JP2000213301A - 高効率タ―ビン - Google Patents

高効率タ―ビン

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JP2000213301A
JP2000213301A JP11046895A JP4689599A JP2000213301A JP 2000213301 A JP2000213301 A JP 2000213301A JP 11046895 A JP11046895 A JP 11046895A JP 4689599 A JP4689599 A JP 4689599A JP 2000213301 A JP2000213301 A JP 2000213301A
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JP
Japan
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annular
turbine
rotor
working fluid
annular groove
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JP11046895A
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English (en)
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Takeshi Hatanaka
武史 畑中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】タービン内で作動流体の流路における背圧の上
昇を防止することにより流量当たりの出力・効率を飛躍
的に向上させた高効率タービンを提供することを目的と
する。 【構成】インレット(12)およびアウトレット(1
4)を有するハウジング(24)内にステータ(60)
を支持し、ステータに対向してタービンロータ(30)
を配置し、タービンロータに環状駆動部(42b、44
b)と環状溝(54)を形成し、環状溝にステータの案
内羽根(60b)を配置して、環状溝の作動流体を環状
動翼部の方向に転向させる構成とすることにより、ター
ビンロータの反トルクを最少とし、作動流体の背圧を少
なくして、タービンの高効率化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はタービンに関し、とく
に、水車、蒸気タービンおよびガスタービンに利用可能
なタービンに関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5,385,446号および
同第5,624,235号に代表的な蒸気タービンが開
示されている。これらタービンにおいて、静翼と動翼が
軸方向に多段列にて配置されていて、作動流体は軸方向
に流される。一般的に動翼は凸形の羽根外面(背面)と
凹形羽根内面を備え、羽根内面に作動流体を衝突させて
正トルクを発生させるようになっている。このとき、背
面は軸方向に流れる作動流体に衝突して動翼の回転方向
に反作用(負トルク)が発生するため、出力軸には正負
トルクで相殺された回転トルクが発生する。しかも、こ
の種タービンは高速回転するため、タービンロータの周
速が早くなり、このときハウジング内で羽根と流体と一
体になった強大な流体の壁や強大な遠心力が発生して、
作動流体は軸流方向に流れ難くなり、タービン効率が低
下する。さらに、ハウジングとタービンロータの羽根と
の間には多数のスペースが存在し、これらスペースから
未利用の作動流体が動翼に衝突せずに流出するため、単
位流量当たりの出力・効率が悪化する。このため、使用
流体のボリュームが増大してエネルギーコスト増の原因
となり、しかも、タービンが大型化し、製造コストが高
くなっていた。
【0003】来国特許第5,071,312号にはステ
ータの周方向に多数の静翼を形成し、これに対向してロ
ータの周方向に多数の動翼を形成したタービンが開示さ
れている。このタービンにおいて、ロータの動翼の背面
は半径方向に流れる作動流体に衝突するため、前述の反
トルクがロータに作用し、ロータの出力が低くなる。ま
た、タービン構造が複雑で製造コストが高い。
【0004】特開平4−81,502号にはロータの外
周に仕切りを設けて周方向の流路を形成したタービンが
開示されている。このタービンにおいて、流路内に直
接、多数の羽根が配置されている。これら羽根は作動流
体の流れ方向に交差するように延びているため、作動流
体が羽根に衝突した時に大きな乱流が発生して流路内を
作動流体が流れ難くなる。このとき、ロータの回転が早
くなるとロータの周速が上昇してロータの羽根と作動流
体が一体となって流路に強大な流体の壁が発生し、ター
ビン効率が著しく悪化する。タービンの供給ノズルと排
出口の間には何等、作動流体の強制的な排出手段がない
ため、作動流体は流路内に滞留する傾向が強くなり、そ
の分流路の背圧が高くなってタービン効率が悪くなる。
しかも、羽根はロータの外周に半径方向に延びるように
配置されているため、羽根の剛性が低く、このため、タ
ービン構造が全体的に大きくなり、製造コストも高くな
る欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を解
消するもので、小形軽量、低コストの高効率タービンを
提供することを目的とする。
【0006】本発明の他の目的は小型機から大容量機ま
で利用可能な高効率タービンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、ター
ビンが(a)作動流体を導入するためのインレットと作
動流体を排出するためのアウトレットを有するハウジン
グと; (b)ハウジング内に配置されているステータ手段と; (c)ハウジングに回転可能に収納されたタービンロー
タとを備え; (d)タービンロータが環状動翼部とこれと隣接して形
成されていてインレットおよびアウトレットに連通する
環状溝を備え、環状動翼部が環状溝に対面している環状
リング面とその内側で周方向に間隔をおいて形成された
複数の羽根部を備え; (e)ステータ手段が環状溝に延びていて環状溝の作動
流体を環状動翼部の羽根部に指向させる案内羽根を有す
る、ことにより達成される。
【0008】本願第2の発明は、タービンが(a)作動
流体を導入するためのインレットと作動流体を排出する
ためのアウトレットを有するハウジングと; (b)ハウジング内に配置されているステータ手段と; (c)ハウジングに回転可能に収納されたタービンロー
タとを備え; (d)タービンロータが軸方向に間隔をおいて配置され
た一対の環状動翼部と環状動翼部間に形成されていてイ
ンレットおよびアウトレットに連通する環状溝を備え、
各環状動翼部が環状溝に対面している環状リング面とそ
の内側で周方向に間隔をおいて形成された複数の羽根部
を備え; (e)ステータ手段が環状溝に延びていて環状溝の作動
流体を一対の環状動翼部の両羽根部に指向させる複数の
案内羽根を有する、ことにより達成される。
【0009】本願第3の発明は、タービンが(a)前段
および後段に作動流体を導入するための第1および第2
インレットと、前段および後段から作動流体を排出する
ための第1および第2アウトレットを有するハウジング
と; (b)ハウジング内に配置されている前段および後段用
ステータ手段と; (c)前段および後段用ステータ手段の内側に回転可能
に収納された前段用および後段用タービンロータとを備
え; (d)各タービンロータが一対の環状動翼部とその間に
形成されていてインレットおよびアウトレットに連通す
る環状溝を備え; (e)前段および後段用ステータ手段がそれぞれ前段用
および後段用タービンロータの環状溝に延びていて環状
溝の作動流体を環状動翼部の方向に指向させる複数の案
内羽根を有することにより達成される。
【0010】本願第4の発明は、タービンが(a)第1
および第2方向に作動流体をそれぞれ供給する第1およ
び第2インレットと、作動流体を排出するための第1お
よび第2アウトレットを有するハウジングと; (b)ハウジング内に配置されている第1ステータ手段
および第2ステータ手段と: (c)ハウジング内に回転可能に配置された第1および
第2タービンロータと; (d)第1および第2タービンロータにそれぞれ連結さ
れていてそれぞれ第1および第2方向に回転する第1お
よび第2出力軸とを備え; (e)各タービンロータが環状溝とその両側に形成され
た環状動翼部を備え; (f)第1および第2タービンロータの環状動翼部が第
1および第2タービンロータをそれぞれ第1および第2
方向に駆動するための複数の羽根部を備え; (g)第1および第2ステータ手段がそれぞれ第1およ
び第2タービンロータの環状溝に配置された第1および
第2案内羽根を備え、第1および第2案内羽根が作動流
体を第1および第2方向に転向させるための案内面を有
することにより達成される。
【0011】
【作用】本発明の高効率タービンにおいて、ハウジング
内にタービンロータを回転可能に収納し、タービンロー
タに作動流体の流路として機能する環状溝と環状動翼部
を形成することにより、流路内の作動流体の障害物を排
除して流体を流れ易くし、作動流体の背圧を最少限と
し、しかも、未利用作動流体が発生しないように流路内
の作動流体を全量環状動翼部に衝突させるようにして、
タービン効率を飛躍的に向上させ、小形軽量化、低コス
ト化を図るようにしたものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例について図面
を用いて詳細に説明する。図1、2において、高効率タ
ービン10は前段用のインレット12およびアウトレッ
ト14、中段用のインレット16およびアウトレット1
8、および後段用のインレット20およびアウトレット
22を有するハウジング24を備える。インレット1
6、18、20は作動流体をハウジング24に供給し、
アウトレット14、18、22はハウジング24から作
動流体を排出する。図2に示す如く、前段のアウトレッ
ト14は中段のインレット16に接続され、中段のアウ
トレット18は後段のインレット20に接続され、作動
流体は前段、中段、後段にて順次膨張され、膨張した流
体はアウトレット22を介して次工程へ排出される。ハ
ウジング24内にはタービンロータ26が出力軸28に
連結されて回転可能に収納される。タービンロータ26
は軸方向に徐々に外径が大きくなっている第1、第2、
第3ロータデイクス30、32、34から構成され、こ
れらは出力軸28上でフランジ36および押えリング3
8により固定され、フランジ36および押えリング38
は連結ボルト40で固定されている。第1ロータデイス
ク30は分割された中央デイスク部42、44からな
り、中央デイスク部42、44の外周にはそれぞれ軸方
向に延びる環状ロータリング42a、44aと、環状動
翼部42b、44bおよび環状溝54が形成されてい
る。環状動翼部42b、44bは軸方向に間隔をおいて
配置されていて、それぞれ環状溝54に対面する環状リ
ング面42b’、44b’を有する。環状動翼部42
b、44bはそれぞれ環状リング面42b’、44b’
の内側において周方向に等間隔で形成された複数の羽根
部42b″、44b″を備える。図3に示すように、羽
根部42b″、44b″の各々は環状溝54に対して鋭
角の入力角αで延びる入口縁Aと、入口縁Aに連続して
いて作動流体の運動エネルギーを受ける曲面状作用面B
と、出口縁Cとを備え、出口縁Cは入口縁Aより大きい
鋭角θを有し、これにより作用面Bに衝突した作動流体
を環状溝54にスムーズに還流させて主流と合流させる
ようになっている。
【0013】図1、2に戻って、第2ロータデイクス3
2は分割された中央デイスク部46、48と、環状ロー
タリング46a、48aと、環状動翼部46b、48b
と、環状溝56を備える。同様に、第3ロータデイスク
34は分割された中央デイスク部50、52と、環状ロ
ータリング50a、52aと、環状動翼部50b、52
bと、環状溝58を備える。第2、第3ロータデイスク
32、34は図3と同様の羽根部46b″、48b″、
50b″、52b″を備える。第1〜第3ロータデイス
ク30、32、34の環状溝54、56、58は軸方向
において順次、流路断面積が大きくなっていて、しか
も、流路に障害物がないため、作動流体の背圧を少なく
している。
【0014】図2において、第1〜第3ロータデイスク
30、32、34の環状溝54、56、58の外周を密
閉するように前段、中段、後段用のステータ60、6
2、64がハウジング24内に配置される。ステータ6
0、62、64はそれぞれ外径が順次大きくなっている
環状ステータリング60a、62a、64aを備え、こ
れらはハウジング24内に適当な手段で固定支持されて
いる。環状ステータリング60a、62a、64aはそ
れぞれ環状溝54、56、58の中央部に半径方向にお
いて延びる複数の案内羽根60b、62b、64bを備
える。図3に示すように、案内羽根60bはロータデイ
スク30の羽根部のピッチPより大きなピッチP
間隔で周方向配置されていて、羽根部の入口縁Aとほぼ
平行に延びる案内面Dを有する。このため、作動流体は
案内面Dによって同時にロータデイスク30の複数の羽
根部42b″、44b″に案内される。羽根部42
b″、44b″はタービンロータ30のコギングを防ぐ
ため周方向において互いに半ピッチづつ位相がずれるよ
うに配列されている。案内羽根62b、64bも案内羽
根60bと同様に構成される。環状ステータリング60
a、62a、64aとロータデイスク30、32、34
の外周との間にはラビリンスシール60c、62c、6
4cが配置され、これにより環状溝54、56、58か
らの作動流体の漏れが防止されている。
【0015】図1に戻って、前段ステータ60の環状ス
テータリング60aにはインレット12とアウトレット
14との中間位置に案内片66が支持されており、この
案内片66は環状溝54に嵌め込まれていて環状溝54
に残留する作動流体を強制的にアウトレット14へ排除
する役目を有する。案内片66はインレット12の内面
から環状溝54の一端の接線方向に延びる導入面66a
と、環状溝54の他端に配置されて作動流体をアウトレ
ット14に強制的に排出させる曲面状案内面66bを備
える。案内片66の中央部近辺と環状溝54の底部との
間にラビリンスシール68が設けられ、インレット12
とアウトレット14間を流体的に分離している。図2に
は図示されていないが、中段用ステータ62および後段
用ステータ64も上述したような案内片を備えている。
【0016】図4は本発明の第2実施例による高効率タ
ービンを示し、図1〜図3と同一部品には同一符号が用
いられる。図4において、タービン70は反時計方向
(図1参照)に作動流体を供給するためのインレット1
2と、作動流体を排出するためのアウトレット14およ
び時計方向に作動流体を導入するためのインレット16
および流体を排出するためのアウトレット18を有する
ハウジング24を備える。アウトレット14はインレッ
ト16に連通している。タービン70は、さらに、第
1、第2出力軸72、74にそれぞれ固定支持された第
1、第2タービンロータ30,32とステータ60、6
2を備える。第1出力軸72はフランジ72aを有し、
これに対してボルト76によりロータデイスク42、4
4が連結される。同様に、出力軸74はフランジ74a
を有し、これに対してフランジ78およびボルト80に
よってロータデイスク46、48が固定される。第2出
力軸74は中空軸からなり、これにより第1出力軸72
がベアリング84,86を介して回転可能に支持され
る。第1出力軸72の左端部および第2出力軸74の外
周はハウジング24に支持されたベアリング88、90
により支持される。図4において、時計方向駆動部94
を構成するタービンロータ32の羽根部46b″、48
b″およびステータの案内羽根62bは反時計方向駆動
部92を構成するタービンロータ30の羽根部42
b″、44b″およびステータの案内羽根60bとは反
対方向、すなわち、時計方向に第2出力軸74を駆動す
るように配列される。上記構造において、第1インレッ
ト12および第2インレット16から環状溝54,56
にそれぞれ反時計方向および時計方向に作動流体が供給
されると、第1、第2タービンロータ30、32はそれ
ぞれ反時計方向および時計方向に駆動される。このた
め、第1、第2出力軸72、74は、ギヤ手段を用いる
ことなく、低速、高トルクでそれぞれ矢印CCW、CW
で示される方向に回転される。したがって、タービン7
0はジャンボジェット機の二重反転ターボプロップや、
ヘリコプターのプロペラもしくは船舶の二重反転プロペ
ラ等の駆動用に適する。この場合、米国特許第5,79
5,200号に開示されたような複雑なギヤ反転機構が
不要となり、種々のメリットがある。
【0017】上記説明において、ステータがハウジング
とは独立した部品として例示されたが、これらを一体に
形成し、ハウジングにステータの案内羽根を着脱可能に
取り付けても良い。なお、タービンロータの環状動翼部
は半径方向に延びるものとして図示されたが中央デイス
ク部から軸方向に延びるように変形しても良い。また、
タービンは単段式にしても良い。
【0018】以上説明したように、本発明の高効率ター
ビンにおいてタービンロータに環状動翼部と環状溝を採
用することにより、環状溝において羽根等の障害物を排
除したため、環状溝内の背圧を極めて低レベルに維持
し、作動流体は環状溝内を周方向に通過しながら環状動
翼部の多数の羽根に直接、同時に衝突するようにしたた
め、タービン効率が飛躍的に向上する。羽根部は環状動
翼部内に形成されているため、羽根は頑丈で剛性、耐久
性に富んでいる。しかも、タービンの構造が簡単なた
め、タービンの小形軽量化、低コスト化が可能となり、
実用上の貢献が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の望ましい実施例の高効率タービンの部
分断面図である。
【図2】図1のII−II線から見た部分断面図であ
る。
【図3】図2のタービンロータとステータとの位置関係
を示す図である。
【図4】本発明による望ましい他の実施例によるタービ
ンの部分断面図を示す。
【符号の説明】
10 タービン 12 インレット 14 アウトレット 16 インレット 18 アウトレット 20 インレット 22 アウトレット 24 ハウジング 26 タービンロータ 28 出力軸 30 第1ロータデイスク 32 第2ロータデイスク 34 第3ロータデイスク 36 フランジ 38 フランジ 40 連結棒 42 中央デイスク部 44 中央デイスク部 46 中央デイスク部 48 中央デイスク部 50 中央デイスク部 52 中央デイスク部 54 環状溝 56 環状溝 58 環状溝 60 前段ステータ 62 中段ステータ 64 後段ステータ 72 第1出力軸 74 第2出力軸 92 反時計方向駆動部 94 時計方向駆動部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)作動流体を導入するためのインレ
    ットと作動流体を排出するためのアウトレットを有する
    ハウジングと; (b)ハウジング内に配置されているステータ手段と; (c)ハウジングに回転可能に収納されたタービンロー
    タとを備え; (d)タービンロータが環状動翼部とこれと隣接して形
    成されていてインレットおよびアウトレットに連通する
    環状溝を備え、環状動翼部が環状溝に対面している環状
    リング面とその内側で周方向に間隔をおいて形成された
    複数の羽根部を備え; (e)ステータ手段が環状溝に延びていて環状溝の作動
    流体を環状動翼部の羽根部に指向させる案内羽根を有す
    る高効率タービン。
  2. 【請求項2】 請求項1において、各羽根部が環状リン
    グ面の内側に延びる入口縁と、入口縁に連続していて作
    動流体の衝動エネルギーを受ける作用面と、作用面の作
    動流体を環状溝に還流させる出口縁を有する高効率ター
    ビン。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、ステータ手
    段がインレットとアウトレットとの間でタービンロータ
    の環状溝に嵌められた案内片を備え、案内片が環状溝の
    作動流体をアウトレットに強制的に排出するための案内
    面を有する高効率タービン。
  4. 【請求項4】 請求項2において、羽根部の入口縁がス
    テータ手段の案内羽根の案内面とほぼ同一方向に延びて
    いる高効率タービン。
  5. 【請求項5】 (a)作動流体を導入するためのインレ
    ットと作動流体を排出するためのアウトレットを有する
    ハウジングと; (b)ハウジング内に配置されているステータ手段と; (c)ハウジング内に回転可能に収納されたタービンロ
    ータとを備え; (d)タービンロータが軸方向に間隔をおいて配置され
    た一対の環状動翼部と環状動翼部間に形成されていてイ
    ンレットおよびアウトレットに連通する環状溝を備え、
    各環状動翼部が環状溝に対面している環状リング面とそ
    の内側で周方向に間隔をおいて形成された複数の羽根部
    を備え; (e)ステータ手段が環状溝に延びていて環状溝の作動
    流体を一対の環状動翼部の両羽根部に指向させる複数の
    案内羽根を有する高効率タービン。
  6. 【請求項6】 請求項5において、各羽根部が環状リン
    グ面の内側に延びる入口縁と、入口縁に連続していて作
    動流体の衝動エネルギーを受ける作用面と、作用面の作
    動流体を環状溝に還流させる出口縁を有する高効率ター
    ビン。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、タービンロ
    ータが分割された第1および第2ロータデイスクからな
    り、各ロータデイスクが出力軸に固定された中央デイス
    ク部と、中央デイスク部の外周に形成された環状ロータ
    リングを備え、環状ロータリングが半径方向に延びる環
    状動翼部を備え、第1および第2ロータデイスクの環状
    動翼部間に環状溝が形成されている高効率タービン。
  8. 【請求項8】 請求項7において、ステータ手段が環状
    溝の半径方向外周に対向してハウジング内に配置された
    環状ステータリングを備え、環状ステータリングが半径
    方向で環状溝に延びる複数の案内羽根を備える高効率タ
    ービン。
  9. 【請求項9】 請求項7において、第1および第2ロー
    タデイスクの羽根部が周方向において互いに位相がずれ
    るように配置されている高効率タービン。
  10. 【請求項10】 請求項5において、複数の案内羽根が
    周方向に予じめ定められたピッチで配置されていて、案
    内羽根のピッチが環状動翼部の羽根部のピッチより大き
    くなっている高効率タービン。
  11. 【請求項11】 請求項6において、各羽根部の入口縁
    がステータ手段の各案内羽根とほぼ同一方向に延びてい
    る高効率タービン。
  12. 【請求項12】 請求項5において、ステータ手段がタ
    ービンロータの環状溝に嵌められた案内片を備え、案内
    片が環状溝の作動流体をアウトレットに強制的に排出す
    るための案内面を有する高効率タービン。
  13. 【請求項13】 (a)前段および後段に作動流体を導
    入するための第1および第2インレットと、前段および
    後段から作動流体を排出するための第1および第2アウ
    トレットを有するハウジングと; (b)ハウジング内に配置されている前段および後段用
    ステータ手段と; (c)前段および後段用ステータ手段の内側に回転可能
    に収納された前段用および後段用タービンロータとを備
    え; (d)各タービンロータが一対の環状動翼部とその間に
    形成されていてインレットおよびアウトレットに連通す
    る環状溝を備え; (e)前段および後段用ステータ手段がそれぞれ前段用
    および後段用タービンロータの環状溝に延びていて環状
    溝の作動流体を環状動翼部の方向に指向させる複数の案
    内羽根を有する高効率タービン。
  14. 【請求項14】 請求項13において、各ステータがイ
    ンレットとアウトレットとの間でタービンロータの環状
    溝に嵌められた案内片を備え、案内片が環状溝の作動流
    体を強制的にアウトレットに排出するための案内面を有
    する高効率タービン。
  15. 【請求項15】 請求項13または14において、各環
    状動翼部が環状溝に対面している環状リング面と、その
    内側で周方向に間隔を置いて形成された複数の羽根部を
    備える高効率タービン。
  16. 【請求項16】 請求項15において、各羽根部が環状
    リング面の内側に延びる入口縁と、入口縁に連続してい
    て作動流体の衝動エネルギーを受ける作用面と作用面の
    作動流体を環状溝に還流させる出口縁を有する高効率タ
    ービン。
  17. 【請求項17】 請求項13または14において、前段
    用および後段用タービンロータの各々が分割された第1
    および第2ロータデイスクからなり、各ロータデイスク
    が出力軸に固定された中央デイスク部と、中央デイスク
    部の外周に形成された環状ロータリングを備え、環状ロ
    ータリングが半径方向に延びる環状動翼部を備え、第1
    および第2ロータデイスクの環状動翼部間に環状溝が形
    成されている高効率タービン。
  18. 【請求項18】 請求項17において、各ステータ手段
    が環状溝の半径方向外周に対向するようにハウジング内
    に配置された環状ステータリングを備え、環状ステータ
    リングが半径方向で環状溝に延びる案内羽根を有する高
    効率タービン。
  19. 【請求項19】 請求項17において、第1および第2
    ロータデイスクの羽根部が周方向において互いに位相が
    ずれるように配置されている高効率タービン。
  20. 【請求項20】 請求項13または14において、複数
    の案内羽根が周方向に予じめ定められたピッチで配置さ
    れていて、案内羽根のピッチが環状動翼部の羽根部のピ
    ッチより大きい高効率タービン。
  21. 【請求項21】 請求項13または14において、前段
    のアウトレットが後段のインレットに接続されている高
    効率タービン。
  22. 【請求項22】 請求項13または14において、後段
    用タービンロータの環状溝が前段用タービンロータの環
    状溝よりも大きな流路断面積を有する高効率タービン。
  23. 【請求項23】 (a)第1および第2方向に作動流体
    をそれぞれ供給する第1および第2インレットと、作動
    流体を排出するための第1および第2アウトレットを有
    するハウジングと; (b)ハウジング内に配置されている第1ステータ手段
    および第2ステータ手段と; (c)ハウジング内に回転可能に配置された第1および
    第2タービンロータと; (d)第1および第2タービンロータにそれぞれ連結さ
    れていてそれぞれ第1および第2方向に回転する第1お
    よび第2出力軸とを備え; (e)各タービンロータが環状溝とその両側に形成され
    た環状動翼部を備え; (f)第1および第2タービンロータの環状動翼部が第
    1および第2タービンロータをそれぞれ第1および第2
    方向に駆動するための複数の羽根部を備え; (g)第1および第2ステータ手段がそれぞれ第1およ
    び第2タービンロータの環状溝に配置された第1および
    第2案内羽根を備え、第1および第2案内羽根が作動流
    体を第1および第2方向に転向させるための案内面を有
    する高効率タービン。
  24. 【請求項24】 請求項22において、第2出力軸が中
    空軸からなり、第1出力軸が第2出力軸により回転可能
    に支持されている高効率タービン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013048072A1 (ko) * 2011-09-30 2013-04-04 주식회사 에이치케이터빈 반작용식 터빈장치
KR101303342B1 (ko) 2011-09-30 2013-09-03 주식회사 에이치케이터빈 반작용식 터빈장치

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