し、次のステップSP5に移る。ステップSP5におい
てCPU62は、ステップSP4で設定した混合比率で
EPG画面データS73とビデオデータS59とを混合
してモニタ4に出力し、次のステップSP6に移って処
理を終了する。
【0050】以上の構成において、IRD3はリモート
コマンダ5のキー操作に応じてOSDの表示を開始し始
め、ユーザに不快感を与えない程度の速度でフェードイ
ンさせながら序々にOSDの表示を明確にしていく。
【0051】この場合モニタ4を見ているユーザは、リ
モートコマンダ5のキー操作に対して明確ではないなが
らもOSDの表示が速やかに開始されて序々に明確にな
っていく様子を確認することにより、キー操作が確実に
IRD3に送信されたことを認識する。
【0052】このときユーザは、OSDの表示が明確で
はないながらもキー操作に応じて速やかに開始されるの
で、不安感を感じることなくまたキー操作を繰り返すこ
ともない。またユーザは、キー操作に応じてOSDが序
々に滑らかに表示されていく様子を見ることにより、不
快感を感じることが少ない上に楽しく優しい印象を受け
る。
【0053】以上の構成によれば、IRD3はキー操作
に応じてOSDの表示を開始し始め、所定速度でフェー
ドインさせながらOSDの表示を明確にすることによ
り、ユーザに快適で安心感を与えるような表示効果を与
えることができる。
【0054】なお上述の実施の形態においては、EPG
画面の諧調を次第に変化させて表示画面4Aに表示する
ことにより表示効果を与えるようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、図8に示すように、表
示画面4A上のエリア1からエリア8へと次第にフェー
ドインしながら段階的に表示するようにしたり、また左
から右へ向かってフェードインしたり、左右から中央に
向かってフェードインするような表示効果を与えるよう
にしても良い。この場合にも、上述の実施の形態と同様
の効果を得ることができる。
【0055】この場合EPG画面をエリア1からエリア
8までのエリア毎に表示していたのではエリアの個数分
だけフェードインする時間を要するので、全体として滑
らかにフェードインするような表示にはならない。そこ
で全てのエリア1〜8のEPG画面データS73を生成
した後に一度に合成して出力することにより、番組映像
の上に重ねた状態でEPG画面をエリア1からエリア8
へと継ぎ目を感じさせないようにフェードインしながら
滑らかに表示し得るようになされている。
【0056】また上述の実施の形態においては、EPG
画面を番組映像に重ねてフェードインしながら表示する
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、既に番組映像に重ねて表示されているEPG画面を
フェードアウトしながら表示消去するようにしても良
い。
【0057】さらに上述の実施の形態においては、EP
G画面をフェードインさせながら表示するようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、メニュー
画面や音量表示をフェードインさせながら表示するよう
にしても良い。
【0058】さらに上述の実施の形態においては、EP
G画面を1秒間に16段階ずつフェードインさせながら
表示するようにした場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、ユーザに不快感や不安感を与えない速度で
あれば他の種々の段階ずつフェードインさせながら表示
するようにしても良い。
【0059】さらに上述の実施の形態においては、EP
G画面を番組映像の上に重ねた状態で表示するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、何も
表示されていない表示画面4A上にフェードインさせな
がら表示するようにしても良い。
【0060】さらに上述の実施の形態においては、リモ
ートコマンダ5の入力キーの押下に応じてEPG画面を
モニタ4の表示画面4A上に表示するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、操作パネル1
0上に設けられた各種入力キーの押下に応じた所定のO
SDをモニタ4の表示画面4A上に表示するようにして
も良い。
【0061】さらに上述の実施の形態においては、通信
衛星を介して送られてくる放送波を受信するIRD3に
本発明を適用するようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、例えば地上波放送を受信して放送
映像を表示する受信表示装置に本発明を適用するように
しても良い。
【0062】さらに上述の実施の形態においては、認識
手段としてのCPU62、応答情報生成手段としてのグ
ラフィックスユニット74D、表示制御手段としてのミ
キサ74Fとによって情報表示装置を形成するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は
操作キーによる入力を認識し、当該認識した操作キーに
応じた応答情報を生成し、操作キーによる入力のタイミ
ングに基づいて応答情報を序々に表示又は消滅させるよ
うにすれば他の種々の認識手段、応答情報生成手段及び
表示制御手段によって情報表示装置を形成するようにし
ても良い。
【0063】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、操作キー
の操作に応答する応答情報を表示画面に表示する場合、
操作キーの操作に応じて応答情報を序々に表示又は消去
させることにより、表示画面に表示する応答情報の明瞭
さを操作キーが操作されたときから次第に変化させるこ
とができるので、ユーザに対して安心感と快適さを表示
効果として与えることができ、かくして表示効果を持た
せた所定の方法で操作キーの操作に応答する応答情報を
表示し得る情報表示方法及び情報表示装置を実現でき
る。
【0064】また本発明によれば、受信した放送波を復
調することにより得られる所望チャンネルの放送映像を
外部の表示手段に表示する受信表示装置において、放送
波を受信して復調することにより所望チャンネルの放送
データを得る受信復調手段と、放送データの中から抽出
して操作キーに応じた応答情報を生成する応答情報生成
手段と、操作キーによる入力のタイミングに基づいて応
答情報を放送映像に重ねた状態で序々に表示又は消滅さ
せる表示制御手段とを設けることにより、放送映像に重
ねて表示する応答情報の明瞭さを操作キーが操作された
ときから次第に変化させることができるので、放送映像
を試聴しているユーザに対して急激な画面変化の印象を
与えることなく安心感と快適さを表示効果として与える
ことができ、かくして表示効果を持たせた所定の方法で
操作キーに応答する応答情報を表示し得る受信表示装置
を提案しようとするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル衛星放送受信システムの構成を示す
ブロック図である。
【図2】操作パネルの構成を示す略線図である。
【図3】リモートコマンダの操作部を示す略線図であ
る。
【図4】IRDの回路構成を示すブロック図である。
【図5】MPEGデコーダの構成を示すブロック図であ
る。
【図6】EPG画面の表示効果の説明に供する略線図で
ある。
【図7】EPG画面の表示処理手順を示すフローチャー
トである。
【図8】他の実施の形態におけるEPG画面の表示効果
の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1……ディジタル衛星放送受信システム、2……パラボ
ラアンテナ、3……IRD、4……モニタ、5……リモ
ートコマンダ、K18……現在番組表キー、62……C
PU、66……チューナ、67……QPSK復調回路、
72……デマルチプレチサ、73……DRAM、74…
…MPEGデコーダ、74D……グラフィックスユニッ
ト、74F……ミキサ、75……SDRAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/03 7/035

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作キーの操作に応答する応答情報を表示
    画面に表示する情報表示方法において、 上記操作キーの操作に応じて上記応答情報を序々に表示
    又は消去させることを特徴とする情報表示方法。
  2. 【請求項2】上記情報表示方法は、 上記操作キーの操作に応じて上記応答情報の一部だけを
    明瞭に表示した後、上記応答情報の残りの部分を序々に
    表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報表示
    方法。
  3. 【請求項3】上記情報表示方法は、 上記操作キーの操作に応答して生成される上記応答情報
    を上記生成順に順次表示することを特徴とする請求項1
    に記載の情報表示方法。
  4. 【請求項4】上記情報表示方法は、 上記表示画面で上記応答情報を所定の映像上に重ねて表
    示することを特徴とする請求項1に記載の情報表示方
    法。
  5. 【請求項5】操作キーの操作に応答する応答情報を表示
    画面に表示する情報表示装置において、 上記操作キーの操作による入力を認識する認識手段と、 上記操作キーに応じた上記応答情報を生成する応答情報
    生成手段と、 上記操作キーによる入力のタイミングに基づいて上記応
    答情報を序々に表示又は消滅させる表示制御手段とを具
    えることを特徴とする情報表示装置。
  6. 【請求項6】上記表示制御手段は、 上記操作キーの操作に応じて上記応答情報の一部だけを
    明瞭に表示した後、上記応答情報の残りの部分を序々に
    表示させることを特徴とする請求項5に記載の情報表示
    装置。
  7. 【請求項7】上記表示制御手段は、 上記操作キーの操作に応答して生成される上記応答情報
    を上記生成順に順次表示することを特徴とする請求項5
    に記載の情報表示装置。
  8. 【請求項8】上記表示制御手段は、 上記表示画面で上記応答情報を所定の映像上に重ねて表
    示することを特徴とする請求項5に記載の情報表示装
    置。
  9. 【請求項9】受信した放送波を復調することにより得ら
    れる所望チャンネルの放送映像を外部の表示手段に表示
    する受信表示装置において、 上記放送波を受信して復調することにより上記所望チャ
    ンネルの放送データを得る受信復調手段と、 上記放送データの中から抽出して上記操作キーに応じた
    応答情報を生成する応答情報生成手段と、 上記操作キーによる入力のタイミングに基づいて上記応
    答情報を上記放送映像に重ねた状態で序々に表示又は消
    滅させる表示制御手段とを具えることを特徴とする受信
    表示装置。
  10. 【請求項10】上記表示制御手段は、 上記操作キーの操作に応じて上記応答情報の一部だけを
    明瞭に表示した後、上記応答情報の残りの部分を序々に
    表示させることを特徴とする請求項9に記載の受信表示
    装置。
  11. 【請求項11】上記表示制御手段は、 上記操作キーの操作に応答して生成される上記応答情報
    を上記生成順に順次表示することを特徴とする請求項9
    に記載の受信表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002344834A (ja) * 2001-05-16 2002-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル放送対応受信端末装置
KR100380345B1 (ko) * 2000-09-20 2003-04-11 삼성전자주식회사 텔레비전의 오에스디 구성 방법 및 전자프로그램 가이드 구성방법
JP2009223412A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 I L C:Kk ソフトウェア検証支援装置、ソフトウェア検証支援方法、およびソフトウェア検証支援プログラム
JP2010140458A (ja) * 2008-03-19 2010-06-24 Denso Corp 表示方法、表示装置、及び操作入力装置

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